宮澤ひなたが先制点関与のユナイテッド、大勝で次節シティとのダービーへ弾み!なでしこ3選手先発のウェストハムは林穂之香が負傷交代…【FAWSL】

2023.11.13 14:55 Mon
Getty Images
12日、FA女子スーパーリーグ第6節のマンチェスター・ユナイテッドvsウェストハムが行われ、5-0でユナイテッドが大勝した。ユナイテッドの宮澤は[4-3-3]の中盤の一角で先発出場。ボランチとシャドーの中間ポジションのような位置でつなぎ役に徹し、61分までプレーして先制点に関与した。
ウェストハムの植木理子林穂之香清水梨紗も揃って先発。[5-3-2]の中で、植木は2トップ、清水は3バックの右でフル出場を果たすも、中盤起用の林は20分に負傷交代した。

2勝3分けと無敗で迎えたユナイテッドに対し、1勝1分け3敗と黒星が先行するウェストハムは5バック気味でスタート。だが、ボールを握るユナイテッドが早々にスコアを動かした。

3分、左からのクロスが跳ね返されてボックス手前にこぼれると、待ち構えていた宮澤ひなたが左足を振る。シュートにも見えたが、当たり損なってゴール前に浮き上がると、これにゲイゼ・フェレイラが反応。GKの前で先に触り、ヘディングシュートでネットを揺らした。
早くも目論見が崩れたウェストハムはアクシデントにも見舞われる。11分、相手選手を追う途中で林が右足を負傷し、右の足首かアキレス腱の当たりを気にしてピッチにうずくまってしまう。幸い、地力で立ち上がり、以降プレーに復帰したが、20分に途中交代となった。

ウェストハムは植木が立て続けのシュートを放つなど戦う姿勢を見せたが、再び想定外事態に。2トップの一角、ヴィヴィアン・アッセイがユナイテッドのケイティ・ゼレムとルーズボール争いの際に頭部をバッティング。34分にピッチを後にした。

大幅なプラン変更を余儀なくされたウェストハムに対してユナイテッドは42分、再三狙っていたウェストハムの右サイドを崩し、センターバックのミリー・ターナーが技ありのコントロールショットを沈めてリードを広げると、前半の追加タイム1分には逆サイドのポケットを突いてニキータ・パリスが加点する。

大きなアドバンテージを得たユナイテッドだったが、後半はウェストハムの圧力を受けた。69分には植木にドリブルからの鋭いフィニッシュを許したが、GKメアリー・アープスを中心に我慢を続ける。

この奮闘に攻撃陣が応えたのは試合終盤。88分に途中出場のルシア・ガルシアが速攻から追加点を挙げ、その2分後には同じく途中出場のメルヴィン・マラードがセットプレーからダメ押しのゴールを奪い、勝負あり。

大勝したユナイテッドが3位に浮上し、19日にオールド・トラッフォードで行われるマンチェスター・シティとのダービーへ弾みを付けた。

マンチェスター・ユナイテッド 5-0 ウェストハム
【ユナイテッド】
ゲイゼ・フェレイラ(3分)
ミリー・ターナー(42分)
ニキータ・パリス(45+1分)
ルシア・ガルシア(88分)
メルヴィン・マラード(90分)

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なでしこが後半にゴールラッシュ! 浜野まいかの2ゴールなど4ゴールを奪い逆転勝利でニュージーランドに連勝【スペイン遠征】

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田中美南の先制点に古賀塔子が初ゴール! なでしこジャパンがニュージーランドとの連戦初戦に快勝【スペイン遠征】

