トスンの劇的弾でチェコを下したトルコが2位でGS突破!【ユーロ2024】

2024.06.27 06:10 Thu
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ユーロ2024グループF最終節のチェコ代表vsトルコ代表が26日に行われ、1-2でトルコが勝利した。

ここまで1分け1敗で3位のチェコは、ドローに終わった前節のジョージア代表戦のスタメンからシックとチェルニーをバラクとヒティルに変更した以外は同じスタメンを採用。最前線にヒティル、2シャドーにフロジェクとバラクを据えた[3-4-2-1]の布陣で試合に臨んだ。
一方、引き分け以上で決勝トーナメント進出の決まる2位トルコは、直近のポルトガル代表戦からスタメンを7人と大幅に変更。アクトゥルコールやアイハン、GKバユンドゥルらに代えてギュレルやエズジャン、GKギュノクをスタメンで起用した。

奇跡の逆転突破へ勝利が絶対条件となるチェコが積極的に攻め込むと、17分にチャンス。右サイドからロングスローをソウチェクがフリックし、最後はゴール前に抜け出したフラナーチがヘディングシュートで合わせたが、これは枠に上に外れた。

その後も主導権を握ろうと奮闘するチェコだったが、20分にアクシデント。中盤で相手選手2人に挟まれながらもボールを繋ごうとしたバラクの伸ばした足がエズジャンの右足を踏みつけてしまうと、2枚目のイエローカードで退場処分となった。
前半半ば以降は膠着状態が続いたが、前半終了間際にチェコが決定機を迎える。45分、自陣でのボール奪取からロングカウンターを仕掛けると、ドリブルで持ち上がったギュノクのラストパスをボックス左まで駆け上がったユラセクがダイレクトシュート。しかし、これは飛び出したGKギュノクのファインセーブに阻まれ、前半はゴールレスで終了した。

迎えた後半、数的優位のトルコはエズジャンを下げてアイハンを投入。すると51分、右サイドを突破したユルマズの折り返しからユルドゥズが決定機を迎えたが、シュートはGKスタニェクの好セーブ。

さらに相手DFの中途半端なクリアから波状攻撃を仕掛けると、ボックス手前のユクセクがミドルシュート。これは相手のブロックに阻まれたが、再びボールを拾ったユクセクがボックス左へラストパスを供給すると、チャノハノールが右サイドネットへダイレクトシュートを突き刺した。

待望の先制弾でここから一気にトルコのペースになると思われたが、次にスコアを動かしたのはチェコだった。66分、右サイドからのロングスローをボックス内のソウチェクが頭で繋ぐと、高く浮いたボールをゴール前でホリーがGKと競り合うと、GKギュノクがボールをファンブル。これを拾ったホリーのシュートはDFにブロックされたが、こぼれ球をソウチェクがゴールに押し込んだ。

このまま試合終了かと思われたが、トルコは試合終了間際に勝ち越す。94分、ドリブルで持ち上がったアクトゥルコールのパスを受けたトスンがボックス左から侵入。カットインから右足を振り抜くと、これがゴール右に突き刺さった。

結局、試合はそのまま1-2でタイムアップ。試合終了後には小競り合いからチェコのホリーにレッドカードが出されるなど後味の悪い終幕となったものの、勝利したトルコは2位で決勝トーナメント進出を決めた。

チェコ 1-2 トルコ
【チェコ】
トマシュ・ソウチェク(後21)
【トルコ】
ハカン・チャルハノール(後6)
ジェンク・トスン(後49)

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エバートン退団のFWトスンが古巣ベシクタシュに4年半ぶりの復帰

