レアル・マドリーがアトレティコとの120分の激闘制し決勝進出! カルバハルが3G演出でリベンジに貢献【スーペル・コパ】
2024.01.11 06:50 Thu
スーペル・コパ・デ・エスパーニャ準決勝、レアル・マドリーvsアトレティコ・マドリーが10日にサウジアラビアのキング・ファハド国際スタジアムで行われ、120分の戦いを5-3で制したレアルが決勝進出を決めた。
昨シーズンのコパ・デル・レイ王者として今大会に臨んだレアル。ラ・リーガ首位ターンに加え、直近のコパ初戦で4部のアランディナを3-1で一蹴した好調のチームは2シーズンぶりのスーペル・コパ制覇に向け、今季リーグ戦前回対戦で敗れた因縁の相手にリベンジを狙った。アンチェロッティ監督はクロースをベンチに置いたものの、負傷明けのメンディを含め現状のベストメンバーを起用。ロドリゴとヴィニシウスが2トップに入った。
一方、昨季ラ・リーガ2位チームとして参戦のアトレティコは、新年初戦のジローナ戦で敗戦を喫したなか、直近のコパでは3部のルーゴを3-1で破ってバウンスバックを達成。4チーム制移行後、初制覇を狙うシメオネのチームはジローナ戦から先発2人を変更。ヴィツェルとリケルメに代えてサビッチ、サウールを起用した。
決勝進出を懸けた今季2度目のマドリード・ダービーは、前回対戦同様に早い時間帯にスコアが動く。開始6分、ボックス左のサムエウ・リーノの絶妙なコントロールシュートでGKケパのファインセーブを強いたアトレティコ。このプレーで得た右CKでグリーズマンの左足アウトスウィングのボールをファーで競り勝ったエルモソがピッチへ叩きつけるヘディングで流し込んだ。
相手の得意の形から早々に先制点を奪われたレアルはすぐさま反撃を開始。だが、自陣でコンパクトなブロックを構えるアトレティコの堅守を揺さぶり切れない。
互いにセットプレーでゴールを奪い合い、1-1のイーブンに戻った試合は追いついたレアルが優勢に進めていく。ベリンガム、ロドリゴを起点に着実にフィニッシュまで持ち込むと、思わぬ伏兵が決定的な仕事を果たす。
29分、左から中央を経由したボールがボックス手前右のカルバハルに渡ると、対峙したDFの股間を抜く絶妙な斜めのラストパスをゴール前に送り込む。これを攻撃参加していた左サイドバックのメンディが左足アウトで押し出す形でコースを変えてゴール左隅に流し込んだ。
DF3人がゴールスコアラーとなる思わぬ打ち合いの展開のなか、今度はアタッカーがスコアシートに名を連ねる。37分、ペナルティアーク左でデ・パウルのパスを足元に受けたグリーズマンが巧みな右への切り返しでDF2枚を振り切って利き足とは逆の右足シュートをゴール左下隅に突き刺した。
なお、これでアトレティコ通算174ゴール目となったグリーズマンは、ルイス・アラゴネスを抜いてクラブ最多得点者となった。
2-2の振り出しに戻った試合は再びレアルペースで進んでいくが、43分にボックス内でうまく反転シュートに持ち込んだロドリゴの決定的なシュートはGKオブラクの好守に阻まれて勝ち越しの3点目とはならなかった。
互いに選手交代なしで臨んだ後半はボールを握って押し込むレアル、ロングカウンターで応戦するアトレティコという構図の下で睨み合いの状況が続く。
その流れで前半同様にアトレティコが先にチャンスを作り出す。54分、カルバハルの横パスを引っかけたモラタからラストパスを受けたリーノがボックス左から強烈な左足シュートを放つが、これは惜しくも枠の右へ外れた。
時間の経過とともに試合は完全に膠着状態に。これを受け、65分過ぎに両ベンチが動く。レアルはモドリッチを下げてクロースを、アトレティコはサウール、リーノを下げてモリーナ、リケルメを同時投入した。
後半はなかなか攻め切れないレアルだったが、71分に相手の隙を突いてゴールに迫る。相手ボックス付近で得たFKの場面でヴィニシウスが意表を突いたリスタートから浮き球のパスをボックス右のスペースに落とすと、これに反応したカルバハルがダイレクトシュートを枠に飛ばす。だが、ここは集中力を維持していたGKオブラクの好守に阻まれる。