なでしこジャパンは5月31日、ニュージーランド女子代表との国際親善試合を戦い、2-0で勝利した。 パリ・オリンピック本大会へ向け、最後の国外遠征に臨むなでしこジャパン。今回のスペイン遠征ではムルシアの地でニュージーランドと2試合を戦う。 池田太監督は、この初戦に向けて[3-4-2-1]の布陣を採用。GKに平尾知佳、3バックに古賀塔子、南萌華、石川璃音。ウイングバックに守屋都弥、北川ひかる、2ボランチに長野風花、林穂之香を起用。前線は清家貴子と宮澤ひなたの2シャドーに田中美南が最前線に入った。 [4-3-3]で臨んだニュージーランドに対して、立ち上がりから押し込む入りを見せたなでしこ。開始3分には守屋の右サイドからのクロスをボックス左の北川が左足でシュート。枠は捉え切れずも、早速ファーストシュートを記録した。 以降はウイングバックとシャドーの関係性でサイドで数的優位を作りつつ、ピッチの幅と奥行きを使った攻撃で相手守備を揺さぶっていく。安定したボール保持と共に崩しのイメージを垣間見せるが、最後の局面では相手の粘りの守備に阻まれ、決定機まであと一歩という場面が目立った。 それでも、ゴールレスでハーフタイム突入かに思われた前半終了間際に鮮やかな崩しから先制点を奪う。前半アディショナルタイム2分、相手陣内右サイドでタメを作った守屋がポケットに走り込む長野を使う。そして、長野のマイナスパスを中央で収めた清家が丁寧に落とすと、これを田中がワントラップから正確な左足シュートでゴール右隅に突き刺した。 1点リードで試合を折り返したなでしこはハーフタイムに2枚替えを敢行。平尾に代えてA代表デビューのGK大場朱羽、守屋に代えて浜野まいかを投入した。 すると、後半は開始直後にいきなりゴールが生まれる。47分、右CKの場面でキッカーの北川が左足インスウィングで絶妙な浮き球のボールをファーへ蹴り込むと、フリーの古賀がダイビングヘッドで合わせたボールが左ポストの内側を叩いてゴールネットに吸い込まれた。 幸先よく追加点を奪った後はニュージーランドにやや押し返されるが、きっちり自陣で攻撃を撥ね返していく。61分には南、宮澤を下げて高橋はな、植木理子を同じポジションに投入。さらに、73分には長野に代えて長谷川唯をピッチに送り込む。 すると、74分にはその長谷川の縦パスを起点に田中が背後を狙う植木に絶妙なスルーパスを通す。そのままボックス内に持ち込んだ植木だったが、シュートの際に相手に寄せられてブロックされてしまい、惜しくも枠の右へ外れた。 その後、試合はニュージーランドの選手の負傷によってプレーが切れるシーンが増えて膠着状態に。それでも、集中力を切らさないなでしこは危なげなく時計を進めつつ、試合終了間際には清家が決定的なシュートで3点目に迫るシーンも創出。そして、2-0のままタイムアップを迎えた。 なお、初戦を勝利で終えたなでしこは、6月3日にニュージーランドとの第2戦に臨む。 なでしこジャパン 2-0 ニュージーランド女子代表 【なでしこ】 田中美南(前45分+2) 古賀塔子(後2分) ◆なでしこジャパンメンバー GK 平尾知佳(アルビレックス新潟レディース) →HT 大場朱羽(ミシシッピ大学) DF 古賀塔子(フェイエノールト/オランダ) 南萌華(ローマ/イタリア) →61分 高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース) 石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース) MF 守屋都弥(INAC神戸レオネッサ) →HT 浜野まいか(チェルシー/イングランド) 長野風花(リバプール/イングランド) →73分 長谷川唯(マンチェスター・シティ/イングランド) 林穂之香(ウェストハム/イングランド) 北川ひかる(INAC神戸レオネッサ) FW 清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース) 田中美南(INAC神戸レオネッサ) →78分 千葉玲海菜(フランクフルト/ドイツ) 宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) →61分 植木理子(ウェストハム/イングランド) 2024.06.01 00:57 Sat

