ストライカー探すドルトムント、今季ブンデスリーガで大暴れのギニア代表FWに関心

2024.05.07 11:50 Tue
FWセール・ギラシーはドルトムントの有力ターゲットに
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FWセール・ギラシーはドルトムントの有力ターゲットに
ドルトムントは来シーズンに向け、ストライカーの補強に動き出しているようだ。

今シーズン、チャンピオンズリーグ(CL)で準決勝進出を果たしており、1stレグではパリ・サンジェルマン(PSG)相手にホームで白星を挙げたドルトムント。一方で、ブンデスリーガでは首位レバークーゼンに24ポイント差をつけられての5位となっており、昨シーズンは獲得寸前にまで迫っていたマイスターシャーレが遠のく結果となっている。
ドイツ『スカイ・スポーツ』によると、クラブは新シーズンに向けたスカッド強化を計画しており、特にストライカー獲得を優先したい模様。今シーズンいまだブンデスリーガで得点のないセバスティアン・アラーやベンチスタートの多いユスファ・ムココの去就は不透明となっており、即戦力の確保を望んでいるようだ。

そんなドルトムントが作成したリストの中でも、上位に位置しているのがシュツットガルトのギニア代表FWセール・ギラシー(28)。今シーズンは開幕5試合で10ゴールと大暴れの活躍を見せてその名を轟かせると、その後もコンスタントに得点を重ねブンデスリーガ26試合25ゴール2アシストと並外れた成績を残している。

現在3位につけるチームの得点源であるギラシーとシュツットガルトの契約は2026年夏まで残るが、今夏に移籍する可能性は否定できず。ギラシー自身もステップアップを希望とも報じられており、ドルトムントのほかアトレティコ・マドリーやプレミアリーグのクラブが獲得に動くと見られている。

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今季ブンデスでいまだ無得点…ドルトムントはアラーの売却を検討か

ドルトムントのコートジボワール代表FWセバスティアン・アラー(29)は、今夏に移籍する可能性があるようだ。 アラーは2022年夏に、アヤックスからドルトムントへ加入。直後に精巣がんが発覚する憂き目に遭ったが、懸命な治療の甲斐もあって快方に向かい、2023年1月に公式戦復帰を果たした。 今シーズンは開幕からチームの帯同するが、負傷やアフリカ・ネーションズカップ(CAN)への参加もあって思うような成績は残せず。母国開催のCANこそ優勝に大きく貢献したが、ドルトムントでは公式戦18試合3ゴール1アシストの成績に留まり、ブンデスリーガではいまだゴールを記録していない。 現在は左足首の負傷で離脱中のアラーだが、ドイツ『スカイ・スポーツ』によると今シーズン限りで退団の可能性がある模様。契約は2026年夏まで残るものの、ドルトムントはここまでのアラーの成績に満足していないようだ。 クラブは相応のオファーがあれば、売却の選択肢も除外しないとのこと。ただし、現時点で年俸800万ユーロ(約13億円)を受け取るコートジボワール代表FWに具体的な関心を示すクラブはなく、今夏の去就が注目されている。 2024.04.16 13:40 Tue

アラーのアトレティコ・マドリー戦欠場が確定…テルジッチ監督「2~3週間は出場できないだろう」

ドルトムントは15日、コートジボワール代表FWセバスティアン・アラーが16日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグのアトレティコ・マドリー戦を欠場することを明かした。 アラーは13日に行われたブンデスリーガ第29節のボルシアMG戦に先発出場したが、10分に左足首を負傷しFWユスファ・ムココとの交代を余儀なくされた。 ドルトムントを率いるエディン・テルジッチ監督は前日会見でアラーがアトレティコ戦を欠場することを明かした。 「残念ながらアラーはまた足首を痛めた。これから1週間は完全に休養する。土曜日に最終的な診断を下し、離脱期間を明確にする予定だ。我々としては、2~3週間は出場できないだろうと思っている」 なお、体調不良でボルシアMG戦を欠場したFWジェイドン・サンチョは、14日には同僚たちとともにピッチに戻っており、アトレティコ戦には復帰する予定だという。 2024.04.16 00:20 Tue

CLベスト4&リーグ4位フィニッシュ目指すドルトムントに痛手…負傷交代のアラーは今季終了か

ドルトムントに悪いニュースが舞い込んでいる。 今シーズンのブンデスリーガはレバークーゼンが優勝した中、ドルトムントは5位に位置。チャンピオンズリーグ(CL)出場に向けて熾烈な4位以内の争いがある中で、今シーズンのCLもベスト8に勝ち残っている。 アトレティコ・マドリーとの準々決勝を戦っている中、1stレグはアウェイで2-1と敗戦。16日にはホームにアトレティコを迎える中、13日に行われたブンデスリーガ第29節のボルシアMG戦でコートジボワール代表FWセバスティアン・アラーが10分で交代していた。 相手DFとの接触で足を負傷したアラー。ドイツ『スカイ・スポーツ』によれば、予想よりも重傷の可能性があるとのこと。CL2ndレグのアトレティコ戦の欠場は確実で、さらには今シーズンが終了する可能性もあるという。 2022年7月にアヤックスから加入したアラー。精巣ガンを患いしばらくプレーできなかったが、2022-23シーズンは途中からプレーに復帰。ここまでドルトムントでは40試合で12ゴール6アシストを記録している。 ブンデスリーガは残り5節。15日には詳しい検査結果がわかるとのことだが、CLベスト4、そして来季のCL出場を目指すチームにとっては良いニュースにはならなそうだ。 2024.04.15 15:05 Mon

敵地で敗北も終盤に大きな1ゴール、ドルトムント指揮官は「すべてオープンなままだ」

ドルトムントのエディン・テルジッチ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)での敗戦にも前向きな姿勢を示した。『UEFA.com』が伝えている。 ドルトムントは10日、敵地でのCL準々決勝1stレグでアトレティコ・マドリーと対戦。開始早々に失点を許す立ち上がりとなると、中々波に乗れないチームは追加点も奪われてハーフタイムへ。後半に入ってもチャンスを作れない苦しい時間帯が続いたが、81分に途中交代のFWセバスティアン・アラーがワンチャンスをものにして1点差とすると、そのまま1-2で試合を終えた。 敗れはしたものの、最小限の点差でホームの2ndレグに向かえることとなったテルジッチ監督は、巻き返しに強い自信を示している。 「すべてはオープンなままだ。最初の30分の我々は、十分ではなかったと思う。このレベルの戦いにおいて、多くのミスをすれば試合は終わってしまうことが多いだろう」 「しかし、我々はそれを受け入れず、そこから自分たちの力を示すことができた。今日は確かにミスが多すぎたが、それ以上に大事なのは我々が見せたリアクションにある」 「最終的に、ドローであっても不当な結果とはならなかっただろう。今は6日後に控える試合を楽しみにしている。今日は、相手が何を望んでいるのかを感じたし、我々がホームで何をすべきかも理解できた」 2024.04.11 11:10 Thu

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デ・リフトにユナイテッド注視! 現在の本人はユーロ意識も「何が起こるか見守りたい」

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