インテル移籍の噂が立つジェルビーニョ「将来に関しては今季が終わってから」

2020.11.17 11:35 Tue
Getty Images
パルマのコートジボワール代表FWジェルビーニョ(33)がインテル移籍の噂も立つ将来について語った。イタリア『カルチョメルカート』が報じている。

アーセナルやローマ、河北華夏などでのプレーを経て、2018年夏からパルマでプレーするジェルビーニョ。チームにとってもセリエA初年度の2018-19シーズンから健在ぶりをアピールし続け、先月に約3年ぶりの代表戦出場を果たした。
そんなジェルビーニョは今季もここまでセリエA6試合2得点の数字を収め、パルマにとって欠かせない戦力のひとりだが、今夏にインテルの関心が取り沙汰され、本人も先日にその移籍に迫った舞台裏を告白している。

今もインテルの視線が注がれ続けているといわれるジェルビーニョだが、17日にマダガスカル代表とのアフリカネーションズカップ予選グループK第4節に先駆けた会見でパルマでの充実感を示しつつ、今季終了後の去就決定を口にした。

「パルマの目標はできるだけ早くセリエA残留を決めること。ヨーロッパの出場権に届くかどうかはそれからだ。僕の将来に関しては今季が終わってから決断する。今はパルマと一緒に楽しめているよ」

ジェルビーニョの関連記事

久保建英にナポリ行きが再燃? サウジ行きの可能性あるメキシコ代表の後継者、伊メディアは“日本のジェルビーニョ”と紹介

レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英(22)に再びイタリア行きの可能性が浮上している。 レアル・マドリーから今シーズン移籍し、ソシエダの中心選手となった久保。ラ・リーガで35試合に出場し9ゴール4アシストを記録し、ゴールを決めた試合では全勝とチームに貢献していた。 ラ・リーガの日本人最多ゴール記録も更新するなど、飛躍のシーズンとなった久保だが、古巣のマドリーなどが関心を寄せていると報道。ただ、本人はソシエダに残留することを強調してきた。 そんな中、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が久保の移籍について報道。ナポリが強い関心を示していると報じた。 ナポリは、今季のスクデット獲得に貢献したメキシコ代表FWイルビング・ロサーノ(27)がサウジアラビアから強烈な関心を寄せられている状況。そのロサーノが退団するようであれば、補強に動く必要があり、それが久保だという。 ルチアーノ・スパレッティ監督が退任し、ルディ・ガルシア監督が新シーズンから指揮を執るなか、スピードとテクニックのあるウインガーを求めているとのこと。久保がその選手にマッチするという。 バルセロナのカンテラ出身の久保は、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシと比較されたこともあり、今シーズンの活躍を見て注目を集めているという。 市場価値は2000万ユーロ(約31億4200万円)程度であり、移籍金は多少釣り上がることになるが、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長もその辺りは考慮済み。ビジネスとしても利用できることまで見越しているという。 『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はかつてコートジボワール代表としても活躍しローマ時代にガルシア監督のキープレーヤーとなっていたジェルビーニョの名前を出し、“日本のジェルビーニョ”と久保と紹介。本人はスペイン残留を望む中で、どのような動きがあるのか注目だ。 2023.06.24 22:17 Sat

アーセナルやローマでプレーしたジェルビーニョがギリシャに挑戦、アリスと2年契約

ギリシャのアリス・サロニカは16日、トラブゾンスポルのコートジボワール代表FWジェルビーニョ(35)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2024年夏までの2年契約となる。背番号は「27」となる。 ジェルビーニョはベルギーのワースラント=ベフェレンでキャリアをスタート。その後、ル・マン、リーグと渡り歩き、2011年7月にアーセナルへ完全移籍。2013年8月にローマへと完全移籍する。 2016年1月には中国スーパーリーグの河北華夏へと1800万ユーロ(約25億1500万円)で完全移籍。しかし、中国では輝けずに2018年7月にパルマへと移籍。2021年7月からトラブゾンスポルでプレーしていた。 セリエAでは159試合40ゴール26アシスト、リーグ・アンで125試合に出場し36ゴール30アシスト、プレミアリーグで46試合で9ゴール8アシストを記録している。 2021-22シーズンはトラブゾンスポルで公式戦13試合の出場に終わり2ゴール1アシストだった。 2022.07.17 11:35 Sun

