C・パレスがダービーの逸材エビオウェイを確保! ユナイテッドとの争奪戦制す

2022.06.25 15:56 Sat
Getty Images
クリスタル・パレスがダービー・カウンティの逸材確保に成功したようだ。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が報じている。

今回、パレスが獲得を決定的なモノとしたのは、ダービーのイングランド人FWマルコム・エビオウェイ(18)。
ナイジェリアにルーツを持つロンドン生まれの18歳は、アーセナルとレンジャーズのアカデミーを経て2021年にダービーに加入。今年2月に行われたハル・シティ戦でトップチームデビューを果たすと、ウェイン・ルーニー監督の信頼を勝ち取り、以降は主力としてプレー。このデビューシーズンにチャンピオンシップ(イングランド2部)で16試合1ゴール2アシストの数字をマークした。

右ウイングを主戦場とする185cmの大型レフティは、基本的なフィジカル能力が高いものの、巧みなステップワーク、相手DFを見ながら逆を取る駆け引きの巧さが印象的。フィニッシュや最後の質は課題も、カットインからの左足のシュート、クロスは強烈なアピールポイントだ。

今シーズンの後半戦での活躍によって一躍プレミアリーグの複数クラブの注目を集めたエビオウェイに対しては、マンチェスター・ユナイテッドが獲得に動いていたと言われる。
だが、ロマーノ氏によると、パレスは同選手の獲得に向け、個人間、クラブ間の交渉をすでに完了させており、近日中に2027年までの5年契約での加入が公式にアナウンスされる見込みだ。

パレスは近年、MFエベレチ・エゼ、MFマイケル・オリーズとチャンピオンシップの有望株を獲得し、主力に組み込んでおり、エビオウェイもその流れに乗ることが期待される。

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ヴィエラ監督率いるC・パレスがマリ代表MFドゥクレ獲得に迫る

クリスタル・パレスがRCランスのマリ代表MFシェイク・ドゥクレ(22)獲得に迫っているようだ。イギリス『デイリー・メール』が報じている。 2018年2月に母国マリのクラブからRCランスの下部組織へと入団し、同年7月には18歳でファーストチームデビューを果たしたドゥクレ。中盤の低い位置から広い視野を活かした長短のパスでゲームメイクに関与するレジスタで、今季はリーグ・アンで34試合1得点1アシストを記録。RCランスは昇格1年目ながら7位でフィニッシュしており、ドゥクレは替えの利かない主軸としてチームの大躍進に貢献していた。 クリスタル・パレスは以前からドゥクレ獲得へ向けてRCランス側と交渉に臨んでおり、先週には1450万ポンド(約24億円)のオファーを提示するも突き返された模様。それでも粘り強く調整に取り組んだ成果が実り、この度1800万ポンド(約30億円)で決着する見通しとなったようだ。 どうやらボーナス諸々を含めると総額2200万ポンド(約36億4000万円)まで膨れ上がる可能性は残されているようだが、財政規模の小さいRCランスは売却に疑問を抱いておらず、取引は無事成立へと向かっているとみられる。 フランス代表のレジェンドであるパトリック・ヴィエラ監督が率いるクリスタル・パレスはすでにダービー・カウンティからイングランド人FWマルコム・エビオウェイ(18)を獲得しており、WBAを退団したイングランド代表GKサム・ジョンストン(29)も加入の公式リリースを待つのみの情勢となっている。 2022.06.29 15:34 Wed

クリスタル・パレス、3部降格のダービーから若手FWエビオウェイを獲得

クリスタル・パレスは26日、ダービー・カウンティを退団したイングランド人FWマルコム・エビオウェイ(18)をフリーで獲得した。契約期間は2027年6月30日の5年間となる。 ナイジェリアにルーツを持つロンドン生まれの18歳は、アーセナルとレンジャーズのアカデミーを経て2021年にダービーに加入。今年2月に行われたハル・シティ戦でトップチームデビューを果たすと、ウェイン・ルーニー監督の信頼を勝ち取り、以降は主力としてプレー。このデビューシーズンにチャンピオンシップ(イングランド2部)で16試合1ゴール2アシストの数字をマークした。 クリスタル・パレスへのステップアップを果たしたマルコムは、公式サイトでダービーへの感謝と移籍の喜びを語った。 「ダービー・カウンティーの皆には、この1年余り、素晴らしいサポートをいただき、自分の力を発揮する機会を与えていただいたことに感謝しています。特に昨シーズンのような苦しい時のサポーターの声援には感謝している」 「クリスタル・パレスは素晴らしいチームであり、大きな可能性を秘めている。だからここに来ること出来てとてもうれしいよ、新シーズンは必ずチームに貢献したいと思っているよ」 2022.06.27 07:00 Mon

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鎌田大地に新情報、クリスタル・パレスのメディカルチェックの第一段階を完了とロマーノ砲

