乾貴士決勝弾で4位浮上のアラベス、監督「CL出場争うなどスターウォーズの世界」

2019.03.03 22:18 Sun
2日のリーガエスパニョーラ第26節、アラベスは敵地エル・マドリガルでのビジャレアル戦を2-1で制し、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏の4位に浮上した。アベルラルド監督は試合後、アラベスに取ってCL出場を争うことが「SFの世界」だと語っている。

54分にDFギジェルモ・マリパンが先制点を記録したアラベスは、MFサンティ・カソルラのゴールを許して一時同点に追いつかれるも、77分にMF乾貴士の今季初ゴールが生まれて勝ち越した。これで勝ち点を40として1部残留をほぼ確定させ、暫定ながらCL出場圏の4位に浮上している。

試合後会見に出席したアベラルド監督は、アラベスにとってCL出場争いは、現実離れしたこととの見解を示している。

「私たちがCLに出場するなど、スターウォーズ、SFの世界だよ。バレンシア、セビージャなどのチームが4位の座につかなければならないのだろうが、こちらもあきらめる気はない。まだ、リーガは多くの試合が残されている」

「私たちはパルティード・ア・パルティード(1試合ずつ)で進まなくてはならない。今季、ずっとそうしてきたのだから。そうやって働いて、何が起こるのかを見てみよう」


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16歳ヤマルがバエナと共に初招集! スペイン代表24名が発表【ユーロ2024予選】

スペインサッカー連盟(RFEF)は1日、ユーロ2024予選に臨むスペイン代表メンバー24名を発表した。 ルイス・デ・ラ・フエンテ監督の下、先日にUEFAネーションズリーグを初制覇したラ・ロハ。今月のインターナショナルマッチウィークに向けてはその勢いに乗って格下相手に連勝を狙う。 今回の招集メンバーではバルセロナで眩い輝きを放つ16歳の超新星FWラミン・ヤマルが、ビジャレアルのMFアレックス・バエナと共に初招集に。また、DFダニエル・カルバハル、MFロドリ、MFガビ、FWアルバロ・モラタらお馴染みのメンバーが招集されている。 その一方で、負傷のMFペドリ(バルセロナ)らを始め、FWアンス・ファティ(ブライトン)やFWミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ)らが招集外に。なお、DFジョルディ・アルバ(インテル・マイアミ)は同日に代表引退が発表されている。 ユーロ2024予選でグループAに属するスペインは、8日にジョージア代表とのアウェイ戦、12日にキプロス代表とのホーム戦を戦う。今回発表されたスペイン代表メンバーは以下の通り。 ◆スペイン代表メンバー24名 GK ウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ) ダビド・ラヤ(アーセナル/イングランド) ケパ・アリサバラガ(レアル・マドリー) DF ロビン・ル・ノルマン(レアル・ソシエダ) ダビド・ガルシア(オサスナ) ホセ・ルイス・ガヤ(バレンシア) アレハンドロ・バルデ(バルセロナ) ダニエル・カルバハル(レアル・マドリー) セサール・アスピリクエタ(アトレティコ・マドリー) アイメリク・ラポルテ(アル・ナスル/サウジアラビア) パウ・トーレス(アストン・ビラ/イングランド) MF アレックス・バエナ(ビジャレアル) マルティン・スビメンディ(レアル・ソシエダ) ミケル・メリーノ(レアル・ソシエダ) ロドリ(マンチェスター・シティ/イングランド) ガビ(バルセロナ) ファビアン・ルイス(パリ・サンジェルマン/フランス) FW ダニ・オルモ(RBライプツィヒ/ドイツ) ラミン・ヤマル(バルセロナ) アルバロ・モラタ(アトレティコ・マドリー) マルコ・アセンシオ(パリ・サンジェルマン/フランス) アベル・ルイス(ブラガ/ポルトガル) ニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ) ホセル(レアル・マドリー) 2023.09.01 22:24 Fri

