元スウェーデン代表FWベリが37歳で現役引退…シーズン終了まではチームに帯同

2023.09.26 06:30 Tue
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IFKヨーテボリは25日、元スウェーデン代表FWマルクス・ベリ(37)が現役引退を決断したことを発表した。

クラブの発表によれば、現役引退の理由は背中のケガによるもので、今以上に悪化した場合は手術が必要となり、メディカル的にサッカー選手としての活動を続けることが不可能となったからだという。
ヨーテボリの下部組織で育ったベリは、2005年にトップチームデビューを飾ると、順調に出場機会を増やし、2007年には年間19得点を記録。この活躍が認められ、同年夏にルイス・スアレスの後釜としてフローニンヘンに完全移籍。

フローニンヘンでは、加入初年度から15得点を記録すると、翌シーズンも17得点を記録し、いずれも得点ランキング上位に名を連ねると、2009年の夏にハンブルガーSVへ移籍。PSVへのレンタル移籍を経て2013年の夏にギリシャのパナシナイコスへ新天地を求めると、2016-17シーズンに22得点を決めてリーグ得点王に輝いた。

2017年6月からはヨーロッパを離れてUAEのアル・アインへ活躍の場を移すと、ここでも得点を量産。加入初年度の2017-18シーズンは25得点を挙げてリーグ得点王を獲得した。
その後、2019年夏に加入したクラスノダールでのプレーを経て、2021年3月から古巣ヨーテボリに復帰。ベテランの域に達していたが、2021-22シーズンは公式戦14得点を記録し、昨季も7得点を挙げていた。

また、2008年からスウェーデン代表しても活躍し、通算90試合に出場し24ゴールを記録。2018年のロシア・ワールドカップに加え、2度のユーロ(2016,2020)に出場していた。

現役引退を決断したベリは、公式サイトで以下のようにコメントしている。
「本当に誇らしいことだ。このクラブで経験できたことすべてに感謝しています。ここ数日間、いろいろな思いが込み上げてきて、とても感慨深い気持ちになった。僕にとってヨーテボリはとても大切な存在だし、僕のサッカー人生にとって常に大きな存在だった。だから故郷に戻るのは当然のことだったし、それが終わってしまうのはとても辛いことなんだ」

「将来について急いで決めたいとは思っていない。今、僕が最も重要視しているのは自分の健康状態であり、シーズン終盤の数週間、チームに寄り添い、エネルギッシュにサポートし続けることだ。もっと長い目で見れば、家族と一緒に普通の日常生活を送ること、そしてこの先どうなるかは、これからわかることだ。僕はいつでもヨーテボリをサポートするつもりだし、自分の知識と経験を活かしてできることなら、クラブのために喜んでやりたい」

「この場を借りて、長年にわたって僕を支え、ついてきてくれたすべての人に感謝したい。僕の家族、友人、チームメイト、そしてIFKヨーテボリやその周辺に住む人たち。特にサポーターの皆さんには心から感謝しています!そして、僕と共に歩んでくれたすべての仲間にありがとうを言いたい」

なおクラブによれば、ベリは今後もヨーテボリでリハビリを続けながら、チームに帯同するとのこと。また、2023年シーズンの最終戦となる10月7日のシリウス戦で引退セレモニーが行われるという。

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4年9カ月ぶりに“神”復活!イブラヒモビッチらスウェーデン代表メンバーが発表《カタールW杯欧州予選》

