カンナバーロ氏が愛するナポリの指揮に名乗り?「そろそろ機が熟したんじゃないかな」

2024.01.10 20:15 Wed
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ファビオ・カンナバーロ氏(50)が現場復帰の可能性に言及した。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。

2006年のバロンドール受賞者・カンナバーロ氏。同年のドイツ・ワールドカップ(W杯)をイタリア代表キャプテンとして制した稀代のセンターバックだ。
その監督キャリアに目を向けると、中国時代は広州恒大(現:広州FC)を1部リーグ優勝、天津権健(現:天津天海)を2部リーグ優勝に導いた実績を持つが、中国代表は2試合で辞任し、欧州初指揮として2022年9月就任のセリエB・ベネヴェントは成績不振により4カ月で解任されている。

そんなカンナバーロ氏、この度イタリア『トゥット・スポルト』のインタビューで、セリエA各クラブについて私見を述べるとともに自身の近況も報告。故郷であり、選手キャリアも歩み出したナポリでの指揮を望んでいるようだ。

「私がナポリの指揮を?...その通りだよ! そろそろ機が熟したんじゃないかな。準備できているよ。けど、それを決めるのは私ではなく、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長だ。 はっきり言って打診も何もない」
ナポリは昨季のセリエAを制すも、迎えた今季は苦戦続き。今夏就任のリュディ・ガルシア監督を解任して立て直しを図るも、現任のワルテル・マッツァーリ監督下でも浮上のきっかけを掴めずにいる。マッツァーリ監督解任が持ち上がっている状況だ。

そんな状況も考慮してか、古巣にしっかりアピールしたカンナバーロ氏。つい最近は、昨年12月21日にリザ・ジャリンベイ監督を解任したベシクタシュから打診が届いたことも明かしたが、同クラブは年が明け、最終的にフェルナンド・サントス氏を新指揮官に招へいした。

まだまだ欧州での監督実績がない稀代の名選手・カンナバーロ氏。愛するナポリを指揮する日はやってくるだろうか。

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ウディネーゼ残留に導いたカンナバーロ監督が今季限りで退団…「フリウリでこの冒険を続けたかった…

ウディネーゼをセリエA残留に導いたファビオ・カンナバーロ監督(50)だが、今シーズン限りでの退団が決定した。 カンナバーロ監督は8日、自身の公式インスタグラムを通じてウディネーゼ退団を認めた。 「ポッツォ会長は本日、クラブが我々のプロとしての関係を継続しないという決定を下したことを私に伝えた」 「彼が自分にチャンスを与えてくれたことに感謝したい。ただ、チャンピオンシップの最後の1カ月半で、偉大で刺激的な事業の達成へと導いた、この短いながらも濃密な旅を続けることができなかったことを残念に思う」 「私は、フリウリでこの冒険を続けたいという願望があったことを伝えたいと思う。フリウリは私の心と人々の心に刻み込まれた土地であり、そのために私は無条件で身を捧げた」 「クラブ、プレーヤー、そして素晴らしいウディネーゼのファンの皆さんの成功を祈っている」 カンナバーロ監督は、4月下旬の時点で自動降格圏とわずか1ポイント差の17位に低迷し、ガブリエレ・チオフィ前監督を解任したウディネーゼの新指揮官に就任。 ダニエレ・デ・ロッシとの元同僚対決となった初陣のローマ戦は1-1の後半途中からの再開試合という特殊な状況で1-2の敗戦を喫したが、以降の5試合は2勝3分けの無敗。ナポリ、ボローニャの上位陣相手のドローに加え、最終節でのフロジノーネとの直接対決のウノゼロ勝利によって見事にセリエA残留に導いていた。 2024.06.08 22:45 Sat

