ミランSD、日本vsブラジルを視察…お目当ての選手は?

2017.11.13 15:30 Mon
ミランのマッシミリアーノ・ミラベッリSD(スポーツディレクター)が10日に行われた日本代表vsブラジル代表を視察していたと、イタリア紙『ラ・スタンパ』が伝えている。

ミランは今夏、2億ユーロ(約267億円)を超える資金を投じて大型補強を行ったものの、セリエA第12節を終えて6勝5敗1分と低迷。順位表においても、チャンピオンズリーグおよびヨーロッパリーグ出場圏外となる7位と大きく出遅れている。

今夏に獲得した元ユベントスのDFレオナルド・ボヌッチやポルトガル代表FWアンドレ・シウバ、トルコ代表MFハカン・チャルハノールらが適応に苦しむ中、ミラベッリSDは既に冬の移籍市場を見据えて始動している。同SDはヨーロッパ視察を行い、9日から10日にかけて2日間で3試合に足を運んだ。U-21欧州選手権ベルギー対キプロス戦のほか、日本対ブラジル戦(1-3)、ベルギー代表vsメキシコ代表(3-3)を視察した。「はっきりした目的はなかった」と報じられているものの、ミランはアンデルレヒトに所属するベルギー代表の22歳MFレアンデル・デンドンケルをリストアップしている模様だ。

一方、『コリエレ・デロ・スポルト』は、日本対ブラジル戦においてモナコのDFジェメルソンおよびフェネルバフチェのMFジュリアーノをチェックしたと伝えている。どうやら6月にミランを退団したMF本田圭佑の後継者探しではなかったようだが、果たしてミランSDの目に留まった日本人選手はいたのだろうか。

提供:goal.com

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【2023-24ラ・リーガ総括】超WS選出の最優秀選手はベリンガム

