ユベントス、2人の若手がディジョンにレンタル移籍

2019.08.30 14:20 Fri
Getty Images
ディジョンは29日、ユベントスからイングランド人FWステフィー・マヴィディディ(21)、ブラジル人MFマテウスペレイラ(21)の2選手を買い取りオプション付きの1年間のレンタル移籍で獲得したことを発表した。

なお、マヴィディディ(写真左)は「9」、マテウス・ペレイラ(写真右)は「10」の背番号を着用する。
アーセナルのアカデミー出身のマヴィディディは、2017年のFIFA U-17ワールドカップにU-17イングランド代表として出場経験もある身体能力とテクニックに優れた183セmのセンターフォワード。アーセナルでのトップチームデビューは叶わず、幾つかのレンタル先で武者修行を積んだ中、2018年にユベントスに完全移籍。

セリエCに所属するユベントスU-23で主力として活躍すると、今年4月に行われたセリエAのSPAL戦では待望のトップチームデビューも飾っていた。

一方、母国のコリンチャンスでプロデビューを飾ったマテウス・ペレイラは高精度の左足と戦術眼、攻撃センスに長けた2列目を主戦場とするプレーメーカー。エンポリでのヨーロッパデビューを経て2017年にユベントス移籍を果たすも、すぐさまボルドー、パラナ・クルーベへの武者修行に出された。
それでも、今年4月のインテル戦でトップチームデビューを飾ると、昨シーズンのセリエA最終節のサンプドリア戦では先発デビューも飾っていた。

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降格レスター、モンペリエからFWマヴィディディを完全移籍で獲得

チャンピオンシップ(イングランド2部)のレスター・シティは7月31日、モンペリエからイングランド人FWステフィー・マヴィディディ(25)を完全移籍で獲得した。契約期間は2028年6月30日までとなる。 5年ぶりのイングランド復帰となったマヴィディディは、公式サイトで以下のようにコメントしている。 「ここに来ることができて、素直にうれしい。監督やスタッフの何人かと話したとき、僕にとってこの決断は間違っていないって思ったんだ。しばらく準備していたことだったし、自分も家族も、今こうして移籍が決まったことを喜んでいる」 「このクラブの規模と歴史を考えれば、その価値がわかる。素晴らしいトレーニング場があるし、スタジアムもある。個人的にはイングランドに戻りたかったし、今こそ故郷に戻り、ここでサッカーを続ける時だと感じたんだ」 アーセナルのアカデミー出身のマヴィディディは、2017年のFIFA U-17ワールドカップにU-17イングランド代表として出場経験もある身体能力とテクニックに優れた183cmのセンターフォワード。 アーセナルでのトップチームデビューは叶わず、幾つかのレンタル先で武者修行を積んだ中、2018年にユベントスへ完全移籍。セリエCに所属するユベントスU-23で主力として活躍すると、2019年4月に行われたセリエAのSPAL戦で待望のトップチームデビューを飾った。 その後、ディジョンへのレンタル移籍を経て、2020年の夏にモンペリエに完全移籍。加入初年度からコンスタントに出場を重ねると、在籍3年で公式戦98試合に出場し21ゴール5アシストを記録。 昨季は序盤戦のケガで出遅れると、鮮烈な活躍を披露したU-21フランス代表FWエリェ・ワイにポジションを奪われ、準主力に降格。リーグ・アン26試合に出場したが、先発は14試合にとどまっていた。 2023.08.01 07:00 Tue

韓国代表FWファン・ウィジョに仏2クラブとドイツから関心

ボルドーに所属する韓国代表FWファン・ウィジョ(29)は、リーグ・アンの2クラブやドイツ行きの可能性があるようだ。フランス『レキップ』が報じている。 今シーズンのリーグ・アンを最下位で終え、2部降格が決定したボルドー。さらに、以前から財政問題を抱えるクラブは、フランスリーグに所属するクラブの財務状況を監視する全国経営監査委員会(DNCG)の勧告によって、今夏の移籍市場での大幅な人員整理が求められている状況だ。 『レキップ』によると、クラブは今夏の移籍市場で16~18人の退団が見込まれており、その中でファン・ウィジョとカメルーン代表MFジャン・オナナ、ホンジュラス代表FWアルベルト・エリスの3選手にはすでに幾つかのクラブからオファーが届いているという。 2019年夏にガンバ大阪から加入し、ここまでリーグ戦92試合29ゴール7アシストの数字を記録する韓国代表FWは、今シーズンも11ゴールを挙げており、国内での評価は高い。 そして、現時点ではフランス人FWコロ・ムアニ、イングランド人FWステフィー・マヴィディディと、いずれも主力ストライカーの退団が決定的なナントとモンペリエの2クラブが獲得に興味を示している模様だ。 加えて、具体的なクラブ名は出ていないが、ブンデスリーガからも関心が示されているという。 なお、韓国代表に合流中のファン・ウィジョは、先日にブラジル代表との国際親善試合前のインタビューで、「将来のことは誰も分からない。良いチームがあればできるだけ早く移籍、新しい環境に適応する時間を十分確保したい」と、ボルドーからの移籍の可能性を認めていた。 2022.06.08 22:32 Wed