スウェーデンサッカー協会(SvFF)は16日、カタール・ワールドカップ欧州予選と国際親善試合に臨むスウェーデン代表メンバー26名を発表した。 ヤンネ・アンデション監督は、ワールドカップ出場に向けてスタートする今回の予選に、予てから注目を集めていたミランのFWズラタン・イブラヒモビッチを招集。2016年6月のユーロ終了後に代表引退を発表していたが、4年9カ月ぶりに代表に復帰した。 その他、FWアレクサンダー・イサク(レアル・ソシエダ/スペイン)やDFビクトル・リンデロフ(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)らが順調に選出されている。 スウェーデン代表は、25日にカタール・ワールドカップ欧州予選の初戦でジョージア代表とホームで、28日にはコソボ代表とアウェイで対戦。31日には、エストニア代表と国際親善試合を戦う。 今回発表されたスウェーデン代表メンバーは以下の通り。 ◆スウェーデン代表メンバー26名 GK ロビン・オルセン(エバートン/イングランド) クリストファー・ノードフェルト(ゲンチレルビルリイ/トルコ) カール=ヨハン・ヨハンソン(コペンハーゲン/デンマーク) DF ルドヴィグ・アウグスティンション(ブレーメン/ドイツ) ピエール・ベングソン(ヴェイレ/デンマーク) アンドレアス・グランクビスト(ヘルシンボリ) フィリップ・ヘランデル(レンジャーズ/スコットランド) エミル・クラフト(ニューカッスル/イングランド) ミカエル・ルスティグ(AIK) ヨアキム・ニルソン(アルミニア・ビーレフェルト/ドイツ) ビクトル・リンデロフ(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) カール・スターフェルト(ルビン・カザン/ロシア) MF イェンス・カユステ(ミッティラン/デンマーク) ビクトル・クラーソン(クラスノダール/ロシア) クリストファー・オルソン(クラスノダール/ロシア) セバスティアン・ラーション(AIK) イェスパー・カールション(AZ/オランダ) アルビン・エクダル(サンプドリア/イタリア) マティアス・スベンべリ(ボローニャ/イタリア) デヤン・クルゼフスキ(ユベントス/イタリア) ケン・セマ(ワトフォード/イングランド) エミル・フォルスベリ(ライプツィヒ/ドイツ) FW ズラタン・イブラヒモビッチ(ミラン/イタリア) マルクス・ベリ(クラスノダール/ロシア) アレクサンダー・イサク(レアル・ソシエダ/スペイン) ロビン・クアイソン(マインツ/ドイツ) 2021.03.16 21:33 Tue

