セリエA昇格のベネヴェントがカリアリからMFヨニツァを完全移籍で獲得

2020.08.20 23:03 Thu
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新シーズンからセリエAに昇格するベネヴェントは20日、カリアリからモルドバ代表MFアルトゥール・ヨニツァ(30)を完全移籍で獲得した。契約期間は2023年6月30日までとなっている。

母国モルドバのジンブル・キシナウでプロデビューしたヨニツァは、スイスのアーラウやヴェローナでのプレーを経て、2016年にカリアリに完全移籍。カリアリでは在籍4年間で公式戦132試合に出場し6ゴール8アシストを記録。2019-20シーズンもセントラルMFを中心にセリエAで34試合に出場し2アシストをマークしていた。
2019-20シーズンのセリエBを制して、3シーズンぶり2度目のセリエA復帰を果たしたベネヴェントは今夏、モナコからポーランド代表DFカミル・グリク(32)、キエーボからイタリア人DFフェデリコ・バルバ(27)を獲得しており、ヨニツァは3人目の補強となる。

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デ・ロッシが監督キャリア開始か? セリエBベネヴェントの新指揮官就任の可能性浮上

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トッテナム下部組織出身の逸材サイ・ゴダードがAリーグのセントラルコースト・マリナーズに加入

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ヴェローナ、シルベストリ後釜にベネヴェント守護神モンティポを獲得

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鎌田大地やルイス・アルベルトが去るラツィオ、若返り図る中マルディーニ息子に関心か

日本代表MF鎌田大地の退団やイゴール・トゥドール監督の退任など、今夏は大きな変更が起こるラツィオ陣営。若返りの方針の中、レジェンドの息子に関心を寄せているという。 イタリア『TuttoMercatoWeb』によると、ラツィオが関心を寄せているのはミランのMFダニエル・マルディーニ(22)。元イタリア代表DFでミラン一筋でプレーしたパオロ・マルディーニ氏の息子だ。 2023-24シーズンはモンツァへとレンタル移籍。セリエAで18試合に出場し4ゴールを記録。ミランへと復帰することになったが、そのミランは売却する可能性もあるとされている。 2025年夏に契約が切れるマルディーニ。ただ、ミランではポジションを確保は難しい状況。残り1年となり、ミランが売却するチャンスは今しかない。 800万ユーロ(約13億4000万円)程度と設定されている移籍金に対し、ラツィオは興味を示しているとのこと。ただ、ライバルもおり、フィオレンティーナやトリノも関心を持っているという。 ラツィオは鎌田の退団が確定的。さらに、元スペイン代表MFルイス・アルベルト(31)もカタールのアル・ドゥハイルへの移籍が決まり、中盤が手薄になる状況だ。 2024.06.14 22:30 Fri

相思相愛を再確認…ユベントスのチアゴ・モッタ新監督、加入望むディ・ロレンツォと意見交換

ユベントスのチアゴ・モッタ新監督が、ナポリのイタリア代表DFジョバンニ・ディ・ロレンツォ(30)と直接連絡を取ったようだ。 今夏のナポリ退団意向を明確にしているディ・ロレンツォ。アウレリオ・デ・ラウレンティス会長とアントニオ・コンテ新監督がそれをブロックしているのも明白だが、本人にナポリを愛する心は残っていないとみるのが妥当だ。 移籍先として上がるのはユベントス。旧知のクリスティアーノ・ジュントリSDが口頭合意を得るまで時間はかからず、選手の心はすでにユベントスにあり、といったところである。 そんななか、イタリア『Sportitalia』によると、13日夜にユベントス側からチアゴ・モッタ新監督が、ユーロ2024でドイツに滞在中のディ・ロレンツォへ電話し、意見交換の場を持ったとのこと。双方ともに相思相愛を再確認できた形だという。 一方、ナポリは今なおデ・ラウレンティス会長とコンテ新監督が代理人も交えて必死に残留を説得中。ただ、この代理人が繰り返し「私の役目は選手の意志を実現させること。選手の利益を守ること」と発言しているように、まったく効果が出ていないとされる。 今後の展開やいかに。 2024.06.14 18:35 Fri

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