元蘭代表ファン・ヒンケルがフィテッセ退団…今季で契約満了に

2024.06.01 09:20 Sat
フィテッセ退団のファン・ヒンケル
Getty Images
フィテッセ退団のファン・ヒンケル
フィテッセは5月31日、元オランダ代表MFマルコ・ファン・ヒンケル(31)の退団を発表した。

かつてチェルシーにステップアップ移籍を果たしたが、大ケガにも狂わされて輝けず、ミランやストーク・シティ、PSVをローンで転々としたファン・ヒンケル。2021年夏からPSVに完全移籍し、ローンを繰り返す日々に終止符を打つと、2023年冬からフィテッセに復帰した。
今季も公式戦32試合に出場し、エールディビジでは30試合で7得点2アシスト。だが、フランス人DFニコラ・イジマ=ミラン(32)、元コソボ代表MFトニ・ドンジョニ(25)、オランダ人MFジョルディ・アルテナ(20)、オランダ人MFダーン・ハイスマン(21)とともに契約満了となった。

なお、ファン・ヒンケルはチェルシー移籍前を含め、フィテッセでは通算156試合で32得点22アシスト。31歳という年齢からしてもまだまだ需要がありそうだが、新天地やいかに。

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ファン・ヒンケルがチェルシー移籍以来9年半ぶりにフィテッセに復帰…PSVから完全移籍加入

フィテッセは1日、PSVの元オランダ代表MFマルコ・ファン・ヒンケル(30)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2024年夏までの1年半となる。 ファン・ヒンケルは2010年7月にフィテッセのファーストチームに昇格。そこで名を挙げると、2013年夏にチェルシーへと完全移籍する。 しかし、選手層の厚さに出番がなく、長きにわたるレンタル生活を強いられ、ミラン、ストーク・シティへのレンタル移籍を経験。PSVには3度もレンタル移籍をした。 さらに、ケガの影響もありチェルシーでは戦力として稼働できず、たった4試合の出場に終わることに。2021年7月にはPSVに完全移籍を果たしていた。 2021-22シーズンはエールディビジで23試合に出場し1ゴール1アシストを記録するなど、公式戦38試合で2ゴール3アシストを記録。しかし、今シーズンはここまで4試合の出場に終わっていた。 9年半ぶりに古巣へと戻ったファン・ヒンケルはクラブを通じてコメントしている。 「このクラブは、サッカー選手として、そして人として、僕を育ててくれた。今戻ってくるのは素晴らしいことだ」 「フィテッセの現在のテクニカルスタッフも含めて、昔がよみがえっているような気がする。サポーターとアーネムの人々がクラブを誇りに思うようにしたいと考えている。もちろん、それに貢献したい」 2023.02.01 20:30 Wed

ファン・ヒンケル、チェルシーからの放浪に終止符! レンタル先のPSVと2年契約

PSVは18日、元オランダ代表MFマルコ・ファン・ヒンケル(28)と2023年までの2年契約を締結したと発表した。 ファン・ヒンケルは2013年夏にフィテッセからチェルシー入りしたが、長きにわたるレンタル生活を強いられ、ミラン、ストーク・シティ、PSVを転々。2018年夏からチェルシーに戻ったが、ケガの影響もあり、戦力として稼働できず、昨年10月にPSVへ3度目のレンタルが決定した。 だが、チェルシー時代から悩まされ続けるヒザのケガがなかなか完治せず、今年1月13日に行われたエールディビジ第16節のAZ戦でやっと今季の初実践に。実に983日ぶりの公式戦出場となり、最終的に12試合の出場で1得点1アシストという数字を収めた。 そんなファン・ヒンケルは保有元であるチェルシーとの契約が今季最終年であり、今月いっぱいでフリーに。3度のレンタルで公式戦通算76試合32得点の数字を残すPSVの正式な一員に来季からなることが決まり、喜びの思いとともに、決意を新たにした。 「この美しいクラブに残ることができて、すごく嬉しい。僕はチームに貢献できると確信しているし、今後数年間で多くのことを達成したいと思っている」 なお、PSVのフットボールディレクターを務めるジョン・デ・ヨング氏は「我々は彼との契約を望み、マルコからも残りたいの話があった。チェルシーが彼との契約を延長しないと決定したとき、我々はすぐに彼と話を始めたんだ」と説明している。 2021.06.19 18:05 Sat

