復調のアーセナルが抱えるストライカー問題、契約満了、規律違反にアルテタ監督が言及「敬意とコミットメントを求めるだけ」
2021.12.26 12:50 Sun
アーセナルが抱えるストライカー問題について、ミケル・アルテタ監督が言及した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。
カラバオカップ(EFLカップ)でもベスト4に進出するなど、チームの立て直しが徐々に進んでいるアーセナルだが、一方で問題も起きている。
それはチーム内におけるストライカーの問題だ。
日本代表DF冨安健洋を含め、イングランド代表MFエミール・スミス・ロウ、FWブカヨ・サカ、ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールら25歳以下の選手がチームを牽引している状況。最近では、出場機会を得たFWガブリエウ・マルティネッリもその得点力を発揮し出している。
オーバメヤンに関しては、昨シーズンからピッチ上でもどこか集中を欠いている姿が散見され、なんてことはないチャンスを決めきれないなど、ピッチ上のパフォーマンスが低調気味。その中で、規律を乱すという行為がアルテタ監督の逆鱗に触れてしまった。
さらに、その代役として奮闘している元フランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットは今季限りで契約が満了。FWエディ・エンケティアも契約満了が近づき、移籍の噂が絶えない。両者とも契約延長にクラブは動いているが、まだまだ不透明な部分が多い。
アルテタ監督は現在のストライカー事情について明確に不安があると言及。問題解決に動いているものの、色々な要素があり不確実な状況だと語った。
「我々には不安がある。ただ、現時点でそれを変えることはできない」
「可能な限り小さく、明確にしようと取り組んでいるが、契約には詳細があり、今のタイミングは厄介だ。解決しようとしているため、このような状況になっている」
「すべてのケースに依存しており、選手の状況、彼がプレーしている時間、彼らの意欲、またはオファーに依存する。それは考慮しなければならないことだ」
一方で、規律違反を犯したオーバメヤンについて問われると、監督として求めたいものを強く主張。クラブにコミットすることが最も重要だと語った。
「私は独裁的であったり、冷酷であったりすることにより、自分の権威を確立するということはない」
「私は敬意とコミットメントを求めるだけだ。このレベルでは、それらが得られない場合は、バックに荷物を詰めて別の場所に行く。それが私が求めることができる最低限のことだ」
「申し訳ないが、クラブで働く全ての人に期待を寄せている。まず自分自身、そして私がそうしない日は、そのドアを通り、何か別のことをする。それは明確だ」
「成功するには何かに情熱を注ぐ必要があり、この規模のクラブをこの歴史あるクラブでを代表するには、それが最低基準となる」
「私は誰に対しても、ボールを蹴る度にゴールの隅に突き刺せと言うつもりはない。しかし、彼らにこのクラブのために毎日正しいことをするように求める。それは明確だ」
ボクシングデーからさらに超過密日程で年末年始を過ごすアーセナル。4位キープのためにも、補強を含めて1月に色々な動きがありそうだ。
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アルテタ監督の下で再建を果たそうと動いているアーセナル。今季は開幕3連敗という最悪のスタートを切りながらも、その後に復調。現在はプレミアリーグで暫定ながら4位に位置している。それはチーム内におけるストライカーの問題だ。
日本代表DF冨安健洋を含め、イングランド代表MFエミール・スミス・ロウ、FWブカヨ・サカ、ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールら25歳以下の選手がチームを牽引している状況。最近では、出場機会を得たFWガブリエウ・マルティネッリもその得点力を発揮し出している。
一方で、最悪なことに、キャプテンを務めていたガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンが規律違反を犯してチームから離脱。トレーニングにも参加させてもらえない状況となった。
オーバメヤンに関しては、昨シーズンからピッチ上でもどこか集中を欠いている姿が散見され、なんてことはないチャンスを決めきれないなど、ピッチ上のパフォーマンスが低調気味。その中で、規律を乱すという行為がアルテタ監督の逆鱗に触れてしまった。
さらに、その代役として奮闘している元フランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットは今季限りで契約が満了。FWエディ・エンケティアも契約満了が近づき、移籍の噂が絶えない。両者とも契約延長にクラブは動いているが、まだまだ不透明な部分が多い。
アルテタ監督は現在のストライカー事情について明確に不安があると言及。問題解決に動いているものの、色々な要素があり不確実な状況だと語った。
「我々には不安がある。ただ、現時点でそれを変えることはできない」
「可能な限り小さく、明確にしようと取り組んでいるが、契約には詳細があり、今のタイミングは厄介だ。解決しようとしているため、このような状況になっている」
「すべてのケースに依存しており、選手の状況、彼がプレーしている時間、彼らの意欲、またはオファーに依存する。それは考慮しなければならないことだ」
一方で、規律違反を犯したオーバメヤンについて問われると、監督として求めたいものを強く主張。クラブにコミットすることが最も重要だと語った。
「私は独裁的であったり、冷酷であったりすることにより、自分の権威を確立するということはない」
「私は敬意とコミットメントを求めるだけだ。このレベルでは、それらが得られない場合は、バックに荷物を詰めて別の場所に行く。それが私が求めることができる最低限のことだ」
「申し訳ないが、クラブで働く全ての人に期待を寄せている。まず自分自身、そして私がそうしない日は、そのドアを通り、何か別のことをする。それは明確だ」
「成功するには何かに情熱を注ぐ必要があり、この規模のクラブをこの歴史あるクラブでを代表するには、それが最低基準となる」
「私は誰に対しても、ボールを蹴る度にゴールの隅に突き刺せと言うつもりはない。しかし、彼らにこのクラブのために毎日正しいことをするように求める。それは明確だ」
ボクシングデーからさらに超過密日程で年末年始を過ごすアーセナル。4位キープのためにも、補強を含めて1月に色々な動きがありそうだ。
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