ローマがモウお気に入りのザハに関心? かつて躍動した同胞ジェルビーニョの再来に…

ローマが、クリスタル・パレスのコートジボワール代表FWウィルフリード・ザハ(29)の獲得に興味を示しているようだ。 パレスのアカデミー出身のザハは、2013年夏にマンチェスター・ユナイテッドに鳴り物入りで加入するも、全くインパクトを残せず。2014年夏にレンタルで古巣に復帰し、その翌シーズンに完全移籍に切り替わった。 イーグルスではここまで公式戦429試合に出場し、83ゴール73アシストを記録。直近の2021-22シーズンは、同クラブの選手として初となるプレミアリーグ通算50ゴールに到達すると共に、1シーズンでのキャリアハイとなるリーグ戦14ゴールを記録。エースとして大きな存在感を放った。 ただ、移籍市場が開くたびに幾度も退団の可能性が報じられてきたコートジボワール代表FWは、2023年夏までの契約を更新する意思を持っておらず、クラブとしては移籍金を得られる今夏のタイミングでの売却も覚悟しているようだ。 さらに、代理人を務めるフランク・トリンボリは、ザハの今夏の移籍に向けた動きも見せているようだ。 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、そのザハの動きを注視しているのが、ジョゼ・モウリーニョ率いるローマだという。 ポルトガル人指揮官はプレミアリーグで指揮を執っていた時代からザハを高く評価しており、バレンシアのポルトガル代表FWゴンサロ・ゲデスらと共に前線の補強候補としてリストアップしている模様。 ただ、現時点で個人間、クラブ間のいずれにおいても具体的な動きはないという。 ローマに関してはイタリア代表MFニコロ・ザニオーロの去就が不透明な状況となっており、適切なオファーが届いて今夏の売却を決断した場合、その売却資金を元手に前線の補強に動く構えだ。 ローマはここ最近の移籍市場でプレミアリーグからの補強が機能しており、仮にザハの獲得が決まれば、かつてアーセナルから加入して一時代を築いた同胞FWジェルビーニョのような活躍が期待されるところだ。 2022.07.09 15:31 Sat

ウニオンのポーランド代表DFプハチがトラブゾンスポルへレンタル移籍

ウニオン・ベルリンは10日、ポーランド代表DFティモテウシュ・プハチ(22)がトルコのトラブゾンスポルにレンタル移籍したことを発表した。契約期間は今季終了までとなる。 プハチは2017年1月に移籍した母国のレフ・ポズナンでプロデビュー。当初は国内クラブへのレンタル移籍を繰り返したが、2019年夏に復帰すると、レギュラーに定着。2シーズンで公式戦81試合に出場し7ゴールを記録した。 この活躍が認められ、2021年の夏に移籍金250万ユーロ(約3億2600万円)でウニオン・ベルリンに加入。しかしウニオンでは、DFニコ・ジーベルマン、DFバスティアン・オチプカとのポジション争いに敗れ、ヨーロッパ・カンファレンス・リーグ7試合の出場にとどまっていた。 なお、現在スュペル・リグ(トルコ1部)で首位に立っているトラブゾンスポルには、スロバキア代表MFマレク・ハムシクやコートジボワール代表FWジェルビーニョらが在籍している。 2022.01.11 00:30 Tue

元浦和FWレオナルド所属の河北FCも破綻危機…不動産開発業者「華夏幸福基業」が母体、中国不動産バブルの煽りか

中国サッカー界を揺るがしている財政難問題。No,1クラブに君臨していた広州FCが不動産大手「恒大集団」の経営破綻により、消滅の可能性が報じられている。 そんな中、新たに危機が報じられたクラブが河北FCだ。かつては河北華夏として活動していたクラブ。例に漏れず“爆買い”の波に乗っていたクラブであり、2016年にはコートジボワール代表FWジェルビーニョやアルゼンチン代表FWエセキエル・ラベッシ、カメルーン代表MFステファン・エムビアを獲得していた。 さらに現在は中国代表を率いる李鉄監督を解任し、レアル・マドリーやマンチェスター・シティを率いたこともあるマヌエル・ペジェグリーニ監督(現レアル・ベティス監督)も招へいしていた。 その後も、ユベントスやインテルでプレーしたブラジル代表MFエルナネスやバルセロナでプレーしていたアルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノらを獲得するなど、ヨーロッパでプレーしていた選手たちを次々と引き込んでいた。 しかし、この河北FCもとても深刻な財政危機に陥っているとのこと。選手への給与未払いが続いている状態であり、それを理由に外国籍選手がプレーを拒否する事態となっている。 なお、浦和レッズでプレーしていたブラジル人FWレオナルド、ノルウェー代表DFオレ・セルネス、元ボスニア・ヘルツェゴビナ代表DFサミル・メミシェヴィッチ、ポルトガル人FWジョアン・シルバの4名が所属している。 河北FCを保有するのは大手不動産開発業者である「華夏幸福基業」。「恒大集団」と同じ中国不動産業を支える企業だが、不動産バブル崩壊のあおりを完全に受けている状況となる。 「華夏幸福基業」の経営不振は今に始まったことではなく、今年2月の時点で資金不足により52億6000万元(約906億円)の融資が延滞されているとされていた。 河北省と廊坊市は、クラブ経営に参加する国有資本の導入を促進しているものの、クラブ運営の現状を改善することは困難に。クラブとして成り立たない状況になってきている河北FCに関しては、河北サッカー協会の指導の下、廊坊スポーツ局が主導権を握り、廊坊サッカー協会と河北FCが改革計画を提出して承認されたようだ。 チームは若手を中心として再編成されているものの、チーム改革と賃金未払いの問題は別問題とされ、改革は簡単に行かないと見られている。 広州FCとともに、一時期の中国スーパーリーグを牽引し話題をさらった河北FC。中国不動産界で起きている問題は、深刻な影響を与えそうだ。 2021.09.28 12:40 Tue

