来日中のセビージャ、シティのスペイン代表FWノリート獲得へ

2017.07.15 18:28 Sat
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セビージャが、マンチェスター・シティのスペイン代表FWノリート(30)の獲得に関して合意したようだ。スペイン『アス』が伝えた。移籍金は900万ユーロ(約11億6000万円)となる見込みだ。

▽ノリートは昨夏、セルタから1380万ポンド(約20億円)でバルセロナ時代に指導を受けたジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるシティに加入。シーズン序盤こそ先発として起用されていたが、ライバルのドイツ代表MFリロイ・ザネがフィットし始めたこともあり、出場機会が減少しリーグ戦19試合4ゴールという結果に終わった。
▽セビージャは、12日にアトレティコ・マドリー移籍となったスペイン代表MFビトロ(27)の後釜として、ノリート獲得に着手。今夏はすでに、フランス代表DFセバスティアン・コルシア(26)、アルゼンチン代表MFグイド・ピサーロ(27)、同代表MFエベル・バネガ(29)、コロンビア代表FWルイス・ムリエル(26)の獲得に成功している。

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バルサやシティに在籍し、セルタで活躍した元スペイン代表FWノリートが引退

元スペイン代表FWノリート(36)が13日、現役引退を発表した。 2013年から2016年にかけて在籍したセルタで活躍したノリートは、バルセロナやマンチェスター・シティといったメガクラブにも在籍したウインガー兼ストライカー。 ラ・リーガ通算では243試合の出場で60ゴール37アシストを記録。スペイン代表としては16試合に出場して6ゴールを挙げた。 昨季は生まれ故郷のイビサでプレー。ラ・リーガ2部で27試合に出場したが、1ゴールを挙げるに留まっていた。 今季は無所属の状態となり、引退を決断したノリートはインスタグラムにて以下のように述べた。 「言葉にするのが難しい様々な感情が入り混じった気持ちで皆に伝えるよ。長年、自分の人生において注いできた情熱に別れを告げなければならない瞬間が来た。サッカーという素晴らしいスポーツを最高レベルでプレーできる特権に恵まれ、幸運に思っている。そのおかげで多くのことを経験し、数えきれない思い出を永遠に持つことができた」 「これまでサポートしてくれた家族にまずは感謝したい。そして何らかの形で自分のキャリアに携わってくれた全ての人に感謝したい。そして所属クラブのスタッフや関係者、サポーターが自分に対して与えてくれた愛に感謝の気持ちを忘れることはないよ」 「最後に生まれ故郷でキャリアを終えることができたことに感無量の思いだけど、これからまた新たな挑戦をしたいと思っている。本当にありがとう。また会おう!」 2023.09.14 07:30 Thu

元スペイン代表の35歳ノリート、2部イビサが新天地に

イビサは5日、元スペイン代表FWノリート(35)の加入を発表した。契約は2年間。背番号「9」をつける。 かつてバルセロナやベンフィカ、グラナダ、セルタでもプレーしたノリート。2016年夏からはマンチェスター・シティに活躍の場を移したが、慣れないイングランドでの生活にジョゼップ・グアルディオラ監督の下でレギュラーの座を掴めない状況もあって、わずか1年で母国復帰となるセビージャ行きを決断した。 2020年6月からは古巣のセルタに復帰。昨季も公式戦35試合に出場したが、同シーズンをもって契約切れとなり、今季開幕後もフリーだった。 スペインの観光名所として有名な土地に拠点を置くイビサは現在、セグンダ・ディビシオンに所属。ラ・リーガで通算243試合、スペイン代表としても16キャップを誇るアタッカーだが、スペイン2部で新たなキャリアを築くこととなった。 2022.09.06 11:25 Tue

久保建英の争奪戦にセルタも名乗り! 最優先で獲得を目指す

レアル・マドリーの日本代表MF久保建英(19)を巡る獲得レースにセルタも参戦するようだ。 昨夏にレンタル加入したマジョルカでラ・リーガ35試合4ゴール5アシストの成績を収めた久保。現時点でマドリー復帰が規定路線だが、EU圏外枠の問題もあり、来シーズンも引き続きの武者修行が濃厚だ。 スペイン『マルカ』によれば、セルタを率いるオスカル・ガルシア監督はすでに加入を決めたMFノリートとFWアルバロ・バディージョに続いて、想像力溢れる選手の獲得を望み、久保に興味を示しているという。 ガルシア監督はバルセロナ下部組織時代に指導した久保の獲得をクラブに進言した模様。セルタは複数選手をリストアップしているというが、久保の獲得にプライオリティを置いているようだ。 ただ、オサスナやレアル・ソシエダ、ヘタフェ、ベティス、グラナダ、バジャドリー、レバンテ、ウエスカの国内クラブだけでなく、アヤックスやラツィオといった強豪クラブも関心を抱いており、マドリーに照会済み。さらに、高額な年俸やレンタル料もネックになってくるとのことだ。 2020.08.02 11:30 Sun

ノリートがセルタに4年ぶりの復帰! “特例”で次節から出場可能

セルタは18日、セビージャから元スペイン代表FWノリート(33)がフリートランスファーで加入することを発表した。 同選手はセビージャの許可を得て18日にメディカルチェックを受診した後、正式にセルタの一員となる。 2010年にバルセロナでラ・リーガデビューを飾ったノリートは、ベンフィカ、セルタ、マンチェスター・シティを渡り歩き、2017年にセビージャへ完全移籍。 加入初年度は主力として活躍したが、昨シーズンに腓骨骨折で長期離脱を強いられると、以降は序列が低下。今シーズンはここまで公式戦20試合5ゴール3アシストの数字を残していた。 なお、ノリートとセビージャの現行契約は今月末となっており、通常であれば、公式戦でのプレー許可が下りるのは来シーズンからとなる。 しかし、セルタはスペイン人GKセルヒオ・アルバレスが半月板損傷の重傷を負っており、5カ月以上の離脱者が出た場合に限り、移籍市場閉幕後もスペイン国内クラブからか、あるいは無所属の選手を獲得できるという“特例”規定により、今シーズンの残り試合での起用が可能だ。 そのため、ノリートは21日に予定されるラ・リーガ第30節、アラベス戦で4年ぶりにバライドスのピッチに立つことになりそうだ。 2013年から2016年までの在籍3年間で公式戦103試合39ゴール23アシストの数字を残していた元スペイン代表FWは、降格圏と勝ち点2差の17位に低迷するガリシアの名門の救世主となれるか。 2020.06.18 20:40 Thu

セビージャが2部ミランデスにまさかの敗退…ノリートが独特な表現で悔しさをあらわに

30日に行われたコパ・デル・レイのラウンド16で、セビージャは2部リーグに所属するミランデスに3-1で敗れた。 ラウンド16では、バルセロナやレアル・マドリー、バレンシアなどトップリーグの強豪が順当に勝ち進めたなか、比較的楽な相手だったはずのセビージャは開始7分で先制を許してしまう。その後もなかなか主導権が握れずにいると、30分には追加点を奪われるまさかの展開に。 後半は若干の立て直しを見せたものの、この日のミランデスの勢いはとどまることを知らず、85分にトドメの3点目を奪取。セビージャは90分に1点を返したが時すでに遅しだった。 そのゴールを決めたFWノリートは試合後、人一倍悔しさをあらわに。スペイン『マルカ』が伝えるところでは、その表現の仕方は少し下品な独特な言い回しだったようだ。 「言い訳はない。前半の彼らは素晴らしかった。後半に入って僕らも多少は良くなったけど、チャンスは訪れなかったね」 「まるでうんちを食わされたみたいだよ。僕らは前半戦を海に投げ捨ててしまっていた。アクセルを踏み外してしまうと、どんなチームにも隙を与えてしまう。どのチームか、どのカテゴリーかは関係なくね」 「耳を傾けて今日起きたことから学習しよう。カップを掲げるという夢は潰えてしまったけど、僕たちは前に進み続けなければならない」 2020.01.31 16:22 Fri

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メンディリバルの言葉に滲む“監督業の苦悩”…スター選手の扱いに苦心したセビージャ時代「私では駄目なんだな…と」

オリンピアコスのホセ・ルイス・メンディリバル監督が、スペイン『Relevo』で今季序盤までのセビージャ指揮官時代を振り返った。 昨季途中就任のセビージャでヨーロッパリーグ(EL)優勝、今季途中就任のオリンピアコスでヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)優勝を成し遂げたメンディリバル監督。 「私の言葉、選手に対するアプローチは簡潔で明確。自分にできない指導はしないし、不得手な戦術を取り入れたりはしない」とさっぱり語るスペイン人指揮官だ。 2季連続で低空飛行のチームにシーズン途中就任からやってきて、欧州タイトルをもたらす…よくよく考えると前人未到の偉業なわけで、昨季のセビージャを振り返ってこう語る。 「セビージャを率いた最大の誇りは『選手たちの変化』だ。就任当初、選手たちの目が明らかによどんでいてね…メンタル的に死んでいたと言っても過言ではないレベルだった」 「それまでの複雑なサッカー、戦術に疲弊していた、と言うべき状況だった。選手に自信を取り戻させ、できるだけ噛み砕いてシンプルにし、チームを変えることができた」 一方で、今季序盤でセビージャを解任されているメンディリバル監督。 解任後はオリンピアコス行きまでセビージャの全試合をリアルタイムで観たほど選手たちを心配していたようだが、1人のベテランに限っては、扱いと関係性に苦心したようだ。 「シーズンの頭からチャンピオンズリーグ(CL)もあるだろう? そんななか、コンディションに問題のないセンターバックが3枚だけ…グデリ、バデ、そしてセルヒオ・ラモスだ」 「状況的にローテーションを敷かざるを得なかったが、ラモスは日曜も水曜も試合に出たがり、私の選択を嫌った。客観的にみて、ラモスの序列は高かったと思う。しかし、それだけでは満足できなかったようだ」 「思ったのは『私では駄目なのだ。私より優れた指揮官でなければ、ラモスほどの選手を満足させられない…』ということ。同時に私の職務も終わりに近づいている気がした。己の基準に従うか否か…コーチは日常的に選択を迫られているんだ」 2024.06.14 11:45 Fri

モドリッチの代表初タイトルを戦友ラキティッチが期待 「トロフィーを掲げる姿を見られたら…」

サウジアラビアのアル・シャバブに所属する元クロアチア代表MFイバン・ラキティッチが、ユーロ2024での仲間の活躍を期待した。スペイン『アス』が伝えた。 スペインではセビージャやバルセロナといったクラブで活躍し、今年1月にアル・シャバブへと移籍したラキティッチ。クロアチア代表でも長らく中軸を担い、2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)では準優勝に大きく貢献したが、2020年9月に代表引退を決断した。 今夏のユーロを前に、『アス』のインタビューに応じたラキティッチは、クロアチア代表からの引退を「心の底からの決断だった」と回想。「多くの犠牲を払ってくれた家族のために、一歩踏み出す時が来たんだ」とその理由も明かしている。 また、代表の中盤を共に支えてきたレアル・マドリーのルカ・モドリッチにも言及。レアル・マドリーで数々の栄光を手にしてきた38歳は、代表でもタイトルを得るべきかと問われると、「そうだ、彼がこのユーロで優勝すれば良い」と答え、祖国の躍進を期待した。 「クロアチアは人口400万人強の国で、特にワールドカップでの成績は信じられないほどのものだ。作り話みたいだし、理屈では語れない」 「結果はともかく、クロアチアが輩出した(才能ある)選手たちがいる。モドリッチがトロフィーを掲げる姿を見られたら、それは特別なことだろう」 また、セビージャで共に戦ったスペイン代表DFヘスス・ナバスについてもコメント。「スペインの試合は喜んでナバスのシャツを着て観戦するよ。もちろんクロアチア戦は違うけどね」と語った一方、「まずはヘススを招集した(スペイン指揮官)デ・ラ・フエンテを称賛したい」と、モドリッチと同じ38歳のユーロ参戦を喜んだ。 「ナバスの参加をとても嬉しく思う。彼とは 13 年以上の付き合いだが、僕が 2011 年に初めてネルビオン(セビージャ)に加わった時から変わらない。彼には今でも同じような喜びとエネルギーがある。彼が最後までこの招集を楽しめることを願うよ」 グループBに同居するクロアチア代表とスペイン代表は、グループステージの初戦から対戦。ラキティッチが見守るなか、両チームはどのような船出を切るのだろうか。 2024.06.11 18:53 Tue

オリベル・トーレスの新天地がメキシコに…モンテレイと3年契約

リーガMX(メキシコ1部)のモンテレイは8日、スペイン人MFオリベル・トーレス(29)の加入を発表した。契約は2027年6月までの3年となる。 アトレティコ・マドリーのアカデミーからトップチームに上がり、その才能が脚光を浴びたオリベル・トーレスだが、ビジャレアルや、ポルトにローン移籍。ポルトでは2度目のローン移籍を経験し、最終的に完全移籍でアトレティコに別れを告げた。 それからは2019年夏のセビージャ入りでスペイン帰還。セビージャでの5年間で通算201試合11得点21アシストの数字を残し、2度のヨーロッパリーグ(EL)優勝を経験したが、今季で契約満了となった。 そうして新天地としてメキシコの名門モンテレイ行きが噂され、このたび実現した格好に。元ベティスのセルヒオ・カナレスらも所属し、32チーム制の新フォーマットになる2025年のクラブ・ワールドカップ(CWC)にも出場する。 2024.06.10 13:15 Mon

オリベル・トーレスがメキシコ1部に移籍へ セビージャ退団で新天地はモンテレイ

セビージャを退団するスペイン人MFオリベル・トーレス(29)。どうやら新天地はメキシコのモンテレイだ。 先日、自身のSNSでセビージャとの契約満了を明かしたオリベル・トーレス。 アトレティコ・マドリー下部組織の出身で、トップ昇格に前後して脚光を浴びるも、ポルトへの2度のレンタル移籍の末に完全移籍移行。結局、アトレティコでは通算57試合の出場にとどまった。 その後は2019年からセビージャへ。5年間で通算201試合出場、ヨーロッパリーグ(EL)を2度制したが、今季で契約満了となった。 そんなO・トーレス、スペイン『Relevo』によると、「別の大陸へ冒険に出る」準備をしているといい、どうやらリーガMX(メキシコ1部)のモンテレイと水面下で契約合意済み。モンテレイは25年6月開催の”新”クラブW杯に出場が決まっている同国の強豪だ。 4月に負傷した肩を手術したため、メディカルチェックも契約締結もまだのようだが、今後週週間でモンテレイの一員となるのは確実とのこと。トルコ、サウジアラビア、アメリカという選択肢を蹴って、メキシコ行きを決断したとされている。 2024.06.05 14:20 Wed

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