メッシが17人目! バルサとPSGでプレーした選手はどこまで知っている?

2021.08.13 16:30 Fri
★キャリアの途中で両クラブを経験した選手たち

ロナウジーニョ(ブラジル/FW)
Getty Images

パリ・サンジェルマン→バルセロナ

両クラブでプレーした中でも最も有名な選手の1人は元ブラジル代表FWロナウジーニョだろう。グレミオから2001年7月にPSGへと完全移籍したロナウジーニョは、初の海外挑戦となったフランスでも躍動した。

持ち前のスキルを見せつけると、PSGでは77試合で25ゴール17アシストを記録。2003年7月にデイビッド・ベッカムを獲得し損ねたバルセロナが引き抜くと、一気にスターに上り詰めた。PSGからバルセロナへと移籍した少ない例だ。

バルセロナでは2008年7月までの5年間在籍。公式戦207試合で94ゴール71アシストを記録。ラ・リーガ、チャンピオンズリーグなど5つのタイトルと、個人としてバロンドールをバルセロナで獲得した。

ネイマール(ブラジル/FW)
Getty Images

バルセロナ→パリ・サンジェルマン

現在もPSGでプレーするブラジル代表FWネイマール。サントスでその名を上げたネイマールは2013年7月にバルセロナへと完全移籍で加入。ルイス・スアレス、メッシとのトリデンテは、“MSN”と称され、バルセロナで9つのタイトルを獲得。186試合に出場し105ゴール76アシストを記録した。

2017年8月に史上最高額の移籍金2億2200万ユーロ(約287億7000万円)でPSGへと移籍。そのPSGでも116試合で87ゴール52アシストを記録している。

フランス代表FWキリアン・ムバッペとのコンビが話題だったが、そこにメッシも加わりより強力さが増すことは間違いない。

ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン/FW)
Getty Images

バルセロナ→ミラン→パリ・サンジェルマン

自身を“神”と称し、39歳でありながら第一線で活躍を続ける最強ストライカーもその1人だ。ミランへの移籍を挟んでいるが、バルセロナとPSGでプレーしている。

2009年7月にインテルからバルセロナへと加入したイブラヒモビッチ。キャリアを通じて1年しかプレーせず、46試合で22ゴール13アシストと、イブラヒモビッチとしては良い結果を残したとは言えないクラブだった。

そこからミランを経てPSGへ。PSGでは180試合で156ゴール61アシストを記録。ビッグクラブへの階段を上っている過渡期にチームを牽引し、13個のタイトルをもたらせた。また、自身も3シーズンでリーグ・アンの得点王に輝くなど、キャリアで最も結果を残したクラブとなっている。

ダニエウ・アウベス(ブラジル/DF)
Getty Images

バルセロナ→ユベントス→パリ・サンジェルマン

長らくバルセロナの右サイドバックとして君臨し、チームを支え続けたダニエウ・アウベスもその1人だ。2008年7月にセビージャからバルセロナへと完全移籍。2016年7月にユベントスへと移籍すると、2017年7月にPSGへと加入した。

バルセロナでは、391試合に出場し21ゴール101アシストを記録。23個のタイトルを獲得するなど、一時代を築いた1人。先日閉幕した東京オリンピックでもオーバーエイジとして参加し金メダルを獲得するなど、最もタイトルを獲っている選手だ。

PSGでは2シーズンの在籍で、6つのタイトルを獲得。73試合で8ゴール18アシストを記録していた。

リュドヴィク・ジュリ(フランス/FW)
Getty Images

バルセロナ→ローマ→パリ・サンジェルマン

小柄なウインガーのジュリは、モナコから2004年7月にバルセロナへと加入した。チャンピオンズリーグでの活躍が契機となりバルセロナに加入すると、ロナウジーニョやエトー、デコらとプレー。公式戦125試合で26ゴール16アシストを記録した。

バルセロナではチャンピオンズリーグやラ・リーガなど5つのタイトル獲得に貢献。ローマを経てPSGへと加入すると、PSGでも125試合で19ゴール️19アシストを記録していた。

マクスウェル(ブラジル/DF)
Getty Images

バルセロナ→パリ・サンジェルマン

アヤックスやインテルでプレーしていたマクスウェルは2009年7月にバルセロナへと加入。左サイドはどこでもプレーできるユーティリティ性があり、サイドバック、ウイングと攻守でチームを支えた。

