元ドイツ代表のバトシュトゥバーが33歳で引退…「成功に満ちたキャリアだった」

2022.09.05 19:25 Mon
Getty Images
元ドイツ代表DFホルガー・バトシュトゥバー(33)が5日、自身のツイッターを通じて現役引退を発表した。

「親愛なるファンの皆さん、プロサッカー選手としての13年間を経て、ここでキャリアを終えることを報告する。様々なタイトルに恵まれた、成功のキャリアを振り返ることができるよ」
「だけどもちろん、もう少し深刻なケガがなければよかったのにとも思う。でも、達成してきたことへの喜びは本当に大きなものだ。全てに感謝しているよ」

「だけど、多くのチームメイトと離れるのは恋しいね。近くにファンがいてくれるのと同じように、僕にとってはいつも大切な存在だった」

「長く応援してくれて本当にありがとう。僕はサッカーと自分の情熱に誠実であり続けたい。父の跡を辿って指導者になりたいと思う。役割は違うけど、長くサッカーに携わっていきたい」
「全ての仲間とファンに感謝します」

シュツットガルトバイエルンの下部組織で育ったバトシュトゥバーは、2009-10シーズンのブンデスリーガ開幕節のホッフェンハイム戦でプロデビュー。前十字靭帯断裂や腱断裂、太ももや足首のケガに悩まされ続けたキャリアだったが、バイエルンでは公式戦177試合に出場し、ブンデスリーガ6回、DFBポカール4回、チャンピオンズリーグ1回など16個のトロフィーを獲得した。

その後はシャルケやシュツットガルトを経て、2021年夏にスイスのルツェルンに加入。開幕からレギュラーとして公式戦18試合に出場していたが、同年12月に契約解除。以降はフリーの状態が続いていた。

また、ドイツ代表では2010年5がつのハンガリー戦でデビュー。2010年のワールドカップや2012年のユーロなど通算31試合に出場した。

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元ドイツ代表DFバトシュトゥバーがスイス1部クラブと契約解除…チームは最下位に低迷

スイス・スーパーリーグのルツェルンは16日、元ドイツ代表DFホルガー・バトシュトゥバー(32)との契約解除を発表した。 シュツットガルト、そしてバイエルンの下部組織で育ったバトシュトゥバーは、2009年7月にバイエルンのファーストチームへと昇格した。 一時はCBのレギュラーを掴むなどしたが、徐々に序列が下がり公式戦177試合に出場し2ゴール10アシストを記録。2017年1月にシャルケへとレンタル移籍。同年8月にはシュツットガルトへ完全移籍した。 シュツットガルトではセカンドチームに追いやられるなど苦しい時期を過ごすと、今シーズンからルツェルンに加入。ここまでスイス・スーパーリーグで14試合、リーグカップで3試合に出場していた。 1年契約で加入したものの、半年早く契約解除となったバトシュトゥバー。ルツェルンのスポーツ・ディレクター(SD)を務める、レモ・マイヤー氏がコメントしている。 「ここ数カ月で示した彼のとてもプロフェッショナルな取り組みに感謝する」 「当初の計画よりも早くコラボレーションを終了することになるが、ホルガーの豊富な経験から得るものがあり、彼の将来の活躍を願っている」 また、バトシュトゥバーも今回の契約解除についてコメントしている。 「難しい時期を経て、ここでチャンスを与えてくれたルツェルンに感謝したい。リーグ残留を確実にするため、後半戦はチームが逆転してくれると信じている」 ルツェルンは今シーズンのスイス・スーパーリーグで現在最下位に位置している。 2021.12.17 11:52 Fri