トッティの10番継承噂もディバラはローマで21番着用へ! マティッチはすでに8番へ変更

ローマ加入が決定的なアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ(28)の注目の背番号は21番になるようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。 先月末で7年を過ごしたユベントスを離れ、現在はフリートランスファーとなっているディバラ。これまではインテル、ナポリ行きの可能性も取り沙汰されたが、最終的にはジョゼ・モウリーニョ監督の熱心な説得もあり、永遠の都行きを決断。 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのニコロ・スキラ氏によると、両者は年俸450万ユーロ+ボーナス150万ユーロの総額600万ユーロ(約8億4800万円)の3年契約で合意。さらに、同契約には1年の延長オプションと共に、2000万ユーロ(約28億2700万円)の契約解除条項が盛り込まれているとのことだ。 すでにオーナーであるフリードキン・ファミリーと共にキャンプ地のポルトガルに入り、19日にはスポルティングCPとのプレシーズンマッチをスタンド観戦する姿も確認されており、公式発表は秒読み段階となっている。 そういった中、ロマニスタを中心に注目を集めている背番号に関しては、ディバラが直近までユベントスで背負い、フランチェスコ・トッティ氏の引退以降、空き番となっている10番が有力視されていた。 トッティ氏自身がディバラを評価しており、今夏には加入を熱望する発言をしていることもあり、同氏の許可を得た後に同番号を継承するかに思われた。だが、28歳FWはローマの偉大なるレジェンドへの敬意によってその申し出を丁重に断ったようで、ユベントス加入時とアルゼンチン代表で背負っている21番をリクエストしたという。 なお、その21番は今夏にマンチェスター・ユナイテッドから加入した元セルビア代表MFネマニャ・マティッチがすでに使用。同選手はベンフィカ、チェルシー、セルビア代表で着用していることもあり、思い入れのある番号だったものの、ディバラに譲ることで同意。前述のスポルティング戦では、退団濃厚なスペイン代表MFゴンサロ・ビジャールがこれまで使用していた8番を背負ってプレーしていた。 ちなみに、ローマの21番に関してはここ数十年で代表的な選手はあまりおらず、直近数年ではFWボルハ・マジョラル(レアル・マドリー)、MFジョルダン・ヴェレトゥ(現17番)、MFマキシム・ゴナロン(クレルモン)が着用。また、2000-01シーズンのスクデット獲得時は、ディバラの同胞FWアベル・バルボが背負っていたが、同選手がゴールを量産していた時期は9番だった。 ローマの新たな21番となるディバラは、在籍期間にその番号を10番や16番、6番といった特別なモノにできるか…。 2022.07.20 15:34 Wed

ボルシアMG、今冬にバルセロナからFWプレア獲得を打診されるも断っていた!?

ボルシアMGが、今冬にフランス人FWアラサン・プレア(27)に対するバルセロナからのオファーを断っていたようだ。ドイツ『ビルド』が報じている。 今冬の移籍市場でスペイン人FWカルレス・ペレスとスペイン人FWアベル・ルイスを武者修行に出したバルセロナ。そんななか、1月にウルグアイ代表FWルイス・スアレスが長期離脱となり、代役の獲得に動いていた。 <div style="margin:0 auto; min-width:300px; "><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJjVWNIZnY3OCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> そのバルセロナは水面下で、ボルシアMGで8ゴールをマークしていたプレアにも興味を示していたようだ。『ビルド』によればバルセロナは、プレアの獲得に向け4000~5000万ユーロ(約48億~60億円)の移籍金を準備。しかし、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を目指しているチームは、この条件を拒否していた。 プレア以外にもバレンシアのスペイン代表FWロドリゴ・モレノ(29)やアーセナルのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン(30)、エバートンのブラジル代表FWリシャルリソン(22)らの獲得に失敗したバルセロナは、冬の移籍市場閉幕後の2月にレガネスからデンマーク代表FWマルティン・ブラースヴァイト(28)をラ・リーガの“特例”規定を利用し、緊急補強していた。 2020.03.25 07:00 Wed

