「エゴの塊」「ここはパスしよう」フリーの味方を使えずに決定機逸、チェルシーMFスターリングには厳しい声も「自分のゴールの方が大事か?」

2024.03.12 12:00 Tue
チェルシーのイングランド代表MFラヒーム・スターリング
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チェルシーのイングランド代表MFラヒーム・スターリング
チェルシーのイングランド代表MFラヒーム・スターリングに厳しい声が寄せられている。11日、プレミアリーグ第28節でニューカッスルをホームに迎えたチェルシー。スターリングは2列目の左サイドで先発した。
だが、2-1と1点をリードして迎えた59分には決定機をいかせない。自陣からのロングフィードを中盤のニコラス・ャクソンがバックヘッドで繋ぐと、このボールに反応したスターリングがドリブルでボックス内まで侵入。しかし、絶妙な飛び出しを見せたGKマルティン・ドゥブラフカをかわすのにもたつくと、シュートはゴールカバーに戻ったダン・バーンのブロックに防がれてしまった。

この場面で、ボックス内にはスターリングと共に駆け上がったコール・パーマーもフリーでパスを待っていたが、スターリングはシュートを決め込んでいたのか、パスを選択することはなかった。

この選択には、ファンからも「ここはパスしようぜ」、「エゴの塊」、「判断悪い」、「自分のゴールの方が大事か?」と厳しい声が寄せられることとなった。
スターリングはその後の71分にミハイロ・ムドリクと途中交代。チェルシーはリーグ戦3試合ぶりの白星を挙げたものの、スターリングは自身の評価をやや落とす形となった。


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