◆名将の卓越したマネジメントでマドリーが覇権奪還 開幕前は王者バルセロナとマドリードの2強による、お馴染みの三つ巴の争いが予想されたが、伏兵ジローナの大躍進によってその構図が大きく変わるも、レアル・マドリーが貫録の2シーズンぶりプリメーラ制覇が決定した。 エースFWベンゼマの退団に昨夏の注目株ベリンガムの加入で新時代を予感させたマドリーは、余力を残しながらも29勝8分け1敗の勝ち点95と圧巻の戦績で優勝を達成した。開幕前に守護神クルトワ、直後にDFミリトンと守備の要を相次いで長期離脱で失い、以降もFWヴィニシウスやDFアラバといった主力の離脱という逆境の中でシーズンを戦ったマドリー。 しかし、卓越したマネジメント能力を有する百戦錬磨の指揮官の下、[4-3-1-2]の新布陣を軸に複数システムの使い分け、MFチュアメニのコンバートなどで急場をしのぐと、代役守護神ルニンやフル稼働のDFリュディガーの活躍もあってリーグ最少失点(26失点)を記録。さらに、攻撃では前半から中盤にかけて爆発したベリンガムに加え、ヴィニシウスとFWロドリゴのブラジル代表コンビ、FWホセルとMFブラヒム・ディアスの出戻り組の活躍によってリーグ最多得点(87ゴール)もマーク。そのスタッツに加え、エル・クラシコ、ジローナとの直接対決をすべて勝利し、完璧な形で優勝を成し遂げた。 その王者に勝ち点10以上の力の差を見せつけられて連覇を逃した2位のバルセロナ(勝ち点85)。最低限のノルマは達成したが、チャビ監督の去就を巡るいざこざを含めネガティブな面が目立つシーズンとなった。MFブスケッツやFWデンベレらの退団を受け、MFギュンドアンやDFカンセロ、FWフェリックスらを補強。全体的には選手層を増したが、MFガビやMFペドリ、守護神テア・シュテーゲンらシーズン中に主力の相次ぐ離脱に見舞われると、ブスケッツ、デンベレというキーマンを失ったチームは、シーズンを通して切り替え、アタッキングサードでの崩しの部分で大きな問題を抱えた。また、王者とは異なりマドリー、ジローナとライバル相手の全敗も、より印象を悪くした。FWラミン・ヤマル、DFパウ・クバルシにMFフェルミン・ロペスとカンテラーノの台頭は今後に明るい兆しを与えたが、ラポルタ会長ら首脳陣と衝突したチャビ監督の解任が決定。来季はハンジ・フリック監督の下、さらに凄みを増す王者との大きな溝を埋めるタフなシーズンに臨む。 後半戦の失速で奇跡の優勝は逃したが、昨季10位のジローナ(勝ち点82)はクラブ史上初のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得となる3位フィニッシュという大躍進を遂げた。6連勝を含む開幕7戦無敗のロケットスタートを決めると、王者マドリーに手痛い2敗を喫した間にも11勝4分けの15戦無敗を記録。その後、優勝の可能性が低くなった終盤戦は苦手としたアウェイを中心に負けの数が増えていったが、バルセロナ相手のシーズンダブルに最終節でのグラナダ相手の7-0の圧勝など、この躍進がフロックではないことを証明した。 開幕前は優勝争いが期待されたものの、4位フィニッシュに終わったアトレティコ(勝ち点76)。コパ・デル・レイを含め今季の公式戦で唯一マドリーに2度の敗北を味わわせた点は評価に値するが、ひ弱なアウェイでの拙い戦いぶりもあって10敗を喫するなど不安定なシーズンを過ごした。前半戦はFWモラタ、FWグリーズマンの2トップが猛威を振るったが、後半戦のモラタの失速が格下相手の取りこぼしに繋がり、高齢化進むディフェンスラインのパフォーマンス低下も見受けられた肝心要の守備も、43失点と堅守構築とは至らなかった。今夏の移籍市場ではセンターラインを中心に世代交代に向けた刷新も見込まれる中、バルセロナ同様に捲土重来を期す。 オトラ・リーガではアスレティック・ビルバオ、レアル・ソシエダのバスク2強が5位と6位でヨーロッパリーグ出場権を確保した。コパ優勝も果たしたアスレティックは上位陣との戦いで力の差を見せつけられたが、サモラ賞受賞の守護神ウナイ・シモンを中心とする堅守に、ウィリアムズ兄弟と覚醒のFWグルセタがけん引した攻撃陣の奮闘と、攻守両面でバランスの良さが光った。 一方、久々のCL参戦に負傷者に悩まされたソシエダはリーグ3位の39失点と守備の安定感は際立ったものの、51得点と火力不足の攻撃が足を引っ張る形で引き分けが多く(12分け)、それが6位という順位の要因となった。前半戦はMF久保建英の圧倒的な個の力で前線の補強の失敗の穴をカバーしたが、勤続疲労やケガでその日本人エースのパフォーマンスが落ちた後半戦は勝ち点を取りこぼす試合が目立った。また、シーズンを通してイマノル監督のリード時のクローズの拙さという部分も課題として残った。なお、久保のラ・レアルでの2年目は30試合7ゴール4アシストと、1年目の35試合9ゴール7アシストという数字を下回った。 ソシエダにわずかに及ばず7位でヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)出場権を手にしたレアル・ベティスは、復活のMFイスコやラ・ロハ招集を果たしたFWアジョセ・ペレスらベテランの活躍が光った。 中位ではマルセリーノ途中就任で復活したビジャレアルが、23ゴールを挙げた主砲セルロートの活躍もあって8位フィニッシュ。バレンシアも乏しい戦力の中で9位、昇格組アラベスが躍進の10位フィニッシュを決めた。 残留争いではベニテス解任後に復調した13位のセルタ、3人の指揮官で苦しいシーズンを戦った14位のセビージャ、コパ準優勝の15位マジョルカが辛くも残留を果たした。そして、シーズンを通して低空飛行が続いたカディス、アルメリア、昇格組のグラナダがセグンダ降格となった。 なお、セグンダではレガネスとバジャドリーが自動昇格を決定し、エイバル、エスパニョール、スポルティング・ヒホン、レアル・オビエドの4クラブが残り1枠を巡ってプレーオフを戦う。 【最優秀選手&監督】 ★最優秀選手 ◆MFジュード・ベリンガム(レアル・マドリー) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_100_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新時代の“ジダン”が初挑戦で躍動。