ウェストハムの新監督候補5人…日本代表戦士を指導するハマーズファンの31歳指揮官も

2024.03.14 18:50 Thu
ウェストハムの新監督候補とは?
Getty Images
ウェストハムの新監督候補とは?
イギリス『フットボール・インサイダー』がウェストハムの新監督候補だという5人を並べた。

今季限りでデイビッド・モイーズ監督(60)の退任が濃厚とされるウェストハム。古き良きイギリス・フットボールを大切にするスコットランド人指揮官だが、昨季は望外の欧州タイトルを獲得…そろそろサイクルの終焉かもしれない。
現実味のある新監督候補とされるのは、今季開幕直前にウォルバーハンプトンを離れたフレン・ロペテギ氏(57)。氏は今なおプレミアリーグでの指揮を望み、イギリス国内に自宅を残していることが知られている。

元チェルシーのグレアム・ポッター氏(48)も、ロペテギ氏同様、ウェストハムが接触済みとされているフリー指揮官の1人。クラブ情報筋は軒並みポッター氏がロペテギ氏より優勢だとみているとのことだ。

3番手には前ノッティンガム・フォレスト指揮官のスティーブ・クーパー氏(43)。古豪フォレストをプレミアリーグに引き戻した張本人であり、昇格に伴い、クラブから新戦力を大量に“押し付けられた”なか昨季残留…今季途中で解任されたとはいえ、最後まで攻撃的スタイルを貫こうとした強さを持つ。
そして、4番手にはなんとジョゼ・モウリーニョ氏(60)をチョイス。就任が実現なら「話題性があるし、銀貨も転がりこむよ(笑)」と、いわば『フットボール・インサイダー』からの推薦だが、かつての功績は永遠に不滅とし、ウェストハムに対して新たな時代への覚悟を問うた格好だ。

5番手は真面目に戻って、伊東純也&中村敬斗が所属するスタッド・ランスからベルギー人のウィル・スティル監督(31)。スタッド・ランスでリーグ・アン新記録の17試合無敗を達成した欧州指折りの青年指揮官は、両親がイギリス人。幼少期からウェストハムの熱烈なファンであることが知られているのだ。

デイビッド・モイーズの関連記事

ウェストハムがロペテギ新監督招へいを発表…「このクラブに名を刻めるよう努力する」

ウェストハムは23日、フレン・ロペテギ氏(57)の新監督就任を発表した。同氏は7月1日から正式にクラブを率いることになる。 昨シーズンはクラブ史上初のヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)制覇を成し遂げたウェストハム。しかし、今シーズンのプレミアリーグでの9位という戦績や、74失点という脆弱な守備といった振るわないチームパフォーマンスを鑑みて、デイビッド・モイーズ監督の今季限りでの退任を決断。 その後任に関しては一時スポルティングCPのルベン・アモリム監督が最有力候補に挙がっていたが、最終的には前ウォルバーハンプトン指揮官となった。 これまでポルトやスペイン代表、レアル・マドリー、セビージャなどの指揮官を歴任したロペテギ氏は、2023年8月まではウルブスを指揮。しかし、今シーズンはフリーの状態が続き、今夏はステファノ・ピオリ監督の後任として、ミランが招へいに動いていたが、ミラニスタの強い反発も影響して交渉は破談に終わっていた。 紆余曲折の末に1年ぶりにプレミアリーグで指揮を執ることになったスペイン人指揮官は、クラブ公式チャンネルを通じて意気込みを語った。 「まず第一に、このビッグクラブの未来の一部になれることをとても嬉しく思っている。我々はこのクラブに名を刻めるよう努力するつもりだ」 「我々は素晴らしいプラットフォームを持っていると感じている。もちろん、ここ数年はこの基盤を築くのに非常に良い時期だったと思う。監督としての私の野心は常により強く、より多く、より大きな目標を達成し、プレーヤー、チームを成長させ、フットボールの本質である競争に勝つことだ。我々は、とりわけこの部分に関して非常に野心的だ」 「私は自分が行きたい場所にいる。ここに今いるのは、ここにいたいと思ったからだ。契約を結んだ日は、我々にとって素晴らしい日となった。なぜなら、我々はここに来ることへの100%の決意を抱いているからだ。他にもチャンスはあったが、ウェストハムが私を選んでくれたのはとても嬉しいし、私もウェストハムを選んだのだから、本当に嬉しいよ」 「我々は大きな衝撃を与えるというアイデアを持ってここに来た。それこそここに来た理由であり、この挑戦に興奮している。もちろん、クラブとチームが最高のレベルを達成し、目標を達成できるよう全力を尽くす。また、彼らが我々のすべての成果のカギとなることをファンに保証する」 なお、ロペテギ新体制の始動は7月上旬のプレシーズントレーニングからとなり、同月下旬にはアメリカのフロリダへプレシーズンツアーに赴き、同地で指揮官の古巣ウルブスやクリスタル・パレスと対戦予定だ。 2024.05.23 19:47 Thu

