メンフィス・デパイが今夏アトレティコ退団でフリーに 代理人も認める

2024.05.23 12:55 Thu
オランダ代表FWメンフィス・デパイ(30)
Getty Images
オランダ代表FWメンフィス・デパイ(30)
オランダ代表FWメンフィス・デパイ(30)がアトレティコ・マドリーを退団する見通しに。オランダ『Voetbal Internatiional』が伝える。

PSVアカデミーが育てた近年最高傑作の1人、メンフィス。トップチームで若くして無双したのち、21歳でマンチェスター・ユナイテッドへ移籍も、後年の本人がひたすら反省を口にするほど、ここではうまくいかなかった。
その後はリヨンで質実剛健のアタッカーに進化し、27歳と脂が乗ったころにバルセロナへ。しかし、スペイン上陸後は一定のパフォーマンスを披露しつつもケガが増えだし、昨年1月のアトレティコ加入後もパッとしない。

契約は今季までとなっており、移籍専門家のファブリツィオ・ロマーノ氏いわく、クラブが1年延長オプションの非行使を決定。メンフィスは今夏でフリーとなり、メディア対応にあたったメンフィスの代理人もこれを認めた。

今季のメンフィスはラ・リーガ23試合5得点1アシスト、公式戦全体では31試合9得点2アシスト。昨年9月〜11月、今年4月中旬〜5月上旬と筋肉系トラブルによる離脱が2度あった一方、万全の状態でも途中出場が少なくない。

メンフィス・デパイの関連記事

オランダ代表が誇る“最強ジョーカー”ヴェグホルスト…「途中出場からの決定力」で30代突入後も居場所を確保

オランダ代表はFWワウト・ヴェグホルスト(31)の決定力に支えられている。オランダ『Voetbal International』が伝える。 オランダ代表は16日、ユーロ2024グループD第1節でポーランド代表と対戦。1-1で迎えた83分、途中出場の197cmFWヴェグホルストが左足弾を叩き込み、2-1で競り勝った。オランダは今大会白星発進だ。 決勝点のヴェグホルスト。 クラブキャリアはマンチェスター・ユナイテッドでの昨季後半戦の半年間が印象深いところ。献身的な味方へのサポートが色濃く残り、半年で退団も1トップの1stチョイスに君臨…一方で、ゴールはほとんど奪えなかった。 しかし、オランダ代表では違う。 同代表の最前線はメンフィス・デパイが1stチョイスで、ヴェグホルストはジョーカー。ポーランド戦含め、通算34キャップのうち先発出場は11試合のみとなっているが、そんななかで12得点を叩き出している。 また、12得点中7得点は途中出場から。 2024年のヴェグホルストはオランダ代表の全5試合とも途中出場で、5試合4得点。カタールW杯準々決勝・アルゼンチン代表戦で途中出場から2得点を挙げたのを境に、30代突入後もジョーカーとして代表チームに居場所を確保し続けているヴェグホルストだ。 オランダの名手ピエール・ファン・ホーイドンク氏は、ヴェグホルストをこう称える。 「彼はいわば“磁力”。ゴールへの道筋をシンプルに理解している真の9番であり、今日のゴールも偶然ではない。非常に賢い選手だよ。どこにいればボールが来るか、よくわかっている」 <span class="paragraph-title">【動画】ヴェグホルストが出場から2分で殊勲の決勝ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="hoZQGGIGRuE";var video_start = 130;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.17 14:05 Mon

セリエAでより洗練された万能型MF、離脱者続出オランイェの中盤救えるか/タイアニ・ラインデルス(オランダ代表)【ユーロ2024】

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■オランダ代表</span> 出場回数:2大会連続11回目 最高成績:優勝(1988) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:グループB・2位 監督:ロナルド・クーマン <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> MFタイアニ・ラインデルス(ミラン) 1998年7月29日(25歳) 離脱者続出の中盤で躍動なるか。優勝候補数チームの下に位置する第2グループに属するオランイェでは、世界最高峰のDFであるファン・ダイク、通算45ゴールを挙げるエースのデパイら重鎮がキープレーヤーとなることに間違いない。また、ブンデスリーガで躍動したマートセン、フリンポン、シャビ・シモンズらサイドプレーヤーの活躍にも期待したいところだ。 ただ、今大会のカギを握る存在はフレンキー・デ・ヨング、トゥン・コープマイネルス、マールテン・デ・ローンら主軸の相次ぐ離脱で手薄となった中盤の軸を担う25歳となるはずだ。 近年多くの逸材を輩出する国内の強豪AZで台頭し、昨夏ミランへのステップアップを遂げたインドネシアにルーツを持つMF。AZ時代には中盤の前目の位置で攻撃センス、推進力を遺憾なく発揮するダイナミズムを最大の売りとしてきたが、ロッソネリではより深い位置でビルドアップ、前線と中盤を繋ぐリンクマンとしての新境地を開いた。ボックス・トゥ・ボックスのスタイルはそのままに、よりシンプル且つ効果的なプレー判断が光る洗練された万能型MFに進化した印象だ。 [4-3-3]をメインに[3-4-2-1]のオプション採用も想定される中、クーマン監督が選んだ中盤は深めの位置でプレーするスハウテンを除き、ボックス・トゥ・ボックスタイプの選手が多く、ラインデルスには自身の特長を活かしながらオーガナイザー、バランサーという側面をより強調したプレーが求められることになる。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月16日(日) 《22:00》 【D】ポーランド代表 vs オランダ代表 ▽6月21日(金) 《28:00》 【D】オランダ代表 vs フランス代表 ▽6月25日(火) 《25:00》 【D】オランダ代表 vs オーストリア代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.バルト・フェルブルッヘン(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) 13.ユスティン・バイロウ(フェイエノールト) 23.マルク・フレッケン(ブレントフォード/イングランド) DF 2.ルシャレル・ヘールトライダ(フェイエノールト) 3.マタイス・デ・リフト(バイエルン/ドイツ) 4.ヴィルヒル・ファン・ダイク(リバプール/イングランド) 5.ナタン・アケ(マンチェスター・シティ/イングランド) 6.ステファン・デ・フライ(インテル/イタリア) 12.ジェレミー・フリンポン(レバークーゼン/ドイツ) 15.ミッキー・ファン・デ・フェン(トッテナム/イングランド) 17.デイリー・ブリント(ジローナ/スペイン) 20.イアン・マートセン(ドルトムント/ドイツ) 22.デンゼル・ダンフリース(インテル/イタリア) MF 7.シャビ・シモンズ(RBライプツィヒ/ドイツ) 8.ジョルジニオ・ワイナルドゥム(アル・イテファク/サウジアラビア) 14.タイアニ・ラインデルス(ミラン/イタリア) 16.ジョエイ・フェールマン(PSV) 24.イェルディ・スハウテン(PSV) 26.ライアン・グラフェンベルフ(リバプール/イングランド) FW 9.ワウト・ヴェグホルスト(ホッフェンハイム/ドイツ) 10.メンフィス・デパイ(アトレティコ・マドリー/スペイン) 11.コーディ・ガクポ(リバプール/イングランド) 18.ドニエル・マレン(ドルトムント/ドイツ) 19.ブライアン・ブロビー(アヤックス) 21.ジョシュア・ザークツィ(ボローニャ/イタリア) 25.ステーフェン・ベルフワイン(アヤックス) 2024.06.16 18:00 Sun

