クラブ史上初のセリエA昇格も開幕5連敗のモンツァ、ストロッパ監督を解任…後任は元イタリア代表FW

2022.09.13 19:18 Tue
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クラブ史上初のセリエA昇格を果たしていたモンツァは13日、ジョバンニ・ストロッパ監督(54)の解任を発表した。

なお、後任にはクラブOBで、プリマヴェーラで指揮を執っていた元イタリア代表FWのラッファエレ・パッラディーノ氏(38)が就任することも発表している。
ストロッパ監督は、ミランのU-19やぺスカーラ、スペツィア、クロトーネなどで指揮。2021年7月にモンツァの監督に就任した。

すると就任1年目でセリエBで結果を残し、プレーオフの末にチームを初のセリエA昇格に導く手腕を発揮。しかし、昇格組として臨んだ今季はセリエAの洗礼を受け、開幕5連敗。11日に行われた同じく昇格組のレッチェ戦では1-1の引き分けとなり、初の勝ち点を獲得していたが、解任となった。

モンツァは「セリエAへの歴史的な昇格に至るまでの道のりをともに歩んできた監督に感謝します。モンツァは、ジョバンニ・ストロッパの将来に関し、最高のプロとしての成功を祈っています」とメッセージを送った。
一方、後任に就任したパッラディーノ新監督は、現役時代はユベントスやサレルニターナ、リヴォルノ、ジェノア、パルマ、クロトーネ、ジェノア、スペツィア、そしてモンツァでプレー。セリエAで211試合に出場し24ゴール16アシストを記録していた。

また、イタリア代表としてもロベルト・ドナドーニ監督、マルチェロ・リッピ監督の下で3試合でプレーしていた。

引退後はモンツァのプリマヴェーラで監督を務めていたが、このタイミングでファーストチームの監督に就任することとなった。

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フィオレンティーナがパッラディーノ氏を新監督に招へい! モンツァで優れた手腕発揮

フィオレンティーナは4日、ラッファエレ・パッラディーノ氏(40)の新監督招へいを発表した。契約期間は2026年6月30日までの2年となる。 2年連続ヨーロッパ・カンファレンスリーグ準優勝に導いたヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督が今シーズン限りで退任となったフィオレンティーナ。 クラブはその後任として、予てよりリストアップしていた40歳の青年指揮官を招へいした。 4日に行われた記者会見にロッコ・コンミッソ会長ら首脳陣と共に出席したパッラディーノ氏は、「誇りと興奮とやる気に満ちている。偉大な歴史を持つ、栄光と名声のあるクラブを代表することになる。全力を尽くし、このクラブのために大きな目標を達成し、この素晴らしいファンに大きな喜びを与えようと努力する。彼らはいつも私をその情熱で魅了してきた。私はフィオレンティーナをできるだけ高いところへ導こうと努力するつもりだ」と、新天地での決意を語った。 現役時代にユベントスやジェノア、パルマといったクラブでプレーしたパッラディーノ氏は、モンツァで現役を引退。その後、同クラブのプリマヴェーラで監督キャリアをスタートし、2022年9月にはジョバンニ・ストロッパ前監督の後任としてトップチームの指揮官に就任。就任時最下位だったチームを見事に立て直し、6節を残してのセリエA残留に導いた。 また、就任2年目となった今シーズンも12位フィニッシュに導き、余裕を持っての2年連続残留に導いていた。 2024.06.04 23:17 Tue

モンツァ、セリエA残留に導いたパッラディーノ監督との契約延長を発表

モンツァは2日、ラッファエレ・パッラディーノ監督(39)との契約延長を発表した。契約期間は2024年6月30日までとなる。 モンツァのプリマヴェーラで監督を務めていたパッラディーノ監督は、昨年9月に解任されたジョバンニ・ストロッパ前監督の後任として最下位に低迷していたトップチームの監督に就任。 就任初戦のユベントス戦を皮切りに3連勝を飾るなど、チームに立て直しに成功すると、ここまで14勝10分け13敗で10位に位置。シーズン終盤の4月以降はリーグ戦8試合無敗を記録するなど好調を保ち、6試合を残してセリエA残留を決めていた。 2023.06.03 07:45 Sat