モンペリエ、ユーベからFWマヴィディディを獲得! 今季レンタル先のディジョンで8ゴール

モンペリエは2日、ユベントスからイングランド人FWステフィー・マヴィディディ(22)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「19」に決定したが、契約期間に関する詳細は明かされていない。 なお、ユベントスの発表によると、移籍金は630万ユーロ(約7億6000万円)となった。 アーセナルのアカデミー出身のマヴィディディは、2017年のFIFA U-17ワールドカップにU-17イングランド代表として出場経験もある身体能力とテクニックに優れた183cmのセンターフォワード。アーセナルでのトップチームデビューは叶わず、幾つかのレンタル先で武者修行を積んだ中、2018年にユベントスへ完全移籍。 セリエCに所属するユベントスU-23で主力として活躍すると、昨年4月に行われたセリエAのSPAL戦では待望のトップチームデビューも飾っていた。 今シーズン、1年間のレンタル移籍で加入したディジョンでは公式戦28試合に出場し8ゴール2アシストの数字を残していた。 2020.07.02 21:07 Thu

プレミア復帰を夢見る元アーセナルFW…今はリーグ・アンで武者修行中

リーグ・アンで武者修行中ディジョンのイングランド人FWステフィー・マヴィディディが将来的なイングランド復帰を夢見ている。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。 アーセナルのアカデミー出身のマヴィディディは、2017年のFIFA U-17ワールドカップにU-17イングランド代表として出場経験もある身体能力とテクニックに優れた183cmのセンターフォワードだ。 アーセナルでのトップチームデビューは叶わず、幾つかのレンタル先で武者修行を積んだ中、2018年8月にユベントスU-23に完全移籍。今シーズンはフランスのディジョンに買い取りオプション付きの1年間のレンタルで移籍している。 マヴィディディはアーセナル退団当時の様子を振り返りつつ、イングランド復帰が夢だと語った。 「僕は本当に頭が悪かった。アーセナルと話し合っていた時、クラブが望む金額のオファーが来た」 「反射的に僕は『彼らが僕をここに置いておきたくない』と思った。彼らは『もちろん君はクラブに残ることができる。君は私たちと契約を結んでいる』と言ったけど、僕にとっては彼らがドアを開けたと感じていた」 「僕が去る時、誰もがどこへ行くのか尋ねてきた。僕はユベントスに行くつもりだと言った。すると皆が『いや、真面目にどこに行くの』と聞いてきた」 「どうして僕がそこに行くのか疑問に思っている人を見つけたけど、僕は自分自身を信じていた。自分はいい選手だから、チャンスがあると思っていた」 しかし、選手層の厚いユベントスではチャンスがなく、ディジョンへとレンタル中の今シーズンはここまで公式戦30試合に出場し、8ゴール2アシストと十分な結果を残している。 「ユベントスのために定期的にプレーしたいと思っているけど、ユベントスは世界で唯一のチームではない」 「結局のところ、僕の夢はプレミアリーグに戻ることだ。イギリスに戻るために取り組んでいる」 ユベントス復帰だけでなく、将来的にはプレミアでのプレーも望んでいるマヴィディディはどのようなキャリアを送るだろうか。 2020.04.17 13:45 Fri

ユベントス、アーセナル下部組織から逸材FW獲得!

▽ユベントスがアーセナルからU-20イングランド代表FWステフィー・マヴィディディ(20)を完全移籍で獲得した。アーセナルが17日、クラブ公式サイトで同選手のユベントス入りを伝えた。 ▽アーセナルの下部組織出身のマヴィディディはトップチームでのプレー機会はなく、チャールトンやプレストンとイングランドの下部カテゴリーへのレンタル移籍を繰り返していた。また、イングランドの世代別代表の常連である同選手は現在、U-20チームでプレーしている。 ▽180cm代前半のサイズながら卓越したスピードとドリブルスキルに長けた逸材は、ユベントスのリザーブチームに加入し、イタリアでの新たなキャリアをスタートすることになる。 2018.08.18 01:33 Sat

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キエーザ獲得目指すローマが代理人と接触予定も…選手側はユーロ終了後まで態度保留か

ローマがユベントスのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(26)の獲得を熱望しているようだ。 2020年夏にフィオレンティーナから加入して以来、大ケガに見舞われながらもチームの主力として活躍してきたキエーザ。今シーズンも公式戦37試合10ゴール3アシストを記録した一方で、クラブとの契約は残り1年を切ろうとしている。 しかし、ユベントスとキエーザの契約交渉は金銭面で折り合いがつかず停滞中。加えて、チームへの就任が確実視されるチアゴ・モッタ監督はキエーザを構想に含めていないとも報じられており、今夏売却の可能性が高まっている。 そんな中で、イタリア『スカイ・スポーツ』によると、獲得を熱望するローマがキエーザの代理人と会談する予定とのこと。ただし、選手側はすぐさま去就について決断を下すつもりはないようだ。 キエーザは今月から開催されるユーロ2024にて、自身の価値を高めたい模様。これにより、モッタ監督からの評価に変化が生じることを期待しているほか、より多くのクラブから関心を集めたい考えだという。 ローマとしては、それでも粘り強くキエーザ獲得の可能性を探る意向であり、今後の動きが注目されている。 2024.06.11 12:40 Tue