チェルシーの“忘れ去られた男”マルコ・ファン・ヒンケルが983日ぶりに公式戦出場

13日に行われたエールディビジ第16節のPSVvsAZは元オランダ代表MFマルコ・ファン・ヒンケルにとってメモリアルマッチとなった。 2013年7月、フィテッセの下部組織からチェルシーに青田買いされたマルコ・ファン・ヒンケルは、ここまでミランやストーク・シティ、PSVへのレンタルを繰り返すも、チェルシーでの出場機会がほとんどないまま、先月1日に28歳の誕生日を迎えた。 その間、元オランダ代表を苦しめたのはヒザのケガだった。2018年7月、前十字じん帯断裂の大ケガを負い、その後2シーズン以上も試合に出られない日々が続いた。 リハビリに励む中で、昨年10月にPSVがマルコ・ファン・ヒンケルをレンタルで獲得。PSVに移籍するのはこれが3度目のことで、過去2度のレンタル移籍で公式戦64試合に出場し31ゴール10アシストを記録していた。 同選手にとってはチェルシーよりも思い入れのあるとも言える母国クラブで、ついに待ちわびた瞬間が訪れる。 先日のAZ戦の87分、マルコ・ファン・ヒンケルは途中出場からピッチに立った。これは、最後に出場した2018年5月6日のフローニンヘン戦から実に983日ぶりのこと。チェルシーも公式SNSを通じて「おめでとう、そしておかえりなさい、マルコ!」と祝福のメッセージを送っている。 本人もまた、試合後の『ESPN』のインタビューで復帰の喜びを嚙み締めている。 「個人的には今日が(人生の)ハイライトだ。このためにハードワークを続けたんだ。長い時間がかかってしまったけどね」 「戻って来れたことは報酬みたいなものだ。アヤックス戦で僕は再びそこにいた。スタジアムの雰囲気を再確認し、何となく感触も掴めたよ」 「約1000日なんだって? 僕も聞いたばかりだよ。いつしか指折り数えることを止めていたよ。大した問題ではなかったから」 「ただただ回復に努めていた。再びフットボールができることを願いながらね。その可能性が限りなく小さかった時期もあって、幕引きも考えなくはなかったんだ」 「でも色んな感情的な物事を経て、僕はここに立つことができた。喜んでいいよね、うん」 「炎は決して燃え続けることをやめたりはしない。それが重要なんだ。さもなければ、僕は諦めていたかもしれない」 2021.01.15 14:49 Fri

ヒザの重傷で2年プレーしていないチェルシーMFファン・ヒンケルがPSVへ3度目のレンタル

PSVは6日、チェルシーの元オランダ代表MFマルコ・ファン・ヒンケル(27)がレンタル移籍で加入することを発表した。 ファン・ヒンケルにとっては2017-18シーズン以来、3度目のPSV加入となる。 ファン・ヒンケルは、フィテッセの下部組織出身で、2013年7月にチェルシーへ完全移籍。ミラン、ストーク・シティ、PSVへのレンタル移籍を経験している。 チェルシーでの出場機会がないファン・ヒンケルだが、PSVでは2度のレンタル移籍で公式戦64試合に出場し31ゴール10アシストとブレイク。しかし、2018年6月にチェルシーへ復帰して以降はヒザに重傷を負い、2シーズンにわたって1度もピッチに立っていない。 かつてブレイクしたPSVへのレンタルで復帰となったファン・ヒンケルは、現状もリハビリの途中とのこと。それでもPSVは獲得し、復活に期待しているようだ。 ファン・ヒンケルは「僕は現在、個別プログラムの最終段階にある。数週間以内にトレーニングに加われると期待している」とコメント。またチェルシーに対しても、「チェルシーが僕と一緒に新しいレンタルの形を考えてくれている事実はとても素晴らしいことだ。僕たちがこの数年で築き上げてきた良好な関係を表している」とチャンスを与えてくれたことに感謝を述べた。 2020.10.07 09:43 Wed

レンタル犠牲者のファン・ヒンケルがチェルシーと契約延長!