ウェストハム、3月セレソンデビューの28歳CB獲得に迫る

ウェストハムが、ブラジル代表DFファブリシオ・ブルーノ(28)の獲得へ順調に交渉を進めているようだ。 ファブリシオ・ブルーノはクルゼイロ、シャペコエンセ、レッドブル・ブラガンチーノでプレーした後、2022年初めにフラメンゴへ完全移籍で加入。加入1年目は出場機会に恵まれずにいたが、翌シーズンに主力へ定着した。 そして、数人の負傷者の影響で今年3月のインターナショナルマッチウィークでセレソン初招集となると、イングランド代表とスペイン代表との国際親善試合でいずれもフル出場。192cmの恵まれた体躯を活かした対人の強さに加え、サイズを感じさせないスピードでも欧州クラブのスカウトを驚かせた。 この活躍もあって一気に評価を高めた28歳DFは、今夏のヨーロッパ移籍の可能性が取り沙汰されていた。 そういったなか、ブラジル『グローボ・エスポルチ』はフラメンゴとウェストハムの間で、ファブリシオ・ブルーノを巡る交渉が行われており、1500万ポンド(約29億9000万円)程度の金額で交渉が完了する見通しであると報じた。 選手自身も以前からヨーロッパ挑戦へ前向きな姿勢を示しており、ウエストロンドン行きの可能性は高いようだ。 デイビッド・モイーズ監督の退任によって大幅なスカッド刷新も見込まれるハマーズは、今季リーグ74失点の守備改善が急務となっており、名門フラメンゴのザゲイロの活躍は重要となるはずだ。 2024.05.23 15:40 Thu

「あと1試合勝たなければ」前人未到の4連覇に王手、グアルディオラ監督は最終節まで気を抜かない「まだ終わっていないことは分かっている」

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、トッテナム戦の勝利を振り返理、4連覇へ意気込んだ。クラブ公式サイトが伝えた。 14日、プレミアリーグ第34節延期分でシティはアウェイでトッテナムと対戦した。 1試合消化が少ない状況で首位のアーセナルを勝ち点差1で追いかけているシティ。勝利すれば最終節を残して首位に浮上することが可能。自力優勝のチャンスを残したい一戦となった。 プレッシャーもかかるなか、4位フィニッシュを目指すトッテナムとの一戦は前半こそゴールレスだったが、51分にアーリング・ハーランドのゴールで先制すると、後半アディショナルタイムにもハーランドがPKを決めて0-2で勝利。これでアーセナルを追い抜き、首位に浮上し最終節を迎えることとなった。 大事な試合で大きな勝利を収めたシティ。グアルディオラ監督は結果を喜びながらも、まだ何も終わっていないとし、最終節へ意気込みを語った。 「彼らがロッカールームでとても幸せだったことは嬉しいことだが、彼らもまだ終わっていないことは分かっている」 「追加された祝賀会は見られなかった。彼らは厳しいものになることを完全に理解している」 「人々は難しいと理解した上で、日曜日の15時にエティハド・スタジアムにやって来なければならない。彼らは家族と一緒に訪れ、エネルギーを持ち、隅から隅まで、あらゆる距離感でかち、その試合に勝つ資格を手にしなければならない」 「その試合に勝つだけだ。その可能性を生きるチャンスがあるということは、我々にとってとても幸運なことだ」 最終節は難敵ウェストハム。デイビッド・モイーズ監督のラストマッチとなる試合であり、簡単な試合にはならない。 アーセナルとの勝ち点差は「2」。勝利すれば文句なしだが、引き分け以下に終わり、アーセナルが勝利した場合は逆転優勝を強請ることとなる。 一方で、シティも過去に何度も最終節のドラマを生み出してきたチーム。2021-22シーズンも最終節のアストン・ビラ戦で0-2と劣勢に追い込まれ、リバプールに逆転優勝を明け渡しかけたが、70分以降に3ゴールを記録ししっかり勝利していた。 グアルディオラ監督はリカバリーしてからウェストハム戦のことを考えるとコメント。過去、チームが見せた最後の粘りを信じ、しっかりと優勝を掴みたいとした。 「今は集中してリラックスして、1日休んでリカバーりし、2日で準備をする。感情や難しさの点では、アストン・ビラとの時とかなり似ていると思う」 「私は選手がどうプレッシャーに対処するのかを知っている。試合に残らなければならない。それをやらなければならない」 「明日からウェストハムのことを考え始める。もちろん、アーセナルのような優勝候補を相手に、守るチャンスがあると言うのは喜ばしいことだ」 「我々はアストン・ビラ戦で、2-0で負けていた70分以降の試合に何が起きたかを経験している。我々のクラブの最も有名なゴール、セルヒオ・アグエロがQPR戦の93分20秒に決めたものだが、90分を過ぎた時点で、我々は1-2で劣勢だった」 「今度はマイケル・アントニオ、ジェームズ・ウォード=プラウズとの対戦となり、セットプレーを考えて完璧に集中する。タイトルを守るためには、あと1試合勝たなければならない」 「今シーズンはケビン・デ・ブライネが半年離脱、アーリングが離脱という3冠を達成した後に問題を抱えたが、それでも我々はそこにいる。トレーニング、選手たちのメンタリティ、生き方、考え方には何かがある」 <span class="paragraph-title">【動画】明暗分ける大一番!トッテナムvsシティ</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="_lnrJU187HQ";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.15 09:27 Wed