「強力陣容なのにリーガを捨てている」アトレティコ、シメオネ政権最低のシーズンスタート切る

リーガ・エスパニョーラ第4節までで勝ち点5を獲得するにとどまったアトレティコ・マドリーだが、これは2009&minus;10シーズン以降では最低のシーズンスタートとなった。<br><br>リーガ第4節、本拠地ワンダ・メトロポリターノでのエイバル戦を1-1で終えたアトレティコ。ここまでの成績は1勝2分け1敗となったが、ディエゴ・シメオネ監督政権下において、これだけの低飛行でシーズンをスタートさせたことはなかった。アルゼンチン人指揮官は過去6シーズン、少なくとも勝ち点8を獲得してきた。<br><br>リーガ第4節での勝ち点5獲得は2009&minus;10シーズン以降では最低の成績。同シーズン、アベル・レシノ監督が率いたアトレティコは第4節までで勝ち点2しか獲得できず、それから3試合後にレシノ監督は解任となり、キケ・サンチェス・フローレス監督が後任を務めた。アトレティコは最終的に9位でリーグ戦を終えている。<br><br>またハビエル・アギーレ監督がチームを率いた2007-08シーズンには、今季同様に第4節までに勝ち点5を獲得。アトレティコは最終的に4位でリーグ戦を終えてチャンピオンズリーグ(CL)・プレーオフ出場権を手にしたが、シメオネ監督が率いるチームであれば4位は乏しい結果と言わざるを得ないだろう。<br><br>&ldquo;クラブ史上最強の陣容&rdquo;を揃えたと言われながらも、優勝戦線で遅れを取ったアトレティコ。スペイン『マルカ』の副編集長カルロス・カルピオ氏は「アトレティは強力な陣容なのにリーガを捨てている。昨季のレアル・マドリーのようだ。CLに比べてやる気がないのか?」とつぶやき警鐘を鳴らしたが、ここから巻き返しを図ることはできるのだろうか。<br><br><br>提供:goal.com 2018.09.16 22:29 Sun

マニシェ、アトレティコ時代の監督との確執を激白「アギーレもそうだがレシノが最悪だった」

元ポルトガル代表MFマニシェ氏が、アトレティコ・マドリー時代に監督との確執があったことを告白した。<br><br>2006年から2009年までアトレティコに在籍したマニシェ氏。ポルトガル『レコルド』とのインタビューに応じた同選手は、アトレティコで指導を受けたハビエル・アギーレ氏、アベル・レシノ氏と問題を抱えていたことを明かしている。<br><br>「アトレティコに到着したときにはアギーレがベンチに座っていた。彼との間にはいくつかの問題を抱えた。それからアベル・レシノがやって来たが、もっと最悪だった。彼がどうやって監督になったのかが分からない。私のプロキャリアにおいて、最も酷い監督だった」<br><br>「コパの試合前、レシノは私が怪我を装っていると考えた。そしてチームの全員の前で、嘘をついた私を戦力に数えないと話した。私からは24人のグループを率いることもできないのに、どうやって自分の子供たちをしつけられるんだと言ったよ。決して言ってはならないことだがね。その瞬間から、アトレティコで続ける可能性が消滅してしまった」<br><br><br>提供:goal.com 2017.11.13 01:50 Mon

