ジェノアとの打ち合いを3-3の引き分けで終えたミラン、ローマ&アタランタの結果次第で5位以上が確定【セリエA】

2024.05.06 03:05 Mon
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ミランは5日、セリエA第35節でジェノアをホームに迎え、3-3で引き分けた。

前節ユベントス戦を主力守備陣を欠きながらもゴールレスドローに持ち込んだ2位ミラン(勝ち点70)は、勝利すれば5位以上が確定し、来季のチャンピオンズリーグ出場が決まる中、出場停止明けのテオ・エルナンデス、トモリがスタメンとなった。
12位ジェノア(勝ち点42)に対し、最前線にジルー、2列目に右からチュクウェゼ、プリシック、レオンと並べたミランは開始4分にPKを献上。トモリがボックス内のヴォリアッコを倒してしまった。

このPKをレテギに決められたミランが押し込む流れとすると、14分にはボックス左からプリシックの放ったシュートがポストに直撃した。

その後もハーフコートゲームとしたミランは38分にレオンがカットインから枠内シュートを浴びせると、40分にはCKからテオ・エルナンデスのヘディングシュートが枠を捉えたが、GKマルティネスの好守に阻まれる。
それでも45分、チュクウェゼのボックス右からの左足ピンポイントクロスをフロレンツィが頭で押し込み、1-1として前半を終えた。

しかし迎えた後半開始3分、再び追う展開に。ヴォリアッコの右クロスをエクバンにヘッドで合わせられた。

その後、52分にチュクウェゼがネットを揺らすもオフサイドに阻まれたミランは、64分にテオ・エルナンデスがドリブルシュートでGKマルティネスを強襲。

そして69分には決定機。しかし直前に投入されていたオカフォーが右サイドを突破して送ったラストパスをジルーがチップキックで合わせるも枠を外してしまった。

それでも72分に同点弾。フロレンツィの左CKからガッビアのヘディングシュートが決まった。そして75分、ジルーに名誉挽回の逆転弾が生まれる。プリシックの右クロスをファーサイドのジルーがボレーで合わせた。

この試合初のリードを得て勝勢ムードのミランだったが、87分に追いつかれてしまう。トールスビーにボックス右のスペースを突かれてクロスを入れられると、混戦となったところクリアボールがチャウに当たってゴールに吸い込まれた。

結局、2度目の勝ち越し点は奪えず3-3のドロー。リーグ戦4試合勝ちなしで足踏みとなったが、このあと試合を行う5位ローマ、明日試合を行う6位アタランタのいずれかが勝利を逃すと、今節で5位以上が確定し来季のCL出場権を手にする状況となった。

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セリエAでより洗練された万能型MF、離脱者続出オランイェの中盤救えるか/タイアニ・ラインデルス(オランダ代表)【ユーロ2024】

