精巣がん発覚のボエティウス、経過良好で化学療法は必要なし

2022.09.30 23:00 Fri
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ヘルタ・ベルリンの元オランダ代表MFジャン=ポール・ボエティウスに朗報が届いた。ヘルタを率いるサンドロ・シュヴァルツ監督が試合前日会見で明かしている。

ボエティウスは9月22日、精巣がんを患っていることが発覚。無期限離脱と発表され心配されたが、術後の経過は良好で化学療法は必要ないとのことだ。
シュヴァルツ監督はボエティウスの様子について「彼は笑顔を失っていない。化学療法が必要ないのはとても良いニュースだ」とコメント。

ヘルタでは今夏、FWマルコ・リヒターも精巣がんが発覚。しかし、順調な回復を見せ、既に今季のブンデスリーガ4試合に出場している。ボエティウスもリヒター同様、早期復帰が待たれる。

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