なぜ久保建英は前半のみで交代? 監督が試合後に触れる

2022.02.21 17:33 Mon
Getty Images
マジョルカルイス・ガルシア・プラサ監督が、レアル・ベティス戦を振り返った。スペイン『マルカ』が伝えた。20日、ラ・リーガ第25節でマジョルカがベティスと対戦。日本代表MF久保建英は先発出場したがハーフタイムで韓国代表MFイ・ガンインと交代していた。
試合は24分に先制を許すと、75分にヴェダト・ムリキのゴールで追いつく。しかし、83分にPKを与えるとウィリアン・ジョゼに決められ、2-1で敗れていた。

この試合、久保は悪いプレーを見せていたわけではなかったものの、前半のみの出場で交代。予てから共存が難しいとルイス・ガルシア監督が語っていたイ・ガンインと交代していた。

共存が難しいということもあるのか、試合後にルイス・ガルシア監督が振り返り、戦い方が上手くいかないでシステムを変更する必要があったと明かした。
「前半は相手の方が良かったので、2人のストライカーとの連係が難しかった。2トップでプレーしないことがとても必要であり、チームのシステムを変えざるを得なかった」

また、試合内容についても言及。「ベティスは前半、とても正確にプレーしていた。彼はとても優秀だから3位にいる。後半はイーブンだった。PKについてはPKだと思う。後半のプレーぶりを見ても、我々が勝利に値したとは思えない」と、勝てる試合ではなかったと語り、引き分けに終われれば良かったと語った。

マジョルカは現在勝ち点26で16位。降格圏のアラベスとは勝ち点差「6」という状況。アウェイでは4連敗中な一方で、ホームでは連勝中。ルイス・ガルシア監督はホームではしっかりと勝ち点を積み上げていきたいと語った。

「チームは回復し、土曜日にはまたホームでファンを迎える必要がある。ここからシーズン終了までの間、ホームゲームは全て足し算にするしかない。長い間アウェイでは勝てていない。それは残念なことだ。ベストの状態でも、勝てる時でもPKで試合が決まってしまったからだ」


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