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ビジャレアルが元仏代表MFキャプーの退団を発表…

ビジャレアルは10日、元フランス代表MFエティエン・キャプー(35)が今季限りで退団することを発表した。 これまでトゥールーズやトッテナム、ワトフォードでプレーしたキャプーは、2020年12月末に左ヒザ前十字靭帯の断裂の重傷で長期離脱を強いられたMFビセンテ・イボーラの穴埋めとしてビジャレアルに加入。 ビジャレアルでは、加入当初から守備的MFの絶対的主力として君臨し、在籍3年半で公式戦148試合に出場し12ゴール9アシストを記録。 2023-24シーズンも前半戦はレギュラーとして活躍したが、昨年11月に就任したマルセリーノ・ガルシア・トラル監督の下では序列が一気に低下。後半戦はリーグ戦15試合に出場したが、スタメン出場はわずか3試合にとどまっていた。 今季限りでの退団が決まったキャプーは、公式サイトで以下のように別れのメッセージを送った。 「サヨナラを告げるのは決して簡単なことではない。ましてや、3年半もお世話になったクラブに別れを告げるとなれば、なおさらだ」 「去る前に、ビジャレアルに在籍していた間、お世話になったクラブのすべての人たちにお礼を言いたい。監督、コーチ、スタッフ、そして僕が心地よく過ごせるよう、様々な形でサポートしてくれたすべての人だ」 「また、ファンのことも忘れたくない。グロゲッツ(ビジャレアルサポーターの愛称)、僕がSNSをやっていないことはもう知っているだろうが、君たちの愛情表現に気づかなかったわけではないと僕は断言する。僕がヴィラ=レアルに行ったり、エスタディオ・デ・ラ・セラミカに足を踏み入れたりするたびに、皆さんの心からのサポートを感じていた。僕をビジャレアルのファミリーの一員だと感じさせてくれてありがとう」 「そしてチームメートたち、初日から僕をファミリーの一員のように思ってくれてありがとう。僕はこのクラブで忘れられない日々を送ることができた。とりわけ2021年5月26日のグダニスクでの夜は忘れられない。クラブ史上初のタイトルであるヨーロッパリーグを制したグループの一員であることは僕にとって誇りであり、2021-22シーズンのチャンピオンズリーグでも決勝まであと一歩という夢のような大偉業に貢献できたことは幸せだったよ」 2024.06.11 07:30 Tue

ロ・チェルソがエメリ監督と再々タッグも? 来季CLのビラが関心

アルゼンチン代表MFジオバニ・ロ・チェルソ(28)に恩師と再会を果たす可能性があるようだ。イギリス『デイリー・メール』が報じた。 2019年夏にトッテナム入りのロ・チェルソ。2022年1月から1年半にわたってビジャレアルにローン移籍した後、今季からトッテナムに戻り、公式戦24試合で2得点2アシストの数字を残した。 ただ、アンジェ・ポステコグルー新監督のもとでレギュラーの座を確約される存在となれたわけではなく、22試合出場のプレミアリーグでは4回の先発のみ。契約も次シーズンが最終年となる。 連覇がかかるコパ・アメリカ2024の最終メンバー入りとともに、去就も注目となるなか、今夏にいくつかのクラブから関心が示されており、チャンピオンズリーグ(CL)出場のアストン・ビラもその1つという。 ビラを率いるウナイ・エメリ監督はロ・チェルソにとってパリ・サンジェルマン(PSG)、そしてビジャレアル時代の恩師。ビジャレアル時代は公式戦33試合で起用され、信頼も厚かった。 他方では古巣のレアル・ベティスからも興味があるが、呼び戻す余裕があるか疑問符が付くというロ・チェルソ。ビラ行きなら、エメリ監督と3度目のタッグだが、果たして。 2024.06.07 12:50 Fri