アトレティコの悲願はアルバレス獲得…現時点ではラウタロ同様に望み薄

アトレティコ・マドリーはマンチェスター・シティのアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレス(24)を、理想的な前線の補強と考えているようだ。スペイン『マルカ』が報じた。 オランダ代表FWメンフィス・デパイ(30)がクラブに別れを告げ、スペイン代表FWアルバロ・モラタ(31)の去就も不透明なアトレティコ。今夏はストライカー獲得の優先度が高まっている。 新戦力候補としては、今シーズンのラ・リーガで得点王を獲得したウクライナ代表FWアルテム・ドフビク(26)や、得点ランキング2位のノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロート(28)を現実的な選択肢とみなす。ただ、クラブはジローナが求める4000万ユーロ(約67億4000万円)や、ビジャレアルが設定する契約解除金3800万ユーロ(約64億円)を支払うつもりはないようだ。 そんななか現時点で可能性は非常に低いものの、過去に固執したインテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス(26)同様に夢の補強として掲げているのが、シティのアルバレスだ。 2028年6月までシティと契約を残す同選手の高額な移籍金に加え、受け取る年俸もアトレティコの水準からすれば高額。そのため、ノーチャンスにも思えるオペレーションだが、それでも一縷の望みに懸け、獲得にトライするという。 シティではノルウェー代表FWアーリング・ハーランドを始め攻撃陣に多くの主役候補がおり、主役になり切れない現状だが、シビタス・メトロポリターノであれば、より多くの名声を得られるという口説き文句を考えている模様。移籍の可能性がどれだけあるかを確認すべく、すでにアルバレス側には最初のアプローチをかけたという。 また、この勧誘の一端を担うと見られるのが、アルゼンチン代表でチームメイトのMFロドリゴ・デ・パウルやDFナウエル・モリーナ、FWアンヘル・コレア。スポーツ部門からの高い評価やクラブの良さを伝えることが期待され、コパ・アメリカ2024の大会期間中も説得が続く見込みだ。 一方、たとえアルバレスを誘惑できたとしても、最大のネックとなるのはやはりクラブ間交渉。シティの関心が報じられたレアル・マドリーのブラジル代表FWロドリゴ・ゴエス(23)らの移籍が仮に実現すれば、追い風となる可能性はあるが、現時点ではラウタロのケース同様にあくまで悲願といった段階だ。 2024.06.04 21:13 Tue

「良い思い出は僕の心の中に」契約満了のデパイが別れのメッセージ

今季限りでのアトレティコ・マドリー退団が決定的となっているオランダ代表FWメンフィス・デパイ(30)が、自身のSNSでチームメイトやサポーターへ感謝のメッセージを綴った。 メンフィスはPSVでプロデビュー後、若くして移籍したマンチェスター・ユナイテッドで挫折を味わい、一旦リヨンへ移籍し質実剛健なアタッカーに進化。脂が乗ってきた頃にビッグクラブ返り咲き、バルセロナ行きを勝ち取った。 ただ、スペイン上陸を境にケガが増え、指針なきクラブ経営にも振り回される形でバルセロナを1年半で退団。昨年1月からアトレティコ・マドリーに所属するも、公式戦40試合で13ゴール2アシストとトップフォームからほど遠いパフォーマンスに終始していた。 今シーズン限りで契約満了を迎えるデパイは、2日に自身のインスタグラムを更新。正式に退団とは明言はしていないものの、チームメイトやファンへの感謝のメッセージを送った。 「このメッセージを書いている僕の気持ちを説明するのは簡単ではない。この話はまた別の機会にしたほうがいいのかもしれない……」 「アトレティコ・マドリーのチームメイト、スタッフ、そしてサポータの皆、僕がアトレティコで過ごした時間の中で感じた多くのサポートと熱意に心からありがとうと言いたい。この良い思い出は僕の心の中に大切にしまっておくよ。グラシアス、アウパ・アトレティ(ありがとう、頑張れアトレティ)」 2024.06.03 06:30 Mon

「僕はそこにいない」アトレティコ退団確実のデパイがPSV復帰を否定

オランダ代表FWメンフィス・デパイ(30)が古巣復帰の可能性を排除した。オランダ『Voetbal International』が伝える。 メンフィスはPSVでプロデビュー後、若くして移籍したマンチェスター・ユナイテッドで挫折を味わい、一旦リヨンへ移籍し質実剛健なアタッカーに進化。脂が乗ってきた頃にビッグクラブ返り咲き、バルセロナ行きを勝ち取った。 ただ、スペイン上陸を境にケガが増え、指針なきクラブ経営にも振り回される形でバルセロナを1年半で退団。昨年1月からアトレティコ・マドリー所属も、やはり1年半で退団へ。今夏の契約満了を本人も代理人も認めている。 若手時代から注目を浴びてきたメンフィスも今年で30歳。まだまだ老け込む年齢ではないが、選手キャリア後半に差し掛かっていることもあり、ここ最近浮上していたのが「古巣PSVへ復帰する可能性もあるのでは?」という噂。 ただ、今月14日開幕のユーロ2024に備えて一時帰国のメンフィスはこれを否定。「PSVは僕の家。彼らが今季好調で嬉しかったし、リーグを獲り、来季はチャンピオンズリーグ(CL)を戦う。でも、僕はそこにいない」と語る。 続けて「僕はどこへでも自由に移籍できるらしい。これからのユーロに集中している一方、次のクラブがどうとかはあんまり心配してないな」とコメント。まだ新天地に関する具体的な情報が少ないメンフィスだが、来季はいかに。 2024.06.02 22:00 Sun

アトレティコ・マドリーの関連記事

ル・ノルマン獲得内定のアトレティコ、スロバキア代表の左利きCBにも関心か?

アトレティコ・マドリーが、フェイエノールトのスロバキア代表DFダビド・ハンツコ(26)に関心を示している。スペイン『レレボ』が報じている。 今夏の移籍市場でディフェンスラインの刷新を図るコルチョネロスは、レアル・ソシエダのスペイン代表DFロビン・ル・ノルマンの獲得を決定的なモノにしている。 ただ、ディエゴ・シメオネ監督はル・ノルマンだけではなく、もう1枚左利きのセンターバックの獲得を希望しているようで、その有力な候補としてリバプールらヨーロッパの幾つかのビッグクラブが関心を示すスロバキア代表DFをリストアップしているようだ。 報道によると、アトレティコはすでに2000万ユーロ(約34億円)程度のファーストオファーを掲示したが、3500万~4000万ユーロ(約59億5000万~68億円)を求めるフェイエノールトに拒絶される可能性が高いという。 ただ、ハンツコ自身はアトレティコへのステップアップを熱望しているようで、その選手サイドの意向を活かしながらクラブ間での妥協点を探ることになる。また、プランBとしてアル・ナスルのスペイン代表DFアイメリク・ラポルテ、ノッティンガム・フォレストのブラジル人DFムリージョの名前も挙がっている。 母国のジリナ下部組織出身のハンツコは2016年にファーストチームデビュー。188cmの恵まれたサイズと高精度の左足を武器に攻守両面で貢献できるモダンなセンターバックは、 フィオレンティーナ、スパルタ・プラハを経て2022年夏にフェイエノールトへ完全移籍。今シーズンは公式戦49試合に出場し、7ゴール3アシストの数字を残している。 2024.06.21 08:30 Fri