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エバートン、シグルドソン、デルフ、トスンの3選手が退団

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ユーロ2024ラウンド16、フランス代表vsベルギー代表が1日に行われ、1-0でフランスが競り勝った。 オーストリア代表、オランダ代表、ポーランド代表が同居したグループDを1勝2分けの2位で通過したフランスは、6日前のポーランド戦のスタメンからデンベレとバルコラに代えてグリーズマンとテュラムを起用。[4-3-3]で臨み、3トップは右からグリーズマン、テュラム、ムバッペと並べた。 一方、ルーマニア代表、スロバキア代表、ウクライナ代表が同居したグループEを1勝1分け1敗の2位で通過したベルギーは、5日前のウクライナ戦のスタメンから2選手を変更。トロサールとティーレマンスに代えてオペンダとカラスコを起用し、フラットな[4-4-2]で臨んだ。 ラウンド16最注目カードは、序盤の主導権争いを経て徐々にフランスが押し込む展開に。そんな中24分、デ・ブライネのFKで牽制したベルギーがポゼッションを取り戻していく。 それでも34分、テュラムのヘディングシュートでゴールに迫ったフランスがハーフタイムにかけては再び押し込む流れとした中、ゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半、引き続きフランスが押し込む展開で立ち上がると、開始4分にチュアメニのコントロールシュートで牽制。さらに51分、テュラムがヘディングシュート、54分に右クロスに合わせたムバッペがシュートと、好機を演出していく。 守勢のベルギーは61分、デ・ブライネのスルーパスに抜け出したカラスコがボックス内からシュートを放つも、テオ・エルナンデスの好ブロックに阻まれた。ここからベルギーが盛り返すと、71分にはルカクがボックス左からGKメニャン強襲のシュートで牽制。 それでも終盤にかけて押し込み返したフランスに85分、決勝弾。カンテのパスをボックス右で受けたコロ・ムアニが右足を振り抜くと、ヴェルトンゲンにディフレクトしたクロスがゴールに吸い込まれた。 これが決勝点となってフランスが勝利。ベスト8ではポルトガル代表vsスロベニア代表の勝者と対戦することになった。 フランス 1-0 ベルギー 【フランス】 OG(後40) 2024.07.02 03:02 Tue

「国を失望させてしまったような気分だった」起死回生の同点弾、救世主・ベリンガムはギリギリの戦いもプラスにとらえる「今の雰囲気は大きな違いを生む」

イングランド代表を救ったMFジュード・ベリンガム(レアル・マドリー)が、スロバキア代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 6月30日、ユーロ2024ラウンド16でイングランドはスロバキアと対戦した。 優勝候補の一角に上げられながらもグループステージは低調なパフォーマンスに終わったイングランド。批判的な声も高まっており、厳しい状況に立たされていた。 そんな中、ラウンド16でも苦戦することに。スロバキアのハイプレスに対して良い形で攻撃ができず、25分に失点。その後も苦しみ続けることとなった。 後半に入り、徐々に盛り返していくも、ボールを保持こそするが、決定的なシーンを作れず、GKマルティン・ドゥブラフカの好セーブにも遭ってゴールが奪えない。 このまま敗退だと思われなか、後半アディショナルタイム5分にベリンガムがバイシクルシュートを決めて起死回生の同点に。延長戦に入ると、早々にハリー・ケインがヘディングでネットを揺らして逆転。2-1でなんとか勝利し、ベスト8に駒を進めた。 ベリンガムはプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出。残り1分程度のところでの劇的な同点ゴールを振り返った。 「帰国まであと30秒というところで、国を失望させてしまったような気分だったが、ボールを1回蹴ったら全てが上手くいった。そんな気分はいやだけど、そうなれば最高の気分だ」 「イングランド代表としてプレーすることは素晴らしいことだが、プレッシャーも大きい。ピッチに立って、ゴールを決めることは僕にとって解放感があり、とても幸せな瞬間だ」 「これは間違いなく僕にとって最高の瞬間だよ。個人的には大きな意味を持つ素晴らしいゴールがいくつかあるけど、今日の試合においても、それがなければ気分が変わるという意味でも、このゴールは重要だった。最高の瞬間だ」 2023-24シーズンはレアル・マドリーで躍動したベリンガム。これでイングランド代表としても結果を残した。 ベリンガムはチームとしてのパフォーマンスは悪くなかったとコメント。ギリギリの状況は望ましくないものの、こうしたことが起こることで、チームも勢いづけると語った。 「相手のゴール以外は僕たちはかなり良かったと思う。良いところまで行っていた。もっと決定力を出せたかもしれないけど、僕たちが示した主なことは、たくさんの個性だ」 「ノックアウトのフットボールでは、そのような瞬間を作り出すと、人々は周りを見回して『そうだ、これが僕たちのチームスピリットだ』と思うだろう。逆境がなければ、こういった瞬間は訪れない」 「ユーロから敗退するまであと20秒か30秒だった。今の雰囲気は大きな違いを生み、それがチームの今後にどのような影響を与えるかを示している」 「大きな瞬間ではあるけど、長い大会だし、カップを勝ち取った場合にのみ、それが分かる。今後の2週間で、それがどれだけ重要かわかるだろう」 <span class="paragraph-title">【動画】これぞ主役! ベリンガムが敗退目前から起死回生のバイシクル!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="crrMLIrlcfY";var video_start = 235;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.01 22:45 Mon