互いにゴールを奪うために一工夫が足りないが、思わぬ形で試合が動く。78分、相手陣内左サイドで余裕を持って仕掛けたリケルメがゴール前に鋭いクロスを供給。これにモラタ、リュディガー、GKケパの3人が反応すると、交錯の影響もあってケパがファンブルしたボールが自らの足に当たってゴールネットに吸い込まれた。
ミス絡みの不運な失点でビハインドを背負ったレアルは直後にメンディ、チュアメニを下げてカマヴィンガ、ブラヒム・ディアスの投入で一気に前がかる。すると、85分にはボックス左に抜け出したヴィニシウスのシュート、ボックス内でこぼれを拾ったベリンガムの連続シュートでゴールに迫ると、最後はこぼれに反応したカルバハルが相手のゴールカバーを冷静に外す左上隅へのシュートを突き刺し、すぐさま同点に追いついた。
その後、延長戦、PK戦やむなしで後ろを固めるアトレティコに対して、レアルが90分間で決着を付けるべく攻勢を強める。だが、後半アディショナルタイムにボックス右で仕掛けたブラヒム・ディアスのシュートはわずかに枠の左に外れ、試合は延長戦に突入となった。
互いに消耗色濃い様相を呈した延長戦では後半終盤の流れを踏襲する形で進むが、マドリーも引いた相手に効果的な揺さぶりをかけられずに攻撃が停滞。互いに決定機を作れぬまま延長後半へと折り返す。
延長後半に入ってレアルはヴィニシウス、ロドリゴの2トップを下げてセバージョス、ホセルを投入。ベリンガムとホセルを最前線に並べ、異なるアプローチでゴールを目指す。すると、結果的にこの交代策が土壇場での勝ち越しゴールをもたらした。
116分、相手陣内右サイドでうまくDFを浮き球のボールコントロールでかわしたカルバハルがゴール前のスペースへクロスを入れると、飛び込んだホセル、DFサビッチに当たったボールがゴールネットに吸い込まれた。
カルバハルとホセルで演出したオウンゴールによってリードを手にしたレアルは、さらに延長後半ラストプレーでもアトレティコがセットプレーでGKオブラクを攻撃参加させた流れからロングカウンターに転じ、最後はオブラクとの競走を制したブラヒム・ディアスが無人のゴールへグラウンダーのロングシュートを流し込んでトドメを刺した。
この結果、120分間の壮絶なマドリード・ダービーでアトレティコにリベンジを果たしたレアルがファイナル進出を決定。この結果、レアルは14日に行われる決勝でバルセロナvsオサスナの勝者と対戦する。
昨シーズンのコパ・デル・レイ王者として今大会に臨んだレアル。ラ・リーガ首位ターンに加え、直近のコパ初戦で4部のアランディナを3-1で一蹴した好調のチームは2シーズンぶりのスーペル・コパ制覇に向け、今季リーグ戦前回対戦で敗れた因縁の相手にリベンジを狙った。アンチェロッティ監督はクロースをベンチに置いたものの、負傷明けのメンディを含め現状のベストメンバーを起用。ロドリゴとヴィニシウスが2トップに入った。
決勝進出を懸けた今季2度目のマドリード・ダービーは、前回対戦同様に早い時間帯にスコアが動く。開始6分、ボックス左のサムエウ・リーノの絶妙なコントロールシュートでGKケパのファインセーブを強いたアトレティコ。このプレーで得た右CKでグリーズマンの左足アウトスウィングのボールをファーで競り勝ったエルモソがピッチへ叩きつけるヘディングで流し込んだ。
相手の得意の形から早々に先制点を奪われたレアルはすぐさま反撃を開始。だが、自陣でコンパクトなブロックを構えるアトレティコの堅守を揺さぶり切れない。
それでも、相手を押し込んでことで獲得したセットプレーでゴールをこじ開ける。20分、右CKの場面でモドリッチが右足アウトスウィングの正確なボールを入れると、中央でうまくマークを振り切ったリュディガーが左隅へ叩き込んだ。
互いにセットプレーでゴールを奪い合い、1-1のイーブンに戻った試合は追いついたレアルが優勢に進めていく。ベリンガム、ロドリゴを起点に着実にフィニッシュまで持ち込むと、思わぬ伏兵が決定的な仕事を果たす。
29分、左から中央を経由したボールがボックス手前右のカルバハルに渡ると、対峙したDFの股間を抜く絶妙な斜めのラストパスをゴール前に送り込む。これを攻撃参加していた左サイドバックのメンディが左足アウトで押し出す形でコースを変えてゴール左隅に流し込んだ。