パルマの関連記事

元福岡監督率いるパルマが4季ぶりセリエA復帰! シーズン通じて安定した戦いぶり

パルマがセリエA復帰だ。 今季のセリエBで35試合を戦って首位を走るパルマ。1日の第36節ではバーリのホームに乗り込み、1-1で引き分けた。 これで勝ち点を「74」に。勝利して勝ち点71の2位コモとは3ポイント差に縮まったが、敗れた3位ヴェネツィアと7ポイント差となり、自動昇格圏2位以内でのフィニッシュが決まった。 パルマのセリエA昇格は4季ぶり。かつてアビスパ福岡も率いたファビオ・ペッキア監督のもと、今季序盤から連敗なしでほとんどの時期を首位で過ごし、ここまで21勝11分け4敗となっている。 イタリア『スカイ』によると、ペッキア監督は「今は喜びもあるが、疲れもある」としつつ、「彼らの仕事ぶりに対して、外から眺めるだけだった選手を含め、全員を抱きしめたい。クラブにとっての勝利だ」と歓喜した。 2024.05.02 10:35 Thu

45歳の元イタリア代表GKブッフォンが現役引退を発表、28年のプロ生活に幕「振り返ってみればあっという間だった」

元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォン(45)が、現役引退を発表した。 パルマの下部組織育ちのブッフォンは、1995-96シーズンにファーストチームに昇格。17歳で引き上げられると、17歳9カ月でセリエAデビューした。 1996-97シーズンから正守護神となると、リリアン・テュラムやファビオ・カンナバーロと強固な守備陣を形成。UEFAカップの優勝などに貢献すると、2001年7月に当時のGK史上最高額である5230万ユーロ(当時のレートで56億円)でユベントスへと完全移籍。栄光の時代を築くこととなる。 ユベねとすでは2018年7月まで在籍。カルチョ・スキャンダルと呼ばれる大きな問題の渦中にあり、チームは八百長行為によりセリエBに降格。多くの主力選手が移籍をする中で、ブッフォンも移籍の噂が出たが、残留を決断。セリエBで1年過ごし、その後はセリエAでプレーを続けた。 2018年7月にはパリ・サンジェルマン(PSG)へと完全移籍。1年でユベントスに戻ることとなるが、2021年7月に古巣のパルマへと復帰。2シーズンプレーし、現役引退を決断した。 セリエA通算657試合に出場し、クリーンシートは299試合で達成。セリエBでも80試合プレーし、33試合でクリーンシートを達成した。また、チャンピオンズリーグ(CL)では124試合に出場し53試合でクリーンシートを達成。キュラブキャリアでは予選やプレーオフなどもあわせ、975試合で429試合のクリーンシートを達成している。 なお、タイトルはセリエAで7連覇を含む10度の優勝を経験。PSGでリーグ・アン王者に、パルマ時代にUEFAカップ(ヨーロッパリーグの前身)で優勝。最後までCLで優勝し、ビッグイヤーを掲げることはなかった。 また、イタリア代表としても2006年のドイツ・ワールドカップで優勝。176試合に出場していた。 ブッフォンは自身のSNSにキャリアを振り返る動画を投稿。「ここで終わる。あなたは僕にすべてを与えた。僕はあなたにすべてを与えた。僕たちは一緒に勝った」と投稿し、応援してくれたファンへ短いながらも感謝を伝えた。 さらに、自身が育ち、最後にプレーしたクラブであるパルマを通じてもコメント。28年間のプロ生活を振り返った。 「28年間のキャリアは、ほとんど考えられないような偉業だと僕には思える。とりわけ、ほぼ30年にわたって実証されてきたパフォーマンスの継続性を考えればそうだろう、これこそが、スポーツ選手としてのキャリアの価値を最も左右する点だと考えている」 「とても多くの情熱、献身性、熱意、そして喜びをこの作品に注ぎ込んだので、振り返ってみればあっという間だったと言える」 「この28年間(1995年11月19日から2003年5月30日)は、僕のサッカーの歴史であり、スポーツの歴史でもある。そしてこの28年間、歓声と涙と愛を持って支えてくれた人たちの物語でもある」 「そして、パルマと関わる人々にも感謝したい。この2年間でさえ、本当に愛されていると感じさせてくれた。カイル・クラスウ会長、僕がサッカー界で出会った中で、最高の人物の1人だ。クラブのディレクターのみんなから、すぐにグループのマネジメント受けてほしいと頼まれた」 <span class="paragraph-title">【動画】28年間のキャリアを振り返るブッフォンお別れのムービー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">That&#39;s all folks!<br>You gave me everything.<br>I gave you everything.<br>We did it together. <a href="https://t.co/bGvIDsoFsG">pic.twitter.com/bGvIDsoFsG</a></p>&mdash; Gianluigi Buffon (@gianluigibuffon) <a href="https://twitter.com/gianluigibuffon/status/1686727431887933440?ref_src=twsrc%5Etfw">August 2, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.08.02 22:52 Wed