CLで注目すべき“ベテラン”の活躍!35歳でデビューや7年ぶりゴール、今季が最後の選手も

数々のスター選手たちもプレーしてきたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)。2020-21シーズンもいよいよノックアウトステージが開幕する。 今年のCLではドルトムントのFWユスファ・ムココが16歳と18日のCL最年少デビューを果たすなど、多くの若手選手の台頭が目立っている。 一方で、懐かしの顔ぶれや、ベテランとして初めてCLを経験した選手も多くいた。 今回は、ベテラン勢に目を向けて紹介したいと思う。 <span class="paragraph-title">★FWデンバ・バ/イスタンブール・バシャクシェヒル</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210129_cl_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 生年月日:1985年5月25日(35歳) 国籍:セネガル 今季CL成績:6試合1ゴール1アシスト かつてはチェルシーでもプレーしたデンバ・バは、ベシクタシュは上海申花、ギョズテペなどを渡り歩き、2019年1月にイスタンブール・バシャクシェヒルに加入した。 セネガル代表としても活躍したデンバ・バは、チェルシー時代の2013-14シーズン以来7シーズンぶりのCLの舞台に舞い戻る事となった。 2019-20シーズンは予選で敗退したためヨーロッパリーグの出場となったが、今季はトルコ王者としてCLに出場。すると、グループH第3節のマンチェスター・ユナイテッド戦で躍動する。 0-0で迎えた12分に7年ぶりとなるCLのゴールを記録。チームはその後に追加点を奪い、2-1で勝利。クラブのCL初勝利にも貢献した。 <span class="paragraph-title">★MFマルコ・パローロ/ラツィオ</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210129_cl_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 生年月日:1985年1月25日(36歳) 国籍:イタリア 今季CL成績:4試合1ゴール イタリアのクラブを渡り歩き、エラス・ヴェローナやキエーボ・ヴェローナ、チェゼーナ、パルマなどでプレーしたパローロ。2014年7月からラツィオでプレーをしているベテランだ。 ラツィオでは公式戦256試合に出場し38ゴール18アシストを記録し、チームの中盤を支えているパローロだが、35歳9カ月30日でCLデビューを果たした。 近年はラツィオがヨーロッパリーグに出場していたため、ヨーロッパの舞台での経験はあったものの、CLに出場したのは初の出来事となった。 CLでゲームキャプテンも務めたパローロは、第4節のゼニト戦にも先発出場すると、1-0で迎えた22分にCL初ゴールを記録。チームの3-1の勝利に貢献した。 ラウンド16にも勝ち残っているラツィオだが、パローロの活躍にも注目だ。 <span class="paragraph-title">★FWマルクス・ベリ/クラスノダール</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210129_cl_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 生年月日:1986年8月17日(34歳) 国籍:スウェーデン 今季CL成績:6試合2ゴール ヨーテボリやフローニンヘン、ハンブルガーSV、PSV、パナシナイコスとヨーロッパの様々な国でプレー経験のあるベリ。2017年7月にはUAEのアル・アインへと活躍の場を移していた。 アル・アインでは、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)にも出場したベリは、2019年7月にクラスノダールへ完全移籍。そして、今シーズンは意外にもキャリア初のCL出場を果たした。 ヨーロッパリーグでのプレー経験は豊富なベリは、初のCLでもその得点能力を発揮。第3節のセビージャ戦ではCL初ゴールを記録すると、第5節のスタッド・レンヌ戦でもゴールを記録し、チームを今大会初勝利に導く活躍を見せていた。 ヨーローぱの各国だけでなく、アジアでもプレーした渡り鳥のストライカーであるベリが、ついにCLでも結果を残すことに成功した。 <span class="paragraph-title">★MFルーカス・レイバ/ラツィオ</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210129_cl_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 生年月日:1987年1月9日(34歳) 国籍:ブラジル 今季CL成績:4試合 かつてはリバプールでもプレーしたルーカス・レイバは、2014-15シーズン以来となるCLの舞台に復帰した。 リバプール時代はCLで26試合プレーしたルーカスは、2008-09シーズンには主軸としてプレーしベスト8を経験していた。 ラツィオ移籍後初のCL出場となったルーカスは、新型コロナウイルス(COVID-19)での隔離期間以外は4試合に出場。第4節のゼニト戦ではアシストを記録していた。 ラツィオにとって久々のラウンド16進出となった今シーズン。多くの経験を持つルーカスの存在は、チームにとって大きな力になるだろう。 <span class="paragraph-title">★FWクラース=ヤン・フンテーラル/アヤックス</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210129_cl_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 生年月日:1983年8月12日(34歳) 国籍:オランダ 今季CL成績:3試合 アヤックスに舞い戻ったかつてのエースは、3シーズン連続のCL出場。しかし、今シーズンが最後のCLの舞台となった。 <div id="cws_ad"><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJMdE93VVBBcCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> フンテラールは、今シーズン限りでの現役引退を表明しており、現役ラストシーズンもCLの舞台に立つことに成功。出場時間も限られたものとなったが、3試合でプレーした。 CLでは42試合に出場し14ゴールを記録。オランダ代表のエースとしても活躍したフンテラールは、2020年限りでそのアヤックスを退団。現役最後のクラブにシャルケを選択し、1月に移籍を果たした。 2021.01.29 22:15 Fri

スウェーデン代表24名が発表!前回王者ポルトガル&ロシアW杯王者フランスと対戦《UEFAネーションズリーグ》

スウェーデンサッカー協会(SvFF)は26日、9月に行われるUEFAネーションズリーグに向けたスウェーデン代表メンバー24名を発表した。 ヤンネ・アンデション監督は、GKロビン・オルセン(ローマ)やDFビクトル・リンデロフ(マンチェスター・ユナイテッド)、MFセバスティアン・ラーション(AIK)、FWアレクサンダー・イサク(ソシエダ)といった主力を順当に選出した。 スウェーデンは、ネーションズリーグでグループAに入っており、9月5日にホームでフランス代表と、同8日にホームでポルトガル代表と戦うこととなる。今回発表されたスウェーデン代表メンバーは以下のとおり。 ◆スウェーデン代表メンバー24名 <span style="font-weight:700;">GK ロビン・オルセン (ローマ/イタリア) クリストファー・ノードフェルト (ゲンチレルビルリイ/トルコ) カール=ヨハン・ヨハンソン (コペンハーゲン/デンマーク) DF マルティン・オルソン (ヘルシンボリ) ミカエル・ルスティグ (AIK) ピエール・ベングソン (コペンハーゲン/デンマーク) セバスティアン・ホルメン (ヴィレムⅡ/オランダ) フィリップ・ヘランデル (レンジャーズ/スコットランド) ポントゥス・ヤンソン (ブレントフォード/イングランド) エミル・クラフト (ニューカッスル/イングランド) ビクトル・リンデロフ (マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) ルドヴィグ・アウグスティンション (ブレーメン/ドイツ) MF セバスティアン・ラーション (AIK) グスタヴ・スベンソン (シアトル・サウンダース/アメリカ) クリストファー・オルソン(クラスノダール/ロシア) アルビン・エクダル (サンプドリア/イタリア) マティアス・スベンべリ(ボローニャ/イタリア) デヤン・クルゼフスキ (ユベントス/イタリア) ケン・セマ (ワトフォード/イングランド) エミル・フォルスベリ (ライプツィヒ/ドイツ) FW アレクサンダー・イサク (ソシエダ/スペイン) セバスチャン・アンデション (ウニオン・ベルリン/ドイツ) ロビン・クアイソン (マインツ/ドイツ) マルクス・ベリ (クラスノダール/ロシア)</span> 2020.08.27 02:35 Thu

