讃岐が今季加入の主力3選手と契約更新! 赤星魁麻、岩岸宗志、奥田雄大

2023.12.22 12:50 Fri
©︎J.LEAGUE
カマタマーレ讃岐は22日、FW赤星魁麻(26)、FW岩岸宗志(22)、DF奥田雄大(26)の契約更新を発表した。

赤星は今季、高知ユナイテッドSCから完全移籍。岩岸は同志社大学から入団のルーキーで、奥田も徳島ヴォルティスから今季加入した。
その3選手は今季、それぞれ主力としてプレー。赤星がJ3リーグ34試合3得点、岩岸は25試合2得点、奥田が32試合3得点だった。

クラブの公式サイトを通じてはそれぞれが決意を新たにしている。

◆赤星魁麻
「来シーズンもカマタマーレ讃岐でプレーさせて頂くことになりました。今シーズン、非常に悔しい結果に終わってしまったので来シーズンはJ2昇格、個人としては結果に拘って皆さんを楽しませることができるシーズンにしたいと思います。来シーズンも応援宜しくお願いします」
◆岩岸宗志
「カマタマーレ讃岐のファン・サポーターの皆様、そしてカマタマーレ讃岐に関わる全ての皆様、2023シーズン共に戦っていただきありがとうございました。来シーズンもカマタマーレ讃岐でプレーさせていただくことになりました。プロ1年目、試合に出られない時期や出ても全く勝利に貢献できない時期、また少しは貢献できた時期、本当に色々なことを経験し、成長を感じられたシーズンでした。来シーズンこそは、必ずJ2昇格を成し遂げられるよう、目に見える結果を貪欲に追い求めてプレーします。2024シーズンも共に戦ってください」

◆奥田雄大
「プロキャリアで初めて2年続けて同じチームで闘います。サッカーでお金をいただいている以上、正直結果が全てだと感じながら日々取り組んできました。その中で今年はチームとしても個人としても到底納得のいく訳のないシーズンを過ごしました。来シーズンはこの悔しさ、不甲斐なさを胸に目の前の勝利を全力で掴み取りにいきます。そしてその勝利が必然であると感じられるくらいのさらなる努力の積み上げ方をしていきます。共に讃岐がまだ見たことない景色を見に行きましょう」