時の流れがジャカを成熟したリーダーに...自国メディア称賛「回り道をして、トラブルメーカーではなくなった」

スイスメディアが、同国代表キャプテンを担うレバークーゼン所属のMFグラニト・ジャカ(31)を称えた。 スイス代表はユーロ2024でグループAを2位通過。最終節のドイツ代表戦は土壇場同点被弾でグループ3連勝を逃すも、ムラト・ヤキン監督は「ドイツ相手に臆さず戦った経験が大きかった」とのちに語る。 “経験”が生かされた試合こそ、ラウンド16・イタリア代表戦。スイス代表は前回王者相手にも堂々たるパフォーマンスを披露し、2-0勝利でベスト8進出を掴むことに。イタリア代表をほぼ完璧に封じ込めた。 スイス『NZZ』は「スイス代表が優勝候補に相応しいかはわからない。イタリアは誇り高きサッカー大国にもかかわらず、アウトサイダー的な戦いに終始し、インスピレーションはなく、欠陥も多かった」と論評。 一方で、自国代表の積極的な姿勢、攻撃での連動性などは真っ当に評価。「現時点で優勝候補ではないと思うが、これからそうなる資質はある」と論じ、メンタル面が熟成した主将ジャカの存在が大きいとする。 「スイス人たちが、それぞれの長い旅路の先で頂に立とうとしている。それぞれの居場所(所属クラブ)で挫折を味わい、成長し、一歩一歩進んできた男たちだ」 「ジャカを挙げるのがわかりやすいだろうか。かつてセルビア代表と対峙するたびに出自から来る負の感情を抑えられず、メディアとやり合い、代表監督と衝突し、軽率な言動・行動に及んできた31歳だ」 「しかし、余計なことを発言するトラブルメーカーの姿はもう何年も見ていない。31歳、非常に落ち着いたキャプテンになっている印象だ。回り道をしながらここまで来た男なのだ」 2024.07.01 21:05 Mon

「バスが停電したんだと思う」ジャッジに不満…初出場でベスト16も敗退、ジョージア代表指揮官は「良いイメージを持ってもらいたい」とチームを称える

ジョージア代表のウィリー・サニョル監督が、ユーロ2024からの敗退を振り返った。フランス『レキップ』が伝えた。 6月30日、ユーロ2024ラウンド16でジョージアは優勝候補のスペイン代表と対戦した。 初のユーロ出場ながら、グループステージではポルトガル代表に勝利するなどしてベスト16に残ったジョージア。試合は18分にオウンゴールで先制する。 スペイン相手に先手を奪ったことで、守備を固めてボールを渡す展開に。それでも39分にロドリにミドルシュートを決められると、後半には3失点。4-1で敗退となった。 サニョル監督は、チームのパフォーマンスを称えながらも、スペインの1点目に不満。アルバロ・モラタがオフサイドポジションにいたとし、VARが機能していないことを冗談を交えて指摘した。 「我々はよく組織されていた前半戦を覚えている。ボールはスペインに任せることにし、みんなでよく守った」 「試合のターニングポイントはスペインの最初のゴールだ。そこで我々の選手(オタル・キテイシュヴィリ)が負傷したが、ボールが出ずに主審は何も言わなかった」 「モラタはロドリのシュートでは明らかにオフサイドポジションにいた。映像では、GKがボールを止めるのに動く事を余儀なくされていることがわかるだろう。バスが停電したんだと思うが、私にはわからない」 また、前半終盤に追いつかれたことで、苦しくなったと言及。回復にも時間がなかったことで、後半は苦しかったとした。 「1-0でハーフタイムに入っていれば、もう少しエネルギーが残っていたはずなので残念だ。しかし、試合を通してスペインはずっと強かった」 「回復期間が中2日だったこともあり、後半はフィジカルが難しくなった」 「残念なことだが、ユーロでは勝利もあげたし、ジョージアに良いイメージを持ってもらいたい。選手たちは、十分に値するだろう」 <span class="paragraph-title">【動画】オフサイドでは?指揮官が不満を語ったプレー</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="D4nGV-8efEE";var video_start = 25;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.01 13:30 Mon