スウェーデン代表が暫定メンバー23名を発表! イブラヒモビッチは既報通り招集されず《ロシアW杯》

▽スウェーデンサッカー協会(SvFF)は15日、ロシア・ワールドカップ(W杯)に向けたスウェーデン代表暫定メンバー23名を発表した。 ▽イタリア代表との欧州予選プレーオフを制して3大会ぶり12度目のW杯出場を果たしたスウェーデン。ヤンネ・アンデション監督は、DFアンドレアス・グランクビスト(FCクラスノダール)や、DFビクトル・リンデロフ(マンチェスター・ユナイテッド)、MFエミル・フォルスベリ(ライプツィヒ)など主力を順当に選出した。 ▽また、先月末にSvFFが発表していた通り、ロサンゼルス・ギャラクシーに所属するFWズラタン・イブラヒモビッチのメンバー入りはなかった。 ▽ロシアW杯でグループFに入ったスウェーデンは、6月18日に韓国代表との初戦に臨み、同23日にドイツ代表戦、同27日にメキシコ代表戦を戦う。今回発表されたメンバーは以下のとおり。 <span style="font-weight:700;">◆スウェーデン代表暫定メンバー23名</span> <span style="font-weight:700;">GK</span> <span style="font-weight:700;">カール=ヨハン・ヨンソン</span>(ギャンガン/フランス) <span style="font-weight:700;">ロビン・オルセン</span>(コペンハーゲン/デンマーク) <span style="font-weight:700;">クリストファー・ノードフェルト</span>(スウォンジー/イングランド) <span style="font-weight:700;">DF</span> <span style="font-weight:700;">アンドレアス・グランクビスト</span>(FCクラスノダール/ロシア) <span style="font-weight:700;">フィリップ・ヘランデル</span>(ボローニャ/イタリア) <span style="font-weight:700;">エミル・クラウス</span>(ボローニャ/イタリア) <span style="font-weight:700;">ミカエル・ルスティグ</span>(セルティック/スコットランド) <span style="font-weight:700;">マルティン・オルソン</span>(スウォンジー/イングランド) <span style="font-weight:700;">ポントゥス・ヤンソン</span>(リーズ/イングランド) <span style="font-weight:700;">ビクトル・リンデロフ</span>(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) <span style="font-weight:700;">ルドヴィグ・アウグスティンション</span>(ブレーメン/ドイツ) <span style="font-weight:700;">MF</span> <span style="font-weight:700;">グスタヴ・スベンソン</span>(シアトル・サウンダース/アメリカ) <span style="font-weight:700;">ビクトル・クレッソン</span>(FCクラスノダール/ロシア) <span style="font-weight:700;">オスカル・ヒリェマルク</span>(ジェノア/イタリア) <span style="font-weight:700;">セバスティアン・ラーション</span>(ハル・シティ/イングランド) <span style="font-weight:700;">マルクス・ローデン</span>(クロトーネ/イタリア) <span style="font-weight:700;">エミル・フォルスベリ</span>(RBライプツィヒ/ドイツ) <span style="font-weight:700;">アルビン・エクダル</span>(ハンブルガーSV/ドイツ) <span style="font-weight:700;">ジェミー・ドゥルマズ</span>(トゥールーズ/フランス) <span style="font-weight:700;">FW</span> <span style="font-weight:700;">オラ・トイヴォネン</span>(トゥールーズ/フランス) <span style="font-weight:700;">ヨン・グイデッティ</span>(アラベス/スペイン) <span style="font-weight:700;">イサーク・キエセ・テリン</span>(ワースラント・ベヘレン/ベルギー) <span style="font-weight:700;">マルクス・ベリ</span>(アル・アイン/UAE) 2018.05.16 02:32 Wed