ディフェンスラインを支えたリュディガー、中盤に君臨したクロースとドイツ代表コンビの活躍も素晴らしかったが、やはり鳴り物入りの加入で期待以上のパフォーマンスを披露した20歳のイングランド代表MFをMVPに推したい。メガクラブ争奪となった昨夏、ドルトムントからエル・ブランコへのステップアップを果たした万能型MFは、かつてジネディーヌ・ジダンが着用した背番号5を背負ってプレシーズンから躍動。その特性を見極めたイタリア人指揮官によって[4-3-1-2]のトップ下、[4-4-2]の左サイド、[4-3-3]での“ファルソ・ヌエベ”と複数の役割を与えられた中、ゴールスコアラーとしての才能を完全に開花。28試合19ゴール6アシストをマークし、ドルトムントでの3年間で挙げたリーグ戦12ゴールをわずか1年で超えた。また、エル・クラシコでの劇的決勝点を含め、チームに勝ち点をもたらす勝負強さも傑出していた。 ★最優秀監督 ◆ミチェル(ジローナ) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 奇跡の3位フィニッシュに導く。優勝に導いたアンチェロッティ監督の手腕は特筆に値するが、やはり今シーズンの欧州フットボールで最大のサプライズとなったミラクル・ジローナを率いたミチェル監督を最優秀監督に推したい。2021-22シーズンに就任したカタルーニャのクラブを就任1年目でプリメーラ昇格に導き、昨季は10位での残留に導いたスペイン人指揮官。今季は可変式の[4-2-3-1]の攻撃的なポゼッションスタイルにさらに磨きをかけ、安定したビルドアップ、流動的なポジションチェンジでズレを作る崩し、多彩なフィニッシュワークで王者に次ぐ85得点を記録。魅力的なスタイルと結果を見事に両立させ、クラブ史上初となるCL出場権獲得をもたらした。 【期待以上】 ★チーム ◆ジローナ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> レスター以来のインパクト残す。プレミアリーグ初優勝を成し遂げたミラクル・レスターの再現はならずも、マドリーとバルセロナという世界屈指のメガクラブと堂々と渡り合った、今季の戦いぶりはそのフォクシーズに勝るとも劣らない素晴らしいものだった。マンチェスター・シティと同じ『シティ・フットボール・グループ』の恩恵はあったものの、補強資金やスカッドの質では比べるまでもなく大きく劣っていたが、智将ミチェルの傑出した采配力にMFアレイシ・ガルシア、DFダビド・ロペス、MFマルティン、FWストゥアーニらいぶし銀の現有戦力、DFブリント、DFエリック・ガルシア、FWサヴィオ、FWドフビクといった多士済々の新戦力の融合によって、見事にその差をチームとして埋めた。今季の活躍によって多くの主力に引き抜きの噂が絶えないが、何とかスカッドを維持して来季もメガクラブ相手の上位争いに絡んでほしいところだ。 ★選手 ◆MFイスコ(ベティス) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 恩師の下で完全復活。バルセロナのクバルシやヤマル、ジローナの新戦力、MFハビ・ゲラといった若手の台頭も光ったが、カムバック賞という部分で元レアル・マドリーMFを選出。マドリー晩年の停滞、セビージャでの苦戦によって“終わった”選手の印象も否めなかったが、マラガ時代に指導を受けたペジェグリーニ監督のラブコールを受けて加入したベティスで完全復活。シーズン終盤は負傷の影響で欠場を余儀なくされたが、29試合8ゴール5アシストを記録。さらに、チャンスクリエイトやキーパスといったスタッツはリーグ上位に位置し、ベティスが勝利や勝ち点を得た大半の試合でマン・オブ・ザ・マッチに選出される、傑出した存在感を示した。 【期待外れ】 ★チーム ◆セビージャ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 2季連続の屈辱。昨シーズンはロペテギ、サンパオリと2人の指揮官を解任し、シーズン終盤に就任したメンディリバル監督の下で12位での残留に加え、ヨーロッパリーグ(EL)制覇という望外の結果を手にしたセビージャ。捲土重来を期して臨んだ今季はウルトラスの反発を押し切ってDFセルヒオ・ラモスを呼び戻す荒療治も敢行したが、再びの混迷のシーズンに。シーズン序盤にメンディリバル監督を解任すると、その後任のディエゴ・アロンソも早々に見切りを付け、昨年待つにキケ・フローレス監督を招へい。16位でチームを引き継いだベテラン指揮官の下、最終的に14位での残留を決めたが、予算規模や近年の成功を鑑みれば、大きく期待を裏切る1年となった。 新シーズンに向けてはラス・パルマスのピミエンタ監督の招へいが決定し、DFヘスス・ナバスの2024年末の現役引退に、セルヒオ・ラモスの今季限りでの退団が濃厚と来季も大幅なスカッド刷新が見込まれるが、クラブ上層部を含めぬるま湯体質が変わらなければ、3季連続の苦戦を強いられる可能性は高い。 ★選手 ◆FWウマル・サディク(レアル・ソシエダ) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_100_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ラ・レアル低迷の大きな要因に。2023年夏、ニューカッスルに引き抜かれたFWイサクの後釜として鳴り物入りで加入したナイジェリア代表FW。加入1年目は開幕5試合3ゴールと最高のスタートを切ったが、ヒザの前十字じん帯断裂の重傷を負って早々にシーズンが終了。そのケガが癒えた今季は新加入のFWアンドレ・シウバと共に、ビジャレアルに去ったFWセルロートの後釜として活躍が期待されたが、26試合3ゴールと期待外れの結果に終わった。その数字面の物足りなさに輪をかけてプレー内容が悪く、ゴール前でのイージーな決定機逸に加えて、プレッシングの強度やポストワークといった部分でも大きな問題を抱えた。なお、ソシエダは今夏の売却を決断しており、来季は別のクラブでプレーする可能性が濃厚だ。 2024.06.06 21:00 Thu