日本代表の活動に参加中のMF鎌田大地(27)が、クリスタル・パレスのメディカルチェックを済ませたという。 2023-24シーズンはセリエAに初挑戦。ラツィオでのプレーを選択した鎌田だったが、獲得を臨んだマウリツィオ・サッリ監督の下では苦しい戦いを続けることに。しかし、イゴール・トゥドール監督が就任すると、一気に信頼を得てレギュラーポジションを確保。パフォーマンスも上がっていった。 ラツィオとの契約は1年しかなく、オプションで3年間の延長がついていた中、一時は対談に傾いていた気持ちも残留することを決意。しかし、クラブとの交渉が上手くいかず、退団を選ぶこととなった。 新天地はフランクフルト時代の恩師であるオリバー・グラスナー監督率いるクリスタル・パレスが濃厚に。そんな中、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が「独占情報」として新情報を提供した。 ロマーノ氏によれば、鎌田はクリスタル・パレスの入団に向けた最初のメディカルチェックを完了したとのこと。フリーエージェントでの加入となり、2年契約を結ぶという。 さらに得意の「Here we go」を控えめに出し、「to be confirm soon.(すぐに確定する)」としている。 現在鎌田は2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選を戦う日本代表の活動に参加中。一体どのタイミングでメディカルチェックに合格したのかは不明だが、代表活動終了後にはクリスタル・パレスとのサインが待っていることは間違いなさそうだ。 2024.06.11 00:10 Tue

パレス注目株の一角エゼに119億円の契約解除条項…ユーロで活躍ならさらに争奪戦激化?

イギリス『デイリー・メール』によると、クリスタル・パレスのイングランド代表MFエベレチ・エゼ(25)には契約解除条項があるようだ。 現在のパレスでフランス代表MFマイケル・オリーズとともに他クラブが色めき立つタレントとして注目されるエゼ。今季はオリーズとともにケガとの付き合いだったが、27試合出場のプレミアリーグで11得点4アシストを決めた。 そうしてユーロ2024行きの切符を掴み、この夏は代表戦に一点集中するわけだが、去就も注目どころ。昨年11月にサインした2027年夏までの契約にはリリース条項があり、その額は6000万ポンド(約119億6000万円)という。 さらに、800万ポンド(約15億9000万円)のアドオンもあり、それも含めればかなりの額になるが、プレミアリーグの複数クラブが真剣に興味を示す人気銘柄に変わりなく、トッテナムもその1つとのことだ。 エゼがユーロで活躍となれば、さらに熾烈な争奪戦となり、パレスも引き留めにさらなる力を注ぐ必要性が出てきそうだが、いかに。 2024.06.08 17:45 Sat

C・パレス、クライン&マシューズとの契約延長を発表

クリスタル・パレスは5日、元イングランド代表DFナサニエル・クライン(33)と契約延長を発表した。新たな契約期間は2025年夏までとなる。 8歳でC・パレス下部組織に入団したクラインは、2008年にプロデビュー後、2015年夏にサウサンプトンからリバプールにステップアップ。加入初年度から2シーズンにわたり、主力として活躍したが、故障やイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドの台頭で序列を落とすと、2019年途中から再起を期してボーンマスにレンタル移籍した。 そして、2020年6月にリバプールとの契約を満了すると昨年10月にC・パレスと2021年1月末までの短期契約を結び、8年ぶりに古巣復帰。2023-24シーズンはプレミアリーグ19試合、FAカップ2試合、ECLカップ2試合に出場していた。 なお、クラブは同日に控えGKを務めるイングランド人GKレミ・マシューズ(30)との契約延長も併せて発表している。 2024.06.06 07:30 Thu

鎌田大地はクリスタル・パレスと2年契約か? ラツィオに「単年契約を望んだ」と明かした中での驚きの詳細

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鎌田大地が今週にもパレスのメディカルチェックか ロマーノ氏が決め台詞とともに主張

日本代表MF鎌田大地(27)の去就がクリスタル・パレス入りで決着しそうだ。 シーズン途中の監督交代も良い方向に転び、ラツィオでのセリエA挑戦1年目を右肩上がりで締めくくった鎌田。一時は1年契約に付く延長オプションの行使で残留決着の見方が強かったが、まもなくして契約解除金を巡って隔たりが生まれたとして、交渉が決裂した。 後にラツィオのアンジェロ・ファビアーニ氏からも交渉の決裂を認める発言がなされ、移籍が決定的となるなか、新天地として噂されるのがフランクフルト時代の恩師が率いるオリバー・グラスナー監督のパレスだ。 移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏は続報として、確定時の「Here we go」というお決まりのフレーズとともに、改めて口頭合意を強調しつつ、鎌田のパレス移籍を主張。今週中にメディカルチェックが予定しているという。 また、ロマーノ氏は「パレスはカマダがフリーエージェントとして契約にサインするのを待っているところ。グラスナー監督はフランクフルトで共闘後、再びカマダを欲した」と記している。 今夏のパレスではフランス代表MFマイケル・オリーズとイングランド代表MFエベレチ・エゼの去就も注目されるところだが、グラスナー監督と鎌田の再会がイングランドを舞台に近づいているようだ。 2024.06.03 18:55 Mon

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