ウェストハムがモイーズ監督の今季限りでの退任を発表

ウェストハムは6日、今シーズン限りでデイビッド・モイーズ監督(61)が退任することを発表した。 ウェストハムでは2017年11月に一次政権を築き、2019年12月の再任から現在に至るモイーズ監督。マンチェスター・ユナイテッド時代に評判を大きく下げたキャリアだが、ウェストハムでは2022-23シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)でフィオレンティーナを下し、43年ぶりにクラブにタイトルをもたらした。 今シーズン限りでの退任の決まったモイーズ監督は、公式サイトで以下のようにコメントしている。 「ウェストハムでの4年半は素晴らしいものだった。クラブは、私が2019年に復帰したときよりも強くなっている」 「私がウェストハムに復帰したとき、クラブは降格圏の1つ上に位置していたが、そこから3シーズン連続でヨーロッパに進出することができたのは、素晴らしい結果だ」 「クラブを残留に導いた後、チームをプレミアリーグで6位、7位に導き、昨年6月にヨーロッパ・カンファレンスリーグのタイトルを獲得したときは、クラブにとって43年ぶりとなるビッグタイトルを手にすることができ、とても嬉しかった」 「この4年半を支えてくれた選手たち、そして彼らが成し遂げたすべての成功に感謝したい、私は皆と一緒に仕事をするのが本当に楽しかった」 「私の後任者、会長、選手、スタッフ、ファン、そしてウェストハムのすべての人たちの未来が素晴らしいものになるよう祈っている」 なお、後任についてクラブは“選考を始めている”とのコメントにとどめたが、イギリス『BBC』は昨年8月までウォルバーハンプトンを指揮していたフレン・ロペテギ氏(57)と監督就任で合意に至ったと報じていた。 2024.05.07 07:00 Tue

ロペテギ氏がウェストハムと監督就任で合意報道、モイーズ監督は退任へ

ウェストハムが監督交代に踏み切ることになったようだ。 5日、ウェストハムはプレミアリーグ第36節でチェルシーと対戦。ロンドン・ダービーとなった一戦は、5-0でチェルシーが圧勝を収めた。 リーグ戦4試合勝利から遠ざかっているウェストハムは9位に後退。今シーズン限りで契約が切れるデイビッド・モイーズ監督の去就が、さらに騒がしくなっていた。 そんな中、イギリス『BBC』によれば、監督交代に踏み切るとのこと。噂に浮上していたフレン・ロペテギ氏(57)と監督就任で合意に至ったという。 スペイン代表やレアル・マドリーなどで指揮したロペテギ氏は、2023年8月まではウォルバーハンプトンを指揮。しかし、今シーズンはフリーの状態が続いていた。 そんな中、今夏はステファノ・ピオリ監督の後任として、ミランが招へいに動いていたが、ミランファンがこの噂に大反対。ロペテギ氏もミランの監督就任に難色を示していた。 モイーズ監督はクラブ史上初となる3年連続でのヨーロッパの大会でしき。2022-23シーズンはヨーロッパ・カンファレンスリーグでフィオレンティーナを下し、43年ぶりにウェストハムにトロフィーを持ち帰っていた。 一方で、多くのファンはモイーズ監督の戦い方が消極的であるとして批判的な見方をしており、結果も落ち込んだことから交代を決断したようだ。 2024.05.06 22:50 Mon