ミリクが左ヒザ半月板の手術を実施、最低1カ月アウトか

ユベントスは10日、ポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリクが左ヒザの手術を受けたことを発表した。 ミリクは7日に行われたウクライナ代表との国際親善試合に先発出場したが、キックオフ直後にボールホルダーのルスラン・マリノフスキーにチェイスした場面で左ヒザを負傷。プレー続行が不可能となり、メディカルスタッフの肩を借りてピッチを後にしていた。 クラブの発表によれば、左ヒザ半月板の損傷と診断されたミリクは10日の午前中にユントスの医療施設Jメディカルで同箇所の手術を実施したとのことだ。 なお、離脱期間については明かされていないが、イタリア『スカイ』は最低でも1カ月の離脱になると報じている。 2024.06.11 00:45 Tue

ユーベと契約延長のカンビアーゾ、代理人が裏側語る「決着は2日」

イタリア代表DFアンドレア・カンビアーゾの代理人がユベントスとの契約更新について口を開いた。 2022年夏、ジェノアからユベントスへの完全移籍を果たしたカンビアーゾ。加入初年度はボローニャへのレンタル移籍を経験し、2年目の今シーズンはユベントスに戻って主力としてプレーした。 そんななか、ユベントスは5月24日にカンビアーゾとの契約を2029年6月まで延長。代理人を務めるジョバンニ・ビア氏は、イタリア『TUTTOmercatoWEB』でこの交渉の裏側を明かしている。 「我々はすぐに合意に達した。結局のところ、賢明な人々が個人の利益よりも全体の利益を最優先にすれば、問題はすぐに解決する」 「我々は金銭よりもプロジェクトを重視した。ユーベはアンドレアの残留に満足しているし、アンドレアも残留を喜んでいる。決着は2日でついた」 また、ビア氏によると、「(選択肢には)チャンピオンズリーグ(CL)を制した一流のチームもあった」とのこと。しかし、今シーズンのセリエAを3位で終え、CL復帰も叶えたユベントスの再起を見据えている。 「私の考えとしては、あと数年でユベントスは我々の知っているようなユベントスに戻るだろう。ようやくアンドレアと共に継続性を確立できたし、今年はチームを変える理由がなかった」 最後に、昨シーズンのボローニャへのレンタル移籍にも言及。ユベントスでの再会が有力なチアゴ・モッタ氏については「アンドレアは彼のことをよく知っている」と語った一方、昨夏の決断も振り返った。 「幸運にも、昨年の我々は正しい選択をした。アンドレアはプレーしなければならなかったし、おそらく彼はまだユーベを経験する準備ができていなかった」 イタリア代表としてユーロ2024も戦うカンビアーゾ。順調にステップを上る24歳のサイドプレーヤーには、今後のさらなる活躍が期待される。 2024.06.10 17:33 Mon

ユーベの守護神・シュチェスニーにサウジから関心、アーセナル時代にポジション奪われたオスピナの後釜か? アル・ナスルが興味

ユベントスの守護神であるポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニー(34)が今夏移籍することになるようだ。 移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、サウジアラビアからのオファーがあるとのこと。アル・ナスルが獲得に動いているという。 ユベントスはシュチェスニーの売却には前向きで、アル・ナスルと交渉中。移籍の可能性はシュチェスニーの意志によるという。 母国のレギア・ワルシャワのアカデミー育ちのシュチェスニーは、そのままアーセナルの下部組織に加入。2008年7月にファーストチームに昇格した。 当初は控えの立ち位置だった中、ブレントフォードへのレンタル移籍も経験。その後、正守護神となるも、ダビド・オスピナ(アル・ナスル)やペトル・チェフにポジションを奪われ、ローマへとレンタル移籍。2017年にユベントスへ完全移籍した。 ジャンルイジ・ブッフォンがパリ・サンジェルマン(PSG)へと移籍したこともあり正守護神となると、2019-20シーズンはスクデット獲得に貢献。その後は守護神としてプレーを続けていた。 ユベントスでは公式戦252試合に出場し、103試合でクリーンシート。セリエAでもちょうど200試合に出場した。なお、セリエAで3回、コパ・イタリアで3回、スーペル・コパで2回優勝を経験。大きな成功を収めてきた。 アル・ナスルには、アーセナル時代にポジションを奪われたオスピナが所属しているが、契約は今シーズンまで。退団とならなければ、再びポジションを争うことになる。 2024.06.09 23:20 Sun

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