バルセロナでは89試合で2ゴール10アシストを記録すると、2012年1月にPSGへと移籍。PSGでは214試合で13ゴール25アシストを記録。15個のタイトルを獲得した。

アヤックス時代にもチームメイトだったイブラヒモビッチともPSGで再会を果たすなど、ビッグクラブになっていく段階のチームを支えた。

リュカ・ディーニュ(フランス/DF)
Getty Images

パリ・サンジェルマン→バルセロナ

現在はエバートンでプレーするディーニュ。リールの下部組織で育ったディーニュは2013年7月にPSGヘ完全移籍を果たす。

PSGでは左サイドバックのレギュラーに定着した時期もあったが、前述のマクスウェルの加入によりポジションを奪われることに。通算44試合5アシストの成績に終わると、ローマへのレンタル移籍を経て、2016年7月にバルセロナへと完全移籍した。

バルセロナでも活躍が期待される中、なかなかポジション確保には至らず、公式戦46試合で2ゴール3アシストに終わり、2018年8月にエバートンへと完全移籍。エバートンでレギュラーに定着している。

PR


PR
関連ニュース

弟テオが長期離脱の兄リュカへ励ましのメッセージ「必ず強くなって帰ってくることも知っている」

ミランのフランス代表DFテオ・エルナンデスが、左ヒザ前十字靭帯断裂の重傷を負った兄のDFリュカ・エルナンデスへメッセージを送った。 リュカは1日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグのドルトムント戦に先発出場したが、この試合で左ヒザを負傷すると、翌日に行われた精密検査の結果、左ヒザ前十字靭帯断裂と診断された。 今夏に行われるユーロへの出場が絶望となったリュカに対し、テオは自身のイスタグラムで以下のように励ましのメッセージを送った。 「兄さん、人生は再び君を試そうとしている……。僕は君の気持ちを理解しているし、君が必ず強くなって帰ってくることも知っている!いつだって一緒にだよ、兄さん」 2024.05.03 08:40 Fri

CL途中交代のリュカがACL断裂で数カ月の離脱へ…ユーロ出場は不可能に

パリ・サンジェルマン(PSG)は2日、フランス代表DFリュカ・エルナンデスが近日中に手術を受けることを明かした。 リュカは1日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグのドルトムント戦に先発出場。しかし、35分にロングパスに抜け出したフュルクルクのシュートをブロックしようとした際に左足を負傷。治療を受けて一度はピッチに戻ったが、再びピッチに座り込むと、42分にDFルーカス・ベラウドと交代した。 クラブの発表によれば、2日にMRI検査を受けたリュカは左ヒザ前十字靭帯断裂と診断され、近日中に手術を受けるとのことだ。 なお、離脱期間については明かされていないが、イタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏は6~7カ月の離脱になると伝えており、6月から7月にかけて行われるユーロ2024の出場は不可能となった。 今夏に行われるユーロ2024においてフランス代表は、6月18日のオーストリア代表戦を皮切りに、22日にオランダ代表戦、26日にポーランド代表戦が予定されている。 2024.05.03 08:00 Fri

紆余曲折のPSG入りから1年弱…指揮官と亀裂のシュクリニアルが退団も?

パリ・サンジェルマン(PSG)がスロバキア代表DFミラン・シュクリニアル(29)の売却を水面下で検討か。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 紆余曲折を経て、今季インテルからPSGへ加入のシュクリニアル。 開幕当初は不動のレギュラーも、ケガで1月〜3月をほぼ全休し、復帰後もチャンピオンズリーグ(CL)では準々決勝1stレグから3試合連続で起用されていない。リーグ・アンでも5試合中3試合が途中出場だ。 どうやらケガ直前の昨年12月、リーグ・アンでの3試合連続ベンチスタートからルイス・エンリケ監督との亀裂が生じたとされており、この段階から序列が低下。そのためか、PSGは水面下でシュクリニアルの売却も検討段階に。 元々昨年1月にインテルへ移籍金を支払ってでも獲得を望んでいたところから、最終的に昨夏のフリートランスファー獲得となったわけだが、支払わなくてよかったのは移籍金のみで、ミラノへ出向いての交渉等、諸経費にあれこれ投じたことは想像に難くない。 年俸も推定900万ユーロ(約14億9000万円)。買い手がつくかは不明で、現段階でひとつのアイデアに過ぎないとされる「シュクリニアル売却」だが、PSGが人件費を抑えたい、可能なら削減したい思惑なのは確かだとみられている。 『カルチョメルカート』いわく、高年俸からか、シュクリニアルのセリエAへの復帰は不可能とのことだ。 2024.05.02 20:05 Thu

PSG主将がホームでの2ndレグで逆転期す 「とにかく巡ったチャンスを生かし、攻守にわたって決定的に」

パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表DFマルキーニョスが振り返った。 4年ぶり進出の準決勝でドルトムントと激突のPSG。1stレグは1日に行われ、敵地に乗り込んで先勝を狙ったが、36分に崩れると、攻撃陣もシュートがポストを叩くなどの運を欠き、0-1で敗れた。 グループステージでも同居とあって手の内を知る相手だったが、最初の90分を落とし、主将マルキーニョスもフランス『Canal+』でチャンスを生かせずの攻撃面を指摘しながら、肩を落とした。 「前に進み、ボールを保持しながら、プレスをかけていくのを好む2チームの戦いだった。フィジカルが試される場でもあったと思う」 「特に、後半はチャンスが多かったし、CLの決勝を目指すなら、絶対に逃してはならないものだった。ホームでは確実に仕留めないと」 「ここでのプレーはいつだって難しくなる。どれほどの試合になるかはわかりきったことだった。とはいえ、まだ0-1だし、これまでも乗り越えてきた」 「特に、ホームではサポーターと一緒にね」 7日にホームで行われるリターンレグでは追いかける展開での戦いを強いられるが、29歳センターバックは地の利も生かしての逆転を目指した。 「パルク・デ・プランスにサポーターだ。今日よりもはるかに優れたプレーができる。とにかく巡ったチャンスを生かし、攻守にわたって決定的にならないといけないだけだ」 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】ドルトムントvsパリ・サンジェルマン</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ZpfQoYQrFv8";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.02 09:45 Thu

「まだ何も達成されていない」技ありのゴールで勝利に貢献したフィルクルク、2ndレグへ早くも切り替え「ウェンブリーまであと90分」

ドルトムントのドイツ代表FWニクラス・フュルクルクが、パリ・サンジェルマン(PSG)戦を振り返った。 1日、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグでドルトムントはホームにPSGを迎えた。 2012-13シーズン以来の決勝進出を目指すドルトムント。グループステージでも対戦したPSGと再び顔を合わせることとなった。 試合は36分、自陣からのニコ・シュロッターベックのロングフィードに反応したフュルクルクが巧みなトラップから落ち着いて流し込みドルトムントが先制。PSGは猛攻を見せるも、ポストに嫌われるなどして運もなく、1-0でドルトムントが先勝した。 見事なゴールを奪い、勝利に貢献したフィルクルク。試合後に『DAZN』のインタビューに応じ、ホームゲームでの雰囲気について言及。PSGは手強かったと振り返った。 「信じられないような雰囲気だった。いつも1-0のリードで試合に臨むような気分だ」 「でも、今日は僕たちもとても苦しんだ。彼らが僕たちに大きなプレッシャーをかける場面もあった。これほどのトップクラブ相手には、それは避けられない」 「今はハーフタイムだ。ウェンブリーまであと90分だけど、僕たちは謙虚なままだ」 先勝しながらもリードはわずかに1点。クラブのチャンネルでは改めて気を引き締めるとともに、PSGのサイド攻撃を止めた両サイドバクを称えた。 「リードして2ndレグに臨めるのは良い気分だけど、まだ何も達成されていない。大変な試合だったけど、少しの運も必要だった」 「前線では大きなチャンスがあったし、後方ではしっかりと守れた。スピードあるサイド攻撃に対して、信じられないほど良い試合を見せたサイドバックは、より注目されるべきだ」 <span class="paragraph-title"> 【動画】フィルクルクが圧巻のゴール!ドルトムントがPSGに先勝!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ZpfQoYQrFv8";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.02 09:27 Thu