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■オランダ代表</span> 出場回数:2大会連続11回目 最高成績:優勝(1988) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:グループB・2位 監督:ロナルド・クーマン <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> MFタイアニ・ラインデルス(ミラン) 1998年7月29日(25歳) 離脱者続出の中盤で躍動なるか。優勝候補数チームの下に位置する第2グループに属するオランイェでは、世界最高峰のDFであるファン・ダイク、通算45ゴールを挙げるエースのデパイら重鎮がキープレーヤーとなることに間違いない。また、ブンデスリーガで躍動したマートセン、フリンポン、シャビ・シモンズらサイドプレーヤーの活躍にも期待したいところだ。 ただ、今大会のカギを握る存在はフレンキー・デ・ヨング、トゥン・コープマイネルス、マールテン・デ・ローンら主軸の相次ぐ離脱で手薄となった中盤の軸を担う25歳となるはずだ。 近年多くの逸材を輩出する国内の強豪AZで台頭し、昨夏ミランへのステップアップを遂げたインドネシアにルーツを持つMF。AZ時代には中盤の前目の位置で攻撃センス、推進力を遺憾なく発揮するダイナミズムを最大の売りとしてきたが、ロッソネリではより深い位置でビルドアップ、前線と中盤を繋ぐリンクマンとしての新境地を開いた。ボックス・トゥ・ボックスのスタイルはそのままに、よりシンプル且つ効果的なプレー判断が光る洗練された万能型MFに進化した印象だ。 [4-3-3]をメインに[3-4-2-1]のオプション採用も想定される中、クーマン監督が選んだ中盤は深めの位置でプレーするスハウテンを除き、ボックス・トゥ・ボックスタイプの選手が多く、ラインデルスには自身の特長を活かしながらオーガナイザー、バランサーという側面をより強調したプレーが求められることになる。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月16日(日) 《22:00》 【D】ポーランド代表 vs オランダ代表 ▽6月21日(金) 《28:00》 【D】オランダ代表 vs フランス代表 ▽6月25日(火) 《25:00》 【D】オランダ代表 vs オーストリア代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.バルト・フェルブルッヘン(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) 13.ユスティン・バイロウ(フェイエノールト) 23.マルク・フレッケン(ブレントフォード/イングランド) DF 2.ルシャレル・ヘールトライダ(フェイエノールト) 3.マタイス・デ・リフト(バイエルン/ドイツ) 4.ヴィルヒル・ファン・ダイク(リバプール/イングランド) 5.ナタン・アケ(マンチェスター・シティ/イングランド) 6.ステファン・デ・フライ(インテル/イタリア) 12.ジェレミー・フリンポン(レバークーゼン/ドイツ) 15.ミッキー・ファン・デ・フェン(トッテナム/イングランド) 17.デイリー・ブリント(ジローナ/スペイン) 20.イアン・マートセン(ドルトムント/ドイツ) 22.デンゼル・ダンフリース(インテル/イタリア) MF 7.シャビ・シモンズ(RBライプツィヒ/ドイツ) 8.ジョルジニオ・ワイナルドゥム(アル・イテファク/サウジアラビア) 14.タイアニ・ラインデルス(ミラン/イタリア) 16.ジョエイ・フェールマン(PSV) 24.イェルディ・スハウテン(PSV) 26.ライアン・グラフェンベルフ(リバプール/イングランド) FW 9.ワウト・ヴェグホルスト(ホッフェンハイム/ドイツ) 10.メンフィス・デパイ(アトレティコ・マドリー/スペイン) 11.コーディ・ガクポ(リバプール/イングランド) 18.ドニエル・マレン(ドルトムント/ドイツ) 19.ブライアン・ブロビー(アヤックス) 21.ジョシュア・ザークツィ(ボローニャ/イタリア) 25.ステーフェン・ベルフワイン(アヤックス) 2024.06.16 18:00 Sun

鎌田大地やルイス・アルベルトが去るラツィオ、若返り図る中マルディーニ息子に関心か

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名手アンブロジーニがグアルディオラをカルチョへ勧誘「イタリアでも非常に尊敬されている」

マッシモ・アンブロジーニ氏が、稀代の名将ジョゼップ・グアルディオラをカルチョへ誘う。『フットボール・イタリア』が伝える。 ミランのレジェンド、アンブロジーニ氏。「黒子」という言葉はこの男のためにあるのではないか、と思うほど脇役に徹したボランチだっだが、時代を彩ったまごうことなき名選手だ。 氏はこの度、合法スポーツベット『OLGB』のインタビューで古巣ミランなどについて語るうち、次第に話題はユベントスのチアゴ・モッタ新監督へ。そこから「指揮官論」へと入っていき、こんな質問を投げかけられた。 “カルチョで指揮を執ってほしい監督は?” 「イタリア人なら誰しも、ペップ・グアルディオラをカルチョで観てみたいと思っているんじゃないかな。イングランドと同じく、ここイタリアでもペップは史上最高の監督の1人として尊敬されているしね」 「ペップがマンチェスター・シティに対する愛着を語っている様子をよく見るよ。『クラブへの愛』、それはカルロ・アンチェロッティがレアル・マドリー愛を口にするのと同じだ」 「私も同じクラブ(ミラン)で17年間プレーしたから、愛着を持つ場所を離れる難しさはよくわかる。ペップがシティを易々と離れることもなかっただろう?」 「しかし、いつかはカルチョで指揮を執って欲しいものだね。少なくともピッチ上での変化は恐れない男だ。新しい挑戦なら、ここイタリアが最適かもしれない」 選手キャリアの全盛期は下部組織時代から過ごすバルセロナだったペップ・グアルディオラだが、30歳で突如としてセリエAのブレシアへ移籍し、その後ローマでもプレー。今なお流暢なイタリア語を話せることで知られる。 キャリア晩年は当時まだ主流とは言えなかった中東カタールへ向かい、最後は北中米メキシコでスパイクを脱いでいる…ペップ・グアルディオラとは冒険家なのだ。 2024.06.14 16:00 Fri