チェルシーは26日、オランダ代表MFマルコ・ファン・ヒンケル(27)と1年契約延長したことを発表した。新契約は2021年6月30日までとなる。 オランダの至宝と言われたファン・ヒンケルは2013年にフィテッセから加入。しかし、チェルシーのお家芸とも言えるレンタルでの武者修行を永遠と繰り返す選手の代表格となってしまい、加入して以降、ミラン、ストーク・シティ、PSVと3クラブへレンタル。2018年6月にチェルシーへ復帰したが、今度はヒザの重傷により現在に至るまでリハビリ生活が続いている。 PSVではキャプテンとしてエールディビジ優勝などの結果を残して来たファン・ヒンケルだが、チェルシーとの契約は今月いっぱいまでとなっていた。 だが、先日にオランダ『AD』のインタビューで同選手が契約延長の交渉下であることを告白。その言葉通り、この度1年の延長が発表された格好だ。 なお、チェルシーでは公式戦4試合の出場にとどまっているファン・ヒンケル。果たして今後、チェルシーで才能を開花させることは出来るのだろうか。 2020.06.26 19:20 Fri

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オランダ1部・フィテッセ、プロリーグライセンス剥奪へ

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フィテッセが勝ち点18剥奪、「-1」となり35年ぶり降格決定…オランダ史上最大の勝ち点剥奪、本田圭佑やハーフナー・マイクらも在籍

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「信頼されてる」「楽しそう!」小川航基、地元のライバル相手の勝利をスタジアム外でサポーターと喜ぶ自撮りが話題

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オランダ代表候補メンバーが発表! ファン・ペルシやバベルが復帰《ロシアW杯欧州予選》

▽オランダサッカー協会(KNVB)は16日、今月31日に行われる2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選のフランス代表戦、9月3日に行われるブルガリア代表戦に向けたオランダ代表の候補メンバー32名を発表した。 ▽今回のメンバーには、フェネルバフチェのFWロビン・ファン・ペルシやベシクタシュのFWライアン・バベルなどベテラン勢も復帰。MFウェスレイ・スナイデル(ニース)やFWアリエン・ロッベン(バイエルン)なども招集されている。 ▽なお、ロシアW杯欧州予選でグループAに属するオランダは、ここまで6試合消化時点で3勝1敗2分けの3位に位置している。今回発表されたオランダ代表候補メンバー32名は以下の通り。 <span style="font-weight:700;">◆オランダ代表候補メンバー32名</span> <span style="font-weight:700;">GK</span> <span style="font-weight:700;">イェスパー・シレッセン</span>(バルセロナ/スペイン) <span style="font-weight:700;">マールテン・ステケレンブルフ</span>(エバートン/イングランド) <span style="font-weight:700;">イェルーン・ズート</span>(PSV) <span style="font-weight:700;">DF</span> <span style="font-weight:700;">ダレイ・ブリント</span>(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) <span style="font-weight:700;">ウェスレイ・ホード</span>(ラツィオ/イタリア) <span style="font-weight:700;">マタイス・デ・リフト</span>(アヤックス) <span style="font-weight:700;">ブルーノ・マルティンス・インディ</span>(ストーク・シティ/イングランド) <span style="font-weight:700;">カリム・レキク</span>(ヘルタ・ベルリン/ドイツ) <span style="font-weight:700;">ケニー・テテ</span>(リヨン/フランス) <span style="font-weight:700;">ヨエル・フェルトマン</span>(アヤックス) <span style="font-weight:700;">ステファン・デ・フライ</span>(ラツィオ/イタリア) <span style="font-weight:700;">MF</span> <span style="font-weight:700;">ネイサン・アケ</span>(ボーンマス/イングランド) <span style="font-weight:700;">ドニー・ファン・デ・ビーク</span>(アヤックス) <span style="font-weight:700;">ステフェン・ベルフハイス</span>(フェイエノールト) <span style="font-weight:700;">エライロ・エリア</span>(イスタンブール・バシャクシェヒル/トルコ) <span style="font-weight:700;">マルコ・ファン・ヒンケル</span>(PSV) <span style="font-weight:700;">デビー・クラーセン</span>(エバートン/イングランド) <span style="font-weight:700;">デイヴィ・プロッペル</span>(PSV) <span style="font-weight:700;">ヴェスレイ・スナイデル</span>(ニース/フランス) <span style="font-weight:700;">ケビン・ストロートマン</span>(ローマ/イタリア) <span style="font-weight:700;">イェンス・トールンストラ</span>(フェイエノールト) <span style="font-weight:700;">トニー・ヴィルエナ</span>(フェイエノールト) <span style="font-weight:700;">ジョルジニオ・ワイナルドゥム</span>(リバプール/イングランド) <span style="font-weight:700;">FW</span> <span style="font-weight:700;">ライアン・バベル</span>(ベシクタシュ/トルコ) <span style="font-weight:700;">メンフィス・デパイ</span>(リヨン/フランス) <span style="font-weight:700;">バス・ドスト</span>(スポルティング・リスボン/ポルトガル) <span style="font-weight:700;">イェレマイン・レンス</span>(ベシクタシュ/トルコ) <span style="font-weight:700;">フィンセント・ヤンセン</span>(トッテナム/イングランド) <span style="font-weight:700;">ユルゲン・ロカディア</span>(PSV) <span style="font-weight:700;">ロビン・ファン・ペルシ</span>(フェネルバフチェ/トルコ) <span style="font-weight:700;">クインシー・プロメス</span>(スパルタク・モスクワ/ロシア) <span style="font-weight:700;">アリエン・ロッベン</span>(バイエルン/ドイツ) 2017.08.17 18:06 Thu
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ヒザの重傷で2年プレーしていないチェルシーMFファン・ヒンケルがPSVへ3度目のレンタル