「数センチの差で罰せられる」土壇場で追いつかれ、延長で敗退…イングランドを追い込んだスロバキア指揮官「このチームを誇りに思う」

スロバキア代表のフランチェスコ・カルツォーナ監督が、ユーロ2024からの敗退を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 6月30日、ユーロ2024ラウンド16でスロバキアはイングランドと対戦した。 優勝候補相手の大一番。それでもスロバキアは、25分にロングボールをつなぐと、イバン・シュランツが大会3ゴール目で先制に成功する。 ハードでタイトなプレスでイングランドを封じていくスロバキア。50分にフィル・フォーデンにネットを揺らされるが、これはオフサイドに救われることに。それでも後半アディショナルタイムにジュード・ベリンガムに決められまさかの土壇場で追いつかれることに。そして迎えた延長戦ではハリー・ケインにゴールを許し、2-1で敗戦。ラウンド16で敗退となった。 優勝候補をギリギリまで追い詰めながらも敗れたスロバキア。カルツォーナ監督は、敗退を悔しがりながらもチームのパフォーマンスを称えた。 「誇りに思っている。ワールドクラスのチーム、優勝候補の1つ相手に素晴らしい試合ができた。イングランドに対してほとんどの時間失点をせず、あと少しで勝ち進めるところだった」 「残念ながら勝ち進むことはできなかった。延長戦では、半分の時間を敵陣で過ごせた。チームをとても誇りに思う」 「こうした選手たちとトレーニングするというのは誇りでもある。彼らはフィールドで違いを生み出し、彼らがいることにとても感謝している」 また、試合終了間際の同点ゴールを許したシーンについても言及。わずかな差だったとコメントした。 「残りわずか数秒のところで、レアル・マドリーでプレーする選手のせいで失点をした。数センチの差で罰せられてしまう」 「もっと上手く守れたかもしれないが、そういったことも起こるものだ」 これで2016年大会に続いてのベスト16での敗退。それでも、カルツォーナ監督は高いパフォーマンスを見せていた選手たちを称えた。 「私は改めて、このチームを誇りに思っていると言いたい。選手たちには素晴らしい仕事をした、素晴らしい選手たちだと言った」 「我々は他のどの相手とも互角であり、攻撃的なサッカーをして得点のチャンスもあった。選手たちを誇りに思っている」 「我々が勝利に非常に近づいていたため、選手たちは明らかにガッカリしている。ただ、これがサッカーだ」 <span class="paragraph-title">【動画】優勝候補を追い込みながらもスロバキアは最後に力尽きる</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="dawfWEA1m5Y";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.01 12:33 Mon

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「歴史を作り続ける」2008年以来のラウンド16進出のトルコ、9人が警告受けるもモンテッラ監督はチームを称える「困難な状況を乗り越えることができた」

トルコ代表のヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が、ラウンド16進出を喜んだ。『UEFA.com』が伝えた。 26日、ユーロ2024グループF最終節でトルコはチェコ代表と対戦した。 勝ち点3のトルコと勝ち点1のチェコの対戦。トルコは引き分け以上、チェコは勝利すればグループステージがとぱできる状況だった。 試合は膠着状態のまま進むも、20分にアントニン・バラクが2度目の警告を受けて退場。トルコは数的優位に立つと、51分にハカン・チャルハノールが先制ゴールを決める。 それでもチェコは66分に同点ゴールを記録。互いに激しさを増していった試合は、後半アディショナルタイム4分にジェンク・トスンが勝ち越しゴール。その後は荒れた展開となり、チェコはトマシュ・ホリーも一発退場となるなどしたが、1-2でトルコが勝利。2位でラウンド16進出を決めた。 トルコは2008年大会以来となるラウンド16進出。モンテッラ監督は突破を決めたことを喜んだ。 「我々は何年もグループリーグを突破できていなかったので、とても嬉しい。今夜の試合では、困難な状況を乗り越えることができた」 「この勝利を楽しみたい。明日から次の試合に集中し、歴史を作り続けることを目指す。オーストリア戦には出場しない選手もいるが、彼らの不在を感じることになるだろう」 ラウンド16ではオーストリア代表と対戦することが決定。フランス、オランダ、ポーランドと同居したグループDを首位通過している。 モンテッラ監督はそのオーストリアを警戒。時間がある中でしっかりと回復し、試合に準備したいとした。 「我々は回復する必要がある。まだ6日間もある。このような試合では、感情をコントロールし、ボールコントロールにより注意する必要がある」 「オーストリアは非常に厳しいグループを制している。彼らは非常に早く、とても流動的で大いに称賛に値するチームだ」 また、若い選手が多いチームを称賛。チームを牽引してきたベテラン勢を労った。 「今日の先発11人のうち、ユーロに出場した経験があったのは3人だけだ。グループ突破に成功することで、プレッシャーが少し和らぐことを願っている」 <span class="paragraph-title">【動画】トルコがチェコに劇的な勝利でグループステージ突破!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="UpqnwIPQm4k";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.27 11:15 Thu
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トスンの劇的弾でチェコを下したトルコが2位でGS突破!【ユーロ2024】

ユーロ2024グループF最終節のチェコ代表vsトルコ代表が26日に行われ、1-2でトルコが勝利した。 ここまで1分け1敗で3位のチェコは、ドローに終わった前節のジョージア代表戦のスタメンからシックとチェルニーをバラクとヒティルに変更した以外は同じスタメンを採用。最前線にヒティル、2シャドーにフロジェクとバラクを据えた[3-4-2-1]の布陣で試合に臨んだ。 一方、引き分け以上で決勝トーナメント進出の決まる2位トルコは、直近のポルトガル代表戦からスタメンを7人と大幅に変更。アクトゥルコールやアイハン、GKバユンドゥルらに代えてギュレルやエズジャン、GKギュノクをスタメンで起用した。 奇跡の逆転突破へ勝利が絶対条件となるチェコが積極的に攻め込むと、17分にチャンス。右サイドからロングスローをソウチェクがフリックし、最後はゴール前に抜け出したフラナーチがヘディングシュートで合わせたが、これは枠に上に外れた。 その後も主導権を握ろうと奮闘するチェコだったが、20分にアクシデント。中盤で相手選手2人に挟まれながらもボールを繋ごうとしたバラクの伸ばした足がエズジャンの右足を踏みつけてしまうと、2枚目のイエローカードで退場処分となった。 前半半ば以降は膠着状態が続いたが、前半終了間際にチェコが決定機を迎える。45分、自陣でのボール奪取からロングカウンターを仕掛けると、ドリブルで持ち上がったギュノクのラストパスをボックス左まで駆け上がったユラセクがダイレクトシュート。しかし、これは飛び出したGKギュノクのファインセーブに阻まれ、前半はゴールレスで終了した。 迎えた後半、数的優位のトルコはエズジャンを下げてアイハンを投入。すると51分、右サイドを突破したユルマズの折り返しからユルドゥズが決定機を迎えたが、シュートはGKスタニェクの好セーブ。 さらに相手DFの中途半端なクリアから波状攻撃を仕掛けると、ボックス手前のユクセクがミドルシュート。これは相手のブロックに阻まれたが、再びボールを拾ったユクセクがボックス左へラストパスを供給すると、チャノハノールが右サイドネットへダイレクトシュートを突き刺した。 待望の先制弾でここから一気にトルコのペースになると思われたが、次にスコアを動かしたのはチェコだった。66分、右サイドからのロングスローをボックス内のソウチェクが頭で繋ぐと、高く浮いたボールをゴール前でホリーがGKと競り合うと、GKギュノクがボールをファンブル。これを拾ったホリーのシュートはDFにブロックされたが、こぼれ球をソウチェクがゴールに押し込んだ。 このまま試合終了かと思われたが、トルコは試合終了間際に勝ち越す。94分、ドリブルで持ち上がったアクトゥルコールのパスを受けたトスンがボックス左から侵入。カットインから右足を振り抜くと、これがゴール右に突き刺さった。 結局、試合はそのまま1-2でタイムアップ。試合終了後には小競り合いからチェコのホリーにレッドカードが出されるなど後味の悪い終幕となったものの、勝利したトルコは2位で決勝トーナメント進出を決めた。 チェコ 1-2 トルコ 【チェコ】 トマシュ・ソウチェク(後21) 【トルコ】 ハカン・チャルハノール(後6) ジェンク・トスン(後49) 2024.06.27 06:10 Thu
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トルコ代表が候補メンバーを発表…ギュレルやユルドゥズら次世代を担うメンバーも招集【ユーロ2024】

トルコサッカー連盟(TFF)は24日、ユーロ2024に臨むトルコ代表候補メンバー35名を発表した。 3大会連続のユーロ出場となったトルコ。チームを率いるヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、GKメルト・ギュノクやDFメリフ・デミラル、MFハカン・チャルハノール、FWユスフ・ヤズジュ、FWジェンク・トスンら主力を順当に選出。 また、MFアルダ・ギュレル(レアル・マドリー)やFWケナン・ユルドゥズ(ユベントス)、MFジャン・ウズン(ニュルンベルク)、FWセミ・クルチソイ(ベシクタシュ)ら若手も選出された。 ユーロ2024でジョージア代表、ポルトガル代表、チェコ代表が同居するグループFに入ったトルコは、本大会を前に6月4日にイタリア代表と、10日にオランダ代表と国際親善試合で対戦する。 今回発表されたトルコ代表候補メンバーは以下の通り。 ◆トルコ代表候補メンバー35名 GK アルタイ・バユンドゥル(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) ドアン・アレムダル(トロワ/フランス) ウギュルジャン・チャクル(トラブゾンスポル) メルト・ギュノク(ベジクタシュ) DF フェルディ・カディオグル(フェネルバフチェ) メルト・ミュルドゥル(フェネルバフチェ) チャグラル・ソユンジュ(フェネルバフチェ) アブドゥルケリム・バルダクチ(ガラタサライ) カーン・アイハン(ガラタサライ) メリフ・デミラル(アル・アハリ/サウジアラビア) サメト・アカイドゥン(パナシナイコス/ギリシャ) アフメジャン・カプラン(アヤックス/オランダ) メーメト・ゼキ・チェリク(ローマ/イタリア) ジェンク・エズカジャル(バレンシア/スペイン) オザン・カバク(ホッフェンハイム/ドイツ) MF ベラト・オズデミル(トラブゾンスポル) イスマイル・ユクセク(フェネルバフチェ) バリシュ・ユルマズ(ガラタサライ) オルクン・コクチュ(ベンフィカ/ポルトガル) オカイ・ヨクシュル(WBA/イングランド) ユヌス・アクギュン(レスター・シティ/イングランド) アブデュルカディル・オミュル(ハル・シティ/イングランド) ジャン・ウズン(ニュルンベルク/ドイツ) サリフ・エズジャン(ドルトムント/ドイツ) ハカン・チャルハノール(インテル/イタリア) アルダ・ギュレル(レアル・マドリー/スペイン) ユスフ・ヤズジュ(リール/フランス) FW ケナン・ユルドゥズ(ユベントス/イタリア) エネス・ウナル(ボーンマス/イングランド) ベルトゥ・ユルデュルム(スタッド・レンヌ/フランス) イルファン・ジャン・カフヴェジ(フェネルバフチェ) ケレム・アクトゥルコール(ガラタサライ) オウズ・アイドゥン(アランヤスポル) ジェンク・トスン(ベシクタシュ) セミ・クルチソイ(ベシクタシュ) 2024.05.25 08:00 Sat

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「予想外すぎる」「最悪のプレー」ユーロでとんでもないオウンゴールが誕生! ファンも驚きを隠せず「初めて見たパターン」「ゲームでたまにある」

ユーロ2024でとんでもないオウンゴールが生まれて話題となっている。 問題のプレーが出たのは22日に行われたユーロ2024 グループF第2節のトルコ代表vsポルトガル代表の一戦だ。 試合は21分にベルナルド・シウバがネットを揺らしてポルトガルが先制すると、迎えた28分に生まれた。 ポルトガルが自陣でボールを奪うと、カウンターを発動。ジョアン・カンセロが持ち出しスペースへとパス。しかし、クリスティアーノ・ロナウドと呼吸が合わず、チャンスを不意にしてしまう。 C・ロナウドもカンセロも手を上げて、呼吸が合わなかったことを悔やんだが、ボールはなぜかゴールに入りポルトガルの追加点となった。 カンセロが出したボールに対して、余裕を持って拾いに行ったサメト・アカイドゥンがGKにバックパス。しかし、全く見ずにノールックで出すと、GKアルタイ・バユンドゥルは前に出ていたため、ゴールには誰もいない状態だった。 いち早く気がついたメーメト・ゼキ・チェリクがなんとか掻き出そうとしたが、わずかに間に合わずにゴールイン。ポルトガルが貴重な先制点を奪うこととなった。 衝撃的なオウンゴールにはファンも「予想外すぎる」、「最悪のプレー」、「カンセロの幻術だな」、「ゲームでたまにあるやつ」、「初めて見たパターン」、「ブチギレたカンセロとロナウドが笑顔になるとは」、「オ・ウンゴルが得点ランキング独走してる」と驚きを隠せなかった。 <span class="paragraph-title">【動画】衝撃のオウンゴール!見たことないプレー…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="gNQjBXSaSBM";var video_start = 66;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.23 13:40 Sun
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「仕事をしたまで」「確認するのが仕事だ」元イタリア代表FWのトルコ代表監督がスタジアムに入れてもらえない珍事…警備員にイラつく姿に批判の声「監督を知っている必要はない」