トッテナム退団濃厚のエメルソンにビジャレアルが関心も…選手はミラン移籍を希望か

トッテナムからの退団が濃厚とされるブラジル代表DFエメルソン・ロイヤル(25)は、ミラン行きを望んでいるようだ。 2021年夏にトッテナムへ加入したエメルソン。パフォーマンスが上がらずファンから批判された時期がありながらも、徐々に主力へと定着すると加入シーズンは公式戦44試合に出場した。 しかし、アンジェ・ポステコグルー監督が就任した今シーズンは序列が低下。プレミアリーグでは22試合に出場するも11試合の先発にとどまっており、スカッド刷新を目指すトッテナムでは今夏の売却対象になったとも報じられている。 そんな中で、イタリア『スカイ・スポーツ』によると、エメルソンにはビジャレアルが関心を示している模様。しかし、選手の希望はミランであり、現在は交渉の進展を待っているようだ。 ミランもまた、本職の右サイドバックだけでなくセンターバック、左サイドバックでもプレー可能なエメルソンを高く評価していることから、今後の交渉が注目されている。 2024.06.06 12:40 Thu

ビジャレアルがGKレイナの退団発表…大ベテランは引退否定しつつ「道は再び交わることになると確信」

ビジャレアルは3日、元スペイン代表GKホセ・マヌエル・レイナ(41)の退団を発表した。 バルセロナでプロキャリアをスタートさせたレイナは、これまでビジャレアル、リバプール、ナポリ、バイエルン、ミラン、アストン・ビラ、ラツィオに所属。2021-22シーズン限りでラツィオを退団すると、17年ぶりにビジャレアルへ復帰した。 ビジャレアルでは当初こそ控えGKの扱いだったが、昨シーズンは守護神だったGKヘロニモ・ルジがシーズン途中にクラブを去ったことでスタメンの座を獲得。ラ・リーガで22試合、ヨーロッパ・カンファレンス・リーグで7試合、コパ・デル・レイで3試合の公式戦32試合に出場しており、プロ通算1000試合出場も達成していた。 しかし、今シーズンはGKフィリップ・ヨルゲンセンにスタメンを譲ることとなり、ラ・リーガでの出場はわずか2試合に。ヨーロッパリーグ(EL)やコパ・デル・レイでは先発起用されていたが、公式戦出場は12試合にとどまった。 今シーズンまでとなっていた契約は延長されず、ビジャレアル退団が決定したレイナ。自身のSNSにて引退の可能性は否定しつつ、ビジャレアルで過ごした日々への感謝を綴っている。 「これまでも今も、そしてこれからも僕の家である場所に別れを告げるのは簡単ではない。たくさんの瞬間と経験…この特別なクラブで、特別な人々と共有できた幸せな思い出が多すぎるんだ」 「新たな物語を書く時がやってきた。そして、人生は常に幸せだった場所へと導いてくれるはずであり、僕たちの道は再び交わることになると確信しているよ」 「今、僕は自分の最終章を書くうえで、手助けしてくれる場所を見つけなければならない。準備は万端であり、モチベーションもある。例外なく全員に感謝しているけど、特に思い出に残るステージとしてくれた会長たちに感謝したい。また近いうちに会おう」 2024.06.04 10:10 Tue

ソシエダ、PSGでバックアップに甘んじるソレールに関心か?

レアル・ソシエダが、パリ・サンジェルマン(PSG)のスペイン代表MFカルロス・ソレール(27)に関心を示しているようだ。フランス『フットメルカート』が報じている。 2022年夏にバレンシアからPSGに加入したソレール。加入2シーズンでは公式戦60試合以上に出場。一見すると十分に出場機会を得られているように見えるが、クラブとして最優先事項のチャンピオンズリーグ(CL)ではわずかに先発2試合、リーグ戦でも先発26試合と完全にバックアッパーに甘んじる。 今シーズンはスペイン代表でも指導を受けたルイス・エンリケ監督の就任によって、より重要な役割を任されるかに思われたが、MFヴィティーニャやMFウォーレン・ザイール=エメリとのポジション争いで後れを取った。 選手自身はパリでの生活に満足しているものの、クラブは今夏のタイミングで完全移籍での売却か、給与負担を少しでも軽減すべくレンタル移籍での放出を考慮しているという。 先日には同胞ウナイ・エメリ監督が率いるアストン・ビラとの交渉が報じられたが、初期段階の交渉から話は進んでいない模様。また、ソレールが求める給与水準を満たせる移籍先は少なく、クラブは給与の大部分を負担しつつレンタルでの放出がベターな解決策だと捉えている。 そういった中、MFマルティン・スビメンディ、MFミケル・メリーノと中盤の主力2選手に引き抜きの噂が絶えないラ・レアルは、ソレールのレンタルに関心を示しているようだ。 ただ、同選手に関心を示すのはソシエダだけでなく、今冬の移籍市場でも関心を示していたビジャレアルも今夏再アプローチをする可能性があるとのことだ。 2024.05.26 07:15 Sun