PSVは6日、チェルシーの元オランダ代表MFマルコ・ファン・ヒンケル(27)がレンタル移籍で加入することを発表した。 ファン・ヒンケルにとっては2017-18シーズン以来、3度目のPSV加入となる。 ファン・ヒンケルは、フィテッセの下部組織出身で、2013年7月にチェルシーへ完全移籍。ミラン、ストーク・シティ、PSVへのレンタル移籍を経験している。 チェルシーでの出場機会がないファン・ヒンケルだが、PSVでは2度のレンタル移籍で公式戦64試合に出場し31ゴール10アシストとブレイク。しかし、2018年6月にチェルシーへ復帰して以降はヒザに重傷を負い、2シーズンにわたって1度もピッチに立っていない。 かつてブレイクしたPSVへのレンタルで復帰となったファン・ヒンケルは、現状もリハビリの途中とのこと。それでもPSVは獲得し、復活に期待しているようだ。 ファン・ヒンケルは「僕は現在、個別プログラムの最終段階にある。数週間以内にトレーニングに加われると期待している」とコメント。またチェルシーに対しても、「チェルシーが僕と一緒に新しいレンタルの形を考えてくれている事実はとても素晴らしいことだ。僕たちがこの数年で築き上げてきた良好な関係を表している」とチャンスを与えてくれたことに感謝を述べた。 2020.10.07 09:43 Wed
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チェルシーの“忘れ去られた男”マルコ・ファン・ヒンケルが983日ぶりに公式戦出場

