元オランダ代表FW
ロビン・ファン・ペルシ(35)が指導者として
フェイエノールトに復帰することになった。
ディック・アドフォカート監督が5日、7-1で勝利したKNVBカップのNACブレダ戦後の会見で明かした。
昨年5月にフェイエノールトで現役を引退したファン・ペルシは、同年7月からイギリス『BT Sport』で解説者に転身している。
将来的には指揮官としての成功も期待される名ストライカーは、早くも古巣で指導者としての最初の一歩を歩むことになるようだ。
アドフォカート監督は5日、同試合で1ゴールを記録したスロバキア代表FW
ロベルト・ボジェニク(20)について言及。ストライカーとして多くの改善点を残す逸材の更なる成長のため、1週間に一度ファン・ペルシに個人指導を依頼したことを明かした。
現時点でそのオファーはクラブとしての公式なものではないものの、ファン・ペルシはこの申し出を受け入れており、まずはボジェニクの個人指導から行く行くはチーム全体の攻撃を指導する可能性もあるようだ。
フェイエノールトでプロデビューを飾ったアタッカーのファン・ペルシは、アーセナルでFAカップを、マンチェスター・ユナイテッドでプレミアリーグ優勝をそれぞれ1度経験。プレミアリーグでは通算280試合に出場して144ゴール65アシストを記録。ユナイテッド時代に2度の得点王に輝いた。
また、オランダ代表としては102試合に出場して50ゴールを記録し、オランダ代表の歴代最多得点記録者となっている。
一方、今冬の移籍市場でスロバキアのジリナからフェイエノールトに加入したボジェニクは、188cmの右利きの本格派ストライカー。フェイエノールト加入後の公式戦5試合で3ゴール2アシストの活躍を見せている。
利き足やプレースタイルは異なるものの、世界屈指のアタッカーとして活躍したファン・ペルシの指導の下、ボジェニクが今後どのように成長するか楽しみなところだ。