長谷川唯や熊谷紗希など主軸組が順当に選出! パリ五輪へ強化続くなでしこジャパンメンバー22名が発表!【スペイン遠征】

日本サッカー協会(JFA)は22日、スペイン遠征に臨むなでしこジャパンのメンバー22名を発表した。 パリ・オリンピック本大会へ向け、重要な強化の場となる今回の遠征。スペインでニュージーランド女子代表との2試合を戦う。 池田太監督は、キャプテンの熊谷紗希(ローマ)や長谷川唯(マンチェスター・シティ)らを順当に選出。また、ケガから復帰したDF高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース)、FW千葉玲海菜(フランクフルト)ら、3月に不在だったメンバーも招集した。 なでしこジャパンは31日(金)と6月3日(月)にニュージーランド女子代表と連戦を行う。なお、今回の2試合に関しては、YouTubeチャンネル「JFATV」にてライブ配信が予定されている。 今回発表されたなでしこジャパンのメンバーは以下の通り。 ◆なでしこジャパンメンバー22名 ※は現地で合流予定 GK 山下杏也加(INAC神戸レオネッサ) 平尾知佳(アルビレックス新潟レディース) 大場朱羽(ミシシッピ大学)※ FP 熊谷紗希(ローマ/イタリア)※ 田中美南(INAC神戸レオネッサ) 清水梨紗(ウェストハム/イングランド) 清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース) 守屋都弥(INAC神戸レオネッサ) 長谷川唯(マンチェスター・シティ/イングランド) 北川ひかる(INAC神戸レオネッサ) 林穂之香(ウェストハム/イングランド) 南萌華(ローマ/イタリア)※ 長野風花(リバプール/イングランド) 千葉玲海菜(フランクフルト/ドイツ)※ 植木理子(ウェストハム/イングランド) 宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) 高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース) 石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース) 藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 浜野まいか(チェルシー/イングランド)※ 谷川萌々子(FCローゼンゴード/スウェーデン)※ 古賀塔子(フェイエノールト/オランダ)※ 2024.05.22 13:08 Wed

最終節6ゴールで圧勝したチェルシーが驚異の5連覇達成!シティとチェルシーの優勝争いは得失点差で決着【FAWSL】

18日、FA女子スーパーリーグ(FAWSL)の最終節が行われた。 最終節を前に首位に躍り出たチェルシー・ウィメンと2位のマンチェスター・シティ・ウィメンの一騎打ちとなった優勝争い。共になでしこジャパンでプレーする日本人が所属している。 2位のシティはアウェイでアストン・ビラと対戦。なでしこジャパンのMF長谷川唯はアンカーで先発フル出場を果たした。 互いに序盤から攻め込む一線となった中、徐々にシティがペースを掴むことに。すると21分、長谷川のパスを受けたローレン・ヘンプがボックス左からクロス。これをボックス内で受けたメアリー・ファウラーがトラップからボレーで叩き込み、シティが先制する。 先制したシティはその後も攻め立てることに。しかし、シュートがクロスバーを叩くなど、なかなか追加点が奪えない。 0-1で迎えた後半もシティペースで試合が進んでいくが、チャンスを逃し続けるとアストン・ビラも反撃。68分、後方の広大なスペースに飛び出した9がスルーパスを受けると、落ち着いてGKとの一対一を制して同点に追いつく。 首位と勝ち点が並んでいることを考えれば、勝利しなければ優勝の可能性が限りなくなくなるシティ。フィニッシュの精度が上がらずに苦しんだが、77分にボックス右からのファウラーのクロスをヘンプがダイレクトで合わせて勝ち越しに成功。大量得点で勝利したかったなか、1-2の最小得点差での勝利となった。 シティが勝利したことで、勝利が最低条件のチェルシー。アウェイでマンチェスター・ユナイテッドと対戦した。 前節はなでしこジャパンのFW浜野まいかが値千金の決勝ゴールを決めて首位に浮上した中、その浜野はベンチ入りも出番はないまま終わった。なお、ユナイテッドの宮澤ひなたはベンチから途中出場した。 オールド・トラッフォードで行われた試合は首位のチェルシーが圧倒。2分、左サイドのスペースに出されたボールに追いついたグーロ・レイテンが鋭いクロスを入れると、マイラ・ラミレスが豪快にヘッドで合わせて先制。8分には、ラミレスのスルーパスに反応したヨハンナ・リッティン・カネリドが冷静にGKとの一対一を沈めてリードを2点に広げる。 強さを見せつけるチェルシーはその後も攻め込んでいくと、44分には右サイドをドリブルで突破したラミレスがボックス内に侵入すると、中央へ折り返し、これをシェーケ・ニュスケンが落ち着いて流し込んで3点目。前半アディショナルタイムにはラミレスが強引にドリブルでボックス内に持ち込んで突破し、決め切り、前半だけで4点のリードを奪った。 チェルシーは後半に入っても手を緩めずに2点を追加。終わってみれば0-6で大勝。シティと同じ勝ち点55だが、得失点差で7点も差をつけて、見事にFAWSLで5連覇を達成。今シーズン限りで退任するエマ・ヘイズ監督を最高の形で送り出すこととなった。 <span class="paragraph-title">【動画】圧倒的な強さ見せチェルシーが5連覇達成!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="65HKMFb_v8U";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.19 21:25 Sun

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マンチェスター・ユナイテッドが守備陣立て直しの一手として、チェルシーからイングランド人DFトレヴォ・チャロバー(24)の獲得構想があるようだ。イギリス『インデペンデント』が報じた。 FAカップのタイトルで締めたが、プレミアリーグにチャンピオンズリーグ(CL)と不本意な戦いに終始した今季のユナイテッド。その要因の1つにケガ人続きのチーム状況が挙がり、守備陣も主力の不揃いが続いた。 なかでも、センターバック陣はケガ人続出の1年に。壊滅状態のなか、アカデミーからウィリー・カンブラワという若き力が出てきたのは良い話だが、今夏に優先すべきポジションの1つがセンターバックといわれる。 すでにラファエル・ヴァランの退団が決まり、補強の必要性が高まるなか、エバートンのイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイトに関心を抱くユナイテッドだが、新たにチャロバーの名も浮上している。 ジム・ラトクリフ共同オーナーのもと、リクルート法も抜本的に見直した上で選手売買に動くユナイテッドは高業績を残す他クラブのやり方に倣い、25選手以下の選手を標的に。今年7月に25歳となるチャロバーはその点でも合致する。 一方のチェルシーはプレミアリーグの収益と持続可能性に関する規則(PSR)を6月30日までに解消すべく、そのチャロバーか、コナー・ギャラガーのどちらかの売却を視野。価格はいずれも2500万ポンド(約49億8000万円)だという。 ユナイテッドにとって、チェルシーから補強となれば、昨オフのメイソン・マウントに続くものとなるが、いかに。 2024.05.31 16:05 Fri

「無謀な支出に終止符」移籍市場におけるラトクリフ・ユナイテッドの大綱とは

移籍市場におけるマンチェスター・ユナイテッドの基本方針とは。イギリス『90min』がレポートする。 ケガ人も多く、1年を通じた低調なシーズンでチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃したユナイテッド。それでもなんとかヨーロッパリーグ(EL)への参戦をかろうじて手に入れた。 エリク・テン・ハグ監督の去就とともに、とりわけセンターバックとセントラルハーフが必要そうな今夏の補強も気になるところだが、その基本方針とは。 ユナイテッドのリクルート班トップとして、初めての移籍市場を控える「INEOS」ジム・ラトクリフ氏は、大前提として無謀な支出を繰り返した時代に終止符を打つとのこと。 地元マンチェスター出身、幼少期から半世紀以上ユナイテッドを見つめてきた71歳は、可能であればアカデミーから積極的に人材を登用したいようで、今夏補強にこれまでのような予算を組んでいないとされる。 昨夏注ぎ込んだ移籍金は総額1億7500万ポンド(約348.9億円)。しかし今夏は現状で3500万ポンド(約69.7億円)しか予算を組んでおらず、額はともかく、これを増やすには「まずは既存戦力の売り」だという。 今やどのプレミアリーグクラブにも当てはまることだが、やはり「持続可能性に関する規則(PSR)」には最大級の警戒が必要。 獲得候補とされるエバートンのイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(21)、クリスタル・パレスのイングランド代表MFエベレチ・エゼ(25)らは、間違いなく3500万ポンド前後では買えず。今後の展開やいかに。 2024.05.30 20:35 Thu

FA女子スーパーリーグの関連記事

浜野まいか在籍のチェルシー、来季新指揮官はリヨンのボンパストル氏に決定

チェルシー女子チームの新指揮官がソニア・ボンパストル氏(43)に決定した。 チェルシーは29日、エマ・ヘイズ監督(47)の後任としてリヨン女子チームを率いるフランス人指揮官の招へいを発表した。契約期間は4年となる。 チェルシーでは2012年からチームを率い、直近のWSL5連覇に導くなど在任期間で通算16個のチームタイトルをもたらしたヘイズ監督がアメリカ女子代表監督就任に伴い、今季限りでの退任が決定していた。 そして、その後任として招へいされたのが、ボンパストル氏だ。 現役時代にモンペリエやリヨン、パリ・サンジェルマンで活躍した元フランス女子代表MFは、引退後に長らく古巣リヨンのアカデミーを指導。2021年に女子ファーストチームの新指揮官に指名されると、国内リーグ3連覇に2021-22シーズンのUEFA女子チャンピオンズリーグ制覇など通算7個のタイトル獲得に導いた。 名将の後釜として重圧かかるイングランドでの新たな挑戦に臨むボンパストル氏は、その意気込みを語っている。 「女子チームの監督としてチェルシーに加入できることをとても嬉しく思っています。チェルシーはイングランドフットボール界の名門クラブです。クラブ、スタッフ、プレーヤーの野望に応えるため、この新しいプロジェクトに全力を尽くします」 「エマの意志を継ぎ、ここ数年続けてきた仕事を続けていきたいと思います。冒険が始まります」 なお、チェルシーにはなでしこジャパンFW浜野まいかが在籍しており、新シーズンはボンパストル新監督の下でさらなる飛躍を目指すことになる。 2024.05.30 15:35 Thu

タイトル逃したシティがなでしこDF清水梨紗を狙う、長谷川唯と共闘か

なでしこジャパンMF長谷川唯が所属するマンチェスター・シティ・ウィメンが、なでしこジャパンDF清水梨紗(27)の獲得を目指しているようだ。イギリス『BBC』が伝えた。 今シーズンのFA女子スーパーカップ(FAWSL)でチェルシーとのタイトル争いを繰り広げたシティ。最終節でも勝利し勝ち点では並んだものの、得失点差で2位に終わり、優勝を逃していた。 そのシティだが、ウェストハム・ウィメンでプレーする清水の獲得を目指しているとのことだ。 清水は2022年夏に日テレ・東京ヴェルディベレーザからウェストハムに完全移籍。すぐに主軸としてポジションを掴み、1年目からFAWSLの全試合に出場した。 今シーズンもFAWSLで22試合に出場し1ゴールを記録した清水。サイドバックやボランチでプレーし、その活躍は評価されている。 清水とウェストハムとの契約は今シーズン限りで満了を迎え、『BBC』によればウェストハムからの契約延長オファーを断ったとのこと。MF林穂之香、FW植木理子となでしこジャパンのチームメイトと今季はプレーしていたが、退団を決めたという。 シティには長谷川が所属しており、2人は東京NB時代にチームメイトであり、なでしこジャパンでも長らく共にプレー。長谷川とは1カ月だけウェストハムで被っているが、イングランドでは同じチームでプレーしたことはなく、なでしこの共演が見られる可能性がありそうだ。 2024.05.19 23:17 Sun

最終節6ゴールで圧勝したチェルシーが驚異の5連覇達成!シティとチェルシーの優勝争いは得失点差で決着【FAWSL】

18日、FA女子スーパーリーグ(FAWSL)の最終節が行われた。 最終節を前に首位に躍り出たチェルシー・ウィメンと2位のマンチェスター・シティ・ウィメンの一騎打ちとなった優勝争い。共になでしこジャパンでプレーする日本人が所属している。 2位のシティはアウェイでアストン・ビラと対戦。なでしこジャパンのMF長谷川唯はアンカーで先発フル出場を果たした。 互いに序盤から攻め込む一線となった中、徐々にシティがペースを掴むことに。すると21分、長谷川のパスを受けたローレン・ヘンプがボックス左からクロス。これをボックス内で受けたメアリー・ファウラーがトラップからボレーで叩き込み、シティが先制する。 先制したシティはその後も攻め立てることに。しかし、シュートがクロスバーを叩くなど、なかなか追加点が奪えない。 0-1で迎えた後半もシティペースで試合が進んでいくが、チャンスを逃し続けるとアストン・ビラも反撃。68分、後方の広大なスペースに飛び出した9がスルーパスを受けると、落ち着いてGKとの一対一を制して同点に追いつく。 首位と勝ち点が並んでいることを考えれば、勝利しなければ優勝の可能性が限りなくなくなるシティ。フィニッシュの精度が上がらずに苦しんだが、77分にボックス右からのファウラーのクロスをヘンプがダイレクトで合わせて勝ち越しに成功。大量得点で勝利したかったなか、1-2の最小得点差での勝利となった。 シティが勝利したことで、勝利が最低条件のチェルシー。アウェイでマンチェスター・ユナイテッドと対戦した。 前節はなでしこジャパンのFW浜野まいかが値千金の決勝ゴールを決めて首位に浮上した中、その浜野はベンチ入りも出番はないまま終わった。なお、ユナイテッドの宮澤ひなたはベンチから途中出場した。 オールド・トラッフォードで行われた試合は首位のチェルシーが圧倒。2分、左サイドのスペースに出されたボールに追いついたグーロ・レイテンが鋭いクロスを入れると、マイラ・ラミレスが豪快にヘッドで合わせて先制。8分には、ラミレスのスルーパスに反応したヨハンナ・リッティン・カネリドが冷静にGKとの一対一を沈めてリードを2点に広げる。 強さを見せつけるチェルシーはその後も攻め込んでいくと、44分には右サイドをドリブルで突破したラミレスがボックス内に侵入すると、中央へ折り返し、これをシェーケ・ニュスケンが落ち着いて流し込んで3点目。前半アディショナルタイムにはラミレスが強引にドリブルでボックス内に持ち込んで突破し、決め切り、前半だけで4点のリードを奪った。 チェルシーは後半に入っても手を緩めずに2点を追加。終わってみれば0-6で大勝。シティと同じ勝ち点55だが、得失点差で7点も差をつけて、見事にFAWSLで5連覇を達成。今シーズン限りで退任するエマ・ヘイズ監督を最高の形で送り出すこととなった。 <span class="paragraph-title">【動画】圧倒的な強さ見せチェルシーが5連覇達成!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="65HKMFb_v8U";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.19 21:25 Sun

