鳥栖のルーキーDF大里皇馬が積極補強のJFL滋賀に育成型期限付き移籍「J3昇格を達成するために今シーズン戦います!」

2024.01.11 10:40 Thu
プロ1年目は出番がなかった大里皇馬
©︎J.LEAGUE
プロ1年目は出番がなかった大里皇馬
レイラック滋賀FCは11日、サガン鳥栖のDF大里皇馬(19)を育成型期限付き移籍で獲得することを発表した。移籍期間は2025年1月31日までとなる。

大里は鹿児島県出身で、鳥栖の下部組織育ち。U-18から2023シーズンにトップチームに昇格した。
2022年は2種登録されていたが、公式戦でのデビューは果たしていない。

大里は両クラブを通じてコメントしている。

◆レイラック滋賀FC
「レイラック滋賀に関わる全ての皆さん。はじめまして。サガン鳥栖から育成型期限付き移籍で加入する事になりました、大里皇馬です」
「1人のサッカー選手として大きく成長するため、そしてレイラック滋賀のJ3昇格を達成するために今シーズン戦います!よろしくお願いします!」

◆サガン鳥栖
「この度、レイラック滋賀FCに育成型期限付き移籍をすることになりました。昨シーズン、プロ一年目のシーズンでプロの厳しさを知り、試合にも絡めず悔しい日々の毎日でした。それでもファン・サポーターの皆様が温かい言葉をかけてくださって一年間必死に頑張ることができました」

「ピッチでプレーをしてる姿を見せることは出来なかったんですけど、滋賀でも昨シーズンの悔しさを全面に出して努力を惜しまず、成長した姿で戻って来れるように頑張ります!」

「どんな時も応援してくださったファン・サポーターの皆様、そしてサポートしてくださったサガン鳥栖の関係者の皆様、本当にありがとうございました」

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悲願のJ3参入へ…JFLレイラック滋賀はJリーグから新戦力7名、関西1部MVPや元柏ユースFWも補強

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【Jリーグ移籍情報まとめ/1月11日】セレッソからガンバへライバル間で2人が同時移籍! 浦和FWユンカーは名古屋に完全移籍

Jリーグ移籍情報まとめ。2024年1月11日付けのJリーグ各クラブにおける移籍動向を一挙にお届け。 <div style="text-align:center;" id="cws_ad">【<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=457779&div=1">J2移籍情報</a> | <a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=457779&div=2">J3移籍情報</a>】</div> <span class="paragraph-subtitle">【J1移籍情報】浦和から名古屋に完全移籍したFWキャスパー・ ユンカー</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/transfer20240111_tw1.jpg" alt="浦和から名古屋に完全移籍したFWキャスパー・ ユンカー" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:center;font-size:0.9em;">浦和から名古屋に完全移籍したユンカー/©︎超ワールドサッカー<hr></div> ◆浦和レッズ [OUT] 《完全移籍》 FWキャスパー・ユンカー(29)→名古屋グランパス/期限付き→完全 ◆柏レイソル [OUT] 《完全移籍》 MF仙頭啓矢(29)→FC町田ゼルビア 《育成型期限付き移籍》 DF田中隼人(20)→V・ファーレン長崎 ◆横浜F・マリノス 《契約更新》 GK飯倉大樹(37) ◆名古屋グランパス 《契約更新》 GKランゲラック(35) FW酒井宣福(31) MF重廣卓也(28) FWターレス(22) GK三井大輝(22) FW貴田遼河(18) [IN] 《完全移籍》 FWキャスパー・ユンカー(29)←浦和レッズ/期限付き→完全 ◆京都サンガF.C. 《契約更新》 MF川﨑颯太(22) ◆ガンバ大阪 [IN] 《完全移籍》 DF松田陸(32)←セレッソ大阪 MF鈴木徳真(26)←セレッソ大阪 ◆セレッソ大阪 《契約更新》 MF奥埜博亮(34) [OUT] 《完全移籍》 DF松田陸(32)→ガンバ大阪 MF鈴木徳真(26)→ガンバ大阪 ◆サガン鳥栖 [OUT] 《育成型期限付き移籍》 DF大里皇馬(19)→レイラック滋賀FC(JFL) <span class="paragraph-title">【J2移籍情報】町田が柏からMF仙頭啓矢を補強</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/transfer20240111_tw2.jpg" alt="町田が柏からMF仙頭啓矢を補強" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:center;font-size:0.9em;">町田でプレーするMF仙頭啓矢/©超ワールドサッカー<hr></div> <div style="text-align:center;" id="cws_ad">【<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=457779">J1移籍情報</a> | <a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=457779&div=2">J3移籍情報</a>】</div> ◆栃木SC [IN] 《完全移籍》 DF小野寺健也(26)→レイラック滋賀FC(JFL) ◆東京ヴェルディ [OUT] 《期限付き移籍》 GK飯田雅浩(23)→ヴァンラーレ八戸 DF宮本優(24)→ヴェルスパ大分(JFL) ◆FC町田ゼルビア 《契約更新》 DF鈴木準弥(28) MF宇野禅斗(19) FW平河悠(23) [IN] 《完全移籍》 MF仙頭啓矢(29)←柏レイソル 《期限付き移籍満了》 DF奈良坂巧(21)←カマタマーレ讃岐 [OUT] 《期限付き移籍》 DF内田瑞己(24)→カマタマーレ讃岐 ◆V・ファーレン長崎 [IN] 《育成型期限付き移籍》 DF田中隼人(20)←柏レイソル <span class="paragraph-title">【J3移籍情報】高校時代を過ごした地へ加入するGK飯田雅浩</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/transfer20240111_tw3.jpg" alt="高校時代を過ごした地へ加入するGK飯田雅浩" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:center;font-size:0.9em;">高校時代を過ごした地へ加入するGK飯田雅浩/©︎超ワールドサッカー<hr></div> <div style="text-align:center;" id="cws_ad">【<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=457779">J1移籍情報</a> | <a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=457779&div=1">J2移籍情報</a>】</div> ◆ヴァンラーレ八戸 [IN] 《期限付き移籍》 GK飯田雅浩(23)←東京ヴェルディ ◆アスルクラロ沼津 《契約更新》 DF附木雄也(29) ◆カマタマーレ讃岐 [IN] 《新加入》 DF左合修土(21)←日本体育大学 《期限付き移籍》 DF内田瑞己(24)←FC町田ゼルビア [OUT] 《期限付き移籍満了》 DF奈良坂巧(21)→FC町田ゼルビア ◆ギラヴァンツ北九州 [OUT] 《完全移籍》 MF池髙暢希(23)→沖縄SV(JFL) DF大石悠介(23→ラインメール青森(JFL) ◆テゲバジャーロ宮崎 [OUT] 《完全移籍》 FW青戸翔(27)→ヴェロスクロノス都農(九州L) ◆FC琉球 [OUT] 《契約満了》 FW金崎夢生(34)→契約満了 2024.01.12 07:30 Fri