「難しい試合だった」予選でも対戦したデンマークとドロー、スロベニアを支えたGKオブラクは「ただの試合」とチームメイトを鼓舞

スロベニア代表GKヤン・オブラクが、デンマーク代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 16日、グループC第1節でスロベニアはデンマークと対戦した。 両者は予選でも同じグループに入り2度対戦。スロベニアは1分け1敗という結果で、勝てていなかったが2位で本大会出場を決めた。 この試合では17分にクリスティアン・エリクセンが先制ゴールを記録しデンマークがリード。0-1で後半を迎えたが、77分にエリック・ヤンジャが強烈なミドルシュートでネットを揺らし、1-1のドローに終わった。 先発フル出場し、1失点に抑えたオブラク。後半はビッグセーブを見せてチームのドローにも貢献していた中、良く知る相手だけに難しかったと振り返った。 「難しい試合だった。予選で2度対戦しているし、どうなるのかは分かっていた」 「最初の20〜30分は選手の中ではこういう試合に慣れていない人もいて、少し怖がっていたかもしれない。ただ、その後はプレーが改善し、チャンスも作り、得点もできていた」 経験値の少ない選手も多いスロベニア。オブラクは、ハーフタイムにチームメイトに発破をかけたと明かした。 「ハーフタイムにロッカールームで『これはただの試合だ』と言った。ユーロではあるけど、それでもただの試合。1-0で負けていたけど、それだけでしかない」 「後半はゴールを奪うつもりでスタートし、それが実現した。スタンドにいるファンや子供たちの喜びを見ると、それがサッカーの全てだと感じる」 <span class="paragraph-title">【動画】オブラクは好セーブ! スロベニアがデンマークとドロー</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="4pdBTo4Z-do";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.17 13:35 Mon

レンタル先で活躍の20歳FWオモロディオン、関心多数もアトレティコ残留へ

U-21スペイン代表FWサム・オモロディオン(20)はアトレティコ・マドリー残留へと向かっているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。 昨夏グラナダからアトレティコへ移籍した大型ストライカーのオモロディオン。加入1年目の今シーズンはアラベスへレンタル移籍し、ラ・リーガ初挑戦ながら公式戦36試合で9ゴール1アシストの結果を残した。 そんなオモロディオンはプレミアリーグへの移籍の噂もあったが、つい先日、考えに「大きな相違があった」という理由で代理人を変更。本人はアトレティコでの成功のみを望んでいるという。 また、アトレティコにはここ数週間でイングランドやイタリア方面から多数の問い合わせがあったというが、クラブは近い将来のチームの柱の1人として期待しており、売却する意向もないとのこと。9000万ユーロ(約151億9000万円)の契約解除金も設定されているようだ。 しかし、アトレティコに残って来シーズンを戦うか、再びレンタル移籍するかどうかはプレシーズンのパフォーマンス次第。オモロディオンは7月から8月にかけて開催のパリ・オリンピックに参加する見込みのため、ディエゴ・シメオネ監督に見極める時間があまりないことが懸念材料となる。 オモロディオンの現行契約は2028年6月まで。ここからさらに経験を積み、アトレティコの得点源となる日がいずれやってくるのだろうか。 2024.06.16 22:09 Sun

「サポーターは素晴らしかった」初戦でクロアチア撃破、ゴールのモラタは途中交代に「打撲があった」「イタリア戦は大丈夫だと思う」

スペイン代表FWアルバロ・モラタがクロアチア代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 15日、ユーロ2024グループB第1節でスペインはクロアチアと対戦した。 スペインは序盤からペースを握ると、相手のミスにも便乗しモラタのゴールで先制。32分にはファビアン・ルイスが追加点を奪うと、47分にはCKの流れでのヤマルのクロスからダニエル・カルバハルがネットを揺らし3-0でクロアチアに勝利した。 キャプテンとして出場したモラタ。チームの先制ゴールを決めて、しっかりと難しい初戦で勝利を収めた中、ドイツまでやってきたファン・サポーターへ感謝の気持ちを述べた。 「このような大きな試合で、僕たちを応援してくれるたくさんのファンが来てくれるというのは、本当に違いがわかる。僕たちのサポーターは素晴らしかった。本当に良いスタートを切るのを助けてくれた彼らに感謝したいと思う」 「僕たちは良いプレーをしたと思う。素晴らしい代表チームに相手に大きなプレッシャーをかけた。これは僕たちが試合開始からどのように臨まなければいけないかという正しい姿だ」 クロアチアというグループステージのライバル相手の勝利。しっかりと結果を残せたことを誇った中、自身の大会ファーストゴールについても振り返り、アシストしてくれたファビアン・ルイスについて称えた。 「最初のチャンスは乾いたピッチでボールが素早く動かず、コントロールが悪かったので失敗してしまった。2度目のチャンスは、パスを出すために中央に道が開いたなと思った時、ファビアンが必要な場所にボールを入れてくれるとわかっていた」 「そして素晴らしいアシストの後、ファビアンが自らも素晴らしいゴールを決めた!」 チームメイトを称えたモラタだったが、67分にミケル・オヤルサバルと交代。どうやら打撲があり、大事を取って下がったとした。 「後半に交代する前に、僕は打撲があった。こういう時は、慎重になった方が良い。イタリア戦は大丈夫思う」 <span class="paragraph-title">【動画】キャプテン・モラタが冷静に流し込んでスペインの初ゴールを決める!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="N16zBmIz-Xg";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.16 19:52 Sun

アトレティの絶対的守護神がユーロ初勝利をもたらす/ヤン・オブラク(スロベニア代表)【ユーロ2024】

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■スロベニア代表</span> 出場回数:6大会ぶり2回目 最高成績:GS敗退(2000) ユーロ2020結果:予選敗退 予選結果:グループH・2位 監督:マティアジュ・ケク <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> GKヤン・オブラク(アトレティコ・マドリー) 1993年1月7日(31歳) 人口わずか200万人の小国が生んだ偉大な守護神。スロベニアのレジェンドGKサミル・ハンダノビッチ氏の後を継いでゴールマウスを守るアトレティコ・マドリーの絶対的守護神は、自身初の国際大会における大舞台に挑む。 堅守アトレティコの象徴として君臨するショットストッパーは今予選では8試合出場で8失点と流石の安定感を見せ付けた。下馬評では厳しいと見られるスロベニアが波乱を起こすにはアトレティコでも見せるようなビッグセーブを連発する必要があるが、チームの主将でもあるオブラクはスロベニアにユーロ初勝利の歓喜をもたらすことができるか。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月16日(日) 《25:00》 【C】スロベニア代表 vs デンマーク代表 ▽6月20日(木) 《22:00》 【C】スロベニア代表 vs セルビア代表 ▽6月25日(火) 《28:00》 【C】イングランド代表 vs スロベニア代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.ヤン・オブラク(アトレティコ・マドリー/スペイン) 12.ヴィド・ベレツ(APOEL/キプロス) 16.イゴル・ヴェキッチ(ヴェイレ/デンマーク) DF 2.ジャン・カルニチニク(ツェリエ) 3.ユレ・バルコヴェツ(アランヤスポル/トルコ) 4.ミハ・ブラジッチ(レフ・ポズナン/ポーランド) 6.ジャカ・ビヨル(ウディネーゼ/イタリア) 13.エリック・ヤンジャ(グールニク・ザブジェ/ポーランド) 21.ヴァニャ・ドルクシッチ(ソチ/ロシア) 23.ダビド・ブレカロ(オーランド・シティ/アメリカ) MF 5.ジョン・ゴレンツ・スタンコビッチ(シュトゥルム・グラーツ/オーストリア) 7.ベンヤミン・ヴェルビッチ(パナシナイコス/ギリシャ) 8.サンディ・ロヴリッチ(ウディネーゼ/イタリア) 10.ティミ・マックス・エルシュニク(オリンピア・リュブリャナ) 14.ヤスミン・クルティッチ(FCズュートティロール/イタリア) 15.トミ・ホルヴァト(シュトゥルム・グラーツ/オーストリア) 22.アダム・グネズダ・セリン(パナシナイコス/ギリシャ) 24.ニノ・ジュゲリ(ボデ/グリムト/ノルウェー) 25.アドリアン・ゼリコヴィッチ(スパルタク・トルナヴァ/スロバキア) FW 9.アンドラス・シュポラール(パナシナイコス/ギリシャ) 11.ベンヤミン・シェシュコ(RBライプツィヒ/ドイツ) 17.ヤン・ムラカル(ピサ/イタリア) 18.ジャン・ヴィポトニク(ボルドー/フランス) 19.ジャン・ツェラル(ルガーノ/スイス) 26.ヨシプ・イリチッチ(マリボル) 2024.06.16 18:30 Sun