45歳ブッフォンが現役引退へ、イタリア代表のコーディネーターに

パルマの元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォン(45)が今週、現役引退を発表するようだ。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。 2024年6月までパルマとの契約を残しているブッフォンだが、契約を解除する形で引退するとのことだ。 17歳でプロデビューを飾ったブッフォンは、パルマで活躍後、2001年夏にユベントスに移籍。ユベントスでは10度のセリエA優勝、5度のコッパ・イタリア優勝に貢献した。セリエA通算657試合出場は歴代最多となっている。 ユベントスでの輝かしいキャリアを経て2018年夏にパリ・サンジェルマンへ移籍。その2年後にユベントスに復帰した後、2021年夏からは古巣パルマでプレーしていた。 イタリア代表としては歴代最多の176試合に出場。2006年ドイツ・ワールドカップ優勝に貢献した。 なお、今後は故ジャンルカ・ヴィアッリ氏が務めていたイタリア代表のコーディネーターに就任するとのこと。偉大なキャリアを歩んだレジェンドがついにスパイクを脱ぐ時が来たようだ。 2023.08.02 06:00 Wed

エンポリ、パルマからDFペッツェッラをフリーで獲得! 昨季はレッチェで16試合に出場

エンポリは7月31日、パルマからイタリア人DFジュゼッペ・ペッツェッラ(24)をフリートランスファーで獲得したことを発表した。 ナポリ生まれのペッツェッラは、パレルモの下部組織出身の左サイドバック。2017年7月にウディネーゼへと移籍すると、ジェノア、パルマへのレンタル移籍を経て、2020年9月にパルマへと完全移籍。 パルマがセリエBに降格した2021-22シーズンは、アタランタにレンタル移籍すると、昨夏もセリエAに昇格したレッチェへレンタル移籍。しかし、DFアントニーノ・ギャロとのレギュラー争いに敗れ、セリエA16試合の出場にとどまっていた。 また世代別のイタリア代表を経験。2017年のU-20ワールドカップのメンバーとしてチームの3位に貢献していた。 2023.08.01 00:20 Tue

ブッフォンの16歳長男がセリエBのピサに加入

元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォン(45)の長男がセリエBのピサに加入することになった。 移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によると、カルチョのレジェンド中のレジェンドを実の父親に持つルイス・トーマス・ブッフォン(16)は、ピサのU-17チームに加入することが決定したという。なお、過去にユベントスの下部組織に在籍していたルイス・トーマスだが、詳しいポジションなどは不明だ。 なお、イタリア代表で歴代最多176試合に出場し、現在はキャリアをスタートしたセリエBのパルマに在籍する父ジャンルイジは2022-23シーズンの公式戦19試合に出場と未だに健在ぶりを見せている。 パルマとの現行契約は2024年夏までとなっており、セリエBを舞台にした親子対決実現は難しいか…。 2023.07.16 14:06 Sun

記事をさがす

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly