ユナイテッドが下位バーンリーと痛恨ドロー…アントニーが今季リーグ初弾も軽率プレーから土壇場失点【プレミアリーグ】

2024.04.28 01:02 Sun
Getty Images
プレミアリーグ第35節、マンチェスター・ユナイテッドvsバーンリーが27日にオールド・トラッフォードで行われ、1-1のドローに終わった。

6位のユナイテッドは、ミッドウィーク開催となった第29節延期分で最下位のシェフィールド・ユナイテッド相手に2度先行を許す拙い試合運びとなったが、ブルーノ・フェルナンデスの2ゴール1アシストの活躍で4-2の勝利。リーグ5戦ぶりの白星を挙げた。降格圏の19位バーンリー相手に久々のリーグ連勝を狙った中2日での一戦に向けては全く同じスタメンで臨んだ。
開始30秒でバーンリーのフォファナがいきなり枠内シュートを記録するなど、試合は立ち上がりから非常にオープンな展開に。すぐさまリアクションを示したユナイテッドは、カゼミロ、アントニー、エリクセンと続けざまにミドルレンジの鋭いシュートでスタンドを沸かす。

10分を過ぎた辺りからボールの主導権を握って押し込む形となったホームチームは、エリクセンとブルーノ・フェルナンデスを起点に安定したボール保持、ホイルンド、ガルナチョの背後へのランニングを効果的に使いながら幾度も際どいシーンを作り出す。

だが、この流れで取り切れずにいると、前半半ばを過ぎてバーンリーが完全に押し返していく。中盤でボールの奪いどころが定まったことで、再三鋭いカウンターを仕掛けてホームチームを後退させていく。
そして、オドベールのミドルシュートを皮切りにセットプレー流れからゴール前のフォスターのヘディングシュート、38分にはベルゲのスルーパスに抜け出したフォスターがボックス内でGKと一対一のビッグチャンスを迎えるが、いずれの決定的なシュートもGKオナナのビッグセーブに阻まれた。

前半序盤はユナイテッド、半ば以降はバーンリーとほぼ互角のゴールレスで折り返した試合。後半もオープンな立ち上がりとなると、50分にはガルナチョの鋭い突破からのプルバック、カゼミロのスルーパスからユナイテッドに続けて決定機も、アントニーがいずれの場面も仕留め切れない。

その後、65分にはホイルンド、メイヌーを下げてアマド、マクトミネイとフレッシュな選手の投入で攻撃に変化を加えたユナイテッド。以降は左サイドのガルナチョを起点に幾度かチャンスシーンを作るが、最後のところでうまくいかない。

だが、79分には伏兵の見事な仕掛けから待望の先制点が生まれる。GKムリッチから自陣中央でボールを受けたベルゲの不用意な横パスを狙っていたアントニーがカット。そのままボックス内へ持ち込むと、ベルゲに後方から押されてバランスを崩しながらもGKに寄せられる寸前で放った左足シュートがゴール右隅に決まった。

アントニーの今季リーグ戦初ゴールでリードを手にしたユナイテッドは、直後にエリクセンを下げてアムラバトを投入。ここから逃げ切り態勢に入るが、思わぬ形で追いつかれてしまう。

カゼミロの自陣ボックス内での軽率なヘディングでの浮き球バックパスへの対応で飛び出したものの、ボールにアタックできなかったGKオナナのパンチがアムドゥニの顔面を捉えると、オンフィールド・レビューの結果、バーンリーにPKが与えられる。これをキッカーのアムドゥニが冷静に右隅へ蹴り込み、87分の同点ゴールとした。

痛恨の形での失点となったユナイテッドはここから決死の猛攻で勝ち越しゴールを目指す。しかし、アマドやアントニーらのミドルレンジのシュートは相手守備陣の身体を張った対応に阻まれた。

そして、試合はこのままタイムアップを迎え、格下相手にホームで痛恨ドローのユナイテッドは上位陣との勝ち点を詰めることができなかった。

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今季ヘタフェでプレーのグリーンウッドはスペイン残留希望か…バレンシアがユナイテッドにオファー

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