モウリーニョ、負傷者続出も前向きな姿勢失わず 「ゴールを奪う方法は幾つもある」

2020.03.10 19:34 Tue
Getty Images
トッテナムジョゼ・モウリーニョ監督は、1stレグの敗戦に度重なる負傷者という逆境をチームが撥ね退けることができると信じているようだ。イギリス『フットボール・ロンドン』が同選手の前日会見コメントを伝えた。
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トッテナムは10日、敵地で行われるチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の2ndレグでRBライプツィヒと対戦する。2月19日にホームで行われた1stレグを0-1で落としたチームは、直近の公式戦4敗1分けと苦しい状況の中で逆転突破を目指す。
MFデレ・アリと共に前日会見に出席したモウリーニョ監督は、DFベン・デイビスとFWステーフェン・ベルフワインが新たに加わった負傷者について言及。

「ベンは1週間、ステーフェンに関しては今シーズン中に復帰できるとは考えていない。これまでこのような状況には遭っておらず、トラウマになりそうだ」

ハリー・ケインは外傷ではなくプレミアの超過密日程の影響だ。ただ、ウーゴ・ロリスやシソコ、ソニー、ステーフェンはトラウマに感じる類のものであり、数週間で復帰できるというものではなかった。ただ、それはそれ。我々はもう慣れっこだ」
想定外の負傷者に悩まされているポルトガル人指揮官だが、逆転突破に向けて前向きな姿勢までは崩していない。

「私のやる気は十分だ。それに落ち着いている。会見場に来る前に君たちの知り合いのインタビューに答えたが、仮にライプツィヒが明日の試合でヴェルナー、シック、エンクンク、ポウルセン、フォルスベリ不在での戦いを強いられれば、相手の監督も今ほど笑ってられないことを確信しているよ。したがって、我々の状況は決して簡単ではない」

「我々は明日の試合に自分たちが持てるすべてのものを捧げるつもりだ。その中で君たちは『ケイン、ソン、ベルフワインなしでどうやって2点以上を取るのか?』という疑問を私にぶつけたいと思っているはずだ。ただ、ゴールを奪う方法は幾つもある」

「もしかしたら、ライプツィヒのプレーヤーがアントニオ・リュディガー(トッテナム戦でオウンゴール)のように、我々のためにゴールを決めるかもしれない。つまりフットボールにおいては何でも起こり得る。そして、私はとてもポジティブだ」

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