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レアルのヴィルツへの関心は本物? 事前合意は不確かも来夏のトップターゲットか

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バルセロナがシュツットガルトMFに関心? フリック監督の教え子

バルセロナが、シュツットガルトのU-21ドイツ代表MFアンジェロ・スティラー(23)に関心を示しているようだ。 今夏の移籍市場で、レアル・ソシエダのスペイン代表MFミケル・メリーノやレアル・ベティスのアルゼンチン代表MFギド・ロドリゲス、バイエルンのドイツ代表MFジョシュア・キミッヒら中盤の補強を優先事項とするバルセロナ。 その中盤の新たな補強候補として、リバプールなどプレミアリーグのクラブも関心を寄せる23歳の名前が挙がっているようだ。 スティラーはバイエルンの育成組織出身で戦術眼とキック精度に長けた左利きの守備的MF。各年代別のドイツ代表にも選出され、ホッフェンハイムで台頭すると、日本代表MF遠藤航のリバプール移籍の穴埋め補強として、バイエルンⅡ、ホッフェンハイムでも指導を受けたセバスティアン・ヘーネス監督からのラブコールを受けて完全移籍で加入した。 その新天地では今シーズンのブンデスリーガ32試合に出場し、1ゴール5アシストの数字を残し、リーグ2位フィニッシュの立役者となった。最大の魅力である長短交えたパスを駆使した展開力に加え、バイエルンのアカデミー育ちらしい足元の技術、ターンの巧さを活かしてハイテンポのブンデスリーガでも簡単にボールを失わないキープ力、8番でもプレー可能な推進力と、中盤のリンクマンとして非常に総合力が高い。守備面に関してもシュツットガルト移籍をきっかけに力強さ、アグレッシブさを増した印象だ。 スペイン『スポルト』によると、バイエルン時代にスティラーをトップチームデビューさせたハンジ・フリック監督は、その教え子の成長を高く評価しているという。 ただ、シュツットガルトとの現行契約は2027年までとなり、獲得には少なくとも2500万ユーロ(約42億3000万円)程度が必要となる模様で、クラブとしては限られた予算の中で前述の候補と並行しながら慎重に交渉を進めることになるようだ。 2024.06.11 15:02 Tue

「その可能性は閉ざされている」…グアルディオラ監督が古巣バルサ復帰を否定

ジョゼップ・グアルディオラ監督が、古巣バルセロナ帰還の可能性を否定した。『ESPN』が伝えている。 2016年からマンチェスター・シティで長期政権を築くグアルディオラ監督だが、2025年までの現行契約をもっての退団の可能性示唆。そのため、バルセロナ界隈では在任4年間で14個のタイトルをもたらしたレジェンド指揮官の復帰を望む声が強い。 しかし、スペインのジローナで開催されているゴルフトーナメント『レジェンズトロフィー』の記者会見に出席したカタルーニャ人指揮官は、「その可能性は閉ざされている」と古巣帰還の可能性を否定した。 「バルサのベンチは最も複雑な部類に入る。多くのケースを管理しなければならないからだ。マンチェスターでは我々が行うことはすべて内部にとどまるが、バルサではすべてが外部に漏れる」 さらに、53歳の指揮官は教え子でもあるチャビ・エルナンデス前監督、自身と同じバイエルンを指揮したハンジ・フリック新監督についても言及。 自身と比較されることも多かったチャビ監督に対しては「確かなのは、(比較は)私のせいではないということ。それは確かだ。私はバルセロナを離れて11、12年経っている。その意味では容疑者ではない。比較した人にそう聞いてみてほしい。私はそうしていない。チャビが新たな挑戦を見つけられるよう、私は祈っている」とコメント。教え子の今後の成功を祈っている。 一方で、ブラウグラナの新指揮官については「彼には最高の幸運を祈っている」と古巣での挑戦へエールを送る。 「新しいクラブに来た時は常に助けが必要だ。内部から助けを求め、全面的なサポートを得なければならない。少しずつ進んでいかなければならない。9月や10月にチャンピオンになることはできないからだ」 「ハンジは並外れた人物で、大きな願望を持っている。しかし、彼には時間が必要だ。バイエルンで彼が成し遂げたことは並外れたものだったし、彼はすべてを勝ち取った」 2024.06.11 13:40 Tue