赤星魁麻の関連記事

【Jリーグ移籍情報まとめ/12月22日】日本代表DF森下龍矢がポーランド移籍で合意、川崎FはDF三浦颯太を甲府から獲得

Jリーグ移籍情報まとめ。12月22日付けのJリーグ各クラブにおける移籍動向を一挙にお届け。 【<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=456111&div=1">J2移籍情報</a> | <a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=456111&div=2">J3移籍情報</a>】 <span class="paragraph-subtitle">【J1移籍情報】日本代表に招集された三浦颯太が川崎Fに完全移籍</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/transfer20231222_tw1.jpg" alt="日本代表に招集された三浦颯太が川崎Fに完全移籍" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;">©︎超ワールドサッカー<hr></div> ◆FC東京 《契約更新》 DF白井康介(29) [IN] 《期限付き移籍満了》 GK波多野豪(25)←V・ファーレン長崎 [OUT] 《期限付き移籍》 DF木村誠二(22)→サガン鳥栖 ◆川崎フロンターレ [IN] 《完全移籍》 DF三浦颯太(23)←ヴァンフォーレ甲府 《期限付き移籍満了》 FW宮城天(22)←モンテディオ山形 [OUT] 《育成型期限付き移籍延長》 FW五十嵐太陽(20)→レノファ山口FC ◆横浜F・マリノス 《契約更新》 MF渡辺皓太(25) DF實藤友紀(34) [OUT] 《完全移籍》 GKオビ・パウエル・オビンナ(26)→ヴィッセル神戸 《育成型期限付き移籍延長》 DF西田勇祐(20)→AC長野パルセイロ ◆横浜FC [OUT] 《完全移籍》 GK大内一生(23)→松本山雅FC ◆湘南ベルマーレ 《契約更新》 DF大野和成(34) DF松村晟怜(20) ◆名古屋グランパス 《契約更新》 DF野上結貴(32) MF米本拓司(33) MF和泉竜司(30) MF森島司(26) MF稲垣祥(31) GK武田洋平(36) FW永井謙佑(34) MF久保藤次郎(24) DF河面旺成(29) DF行德瑛(19) MF吉田温紀(20) GK杉本大地(30) [OUT] DF森下龍矢(26)→レギア・ワルシャワ(ポーランド) ◆ヴィッセル神戸 [IN] 《完全移籍》 GKオビ・パウエル・オビンナ(26)←横浜F・マリノス [OUT] 《契約満了》 GKフェリペ・メギオラーロ(24) ◆サンフレッチェ広島 《契約更新》 DF塩谷司(35) MF越道草太(19) [OUT] 《育成型期限付き移籍》 FW棚田遼(20)→いわきFC ◆アビスパ福岡 《契約更新》 DF宮大樹(27) MF紺野和也(26) FW鶴野怜樹(22) DF前嶋洋太(26) FW佐藤凌我(24) GK永石拓海(27) DF小田逸稀(25) DF湯澤聖人(30) MF金森健志(29) ◆サガン鳥栖 [IN] 《完全移籍》 FWヴィニシウス・アラウージョ(30)←FC今治 GKアルナウ(25)←奈良クラブ 《期限付き移籍》 DF木村誠二(22)←FC東京 <span class="paragraph-title">【J2移籍情報】J1昇格の東京Vが着実に補強</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/transfer20231222_tw2.jpg" alt="J1昇格の東京Vが着実に補強/袴田裕太郎" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;">©︎J.LEAGUE<hr></div> 【<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=456111">J1移籍情報</a> | <a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=456111&div=2">J3移籍情報</a>】 ◆ベガルタ仙台 [OUT] 《完全移籍》 DF福森直也(31)→FC今治 《契約満了》 MF秋山陽介(28) ◆ブラウブリッツ秋田 [IN] 《完全移籍》 DF村松航太(26)←V・ファーレン長崎 《期限付き移籍満了》 FW半田航也(25)←ヴェルスパ大分(JFL) ◆モンテディオ山形 [IN] 《完全移籍》 DF西村慧祐(25)←大宮アルディージャ(期限付き→完全) [OUT] 《期限付き移籍満了》 FW宮城天(22)→川崎フロンターレ ◆いわきFC [IN] 《完全移籍》 DFパク・ジュンヨン(28)←安山グリーナーズ(韓国) 《育成型期限付き移籍》 FW棚田遼(20)←サンフレッチェ広島 [OUT] 《完全移籍》 MF永井颯太(24)→東京ヴェルディ DF河村匠(23)→東京ヴェルディ ◆水戸ホーリーホック 《契約更新》 MF杉浦文哉(24) ◆ザスパクサツ群馬 [OUT] 《完全移籍》 MF内田達也(31)→FCティアモ枚方(JFL) ◆大宮アルディージャ [IN] 《完全移籍》 DF濱田水輝(33)←ファジアーノ岡山 DF下口稚葉(25)←ファジアーノ岡山 [OUT] 《完全移籍》 DF西村慧祐(25)→モンテディオ山形(期限付き→完全) DF袴田裕太郎(27)→東京ヴェルディ ◆東京ヴェルディ 《契約更新》 FW山田剛綺(23) FW河村慶人(24) [IN] 《完全移籍》 MF永井颯太(24)←いわきFC DF河村匠(23)←いわきFC DF袴田裕太郎(27)←大宮アルディージャ ◆ヴァンフォーレ甲府 [OUT] 《完全移籍》 DF三浦颯太(23)→川崎フロンターレ ◆ツエーゲン金沢 《契約更新》 DF庄司朋乃也(26) DF長峰祐斗(23) DF井上竜太(23) [IN] 《完全移籍》 FW土信田悠生(24)←ロアッソ熊本 ◆藤枝MYFC 《契約更新》 FWアンデルソン(22) ◆ファジアーノ岡山 《契約更新》 DF柳育崇(29) [OUT] 《完全移籍》 DF濱田水輝(33)→大宮アルディージャ DF下口稚葉(25→大宮アルディージャ [OUT] 《契約満了》 FWチアゴ・アウベス(30) ◆レノファ山口FC [IN] 《育成型期限付き移籍延長》 FW五十嵐太陽(20)←川崎フロンターレ ◆V・ファーレン長崎 [OUT] 《完全移籍》 DF村松航太(26)→ブラウブリッツ秋田 《期限付き移籍満了》 GK波多野豪(25)→FC東京 ◆ロアッソ熊本 [OUT] 《完全移籍》 FW土信田悠生(24)→ツエーゲン金沢 ◆大分トリニータ 《契約更新》 MF梅崎司(36) <span class="paragraph-title">【J3移籍情報】経験豊富な喜山康平が北九州に完全移籍</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/transfer20231222_tw3.jpg" alt="経験豊富な喜山康平が北九州に完全移籍" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;">©︎J.LEAGUE<hr></div> 【<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=456111">J1移籍情報</a> | <a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=456111&div=1">J2移籍情報</a>】 ◆ヴァンラーレ八戸 《契約更新》 GK大西勝伍(33) ◆いわてグルージャ盛岡 《契約更新》 DF斉藤諒(24) ◆Y.S.C.C.横浜 《契約更新》 FWピーダーセン世穏(26) MF田場ディエゴ(27) ◆SC相模原 《契約更新》 FW藤沼拓夢(26) [IN] 《期限付き移籍満了》 MF伊藤恵亮(22)←栃木シティFC(JFL) [OUT] 《完全移籍》 DF温井駿斗(27)→ガイナーレ鳥取 ◆松本山雅FC [IN] 《完全移籍》 GK大内一生(23)←横浜FC [OUT] 《完全移籍》 MF喜山康平(35)→ギラヴァンツ北九州 ◆AC長野パルセイロ [IN] 《育成型期限付き移籍延長》 DF西田勇祐(20)←横浜F・マリノス ◆アスルクラロ沼津 《契約更新》 DF篠崎輝和(25) ◆FC岐阜 [IN] MF文仁柱(24)←ガイナーレ鳥取 ◆奈良クラブ 《契約更新》 DF小谷祐喜(32) [OUT] GKアルナウ(25)→サガン鳥栖 ◆FC大阪 《契約更新》 DF坂本修佑(30) MF宮城和也(25) ◆ガイナーレ鳥取 [IN] 《完全移籍》 MF東出壮太(25)←テゲバジャーロ宮崎 DF温井駿斗(27)←SC相模原 [OUT] 《完全移籍》 MF文仁柱(24)→FC岐阜 ◆カマタマーレ讃岐 《契約更新》 FW赤星魁麻(26) FW岩岸宗志(22) DF奥田雄大(26) ◆愛媛FC [IN] 《完全移籍》 DFパク・ゴヌ(22)←浦項スティーラース(韓国) ◆FC今治 [IN] 《完全移籍》 DF福森直也(31)←ベガルタ仙台 [OUT] 《完全移籍》 FWヴィニシウス・アラウージョ(30)→サガン鳥栖 ◆ギラヴァンツ北九州 《契約更新》 DF本村武揚(26) [IN] 《完全移籍》 MF喜山康平(35)←松本山雅FC ◆テゲバジャーロ宮崎 [OUT] 《完全移籍》 MF東出壮太(25)→ガイナーレ鳥取 ◆鹿児島ユナイテッドFC 《契約更新》 MF渡邉英祐(24) 2023.12.23 10:00 Sat