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GK朴一圭が永久欠番の逆「71」を背負うことに! 鳥栖が新シーズンの選手背番号を発表

サガン鳥栖は11日、2023シーズンの新体制と選手背番号を発表した。 2022シーズンは川井健太監督が就任し、若手を軸にアグレッシブなサッカーを体現。主導権を握るサッカーを植え付けていきながらも、シーズン終盤は敗戦が続くなど、11位でフィニッシュしていた。 2023シーズンに向けては多くの選手が入れ替わる事態に。期限付き移籍中だったFW宮代大聖(→川崎フロンターレ)、FW垣田裕暉(→鹿島アントラーズ)が揃って退団。また、MF小泉慶(→FC東京)、DFジエゴ(→柏レイソル)といった主軸に加え、MF福井太智(→バイエルン)、FW荒木駿太(→FC町田ゼルビア)、FW梶谷政仁(→ブラウブリッツ秋田)など若手は武者修行に出た。 一方で、ユースから4名を昇格させたほか、DFアンソニー・アクム(←カイザー・チーフス)、MF河原創(←ロアッソ熊本)、DF山﨑浩介(←モンテディオ山形)、MF樺山諒乃介(←横浜F・マリノス)、FW富樫敬真(←ベガルタ仙台)、FW横山歩夢(←松本山雅FC)などを補強した。 背番号では、新加入組では山﨑が「2」、アンソニー・アクムが「3」、河原が「5」、富樫が「22」、横山が「32」、樺山が「41」を着用する。 その他、GK朴一圭が「40」から「71」に変更。鳥栖の設立に奔走したことでも知られる坂田道孝氏の命日であり、鳥栖のサポーターナンバー、そしてJリーグ初の永久欠番ともなっている「17」の逆の数字を付けることになった。 ◆選手背番号 GK 12.コ・ボンジョ←龍仁大学(韓国)/新加入 21.オム・イェフン 31.岡本昌弘 35.内山圭←藤枝MYFC/完全移籍 71.朴一圭※背番号変更「40」 DF 2.山﨑浩介←モンテディオ山形/完全移籍 3.アンソニー・アクム←カイザー・チーフス(南アフリカ)/完全移籍 13.中野伸哉 20.ファン・ソッコ 26.平瀬大←早稲田大学/新加入 30.田代雅也 33.竹内諒太郎←サガン鳥栖ユース/昇格 38.大里皇馬←サガン鳥栖ユース/昇格 42.原田亘 49.坂本稀吏也←モンテディオ山形/期限付き移籍 MF 4.島川俊郎 5.河原創←ロアッソ熊本/完全移籍 6.福田晃斗 7.手塚康平 8.本田風智 10.小野裕二 14.藤田直之 18.西川潤←セレッソ大阪/期限付き移籍延長 19.森谷賢太郎※背番号変更「47」 23.菊地泰智 24.長沼洋一 27.楢原慶輝←サガン鳥栖ユース/昇格 37.坂井駿也←サガン鳥栖ユース/昇格 44.堀米勇輝 FW 22.富樫敬真←ベガルタ仙台/完全移籍 25.藤原悠汰←モンテディオ山形/復帰 28.河波櫻士←関東学院大/新加入 29.岩崎悠人←北海道コンサドーレ札幌/期限付き移籍→完全移籍 32.横山歩夢←松本山雅FC/完全移籍 41.樺山諒乃介←横浜F・マリノス/完全移籍 2023.01.11 22:08 Wed

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サガン鳥栖は13日、GK岡本昌弘の負傷を報告した。 岡本は5日に行われたトレーニング中に負傷。検査の結果、左下腿三頭筋肉離れと診断されたとのことだ。全治は8週間の見込みとなっている。 41歳のベテランGKである岡本は、ジェフユナイテッド千葉や愛媛FCでのプレーを経て2022年に鳥栖へ完全移籍。今シーズンは明治安田J1リーグで5試合にベンチ入りするも、公式戦出場はない状況だった。 2024.06.13 17:00 Thu

U-23代表FW内野航太郎擁する筑波大がJ1首位町田に勝利! 2回戦全32試合結果一覧【天皇杯】

12日、第104回天皇杯の2回戦32試合が全国各地で行われた。 天皇杯はこの2回戦からJ1勢も登場。したがって、都道府県大会を勝ち抜き、1回戦も突破した社会人チーム、大学生チームによる“ジャイキリ”が発生しやすいのが、この2回戦。 昨年大躍進の高知ユナイテッドSC(JFL)がサガン鳥栖に敗れた一方、新潟県代表の北信越フットボールリーグ1部・JAPAN.S.C.(JAPANサッカーカレッジ)が名古屋グランパスを撃破し、“ジャイキリ”を完成させた。 また、J1首位のFC町田ゼルビアが、筑波大学に敗れていきなり敗退。1-0で迎えた最終盤、筑波大のU-23日本代表FW内野航太郎に90+1分弾を浴びて追いつかれ、最後はPK戦の末に散った。 その他、下位カテゴリーと対戦したJ1勢、J2勢は概ね勝利で3回戦へ。一方で、都道府県代表として参戦するJ3チームからは、テゲバジャーロ宮崎がジュビロ磐田に勝利している。 2回戦の結果一覧、3回戦の対戦カード一覧は以下の通り。 <span class="paragraph-subtitle">◆2回戦結果</span> 《18:30》 【28】 FC町田ゼルビア(J1) 1-1(PK2-4) 筑波大学(茨城県) 【37】 名古屋グランパス(J1) 0-1 JAPANサッカーカレッジ(新潟県) 【49】 サンフレッチェ広島(J1) 11-2 FCバレイン下関(山口県) 【52】 東京ヴェルディ(J1) 5-0 AC長野パルセイロ(長野県) 《19:00》 【25】 ヴィッセル神戸(J1) 2-0 カターレ富山(富山県) 【26】 徳島ヴォルティス(J2) 1-0 ベガルタ仙台(J2) 【27】 柏レイソル(J1) 2-0 いわてグルージャ盛岡(岩手県) 【29】 セレッソ大阪(J1) 3-1 ジェイリースFC(大分県) 【30】 ヴァンフォーレ甲府(J2) 2-0 Honda FC(アマチュアシード) 【31】 アルビレックス新潟(J1) 4-4(PK3-1) ギラヴァンツ北九州(福岡県) 【32】 V・ファーレン長崎(J2) 3-2 カマタマーレ讃岐(香川県) 【33】 鹿島アントラーズ(J1) 2-1 奈良クラブ(奈良県) 【34】 藤枝MYFC(J2) 2-0 栃木SC(J2) 【35】 サガン鳥栖(J1) 2-1 高知ユナイテッドSC(高知県) 【36】 横浜FC(J2) 2-1 ヴァンラーレ八戸(青森県) 【38】 ザスパ群馬(J2) 1-1(PK2-3) レノファ山口FC(J2) 【39】 京都サンガF.C.(J1) 2-0 大宮アルディージャ(埼玉県) 【40】 清水エスパルス(J2) 9-0 三菱重工長崎SC(長崎県) 【41】 横浜F・マリノス(J1) 2-2(PK5-4) FC岐阜(岐阜県) 【42】 ロアッソ熊本(J2) 1-2 水戸ホーリーホック(J2) 【43】 ガンバ大阪(J1) 3-0 福島ユナイテッドFC(福島県) 【44】 ジュビロ磐田(J1) 1-2 テゲバジャーロ宮崎(宮崎県) 【45】 川崎フロンターレ(J1) 2-0 ソニー仙台FC(宮城県) 【46】 大分トリニータ(J2) 1-0 鹿児島ユナイテッドFC(J2) 【47】 FC東京(J1) 3-0 ヴィアティン三重(三重県) 【48】 ジェフユナイテッド千葉(J2) 2-1 中京大学(愛知県) 【50】 ブラウブリッツ秋田(J2) 0-2 いわきFC(J2) 【51】 湘南ベルマーレ(J2) 3-1 甲南大学(兵庫県) 【53】 アビスパ福岡(J1) 8-0 福山シティFC(広島県) 【54】 ファジアーノ岡山(J2) 1-7 愛媛FC(J2) 【55】 北海道コンサドーレ札幌(J1) 3-1 栃木シティ(栃木県) 【56】 モンテディオ山形(J2) 3-2 SC相模原(神奈川県) <span class="paragraph-subtitle">◆3回戦</span> ▽7月10日(水) 【57】 ヴィッセル神戸 vs 徳島ヴォルティス 【58】 柏レイソル vs 筑波大学 【59】 セレッソ大阪 vs ヴァンフォーレ甲府 【60】 アルビレックス新潟 vs V・ファーレン長崎 【61】 鹿島アントラーズ vs 藤枝MYFC 【62】 サガン鳥栖 vs 横浜FC 【63】 JAPANサッカーカレッジ vs レノファ山口FC 【64】 京都サンガF.C. Vs 清水エスパルス 【65】 横浜F・マリノス vs 水戸ホーリーホック 【66】 ガンバ大阪 vs テゲバジャーロ宮崎 【67】 川崎フロンターレ vs 大分トリニータ 【68】 FC東京 vs ジェフユナイテッド千葉 【69】 サンフレッチェ広島 vs いわきFC 【70】 湘南ベルマーレ vs 東京ヴェルディ 【71】 アビスパ福岡 vs 愛媛FC 【72】 北海道コンサドーレ札幌 vs モンテディオ山形 2024.06.12 22:05 Wed

【Jリーグ出場停止情報】代表ウィーク明け初戦の浦和はショルツ不在に…横浜FMのエドゥアルド、鳥栖の山﨑浩介も出場停止

Jリーグは3日、明治安田Jリーグ各カテゴリーの出場停止選手を発表した。 J1リーグからは浦和レッズDFアレクサンダー・ショルツ、横浜F・マリノスDFエドゥアルド、サガン鳥栖DF山﨑浩介。3選手はそれぞれ警告の累積による1試合停止の処分が確定した。 J2リーグからは4選手が処分対象に。一発退場の大分トリニータDF藤原優大は「相手チームの決定的得点機会の阻止」で1試合停止に処された。 また、J3リーグからは5選手で、一発退場のいわてグルージャ盛岡DF深津康太も「相手チームの決定的得点機会の阻止」により、1試合停止処分が決まった。 【明治安田J1リーグ】 DFアレクサンダー・ショルツ(浦和レッズ) 第18節 vsセレッソ大阪(6/15) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DFエドゥアルド(横浜F・マリノス) 第18節 vsFC町田ゼルビア(6/15) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF山﨑浩介(サガン鳥栖) 第18節 vsアビスパ福岡(6/16) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田J2リーグ】 佐々木翔悟(ジェフユナイテッド千葉) 第19節 vsレノファ山口FC(6/8) 今回の停止:1試合停止 DF田上大地(ファジアーノ岡山) 第19節 vs鹿児島ユナイテッドFC(6/9) 今回の停止:1試合停止 MF小酒井新大(大分トリニータ) 第19節 vsモンテディオ山形(6/9) 今回の停止:1試合停止 DF藤原優大(大分トリニータ) 第19節 vsモンテディオ山形(6/9) 今回の停止:1試合停止 【明治安田J3リーグ】 DF深津康太(いわてグルージャ盛岡) 第17節 vsAC長野パルセイロ(6/16) 今回の停止:1試合停止 MF安光将作(カターレ富山) 第17節 vs大宮アルディージャ(6/16) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF田中恵太(ガイナーレ鳥取) 第16節 vs松本山雅FC(6/8) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MFトーマス・モスキオン(FC今治) 第16節 vsFC琉球(6/8) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF力安祥伍(テゲバジャーロ宮崎) 第16節 vsギラヴァンツ北九州(6/9) 今回の停止:1試合停止 2024.06.03 19:55 Mon

ルヴァンカップのニューヒーロー賞、第1回途中集計結果! POラウンド進出クラブからは3選手

Jリーグは3日、2024JリーグYBCルヴァンカップのニューヒーロー賞第1回途中集計結果を発表した。 同賞は過去の受賞者を除く21歳以下(2024年12月31日に満21歳以下)の選手を対象に報道関係者の投票で決められ、今回は1stラウンド終了時の途中集計結果となった。 プレーオフラウンドに勝ち進むチームからは土肥幹太、吉田温紀、越道草太がノミネート。また、今大会から出場のJ2&J3勢からは計5選手が占める結果となった。 ◆第1回途中集計結果(順不同) MF堀内陽太(浦和レッズ/20歳) 出場数:1試合 DF土肥幹太(FC東京/20歳) 出場数:1試合 ★ MF吉田温紀(名古屋グランパス/21歳) 出場数:2試合 ★ MF越道草太(サンフレッチェ広島/20歳) 出場数:2試合 ★ FW末永透瑛(レノファ山口FC/19歳) 出場数:1試合 MF平原隆暉(ギラヴァンツ北九州/21歳) 出場数:2試合 FW横山歩夢(サガン鳥栖/21歳) 出場数:2試合 DF小島凛士郎(鹿児島ユナイテッドFC/19歳) 出場数:1試合 FW武星弥(鹿児島ユナイテッドFC/20歳) 出場数:1試合 MF岡澤昂星(FC琉球/21歳) 出場数:2試合 ★=プレーオフラウンド進出クラブ 2024.06.03 14:35 Mon

それぞれのチームにとって1勝の価値って違うと思うんです。観客も?!の巻/倉井史也のJリーグ

今週も先週に引き続き、大事な話をしま〜す。みんな〜、大事だから寝てても後で分かるように、ちゃんとまとめておいたからね〜。そもそも「大事な話」を話して終わるなんてダメだと思うんだけど、学校じゃよくそんな目に遭ってたよね〜。で、だいたい忘れて怒られるんだ〜。 じゃあまず大事なのは、柏と湘南を除いた2023年の決算資料。このなかで、入場料収入というクラブにとって根幹となる数字が出てるんだけど、それはこんな感じになってます(単位:百万円)。 札幌 :  775 鹿島  :1,201 浦和  :2,145 FC東京 :1,208 川崎  :1,258 横浜FM :1,499 横浜FC:  524 新潟 :  847 名古屋  :1,243 京都 :  599 G大阪 :  970 C大阪 :  900 神戸  :1,320 広島 :  631 福岡 :  618 鳥栖 :  619 でもって、それぞれの総入場者数はこうでした(単位:人)。 札幌  :273,456 鹿島  :374,521 浦和  :518,648 FC東京 :499,965 川崎  :337,286 横浜FM :471,164 横浜FC :155,184 新潟  :392,920 名古屋  :467,575 京都  :224,893 G大阪  :395,639 C大阪  :290,251 神戸  :383,408 広島  :274,170 福岡  :166,025 鳥栖  :173,924 ということは、客単価はこうなります(単位:円)。 札幌  :2,834 鹿島  :3,207 浦和  :4,136 FC東京 :2,416 川崎  :3,730 横浜FM :3,181 横浜FC :3,377 新潟  :2,156 名古屋  :2,658 京都  :2,663 G大阪  :2,452 C大阪  :3,101 神戸  :3,443 広島  :2,301 福岡  :3,722 鳥栖  :3,559 おお、さすがは浦和。客単価が唯一の1人4000円台。で、次に調べるのがホームの勝利数(単位:試合)。 札幌  :5 鹿島  :8 浦和  :8 FC東京 :9 川崎  :7 横浜FM :11 横浜FC :5 新潟  :6 名古屋  :8 京都  :8 G大阪  :6 C大阪  :9 神戸  :11 広島  :10 福岡  :8 鳥栖  :5 ということは、いいですか、どのクラブの勝利が一番単価が高いか(客単価×17試合/勝利数)というと(単位:円)、  1位  : 鳥栖/12,101  2位  : 横浜FC/11,481  3位  : 札幌/9,636  4位  : 川崎/9,058  5位  : 浦和/8,788  6位  : 福岡/7,910  7位  : G大阪/6,947  8位  : 鹿島/6,814  9位  : 新潟/6,108 10位  : C大阪/5,857 11位  : 京都/5,660 12位  : 名古屋/5,649 13位  : 神戸/5,321 14位  : 横浜FM/4,917 15位  : FC東京/4,564 16位  : 広島/3,913 ということで、去年もっともホームゲームの勝利の価値が高かったのは鳥栖!! 一番安かったのは広島!! え? これって鳥栖を褒めていいの? むしろ広島?! まぁ1勝を見るまでにこれくらいかかるってことですから、やっぱり広島が一番すごいってことですね。というか、鳥栖の勝利、それくらいの価値があるから見られたら大喜びするべきですよ。 <div id="cws_ad"><hr>【倉井史也】</br>試合当日は、はやる気持ちを抑えられずスタジアムに受け付け開始と同時に駆けつけ、選手のバスが両方行ってしまうまで名残を惜しむ。自慢は対戦カードの因縁をよく覚えていること。特にサポーター寄りのネタが得意。パッと見は若いが実は年齢不詳のライター。</div> 2024.06.01 10:45 Sat

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格上相手の敗戦をリーグ戦に活かせるか? JFL勢、地域リーグ勢、都道府県リーグ勢の2回戦まとめ【天皇杯】

12日、第104回天皇杯の2回戦32試合が全国各地で行われた。ここではJFL勢、地域リーグ勢、都道府県リーグ勢として今大会参戦のクラブにクローズアップする。(カッコ内は都道府県ではなく所属カテゴリー) ◆都道府県リーグ勢 ▽三菱重工長崎(長崎県1部) 0-9 清水(J2) 長崎の地に長く歴史を持ち、通算11回目の天皇杯出場となった長崎県1部王者・三菱重工長崎SC。1回戦の大学生チーム撃破で16年ぶりとなる天皇杯白星を挙げ、2回戦は清水エスパルスとの対戦に。敵地日本平に乗り込んでの一戦は、開始早々の失点を皮切りに0-9と大敗…この差は致し方ない。この経験を2017年以来となる九州サッカーリーグ復帰に繋げたい。 ◆地域リーグ勢 ▽福山(中国) 0-8 福岡(J1) 地域リーグやJFLを見つめるファンにお馴染みの中国サッカーリーグ王者・福山シティFC。魅力溢れるムービングフットボールが歴代指揮官から受け継がれるなか、J1屈指の堅守を誇るアビスパ福岡と対戦…結果は元イラン代表FWシャハブ・ザへディの2発などに沈んで0-8大敗に。3年連続の地域CL行き、念願のJFL参入を目指す福山。やはり、この経験を活かしたい。 ▽下関(中国) 2-11 広島(J1) 中国サッカーリーグの第二勢力、昨季3位のFCバレイン下関。元J2山口のFW岸田和人が所属するなか、今季は順調に勝ち点を稼ぐ福山やSRC広島に差をつけられリーグ5位となっているが、天皇杯はクラブ史上初の1回戦突破。2回戦ではサンフレッチェ広島に実力差を見せつけられる11失点惨敗となったが、2得点に何かを見出し、今後の浮上へ足掛かりとできるか。 ▽ジェイリース(九州) 1-3 C大阪(J1) 大分県の実業団クラブ、昨季九州サッカーリーグ3位で全国社会人サッカー選手権大会にも出場…地域CLまであと一歩だったジェイリースFC。大分トリニータ等で活躍した著名な元Jリーガーが非常に多い彼らは、敵地ヨドコウでセレッソ大阪と対戦し、1-3と惜敗。DF福本考佑が意地の1点も及ばなかった。九州リーグでは現在2位…優勝とJFL昇格へ力はある。 ▽JSC(北信越1部) 1-0 名古屋(J1) 新潟県のサッカー専門学校、JAPANサッカーカレッジ(JSC)が運営するJAPAN.S.C.。現在北信越フットボールリーグ1部で福井ユナイテッドFCを抑えて首位というなか、敵地・豊田スタジアムで名古屋グランパスを撃破だ。51分、今季北信越1部で5試合8得点の24歳FW上元直樹が決めた一発を守り抜き、美しきジャイキリを完成させた。 ◆日本フットボールリーグ(JFL)勢 ▽高知(JFL) 1-2 鳥栖(J1) 昨季天皇杯でJ1勢に対してジャイキリ2回、今季はJFLで首位をひた走るという高知ユナイテッドSC。自慢の堅守速攻に加え、吉本岳史監督体制3年目でチーム全体が進化した印象の彼らだが、今回は惜しくも2回戦敗退…サガン鳥栖相手にカウンター一辺倒ではないサッカーを展開も1-2の惜敗に。後半AT弾で大逆転勝利の直近リーグ戦から中2日、大健闘だ。 ▽栃木C(JFL) 1-3 札幌(J1) 昨季関東サッカーリーグ1部2位で、今季よりJFL昇格の栃木シティ。豊富な資金力で自前のホームスタジアムも有する栃木Cは、1回戦で同じJFLの横河武蔵野FCに勝利し、2回戦では北海道コンサドーレ札幌との対戦に。結果はFW表原玄太が1点を返すも1-3惜敗に…ただ、昇格組ながらもJFL(現在)3位、リーグ最多得点の底力は見せつけた。いざ、さらなる高みへ。 ▽V三重(JFL) 0-3 FC東京(J1) 三重県勢初のJリーグ参入へ、アトレチコ鈴鹿(JFL)やFC.ISE-SHIMA(東海1部)を凌駕し、最も近い位置にいると言ってよいであろうヴィアティン三重。JFL屈指の集客力を誇るオレンジ軍団は、今大会1回戦にて2017年のJFL昇格同期であるFC今治を下すも、2回戦はFC東京に0-3で力負けとなった。クラブの輝かしい未来へ、この経験を必ずや糧にしたい。 ▽Honda(JFL) 0-2 甲府(J2) 言わずと知れた国内最強の実業団、JFLの盟主にして“Jへの門番”、昨季JFL王者のHonda FC。2019年の浦和レッズ撃破でさえ、見る人によっては驚きではないと言う彼らは、アマチュアシードとしてヴァンフォーレ甲府と対戦…途中出場ピーター・ウタカ2発で惜しくも敗れている。Hondaの天皇杯敗退は、J3参入を目指す他のJFLクラブにとって厄介でしかない。 ▽ソニー(JFL) 0-2 川崎F(J1) JFLでHondaとともに門番的役割を担う、世界のSONYはソニー仙台FC。今季リーグで不振にあえぐなか、1回戦で群馬県代表・関東サッカーリーグ2部のTonan前橋に勝利したが、2回戦は川崎フロンターレに0-2と敗れることに。普段より一段と高いレベルでの試合を経て、リーグの巻き返しに活かせるか。Hondaやソニーが強いと、他のチームも一層気が引き締まる。 2024.06.12 22:15 Wed

FC大阪がJFL枚方からマリックをレンタル…Jリーグ初挑戦に

FC大阪は10日、日本フットボールリーグ(JFL)のFCティアモ枚方からDFマリック(24)の期限付き移籍加入を発表した。加入期間は2025年1月31日までで、背番号「44」をつける。 東京都生まれのマリックは尚志高校、山梨学院大学を経て、2023年に枚方入り。今季のJFLでは9試合2得点、大阪サッカー選手権では1試合出場をマークする。 JFL経由でJリーグ挑戦のマリックはクラブの公式サイトで「FCティアモ枚方から来ましたフォファナ マリックです」と挨拶とともに、意気込みを語っている。 「シーズン途中での加入ですが、皆様の力になれるよう頑張ります! そしてJ2昇格しましょう! ファン・サポーターの皆様よろしくお願いします」 2024.06.10 15:30 Mon

【JFL第11節】V三重が昇格8年目のHonda戦初白星! 浦安は滋賀を撃破、首位高知が大逆転勝利で再び勢い加速へ

9日、日本フットボールリーグ(JFL)第11節の6試合が各地で行われた。 ◇V三重 2-0 Honda 3試合勝利から遠ざかる7位・ヴィアティン三重は、ホームで“盟主”Honda FCと対戦。昨季2戦2敗、2017年のJFL昇格から一度も勝てていないHondaに対し、8年目の初勝利だ。 まずは16分、MF梁賢柱が30m超の直接FKを低い弾道で突き刺すという、パンチの効いた先制点。そして27分、左CKにDF饗庭瑞生がヘディング弾を叩き込んでリードを広げる。 その後の追加点こそなかったが、このまま試合を終わらせ勝ち点3。3連勝中と勢いが出てきた矢先のHondaを沈める、快心の勝利だ。 ◇浦安 2-1 滋賀 前節最下位脱出のブリオベッカ浦安がレイラック滋賀を撃破。8分、右サイドを崩した浦安は、マイナスのクロスにMF上松瑛が上手くバウンドを見極め、右足ボレーを突き刺す。 ここから長らく1点リードを保って迎えた90+4分、相手最終ラインへのプレッシングがハマってボックス内でボール奪取。途中出場のキャプテン、MF橋本龍馬が左足弾を流し込んだ。 90+10分にパワープレー攻勢から1点を返されるも、逃げ切り成功で2-1勝利。昨季最終節で滋賀を奈落の底へ突き落とした浦安が、第5節以来6試合ぶりの勝ち点3を手に入れた。 ◇青森 2-0 ソニー ラインメール青森がソニー仙台FCを撃破で6戦無敗に。開始6分、前線から鋭くプレッシングをかけ、今季浦安から加入の187cmFW村上弘有が奪って素早く右足弾を流し込む。 追加点は64分。村上弘に代わって途中出場のブラジル人FWエドワルドが、右サイドからのクロスに飛び込み、最後は粘ってネットへ押し込む。青森は2試合連続の無失点勝利だ。 ◇高知 3-2 ミネベア 首位・高知ユナイテッドSCは2連敗で迎えた前節、アウェイで2位・FCティアモ枚方に勝利して持ち直し成功。そして今節はホームで最下位のミネベアミツミFCに大逆転勝利だ。 0-1ビハインドで迎えた45分にMF佐々木敦河が同点弾も、後半頭に勝ち越され、以降も押し込まれる展開に。先日J2水戸から加入した19歳FW内田優晟などの投入で打開を図る。 すると88分にDF上月翔聖の右足ボレーで追いつき、勢いそのままに90+1分、途中出場FW小林心が値千金の逆転弾。このまま逃げ切り、2位枚方との勝ち点5差をキープした。 ◇沖縄 0-2 V大分 昨季最下位から一転、今季開幕から上位陣に喰い込む沖縄SVだが、今節はホームでヴェルスパ大分に手痛い敗戦。31分にPKで先制されると、後半ラストプレーで追加点も奪われた。 この結果、前節時点で4位の沖縄は6位まで後退。今節は3位Hondaも敗れたなか、5位の栃木シティがFCマルヤス岡崎に3-0と快勝…昇格組の栃木Cが3位まで浮上している。 ◆JFL第11節 ▽6月9日(日) 高知ユナイテッドSC 3-2 ミネベアミツミFC ヴィアティン三重 2-0 Honda FC ラインメール青森 2-0 ソニー仙台FC ブリオベッカ浦安 2-1 レイラック滋賀 FCマルヤス岡崎 0-3 栃木シティ 沖縄SV 0-1 ヴェルスパ大分 ▽6月7日(金) クリアソン新宿 1-4 FCティアモ枚方 ▽6月8日(土) 横河武蔵野FC 1-0 アトレチコ鈴鹿 ◆順位表 1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点27 | +13 2位 FCティアモ枚方 | 勝ち点22 | +6 3位 栃木シティ | 勝ち点20 | +8 4位 ヴィアティン三重 | 勝ち点19 | +4 5位 Honda FC | 勝ち点18 | +5 6位 沖縄SV | 勝ち点18 | +3 7位 レイラック滋賀 | 勝ち点16 | +5 8位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点16 | +2 9位 ラインメール青森 | 勝ち点15 | +2 10位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点13 | -2 11位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点13 | -2 12位 ソニー仙台FC | 勝ち点12 | -4 13位 横河武蔵野FC | 勝ち点12 | -6 14位 クリアソン新宿 | 勝ち点9 | -12 15位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点8 | -6 16位 ミネベアミツミFC | 勝ち点5 | -16 2024.06.09 17:00 Sun

【JFL第11節】首位高知が魂の大逆転勝利! 88分弾&90+1分弾でミネベア沈める…今季の強さはホンモノ?

9日、日本フットボールリーグ(JFL)第11節の高知ユナイテッドSC vs ミネベアミツミFCが高知県立春野総合運動公園陸上競技場で行われ、高知が3-2の大逆転勝利だ。 開幕7連勝の首位高知は第8節から2連敗も、前節アウェイで2位・FCティアモ枚方との「勝ち点2差」直接対決を制して首位キープ。メンタル面を含め、持ち直しに成功した。 迎えた今節、ホームで相手は最下位のミネベア。 雨が降りしきるなか、1点が取れそうで取れない時間が続き、とうとう38分に被弾。高知最終ラインから出た不用意な縦パスをミネベアにカットされ、MF杉田達哉に先制点を奪われる。 それでも前半ラストで同点に。45分、高知はしぶとい連続攻撃から左サイドを崩し、最後はゴール前の混戦からMF佐々木敦河。こぼれ球を押し込んでネットを揺らした。 良い時間で追いつけた高知だが、ここからが苦しかった。 前半ラストの被弾を苦にしなかったミネベア。後半頭の50分、左サイドから入った斜めのクロスに頭で合わせたのは、やはり杉田。アウェイで首位相手に勝ち越すことに成功した。 高知はなんとか再びタイスコアに持ち込むべく、58分に今季全試合途中出場で4得点のFW小林心、69分には先日J2水戸から加入した19歳FW内田優晟の投入で打開を図る。 しかし、勝ち越しで勢いが増した最下位ミネベアを押し返すことができず、後半は常に劣勢。勝敗は決しているかのようにも思える時間が、85分ごろまで続いた。 それでも、2024シーズンの高知ユナイテッドSCは“持ってる”チームなのか。 87分、ミネベアのセットプレーを凌いで反撃に転じ、敵陣でFKを獲得した高知。ここから左CKも獲得し、ミネベアの11人をボックス近辺まで押し込んだ状態で同点弾が生まれた。 88分、佐々木が後方から斜めの浮き球をボックス右へ送り、ゴール前への折り返しに飛び込んだのはDF上月翔聖。右足インサイドで上手く合わせたボレーがネットへ吸い込まれた。 さらに90+1分、上月が左サイドから大きくサイドチェンジ。ボックス右からDF吉田知樹が頭で落とし、途中出場の小林が相手DFと競り合いながら右足ループ弾を流し込んだ。 小林はまさに“最強ジョーカー”。今季全11試合途中出場で5ゴール目となり、この試合含め、うち4ゴールが80分以降のもの。昨年天皇杯でガンバ大阪を沈めた、あのストライカーだ。 結局、小林の90+1分弾が決勝点となり、ホームの高知が3-2と大逆転勝利。強い雨が降るなか、春野陸上競技場に詰めかけた観衆1163人の大歓声が高知の選手たちに降り注いだ。 高知ユナイテッドSC 3-2 ミネベアミツミFC 【高知】 佐々木敦河(前45) 上月翔聖(後43) 小林心(後45+1) 【ミネベア】 杉田達哉(前38、後5) 2024.06.09 15:49 Sun

【JFL第11節】明暗分かれた首都クラブ…新宿が“ホーム国立”で2位枚方に4失点大敗、武蔵野は数的不利も鈴鹿を1-0撃破

7日〜8日にかけ、日本フットボールリーグ(JFL)第11節の2試合が行われた。 ◇新宿 1-4 枚方 東京・国立競技場開催のクリアソン新宿vsFCティアモ枚方。新宿は昨年の国立ホームゲームで見事に逆転勝利を挙げていたが、観衆1万6480人が詰めかけた今回は惨敗だ。 2位枚方としては前節、首位・高知ユナイテッドSCとのホーム直接対決で「勝てば首位浮上」も、0-1敗戦で落として勝ち点5差に。ここで下位新宿に勝たないわけにはいかなかった。 まずは28分、新宿最終ラインのDF米原祐にプレッシングをかけるは、J3讃岐を経験して帰ってきた枚方FW森本ヒマン。素早く奪ってGKと一対一…左足シュートを流し込んだ。 森本はさらに39分、立て続けのCKから最後に蹴り込んで追加点。新宿は直前の38分にDF瀬川和樹が負傷交代しており、ここを重要局面として集中力を高めていたが、痛い被弾に。 2点ビハインドの新宿はさらに51分、左サイドに流れた枚方の森本がクロスを上げると、決して処理の難しいボールではなかったが、対応したDF相澤佑哉のヘディングが自軍ゴールへ。 オウンゴールで3点差となると、直後の55分には左サイドを崩され、ファーから駆け上がった枚方のFW山口隆希がスコアを0-4とする実質的なダメ押し。新宿は今季3度目の4失点だ。 結局、新宿は86分に途中出場FW齊藤和樹のダイビングヘッドで1点を返すも、1-4で敗れて前節・レイラック滋賀戦に続く連勝ならず。北嶋秀朗監督体制1年目は「忍耐の1年」か。 枚方のほうは実りある白星に。首位高知をも苦しめた一気呵成の勢いは二川孝広監督体制2年目で鉄板となり、今季なかなかゴールのなかった森本が2得点&実質2アシストも良い兆候か。 ◇武蔵野 1-0 鈴鹿 日本サッカーの新興勢力である新宿が惨敗を喫した一方、JFLでもうひとつの首都クラブ、由緒正しきアマチュアの名門・横河武蔵野FCは、ホームでアトレチコ鈴鹿を撃破した。 武蔵野は22分、ややラッキーな形ながらも敵陣でインターセプトに成功し、繋いで繋いでFW澤野康介がボックス内へ侵入。対応した鈴鹿のDF藤武剛に倒されてPKを獲得する。 キッカーを務めた在籍7年目のチームキャプテン、DF小林大地がリラックスした足取りから左足で沈め、23分に先制。1点のリードを保ったまま、時計の針を進めていく。 ところが、そろそろ試合も終盤へ…という73分、武蔵野はセットプレーの守備から味方のロングボールにスプリントしたFW石原幸治が、相手DFの足を蹴ってしまい、一発レッドに。 これで数的不利となった武蔵野。交代枠も使い切っていたなか、1点を追う鈴鹿に押し込まれる時間が増えるも、[5-3-1]と[4-4-1]を使い分けた守備でなんとかやり過ごしていく。 このまま最少スコアで逃げ切りに成功し、3月30日の第4節で新宿に勝利して以来となる、約2カ月ぶり、7試合ぶりの白星に。直近2試合とも0-3で敗れていたなか、待望の勝ち点3だ。 対して鈴鹿。第9節でヴィアティン三重とのアウェイ同県対決を制した勢いは、前節の敗戦で早くも削がれ、これで2連敗に。今季は開幕2連勝だったが、その後は連勝が一度もない。 ◆JFL第11節 ▽6月7日(金) クリアソン新宿 1-4 FCティアモ枚方 ▽6月8日(土) 横河武蔵野FC 1-0 アトレチコ鈴鹿 ▽6月9日(日) [13:00] 高知ユナイテッドSC vs ミネベアミツミFC ヴィアティン三重 vs Honda FC ラインメール青森 vs ソニー仙台FC ブリオベッカ浦安 vs レイラック滋賀 FCマルヤス岡崎 vs 栃木シティ [15:00] 沖縄SV vs ヴェルスパ大分 ◆順位表(暫定) 1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点24 | +12 2位 FCティアモ枚方 | 勝ち点22 | +6 3位 Honda FC | 勝ち点18 | +7 4位 沖縄SV | 勝ち点18 | +5 5位 栃木シティ | 勝ち点17 | +5 6位 レイラック滋賀 | 勝ち点16 | +6 7位 ヴィアティン三重 | 勝ち点16 | +2 8位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点13 | +1 9位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点13 | ±0 10位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点13 | -2 11位 ラインメール青森 | 勝ち点12 | ±0 12位 ソニー仙台FC | 勝ち点12 | -2 13位 横河武蔵野FC | 勝ち点12 | -6 14位 クリアソン新宿 | 勝ち点9 | -12 15位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点5 | -7 16位 ミネベアミツミFC | 勝ち点5 | -15 2024.06.08 15:40 Sat
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