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長谷川唯のチームメイト、シティ女子MFアンイエルダールがマドリー移籍か

マンチェスター・シティのスウェーデン女子代表MFフィリパ・アンイエルダール(26)が、チームを離れるようだ。スウェーデン『Sportbladet』が伝えた。 アンイエルダールは2021年9月にヘッケンからシティへ加入し、自身初の国外クラブ挑戦を果たした。 スウェーデン女子代表としても54キャップを誇り、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)では、なでしこジャパン相手にPKを沈めた。 シティではここまで67試合に出場し、8得点をマーク。今季のリーグ戦もスタメン8試合を含む12試合に出場している。 一方で、2年プラス延長1年の契約期間が今季で終了。アーセナルが手を挙げていると伝えられていたが、同メディアによればレアル・マドリー行きが濃厚とのことだ。 もちろん、シティも契約延長を希望している。中盤2列目ではジェス・パークが好調だが、前十字じん帯損傷で離脱中のジル・ルード復帰までにはまだ時間がかかり、デイナ・カステリャノスも今冬に移籍。層が厚いわけでは決してない。 現在FA女子スーパーリーグ(FAWSL)で2位に付けるシティは、順当にいけば来季の女子チャンピオンズリーグ(UWCL)を2年ぶりに獲得できる。一定のスカッドをそろえておきたいシティにとっても留めたい選手なだけに、去就には注目が集まりそうだ。 2024.04.04 20:40 Thu

トマソン新監督に初勝利もたらしたクルゼフスキ、試合前にはポステコグルー流スピーチでチーム鼓舞 「少し真似た」

トッテナムのスウェーデン代表FWデヤン・クルゼフスキがリーダーシップを発揮している。スウェーデン『Fotbollskanalen』が伝えた。 デンマークのレジェンドFWヨン・ダール・トマソン監督を新たに招へいし、今回の代表ウィークに臨んだスウェーデン。しかし、新体制初陣となった21日のポルトガル代表戦では2-5の敗北を喫していた。 25日、今度はアルバニア代表との国際親善試合。62分にクルゼフスキの右足のクロスからFWグスタフ・ニルソンのヘディング弾が生まれ、1-0で念願の白星を手にした。 ポルトガル戦に続き、2試合連続でニルソンのゴールをお膳立てしたクルゼフスキは試合前にトマソン監督からチームを鼓舞するよう頼まれていた模様。その成り行きを明かしている。 「彼は僕を脇に連れて行き、『話をするか?』と聞いてきたので『する』と答えた。それから何を言おうか考えながら歩き回らなければなかった。だけど、楽しかった。次もまたやることになるかもしれない」 スピーチを考えるにあたり、参考にしたのはトッテナムで共に戦うアンジェ・ポステコグルー監督だったとのこと。チーム一丸となるべく「家族」をテーマに語ったようだ。 「僕はあらゆるものからインスピレーションを得ている。今回のスピーチはトッテナムの僕の監督からインスピレーションを得た。彼はそういったことに長けているから、彼の言うことを信じ、少し真似した。家族は互いを守るものだから、家族としてプレーしなければならないという話をした」 また、トマソン監督は自らの期待に応えたクルゼフスキの振る舞いを称賛。他の選手たちもこの23歳やベテランに追随するよう求めている。 「ファンタスティックだ。彼はとてもよくやってくれた。彼は団結すること、そして我々が家族であることについて話した」 「デヤンはどんどん責任を負うようになっている。私はそれが嬉しい。責任感のある選手がもっと必要だ。ヴィクトル(・リンデロフ)とロビン(・オルセン)はその役割を果たしている。しかし、我々にはそういう選手がもっと必要だ。最終的にはそれが我々を助けてくれる」 2024.03.26 15:29 Tue

