マルセイユがモロッコ代表MFウナイの獲得でアンジェとの基本合意発表!

2023.01.29 06:00 Sun
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マルセイユは28日、モロッコ代表MFアゼディン・ウナイ(22)の完全移籍に向けてアンジェと基本合意に至ったことを発表した。

フランス『レキップ』などによると、マルセイユは移籍金800万ユーロ+アドオン200万ユーロの総額1000万ユーロ(約14億1000万円)に加え、将来のリセール時の移籍金の一部を支払うことになる模様。また、選手サイドとは2027年までの4年半契約で合意しており、メディカルチェックをパスした後に移籍が完了する。
モロッコ生まれで、フランスのストラスブール、アヴランシェのリザーブチームを経て2020年にアヴランシェに加入したウナイ。その翌年にアンジェに完全移籍し、リーグ・アンデビューを飾ると、ここまでリーグ戦48試合に出場し、2ゴール2アシストを記録している。

そのアンジェでの活躍が評価され、昨年1月にヴァイッド・ハリルホジッチ前監督の下でモロッコのフル代表デビュー。そして、先のカタール・ワールドカップ(W杯)ではフィオレンティーナMFソフィアン・アムラバトと共に中盤の要として圧巻のパフォーマンスを披露し、アフリカ勢初のベスト4進出の立役者となった。

豊富な運動量と献身性を生かした堅実な守備に加え、繊細なボールタッチと独特のリズムで相手の逆を取る、巧みなドリブルとキープ力。182cmの痩身から繰り出す強烈なミドルシュートや正確なパスとプレーの引き出しが非常に多い、万能型MFだ。
アンジェの財政難もあって今冬の退団が既定路線となっていた中、当初はレスター・シティやリーズというプレミアリーグの中堅クラブ、ナポリ移籍が有力視されていた。しかし、その新天地はフランス屈指の名門となった。

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マルセイユがW杯で躍動したモロッコ代表MFウナイの争奪戦制す! 4年半契約での加入決定的に

マルセイユが、アンジェのモロッコ代表MFアゼディン・ウナイ(22)を巡る熾烈な争奪戦を制したようだ。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏ら複数メディアが報じた。 報道によると、マルセイユは総額1000万ユーロ(約14億1000万円)の移籍金に加え、将来のリセール時の移籍金の一部を支払うことでアンジェとクラブ間合意に至ったという。また、選手サイドとは2027年までの4年半契約で同じく合意に至ったとのことだ。 モロッコ生まれで、フランスのストラスブール、アヴランシェのリザーブチームを経て2020年にアヴランシェに加入したウナイ。その翌年にアンジェに完全移籍し、リーグ・アンデビューを飾ると、ここまでリーグ戦48試合に出場し、2ゴール2アシストを記録している。 そのアンジェでの活躍が評価され、昨年1月にヴァイッド・ハリルホジッチ前監督の下でモロッコのフル代表デビュー。そして、先のカタール・ワールドカップ(W杯)ではフィオレンティーナMFソフィアン・アムラバトと共に中盤の要として圧巻のパフォーマンスを披露し、アフリカ勢初のベスト4進出の立役者となった。 豊富な運動量と献身性を生かした堅実な守備に加え、繊細なボールタッチと独特のリズムで相手の逆を取る、巧みなドリブルとキープ力。182cmの痩身から繰り出す強烈なミドルシュートや正確なパスとプレーの引き出しが非常に多い、万能型MFだ。 アンジェの財政難もあって今冬の退団が既定路線となっていた中、当初はレスター・シティやリーズというプレミアリーグの中堅クラブ、ナポリ移籍が有力視されていた。しかし、その新天地はフランス屈指の名門となった。 2023.01.28 07:30 Sat

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レアル・マドリーのフランス代表MFオーレリアン・チュアメニの状態が懸念されている。 マドリーは9日、チュアメニの左足の負傷を報告。検査の結果、中足骨の疲労骨折があることが確認されたと発表している。 マドリーではラ・リーガのラスト2試合と6月1日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)決勝のドルトムント戦を残しており、フランス代表の一員として戦うユーロ2024も間近。代表指揮官のディディエ・デシャン監督はユーロに間に合うと判断し、16日に発表した25名のメンバーの中にチュアメニを加えている。 しかし、フランス『レキップ』によると、チュアメニはアメリカの専門医の診察を受けるため大西洋を横断。CL決勝のドルトムント戦には間に合わない見込みで、6月17日に行われるユーロ開幕節のオーストリア代表戦も欠場する可能性があるという。 現状ではフランス代表メンバーにとどまる予定のようだが、デシャン監督は大会でのフル稼働が叶わない場合に備えてプランBも準備。マルセイユのMFジョルダン・ヴェレトゥの招集を検討しているようだ。 2024.05.18 13:34 Sat

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