DF3人がゴールスコアラーとなる思わぬ打ち合いの展開のなか、今度はアタッカーがスコアシートに名を連ねる。37分、ペナルティアーク左でデ・パウルのパスを足元に受けたグリーズマンが巧みな右への切り返しでDF2枚を振り切って利き足とは逆の右足シュートをゴール左下隅に突き刺した。
なお、これでアトレティコ通算174ゴール目となったグリーズマンは、ルイス・アラゴネスを抜いてクラブ最多得点者となった。
2-2の振り出しに戻った試合は再びレアルペースで進んでいくが、43分にボックス内でうまく反転シュートに持ち込んだロドリゴの決定的なシュートはGKオブラクの好守に阻まれて勝ち越しの3点目とはならなかった。
互いに選手交代なしで臨んだ後半はボールを握って押し込むレアル、ロングカウンターで応戦するアトレティコという構図の下で睨み合いの状況が続く。
その流れで前半同様にアトレティコが先にチャンスを作り出す。54分、カルバハルの横パスを引っかけたモラタからラストパスを受けたリーノがボックス左から強烈な左足シュートを放つが、これは惜しくも枠の右へ外れた。
時間の経過とともに試合は完全に膠着状態に。これを受け、65分過ぎに両ベンチが動く。レアルはモドリッチを下げてクロースを、アトレティコはサウール、リーノを下げてモリーナ、リケルメを同時投入した。
後半はなかなか攻め切れないレアルだったが、71分に相手の隙を突いてゴールに迫る。相手ボックス付近で得たFKの場面でヴィニシウスが意表を突いたリスタートから浮き球のパスをボックス右のスペースに落とすと、これに反応したカルバハルがダイレクトシュートを枠に飛ばす。だが、ここは集中力を維持していたGKオブラクの好守に阻まれる。
互いにゴールを奪うために一工夫が足りないが、思わぬ形で試合が動く。78分、相手陣内左サイドで余裕を持って仕掛けたリケルメがゴール前に鋭いクロスを供給。これにモラタ、リュディガー、GKケパの3人が反応すると、交錯の影響もあってケパがファンブルしたボールが自らの足に当たってゴールネットに吸い込まれた。
ミス絡みの不運な失点でビハインドを背負ったレアルは直後にメンディ、チュアメニを下げてカマヴィンガ、ブラヒム・ディアスの投入で一気に前がかる。すると、85分にはボックス左に抜け出したヴィニシウスのシュート、ボックス内でこぼれを拾ったベリンガムの連続シュートでゴールに迫ると、最後はこぼれに反応したカルバハルが相手のゴールカバーを冷静に外す左上隅へのシュートを突き刺し、すぐさま同点に追いついた。
その後、延長戦、PK戦やむなしで後ろを固めるアトレティコに対して、レアルが90分間で決着を付けるべく攻勢を強める。だが、後半アディショナルタイムにボックス右で仕掛けたブラヒム・ディアスのシュートはわずかに枠の左に外れ、試合は延長戦に突入となった。
互いに消耗色濃い様相を呈した延長戦では後半終盤の流れを踏襲する形で進むが、マドリーも引いた相手に効果的な揺さぶりをかけられずに攻撃が停滞。互いに決定機を作れぬまま延長後半へと折り返す。
延長後半に入ってレアルはヴィニシウス、ロドリゴの2トップを下げてセバージョス、ホセルを投入。ベリンガムとホセルを最前線に並べ、異なるアプローチでゴールを目指す。すると、結果的にこの交代策が土壇場での勝ち越しゴールをもたらした。
116分、相手陣内右サイドでうまくDFを浮き球のボールコントロールでかわしたカルバハルがゴール前のスペースへクロスを入れると、飛び込んだホセル、DFサビッチに当たったボールがゴールネットに吸い込まれた。
カルバハルとホセルで演出したオウンゴールによってリードを手にしたレアルは、さらに延長後半ラストプレーでもアトレティコがセットプレーでGKオブラクを攻撃参加させた流れからロングカウンターに転じ、最後はオブラクとの競走を制したブラヒム・ディアスが無人のゴールへグラウンダーのロングシュートを流し込んでトドメを刺した。
この結果、120分間の壮絶なマドリード・ダービーでアトレティコにリベンジを果たしたレアルがファイナル進出を決定。この結果、レアルは14日に行われる決勝でバルセロナvsオサスナの勝者と対戦する。
アトレティコ・マドリーの関連記事
ル・ノルマン獲得内定のアトレティコ、スロバキア代表の左利きCBにも関心か?