5発圧勝ポルトガルがマルティネス体制で11連勝! トマソン率いる新生スウェーデンは黒星発進【国際親善試合】

国際親善試合のポルトガル代表vsスウェーデン代表が21日に行われ、ホームのポルトガルが5-2で快勝した。 ユーロ2024本大会前最後のインターナショナルマッチウィークでスウェーデン、スロベニア代表とテストマッチを戦うポルトガル。マルティネス監督はその初戦でクリスティアーノ・ロナウドやカンセロ、フェリックスら一部主力を温存。それでも、ペペやルベン・ディアス、ブルーノ・フェルナンデス、ベルナルド・シウバ、レオンらを起用した。 一方のスウェーデンはヨン・ダール・トマソンを新指揮官に据え、UEFAネーションズリーグ、北中米ワールドカップ予選での成功を目指す。その新体制初陣では[4-2-3-1]の布陣を採用。リンデロフやカユステ、クルゼフスキ、イサク、ギョケレシュら欧州のビッグクラブで活躍する主力を起用した。 試合は立ち上がりから地力で勝るポルトガルが優勢に進めていく。後方からの丁寧な繋ぎで相手のプレスをいなすと、左サイドでアイソレーションの形を取るレオンがホルム、ヒエンのアタランタコンビに対して果敢に仕掛けて局面の打開を図る。13分にはマテウス・ヌネスが強烈なミドルシュートを枠に飛ばすが、ここはGKオルセンのワンハンドセーブに阻まれる。 それでも、攻勢を続けるホームチームは24分、ゴンサロ・ラモスのポストワークからボックス右で仕掛けたベルナルド・シウバが狙いすました左足シュートを放つ。これは左ポストを叩くが、撥ね返りをボックス中央で収めたレオンがゴール右隅へ冷静に右足シュートを突き刺した。 その後、反撃を試みるスウェーデンはクルゼフスキがボックス手前の好位置で得たFKを自ら狙うが、枠を捉えたグラウンダーシュートはGKルイ・パトリシオに余裕を持ってキャッチされた。 先制後も危なげなくゲームを進めるポルトガルは33分、左サイドからレオン、ベルナルド・シウバと繋いで中央のヌネスにボールが渡ると、中央で縦に仕掛けたヌネスがそのままボックス内に侵入。最後はゴール左下隅へ鋭いグラウンダーシュートを突き刺した。 さらに、攻撃の手を緩めないホームチームは45分、パリーニャからの正確なロングフィードに反応した右サイドのセメドが対面のエランガを振り切ってボックス右に侵入。ゴールライン際から股間を抜く絶妙な折り返しを入れると、最後はフリーでゴール前に走り込んだブルーノ・フェルナンデスが難なくワンタッチで流し込み、前半だけで3ゴールを奪って見せた。 迎えた後半、ポルトガルは3枚替えを敢行。ペペとレオン、メンデスに代えてアントニオ・シウバ、トチ・ゴメス、ブルマを投入した。 立ち上がりは勢いを持って入ったスウェーデンが押し込む展開となったが、先にゴールを奪ったのはポルトガル。57分、イサク、ヒエンの自陣でのボールロストが重なると、ボックス中央に抜け出したB・フェルナンデスからのプレゼントパスをブルマが難なく流し込んだ。 厳しい4失点目を喫したスウェーデンだったが、直後に一矢報いる。58分、中央で仕掛けたイサクからのパスをクルゼフスキがスルー。これに反応したホルムがボックス右に抜け出してマイナスのグラウンダークロスを入れると、ファーに走り込んだギョケレシュが左足ワンタッチで流し込んだ。 この失点でクリーンシートを逃したポルトガルだったが、失点直後の61分に5点目を奪取。アントニオ・シウバからの絶妙なフィードで右サイドの背後へ完璧に抜け出したセメドが丁寧な折り返しを入れると、ゴール前でドフリーのゴンサロ・ラモスがきっちり仕留めた。 これで試合の大勢が完全に決した中、両ベンチの動きが慌ただしくなる。その中でトマソン監督は、71分にスヴァンべりを下げて浦和レッズ所属のサミュエル・グスタフソンを投入した。 後半終盤はフレンドリーマッチらしい緩さと共にオープンな展開が続くと、試合終了間際の90分にはフォルスベリ、グスタフソンと中盤で繋いで右サイドのクルゼフスキに展開。ボックス右から正確なクロスが上がると、これをファーのニルソンが頭で合わせ、スウェーデンが意地の2点目を挙げた。 この直後に試合はタイムアップを迎え、新生スウェーデンに完成度の違いを見せつけたポルトガルがマルティネス体制での連勝を「11」に更新した。 2024.03.22 06:46 Fri

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