讃岐、JFL高知からFW赤星魁麻が加入! 今季リーグ戦10得点の大型ストライカー

カマタマーレ讃岐は16日、日本フットボールリーグ(JFL)の高知ユナイテッドSCからFW赤星魁麻(25)が完全移籍で加入すると発表した。 赤星は身長185cmの大型ストライカー。熊本県出身で、2019年に東北社会人サッカーリーグ1部時代のいわきFCに入団し、翌2020年にはいわきと同時にJFLへ昇格した高知に移籍した。 高知には3年間在籍し、今季はJFLで28試合に出場し、得点ランキング7位タイの10得点をマークした。 赤星は新天地となる讃岐の公式サイトを通じ、自身初となるJリーグの舞台へ向けて意気込みを綴っている。 「カマタマーレ讃岐に関わるすべての皆様、高知ユナイテッドSCから加入する事になりました赤星魁麻です。J2昇格という目標を必ず達成できるよう、全身全霊で戦います。これから宜しくお願いします!」 2022.12.16 14:20 Fri

カマタマーレ讃岐の関連記事

thumb

首位独走中・大宮の連勝は「3」でストップ…2位沼津に4発大勝の松本は6位に浮上【明治安田J3第17節】

明治安田J3リーグ第17節の8試合が16日に各地で行われた。 3連勝中で首位独走の大宮アルディージャ(勝ち点39)は11位カターレ富山(勝ち点21)のホームに乗り込んだ。前半は両チーム共にチャンスを作り、特に富山の喜平翼がゴールまであと一歩に迫ったが、大宮守備陣の集中した守備に阻まれ、ハーフタイムを迎える。 後半も無得点のまま終盤まで推移すると、耐えていた大宮に待望の先制点。82分、アルトゥール・シルバがゴール左隅を射抜き、4試合連続ゴールを記録する。しかし、その6分後に碓井聖生がダイレクトシュートを突き刺して富山が同点。大宮は連勝が「3」でストップした。 2連勝中で2位につけるアスルクラロ沼津(勝ち点28)は、9位松本山雅FC(勝ち点23)とのアウェイゲーム。序盤から先手を取ったのは松本で、9分に左サイドのスローインの流れから樋口大輝がヘディングで先制点。5分後には浅川隼人がゴール前に詰めて追加点を奪う。 松本の2点リードで迎えた後半、開始直後に浅川が右クロスを押し込み、3点差とすると、78分には山口一真がダメ押し。2試合連続の4得点で2連勝とした松本は6位に浮上し、敗れた沼津は大宮との勝ち点差が「12」に広がった。 その他、3位FC琉球(勝ち点27)と6位福島ユナイテッドFC(勝ち点23)との上位対決は、2点を先行した福島に軍配が上がり、5位に上昇。5位SC相模原(勝ち点25)は10位FC今治(勝ち点23)に2-1で敗れ、勝利した今治は8位に順位を上げた。 ◆第17節 ▽6/16(日) ヴァンラーレ八戸 0-0 テゲバジャーロ宮崎 松本山雅FC 4-0 アスルクラロ沼津 カマタマーレ讃岐 0-1 ツエーゲン金沢 ギラヴァンツ北九州 2-1 奈良クラブ カターレ富山 1-1 大宮アルディージャ いわてグルージャ盛岡 3-2 AC長野パルセイロ FC今治 2-1 SC相模原 FC琉球 1-2 福島ユナイテッドFC ▽6/15(土) FC大阪 2-1 ガイナーレ鳥取 Y.S.C.C.横浜 1-2 FC岐阜 2024.06.16 21:17 Sun
thumb