新監督を探す韓国代表がジェシー・マーシュ氏と交渉中…30日に最後の話し合いを実施か

新監督探しを続ける大韓サッカー協会(KFA)が、ジェシー・マーシュ氏(50)と交渉中のようだ。韓国『スポーツ朝鮮』が報じている。 韓国はアジアカップ2023で準決勝敗退となったことや、チームでの求心力低下を受け、2023年2月に就任したユルゲン・クリンスマン監督(59)の解任を発表。 すぐに新監督探しを始めた韓国代表は、これまでファビオ・カンナバーロ氏(現ウディネーゼ)やスティーブ・ブルース氏らの就任が噂されたが、現在まで後任監督は決まっておらず、3月に行われた2026年ワールドカップ(W杯)アジア予選ではU-23韓国代表のファン・ソンホン監督が暫定指揮官を務めていた。 今回の報道によれば、韓国代表の強化委員長を務めるチョン・ヘソン氏は現在、イングランドでマーシュ氏と交渉を重ねているとのこと。なお、KFAはすでに候補者を3人まで絞っており、マーシュ氏は第一候補であり、30日に行われる最後の話し合いで、早急に交渉をまとめたいと考えているようだ。 これまでレッドブル・ザルツブルクやRBライプツィヒなどを率いていたアメリカ人指揮官は、2022年2月にリーズ・ユナイテッドの監督に就任。就任初年度は低迷していたチームを17位に導きプレミアリーグ残留に成功させたが、積極補強して臨んだ翌シーズンも第20節終了時点で4勝6分け10敗の17位に低迷。 成績不振を理由に昨年2月にリーズの監督を解任されると、サウサンプトンやレスター・シティの監督候補に浮上したが、交渉がまとまらず現在までフリーの状態が続いている。 2024.04.29 23:45 Mon

ウディネーゼ新指揮官に就任のカンナバーロが所信表明「よりアグレッシブなスタイルで戦っていく」

ウディネーゼの指揮官に就任したファビオ・カンナバーロ氏(50)が、23日に就任記者会見に臨んだ。 昨年9月に就任したアンドレア・ソッティル氏の後任として就任したガブリエレ・チオフィ監督の下でシーズンを戦ってきたウディネーゼだが、ここまで4勝10分け9敗と結果を出せず、自動降格圏とわずか1ポイント差の17位に低迷。 クラブは22日にチオフィ監督の解任とカンナバーロ氏の新監督就任を発表していた。 本拠地ダチア・アレーナのプレスルームで就任会見に出席したカンナバーロ新監督は、チームの課題と今後について以下のように語った。 「ここ数試合、フィジカル的な問題や戦術的な問題は見られなかったが恐怖心を感じているように見えた。特に試合終了間際は、勝ちたいという強い気持ちと集中力が必要だ」 「結果が出ないのは、メンタル的な面が主な原因だ。現在の選手たちは非常によく管理されており、すべてを把握することができる上に、彼らの後ろには常にマシンがあって、それがよく機能しているね。だからこそ、我々はメンタル面を強化しなければならないし、そのための努力をすぐに始めている」 「このチームは失点をしないことに重きを置いているようだが、そのためか引き分けが多く、わずか4勝しか挙げられていない。残念な結果だ。我々は残留という目標に向けて、より攻撃的なサッカーを目指し、よりアグレッシブなスタイルで戦っていくつもりだ」 2024.04.24 01:00 Wed

カンナバーロが残留争い渦中のウディネーゼ新指揮官に就任

ウディネーゼは22日、ガブリエレ・チオフィ監督(48)の解任と、ファビオ・カンナバーロ氏(50)の新指揮官就任を発表した。カンナバーロ氏とは今季終了までの契約を結んでいる。 チオフィ監督は9月にアンドレア・ソッティル氏の後任として就任。しかし4勝10分け9敗と結果を出せず、自動降格圏とわずか1ポイント差の17位に低迷していた。 カンナバーロ氏は現役時代、ナポリやパルマ、インテル、ユベントス、レアル・マドリーで活躍し、2006年のドイツ・ワールドカップ(W杯)制覇に導いた稀代の名DF。 現役引退後は中国の広州恒大(現:広州FC)や、天津権健(現:天津天海)、中国代表を指揮。直近では2022年9月にセリエBのベネヴェントの指揮官に就任したが、成績不振により4カ月で解任されていた。 初陣はDFエヴァン・エンディカの健康上の問題で25日に延期となったセリエA第32節のローマ戦となり、アッズーリの後輩であるダニエレ・デ・ロッシとの元同僚対決が実現することになった。 2024.04.22 22:20 Mon

カンナバーロが17位低迷ウディネーゼの新指揮官就任へ! 初陣はデ・ロッシとの代表元同僚対決か…

ファビオ・カンナバーロ氏(50)がウディネーゼの新指揮官に就任する見込みだ。 現役時代にナポリやパルマ、インテル、ユベントス、レアル・マドリーで活躍し、2006年のドイツ・ワールドカップ(W杯)制覇に導いた際にはバロンドールも受賞した稀代の名DFだったカンナバーロ氏。 現役引退後は中国の広州恒大(現:広州FC)や、天津権健(現:天津天海)、中国代表を指揮。ヨーロッパでは2022年9月にセリエBのベネヴェントの指揮官に就任したが、成績不振により4カ月で解任されている。 以降はアジア圏での代表監督や古巣ナポリの指揮官就任の噂も取り沙汰されたが、ここにきてウディネーゼの新指揮官就任の可能性が高まっている。 移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏ら複数のイタリアメディアによると、20日に行われたセリエA第33節のエラス・ヴェローナ戦で0-1の敗戦を喫し、直近1分け3敗で自動降格圏とわずか1ポイント差の17位に低迷するウディネーゼはガブリエレ・チオフィ監督の解任を決断したという。 そして、その後任としてカンナバーロ氏の招へいに迫っており、週明けにも交渉が完了する見込みだという。 なお、ウディネーゼは、ローマDFエヴァン・エンディカの健康上の問題で後半半ばに中止となったセリエA第32節のローマ戦が25日に控えており、カンナバーロ氏の初陣は、アッズーリの後輩であるダニエレ・デ・ロッシとの元同僚対決となる可能性が高いようだ。 2024.04.22 07:00 Mon

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今季ラ・リーガ得点王ドフビクがイタリアクラブとの接触認める…ナポリやミランが候補か

ジローナのウクライナ代表FWアルテム・ドフビク(26)はイタリア行きの可能性もあるようだ。スペイン『アス』が伝えた。 今シーズンはラ・リーガで3位フィニッシュの躍進を遂げ、クラブ史上初となるチャンピオンズリーグ(CL)出場も決めたジローナ。主砲として24ゴールの活躍を見せたドフビクは、ラ・リーガの得点王にも輝いた。 そんな189cmのストライカーにはアトレティコが関心。ジローナは2500万ユーロ(約42億3000万円)のオファーを受け取り、これをすぐさま拒否したと報じられていた。 ドフビクと2028年6月までの契約を結ぶジローナは、移籍金3500万ユーロ(約59億2000万円)を望んでいるとのこと。しかし、狙っているのは国内のクラブにとどまらず、セリエAのナポリとミランも獲得に動いているという。 ユーロ2024に向けウクライナ代表で活動中のドフビクは、代理人とイタリアのクラブとの接触の噂に対して「そうだね、彼はそのことについて話している」とコメント。クラブは明らかになっていないが、何らかの動きがあることを認めた。 また、「僕に関するニュースがあるけど、全て冷静に受け止めている」とも語ったドフビク。まずはユーロに集中し、グループステージ突破に全力を注ぐつもりだ。 「このユーロではチームとしてのポテンシャルを最大限に発揮したい。僕個人としては特別な目標は設定しない」 「少なくとも3つの難しい試合が待っているから、しっかり準備してベストを尽くさなければならない」 7日にポーランド代表との国際親善試合を行ったウクライナは、ドフビクのゴールがありながらも1-3で敗戦。11日のモルドバ代表との親善試合を経て、17日のルーマニア代表とのユーロ初戦に臨む。 2024.06.09 16:17 Sun

ナポリがミゲル・グティエレスに関心…コンテが多才な左SB獲得をリクエストか

ナポリが、ジローナのスペイン代表DFミゲル・グティエレス(22)獲得へ動きを見せているようだ。 先日にアントニオ・コンテ新監督の就任が決定したナポリ。この体制変更に伴い、チームは新指揮官の重用する[3-4-3]へのシステム変更が見込まれ、現有戦力で適任不在のウイングバックは優先度の高い補強ポジションとなる。 イタリア『カルチョメルカート』の伝えるところによれば、コンテ監督は左ウイングバックのトップターゲットとしてグティエレスを求めているという。また、真偽は怪しいものの、選手自身もこの移籍に前向きであるとも主張している。 今シーズンのラ・リーガで3位フィニッシュを成し遂げたミラクル・ジローナの中心選手であるグティエレスは、スタートポジションこそサイドバックであるものの、可変式の布陣の中でウイングバックやインテリオールの役割をカバーする多才なプレーヤー。また、単純なアスリート能力も高くマンチェスターの両雄に加え、買い戻し条項を有する古巣レアル・マドリーといった錚々たるクラブからの関心も伝えられる。 ただ、現状では選手自身の意思に加え、放出を望まないジローナとのクラブ間交渉を含め、決して簡単なオペレーションとはならないはずだ。 2024.06.08 22:00 Sat

コンテ監督就任のナポリ、トリノの人気銘柄ボンジョルノがCBの本命か

ナポリが守備強化を図ろうとしている。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じた。 アントニオ・コンテ氏の監督就任を発表したナポリ。ジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリア(23)やイタリア代表DFジョバンニ・ディ・ロレンツォ(30)の退団阻止など、新指揮官が求めるチーム作りが公式発表前から報じられ、獲得を望む選手の名前も多数挙がっている。 そんななか、コンテ監督と共に補強を進めるスポーツ・ディレクター(SD)のジョバンニ・マンナ氏は優先事項の1つにセンターバックの獲得を掲げているとのこと。数人の選手の加入を望んでいるという。 ここ数週間のリストでトップにあるのが、欧州各国のビッグクラブが注目するトリノのイタリア代表DFアレッサンドロ・ボンジョルノ(25)。本人はユーロ2024に向け、イタリア代表で戦っている最中だが、コンテ監督のお気に入りDFを射止めるべく、代理人との話し合いを本格化させているという。 また、トリノに対しての最初のオファーは3500万ユーロ(約59億4000万円)+ボーナス500万ユーロ(約8億5000万円)で、資金面ではさらなる努力が必要とのこと。それでも獲得を実現すべく、前へ進んでいるようだ。 そのほか、1月にも獲得を検討していたスタッド・レンヌのベルギー代表DFアルトゥール・テアテ(24)やウディネーゼのアルゼンチン代表DFネウエン・ペレス(23)の名前も。現在アル・アハリでプレーするトルコ代表DFメリフ・デミラル(26)に加え、サイドバックではトリノのイタリア代表DFラウル・ベッラノーバ(24)にも目をつけている模様だ。 2024.06.06 16:17 Thu

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キエーザ獲得目指すローマが代理人と接触予定も…選手側はユーロ終了後まで態度保留か

ローマがユベントスのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(26)の獲得を熱望しているようだ。 2020年夏にフィオレンティーナから加入して以来、大ケガに見舞われながらもチームの主力として活躍してきたキエーザ。今シーズンも公式戦37試合10ゴール3アシストを記録した一方で、クラブとの契約は残り1年を切ろうとしている。 しかし、ユベントスとキエーザの契約交渉は金銭面で折り合いがつかず停滞中。加えて、チームへの就任が確実視されるチアゴ・モッタ監督はキエーザを構想に含めていないとも報じられており、今夏売却の可能性が高まっている。 そんな中で、イタリア『スカイ・スポーツ』によると、獲得を熱望するローマがキエーザの代理人と会談する予定とのこと。ただし、選手側はすぐさま去就について決断を下すつもりはないようだ。 キエーザは今月から開催されるユーロ2024にて、自身の価値を高めたい模様。これにより、モッタ監督からの評価に変化が生じることを期待しているほか、より多くのクラブから関心を集めたい考えだという。 ローマとしては、それでも粘り強くキエーザ獲得の可能性を探る意向であり、今後の動きが注目されている。 2024.06.11 12:40 Tue

ユナイテッドが新契約打診も…アカデミー出身フォーソンがモンツァにフリー加入へ

マンチェスター・ユナイテッドのU-20イングランド代表FWオマリ・フォーソン(19)がイタリアに渡るようだ。 ユナイテッドアカデミー産のウインガーは今年1月のFAカップでシニアデビューしてから、2月のプレミアリーグでも初出場。その試合で決勝アシストをマークしたりと爪痕も残し、最終的にトータルで7試合に出場した。 ウィリー・カンブワラとともに今後が楽しみな才能の1人だが、今季が契約最終年。ユナイテッドからは先日に新契約を打診した旨が明らかにされ、動向が注目されたが、フリーでの新天地行きを決断した模様だ。 移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍先はモンツァで、2028年夏までの契約に合意。来季からセリエA挑戦を果たすという。 なお、アドリアーノ・ガッリアーニ氏が最高経営責任者(CEO)を務めるモンツァは今季のセリエAを12位でフィニッシュ。初昇格から2年連続の残留に成功している。 2024.06.11 10:15 Tue

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