元バイエルンのバトシュトゥバーがスイスへ移籍! 32歳にして初の国外挑戦に

元ドイツ代表DFホルガー・バトシュトゥバー(32)のルツェルン加入が12日に公式発表された。契約は2022年6月30日までとなる。 ユース時代の2002年7月にシュツットガルトからバイエルンに移籍したバトシュトゥバーは、2009-10シーズンのブンデスリーガ開幕節のホッフェンハイム戦でプロデビュー。同シーズンはプロ1年目ながらリーグ戦33試合出場、チャンピオンズリーグではインテルとの決勝戦にも出場するなど、公式戦49試合に出場し、主力として活躍した。 しかし、4年目以降は度重なるケガの影響で出場機会が激減。2016-17シーズンは公式戦3試合の出場となり、冬の移籍市場でシャルケにレンタルすることに。そして2017年8月にシュツットガルトに復帰。ところが15年ぶりの古巣でも主力になりきれず、昨季に至ってはセカンドチーム降格の憂き目に遭っていた。 そして、今夏の契約満了をもってシュツットガルトを退団。11日に自身のツイッターを更新したバトシュトゥバーは「去就が決定したよ。海外で挑戦することにした。これでブンデスリーガでのエモーショナルな章は終わりを迎えた」とコメントしていた。 そして、既報通りスイス1部のルツェルン加入が決まったバトシュトゥバーは、クラブの公式サイトで 「僕のキャリアがスイスで続いていくことを幸せに思っているよ。ルツェルンに対して僕は野心的な印象を持った。それはキャリアのこの段階において望んでいたことなんだ」 「新しいチームメイトに会えるのが楽しみだよ。もちろん、ルツェルンの偉大なファンのみんなにもね」 ルツェルンは1901年創設のクラブ。1980年から1990年台初頭に黄金期を迎え、1988–89シーズンに史上初のスイス・スーパーリーグ制覇を成し遂げた。その間にUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)にも初出場していたが、その後はしばらく2部が主戦場となり、クラブ経営に関しても不振に陥った。 それでも2005-06シーズンに2部リーグで無敗優勝を果たすと、以降はスーパーリーグに定着し、2011-12シーズンには2位に。また、昨季には29年ぶりにスイスカップを制覇している。 2021.07.13 15:05 Tue

元バイエルンのバトシュトゥバーがブンデスリーガに別れ…新天地はスイスに!

元ドイツ代表DFホルガー・バトシュトゥバー(32)の新たなクラブが決まったようだ。ドイツ『ビルト』が伝えている。 ユース時代の2002年7月にシュツットガルトからバイエルンに移籍したバトシュトゥバーは、2009-10シーズンのブンデスリーガ開幕節のホッフェンハイム戦でプロデビュー。同シーズンはプロ1年目ながらリーグ戦33試合出場、チャンピオンズリーグではインテルとの決勝戦にも出場するなど、公式戦49試合に出場し、主力として活躍した。 しかし、4年目以降は度重なるケガの影響で出場機会が激減。2016-17シーズンは公式戦3試合の出場となり、冬の移籍市場でシャルケにレンタルすることに。そして2017年8月にシュツットガルトに復帰。ところが15年ぶりの古巣でも主力になりきれず、昨季に至ってはセカンドチーム降格の憂き目に遭っていた。 そして、今夏の契約満了をもってシュツットガルトを退団。11日に自身のツイッターを更新したバトシュトゥバーは「去就が決定したよ。海外で挑戦することにした。これでエモーショナルな章は終わりを迎えた」とコメント。 続けて10年以上過ごしたブンデスリーガに向けて「ありがとうブンデスリーガ。ありがとうファンのみんな。僕にとって大きな名誉だったよ」と別れを告げた。 なお、新天地に関しては『ビルト』によるとスイス1部のルツェルンとのこと。昨季のスイスカップ覇者と1年契約を結んだようだ。 2021.07.12 19:00 Mon

デュエル勝利数ブンデス2位の遠藤航、チームの窮地を救うためにCB起用も?