首位大宮はアルトゥール・シルバの3戦連発弾守りきり3連勝! 澤崎凌大が直接FK沈めたFC大阪は4位に浮上【明治安田J3リーグ第16節】

9日、明治安田J3リーグ第16節の4試合が全国各地で行われた。 2連勝中の首位大宮アルディージャ(勝ち点36)は、昨シーズン共にJ2リーグを戦った5位ツエーゲン金沢(勝ち点23)との上位対決。先手を取ったのはアウェイの大宮。8分、右サイドからクロスが入るとゴール前で混戦となり、最後はアルトゥール・シルバが押し込んだ。 その後はチャンスを作りながら追加点を得られなかった大宮だが、アルトゥール・シルバの3試合連続ゴールを最後まで死守。リーグ3連勝で独走態勢が続き、敗れた金沢は10試合続いていた無敗がストップした。 7位FC大阪(勝ち点22)は18位に沈むカマタマーレ讃岐(勝ち点14)とのアウェイゲーム。両チーム共にゴールに迫ったなか、FC大阪は28分に決定機。右クロスから古川大悟のヘディングシュートに繋がるが、讃岐のGK今村勇介が右手一本で防ぐ。 ゴールレスで折り返すと、後半はホームの讃岐が猛攻。GK永井建成を中心に凌いだFC大阪は、62分に澤崎凌大が直接FKを沈めて先制。そのまま澤崎のJ初ゴールを守りきり、FC大阪が4位に浮上した。 その他、9位福島ユナイテッドFC(勝ち点20)は16位のヴァンラーレ八戸(勝ち点16)に2-0で勝利し、6位に上昇している。 13位のギラヴァンツ北九州(勝ち点18)と19位のテゲバジャーロ宮崎(勝ち点13)による九州ダービーは、1-1のドロー決着となった。 ◆明治安田J3リーグ第16節 ▽6/9(日) 福島ユナイテッドFC 2-0 ヴァンラーレ八戸 ツエーゲン金沢 0-1 大宮アルディージャ カマタマーレ讃岐 0-1 FC大阪 テゲバジャーロ宮崎 1-1 ギラヴァンツ北九州 ▽6/8(土) AC長野パルセイロ 4-0 Y.S.C.C.横浜 奈良クラブ 2-1 SC相模原 FC琉球 1-0 FC今治 FC岐阜 1-5 アスルクラロ沼津 ガイナーレ鳥取 0-4 松本山雅FC ▽6/26(水) 《19:30》 カターレ富山 vs いわてグルージャ盛岡 2024.06.09 21:08 Sun
thumb

前節初黒星の大宮が讃岐にしっかり勝利! 混戦の2位争いは、琉球が2位、金沢が3位に暫定浮上【明治安田J3第14節】

18日、明治安田J3リーグ第14節の8試合が全国各地で行われた。 無敗で首位を守っていながら、前節初黒星を喫した首位の大宮アルディージャは、前節初勝利を収めたカマタマーレ讃岐と対戦した。 上位と下位の対決となった中、試合は大宮がボールを握っていくと38分に相手のボックス付近で巧みなパス交換で崩していく。 ボックス手前でパスを受けた浦上仁騎が縦パスを入れると、大澤朋也が粘りながらボックス内に持ち込み横パス。これを杉本健勇がダイレクトで落とし、下口稚葉がダイレクトパス。これをボックス内で受けたアルトゥール・シルバが冷静に右足で蹴り込み、大宮が先制する。なお、これは大宮にとってのJリーグ通算1200ゴール目となった。 良い形で先制した大宮は1点リードで迎えた50分に追加点。ボックス左でボールを持った泉柊椰が仕掛けを狙いながらもバックパス。これを受けた小島幹敏が得意の左足でクロスを入れると、低いクロスに対して相手DFの前で浦上が右足アウトで触ってコースを変えるシュート。これがゴールに吸い込まれ、大宮が追加点を奪うことに成功した。 讃岐はなかなか大宮ゴールを脅かすことができずにそのまま終了。0-2で大宮が勝利し、前節の敗戦を引きずらずにしっかりと勝利を収めた。 3位のFC大阪は11位のカターレ富山とアウェイで対戦。首位の大宮を追いかけたいなか、14分に失点。富山は自陣から背後のスペースへぱあすを出すと、マテウス・レイリアが猛ダッシュ。相手よりも先にボールに追いつくと、江川慶城をかわしてボックス内にカットイン。そのまま左足で蹴り込み、今季初ゴールを記録した。 先制を許してしまったFC大阪だが、この試合はゴールが遠い。富山も鹿kりと1点をリードしていくと、77分にはカウンター。右サイドでパスを受けた碓井聖生がキープして見事にヒールで繋ぐと、オーバーラップした西矢慎平がグラウンダーのクロス。ボックス中央で受けた髙橋馨希が反転シュートを決めて、富山が追加点。2-0で富山が勝利した。 自動昇格を目指す5位のFC琉球は19位のテゲバジャーロ宮崎をホームに迎えた。 試合は37分、ボックス左でFKを獲得した宮崎は井上怜の左足クロスがファーサイドにとぶと、橋本啓吾が打点の高いドンピシャヘッドを叩き込み、宮崎が先制する。 先制を許してしまった琉球。宮崎の守備の前にゴールがなかなか奪えず、苦しい展開となる。 それでも76分、左CKを獲得すると、クロスをニアで触れられるも、高安孝幸がファーサイドでヘッドで合わせて琉球が同点に追いつく。 勝てば暫定2位に浮上できる琉球は攻撃の手を止めず。85分にはボックス手前左でF Kを獲得すると、富所悠が直接狙い、ゴール右に蹴り込み琉球が逆転に成功。2-1で勝利を収め、2位に浮上した。 また、8位のツエーゲン金沢は4位のAC長野パルセイロと対戦。開始4分、左サイドから崩すと、細かくパスを繋ぎ、山中麗央が右サイドへグラウンダーのパス。これをオーバーラップした黒石貴哉がダイレクトで蹴り込み、長野が先制する。 上位の長野が先制したが44分、大山啓輔の縦パスを梶浦勇輝が落とすと、マリソンがボックス内で蹴り込み、金沢が同点に追いつく。 1-1で後半を迎えると金沢が逆転。52分、右サイドを崩すと、ボックス右から小島雅也がクロスを入れると、大谷駿斗がヘッドで合わせて逆転。金沢が1-2で勝利し、3位に浮上した。 ◆明治安田J3リーグ第14節 ▽5/18(土) FC今治 1-2 福島ユナイテッドFC いわてグルージャ盛岡 0-1 Y.S.C.C.横浜 松本山雅FC 1-1 ギラヴァンツ北九州 AC長野パルセイロ 1-2 ツエーゲン金沢 カターレ富山 2-0 FC大阪 奈良クラブ 2-1 FC岐阜 カマタマーレ讃岐 0-2 大宮アルディージャ FC琉球 2-1 テゲバジャーロ宮崎 ▽5/19(日) 《13:00》 ガイナーレ鳥取 vs SC相模原 《14:00》 アスルクラロ沼津 vs ヴァンラーレ八戸 2024.05.18 19:50 Sat

町田CB奈良坂巧が再び讃岐へ 「ピカラで共に熱く闘えるのを楽しみに」

カマタマーレ讃岐は19日、FC町田ゼルビアからDF奈良坂巧(21)の育成型期限付き移籍加入を発表した。加入期間は2025年1月31日まで、町田との公式戦は出場不可。背番号「99」をつける。 桐光学園高校出身の奈良坂は2021年に町田でプロ入り。讃岐にレンタル加入して、J3リーグ33試合に出場の2023シーズンを経て、今季から町田に復帰したが、ここまで出番なしだった。 讃岐再加入のセンターバックは移籍先の公式サイトで「お久しぶりです。奈良坂巧です」と挨拶の言葉とともに、意気込みを語った。 「勝利のために、全てを捧げて頑張ります。ファン、サポーターの皆様の声援は、カマタマーレ讃岐最大の財産だと個人的に思います。引き続き多大なるサポートお願いいたします。死ぬ気で一緒に闘いましょう。ピカラで共に熱く闘えるのを楽しみにしています」 一方の町田では「短い間でしたが、ありがとうございました」とし、讃岐での活躍を誓っている。 「素晴らしいチームメイトの皆様から、たくさんのことを学びました。勝てるチームの雰囲気、細部にこだわる姿勢。プロとしての大切なことを感じさせてもらいました。もっと強く・賢く・うまくなります。それを言葉ではなくプレーで表現するべく、讃岐で頑張ってきます。チームに関わる全ての人を心から応援しています。これからも奈良坂巧を宜しくお願いします」 2024.04.19 09:45 Fri

讃岐DF小松拓幹が左ヒザの手術実施…復帰は11月予定

カマタマーレ讃岐は11日、DF小松拓幹の負傷を報告した。 小松は左ヒザ内側半月板後根断裂および左ヒザ脛骨近位骨挫傷と診断され、3日に手術を実施。復帰予定は11月となっている。 2020年に立命館大学から讃岐に入団し、在籍5年目を迎えている小松。昨シーズンはJ3リーグで14試合に出場したが、今シーズンはここまでメンバー入りできていなかった。 2024.04.11 18:09 Thu