なでしこFW浜野まいかが大仕事! チェルシーに優勝の可能性残す決勝ゴール記録、最終節前に首位浮上【FAWSL】

FA女子スーパーリーグ(FAWSL)の優勝争いが混沌とすることに。なでしこジャパンのFW浜野まいかが大仕事をやってのけた。 FAWSLは残り1節を残すのみ。1試合未消化だった2位のチェルシーが6位のトッテナムと対戦した。 首位のマンチェスター・シティとの勝ち点差は「3」という状況で迎えた延期分。最終節を前に勝利すれば首位に返り咲くことが可能となる。 浜野は[4-4-2]の右サイドハーフで先発出場。勝利が必要な大一番で先発起用されると、0-0で迎えた37分に大仕事をやってのける。 左サイドからのグーロ・レイテンからのグラウンダーのクロスをファーサイドに走り込んだ浜野がダイレクトで蹴り込み、チェルシーが先制。この1点が決勝点となり、0-1で勝利したチェルシーがシティをかわし、最終節前に首位に浮上した。 浜野にとってはこれがシーズン2ゴール目。タイトル獲得に向けて大きな仕事をした。 なお、最終節は18日に行われ、チェルシーがマンチェスター・ユナイテッドと、シティがアストン・ビラと対戦。勝ち点52で並ぶ両者、タイトル獲るのは浜野か、それとも長谷川唯か。いずれにしてもなでしこジャパンの選手がトロフィーを掲げることとなる。 <span class="paragraph-title">【動画】浜野まいかが大仕事! チェルシーに優勝の可能性呼び込むゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="bkCU_dB_xmc";var video_start = 132;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.16 21:38 Thu

アーセナル女子のエースFWミーデマが今季限りで退団、7シーズンで172試合125ゴール

アーセナルは13日、オランダ女子代表FWフィフィアネ・ミーデマ(27)の退団を発表した。 ミーデマは2017年にバイエルンから完全移籍で加入。バイエルンでも同僚だった元なでしこジャパンFW岩渕真奈とアーセナルでもチームメイトとなり、仲の良さも見せていた。 ミーデマは公式戦172試合で125ゴール50アシストという脅威的な数字を残し、2018-19シーズンにはFA女子スーパーリーグ(FAWSL)で優勝。カップ戦では3度の優勝を果たした。 FAWSLでは79ゴールを記録し、これはリーグ史上最多。ゴールデンブーツも2度受賞するなど、アーセナルのエースとしてプレーを続けてきた。 しかし、2022年12月にヒザの前十字じん帯を断裂し10カ月離脱。2023年10月に復帰したが、2024年3月に再びヒザの手術を受け、今シーズンはわずか13試合の出場に終わっていた。 2024.05.14 21:50 Tue
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