アトレティコ・マドリーが、フェイエノールトのスロバキア代表DFダビド・ハンツコ(26)に関心を示している。スペイン『レレボ』が報じている。 今夏の移籍市場でディフェンスラインの刷新を図るコルチョネロスは、レアル・ソシエダのスペイン代表DFロビン・ル・ノルマンの獲得を決定的なモノにしている。 ただ、ディエゴ・シメオネ監督はル・ノルマンだけではなく、もう1枚左利きのセンターバックの獲得を希望しているようで、その有力な候補としてリバプールらヨーロッパの幾つかのビッグクラブが関心を示すスロバキア代表DFをリストアップしているようだ。 報道によると、アトレティコはすでに2000万ユーロ(約34億円)程度のファーストオファーを掲示したが、3500万~4000万ユーロ(約59億5000万~68億円)を求めるフェイエノールトに拒絶される可能性が高いという。 ただ、ハンツコ自身はアトレティコへのステップアップを熱望しているようで、その選手サイドの意向を活かしながらクラブ間での妥協点を探ることになる。また、プランBとしてアル・ナスルのスペイン代表DFアイメリク・ラポルテ、ノッティンガム・フォレストのブラジル人DFムリージョの名前も挙がっている。 母国のジリナ下部組織出身のハンツコは2016年にファーストチームデビュー。188cmの恵まれたサイズと高精度の左足を武器に攻守両面で貢献できるモダンなセンターバックは、 フィオレンティーナ、スパルタ・プラハを経て2022年夏にフェイエノールトへ完全移籍。今シーズンは公式戦49試合に出場し、7ゴール3アシストの数字を残している。 2024.06.21 08:30 Fri「難しい試合だった」予選でも対戦したデンマークとドロー、スロベニアを支えたGKオブラクは「ただの試合」とチームメイトを鼓舞
スロベニア代表GKヤン・オブラクが、デンマーク代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 16日、グループC第1節でスロベニアはデンマークと対戦した。 両者は予選でも同じグループに入り2度対戦。スロベニアは1分け1敗という結果で、勝てていなかったが2位で本大会出場を決めた。 この試合では17分にクリスティアン・エリクセンが先制ゴールを記録しデンマークがリード。0-1で後半を迎えたが、77分にエリック・ヤンジャが強烈なミドルシュートでネットを揺らし、1-1のドローに終わった。 先発フル出場し、1失点に抑えたオブラク。後半はビッグセーブを見せてチームのドローにも貢献していた中、良く知る相手だけに難しかったと振り返った。 「難しい試合だった。予選で2度対戦しているし、どうなるのかは分かっていた」 「最初の20〜30分は選手の中ではこういう試合に慣れていない人もいて、少し怖がっていたかもしれない。ただ、その後はプレーが改善し、チャンスも作り、得点もできていた」 経験値の少ない選手も多いスロベニア。オブラクは、ハーフタイムにチームメイトに発破をかけたと明かした。 「ハーフタイムにロッカールームで『これはただの試合だ』と言った。ユーロではあるけど、それでもただの試合。1-0で負けていたけど、それだけでしかない」 「後半はゴールを奪うつもりでスタートし、それが実現した。スタンドにいるファンや子供たちの喜びを見ると、それがサッカーの全てだと感じる」 <span class="paragraph-title">【動画】オブラクは好セーブ! スロベニアがデンマークとドロー</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="4pdBTo4Z-do";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.17 13:35 Monレンタル先で活躍の20歳FWオモロディオン、関心多数もアトレティコ残留へ