J3の関連記事

thumb

首位独走中・大宮の連勝は「3」でストップ…2位沼津に4発大勝の松本は6位に浮上【明治安田J3第17節】

明治安田J3リーグ第17節の8試合が16日に各地で行われた。 3連勝中で首位独走の大宮アルディージャ(勝ち点39)は11位カターレ富山(勝ち点21)のホームに乗り込んだ。前半は両チーム共にチャンスを作り、特に富山の喜平翼がゴールまであと一歩に迫ったが、大宮守備陣の集中した守備に阻まれ、ハーフタイムを迎える。 後半も無得点のまま終盤まで推移すると、耐えていた大宮に待望の先制点。82分、アルトゥール・シルバがゴール左隅を射抜き、4試合連続ゴールを記録する。しかし、その6分後に碓井聖生がダイレクトシュートを突き刺して富山が同点。大宮は連勝が「3」でストップした。 2連勝中で2位につけるアスルクラロ沼津(勝ち点28)は、9位松本山雅FC(勝ち点23)とのアウェイゲーム。序盤から先手を取ったのは松本で、9分に左サイドのスローインの流れから樋口大輝がヘディングで先制点。5分後には浅川隼人がゴール前に詰めて追加点を奪う。 松本の2点リードで迎えた後半、開始直後に浅川が右クロスを押し込み、3点差とすると、78分には山口一真がダメ押し。2試合連続の4得点で2連勝とした松本は6位に浮上し、敗れた沼津は大宮との勝ち点差が「12」に広がった。 その他、3位FC琉球(勝ち点27)と6位福島ユナイテッドFC(勝ち点23)との上位対決は、2点を先行した福島に軍配が上がり、5位に上昇。5位SC相模原(勝ち点25)は10位FC今治(勝ち点23)に2-1で敗れ、勝利した今治は8位に順位を上げた。 ◆第17節 ▽6/16(日) ヴァンラーレ八戸 0-0 テゲバジャーロ宮崎 松本山雅FC 4-0 アスルクラロ沼津 カマタマーレ讃岐 0-1 ツエーゲン金沢 ギラヴァンツ北九州 2-1 奈良クラブ カターレ富山 1-1 大宮アルディージャ いわてグルージャ盛岡 3-2 AC長野パルセイロ FC今治 2-1 SC相模原 FC琉球 1-2 福島ユナイテッドFC ▽6/15(土) FC大阪 2-1 ガイナーレ鳥取 Y.S.C.C.横浜 1-2 FC岐阜 2024.06.16 21:17 Sun

FC大阪FWエフライン・リンタロウがミャンマーへ、今年末までの期限付き移籍

FC大阪は16日、FWエフライン・リンタロウ(32)がミャンマー・ナショナルリーグ所属のシャン・ユナイテッドへ期限付き移籍すると発表した。移籍期間は2024年12月31日までとなる。 エフライン・リンタロウは中京高校の出身で、柏レイソル、FC岐阜、ブラウブリッツ秋田、FC琉球、ヴィアティン桑名(現:ヴィアティン三重)、ラインメール青森、鈴鹿アンリミテッドFC(現:アトレチコ鈴鹿クラブ)でプレー。2022年にFC大阪に加入した。 2023年はシーズン途中の8月にヴィアティン三重へ期限付き移籍。FC大阪に復帰した今シーズンはここまで出番がなかった。 ミャンマーに新天地を求めたエフライン・リンタロウはクラブを通じてコメントしている。 「シャン・ユナイテッドFCへ期限付き移籍することに決めました! プロのサッカー選手になり、日本のサッカーで14年間プレーしてきました。今、人生の新しい段階に挑戦するため、FC大阪を離れることにしました。FC大阪の一員でいられて本当に嬉しかったです。FC大阪が目標を達成できるよう応援しています」 2024.06.16 13:11 Sun
thumb

FC大阪が舘野俊祐の2ゴールで暫定3位! 岐阜は実に10試合ぶりの白星【明治安田J3第17節】

明治安田J3リーグ第17節の2試合が15日に行われ、FC大阪が暫定3位に浮上した。 和歌山県立紀三井寺公園陸上競技場でのホーム戦に16位ガイナーレ鳥取を迎え撃った4位FC大阪。37分に鳥取が温井駿斗の直接FKで先にスコアを動かしたが、その2分後に舘野俊祐のクロスがそのまま吸い込まれ、FC大阪がすぐさま追いつく。 前半のうちに試合を振り出しに戻したFC大阪は69分にもロングカウンターから美馬和也のパスを舘野が押し込み、逆転。このまま勝ち切ったFC大阪は今季3度目の連勝とし、鳥取は4連敗&6戦未勝利となっている。 12位FC岐阜は15位Y.S.C.C.横浜のホームに乗り込み、2-1で勝利。18分に田口裕也のゴールで先手を奪い、そのまま折り返した岐阜だが、76分にYS横浜も菊谷篤資の一発で食いさがる。 そうして最終盤に入った岐阜だが、44分に粟飯原尚平のゴールが生まれ、そのまま試合をクローズ。岐阜が実に10試合ぶりの白星を掴み、YS横浜は今季初の3連敗となっている。 ◆第17節 ▽6/15(土) FC大阪 2-1 ガイナーレ鳥取 Y.S.C.C.横浜 1-2 FC岐阜 ▽6/16(日) 《13:00》 ヴァンラーレ八戸 vs テゲバジャーロ宮崎 松本山雅FC vs アスルクラロ沼津 《14:00》 カマタマーレ讃岐 vs ツエーゲン金沢 ギラヴァンツ北九州 vs 奈良クラブ 《14:05》 カターレ富山 vs 大宮アルディージャ 《18:00》 いわてグルージャ盛岡 vs AC長野パルセイロ FC今治 vs SC相模原 《19:00》 FC琉球 vs 福島ユナイテッドFC 2024.06.15 20:25 Sat

J1の5月度KONAMI月間MVPは4G2Aの鹿島FW鈴木優磨! J2は仙台FW中島元彦、J3は琉球MF富所悠が選出

Jリーグは11日、5月度のKONAMI月間MVPを発表した。 5月度は明治安田J1リーグが鹿島アントラーズのFW鈴木優磨、明治安田J2リーグがベガルタ仙台のFW中島元彦、明治安田J3リーグがFC琉球のMF富所悠となった。 鈴木は通算2度目の受賞。中島と富所はKONAMI月間MVP初受賞となる。 鈴木は5月、J1の6試合に出場し、4ゴール2アシストを記録。得点数ではチームメイトの名古新太郎、アレクサンダル・チャヴリッチと並び、得点関与数は3アシストの名古が上回ったが、鈴木はハードワークでチームをけん引する姿勢なども評価された。 選考委員会の総評と鈴木のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「色々なポジションをやりながらハードワークしている。チームを好調の波に乗せている」 山本昌邦委員 「鹿島の勢いを引っ張る存在」 槙野智章委員 「厳しい試合の時に必ずゴールに絡み、決めるべき時に決める。好調鹿島の攻撃をけん引」 北條聡委員 「常勝鹿島の水先案内人。自ら点を取るだけでは飽き足らず、鋭いラストパスで仲間のゴールをお膳立て。無論、精神的支柱でもあった」 ◆FW鈴木優磨(鹿島アントラーズ) 「5月の明治安田J1リーグKONAMI月間MVPを受賞することができ、非常に嬉しく思います。僕一人の力ではなく、監督、チームメート、スタッフ、アントラーズに関わるすべての人たちのおかげで、このような賞をいただくことができました」 「引き続き、目の前の1試合1試合を地に足をつけて全員で戦い、シーズンの最後に良い結果を得られるよう、全力を尽くしていきたいと思います。ありがとうございました」 中島は、チームが4勝1敗の成績を残した5月の5試合で4得点を記録。中位から浮上し、現在4位につける仙台の好調の原動力となった。 選考委員会の総評と中島のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「仙台が順位を上げてきている大きな要因に」 山本昌邦委員 「上位に進出してきたところで、チームの全8得点中4点に絡んでいて価値がある。接戦の試合が多い中であきらめない泥臭いところの活躍が印象に残っている」 寺嶋朋也委員 「前線でゲームメイクもこなしつつ、5月は4ゴールでチームに勝点3をもたらした」 丸山桂里奈特任委員 「今月4ゴールでチームを引っ張る。大事なところで決めてくれる印象」 植松隼人特任委員 「5月だけで4得点の貢献でチームを勝利に導いている事が大きな理由」 ◆FW中島元彦(ベガルタ仙台) 「5月の明治安田J2リーグMVPに選んでいただき、ありがとうございます。サポーターのみなさんを含めたチーム全体で、5月に多くの勝利をつかみ取れたことが今回の受賞につながったと思っています」 「個人的な成績については、まだまだできたと思うところもあります。シーズン折り返しとなりますが、個人としてもチームとしても前半戦以上の成績を残せるように、さらに成長していきたいと思います」 富所は2勝1分けの無敗で5月を乗り切った琉球で、3試合1得点を記録。シュート関与パス数はリーグ3位を記録し、34歳のベテランとして一時2位まで上り詰めたチームを精神的にも引っ張った。 選考委員会の総評と富所のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「琉球の核となる選手。彼のパフォーマンスの良さがチームを引っ張っている。今月、チームの成績を上げた立役者」 平畠啓史委員 「5月、2勝1分、順位も2位に浮上した琉球を牽引。今季はポジションを一列上げ、攻撃の局面で重要な役割を果たしていた。14節宮崎戦の決勝点となる直接FKも見事だった。まさにミスター琉球の働き」 橋本英郎委員 「ベテランとしてのパフォーマンスだけではなく、ゲームを決定付ける仕事もし、そして琉球の順位を安定して引き上げる事に貢献していた」 ◆MF富所悠(FC琉球) 「明治安田Jリーグ KONAMI 5月の月間MVPに選んでいただきありがとうございます。とにかく楽しんでプレーする、ということを今季の個人テーマにしていて、こうして賞をいただけたことをうれしく思います」 「順位が混戦の中、6月の戦いが鍵になります。一戦一戦にしっかり向き合って、勝ち点3を積み重ねていきたいと思います」 2024.06.11 18:13 Tue

5月の月間優秀監督賞、J1は首位と勝ち点で並んだ鹿島・ランコ・ポポヴィッチ監督…J2は仙台・森山佳郎監督、J3は福島・寺田周平監督がいずれも初受賞

Jリーグは11日、5月度の明治安田Jリーグ月間優秀監督賞を発表した。 5月度は明治安田J1リーグが鹿島アントラーズのランコ・ポポヴィッチ監督、明治安田J2リーグがベガルタ仙台の森山佳郎監督、明治安田J3リーグが福島ユナイテッドFCの寺田周平監督の受賞となった。いずれの監督も、これが初受賞となる。 ポポヴィッチ監督率いる鹿島は、5月の6試合で5勝1分けと絶好調。チームはFC町田ゼルビアと勝ち点で並ぶ2位にまで浮上している。 選考委員会の総評とポポヴィッチ監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「色々な選手をポジションチェンジし、マネジメントがよくできている」 槙野智章委員 「ゴールの時の喜ぶ姿もいい。勝ちに対して貪欲。勝者のメンタリティーがあり、負け無しで勝負強さを見せた戦いをしている。神戸との上位決戦もものにした」 北條聡委員 「見事、鹿島を常勝軍へ。中盤の最適解を見出し、名古を覚醒させ、チャヴリッチを切り札に使う采配が的中。次々と勝ち点を積み上げた」 丸山桂里奈特任委員 「得点力も凄いが、後から投入した選手が得点に絡み、交代で試合をコントロールしていた。広島、神戸の上位対決をキッチリ勝って首位争いに絡んだ」 ◆ランコ・ポポヴィッチ(鹿島アントラーズ) 「Jリーグというレベルの高いリーグで数多くの素晴らしい監督がいる中、このような賞をいただくことができ、大変光栄です」 「私の力だけでとった賞ではなく、支えてくれたスタッフ、クラブ関係者、そして、日々のトレーニングから集中して自分たちのやるべきことに真摯に取り組んでいる選手たちのおかげであり、クラブ全体でいただいた賞だと思います」 「また、常に背中を押してくれるファン・サポーターの皆さんにも心から感謝しています。これからも良い成績を継続して残せるよう、目標達成のために全員で戦っていきます」 森山監督率いる仙台は、5月の5試合で4勝1敗。白星を掴んだ試合はいずれも1点差での勝利であり、粘り強さを示して上位争いに参戦している。 選考委員会の総評と森山監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「初めてのプロチームの監督。ようやく森山色が浸透してきて、乗ってきた」 山本昌邦委員 「見事に修正して、ぐんぐん上位に上がってきた。しぶとく勝点を拾っていくところが特徴でもあり、勝ちにこだわることがチームに浸透してきた」 寺嶋朋也委員 「プロ1年目の序盤戦でしっかり結果を出してきている」 丸山桂里奈特任委員 「粘り強い勝ち方で4連勝。特に連勝の始めとなった山口戦では後半アディショナルタイムに投入した名願選手の仕掛けから決勝点のPKをゲットで、采配も冴えていた」 植松隼人特任委員 「4月に比べ勝ちが上がってきており、勝つイメージが掴めてきている。4月月間14位に対して、5月月間は2位」 ◆森山佳郎監督(ベガルタ仙台) 「このたびは、身に余る表彰を受けることになり大変うれしく思います。この賞はベガルタ仙台の選手、スタッフの努力とハードワークで勝ち得たものでしかなく、私は選手、スタッフを代表していただいているものと認識しています」 「まだまだチームには安定感が足りておらず、1試合1試合成長していく必要があります。私自身もJリーグの監督としての経験が足りませんが、チームと共に成長する作業を積み重ねていけることに幸せを感じながら、日々を大切に過ごしていきたいと思っています。このたびは本当にありがとうございました」 寺田監督率いる福島は、5月の4試合で3勝1敗。徐々にチームを軌道に乗せ、6位にまで浮上している。 選考委員会の総評と寺田監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「彼が積み上げてきたものがでてきて躍動している。結果も含め文句なしの選出」 JFA技術委員 「自らのスタイルを維持しながら4連勝しているのが素晴らしい」 平畠啓史委員 「5月3連勝は文句なし。自分達で主体性を持ってゲームを進める福島のサッカーはおもしろい。加えて、一人少なくなった今治戦では勝利への執念を感じさせる逆転勝利。開幕から積み上げたものが実を結んでいる印象」 橋本英郎委員 「3連勝だけでなく、4月からの連勝継続の点でも高評価。開幕当初の苦戦から現在のサッカースタイルを貫き、チームへの浸透がみられた。今の福島のサッカーはこれだ!とわかるスタイル作りで勝ちもしている」 丸山桂里奈特任委員 「3戦全勝でぐっと順位を上げた。後半のゴールの多さ、1点差ゲームを勝ち切れるチームになっているのが素晴らしい」 ◆寺田周平(福島ユナイテッドFC) 「このたびは、選出していただきありがとうございます。優秀監督賞ではなく、優秀チーム賞として全員で受賞を喜びたいと思います。勝てない期間もありましたが、どんなときも方向を見失うことなく、選手やスタッフが毎日ポジティブに取り組んだ結果だと思います」 「苦しいときに、声援を送り続けてくださったファン、サポーターのみなさまには心から感謝しています。今後も勝利を積み重ねることで、クラブに関わる全てのみなさまを笑顔にし、多くの喜びを一緒に味わいたいと思います」 「今回の受賞を大きな糧とし、J2昇格に向けて、チーム全員でゴールを目指し、奪い、勝ち切れるようがんばります。引き続き、応援をよろしくお願いいたします」 2024.06.11 17:10 Tue

記事をさがす


NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly