トルコの点取り屋、エルディングが古巣相手に大暴れ【ハットトリック・ヒーローズ】

2020.09.21 16:00 Mon
Getty Images
サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにすることをそう呼んでいた。(クリケットにおいて打者を連続でアウトにすることは相当難易度が高い)サッカー選手にとって、「ハットトリック」は実力を証明する功績でもあるが、そう簡単にはお目にかかれない。この企画『HAT-TRICK HEROES』では記憶に残る「ハットトリック」を紹介していく。
今回は、フェネルバフチェに所属する元トルコ代表FWメブリュト・エルディング(33)がパリ・サンジェルマン(PSG)時代に決めたハットトリックだ。

◆エルディングのハットトリック!3点目の抜け出しは見事

2005年にソショーでプロキャリアをスタートさせたエルディングは2009年にPSGに引き抜かれ、在籍した2年半で公式戦110試合30ゴールを記録。2010年3月13日に行われたリーグ・アン第28節のソショー戦では、古巣相手に強烈なハットトリックを決めている。

1点を先制したPSGは18分、MFリュドヴィク・ジュリが相手DFからボールをかっさらうと、ゴール前のエルディングにお膳立て。これを冷静に決め、追加点を奪う。
さらに35分には、右サイドを突破したDFクリストフ・ジャレの折り返しに再びエルディングが右足で合わせる。

後半にソショーに1点を返されるも、70分にはFWギヨーム・オアロのスルーパスにエルディングが抜け出すと、GKもかわして無人のゴールに流し込み、見事ハットトリックを達成した。

この年のエルディングは移籍初年度ながらリーグ戦15ゴールを記録するなど、満足なシーズンを送っていた。

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【スーパーゴール図鑑/PSG編】フランスのレジェンドMFマケレレが、クリアボールを空中で奪って叩き込んだスーパーゴール

【得点者プロフィール】 クロード・マケレレ(当時33歳) 国籍:フランス 所属:パリ・サンジェルマン ポジション:MF 身長:180cm フランスでのプロデビューを経て、レアル・マドリーやチェルシーなど、ビッグクラブを渡り歩いたマケレレ氏。世界屈指の守備的MFとして活躍し、数多くのタイトルを勝ち取った後、PSGで現役を引退した。 【試合詳細】 日程:2009年12月16日 大会:リーグ・アン第11節 対戦相手:ランス 時間:後半25分(0-0) <div id="cws_ad">◆マケレレがPSGで決めた驚愕のゴール<br/><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJDMDk1NHVjSiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 0-0の硬直した展開が続く70分、PSGが攻め込み、ボックス内まで侵入するものの、相手DFにクリアされてしまう。しかしこのクリアボールをボックス外にいたマケレレが空中でインターセプト。そのままFWメブリュト・エルディングと華麗なワンツーを決め、ゴール前まで進むと、GKの1vs1を冷静に制し、先制ゴールを決めてみせた。 このゴールで1-0としたPSGだったが、直後に追いつかれ、試合は1-1のドローに終わっている。 2021.01.11 22:00 Mon

スカッとゴール! 相手のクリアボールをカットした流れから沈める最高級ボランチの攻撃参加

ストレスフルなこの社会。観るだけでスカッとするようなゴールで気分を晴らすのもアリなのでは。今回の企画では、朝の通勤時間などにオススメの爽快なゴールを映像付きでご紹介していきます。 2020年12月16日にご紹介するのは、今から11年前に元フランス代表MFのクロード・マケレレ氏が決めたゴールです。 <div id="cws_ad">◆クリアボールを空中で奪ってそのままゴール…!<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJDMDk1NHVjSiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> ◆ここがスカッと! 相手のクリアボールをカットすると、その流れのまま味方とのワンツーでボックス内に侵入してゴール。最後はやや不格好になりましたが、攻撃の刈り取り役であるボランチスキルが光るゴールです。 ◆史上最高ボランチ フランスでのプロデビューを経て、レアル・マドリーやチェルシーなど、ビッグクラブを渡り歩いたマケレレ氏。守備的なMFとして活躍し、数多くのタイトルを勝ち取りました。 チェルシーで活躍した後、PSGで現役を引退したマケレレ氏ですが、そのPSGでの唯一の得点となるスーパーゴールを、2009年12月16日に行われたリーグ・アン第11節のランス戦で決めています。 0-0の硬直した展開が続く70分、PSGが攻め込み、ボックス内まで侵入するものの、相手DFにクリアされてしまいます。しか、しこのクリアボールをボックス外にいたマケレレが空中でインターセプト。そのままFWメブリュト・エルディングと華麗なワンツーを決めてゴール前まで進むと、GKの1対1を冷静に制しました。 マドリー時代には”銀河系軍団”と称された攻撃的チームの中で、攻守のバランスを取るボランチとしてなくてはならない存在に。174cmとアスリートとしては大きくはないものの、その運動量と身体能力の高さで史上最高のボランチの一人と評されました。 2020.12.16 07:00 Wed

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