U-21スペイン代表FWサム・オモロディオン(20)はアトレティコ・マドリー残留へと向かっているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。 昨夏グラナダからアトレティコへ移籍した大型ストライカーのオモロディオン。加入1年目の今シーズンはアラベスへレンタル移籍し、ラ・リーガ初挑戦ながら公式戦36試合で9ゴール1アシストの結果を残した。 そんなオモロディオンはプレミアリーグへの移籍の噂もあったが、つい先日、考えに「大きな相違があった」という理由で代理人を変更。本人はアトレティコでの成功のみを望んでいるという。 また、アトレティコにはここ数週間でイングランドやイタリア方面から多数の問い合わせがあったというが、クラブは近い将来のチームの柱の1人として期待しており、売却する意向もないとのこと。9000万ユーロ(約151億9000万円)の契約解除金も設定されているようだ。 しかし、アトレティコに残って来シーズンを戦うか、再びレンタル移籍するかどうかはプレシーズンのパフォーマンス次第。オモロディオンは7月から8月にかけて開催のパリ・オリンピックに参加する見込みのため、ディエゴ・シメオネ監督に見極める時間があまりないことが懸念材料となる。 オモロディオンの現行契約は2028年6月まで。ここからさらに経験を積み、アトレティコの得点源となる日がいずれやってくるのだろうか。 2024.06.16 22:09 Sun「サポーターは素晴らしかった」初戦でクロアチア撃破、ゴールのモラタは途中交代に「打撲があった」「イタリア戦は大丈夫だと思う」
スペイン代表FWアルバロ・モラタがクロアチア代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 15日、ユーロ2024グループB第1節でスペインはクロアチアと対戦した。 スペインは序盤からペースを握ると、相手のミスにも便乗しモラタのゴールで先制。32分にはファビアン・ルイスが追加点を奪うと、47分にはCKの流れでのヤマルのクロスからダニエル・カルバハルがネットを揺らし3-0でクロアチアに勝利した。 キャプテンとして出場したモラタ。チームの先制ゴールを決めて、しっかりと難しい初戦で勝利を収めた中、ドイツまでやってきたファン・サポーターへ感謝の気持ちを述べた。 「このような大きな試合で、僕たちを応援してくれるたくさんのファンが来てくれるというのは、本当に違いがわかる。僕たちのサポーターは素晴らしかった。本当に良いスタートを切るのを助けてくれた彼らに感謝したいと思う」 「僕たちは良いプレーをしたと思う。素晴らしい代表チームに相手に大きなプレッシャーをかけた。これは僕たちが試合開始からどのように臨まなければいけないかという正しい姿だ」 クロアチアというグループステージのライバル相手の勝利。しっかりと結果を残せたことを誇った中、自身の大会ファーストゴールについても振り返り、アシストしてくれたファビアン・ルイスについて称えた。 「最初のチャンスは乾いたピッチでボールが素早く動かず、コントロールが悪かったので失敗してしまった。2度目のチャンスは、パスを出すために中央に道が開いたなと思った時、ファビアンが必要な場所にボールを入れてくれるとわかっていた」 「そして素晴らしいアシストの後、ファビアンが自らも素晴らしいゴールを決めた!」 チームメイトを称えたモラタだったが、67分にミケル・オヤルサバルと交代。どうやら打撲があり、大事を取って下がったとした。 「後半に交代する前に、僕は打撲があった。こういう時は、慎重になった方が良い。イタリア戦は大丈夫思う」 <span class="paragraph-title">【動画】キャプテン・モラタが冷静に流し込んでスペインの初ゴールを決める!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="N16zBmIz-Xg";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.16 19:52 Sunラ・リーガの関連記事
アスレティックが鮮烈なデビューシーズン過ごした23歳MFプラドスと2031年まで契約延長