ウェストハムの関連記事

【2023-24 プレミアリーグベストイレブン】2季連続2位のアーセナルから最多5選手を選出

2023-24シーズンのプレミアリーグが終了しました。そこで本稿では今シーズンのベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。 ◆プレミアリーグベストイレブン GK:ピックフォード DF:サリバ、ファン・ダイク、ガブリエウ MF:ウーデゴール、ロドリ、パーマー、ライス FW:サカ、ワトキンス、フォーデン GK ジョーダン・ピックフォード(30歳/エバートン) 出場試合数:38(先発:38)/失点数:51 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 残留の立役者に。最多クリーンシートのラヤやヴィカーリオ、マルティネスの活躍も光ったが、リーグ2位の13試合でクリーンシートを達成したトフィーズの守護神を選出。財務違反による勝ち点8剥奪で残留争いを強いられたチームはリーグワースト2位の深刻な得点力不足に喘いだが、タルコウスキ率いるディフェンスラインと共に再三の好守で失点を防いだイングランド代表GKの活躍によって残留を勝ち取った。 DF ウィリアム・サリバ(23歳/アーセナル) 出場試合数:38(先発:38)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季のベストDF。実質プレミアリーグ2年目でその才能を完全に開花させた。若さを全く感じさせない余裕を持った守備対応で各クラブの一線級のアタッカーを封殺。また、痺れるビッグマッチにおいては傑出した集中力をみせ、攻守に研ぎ澄まされたプレーを披露。完全にワールドクラスの域に到達した。 DF ヴィルヒル・ファン・ダイク(32歳/リバプール) 出場試合数:36(先発:36)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 完全復活。過密日程を強いられた後半戦にややパフォーマンスを落としたが、全盛期に近いコンディションを取り戻した結果、再び世界最高峰のセンターバックに返り咲く。圧倒的なフィジカルとプレーリードによってピンチの芽を積み続け、新キャプテンとしてのリーダーシップや持ち味であるビルドアップ、セットプレー時のターゲット役としての存在感も抜群だった。 DF ガブリエウ・マガリャンイス(26歳/アーセナル) 出場試合数:36(先発:34)/得点数:4 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> リーグ最少失点に貢献。判断、安定感の部分で昨季以上の進化を見せてサリバと共に鉄壁のセンターバックコンビを形勢。地対空の圧倒的な対人戦の強さで相手のエースを封じ込め、ビルドアップの部分でも大幅にミスが減った。攻撃時のセットプレーでは常に相手の脅威に。 MF マルティン・ウーデゴール(25歳/アーセナル) 出場試合数:35(先発:35)/得点数:8 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ガナーズ牽引のスキッパー。指揮官アルテタからピッチ上の指揮官として全幅の信頼を受け、ハイインテンシティとハイクオリティを両立させたパフォーマンスで攻守に安定をもたらした。8ゴール10アシストの数字に加え、キーパスや崩しの起点の仕事、プレッシングのスイッチ役と目に見えない貢献度が非常に高かった。 MF ロドリ(27歳/マンチェスター・シティ) 出場試合数:34(先発:34)/得点数:8 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 4連覇王者の心臓。