人種差別行為のバレンシアサポーター数名に有罪判決…被害のヴィニシウスがSNSに心境綴る

レアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールに対する人種差別行為で、バレンシアのサポーター3名に有罪判決が下った。 アウェイのバレンシア戦だった昨年5月21日のラ・リーガ第35節に先発したヴィニシウスはキックオフから71分頃に相手ゴール裏の一部サポーターから人種差別的なチャントを浴びせられ、試合も一時中断に。この出来事にブラジル政府が反応するなど、外交問題にまで発展した。 マドリーの発表によると、地元バレンシアの裁判所は10日、人種差別的なチャントやジェスチャーで起訴された3名を禁錮8カ月に処すとともに、2年間のスタジアム入場禁止に。3名は刑事責任を認め、ヴィニシウスとマドリー、そして不快な思いをした者に謝罪文も出したようだ。 クラブは「こうした人種差別行為に裁判所や法廷が有罪判決を下したのは今回が初。この手続きでヴィニシウス・ジュニオールとともに訴追したレアル・マドリーは今後もクラブの価値観を守り、フットボールとスポーツの世界における人種差別的行為の根絶に努める」とした。 また、ヴィニシウス・ジュニオール本人も自身のSNSでこの件に言及。この判決を受けた思いを発信した。 「多くの人から無視するよう言われ、その戦いが無駄だから、『フットボールだけをしろ』と言う人もいた」 「でも、いつも言うように、僕は人種差別の被害者というわけじゃない。僕は人種差別主義者を懲らしめる者だ」 「スペイン史上初の有罪判決は僕のためのものじゃない。すべての黒人のためのもの。ほかの人種差別主義者たちは恐れ、恥じ、物陰に隠れるがいい」 「そうでないなら、僕はまた来る。この歴史的な判決に支援してくれたラ・リーガとレアル・マドリーに感謝する」 2024.06.11 12:45 Tue

マジョルカ新監督にアラサテ氏…直近6年はオサスナを率いてリーガ定着に導く

マジョルカは10日、ハゴバ・アラサテ氏(46)の監督就任を発表した。契約は2027年夏までの3年となる。 マジョルカでは2022年3月から指揮し、かつての日本代表指揮官でもあるハビエル・アギーレ監督(65)が今季限りで退任。後任として浮かぶのがオサスナを6シーズンにわたって率いるなかで、ラ・リーガ定着に導き、今季限りで退任のアラサテ氏だった。 オサスナで指導者としての評判を高めるなか、マジョルカ行きのアラサテ氏は「マジョルカは新興クラブだと思う。ここ数年がそれを示す」とし、「すでに強くなり、良い集団に仕上がるチームをより高いレベルに引き上げたい」などと述べている。 そんなアラサテ氏はオサスナを率いるまでレアル・ソシエダや、ヌマンシアなどの監督も歴任。オサスナでは2018年夏から指揮を執った。 2024.06.11 11:45 Tue

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