シュツットガルトで好調を維持する日本代表MF遠藤航だが、チームの窮地を救うためセンターバックで起用される可能性もあるかもしれない。ドイツ『Liga Insider』が伝えた。 ブンデスリーガ1部に今シーズンから昇格したシュツットガルト。ここまで5試合を終えて2勝2分1敗と好調を維持し4位につけている。 しかし、最終ラインにケガ人が続出。アーセナルからレンタル移籍中のDFコンスタンティノス・マヴロパノスはヒザの半月板を損傷する重傷。またここまで5試合に出場しているマルク=オリヴァー・ケンプフが足首の靭帯を負傷している。 スポーツ・ディレクター(SD)のスヴェン・ミスリンタート氏は現在のケンプフの状況について「シャルケ戦に向けては十分ではないが、微かな希望がある」とプレーできる可能性を示唆。「できるだけ早く復帰するため、信じられないほどハードワークをしている」とコメントしていた。 4〜6週間の離脱とみられているが「4週間なら良いだろう」と語っており、早期の復帰に期待を寄せた。 しかし、最終ラインにケガ人を多く抱える事態は変わらず。セカンドチームでプレーしている元ドイツ代表DFホルガー・バトシュトゥバーの昇格も考えられる中、ミスリンタートSDはその可能性を否定した。 「そのアイデアはかなり遠い。ホルガーは常にファーストチームのメンバーだ。しかし、彼はセカンドチームでプレーする」 また、バトシュトゥバーを昇格させない理由として代役がいると語り、ブンデスリーガで2位のデュエル勝利数(82回)を誇る遠藤もその1人として考えられているようだ。 「アントニス・アイドニスや遠藤航を下げることだってできる。3人負傷者がいたとしても、このグループ内で問題を解決する方法はまだたくさんあるよ」 2020.10.26 21:35 Mon

遠藤航と同僚の元ドイツ代表DFバトシュトゥバーがシュツットガルトのセカンドチーム行きに

シュツットガルトは18日、元ドイツ代表DFホルガー・バトシュトゥバー(31)がセカンドチームに所属することになったと発表した。 バトシュトゥバーはシュツットガルトやバイエルンの下部組織で育ち、2009年7月にファーストチームへ昇格。バイエルンでは一時期主力を担っており、公式戦177試合で2ゴール11アシストを記録した。 バトシュトゥバーは今回の決定に対し「シュツットガルトのスポーツマネージメントから、今後はセカンドチームでトレーニングする必要があると通知された。僕にとって受け入れ難い場合でも、決定は受け入れます。ブンデスリーガを戦うチームを助けることができると確信しているからです。僕は今、クラブのために最大限活用できるよう、新しい仕事に取り組んでいます」とコメントしている。 バトシュトゥバーは2017年1月にバイエルンからシャルケへレンタル移籍すると、2017年8月にはシュツットガルトへ完全移籍。シュツットガルトでも公式戦61試合に出場し4ゴールを記録していた。 2019-20シーズンはブンデスリーガ2で19試合に出場し2ゴールを記録。チームのブンデスリーガ昇格に貢献していたが、チームから非情な通告を受けることとなった。 スポーツ・ディレクター(SD)のスヴェン・ミスリンタート氏は「ホルガー・バトシュトゥバーは、シュツットガルトのユニフォームをユース選手として、またプロとして着用し、キャリアの中ではクラブやナショナルチームのレベルで印象的な成功を収めてきた。サッカーの資質と真面目な態度で、ホルガーは近年、我々の試合で重要な役割を担っていた」とコメント。一方で「来シーズン以降を視野に入れ、我々は他の選手に最終ラインを依存することになった。このプロセスでは、適切な管理規模が必要かつ賢明であるとみなし、ホルガーは今後U-21のトレーニングに加わることとなる。スポーツ面の理由だけであるこの決定についてオープンな会話をした」とし、チーム内の競争が理由であることを明かした。 バトシュトゥバーとシュツットガルトの契約は2021年6月まで。ドイツ代表として31試合に出場しているバトシュトゥバーだが、他クラブへ移籍する可能性もあるかもしれない。 2020.08.18 19:30 Tue

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中盤で質的・量的優位性もたらすラングニック・スタイルの体現者/コンラート・ライマー(オーストリア代表)【ユーロ2024】