ユーロの関連記事

「仕事をしたまで」「確認するのが仕事だ」元イタリア代表FWのトルコ代表監督がスタジアムに入れてもらえない珍事…警備員にイラつく姿に批判の声「監督を知っている必要はない」

元イタリア代表FWでトルコ代表の指揮を執るヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が、試合前に試練を受けていた。 トルコ代表を指揮してユーロ2024に臨んでいるモンテッラ監督。初戦はジョージア代表相手に勝利を収めた中、第2節ではポルトガル代表との対戦となった。 連勝を収めればグループステージ突破が決まる中、試合はとんでもないオウンゴールもあり、0-3で完敗。最終節でグループステージ突破を目指すこととなる。 そんな中、モンテッラ監督は試合前にも試練を受けていたことが判明。スタジアム到着時にその事態は起こっていた。 トルコ代表を乗せたバスがスタジアムに到着。選手たちが降りてくる中、モンテッラ監督が先頭でバスを降り、入口へと向かう。 外にいた大会関係者と見られる男性は笑顔を見せていた中、扉の前に立っていた警備員はモンテッラ監督を制し。中に入れさせなかった。 警備員は「パスを確認する」とジェスチャー。すると、モンテッラ監督は「今このバスを降りたんだ」という動きに。警備員も間違いなくバスから降りてくるのを見ていたが、決まりであるためにパスの提示を求めた。 後ろから降りてきた、GKアルタイ・バユンドゥルはこの光景を見て思わずにやついてしまう事態に。それでも警備員は自身の仕事を全うしたにすぎず、モンテッラ監督はイラついた様子を見せながら、パスを警備員の目の前に掲げてこれでもかと見せつけ、スタジアムに入っていった。 警備員はあくまでもパスが確認できない人間はスタジアムに入れられないために仕事をしただけ。モンテッラ監督を知っていようがいまいが関係ない。むしろ、顔パスで通したことで職を追われる可能性もゼロではない。 現地では、警備員を擁護する声が多く、「彼は仕事をしたまでだ」、「パスを確認するのが仕事」、「監督を知っている必要はない」、「首から下げてればいいだけだ」とモンテッラ監督の態度に批判的なコメントが寄せられている。 <span class="paragraph-title">【動画】トルコ代表監督がスタジアム入口で足止め…選手も思わずニヤリ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr"><a href="https://t.co/ZsCymxwLYs">https://t.co/ZsCymxwLYs</a><a href="https://twitter.com/hashtag/OptusSport?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#OptusSport</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/EURO2024?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#EURO2024</a> <a href="https://t.co/GdSUrsmvkl">pic.twitter.com/GdSUrsmvkl</a></p>&mdash; Optus Sport (@OptusSport) <a href="https://twitter.com/OptusSport/status/1804665924902867219?ref_src=twsrc%5Etfw">June 23, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.23 23:47 Sun