アスレティック・ビルバオは27日、スペイン人MFベニャト・プラドス(23)との契約延長を発表した。 新契約は6年間延長し、2031年6月30日までとなる。 アスレティックの下部組織育ちのプラドスは、2022年7月にファーストチームに正式昇格。2022年7月から1年間はミランデスへとレンタル移籍していた。 2023-24シーズンはアスレティックでプレーし、ラ・リーガで26試合、コパ・デル・レイで7試合に出場し、チームのカップ戦優勝に貢献していた。 ファーストチームでデビューシーズンで大きな貢献をしたプラドス。エルネスト・バルベルデ監督の下で大きく羽ばたき、クラブの未来を託されることとなった。 2024.06.27 23:15 Thuレアルがスペイン代表FWホセルをエスパニョールから2.6億円で買い取り! そのままカタールへ売却か
エスパニョールは27日、レアル・マドリーがスペイン代表FWホセル(34)の買い取りオプションを行使したことを発表した。 セルタの下部組織で育ったホセルは、レアル・マドリー・カスティージャに加入。2012年7月にホッフェンハイムへと完全移籍し、ドイツでのキャリアを積む。 フランクフルトやハノーファーでプレーしたのち、ストーク・シティへ完全移籍。デポルティボ・ラ・コルーニャ、ニューカッスル、アラベスでもプレー。2022年7月にエスパニョールに完全移籍で加入した。 2023-24シーズンはマドリーへとレンタル移籍。当初は控えの選手と見られていたが、ラ・リーガで34試合に出場し10ゴール2アシストを記録。チャンピオンズリーグでも11試合で5ゴールを記録するなど、チームの2冠に大きく貢献していた。 ホセルには買い取りオプションが付帯しており、買い取ることは濃厚と見られていた中、カタールからの関心が寄せられている。 マドリーは干せるをエスパニョールから買い取り、その額は150万ユーロ(約2億6000万円)になるとのこと。同額でカタールのアル・ガラファに売却されると見られている。 2024.06.27 23:03 Thuラス・パルマスがヘタフェのベテランFWハイメ・マタを完全移籍で獲得…柴崎岳や久保建英ともプレー
ラス・パルマスは27日、ヘタフェの元スペイン代表FWハイメ・マタ(35)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2025年6月30日までの1年間で、1年間の延長オプションがついている。 ラージョ・バジェカーノの下部組織で育ったハイメ・マタは、2012年7月にジェイダに完全移籍。2014年7月からジローナでプレーした。 その後、レアル・バジャドリードへの移籍を経て、2018年7月にヘタフェに完全移籍。6シーズンを過ごしていた。 バジャドリー時代にはセグンダ・ディビシオンで35ゴールを記録して得点王になったことも。ヘタフェでは、MF柴崎岳(鹿島アントラーズ)やMF久保建英(レアル・ソシエダ)といった日本人選手共チームメイトとしてプレー。通算196試合46ゴール14アシストを記録していた。 2023-24シーズンもラ・リーガで35試合に出場し5ゴール1アシストを記録。しかし、契約満了でフリーとなり、ラス・パルマスへと完全移籍することとなった。 2024.06.27 22:50 Thuジローナがブラガのスペイン代表FWアベル・ルイスを完全移籍で獲得、バルサのカンテラ育ち
ジローナは27日、ブラガのスペイン代表FWアベル・ルイス(24)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2029年6月までの5シーズンとなる。 アベル・ルイスは、バレンシアのユースからバルセロナのカンテラに加入。バルセロナBまで昇格すると、2020年1月にブラガへレンタル移籍し、同年7月に完全移籍した。 ブラガでは4シーズン半を過ごし公式戦189試合で39ゴール19アシストを記録。センターフォワードを主戦場にウイングでもプレーが可能となり、攻撃陣に厚みをもたらせることとなる。 バルセロナでも1試合プレーしたことがあるアベル・ルイスは、チャンピオンズリーグ(CL0やヨーロッパリーグ(EL)、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)でもプレー経験があり、新シーズンはCLを戦うクラブにとって、大きな戦力となる。 スペイン代表としても2試合に出場した経験がある。 2024.06.27 21:52 Thuバルセロナがニコ・ウィリアムズ獲得に本気か…イニゴ・マルティネス含めた2度目オファーも準備