元イタリア代表FWでトルコ代表の指揮を執るヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が、試合前に試練を受けていた。 トルコ代表を指揮してユーロ2024に臨んでいるモンテッラ監督。初戦はジョージア代表相手に勝利を収めた中、第2節ではポルトガル代表との対戦となった。 連勝を収めればグループステージ突破が決まる中、試合はとんでもないオウンゴールもあり、0-3で完敗。最終節でグループステージ突破を目指すこととなる。 そんな中、モンテッラ監督は試合前にも試練を受けていたことが判明。スタジアム到着時にその事態は起こっていた。 トルコ代表を乗せたバスがスタジアムに到着。選手たちが降りてくる中、モンテッラ監督が先頭でバスを降り、入口へと向かう。 外にいた大会関係者と見られる男性は笑顔を見せていた中、扉の前に立っていた警備員はモンテッラ監督を制し。中に入れさせなかった。 警備員は「パスを確認する」とジェスチャー。すると、モンテッラ監督は「今このバスを降りたんだ」という動きに。警備員も間違いなくバスから降りてくるのを見ていたが、決まりであるためにパスの提示を求めた。 後ろから降りてきた、GKアルタイ・バユンドゥルはこの光景を見て思わずにやついてしまう事態に。それでも警備員は自身の仕事を全うしたにすぎず、モンテッラ監督はイラついた様子を見せながら、パスを警備員の目の前に掲げてこれでもかと見せつけ、スタジアムに入っていった。 警備員はあくまでもパスが確認できない人間はスタジアムに入れられないために仕事をしただけ。モンテッラ監督を知っていようがいまいが関係ない。むしろ、顔パスで通したことで職を追われる可能性もゼロではない。 現地では、警備員を擁護する声が多く、「彼は仕事をしたまでだ」、「パスを確認するのが仕事」、「監督を知っている必要はない」、「首から下げてればいいだけだ」とモンテッラ監督の態度に批判的なコメントが寄せられている。 <span class="paragraph-title">【動画】トルコ代表監督がスタジアム入口で足止め…選手も思わずニヤリ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr"><a href="https://t.co/ZsCymxwLYs">https://t.co/ZsCymxwLYs</a><a href="https://twitter.com/hashtag/OptusSport?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#OptusSport</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/EURO2024?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#EURO2024</a> <a href="https://t.co/GdSUrsmvkl">pic.twitter.com/GdSUrsmvkl</a></p>&mdash; Optus Sport (@OptusSport) <a href="https://twitter.com/OptusSport/status/1804665924902867219?ref_src=twsrc%5Etfw">June 23, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.23 23:47 Sun
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「刑事告訴の対象にも…」ユーロの1試合で5人がピッチ乱入…C・ロナウド目当ての愚行にUEFAも声明「追加の安全対策を」

熱戦が連日続いているユーロ2024。しかし、大きな問題に直面している。 すでにグループステージも最終節へ。ただ、決勝トーナメントに進出が決まっているのは、わずか3カ国という混戦状況。最終節の戦いが命運を握っている。 ピッチ上で熱戦が繰り広げられている一方で、大きな問題も頻発。ピッチへの侵入者が後を絶たない。 特に問題が顕著になったのは22日に行われたグループF第2節のトルコ代表vsポルトガル代表の一戦。試合は0-3でポルトガルが勝利したが、なんとこの試合では5人もの人物が試合中にピッチに侵入していた。 お目当てはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。世界的なスーパースター選手とのセルフィーを撮影しようと、近づいている。 C・ロナウドにとっては最後のユーロになる可能性もある中でドルトムントの本拠地でもあるBVBシュタディオン・ドルトムントでの試合では、スチュワードたちがピッチ上で追いかける姿が何度も見られた。 この試合で最初にピッチに侵入したのは少年。C・ロナウドの元へ辿り着くと、C・ロナウドは少年とハグし、セルフィーに応じた。 これを見たからなのか、その後も侵入者は止まず。さすがのC・ロナウドも怒りを露わにするなどし、それぞれがスチュワードに捕まり、退場させられていた。 ポルトガルのロベルト・マルティネス監督は試合後「懸念事項だ」とコメント。「今日、ファンの意図は良いものだった。我々は皆、大スターやアイコンを認めるファンが大好きだ。しかし、彼らの意図が違ったていれば、難しい状況になることを理解しなければならない。我々は中止する必要がある。そんなことは起きてはならない」とコメント。仮に、悪意や敵意を持ち、選手を傷つける目的の人物であれば、刃物で刺されてしまう可能性もゼロではないのだ。 欧州サッカー連盟(UEFA)も今回の事態を受けて声明を発表。「安全とセキュリティが大会主催者として最優先事項である」とし、「この目的のため、大会の要件をさらに満たし、このような事件を防ぐためにスタジアムで追加の安全対策が実施される」とした。 また、「安全上の理由から、具体的な措置についてはコメントしない」とし、「念の為にお知らせしておきますが、ピッチへのいかなる侵入もスタジアムの規則違反に当たり、スタジアムからの退場、今大会の全ての試合への入場禁止、不法侵入による正式な刑事告訴の対象となる」と、厳しい処分を下す可能性を伝えている。 <span class="paragraph-title">【写真】ピッチに侵入し、見事にC・ロナウドとの2ショットに成功した少年が撮った写真</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C8iH53dtf3Z/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C8iH53dtf3Z/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; 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両軍合わせて18枚のカードはユーロ新記録…チェコvsトルコは80分以降に10枚もカードが出る異常事態に