浮かれるにはまだ早い…/原ゆみこのマドリッド

「これはこれで別世界ね」そんな風に私が感じていたのは金曜日、マドリッドの弟分ヘタフェが24-25シーズンの新ユニフォームのプレゼンをすると聞いて、コリセウムを訪れた時のことでした。いやあ、クラブサッカーは夏休み真っ盛りとあって、サンティアゴ・ベルナベウやメトロポリターノが連日のようにコンサートで賑わっているんですけどね。去年の同じ時期、アンヘル・トーレス会長がスタジアム大改装構想をぶち上げたものの、未だに市当局の建築許可を待っている段階で、いつ実現するのか定かでない今のコリセウムはこの時期には珍しく、ピッチに芝はまだあったものの、サッカー以外のイベントには使いようがなし。 もちろん、青、赤、白の3種の新ユニがお披露目されたVIPサロンは取材陣や古参ソシオ(協賛会員)らの招待客でいっぱいだったとはいえ、ええ、何せこの夏、ヘタフェはユーロとまったく無関係のチームになってしまいましたからね。ボルハ・マジョラルこそ、3月にヒザの靭帯断裂さえしなければ、スペイン代表に呼ばれていたかもしれないんですが、他はセルビア代表に参加中のマクシモビッチだけで、彼も7月からはパナシナイコスの選手に。1月にボーンマスに移籍したエネス・ウナルも以前はトルコ代表の常連だったにも関わらず、このユーロには呼ばれておらず、大体がして、ヘタフェには現在、所属選手がたった15人しかいないんですよ。 そのせいでこの夏は10人近い補強をしないといけないんですが、何せ、一番の頼りがマドリッドの兄貴分チームたちからのおこぼれであるヘタフェですからね。要は8月を待たないことには動きようがないのだとか。そうそう、アンヘル・トーレス会長によると、昨季、マンチェスター・ユナイテッドからレンタル移籍して、あっという間にファンの心を掴んでしまったグリーンウッドの、ええ、彼はコリセウム最後の試合でお別れっぽいことをしていたため、もうヘタフェではプレーしないのかと思っていたんですけどね。レンタル延長の交渉にいい手応えを感じているそうで、上手くいけば、今季もボルダラス監督の強力な手駒になってくれるかもしれないのだとか。 ちなみにこの月曜には新シーズンのリーガ対戦日程の抽選もあって、いやあ、今季はレガネスも1部に復帰したため、毎節、2、3試合はスタジアム観戦できると私も楽しみにしていたんですけどね。それがどういう訳か、8月18日の開幕節週末は5チーム全てがアウェイゲーム。そう、ヘタフェはアスレティック、ラージョはレアル・ソシエダ、レガネスはオサスナと北方へ飛ばされ、レアル・マドリーはマジョルカ、アトレティコはビジャレアルとスペイン南部のビーチリゾートで新シーズンの闘いをスタートさせるため、マドリッドで最初のリーガ戦を見られるのは8月25日週末の第2節からに。 それもまた、ヘタフェvsラージョの弟分ダービーのせいで、1つ減るとはいえ、ホームゲーム4試合が被るとなると、到底、全部を梯子できるような時間割になるとは思えず…これって、夏休みを利用して、マドリッドでリーガの試合を満喫しようと計画している日本人ファンにとっても、かなり意地悪な日程ですよね。 まあ、そんなことはともかく、ユーロのグループリーグ2戦目を終えたスペインはどうだったのか、お伝えしていかないと。クロアチア戦で3-0と快勝した後、木曜にはゲルゼンキルヘンのアレナ・アウフシャルケでイタリアと対戦となったんですが、その当日、スタメンが発表される直前に開幕戦でル・ノルマン(レアル・ソシエダ)とCBペアを組んだナチョ(マドリー)が筋肉痛が発覚。第1戦の後、ようやくチーム練習に合流したラポール(アル・ナスル)が入ることがわかったんですが、あまり心配することはなかったよう。というのも序盤から、スペインがずっと攻め続けていたからで、うーん、残念ながら、ペドリ(バルサ)やニコ・ウィリアムス(アスレティック)のヘッド、モラタ(アトレティコ)のゴール前右からのシュートはGKドンナルンマ(PSG)のせいもあって、決まらなかったんですけどね。 その後もファビアン(PSG)などが3度程、狙っていったんですが、前半のスペインは得点を挙げられず、ロスタイムにはロドリ(マンチェスター・シティ)が累積警告となる2枚目のイエローカードをもらって終わることに。さすがにシュートはキエサ(ユベントス)の撃った1本だけ。あとはニコやジャマル(バルサ)に守備陣が翻弄されるばかりとあって、ハーフタイムにはスパレッティ監督も考えたんでしょうね。後半頭から、イタリアはジョルジーニョ(アーセナル)とフラッテージ(インテル)をクリスタンテ(ローマ)とカンビアッソ(ユベントス)に代えてきたんですが、ペドリがまた2本、シュートに失敗した後、とうとう、スペインが先制点を挙げるのに成功したんですよ。 それは10分、ニコが左サイドから上げたクロスをモラタは頭で軽く触るしかできなかったものの、ドンナルンマの弾いたボールが飛び込んで来たカラフィオリ(ボローニャ)に当たって、オウンゴールになってくれたんですから、まったくラッキーじゃないですか。そのスペインの先制点を入れた選手に私は何故か、見覚えがあって、ええ、試合当日のAS(スポーツ紙)を見直してみたんですけどね。まさにル・ノルマンに加え、アトレティコの2人目のCB補強候補として挙がっていたのが彼だったのにはもう、苦笑いしかできませんでしたが、1-0とした後もスペインは攻撃の手を緩めず。 うーん、それからもニコのシュートがゴールバーに当たったり、交代でユーロ初出場を遂げたアジョセ(ベティス)が2度もドンナルンマに弾かれたりと、何度も惜しいチャンスはあったんですけどね。結局、それ以上、スペインはゴールを挙げることはなく、一方のイタリアも最後のCK全員攻撃も実らずに、そのまま試合は1-0で終了。2連勝となったスペインは早くもグループ1位突破を確定したんですが…だからって、「Ya dije que no hay una selección mejor que la nuestra/ジャー・ディヘ・ケ・ノー・アイ・ウナ・セレクシオン・メホール・ケ・ラ・ヌエストラ(ウチよりいい代表チームはないとすでに言っている)」(デ・ラ・フエンテ監督)とまで、明言していい? まあ、確かにマッチMVPとなったニコも「Tenemos muy clara la idea de juego, lo que tenemos que hacer cada jugador/テネモス・ムイ・クラーラ・ラ・イデア・デ・フエゴ、ロ・ケ・テネモス・ケ・アセール・カーダ・フガドール(ボクらにははっきりしたプレーの考えがあって、それぞれの選手が何をしないといけないかわかっている)」と言っていたように、この大会の彼らはスピードとリズムのある動きで、ルイス・エンリケ前監督時代とはかなり違うのはわかりますけどね。私も前はよく、延々とボールを持って、パス回しに終始しているだけの光景に退屈していたものですが、いや、そうは言っても撃っても撃ってもゴールが入らないのはちょっと心配だったかと。 大体、この日はイタリアも「ウチのサッカーは遅くて、ボールを取り返してもすぐ失くしてしまった」とスパレテッティ監督も認めていたんですが、まったく前回のユーロ王者らしさがありませんでしたからね。その辺を肝に銘じて、スペインの選手たちには決して自分たちが最強だなんて、驕ってもらいたくはないんですが、こちらのマスコミもまた、鬼の首を取ったようにハシャギだしちゃいましたからねえ。私的には決勝トーナメントに行っても、最初の16強対決でコロッと負ける彼らを何度も見ているため、過剰に期待してはいけないと気を引き締めているところなんですが…。 そんなスペインはイタリア戦の勝利を応援に駆けつけたスペイン国王、フェリペ6世にも祝ってもらった後、その夜は現地泊して、翌金曜にドナウエッシンゲンに帰還。ナチョに加えて、アジョセも試合で右足の筋肉を伸ばしてしまったため、グループリーグ最終節、月曜午後9時(日本時間翌午前4時)のアルバニア戦には出られないようですが、こちらはもう、彼らにとっては消化試合ですからね。ここまでスタメン選手をほとんど変えなかったデ・ラ・フエンテ監督もrotacion masiva(ロタシオン・マシバ/大量ローテーション)を計画しているようで、いよいよ、ホセル(マドリー)、フェルミン(バルサ)、ダニ・オルモ(ライプツィヒ)、ヘスス・ナバス(セビージャ)、グリマルド(レバークーゼン)らにアピールするチャンスが回ってくる? 一方、相手のアルバニアは初戦でイタリアに2-1と負け、2試合目のクロチア戦では後半、ギャスラ(ダルムスタッド)がオウンゴールで敵のリードを許した後、ロスタイムに同点ゴールを挙げる意地を見せ、2-2で引分け。要はクロアチアと同じ勝ち点1で、スペインに勝てば、決勝トーナメントに行けなくもないんですけどね。ただ、ここの代表はかなり特殊で、ええ、ラージョのバリウも参加しているんですが、彼もアルバニアによくある苗字だから、もしやと彼の地のサッカー協会が接触してくるまで、一家の源流がアルバニアにあったとはまったく知らなかったのだとか。 そんな感じでリクルートされた選手がほとんどなため、チームの共通言語がアルバニア語になることはなく、「Algunas cosas ya digo y entiendo/アルグーナス・コーサス・ジャー・ディゴ・イ・エンティエンドー(何がしかは言えるし、理解できる)」という程度のバリウが、ええ、彼はリーガでジャマルやニコらと対戦していますからね。「Mis compañeros alucinaban, no paraban de preguntar por ellos/ミス・コンパニェーロス・アルシナバン、ノー・パラバ・デ・プレグンタール・ポル・エジョス(チームメートたちは圧倒されていて、彼らについての質問が止まない)」という状態であっても、正確な情報を英語で皆に伝えるのは難しいんじゃないかと思いますが、さて。 ただ、バリウはここまで2試合、ずっと控えだったため、スペイン戦にも出るかどうかもわからないんですが、立派にルーマニアのレギュラー右SBを務めているラージョのチームメートが1人。ええ、ユーロに備え、シーズン終盤に髪を青く染めたアンドレイ・ラティウで昨季、イニゴ・ペレス監督はバリウの方を優先して使っていたんですから、なかなか皮肉な状況かと。ちなみにルーマニアは土曜の試合でベルギーに2-0で負け、こちらのEグループは4チームが全て勝ち点3で横並びという凄い有り様に。おかげでまったく先が読めないんですが、実際、この6チーム中、成績上位の3位4チームも決勝トーナメントに行ける、緩々グループリーグは16強対戦のカードが未だに予想つかないのが悩みの種でねえ だってえ、土曜にグループ2節が終了した時点で2連勝したドイツ、スペイン、ポルトガルの1位突破は決まったものの、いえ、ドイツだけは相手がCグループの2位とわかりやすいんですけどね。対して、30日の土曜にケルンで16強対決となるスペインの相手はADEFグループの3位のどれか。7月1日にフランクフルトで試合するポルトガルの相手もABCグループの3位のどれかとなっているため、どこと対戦するのか、さっぱりなんですが、つまりこれって、1位突破以外のチームのファンはまったく旅程が立てられないってこと? その他、ここまでユーロを見てきて、気になったのは、金曜にオランダとスコアレスドローを演じたフランスで、いやまあ、マドリー入団が決まったエムバペは初戦のオーストリア戦で鼻を骨折し、特注マスクは用意できていたものの、プレーすることはなかったんですけどね。代わりにキャプテンとして、チームを導くことになったグリーズマン(アトレティコ)が誰より多い5回のシュートを撃っていたのはともかく、決定機に何度も失敗していたことだったかと。その様子にはモラタ同様、シーズン後半に不調期を迎えていた彼の姿が重なってしまい、もしや未だに足首が痛むんじゃないかと穿ってしまったんですが、果たしてどうなんだか。 どちらにしろ、このDグループではレバンドフスキの負傷が響き、2連敗したポーランドの4位敗退が決まったため、同じ勝ち点4のオランダとどちらが1位突破するかはともかく、フランスが決勝トーナメントに進出して、マドリッド勢のファンを楽しませてくれるのは間違いないはずですけどね。とりわけアンチェロッティ監督など、CL準決勝バイエルン戦2ndレグで中足骨を骨折。ドルトムントを倒して、Decimoquinta(デシモキンタ/15回目のCL優勝)を達成した決勝にも出場できなかったチュアメニ(マドリー)がこのオランダ戦で復帰したことを喜んでいるはずですが、それにしたって、カマビンガはいつ、レギュラーになれるんでしょうかね。 <hr>【マドリッド通信員】 原ゆみこ 南米旅行に行きたくてスペイン語を始めたが、語学留学以来スペインにはまって渡西を繰り返す。遊学4回目ながらサッカーに目覚めたのは2002年のW杯からという新米ファン。ワイン、生ハム、チーズが大好きで近所のタパス・バルの常連。今はスペイン人親父とバルでレアル・マドリーを応援している。 2024.06.23 23:30 Sun