13日に行われたエールディビジ第16節のPSVvsAZは元オランダ代表MFマルコ・ファン・ヒンケルにとってメモリアルマッチとなった。 2013年7月、フィテッセの下部組織からチェルシーに青田買いされたマルコ・ファン・ヒンケルは、ここまでミランやストーク・シティ、PSVへのレンタルを繰り返すも、チェルシーでの出場機会がほとんどないまま、先月1日に28歳の誕生日を迎えた。 その間、元オランダ代表を苦しめたのはヒザのケガだった。2018年7月、前十字じん帯断裂の大ケガを負い、その後2シーズン以上も試合に出られない日々が続いた。 リハビリに励む中で、昨年10月にPSVがマルコ・ファン・ヒンケルをレンタルで獲得。PSVに移籍するのはこれが3度目のことで、過去2度のレンタル移籍で公式戦64試合に出場し31ゴール10アシストを記録していた。 同選手にとってはチェルシーよりも思い入れのあるとも言える母国クラブで、ついに待ちわびた瞬間が訪れる。 先日のAZ戦の87分、マルコ・ファン・ヒンケルは途中出場からピッチに立った。これは、最後に出場した2018年5月6日のフローニンヘン戦から実に983日ぶりのこと。チェルシーも公式SNSを通じて「おめでとう、そしておかえりなさい、マルコ!」と祝福のメッセージを送っている。 本人もまた、試合後の『ESPN』のインタビューで復帰の喜びを嚙み締めている。 「個人的には今日が(人生の)ハイライトだ。このためにハードワークを続けたんだ。長い時間がかかってしまったけどね」 「戻って来れたことは報酬みたいなものだ。アヤックス戦で僕は再びそこにいた。スタジアムの雰囲気を再確認し、何となく感触も掴めたよ」 「約1000日なんだって? 僕も聞いたばかりだよ。いつしか指折り数えることを止めていたよ。大した問題ではなかったから」 「ただただ回復に努めていた。再びフットボールができることを願いながらね。その可能性が限りなく小さかった時期もあって、幕引きも考えなくはなかったんだ」 「でも色んな感情的な物事を経て、僕はここに立つことができた。喜んでいいよね、うん」 「炎は決して燃え続けることをやめたりはしない。それが重要なんだ。さもなければ、僕は諦めていたかもしれない」 2021.01.15 14:49 Fri

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オランダ1部・フィテッセ、プロリーグライセンス剥奪へ

フィテッセのプロリーグライセンスが剥奪される見通しに。 深刻な経営難により、今季オランダ1部・エールディビジにおける勝ち点18剥奪を喰らい、2部リーグ降格が決定していたフィテッセ。 オランダ『Voetbal International』によると、24日にもオランダサッカー連盟・独立ライセンス委員会が会議を開き、この場でフィテッセのプロリーグライセンス剥奪を決定するか否か最終判断を下す見通しだという。 フィテッセは22年2月のロシアによるウクライナ侵攻を発端として経営が悪化。 翌月にロシア人オリガルヒのオーナー、ヴァレリ・オイフ氏が撤退し、同氏就任前から不安定な経営が続いていたなか、財政面と行政面の問題が深刻化…今季に入ってとうとう「オランダプロリーグ史上最大の勝ち点剥奪」という重い処分が下された格好だ。 フィテッセのエドウィン・ラインチェスGMは17日、独立ライセンス委員会に出向き、実質的なクラブ再建案である新たな予算案を提示も、その内容に難色を示され、プロリーグライセンスの維持が困難なものとなっていた。 現在はアメリカ人実業家のコーリー・パリー氏が所有するフィテッセ。パリー氏はここ数カ月、クラブ売却に向けて投資家グループと協議し、一時は交渉成立濃厚とされるも、自ら打ち切り。フィテッセが抱える1400万ユーロ(約23.8億円)の負債が解消されるメドは消えた。 また、クラブには主たる銀行口座がなく、会計士もいない状態とのこと。独立ライセンス委員会による予算案の承認は17日期限だったこともあり、24日に「プロリーグライセンス剥奪」を言い渡される可能性が高いとされる。 この観測はフィテッセ関係者も認めており、24日以降は控訴に踏み切る可能性が大。法的措置などあらゆる手段を講じ、クラブ消滅という最悪の事態を回避する方向へ動くようだ。 2024.06.21 10:50 Fri
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フィテッセがオランダのプロリーグから撤退へ? 露のウクライナ侵攻から経営悪化…ライセンス委員会が再建案却下

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フィテッセが勝ち点18剥奪、「-1」となり35年ぶり降格決定…オランダ史上最大の勝ち点剥奪、本田圭佑やハーフナー・マイクらも在籍

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