バルセロナがアスレティック・ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(21)獲得に向け、本格的に動きを見せているようだ。スペイン『スポルト』が報じた。 慢性的な財政難に苦しむ一方、今夏は左ウイングの補強を目指しているバルセロナ。ユーロ2024で活躍中のニコ・ウィリアムズが有力なターゲットに挙がっている。 バルセロナはニコ・ウィリアムズとFWラミン・ヤマルの代表両翼コンビ実現に本気のようで、すでにアスレティックにオファーを提示。4000万ユーロ(約68億4000万円)の2回払いに加え、昨夏にアスレティックからフリー移籍したスペイン代表DFイニゴ・マルティネス(33)も取引に含めているという。 しかし、5800万ユーロ(約99億2000万円)の契約解除条項を設けるビルバオは耳を傾ける気配なし。拒否されることを予感しているバルセロナは、条件を大幅に改善した2度目のオファーもすでに準備している模様だ。 こちらもイニゴを取引に含めることは変わらず、移籍金を5500万ユーロ(約94億円)+ボーナス1000万ユーロ(約17億1000万円)に引き上げ。ただ、契約解除金を一括で支払うことはやはり難しいようで、5500万ユーロは3000万ユーロ(約51億3000万円)と2500万ユーロ(約42億7000万円)の2回払いが条件となる。 2013年にビルバオのカンテラに加わり、今シーズンは公式戦37試合で8ゴール19アシストを記録したニコ・ウィリアムズ。ビルバオとは2023年12月に契約延長し、2027年6月まで契約を残すが、ハンジ・フリック新監督率いるチームの一員となるのだろうか。 2024.06.26 16:25 Wed記事をさがす
|
アトレティコ・マドリーの人気記事ランキング
1
ル・ノルマン獲得内定のアトレティコ、スロバキア代表の左利きCBにも関心か?
アトレティコ・マドリーが、フェイエノールトのスロバキア代表DFダビド・ハンツコ(26)に関心を示している。スペイン『レレボ』が報じている。 今夏の移籍市場でディフェンスラインの刷新を図るコルチョネロスは、レアル・ソシエダのスペイン代表DFロビン・ル・ノルマンの獲得を決定的なモノにしている。 ただ、ディエゴ・シメオネ監督はル・ノルマンだけではなく、もう1枚左利きのセンターバックの獲得を希望しているようで、その有力な候補としてリバプールらヨーロッパの幾つかのビッグクラブが関心を示すスロバキア代表DFをリストアップしているようだ。 報道によると、アトレティコはすでに2000万ユーロ(約34億円)程度のファーストオファーを掲示したが、3500万~4000万ユーロ(約59億5000万~68億円)を求めるフェイエノールトに拒絶される可能性が高いという。 ただ、ハンツコ自身はアトレティコへのステップアップを熱望しているようで、その選手サイドの意向を活かしながらクラブ間での妥協点を探ることになる。また、プランBとしてアル・ナスルのスペイン代表DFアイメリク・ラポルテ、ノッティンガム・フォレストのブラジル人DFムリージョの名前も挙がっている。 母国のジリナ下部組織出身のハンツコは2016年にファーストチームデビュー。188cmの恵まれたサイズと高精度の左足を武器に攻守両面で貢献できるモダンなセンターバックは、 フィオレンティーナ、スパルタ・プラハを経て2022年夏にフェイエノールトへ完全移籍。今シーズンは公式戦49試合に出場し、7ゴール3アシストの数字を残している。 2024.06.21 08:30 Fri2
ママルダシュヴィリは現状でバレンシア残留が濃厚...ステップアップ噂も評価額上がらず?
ジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリ(23)は現状、バレンシア残留が濃厚だ。スペイン『Relevo』が伝えている。 ユーロ初出場・ジョージア代表の最後尾を守るは、今季ラ・リーガNo.1守護神との評価も得たママルダシュヴィリ。先日のチェコ代表戦も好セーブを連発し、マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)を受賞している。 今夏のステップアップが浮上して久しいが、現在の状況としては、所属するバレンシアが売却に消極的。 獲得に本腰を入れてきたニューカッスルもここ数週間、一歩引いているとされ、アトレティコ・マドリーもGKヤン・オブラク売却を前提としたクラブ間、個人間の意見交換にとどまっているという。 ニューカッスルの1stオファーは2500万ユーロ(約42.7億円)だったそうだが、最低3500万ユーロ(約59.8億円)と見積もるバレンシアがこれを拒否。 ニューカッスル以外にもママルダシュヴィリを好むプレミアリーグのクラブは複数あり、単純な資金力だけなら下位クラブでも獲得が可能。ただし、ママルダシュヴィリを2500万ユーロ以上と見積もるクラブがなく、現段階では「バレンシア残留」という状況だ。 2024.06.25 21:30 Tue3
コンテ色さっそく全開? ナポリがCB補強へユナイテッドらとの争奪戦怯まず大金投入か
ナポリがセンターバックの補強に大金を叩こうとしている。 24-25シーズンからアントニオ・コンテ新監督を迎えるナポリ。今夏の補強としては、キム・ミンジェの穴が一向に埋まらなかったセンターバックを優先しているのが想像に難くない。 ここ最近は、アトレティコ・マドリーから減俸提示を喰らって退団を決意した、元スペイン代表DFマリオ・エルモソ(28)のフリー獲得へ交渉中であることがよく知られるように。 ただ、センターバックの補強は1枚にとどまらない可能性が。 イタリア『Sportitalia』によると、エルモソの契約交渉と並行し、トリノから“自国No.1の人気銘柄CB”イタリア代表DFアレッサンドロ・ボンジョルノ(25)の獲得を狙っているそうだ。 すでに3500万ユーロ(約59.4億円)の1stオファーを提示済みで、ここから多少の増額、または選手の譲渡も視野に入れているとのこと。どうやらかなり本気のアタックを仕掛けている。 コンテ新監督は[3-4-3]をベースにするらしく、センターバックの拡充を強めに要望していることが明白。ボンジョルノについてはマンチェスター・ユナイテッドやトッテナム、インテルなどとの争奪戦に一切怯んでいないナポリだ。 2024.06.14 15:15 Fri4
「僕はそこにいない」アトレティコ退団確実のデパイがPSV復帰を否定
オランダ代表FWメンフィス・デパイ(30)が古巣復帰の可能性を排除した。オランダ『Voetbal International』が伝える。 メンフィスはPSVでプロデビュー後、若くして移籍したマンチェスター・ユナイテッドで挫折を味わい、一旦リヨンへ移籍し質実剛健なアタッカーに進化。脂が乗ってきた頃にビッグクラブ返り咲き、バルセロナ行きを勝ち取った。 ただ、スペイン上陸を境にケガが増え、指針なきクラブ経営にも振り回される形でバルセロナを1年半で退団。昨年1月からアトレティコ・マドリー所属も、やはり1年半で退団へ。今夏の契約満了を本人も代理人も認めている。 若手時代から注目を浴びてきたメンフィスも今年で30歳。まだまだ老け込む年齢ではないが、選手キャリア後半に差し掛かっていることもあり、ここ最近浮上していたのが「古巣PSVへ復帰する可能性もあるのでは?」という噂。 ただ、今月14日開幕のユーロ2024に備えて一時帰国のメンフィスはこれを否定。「PSVは僕の家。彼らが今季好調で嬉しかったし、リーグを獲り、来季はチャンピオンズリーグ(CL)を戦う。でも、僕はそこにいない」と語る。 続けて「僕はどこへでも自由に移籍できるらしい。これからのユーロに集中している一方、次のクラブがどうとかはあんまり心配してないな」とコメント。まだ新天地に関する具体的な情報が少ないメンフィスだが、来季はいかに。 2024.06.02 22:00 Sun5