シーズンMVPはフォーデンに譲る形となったが、その活躍と遜色ない圧巻のパフォーマンスでシティ優勝に大きく貢献。現時点で世界最高のホールディングMFという評価を確立しており、攻守両面での安定感は異次元のレベル。加えて、セットプレーやミドルシュートを武器に8ゴールを挙げる得点力、勝負強さは驚異的だ。 MF コール・パーマー(22歳/チェルシー) 出場試合数:33(先発:29)/得点数:22 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新天地で大爆発。期待の若手との評価にとどまったマンチェスター・シティを離れて加入したチェルシーでリーグ屈指のアタッカーに急成長。シーズン序盤は高精度の左足にPKの巧さにスポットライトが当たっていたが、中盤戦以降は試合ごとに進化を示し、組み立ての能力、局面打開力、アタッキングサードでの圧倒的なクオリティを示し、いずれもリーグトップクラスの22ゴール11アシストを記録。不調のブルーズを6位まで押し上げた原動力に。 MF デクラン・ライス(25歳/アーセナル) 出場試合数:38(先発:37)/得点数:7 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> MVP級の輝き。最終結果によってMVPには選出しなかったが、パフォーマンスとチームへの影響力という部分ではフォーデン、ロドリと同等の評価だ。守備では傑出したデュエルの強さにカバーリング能力、攻撃では質の高い繋ぎに推進力で起点役を担い、後半戦はプレースキッカーとしても能力の高さを示した。さらに、7ゴールを挙げるという文句なしの活躍ぶりだった。 FW ブカヨ・サカ(22歳/アーセナル) 出場試合数:35(先発:35)/得点数:16 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 安定感抜群のガナーズのエース。幾つかのビッグマッチで消えた試合もあったが、35試合ほぼフル稼働で常に攻撃の起点を担ってきたタフさと安定感は素晴らしかった。16ゴール9アシストというスコアポイントに加え、時にダブルチームで対応される中でも右サイドで質的優位を生み出し続け、周囲の味方に自由を与えるエースとしての仕事も光った。 FW オリー・ワトキンス(28歳/アストン・ビラ) 出場試合数:37(先発:37)/得点数:19 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季のベストストライカー。リーグ4位タイの19ゴールにリーグ最多の13アシストと32ゴールに関与する驚異的なスタッツを記録。シーズンを通して多くの選手と前線でコンビを組みながら、チャンスメーカー、フィニッシャーとしてハイレベルのプレーを披露。得意のオフ・ザ・ボールの動き出しとシュート精度を武器に、例年通りにゴールを量産しつつ、磨きをかける個人での局面打開やラストパス、クロスで味方のゴールをお膳立てし、より万能型のプレースタイルに進化を遂げる1年となった。 FW フィル・フォーデン(24歳/マンチェスター・シティ) 出場試合数:35(先発:33)/得点数:19 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季のMVP。キャリアハイの19ゴールに加え、8アシストを記録。左右のウイングにトップ下を主戦場にゲームメーカー、チャンスメーカー、フィニッシャーとマルチタスクをハイレベルでこなし、前人未踏の4連覇の立役者に。 2024.06.06 19:05 Thu