【ラ・リーガ第37節プレビュー】EL出場権懸けたベティスvsソシエダ! 不穏バルサは2位フィニッシュ決められるか

今シーズン最後のミッドウィーク開催となった前節はアトレティコ・マドリー、アスレティック・ビルバオのトップ4争いが決着。また、残留争いでは18位のカディスが勝ち点3を積み上げて逆転残留に望みを繋げた。 次週の今季最終節を前に、ほぼすべての争いへの決着も見込まれる今節はバルセロナ(勝ち点79)とジローナ(勝ち点75)の2位争い、7位のベティス(勝ち点56)と6位のレアル・ソシエダ(勝ち点57)のヨーロッパリーグ(EL)出場権争い、残り1枠を巡る残留争いに注目が集まる。 前節、最下位のアルメリアを相手にMFフェルミン・ロペスのドブレーテの活躍で快勝を収めたバルセロナは、2連勝で2位の座を死守。15位のラージョをホームで迎え撃つホーム最終戦での勝利で来シーズンのスーペル・コパ・デ・エスパーニャ出場権確保を狙う。 ジローナ戦大敗後は2連勝と復調の気配を示すブラウグラナだが、ここ数日間でクラブ内で問題が発生。先日に退任を翻意して続投が発表されたチャビ監督とラポルタ会長の間でクラブ財政や補強を巡る一部発言を巡って亀裂が生じ、同会長が解任を決断したとの報道が出ており、現状では今回の一戦がチャビ体制で戦う最後のホームゲームとなる可能性が高い。そういった不穏なムードの中でチームとしてピッチ上のパフォーマンスに集中できるか。 一方、そのバルセロナ相手のシーズンダブルによって悲願のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を確保したジローナ。ただ、その目標達成で少し気が抜けたか、直近2試合はアラベス、ビジャレアル相手に1分け1敗で3位に転落。バルセロナとは4ポイント差、4位のアトレティコとは2ポイント差となった。難所メスタージャに乗り込む9位のバレンシア戦では残り2試合での熾烈なピチーチ争いに身を置く得点ランキング首位のFWドフビクの再爆発に期待だ。 来季のELとカンファレンスリーグ(ECL)争いでは8位のビジャレアル(勝ち点51)に逆転でのECL出場権獲得の可能性が残されているが、実質ソシエダ、ベティスの2チームに絞られており、今回の直接対決の結果が来季の両チームがいずれのコンペティションで戦うかを決めることになる。 MF久保建英を擁するソシエダは前節、3試合ぶりのスタメン復帰を果たした日本代表MFの見事なアシストからFWアンドレ・シウバが決めたゴールを最後まで守り切ってウノセロ勝利。2試合ぶりの白星を飾った。最終節にアトレティコとの対戦を控えるため、来季EL出場へ敵地で勝利必須のベティスとの直接対決では、状態を上げる久保の決定的な仕事を期待したい。 残留争いではカディスvsラス・パルマス、マジョルカvsアルメリア、グラナダvsセルタの3カードの結果次第で今節でのカディスの降格が決定する。 直近ヘタフェ、セビージャ相手の連勝で逆転残留へ粘りを見せるカディス(勝ち点32)は、17位のマジョルカ(勝ち点36)と4ポイント差に接近。また、16位のセルタ(勝ち点37)とは5ポイント差と残り2試合で連勝できれば逆転残留も可能だ。 そういった中、今節は14位のラス・パルマス(勝ち点38)とのホームゲームを戦うことになり、3連勝達成の可能性は十分にある。ただ、マジョルカは最下位のアルメリア、セルタは19位のグラナダとすでに降格が決定した相手との対戦となるため、両者の結果次第で勝利を収めても降格が決定する状況だ。 6月1日にドルトムントとのCL決勝を控える首位のレアル・マドリーは、ビジャレアルとのアウェイゲームでリーグ10連勝を狙う。前節はDFリュディガーをスタメンから外したものの、ほぼ主力を起用としたアラベスとのホームゲームをFWヴィニシウスのドブレーテの活躍などでマニータの完勝。攻撃陣の躍動に加え、GKルニンとCLファイナルのスタメンの座を争う守護神クルトワが圧巻のパフォーマンスを披露し猛アピール。実りある内容での勝利となった。アウェイ開催となる今節は再びターンオーバーの可能性が高いが、逆転でのピチーチを狙うベリンガムらが貪欲にゴールを目指して勝ち点3を目指すことになる。 前節、ヘタフェ相手にFWグリーズマンのトリプレーテの活躍で3-0の快勝を収めたアトレティコは、12シーズン連続のCL出場権獲得に成功。今節は3位の座も意識しながら、13位のオサスナとのアウェイゲームに臨む。 《ラ・リーガ第37節》 ▽5/18(土) 《28:00》 アラベス vs ヘタフェ ▽5/19(日) 《26:00》 アトレティコ・マドリー vs オサスナ アスレティック・ビルバオ vs セビージャ バルセロナ vs ラージョ ベティス vs レアル・ソシエダ カディス vs ラス・パルマス マジョルカ vs アルメリア グラナダ vs セルタ バレンシア vs ジローナ ビジャレアル vs レアル・マドリー 2024.05.18 19:00 Sat