ボローニャが新指揮官にチアゴ・モッタ氏を招へいへ! 昨季スペツィアをセリエA残留に導く

ボローニャが新指揮官にチアゴ・モッタ氏(40)を招へいするようだ。 ボローニャは6日にシニシャ・ミハイロビッチ監督(53)の解任を発表。同氏は2019年1月に自身2度目となるボローニャ指揮官の就任以来、白血病と戦いながらも精力的に指揮をとっていたが、今季はセリエA開幕から5戦未勝利と低迷していた。 イタリア『スカイ』によると、ボローニャは後任候補として老将クラウディオ・ラニエリ氏とチアゴ・モッタ氏に接触。ただ、クラブの優先は昨季にスペツィアをセリエA残留へと導いた後者のようで、8日にも最終決定と予想されるほど確実な情勢のようだ。 なお、ラニエリ氏はボローニャ赴任こそ実現しない模様だが、モンツァ行きの可能性が高まりつつあるとのこと。モンツァは開幕から5戦全敗で最下位に沈んでおり、11日に行われるレッチェ戦の結果次第でジョバンニ・ストロッパ監督の進退が決まるようだ。 2022.09.08 17:00 Thu

監督解任のクロトーネがコズミ氏を監督に招へい、6連敗でセリエA最下位

セリエAのクロトーネは1日、セルセ・コズミ氏(62)を新監督に招へいすることを発表した。契約期間は今シーズン終了までとなる。 コズミ氏は、これまでペルージャやジェノア、ウディネーゼ、ブレシア、パレルモなどで指揮。昨シーズンはペルージャで指揮を執っていたが、2020年7月にチームを去り、無所属となっていた。 これまでセリエAでは230試合を指揮し、63勝70分け97敗という状況。ペルージャの指揮官として良く知られている。 クロトーネは、3シーズンぶりにセリエAに昇格。しかし、現在は6連敗中で24試合を消化したセリエAで最下位に沈んでいる状況。残留圏内の17位トリノとは8ポイント差を付けられており、残りの試合で残留を目指すため、ジョバンニ・ストロッパ監督(53)を解任していた。 クロトーネは3日にアタランタとのリーグ戦を控えており、トリノ、ラツィオ、ボローニャ、ナポリとの試合が続いている。 2021.03.02 09:45 Tue

6連敗中で最下位に沈むクロトーネ、ストロッパ監督を解任

クロトーネは1日、ジョバンニ・ストロッパ監督(53)の解任を発表した。 現在、6連敗中で24試合を消化したセリエAで最下位に沈むクロトーネ。残留圏内の17位トリノとは8ポイント差を付けられている。 2018年12月に2度目のクロトーネ指揮官に就任したストロッパ監督は、昨季セリエBで2位に導き、クロトーネを3季ぶりのセリエA昇格に導いていた。 なお、後任候補には元ペルージャ指揮官でお馴染みのセルセ・コズミ氏(62)の名前が挙がっている。 2021.03.01 23:00 Mon

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「バローニが新監督」 ラツィオ会長が認める! 歓迎ぜずの声にも「ガッリアーニが望んだのには理由があるはず」

ラツィオの新監督はマルコ・バローニ氏(60)で決まりのようだ。 フェリペ・アンデルソンに続いて、鎌田大地が去り、ルイス・アルベルトも中東行きとされるなか、イゴール・トゥドール監督がチーム作りや補強方針などを巡ってのこじれにより、就任からわずか3カ月の任期で退任したラツィオ。来季の監督としてはエラス・ヴェローナの指揮を執るマルコ・バローニ氏の名が浮かぶ。 そのなか、イタリア『スカイ』によると、ラツィオのクラウディオ・ロティート会長が『Il Messeggero』のインタビューで「ヴェローナとはすべてが解決した。バローニがラツィオの新監督になる。我々が彼を望んだのは彼が優れた監督であり、正しいプロフィールの持ち主だからだ」と噂の人物が新指揮官と明言した。 この監督人事を巡り、一部では懐疑的な声もあるが、「彼を望まぬ者たちはおそらく(シモーネ・)インザーギや、(ステファノ・)ピオリ、(ウラジミール・)ペトコビッチを望まなかった人々だろう」と歴代監督の名を挙げながら反論。さらに、同じくバローニ氏の招へいに動いたモンツァの重役を口にし、選択の正しさを主張した。 「(モンツァの最高経営責任者を務めるアドリアーノ・)ガッリアーニのような勝者がバローニを望んだのには理由があるはず。4人の会長から祝福の連絡があった」 なお、ラツィオはバローニ氏と2年契約を結ぶといわれ、サラリーは100万ユーロ(約1億6000万円)強+ボーナスになるようだ。 2024.06.10 17:15 Mon