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■オーストリア代表</span> 出場回数:3大会連続4回目 最高成績:ベスト16(2020) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:グループF・2位 監督:ラルフ・ラングニック <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> MFコンラート・ライマー(バイエルン) 1997年5月27日(27歳) ラングニック・スタイルの体現者。重鎮アラバの不在(チームスタッフとして帯同)は大きな痛手となるが、中盤とディフェンスラインに好タレントを擁するチームは2大会連続のグループステージ突破も十分に可能なはずだ。そういった中、ザビッツァーと共に中盤で主軸を担う27歳の職人系MFが、キープレーヤーとなる。 レッドブル・ザルツブルク、RBライプツィヒと現代表監督ラングニックがそのメソッドを築き上げたレッドブルグループでキャリアの大半を過ごしてきたライマーは、その卓越した運動量と戦術眼、闘争心、プレーの連続性を武器に、中盤のバトルで質的と量的優位性をもたらす重要なプレーヤーだ。 加入1年目となったバイエルンでは本職のセントラルMFに加え、チーム事情で右サイドバックでもプレーした中、公式戦43試合に出場。チャンピオンズリーグのアーセナル戦やレアル・マドリー戦となった重要なゲームでも確かな存在感を示しており、今大会でもその勝負強い活躍を期待したい。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月17日(月) 《28:00》 【D】オーストリア代表 vs フランス代表 ▽6月21日(金) 《25:00》 【D】ポーランド代表 vs オーストリア代表 ▽6月25日(火) 《25:00》 【D】オランダ代表 vs オーストリア代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.ハインツ・リンドナー(サン=ジロワーズ/ベルギー) 12.ニクラス・ヒードル(ラピド・ウィーン) 13.パトリック・ペンツ(ブレンビー) DF 2.マクシミリアン・ウーバー(ボルシアMG/ドイツ) 3.ゲルノト・トラウナー(フェイエノールト/オランダ) 4.ケビン・ダンソ(RCランス/フランス) 5.シュテファン・ポッシュ(ボローニャ/イタリア) 14.レオポルト・ケールフェルト(ラピド・ウィーン) 15.フィリップ・ラインハルト(フライブルク/ドイツ) 16.フィリップ・ムウェネ(マインツ/ドイツ) 21.フラヴィウス・ダニリウク(ザルツブルク) MF 6.ニコラス・ザイヴァルト(RBライプツィヒ/ドイツ) 8.アレクサンダー・プラス(シュトゥルム・グラーツ) 9.マルセル・ザビッツァー(ドルトムント/ドイツ) 10.フロリアン・グリリッチュ(ホッフェンハイム/ドイツ) 17.フロリアン・カインツ(ケルン/ドイツ) 18.ロマーノ・シュミット(ブレーメン/ドイツ) 19.クリストフ・バウムガルトナー(RBライプツィヒ/ドイツ) 20.コンラート・ライマー(バイエルン/ドイツ) 22.マティアス・ザイドル(ラピド・ウィーン) 23.パトリック・ヴィマー(ヴォルフスブルク/ドイツ) 26.マルコ・グリュル(ラピド・ウィーン) FW 7.マルコ・アルナウトビッチ(インテル/イタリア) 11.ミハエル・グレゴリッチュ(フライブルク/ドイツ) 24.アンドレアス・ヴァイマン(WBA/イングランド) 25.マクシミリアン・エントルップ(ハルトベルク) 2024.06.17 20:30 Mon

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バルサ行き浮上のフリンポン、「単なる噂」と一蹴

レバークーゼンのオランダ代表DFジェレミー・フリンポン(23)が去就に関する噂に反応した。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。 2021年1月にセルティックからレバークーゼンへ移籍し、今シーズンはチームのブンデスリーガ無敗優勝などに大きく貢献したフリンポン。攻撃的な右ウイングバックとして公式戦47試合で14ゴール12アシストの成績を残した。 レバークーゼンとの契約は2028年6月まで残すが、今夏のステップアップが噂に。クラブは残留を望む一方、有効期限は不明瞭なものの、4000万ユーロ(約67億5000万円)の契約解除条項が存在するともいわれている。 プレミアリーグをはじめ、数々のビッグクラブからの関心が取り沙汰されるなか、バルセロナが獲得に動いているとの報道も。しかし、フリンポンはこの話題を自らの言葉で一蹴した。 「バルサからの関心? それらは単なる噂だ…噂(の記事)なんて読まない!」 「噂は噂でしかないし、誰でも何とでも言える」 オランダ代表の一員としてユーロ2024の初戦を間近に控えるフリンポンは、6日に行われたカナダ代表との国際親善試合でウイングとしてプレーし、1ゴール1アシストを記録。ユーロ本番でも活躍が期待される。 2024.06.15 13:52 Sat

テルジッチ電撃退任のドルトムント、アシスタントコーチのシャヒン氏を新指揮官に任命

ドルトムントは14日、ヌリ・シャヒン氏(35)を新指揮官に任命したことを発表した。契約期間は2027年6月までの3年間となっている。 ドルトムントでは前日、エディン・テルジッチ監督(41)が契約解除を要請し電撃退任していた。 シャヒン氏はドルトムントの下部組織育ちで公式戦274試合に出場し、ユルゲン・クロップ監督の下でブンデスリーガとDFBポカールを制したクラブのレジェンド。 引退後はアンタルヤスポルで監督を務めると、今年1月からドルトムントのアシスタントコーチに就任し、古巣の復調に貢献していた。 シャヒン氏はドルトムントの指揮官就任について「大変光栄。私に信頼を寄せてくれたクラブの責任者全員に感謝したい。可能な限りの成功を達成すべく、多大なエネルギーと情熱を注いで就任初日から取り組むつもりだ」と意気込みを語った。 2024.06.15 00:30 Sat

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ドルトムントは14日、ドイツ代表DFマッツ・フンメルス(35)の退団を発表した。 バイエルンの下部組織で育ったフンメルス。2007年1月にファーストチームに昇格するも、2008年1月にレンタル移籍でドルトムントに加入。レンタル期間が終了した2009年7月に完全移籍で加わった。 その後、ドルトムントでプレーを続けるも、2016年7月にバイエルンへと完全移籍。それでも2019年7月に再びドルトムントに加入した。 合計13シーズンをドルトムントで戦ったフンメルス。公式戦通算508試合に出場し38ゴール23アシストを記録。ユルゲン・クロップ監督時代には2度のブンデスリーガ制覇やDFBポカールで優勝。エディン・テルジッチ監督の下でも2020-21シーズンにDFBポカールを制している。 2023-24シーズン限りで契約が満了を迎え、退団の話も出ていた中、正式にチームを去ることに。すでに先に退団が決まっていた元ドイツ代表MFマルコ・ロイスと共に、一時代を築いた1人がまたチームを去ることとなった。 フンメルスはクラブを通じてコメントしている。 「ファンのみんな、合計13年以上に及ぶ僕の黒と黄色の時代が終わりを迎える。長い間ドルトムントでプレーできたこと、そして2008年1月から今日のボルシア・ドルトムントに至るまでの旅に参加できたことは、僕にとって大きな名誉であり喜びだった」 「ファンのいるこのクラブはとても特別なものであり、僕にとってはそれ以上のものだ」 「また、このクラブのために素晴らしい仕事をしてくれたドルトムントのスタッフ全員、そしてもちろん、ここで出会うことができた数えきれないほどの素晴らしい監督やチームメイトにも感謝したい」 「できるだけ早く、みんなががボルジクプラッツ(広場)で再会してお祝いできるよう、僕は心から願っている。それまでは遠くから、できればスタジアムで時々応援したいと思う。これから寂しくなるよ」 2024.06.14 21:00 Fri

「信頼してくれてありがとう」 サンチョが退任テルジッチに深く感謝

イングランド代表FWジェイドン・サンチョがドルトムントで共闘したエディン・テルジッチ監督に感謝した。 今季のマンチェスター・ユナイテッドで開幕からしばらくしてエリク・テン・ハグ監督との対立で干され、今年1月にシーズンローンでドルトムントに舞い戻ったサンチョ。ドルトムントの11年ぶりとなるチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出に貢献するなどで息を吹き返した。 そんな24歳FWを思った以上に早く試合勘を取り戻させ、輝かせたのがテルジッチ監督で、自身のもとで公式戦21試合に起用。もちろん、CL決勝でも87分までプレーさせ、大きな信頼を寄せた41歳のドイツ人指揮官だが、クラブに自ら辞任を申し出て、話し合いで退任が決まった。 自身もユナイテッドが完全売却を視野に入れるとあって、さらなるローン契約での引き留めを目指すドルトムントに残れるか微妙な状況のなか、テルジッチ監督の退任を知ったサンチョはインスタグラムのストーリーでメッセージを発信した。 「僕を信頼してくれてありがとう。ずっと感謝する。次の章での幸運を祈る!」 2024.06.14 17:58 Fri

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