「チケット代の価値がある」「攻撃の中心的存在」衝撃アシストの久保建英、MOTMに選ばれた中で現地紙は厳しい声も「個人主義すぎるところも…」

レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英がマン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)に選出。地元ではまずまずの評価を受けた。 16日、ラ・リーガ第36節でソシエダはバレンシアと対戦。今シーズンはなかなか苦しんだソシエダ。それでも来シーズンのヨーロッパリーグ(EL)出場をかけた戦いが最後まで続くこととなる。 久保はこの試合に右ウイングで先発出場。コンディションの問題でベンチスタートが続いていたが、先発復帰すると開始3分に衝撃のアシストを記録した。 ボックス左でパスを受けたアンデル・バレネチェアがゴール前にクロス。ファーサイドに大きく蹴られたボールはそのままゴールラインを割るかと思われたが、猛ダッシュした久保がギリギリのところで滑り込みながらダイレクトで左足に当てると、完全にフリーだったアンドレ・シウバがヘディングで合わせ、ソシエダが先制した。 圧巻のプレーは称賛され、このゴールでチームも勝利しELプレーオフ圏内の6位に浮上。先発復帰の久保は、リーグ戦11試合ぶりに得点に絡むこととなった。 フル出場を果たした久保に対し、スペイン『ElDesmarque』は6点(10点満点)の評価を与えた。 「不可能に思えたボールに彼は届き、その後のアンドレ・シウバのシュートにつながり、1-0となった」 「自分自身を証明したいという気持ちは顕著に出ていたが、少し個人主義すぎるところもあった。ラ・レアルの攻撃の中心的存在」 また、スペイン『Noticias de Gipuzkoa』は7点(10点満点)の評価をつけた。 「彼のゴールのアシストは、チケット代を払う価値がある」 「オドリオソラとのコンビネーション形成は苦労していたが、先週よりもずっと積極的で関与した」 「決して努力を止めない。彼はまた蹴られていた」 <span class="paragraph-title">【動画】久保建英がスーパーアシスト! 難しい体勢から優しいパス</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="B8u_4k07_i0";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.17 10:50 Fri

「これは天才のプレイ」「誰も想像してなかった」久保建英が衝撃のスーパーアシスト! 開始3分で魅せた圧巻のプレーに「さすがとしか言いようがない」

レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が圧巻のアシストを記録した。 16日、ラ・リーガ第36節でソシエダはバレンシアと対戦した。 今シーズンはなかなか苦しんだソシエダ。それでも来シーズンのヨーロッパリーグ(EL)出場をかけた戦いが最後まで続くこととなる。 久保はこの試合に右ウイングで先発出場。すると開始3分に衝撃のアシストを記録した。 ボックス左でパスを受けたアンデル・バレネチェアがゴール前にクロス。ファーサイドに大きく蹴られたボールはそのままゴールラインを割るかと思われた。 しかし、猛ダッシュした久保がギリギリのところで滑り込みながらダイレクトで左足に当てると、完全にフリーだったアンドレ・シウバがヘディングで合わせ、ソシエダが先制した。 素晴らしいランニングに難しい体勢ながらピッタリと合わせるスーパーアシスト。ファンは「尋常じゃなく難しい」、「さすがとしか言いようがない」、「うますぎだろ」、「誰も想像してなかったな」、「左足でやってんの凄いわ」、「これは本当にスーパーアシスト」、「これは天才のプレイだ」と称賛のコメントが寄せられている。 試合はこの1点を守り切り1-0で勝利。ソシエダは6位に位置し、残り2試合でEL出場権確保を目指す。 <span class="paragraph-title">【動画】久保建英がスーパーアシスト! 難しい体勢から優しいパス</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="B8u_4k07_i0";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.17 09:55 Fri

「ドリブルキレてる」「やっぱうめぇ」同じ相手を何度も翻弄!久保建英のドリブルに称賛の声「打開力抜群」

レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が攻撃面で存在感を発揮した。 14日、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグでパリ・サンジェルマン(PSG)とアウェイで対戦したソシエダ。久保はフル出場を果たした。 その久保は右サイドで躍動。18分には相手陣内右サイドでボールを受けると、ルーカス・ベラウドとの1対1を制しボックス内に侵入。切り返してからの左足シュートでニアサイドを狙ったが、ボールは枠を外れた。 久保のキレのあるドリブルには、ファンからも「久保のドリブルやっぱうめぇ」、「ドリブルキレてる」、「打開力抜群」、「キレッキレやな」と称賛が寄せられた。 さらに、22分には柔らかなクロスでアンドレ・シウバのヘディングシュートを演出するなど、久保は右サイドで相手の脅威になっていた。 後半には右CKの場面で久保がマークを外したキリアン・ムバッペに先制ゴールを許し、さらに追加点も奪われ2-0で敗戦となったソシエダ。2ndレグは厳しい戦いとなるが、逆転勝利のためには久保の攻撃力が必要になるはずだ。 <span class="paragraph-title">【動画】久保建英がキレのあるドリブルでPSGのDFを何度も翻弄!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br><a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%B9%85%E4%BF%9D%E5%BB%BA%E8%8B%B1?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#久保建英</a> がパリ・サンジェルマン相手に奮闘<br>\<br>レアル・ソシエダの久保が右サイドから積極的にチャンスメイク<br><br>縦へのドリブルからの鋭い切り返しで対峙した相手DFを翻弄した<br><br>パリ・サンジェルマン vs レアル・ソシエダ<br>アーカイブ配信<a href="https://t.co/UPP5QOCxJ0">https://t.co/UPP5QOCxJ0</a> <a href="https://t.co/OpUFA4lAwC">pic.twitter.com/OpUFA4lAwC</a></p>&mdash; WOWOWサッカー (@wowow_soccer) <a href="https://twitter.com/wowow_soccer/status/1757915193135579399?ref_src=twsrc%5Etfw">February 14, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.02.15 12:00 Thu

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ミランは13日、パウロ・フォンセカ新監督(51)就任を正式発表。契約期間は3年間だ。 かつてポルトやブラガ、シャフタール・ドネツクなどを率い、イタリア・セリエAではローマを2年間指揮した経験を持つポルトガル人指揮官のフォンセカ氏。 今季まで2年間はリーグ・アンのリールを指揮。今季はリーグ戦34試合16勝11分け7敗という成績で、チームをチャンピオンズリーグ(CL)圏内の4位でフィニッシュさせた。 フォンセカ氏のミラン入りに伴い、リールで副官を務めた元ポルトガル代表DFパウロ・フェレイラ氏なども入閣することになる。 2024.06.13 20:09 Thu

セリエA復帰希望が明白なモラタ、アトレティコを突き放す「明らかに僕は優先されていない」

スペイン代表のキャプテン、FWアルバロ・モラタ(31)が所属するアトレティコ・マドリーを牽制した。 ユーロ2024を控えるスペイン代表の大黒柱であるモラタだが、同時にクラブキャリアの今後が注目されており、大会後のイタリア・セリエA復帰が取り沙汰されている状況だ。 以前はユベントスで活躍したモラタ。 本人がセリエA復帰を望んでいるのは、もはや公然の事実となっており、古巣ユベントスやミラン、ローマと紐付けされるなか、スペイン『El Larguero』で、現所属のアトレティコを突き放すように意見を述べている。 「アトレティコの誰とも話していないけど、クラブが8人ものストライカーを獲得したがっていることは僕も把握している。明らかに僕は今後のアトレティコにおいて優先されていない」 「僕はいま31歳で、10月には32歳だ。プレーできないならアトレティコを去る。僕に関する報道もよく知っているし、クラブの考えもわかっている。だから僕もハッキリものを言う」 アトレティコとの契約にはリリース条項1500万ユーロ(約25.4億円)があるとされ、セリエA復帰なら現在の半分である年俸400万〜500万ユーロを受け入れる必要があるとのこと。 それでも、イタリア人の妻がいるモラタ。今回の発言からも、セリエA復帰を望んでいるとみて間違いなさそうだ。 2024.06.13 17:40 Thu

新体制始まるミランはアストン・ビラのキャッシュを狙うも…約60億円の移籍金がネックか

ミランはアストン・ビラのポーランド代表DFマティ・キャッシュ(26)の獲得を狙っているようだ。 ステファノ・ピオリ監督が退任となり、来シーズンからは新たな体制がスタートするミラン。現在は、アレッサンドロ・フロレンツィの退団が濃厚であり、主将のダビデ・カラブリアの契約も今夏残り1年となることから、右サイドバックの補強を優先事項の一つとしている。 そんな中で、クラブが注目しているのはキャッシュ。今シーズンのプレミアリーグでトップ4フィニッシュを果たすなど躍進したビラにあって、公式戦46試合5ゴール3アシストの成績を残したポーランド代表DFは即戦力になると目されている。 しかし、イギリス『The Athletic』によると、ビラはキャッシュの移籍金を3000万ポンド(約59億8000万円)に設定。これがミランにとっては非常に高額となっており、テクニカル・ディレクター(TD)のジェフリー・モンカダ氏にとっては非常に難しい交渉が予想される。 一方で、要求額さえ提示されれば、プレミアリーグの定める利益と持続可能性のルール(PSR)に抵触する可能性のあるビラは、主力であっても売却を余儀なくされる模様。キャッシュのほか、コロンビア代表FWジョン・デュラン(20)、ブラジル代表MFドウグラス・ルイス(26)、ブラジル人DFジエゴ・カルロス(31)も売却対象となっている。 2024.06.13 11:10 Thu

ミランのザークツィー獲得交渉は停滞中…代理人が高額な手数料を要求

ミランとボローニャのオランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)の獲得交渉は、現在停滞中のようだ。 今シーズン、加入2年目のボローニャで公式戦37試合出場12ゴール7アシストの成績を残し、ボローニャのトップ5フィニッシュと来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に多大な貢献を果たしたザークツィー。当然、多くのビッグクラブが関心を寄せていたが、その中でもミランが獲得に接近していた、 ボローニャとザークツィーの契約には、4000万ユーロ(約67億円)のバイアウト条項が存在しており、ミランは満額での支払いも準備。獲得への支障は何もないかに思われていた。 しかし、ミランとザークツィーの交渉はここにきて停滞。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、選手の代理人であるキア・ジョーラブシャン氏が1500万ユーロ(約25億3000万円)という高額な手数料を要求。これまでも代理人への手数料支払いに慎重な姿勢を見せてきたミランは、今回もこの要求をまだ受け入れていないという。 これにより、アーセナルやマンチェスター・ユナイテッドといったプレミア勢がザークツィー獲得に動く可能性もある模様。ミランとしてはライバルに参戦される時間を作らせないためにも、早めに交渉をまとめたいところだが、果たして。 2024.06.12 15:50 Wed

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