ミランとフェイエノールトがコンタクト…前者はヴァイファーに熱視線、後者は19歳シミッチがお気に入り

ミランとフェイエノールトがコンタクトを取っているそうだ。 イタリア『カルチョメルカート』によると、ミランはフェイエノールトのオランダ代表MFマッツ・ヴァイファー(24)獲得へ本腰を入れる可能性が。”背番号9”問題が解決次第、こちらの協議を本格化させ、本腰を入れるか否か判断するという。 ヴァイファーは上田綺世が所属するフェイエノールトの主軸ボランチ。残念ながらケガでユーロ2024行きを逃すも、3月の代表ウィークまではオランダ代表に定着する実力者だ。 フェイエノールトはヴァイファーに関するミランの照会依頼に応じ、評価額を2500万ユーロ(約42.2億円)に設定。同時に、ミランのセルビア代表DFジャン=カルロ・シミッチ(18)を気に入っており、同選手が今後の交渉に含まれる可能性も排除できないとされる。 シミッチは昨年末のトップチームデビュー戦でいきなりゴールを決めたセンターバック。来季までとなっているミランとの契約の延長交渉が進行中だが、その裏では4月、フルアムとボーンマスからの接触も報じられている。 2024.06.14 12:55 Fri

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フロジノーネ、ヴェネツィア行きが噂されるディ・フランチェスコ監督の退任を発表

フロジノーネは16日、エウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督(54)が今季限りで退任することを発表した。 退任の決まったディ・フランチェスコ監督は、公式サイトで以下のように感謝を述べた。 「フロジノーネに到着してすぐに、皆さんが私をもてなし、歓迎してくれたおかげで、すぐにファミリーの一員だと感じることができました。君たちは、ジャージとそのチームカラーへの愛情を私に教えてくれた。エキサイティングな試合もあれば、思い通りにいかなかった試合もあったけれど、コッパ・イタリアの準々決勝という歴史的な目標に一緒に到達するなど濃密で、いい意味でポジティブなシーズンだった」 「このような機会を与えてくれたアンジェロッツィSDに感謝したい。 昨年7月、私たちはお互いにプロフェッショナルとして、そして何よりも人としての素晴らしさでお互いを選んだ。また、素晴らしい人格と独特の感性を持つスティルペ会長にも心から感謝している」 「そして、私が常に誇りに思っている選手たち。目標に到達できなかったのは事実だが、彼らは浮き沈みを繰り返しながらも、目標に到達したいという思いでついてきてくれたことには感謝をしている」 昨夏にファビオ・グロッソ前監督の後任として、ディ・フランチェスコ監督を招へいしたフロジノーネ。5年ぶりとなったセリエAでは、序盤こそコンスタントに勝ち点を稼いでいたが、昨年12月2日のミラン戦に敗れてから不振に陥ると、そこから最終節までの25試合でわずか3勝に終わり、順位も16位と低迷。 勝利すれば残留が決められた最終節のウディネーゼ戦も0-1で敗れると、残留を争っていた18位エンポリがローマに勝利したことで18位に転落。1年でのセリエB(イタリア2部)降格が決定していた。 なお、『フットボール・イタリア』によれば、退任するディ・フランチェスコ監督には、昇格プレーオフを制して3季ぶりのセリエA昇格を果たしたヴェネツィアが招へいに動いており、2年契約を結ぶとのことだ。 2024.06.17 07:00 Mon

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