ユーロ2024で衝撃的な記録が誕生した。 欧州の24カ国が頂点を目指す戦い。ユーロ2024もグループステージの全日程が終了し、ベスト16のチームが決定した。 優勝候補として挙げられている開催国のドイツ代表や、スペイン代表、イングランド代表、フランス代表など順当に勝ち上がり。一方で、クロアチア代表は予想に反して敗退した。 また、ジョージア代表やスロベニア代表、オーストリア代表など伏兵も勝ち上がっており、改めてレベルの高さを感じる大会となっている。 そんな中、グループステージの最終戦でとんでもない記録が誕生。ユーロ史上1試合最多となる18枚のカードが飛び交う試合となった。 それはグループF最終節のチェコ代表vsトルコ代表の一戦。試合は立ち上がりから荒れ模様となった。 開始11分にチェコ代表DFアントニン・バラクにイエローカードが提示されると、20分にはそのバラクがハーフウェイライン付近でトルコ代表MFサリフ・エズジャンのスパイクを踏み2枚目のイエローカードで退場となる。 チェコは早々に数的不利になる展開。それでも0-0で推移すると、後半は49分にトルコ代表MFイスマイル・ユクセクにイエローカードが出ると、0-1となった64分にGKメルト・ギュノク、66分にMFハカン・チャルハノール、68分には試合に出ていないGKウギュルジャン・チャクルとトルコが立て続けにイエローカードをもらう。 1-1となった後、さらにヒートアップ。80分以降にはチェコにイエローカード4枚、トルコに5枚出され、終了間際には揉み合いとなると、チェコはアディショナルタイム8分にFWトマシュ・ホリーが一発退場。イエローカード16枚、レッドカード2枚という壮絶な試合となった。 なお試合は1-2でトルコが後半アディショナルタイムの劇的ゴールで勝利。2008年大会以来のラウンド16進出を決めた。 <span class="paragraph-title">【動画】開始20分で退場…最後には大荒れの展開に</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="UpqnwIPQm4k";var video_start = 23;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.27 12:40 Thu
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「これは失敗」2人退場&GK負傷交代…GSで敗退したチェコの元Jリーガー指揮官が謝罪「選手たちに申し訳ない」、敗退の主因も語る

チェコ代表のイワン・ハシェック監督が、ユーロ2024からの敗退を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 26日、グループF最終節が行われ、チェコはトルコと対戦した。 チェコは勝利すればグループステージ突破を果たせる可能性を残しており、トルコも同様だった。 しかし、開始20分でアントニン・バラクが2枚目のイエローカードをもらい退場。早々に数的不利となると、51分に失点してしまう。さらに55分にはGKインジフ・スタニェクが負傷交代する緊急事態に。それでも66分にトマシュ・ソウチェクが同点ゴールを記録する。 追いついたものの数的不利な状況のチェコ。その後試合はヒートアップしイエローカードが連発される中、アディショナルタイム4分に失点。短い時間でゴールを目指す中、最後にはトマシュ・ホリーが一発退場するなど、苦しい戦いは1-2で敗戦。グループステージでユーロを去ることとなった。 かつてはサンフレッチェ広島、ジェフユナイテッド市原(現:ジェフユナイテッド千葉)でプレーしたこともあるハシェック監督は、チームの敗退を残念がり、難しい試合になったことを悔やんだ。 「このチームには潜在能力があるので、ここで帰国するのは残念だ。この大会でそれを示したかった。我々の失敗の主因は、ジョージアに勝てなかったことだ」 「ファイティングスピリットに関しては、選手たちに脱帽だ。彼らは全てを捧げた。我々は不利な状況に対処しなければならなかった。10人になり、GKが負傷した」 「これは失敗だ。グループリーグを突破できるチームだったので、悲しく、失望している」 「全てを捧げ、最後の瞬間まで自己犠牲の瀬戸際でプレーした選手たちに申し訳ない。しかし、我々はもう帰国する」 <span class="paragraph-title">【動画】2人も退場、GK負傷のチェコが最後に力尽きる…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="UpqnwIPQm4k";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.27 11:50 Thu

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