イタリア国内で指揮官大移動! ラツィオはヴェローナのバローニ監督と契約合意か

ラツィオがエラス・ヴェローナのマルコ・バローニ監督(60)と契約合意か。 低調なシーズン、マウリツィオ・サッリ前監督との実質的な喧嘩別れ、長年主軸を担うルイス・アルベルトの退団発言、鎌田大地の急転退団(確実)…そして、それに伴うかのようにイゴール・トゥドール監督(46)が一転して退任へ。 低調かつ激動、非常にカオスなシーズンを送ってきたラツィオだが、イタリア『カルチョメルカート』によると、クラウディオ・ロティート会長はこの度、ヴェローナで指揮を執るバローニ監督の招へいへ大きく前進したという。 バローニ監督は現役時代にローマやナポリ、ボローニャ等でプレー。2000年の引退後、シエナやユベントスU-19、ペスカーラ、フロジノーネ等で指揮を執り、2021年夏から2年間のレッチェ指揮を経て、今季より現職だ。 今季の采配はそれなりに評価されているようで、モンツァとカリアリが早くからバローニ監督に接触。ただ、同監督はラツィオからの連絡でこちらに一本化。ヴェローナは後任としてパオロ・ザネッティ氏(41)を確保済みとされる。 このように、ラツィオはトゥドール監督退任とバローニ新監督就任がかなり濃厚。ヴェローナはザネッティ氏を来季からベンチに据え、バローニ新監督を断念したモンツァはアレッサンドロ・ネスタ氏(48)の招へいへ向かう。 また、モンツァで現職のラッファエレ・パッラディーノ監督(40)は来季からフィオレンティーナ。ヴィオラのヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督(46)はボローニャへ。ボローニャからはチアゴ・モッタ監督(41)がユベントスへ。 さらに、イバン・ユリッチ監督(48)が去るトリノはベネツィアでセリエA昇格の元イタリア代表DF、パオロ・ヴァノーリ監督(51)から就任OKを貰い、招へいがほぼ確実。ベネツィアもセリエB内からの引き抜きが濃厚とされる。 今夏はイタリア国内で指揮官大移動だ。 2024.06.07 11:40 Fri

モンツァの新指揮官はネスタ氏に? ガッリアーニCEOとミラン時代以来の共闘へ

モンツァが新監督に、元イタリア代表DFアレッサンドロ・ネスタ氏(48)を迎えることになるようだ。イタリア『TUTTOmercatoWEB』が伝えた。 4日、モンツァを2年連続のセリエA残留に導いたラッファエレ・パッラディーノ監督(40)のフィオレンティーナ指揮官就任が決定。アドリアーノ・ガッリアーニCEO(最高経営責任者)は予てから引き抜きに備えており、数名の候補者を挙げていた。 そのうちの1人がエラス・ヴェローナのマルコ・バローニ監督(60)だったが、イゴール・トゥドール監督(46)と袂を分かったラツィオ行きが濃厚に。ガッリアーニCEOはミラン時代から旧知の仲にあるネスタ氏に狙いを定めたという。なお、契約期間は1年で、1年の契約延長オプションが付帯するとのこと。合意はまもなくと見られている。 2015年に現役を引退したネスタ氏は、アメリカのマイアミFCで監督業をスタートし、ペルージャ、フロジノーネを経て、今シーズンからレッジャーナを指揮。セリエBで12位に終わっていた。 レッジャーナとネスタ氏の契約は今シーズン限り。セリエB残留を果たした場合は延長オプションが行使される条項が存在したが、モンツァ行きの障害にはならず。レッジャーナのカルメロ・サレルノ会長も、ネスタ氏の去就がもうすぐ決まると話している。 「セリエAではまだベンチが空いているし、彼は準備ができているように見える。モンツァ? 彼はその気だが、私はラツィオからの話も聞いている」 「数日前にガッリアーニに会ったとき、彼は我々を困難に陥れたくないと言っていたが、彼は自らの将来を考えている。今後2、3日で決着すると思うが、セリエAのクラブからの連絡がなければ、彼はここに残るだろう」 わずかな期待を持ちつつも、セリエAからの誘いは断らないだろうと考えているサレルノ会長。ミラン時代以来のネスタ氏とガッリアーニ会長とのタッグがモンツァで見られることになりそうだ。 2024.06.06 23:47 Thu

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