「刑事告訴の対象にも…」ユーロの1試合で5人がピッチ乱入…C・ロナウド目当ての愚行にUEFAも声明「追加の安全対策を」

熱戦が連日続いているユーロ2024。しかし、大きな問題に直面している。 すでにグループステージも最終節へ。ただ、決勝トーナメントに進出が決まっているのは、わずか3カ国という混戦状況。最終節の戦いが命運を握っている。 ピッチ上で熱戦が繰り広げられている一方で、大きな問題も頻発。ピッチへの侵入者が後を絶たない。 特に問題が顕著になったのは22日に行われたグループF第2節のトルコ代表vsポルトガル代表の一戦。試合は0-3でポルトガルが勝利したが、なんとこの試合では5人もの人物が試合中にピッチに侵入していた。 お目当てはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。世界的なスーパースター選手とのセルフィーを撮影しようと、近づいている。 C・ロナウドにとっては最後のユーロになる可能性もある中でドルトムントの本拠地でもあるBVBシュタディオン・ドルトムントでの試合では、スチュワードたちがピッチ上で追いかける姿が何度も見られた。 この試合で最初にピッチに侵入したのは少年。C・ロナウドの元へ辿り着くと、C・ロナウドは少年とハグし、セルフィーに応じた。 これを見たからなのか、その後も侵入者は止まず。さすがのC・ロナウドも怒りを露わにするなどし、それぞれがスチュワードに捕まり、退場させられていた。 ポルトガルのロベルト・マルティネス監督は試合後「懸念事項だ」とコメント。「今日、ファンの意図は良いものだった。我々は皆、大スターやアイコンを認めるファンが大好きだ。しかし、彼らの意図が違ったていれば、難しい状況になることを理解しなければならない。我々は中止する必要がある。そんなことは起きてはならない」とコメント。仮に、悪意や敵意を持ち、選手を傷つける目的の人物であれば、刃物で刺されてしまう可能性もゼロではないのだ。 欧州サッカー連盟(UEFA)も今回の事態を受けて声明を発表。「安全とセキュリティが大会主催者として最優先事項である」とし、「この目的のため、大会の要件をさらに満たし、このような事件を防ぐためにスタジアムで追加の安全対策が実施される」とした。 また、「安全上の理由から、具体的な措置についてはコメントしない」とし、「念の為にお知らせしておきますが、ピッチへのいかなる侵入もスタジアムの規則違反に当たり、スタジアムからの退場、今大会の全ての試合への入場禁止、不法侵入による正式な刑事告訴の対象となる」と、厳しい処分を下す可能性を伝えている。 <span class="paragraph-title">【写真】ピッチに侵入し、見事にC・ロナウドとの2ショットに成功した少年が撮った写真</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C8iH53dtf3Z/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C8iH53dtf3Z/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; transform: translateX(16px) translateY(-4px) rotate(30deg)"></div></div><div style="margin-left: auto;"> <div style=" width: 0px; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-right: 8px solid transparent; transform: translateY(16px);"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; flex-grow: 0; height: 12px; width: 16px; transform: translateY(-4px);"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-left: 8px solid transparent; transform: translateY(-4px) translateX(8px);"></div></div></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center; margin-bottom: 24px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 224px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 144px;"></div></div></a><p style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; line-height:17px; margin-bottom:0; margin-top:8px; overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C8iH53dtf3Z/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">433(@433)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.06.23 23:25 Sun

ムバッペがフェイスマスク姿で練習試合に出場…骨折後初の実戦復帰で2G2A

ユーロ2024での今後が懸念されるフランス代表FWキリアン・ムバッペだが、練習試合ながら実戦復帰したようだ。 6大会ぶり3度目の優勝を目指すフランスのエース、ムバッペ。チームは17日に行われたポーランド代表とのグループD第1節を白星で飾って白星スタートを切ったが、25歳FWは相手選手との交錯で顔面を強打し、交代を余儀なくされた。 その後に鼻骨骨折がわかったが、手術を免れ、チームを離脱する最悪の事態を回避。そうして21日に行われたオランダ代表との第2節ではベンチからスタートしたが、最後まで出場なく、チームも0-0のドローに終わっている。 25日に行われる第3節のポーランド代表戦で出場なるかが注目どころとなるなか、イギリス『BBC』によると、22日に行われたパーダーボルンのU-21チームを相手にした30分ハーフのトレーニングマッチ2本でプレーしたという。 この試合は非公開だったというが、フェイスマスクを着用してプレーしたムバッペは骨折のケガを負ってから初の実戦というなか、2得点2アシストの活躍も披露したようだ。 2024.06.23 19:30 Sun

「中盤は中盤で、WGはWGで」…トッテナム指揮官ポステコグルー、イングランド代表監督の選手起用に意見

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督がユーロ2024でのイングランド代表に感想を述べた。イギリス『デイリー・メール』が報じている。 グループCの2試合で勝ち点4を稼ぎ、首位に立つイングランド。突破は果たしそうな状況だが、ここまでの2試合ですっきりしない戦いぶりが続き、乏しい内容に眉をひそめるような意見が飛ぶ。 そのなかで、本来の持ち場と異なるポジションで起用するガレス・サウスゲイト監督の試みが1つのトピックに。ポステコグルー監督もそうした起用法に懐疑的な見方をしているようだ。 出演した『ITV』で「イングランドが過去の大会で大きな変更を施し、それがうまくいった例はたくさん知っている。ただ、現時点でそういう状況ではない」とし、こう意見した。 「まずは選手が本来のポジションでプレーする姿が見たい。それからだと思う。中盤を中盤のエリアに、ウインガーをウインガーのエリアに置ければ、そして、それが目指すプレーの仕方なら、少しは安定していくはずだ」 トッテナム指揮官がそう言うイングランドはここまでトレント・アレクサンダー=アーノルドのボランチ起用が続き、キーラン・トリッピアーが左サイドバックでプレー。25日には勝ち点2で3位につけるスロベニア代表との最終戦に臨む。 2024.06.23 17:30 Sun

記事をさがす

メンフィス・デパイの人気記事ランキング

1

オランダ代表が誇る“最強ジョーカー”ヴェグホルスト…「途中出場からの決定力」で30代突入後も居場所を確保

オランダ代表はFWワウト・ヴェグホルスト(31)の決定力に支えられている。オランダ『Voetbal International』が伝える。 オランダ代表は16日、ユーロ2024グループD第1節でポーランド代表と対戦。1-1で迎えた83分、途中出場の197cmFWヴェグホルストが左足弾を叩き込み、2-1で競り勝った。オランダは今大会白星発進だ。 決勝点のヴェグホルスト。 クラブキャリアはマンチェスター・ユナイテッドでの昨季後半戦の半年間が印象深いところ。献身的な味方へのサポートが色濃く残り、半年で退団も1トップの1stチョイスに君臨…一方で、ゴールはほとんど奪えなかった。 しかし、オランダ代表では違う。 同代表の最前線はメンフィス・デパイが1stチョイスで、ヴェグホルストはジョーカー。ポーランド戦含め、通算34キャップのうち先発出場は11試合のみとなっているが、そんななかで12得点を叩き出している。 また、12得点中7得点は途中出場から。 2024年のヴェグホルストはオランダ代表の全5試合とも途中出場で、5試合4得点。カタールW杯準々決勝・アルゼンチン代表戦で途中出場から2得点を挙げたのを境に、30代突入後もジョーカーとして代表チームに居場所を確保し続けているヴェグホルストだ。 オランダの名手ピエール・ファン・ホーイドンク氏は、ヴェグホルストをこう称える。 「彼はいわば“磁力”。ゴールへの道筋をシンプルに理解している真の9番であり、今日のゴールも偶然ではない。非常に賢い選手だよ。どこにいればボールが来るか、よくわかっている」 <span class="paragraph-title">【動画】ヴェグホルストが出場から2分で殊勲の決勝ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="hoZQGGIGRuE";var video_start = 130;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.17 14:05 Mon
2

「僕はそこにいない」アトレティコ退団確実のデパイがPSV復帰を否定

オランダ代表FWメンフィス・デパイ(30)が古巣復帰の可能性を排除した。オランダ『Voetbal International』が伝える。 メンフィスはPSVでプロデビュー後、若くして移籍したマンチェスター・ユナイテッドで挫折を味わい、一旦リヨンへ移籍し質実剛健なアタッカーに進化。脂が乗ってきた頃にビッグクラブ返り咲き、バルセロナ行きを勝ち取った。 ただ、スペイン上陸を境にケガが増え、指針なきクラブ経営にも振り回される形でバルセロナを1年半で退団。昨年1月からアトレティコ・マドリー所属も、やはり1年半で退団へ。今夏の契約満了を本人も代理人も認めている。 若手時代から注目を浴びてきたメンフィスも今年で30歳。まだまだ老け込む年齢ではないが、選手キャリア後半に差し掛かっていることもあり、ここ最近浮上していたのが「古巣PSVへ復帰する可能性もあるのでは?」という噂。 ただ、今月14日開幕のユーロ2024に備えて一時帰国のメンフィスはこれを否定。「PSVは僕の家。彼らが今季好調で嬉しかったし、リーグを獲り、来季はチャンピオンズリーグ(CL)を戦う。でも、僕はそこにいない」と語る。 続けて「僕はどこへでも自由に移籍できるらしい。これからのユーロに集中している一方、次のクラブがどうとかはあんまり心配してないな」とコメント。まだ新天地に関する具体的な情報が少ないメンフィスだが、来季はいかに。 2024.06.02 22:00 Sun
3

1400万人に全裸流出…バルサ選手がSNS誤爆でチームメイトが被害

バルセロナのオランダ代表FWメンフィス・デパイがチームメイトの元スペイン代表DFジェラール・ピケの赤面ショットを晒してしまった。イギリス『サン』が伝えている。 バルセロナは13日、ラ・リーガ第28節でオサスナとカンプ・ノウで対戦。4-0で圧勝しリーグ4連勝を飾った。 この試合に途中出場し勝利に貢献したデパイは試合後、自身のインスタグラムのストーリーズを更新。試合直後のロッカールームで、ブラジル代表DFダニエウ・アウベスとともにシャワーを浴び終え、私服姿に着替えた瞬間の動画を投稿した。 デパイはD・アウベスとバシッと決めた私服を約1400万人のフォロワーがいるアカウントで公開したが、背後まで気を遣えなかった。 バッチリ決めた2人とは真逆、2人の後ろにはシャワーを浴び終え、生まれたままの姿のピケが。何も隠していない全裸を、ピケは思わぬ形で1400万人に対して晒すこととなってしまった。 オサスナ戦でバルセロナでの通算600試合出場を達成したピケだが、思わぬアクシデントに巻き込まれることとなった。 <span class="paragraph-title">【モザイク有】1400万人に流出してしまったピケの全裸</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Memphis Depay accidentally posts video of Gerard Pique NAKED in dressing room <a href="https://t.co/TsHDvTnFbx">https://t.co/TsHDvTnFbx</a></p>&mdash; Irish Sun Sport (@IrishSunSport) <a href="https://twitter.com/IrishSunSport/status/1503736557274120202?ref_src=twsrc%5Etfw">March 15, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJ5R1JsNVF4cSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2022.03.16 20:25 Wed
4

オランダ代表の次代担う顔ぶれがユーロ2024落選…クーマン監督は「コンディション優先」明言も信頼おく主軸は例外

オランダ代表のロナルド・クーマン監督が、ユーロ2024のメンバー選考について語った。 16日、ユーロ2024へ向かうオランダ代表の候補メンバー30名が発表され、DFヴィルヒル・ファン・ダイク、MFフレンキー・デ・ヨング、FWメンフィス・デパイなどなど、経験豊富な各ポジションの軸が順当に名を連ねた。 一方で、躍進ボローニャのエースであるFWジョシュア・ザークツィー(22)、アーセナルで重傷を克服したDFユリエン・ティンバー(22)、フェイエノールトの中軸MFマッツ・ヴァイファー(24)といった、次代のオランイェを支える顔ぶれが30名の大枠からも漏れることに。 これについてクーマン監督は20日、オランダ『Veronica Offside』への出演で「コンディションが万全ではない選手は省いた」と明言。ザークツィーとヴァイファーは目下離脱中で、ティンバーは試合勘を取り戻す段階にある。 ただし、例外もあると言う。 「メンフィス(デパイ)は戻ってから十分にプレーしていない。まだ2試合だっただろうか。だが、ユーロ前にテストマッチが2試合ある。まずまずの状態で本大会を迎えられるだろう」 「フレンキー(デ・ヨング)も同様だ。“例外”を設けていることを認めよう。彼もまた、本大会で頭からプレーできる想定だ。アイスランド戦(6月10日のテストマッチ2試合目)から起用できると踏んでいる」 筋肉系トラブルで離脱し、復帰してまもないメンフィス。足首の負傷を繰り返し、3月以降バルセロナで3試合しかプレーしていないデ・ヨング。クーマン監督としては、ダブルスタンダードにはなるが、どうしても外したくない2人のようだ。 2人はクーマン監督が「おそらく26名で行く」と語るユーロ本大会にも名を連ねることになるだろう。 ◆オランダ代表の日程(全て6月) 6日 テストマッチ vsカナダ代表 10日 テストマッチ vsアイスランド代表 16日 ユーロD組第1節 vsポーランド代表 21日 ユーロD組第2節 vsフランス代表 25日 ユーロD組第3節 vsオーストリア代表 2024.05.21 15:55 Tue
5

「良い思い出は僕の心の中に」契約満了のデパイが別れのメッセージ

今季限りでのアトレティコ・マドリー退団が決定的となっているオランダ代表FWメンフィス・デパイ(30)が、自身のSNSでチームメイトやサポーターへ感謝のメッセージを綴った。 メンフィスはPSVでプロデビュー後、若くして移籍したマンチェスター・ユナイテッドで挫折を味わい、一旦リヨンへ移籍し質実剛健なアタッカーに進化。脂が乗ってきた頃にビッグクラブ返り咲き、バルセロナ行きを勝ち取った。 ただ、スペイン上陸を境にケガが増え、指針なきクラブ経営にも振り回される形でバルセロナを1年半で退団。昨年1月からアトレティコ・マドリーに所属するも、公式戦40試合で13ゴール2アシストとトップフォームからほど遠いパフォーマンスに終始していた。 今シーズン限りで契約満了を迎えるデパイは、2日に自身のインスタグラムを更新。正式に退団とは明言はしていないものの、チームメイトやファンへの感謝のメッセージを送った。 「このメッセージを書いている僕の気持ちを説明するのは簡単ではない。この話はまた別の機会にしたほうがいいのかもしれない……」 「アトレティコ・マドリーのチームメイト、スタッフ、そしてサポータの皆、僕がアトレティコで過ごした時間の中で感じた多くのサポートと熱意に心からありがとうと言いたい。この良い思い出は僕の心の中に大切にしまっておくよ。グラシアス、アウパ・アトレティ(ありがとう、頑張れアトレティ)」 2024.06.03 06:30 Mon

アトレティコ・マドリーの人気記事ランキング

1

コンテ色さっそく全開? ナポリがCB補強へユナイテッドらとの争奪戦怯まず大金投入か

ナポリがセンターバックの補強に大金を叩こうとしている。 24-25シーズンからアントニオ・コンテ新監督を迎えるナポリ。今夏の補強としては、キム・ミンジェの穴が一向に埋まらなかったセンターバックを優先しているのが想像に難くない。 ここ最近は、アトレティコ・マドリーから減俸提示を喰らって退団を決意した、元スペイン代表DFマリオ・エルモソ(28)のフリー獲得へ交渉中であることがよく知られるように。 ただ、センターバックの補強は1枚にとどまらない可能性が。 イタリア『Sportitalia』によると、エルモソの契約交渉と並行し、トリノから“自国No.1の人気銘柄CB”イタリア代表DFアレッサンドロ・ボンジョルノ(25)の獲得を狙っているそうだ。 すでに3500万ユーロ(約59.4億円)の1stオファーを提示済みで、ここから多少の増額、または選手の譲渡も視野に入れているとのこと。どうやらかなり本気のアタックを仕掛けている。 コンテ新監督は[3-4-3]をベースにするらしく、センターバックの拡充を強めに要望していることが明白。ボンジョルノについてはマンチェスター・ユナイテッドやトッテナム、インテルなどとの争奪戦に一切怯んでいないナポリだ。 2024.06.14 15:15 Fri
2

ガブリエウが加入半年のアトレティコ退団へ…ベシクタシュが移籍交渉を明らかに

ベシクタシュは15日、アトレティコ・マドリーでプレーする元ブラジル代表DFガブリエウ・パウリスタ(33)との移籍交渉開始を明らかにした。 かつてアーセナルでもプレーしたガブリエウ。2017年夏のバレンシア行きでビジャレアル時代以来のラ・リーガ復帰を果たし、今年1月からアトレティコ・マドリーに活躍の場を移した。 バレンシアでは通算220試合の出場数を誇り、コパ・デル・レイ優勝にも大きく貢献したDFリーダーだったが、アトレティコ・マドリー入り後は出番少なく。リーガ5試合の出場に終わった。 そんなアトレティコ・マドリーとは今季いっぱいの契約。最近ではベシクタシュ行きが迫っていると取り沙汰される状況だった。 2024.06.15 20:10 Sat
3

ル・ノルマン獲得内定のアトレティコ、スロバキア代表の左利きCBにも関心か?

アトレティコ・マドリーが、フェイエノールトのスロバキア代表DFダビド・ハンツコ(26)に関心を示している。スペイン『レレボ』が報じている。 今夏の移籍市場でディフェンスラインの刷新を図るコルチョネロスは、レアル・ソシエダのスペイン代表DFロビン・ル・ノルマンの獲得を決定的なモノにしている。 ただ、ディエゴ・シメオネ監督はル・ノルマンだけではなく、もう1枚左利きのセンターバックの獲得を希望しているようで、その有力な候補としてリバプールらヨーロッパの幾つかのビッグクラブが関心を示すスロバキア代表DFをリストアップしているようだ。 報道によると、アトレティコはすでに2000万ユーロ(約34億円)程度のファーストオファーを掲示したが、3500万~4000万ユーロ(約59億5000万~68億円)を求めるフェイエノールトに拒絶される可能性が高いという。 ただ、ハンツコ自身はアトレティコへのステップアップを熱望しているようで、その選手サイドの意向を活かしながらクラブ間での妥協点を探ることになる。また、プランBとしてアル・ナスルのスペイン代表DFアイメリク・ラポルテ、ノッティンガム・フォレストのブラジル人DFムリージョの名前も挙がっている。 母国のジリナ下部組織出身のハンツコは2016年にファーストチームデビュー。188cmの恵まれたサイズと高精度の左足を武器に攻守両面で貢献できるモダンなセンターバックは、 フィオレンティーナ、スパルタ・プラハを経て2022年夏にフェイエノールトへ完全移籍。今シーズンは公式戦49試合に出場し、7ゴール3アシストの数字を残している。 2024.06.21 08:30 Fri
4

レンタル先で活躍の20歳FWオモロディオン、関心多数もアトレティコ残留へ

U-21スペイン代表FWサム・オモロディオン(20)はアトレティコ・マドリー残留へと向かっているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。 昨夏グラナダからアトレティコへ移籍した大型ストライカーのオモロディオン。加入1年目の今シーズンはアラベスへレンタル移籍し、ラ・リーガ初挑戦ながら公式戦36試合で9ゴール1アシストの結果を残した。 そんなオモロディオンはプレミアリーグへの移籍の噂もあったが、つい先日、考えに「大きな相違があった」という理由で代理人を変更。本人はアトレティコでの成功のみを望んでいるという。 また、アトレティコにはここ数週間でイングランドやイタリア方面から多数の問い合わせがあったというが、クラブは近い将来のチームの柱の1人として期待しており、売却する意向もないとのこと。9000万ユーロ(約151億9000万円)の契約解除金も設定されているようだ。 しかし、アトレティコに残って来シーズンを戦うか、再びレンタル移籍するかどうかはプレシーズンのパフォーマンス次第。オモロディオンは7月から8月にかけて開催のパリ・オリンピックに参加する見込みのため、ディエゴ・シメオネ監督に見極める時間があまりないことが懸念材料となる。 オモロディオンの現行契約は2028年6月まで。ここからさらに経験を積み、アトレティコの得点源となる日がいずれやってくるのだろうか。 2024.06.16 22:09 Sun
5

「難しい試合だった」予選でも対戦したデンマークとドロー、スロベニアを支えたGKオブラクは「ただの試合」とチームメイトを鼓舞

スロベニア代表GKヤン・オブラクが、デンマーク代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 16日、グループC第1節でスロベニアはデンマークと対戦した。 両者は予選でも同じグループに入り2度対戦。スロベニアは1分け1敗という結果で、勝てていなかったが2位で本大会出場を決めた。 この試合では17分にクリスティアン・エリクセンが先制ゴールを記録しデンマークがリード。0-1で後半を迎えたが、77分にエリック・ヤンジャが強烈なミドルシュートでネットを揺らし、1-1のドローに終わった。 先発フル出場し、1失点に抑えたオブラク。後半はビッグセーブを見せてチームのドローにも貢献していた中、良く知る相手だけに難しかったと振り返った。 「難しい試合だった。予選で2度対戦しているし、どうなるのかは分かっていた」 「最初の20〜30分は選手の中ではこういう試合に慣れていない人もいて、少し怖がっていたかもしれない。ただ、その後はプレーが改善し、チャンスも作り、得点もできていた」 経験値の少ない選手も多いスロベニア。オブラクは、ハーフタイムにチームメイトに発破をかけたと明かした。 「ハーフタイムにロッカールームで『これはただの試合だ』と言った。ユーロではあるけど、それでもただの試合。1-0で負けていたけど、それだけでしかない」 「後半はゴールを奪うつもりでスタートし、それが実現した。スタンドにいるファンや子供たちの喜びを見ると、それがサッカーの全てだと感じる」 <span class="paragraph-title">【動画】オブラクは好セーブ! スロベニアがデンマークとドロー</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="4pdBTo4Z-do";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.17 13:35 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly