ビジャレアルがマルセリーノ新監督招へいを発表! 今季3人目の指揮官は7年ぶり帰還の名将に

2023.11.14 06:30 Tue
マルセリーノが古巣に7年ぶりの帰還
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マルセリーノが古巣に7年ぶりの帰還
ビジャレアルは13日、マルセリーノ・ガルシア・トラル氏(58)の新監督就任を発表した。契約期間は2026年6月30日までとなる。

今シーズン開幕から低空飛行のビジャレアルは開幕1勝3敗の戦績を受け、9月初旬にキケ・セティエン前監督を解任。その後、パチェタ監督を招へいし、監督交代後は公式戦5勝3分け4敗と決して悪くない成績となっていたが、チームパフォーマンスを鑑みてフェルナンド・ロイグ会長は今季2度目の指揮官更迭に踏み切っていた。
そういったなか、クラブは2024-25シーズンからの招へいを検討していたマルセリーノ氏に前倒しの形でオファーを掲示。当初はプレミアリーグでの仕事を希望していると言われていた同氏だが、最終的には古巣への7年ぶりの復帰を決断した。

これまでセビージャやビジャレアル、バレンシア、アスレティック・ビルバオと母国スペインの名門の監督を歴任したマルセリーノ氏は、今シーズンからマルセイユの新指揮官に就任。しかし、国外での初挑戦は成績不振に加え、ウルトラスの脅迫まがいの辞任要求によってわずか7試合の指揮で終了していた。

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ビジャレアルが元仏代表MFキャプーの退団を発表…

ビジャレアルは10日、元フランス代表MFエティエン・キャプー(35)が今季限りで退団することを発表した。 これまでトゥールーズやトッテナム、ワトフォードでプレーしたキャプーは、2020年12月末に左ヒザ前十字靭帯の断裂の重傷で長期離脱を強いられたMFビセンテ・イボーラの穴埋めとしてビジャレアルに加入。 ビジャレアルでは、加入当初から守備的MFの絶対的主力として君臨し、在籍3年半で公式戦148試合に出場し12ゴール9アシストを記録。 2023-24シーズンも前半戦はレギュラーとして活躍したが、昨年11月に就任したマルセリーノ・ガルシア・トラル監督の下では序列が一気に低下。後半戦はリーグ戦15試合に出場したが、スタメン出場はわずか3試合にとどまっていた。 今季限りでの退団が決まったキャプーは、公式サイトで以下のように別れのメッセージを送った。 「サヨナラを告げるのは決して簡単なことではない。ましてや、3年半もお世話になったクラブに別れを告げるとなれば、なおさらだ」 「去る前に、ビジャレアルに在籍していた間、お世話になったクラブのすべての人たちにお礼を言いたい。監督、コーチ、スタッフ、そして僕が心地よく過ごせるよう、様々な形でサポートしてくれたすべての人だ」 「また、ファンのことも忘れたくない。グロゲッツ(ビジャレアルサポーターの愛称)、僕がSNSをやっていないことはもう知っているだろうが、君たちの愛情表現に気づかなかったわけではないと僕は断言する。僕がヴィラ=レアルに行ったり、エスタディオ・デ・ラ・セラミカに足を踏み入れたりするたびに、皆さんの心からのサポートを感じていた。僕をビジャレアルのファミリーの一員だと感じさせてくれてありがとう」 「そしてチームメートたち、初日から僕をファミリーの一員のように思ってくれてありがとう。僕はこのクラブで忘れられない日々を送ることができた。とりわけ2021年5月26日のグダニスクでの夜は忘れられない。クラブ史上初のタイトルであるヨーロッパリーグを制したグループの一員であることは僕にとって誇りであり、2021-22シーズンのチャンピオンズリーグでも決勝まであと一歩という夢のような大偉業に貢献できたことは幸せだったよ」 2024.06.11 07:30 Tue

ビジャレアルで大暴れのセルロート、契約解除金64億円で今夏注目の1人に?

ビジャレアルのノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロート(28)が今夏マーケットで注目を集める1人となりそうだ。 過去2シーズンをレアル・ソシエダで過ごし、今季からビジャレアル入りしたセルロート。RBライプツィヒからローンで獲得したソシエダが完全移籍でとどめきれず、今季からビジャレアルに活躍の場を移したストライカーはさらに得点力を開花させ、ここまで公式戦40試合で26得点を叩き出す。 ラ・リーガに限れば、先週末のレアル・マドリー戦で衝撃の4ゴールと大暴れし、23ゴールで得点ランキングトップに。こうした活躍により、ビジャレアルに完全移籍して1年で他クラブもいろめき立つ存在となる。 スペイン『マルカ』によると、ビジャレアルとの契約は2028年夏までだが、解除条項があり、その額は3800万ユーロ(約64億5000万円)。市場終盤でも4000万ユーロ(約67億8000万円)ほどとのことで、有力クラブからすれば届かない額でもなく、オファーが予想されるという。 マルセリーノ・ガルシア・トラル監督はレアル・マドリー戦後、「オファーを恐れてなどない。それがフットボールの市場というものだからだ」とコメント。なお、ビジャレアルは800万ユーロ+ボーナスで獲得している。 2024.05.21 16:00 Tue

ウルトラス脅迫によって辞任に追い込まれたマルセリーノ監督が古巣マルセイユと対戦…ビジャレアルは超厳戒態勢で指揮官の安全確保

ビジャレアルの指揮官として古巣マルセイユと対峙するマルセリーノ・ガルシア・トラル監督は、超厳戒態勢でかつての本拠地での戦いに臨む。 マルセリーノ監督は今シーズンの開幕前にマルセイユの新指揮官に就任。しかし、チャンピオンズリーグ(CL)予選でパナシナイコスに敗れ、痛恨の本戦行きを逃すと、リーグ・アンでも格下相手の取りこぼしが目立つ微妙なスタートに。 すると、昨年9月には以前から過激な集団として認識されるウルトラスがクラブのトレーニング施設でクラブ首脳陣との会合を要求。 極度に緊張したその会談では、マルセリーノ監督やパブロ・ロンゴリア会長といった首脳陣に退団を求める脅迫まがいの要求が行われ、クラブはその要求に屈服、あるいはこれ以上こういった輩を相手にクラブ運営が不可能と感じたか、いずれも辞任の道を選択した。 その後、就任7試合でクラブを離れることになったスペイン人指揮官は、フランス『レキップ』で「私が辞める決断をしたのではなく、絶対に非難されるべき脅迫を考慮した一般的な決断だった」、「常にイベントに影響を与えたい一部の急進的なサポーターの存在が、ビッグクラブになることを妨げている」と、ウルトラスへの憤りを語っていた。 その後、ビジャレアルの新監督に就任したスペイン人指揮官は、今回のヨーロッパリーグ(EL)のラウンド16でその古巣との対戦が決定。7日に行われる1stレグではかつての本拠地スタッド・ヴェロドロームに乗り込むことになった。 フランス『RMC Sport』によると、そういった経緯もあってマルセリーノ監督のマルセイユ滞在中の安全面を強く懸念するビジャレアルは、滞在期間中に指揮官を常に警護する民間警備会社のメンバー数人を雇ったという。さらに、安全面で万全を期すためスペインの3人の警察官が今回の遠征に帯同することになったという。 今回の一戦において元指揮官に対するマルセイユのウルトラスの反発は必至とみられるが、マルセリーノ監督を含めたビジャレアル関係者の安全がしっかりと確保されて無事に試合が開催されることを願うばかりだ。 2024.03.07 22:33 Thu

マルセイユがガットゥーゾ監督を解任…後任は前コートジボワール代表指揮官に決定

マルセイユは20日、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督(46)の解任およびジャン=ルイ・ガセ氏(70)の新監督就任を発表した。 ガットゥーゾ監督は昨夏に就任したマルセリーノ・ガルシア・トラル前監督の後任として、昨年10月にマルセイユの指揮官に就任。中位に位置するチームの立て直しを期待されたが、就任後は公式戦24試合で9勝8分け7敗の9位と期待外れの結果に。とりわけ、2024年に入ってからはリーグ戦5試合で3分け2敗、公式戦全体では7試合未勝利が続いていた。 この成績不振を理由にクラブはイタリア人指揮官の更迭を決断。その後任として国内で経験豊富なフランス人指揮官を招へいした。 ガセ氏はこれまでモンペリエやサンテチェンヌ、ボルドーなど国内クラブで指揮を執ってきた老将。直近では2022年5月からコートジボワール代表の監督を歴任したが、先月行われた自国開催のアフリカ・ネーションズカップ2023(CAN)のグループステージで苦戦を強いられると、1勝2敗の3位で終えた失態の責任を取る形で解任されていた。 なお、契約期間に関して明かされていないが、今シーズンの成績次第で契約が延長されるオプションが付帯しているようだ。 2024.02.20 22:23 Tue

マルセイユがガットゥーゾ監督の解任に動く…後任はジャン=ルイ・ガセ氏か

マルセイユを指揮するジェンナーロ・ガットゥーゾ監督(46)の解任が目前に迫っているようだ。 ガットゥーゾ監督は昨夏に就任したマルセリーノ・ガルシア・トラル前監督の後任として、昨年10月にマルセイユの指揮官に就任。中位に位置するチームの立て直しを期待されたが、就任後は公式戦24試合で9勝8分け7敗で9位と期待外れの結果となっており、2024年に入ってからはリーグ戦5試合で3分け2敗、公式戦全体では7試合未勝利が続いていた。 移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、すでにマルセイユ首脳陣は後任監督探しを始めており、現在はフランス人指揮官のジャン=ルイ・ガセ氏(70)と交渉を進めているとのことだ。 ガセ氏はこれまでマルセイユやサンテチェンヌ、ボルドーなどで指揮を執ってきた老将。直近では2022年5月からコートジボワール代表の監督を歴任したが、先月行われた自国開催のアフリカ・ネーションズカップ2023(CAN)のグループステージで苦戦を強いられると、1勝2敗の3位で終えた失態の責任を取る形で解任されていた。 2024.02.19 23:20 Mon

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ビジャレアルがアカデミー育ちのGKヨルゲンセンと2029年まで契約延長…正守護神として今季は37試合に出場

ビジャレアルは13日、デンマーク人GKフィリップ・ヨルゲンセン(22)との契約延長を発表した。新契約は2029年夏までとなる。 スウェーデン系デンマーク人のヨルゲンセンは、マルメやペーニャ・アラバル、マジョルカの下部組織で育ち、2015年7月にビジャレアルのユースに加入。その後、下部組織で育ち、2023年1月にファーストチームに昇格した。 2023-24シーズンは正守護神の座を掴み、ラ・リーガで36試合に出場。ヨーロッパリーグ(EL)でも1試合に出場した。 元スペイン代表GKホセ・マヌエル・レイナがチームを退団し、今後の更なる活躍が期待されるヨルゲンセン。アカデミーの選手たちのお手本になる活躍が今後も期待されている。 2024.06.13 18:30 Thu

ビジャレアルが元仏代表MFキャプーの退団を発表…

ビジャレアルは10日、元フランス代表MFエティエン・キャプー(35)が今季限りで退団することを発表した。 これまでトゥールーズやトッテナム、ワトフォードでプレーしたキャプーは、2020年12月末に左ヒザ前十字靭帯の断裂の重傷で長期離脱を強いられたMFビセンテ・イボーラの穴埋めとしてビジャレアルに加入。 ビジャレアルでは、加入当初から守備的MFの絶対的主力として君臨し、在籍3年半で公式戦148試合に出場し12ゴール9アシストを記録。 2023-24シーズンも前半戦はレギュラーとして活躍したが、昨年11月に就任したマルセリーノ・ガルシア・トラル監督の下では序列が一気に低下。後半戦はリーグ戦15試合に出場したが、スタメン出場はわずか3試合にとどまっていた。 今季限りでの退団が決まったキャプーは、公式サイトで以下のように別れのメッセージを送った。 「サヨナラを告げるのは決して簡単なことではない。ましてや、3年半もお世話になったクラブに別れを告げるとなれば、なおさらだ」 「去る前に、ビジャレアルに在籍していた間、お世話になったクラブのすべての人たちにお礼を言いたい。監督、コーチ、スタッフ、そして僕が心地よく過ごせるよう、様々な形でサポートしてくれたすべての人だ」 「また、ファンのことも忘れたくない。グロゲッツ(ビジャレアルサポーターの愛称)、僕がSNSをやっていないことはもう知っているだろうが、君たちの愛情表現に気づかなかったわけではないと僕は断言する。僕がヴィラ=レアルに行ったり、エスタディオ・デ・ラ・セラミカに足を踏み入れたりするたびに、皆さんの心からのサポートを感じていた。僕をビジャレアルのファミリーの一員だと感じさせてくれてありがとう」 「そしてチームメートたち、初日から僕をファミリーの一員のように思ってくれてありがとう。僕はこのクラブで忘れられない日々を送ることができた。とりわけ2021年5月26日のグダニスクでの夜は忘れられない。クラブ史上初のタイトルであるヨーロッパリーグを制したグループの一員であることは僕にとって誇りであり、2021-22シーズンのチャンピオンズリーグでも決勝まであと一歩という夢のような大偉業に貢献できたことは幸せだったよ」 2024.06.11 07:30 Tue

ロ・チェルソがエメリ監督と再々タッグも? 来季CLのビラが関心

アルゼンチン代表MFジオバニ・ロ・チェルソ(28)に恩師と再会を果たす可能性があるようだ。イギリス『デイリー・メール』が報じた。 2019年夏にトッテナム入りのロ・チェルソ。2022年1月から1年半にわたってビジャレアルにローン移籍した後、今季からトッテナムに戻り、公式戦24試合で2得点2アシストの数字を残した。 ただ、アンジェ・ポステコグルー新監督のもとでレギュラーの座を確約される存在となれたわけではなく、22試合出場のプレミアリーグでは4回の先発のみ。契約も次シーズンが最終年となる。 連覇がかかるコパ・アメリカ2024の最終メンバー入りとともに、去就も注目となるなか、今夏にいくつかのクラブから関心が示されており、チャンピオンズリーグ(CL)出場のアストン・ビラもその1つという。 ビラを率いるウナイ・エメリ監督はロ・チェルソにとってパリ・サンジェルマン(PSG)、そしてビジャレアル時代の恩師。ビジャレアル時代は公式戦33試合で起用され、信頼も厚かった。 他方では古巣のレアル・ベティスからも興味があるが、呼び戻す余裕があるか疑問符が付くというロ・チェルソ。ビラ行きなら、エメリ監督と3度目のタッグだが、果たして。 2024.06.07 12:50 Fri

トッテナム退団濃厚のエメルソンにビジャレアルが関心も…選手はミラン移籍を希望か

トッテナムからの退団が濃厚とされるブラジル代表DFエメルソン・ロイヤル(25)は、ミラン行きを望んでいるようだ。 2021年夏にトッテナムへ加入したエメルソン。パフォーマンスが上がらずファンから批判された時期がありながらも、徐々に主力へと定着すると加入シーズンは公式戦44試合に出場した。 しかし、アンジェ・ポステコグルー監督が就任した今シーズンは序列が低下。プレミアリーグでは22試合に出場するも11試合の先発にとどまっており、スカッド刷新を目指すトッテナムでは今夏の売却対象になったとも報じられている。 そんな中で、イタリア『スカイ・スポーツ』によると、エメルソンにはビジャレアルが関心を示している模様。しかし、選手の希望はミランであり、現在は交渉の進展を待っているようだ。 ミランもまた、本職の右サイドバックだけでなくセンターバック、左サイドバックでもプレー可能なエメルソンを高く評価していることから、今後の交渉が注目されている。 2024.06.06 12:40 Thu

ビジャレアルがGKレイナの退団発表…大ベテランは引退否定しつつ「道は再び交わることになると確信」

ビジャレアルは3日、元スペイン代表GKホセ・マヌエル・レイナ(41)の退団を発表した。 バルセロナでプロキャリアをスタートさせたレイナは、これまでビジャレアル、リバプール、ナポリ、バイエルン、ミラン、アストン・ビラ、ラツィオに所属。2021-22シーズン限りでラツィオを退団すると、17年ぶりにビジャレアルへ復帰した。 ビジャレアルでは当初こそ控えGKの扱いだったが、昨シーズンは守護神だったGKヘロニモ・ルジがシーズン途中にクラブを去ったことでスタメンの座を獲得。ラ・リーガで22試合、ヨーロッパ・カンファレンス・リーグで7試合、コパ・デル・レイで3試合の公式戦32試合に出場しており、プロ通算1000試合出場も達成していた。 しかし、今シーズンはGKフィリップ・ヨルゲンセンにスタメンを譲ることとなり、ラ・リーガでの出場はわずか2試合に。ヨーロッパリーグ(EL)やコパ・デル・レイでは先発起用されていたが、公式戦出場は12試合にとどまった。 今シーズンまでとなっていた契約は延長されず、ビジャレアル退団が決定したレイナ。自身のSNSにて引退の可能性は否定しつつ、ビジャレアルで過ごした日々への感謝を綴っている。 「これまでも今も、そしてこれからも僕の家である場所に別れを告げるのは簡単ではない。たくさんの瞬間と経験…この特別なクラブで、特別な人々と共有できた幸せな思い出が多すぎるんだ」 「新たな物語を書く時がやってきた。そして、人生は常に幸せだった場所へと導いてくれるはずであり、僕たちの道は再び交わることになると確信しているよ」 「今、僕は自分の最終章を書くうえで、手助けしてくれる場所を見つけなければならない。準備は万端であり、モチベーションもある。例外なく全員に感謝しているけど、特に思い出に残るステージとしてくれた会長たちに感謝したい。また近いうちに会おう」 2024.06.04 10:10 Tue

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レンタル先で活躍の20歳FWオモロディオン、関心多数もアトレティコ残留へ

U-21スペイン代表FWサム・オモロディオン(20)はアトレティコ・マドリー残留へと向かっているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。 昨夏グラナダからアトレティコへ移籍した大型ストライカーのオモロディオン。加入1年目の今シーズンはアラベスへレンタル移籍し、ラ・リーガ初挑戦ながら公式戦36試合で9ゴール1アシストの結果を残した。 そんなオモロディオンはプレミアリーグへの移籍の噂もあったが、つい先日、考えに「大きな相違があった」という理由で代理人を変更。本人はアトレティコでの成功のみを望んでいるという。 また、アトレティコにはここ数週間でイングランドやイタリア方面から多数の問い合わせがあったというが、クラブは近い将来のチームの柱の1人として期待しており、売却する意向もないとのこと。9000万ユーロ(約151億9000万円)の契約解除金も設定されているようだ。 しかし、アトレティコに残って来シーズンを戦うか、再びレンタル移籍するかどうかはプレシーズンのパフォーマンス次第。オモロディオンは7月から8月にかけて開催のパリ・オリンピックに参加する見込みのため、ディエゴ・シメオネ監督に見極める時間があまりないことが懸念材料となる。 オモロディオンの現行契約は2028年6月まで。ここからさらに経験を積み、アトレティコの得点源となる日がいずれやってくるのだろうか。 2024.06.16 22:09 Sun

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バルサ行き浮上のフリンポン、「単なる噂」と一蹴

レバークーゼンのオランダ代表DFジェレミー・フリンポン(23)が去就に関する噂に反応した。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。 2021年1月にセルティックからレバークーゼンへ移籍し、今シーズンはチームのブンデスリーガ無敗優勝などに大きく貢献したフリンポン。攻撃的な右ウイングバックとして公式戦47試合で14ゴール12アシストの成績を残した。 レバークーゼンとの契約は2028年6月まで残すが、今夏のステップアップが噂に。クラブは残留を望む一方、有効期限は不明瞭なものの、4000万ユーロ(約67億5000万円)の契約解除条項が存在するともいわれている。 プレミアリーグをはじめ、数々のビッグクラブからの関心が取り沙汰されるなか、バルセロナが獲得に動いているとの報道も。しかし、フリンポンはこの話題を自らの言葉で一蹴した。 「バルサからの関心? それらは単なる噂だ…噂(の記事)なんて読まない!」 「噂は噂でしかないし、誰でも何とでも言える」 オランダ代表の一員としてユーロ2024の初戦を間近に控えるフリンポンは、6日に行われたカナダ代表との国際親善試合でウイングとしてプレーし、1ゴール1アシストを記録。ユーロ本番でも活躍が期待される。 2024.06.15 13:52 Sat

CL控えるジローナ、チェコ代表CBクレイチを獲得

ジローナは14日、スパルタ・プラハのチェコ代表DFラディスラフ・クレイチ(25)の獲得を発表した。契約期間は2029年6月までの5年間。移籍金はスペイン『アス』によると1200万ユーロ(約20億2000万円)でジローナ史上最高額になるという。 チェコ代表として10キャップを刻む左利きセンターバックのクレイチは2019年夏からスパルタ・プラハでプレー。これまで公式戦148試合に出場し44ゴール12アシストを記録している。 2022-23シーズンより主将を務め、今季は公式戦39試合出場で11得点7アシストとFW顔負けの貢献を披露し、チームをチェコ1部優勝に導いていた。 ジローナでは新シーズン、クラブ史上初のチャンピオンズリーグに臨むにあたって戦力の拡充が最優先となっている。 2024.06.15 07:30 Sat

バルセロナがアジョセ・ペレスを獲得候補に…今月30歳でスペイン代表デビュー&ユーロ2024招集のマルチアタッカー

スペイン代表FWアジョセ・ペレス(30)がバルセロナ入りか。 アジョセ・ペレスはニューカッスルとレスター・シティに所属したイングランド歴が長く、昨年1月からレアル・ベティスでプレー。今季の好調ぶりが評価され、今月30歳にしてA代表デビュー…ユーロ2024へのサプライズ招集を勝ち取った。 スペイン『ムンド・デポルティボ』いわく、2027年6月までとなっているベティスとの契約には、400万ユーロ(約6.7億円)のリリース条項があり、これに財政難のバルセロナが目をつけたとのこと。 30歳マルチアタッカーの獲得に必ずしも本腰というわけでもなさそうだが、「この額を支払う用意があります」と、すでにベティス側へ通達済みであることが確認されたという。 アジョセ・ペレスの現年俸は200万ユーロ(約3.4億円)。バルセロナはヴィトール・ロッキなどを売らざるを得なくなる可能性が取り沙汰されており、そういった事態に備えているようだ。 同選手は攻撃的ポジションならどこでもこなすマルチロールで、本職は左ウイング。今季ベティスでは公式戦38試合11得点をマークした。5日の国際親善試合・アンドラ代表戦で初キャップ初ゴールを記録し、今季1年の勢いそのままにユーロ2024へ羽ばたく。 2024.06.14 13:35 Fri

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