ハマーズ在籍9年のオグボンナが退団…ベン・ジョンソンら2選手と延長交渉中

ウェストハムは5日、元イタリア代表DFアンジェロ・オグボンナ(36)の今シーズン限りでの退団を発表した。 2015年7月にユベントスから完全移籍で加入したオグボンナは、在籍9年間で公式戦通算249試合に出場。昨シーズンは公式戦30試合に出場し、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)優勝にも貢献していた。 “アンジェおじさん”の愛称でクラブやファン・サポーターの間で尊敬を集めるディフェンスラインの重鎮だったが、フレン・ロペテギ新体制移行で刷新を図るチームに居場所はなく今季限りでの退団が決定した。 また、クラブ生え抜きのイングランド人GKジョセフ・アナン(23)も同じく契約満了での退団が決定したが、イングランド人DFベン・ジョンソン(24)とU-20イングランド代表FWディヴィン・ムバマ(19)の2選手は契約延長に向けた話し合いを行っている段階にあるという。 2024.06.06 06:00 Thu

ウェストハムがベテランDFクレスウェルと2025年まで契約延長

ウェストハムは5日、元イングランド代表DFアーロン・クレスウェル(34)との契約を2025年6月30日まで延長したことを発表した。 11シーズン目となる契約にサインしたクレスウェルは、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「私にとってこのクラブでの10年間は本当に思い出深いもので、この1分1秒を大切に過ごしてきた」 「少なくとももう1シーズンはここでプレーできることになり、嬉しく思っている。僕と家族はここでとても幸せに暮らしている。息子も娘もこの街で生まれ、その息子はウェストハムが大好きなんだ」 「イーストロンドンとリバプールには、ハードワーク、献身、全力を尽くすという環境面で共通点があると思うし、僕はここでのプレーでそれを示すことができたと思う」 「ジャージを着るたびに、クラブを代表することに大きな意味がある。今年はちょっと役割が変わって、あまりプレーしていないけど、毎週プレーすることよりも大きな目標があることを理解しながら、長い間サッカーをやってきた。プレーしていないときも、チームや若手をサポートしながら、うまくやってきたと思うよ」 「もちろん、まだプレーしたいし、チームのためにいい仕事ができる体力と気力があると思っていたから、契約にサインしたんだ。僕はキャリアの中で怪我をすることなく幸運でしたし、ピッチの外では、よく食べてよく眠り、毎日一生懸命トレーニングし、高い水準を維持するなど、常に正しいことをしようと努めてきたんだ」 イングランド代表として3試合の出場歴を持つ左サイドバックのクレスウェルは、2014年7月にイプスウィッチからウェストハムに加入。ウェストハムでは公式戦349試合に出場して11ゴール37アシストを記録。2022-23シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)優勝にも貢献した。 2024.06.06 00:30 Thu

パウメイラスが誇るもう1人の逸材はウェストハム移籍か…ギリェルメ巡るクラブ間交渉が最終段階に

パウメイラスが誇るもう1人の逸材はイングランドでの挑戦に近づいているようだ。 ブラジルの名門パウメイラス。そのパウメイラスから今夏のレアル・マドリー入りが内定済みのブラジル代表FWエンドリッキ(17)が新星として注目されるが、同じくU-20ブラジル代表でもプレーするMFルイス・ギリェルメ(18)ももう1人の逸材として将来が期待される。 鋭いカットインが持ち味のウィンガーを巡ってもエンドリッキと同じく欧州の錚々たるクラブの関心が以前から取り沙汰されるが、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏いわく、ウェストハム入りが迫っているという。 ウェストハムはパウメイラスとの交渉が最終段階にきており、移籍金3000万ユーロ(約51億1000万円)に将来の転売時に売却額の20%譲渡でほぼ合意に。ギリェルメとも給与や契約期間などの個人条件でも合意しているそうだ。 プレミアリーグでいうと、リバプールも目を光らせるとされるギリェルメだが、報道どおり、フレン・ロペテギ新監督が率いるウェストハムが新天地となるのだろうか。 2024.06.01 10:30 Sat

2部降格チーム並みの38試合74失点…ウェストハムがウルブスの主将CB獲得へ80億円を支払いか

ウェストハムがセンターバック獲得へ4000万ポンド(約80億円)を支払うようだ。 今季プレミアリーグ38試合74失点のウェストハム。順位こそ中堅勢力として妥当な9位で、黒星を重ねすぎたわけではないが、アーセナル戦の0-6大惨敗、3度もの5失点敗戦など、ひとたび畳みかけられると耐えられない“脆さ”が際立つシーズンとなった。 来季からは元ウォルバーハンプトン指揮官のフレン・ロペテギ氏が新監督となるなか、イギリス『フットボール・インサイダー』によると、ウルブスでロペテギ氏に師事したセンターバックの獲得によって守備をテコ入れする意向。ウルブスの主将を担うイングランド人DFマキシミリアン・キルマン(27)だ。 キルマンは21歳当時の2018年夏、アマチュアリーグ(イングランド5部相当)のメイデンヘッド・ユナイテッドから1部プレミアはウルブスへと栄転。加入から3年間は満足に出場機会を得られずも、次第に信頼を掴んで今季からキャプテンに。プレミア全38試合にフルタイム出場した194cmのタフネスセンターバックだ。 ロペテギ氏は自身が積極登用したこの27歳に全幅の信頼。ウェストハム行きは同クラブとウルブス、両クラブの財政状況を鑑み、「キルマン獲得が可能と踏んだから」との見立ても。表題の通り、ウェストハムはウルブス主将の獲得へ約80億円を支払う構えとされる。 ウルブスとしては、昨夏キルマンと2028年までの長期契約を結んだばかりだが、やはりその財務状況から売却に応じなければならない可能性が高いとのこと。一方、ウェストハムはキルマンを高値で買うべく、元フランス代表DFクル・ズマ(29)を構想外として売却へ。ズマは新天地探しを許可されたとみられている。 2024.05.31 19:50 Fri
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly