サンプドリア移籍も未デビューのウィンクス、足首手術で3~4カ月の離脱か

2022.11.04 22:40 Fri
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サンプドリアの元イングランド代表MFハリー・ウィンクスが足首の手術を受ける可能性があるようだ。イタリア『Il Secolo XIX』が報じている。

今夏、トッテナムからサンプドリアに買い取りオプション付きのレンタルで加入したウィンクスだったが、足首の負傷によりデビューできていない状況にある。
『Il Secolo XIX』によれば7日に専門医と話し合いを行い、手術を行うか、保存療法で治療を続けるのかを決断するとのことだ。

仮に手術を受けることになった場合、さらに3~4カ月の離脱となり、サンプドリアは冬の移籍市場でウィンクスをトッテナムに返還する可能性があるようだ。

26歳にして自身初の移籍となったウィンクスだが、セリエAを経験せずトッテナムに戻ってしまうことになるのだろうか。

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将来性豊かなカサデイのレンタル打ち切りも影響なし? 2部首位レスターが誇る充実の中盤3枚

レスター・シティからチェルシーへレンタルバックしたU-21イタリア代表MFチェーザレ・カサデイ(21)。早期のレンタル打ち切りとなった背景を『フットボール・イタリア』が解説している。 昨年のU-20ワールドカップ(W杯)でU-20イタリア代表の主軸を担い、決勝戦まで7試合7得点という数字により、大会得点王とMVPの個人2冠に輝いたカサデイ。準優勝したイタリアの中でもひときわ眩い輝きを放った。 クラブキャリアでは2022年夏にインテルからチェルシーへ移籍し、U-21チームに身を置きつつ、2022-23シーズン後半戦はチャンピオンシップ(イングランド2部)のレディング、今季は頭からレスターへと武者修行に出た。 レスターではここまでリーグ戦22試合、公式戦全体で25試合出場とコンスタントにプレーし、欠場わずか3試合。しかし19日、1年間の予定だったレンタル契約が打ち切られ、今冬でチェルシーへと帰還することが発表された。 というのも25試合中スタメンは11試合で、リーグ戦だと8試合のみ。1年でのプレミアリーグ復帰を目指してチャンピオンシップで首位を走るレスターは、ナイジェリア代表MFウィルフレッド・エンディディ、イングランド人MFキアナン・デューズバリー=ホール、元イングランド代表MFハリー・ウィンクスと“プレミア級”の3枚が[4-3-3]の中盤でレギュラーポジションを占めている。 昨夏MFジェームズ・マディソン、MFハーヴィー・バーンズ、DFティモシー・カスターニュを売却、そしてMFユーリ・ティーレマンス、DFチャグラル・ソユンジュも契約満了で退団したレスターは、2部降格に伴う広告収入減を加味してなお十分な資金を保持。エンディディ、デューズバリー=ホールを手元に残しながら、ウィンクスをトッテナムから完全移籍で獲得することにも成功した。 また、ここ数日はインテルから元イタリア代表MFステファノ・センシ(28)の今冬獲得にも接近と伝えられており、中盤の選手層はさらに強化される見通し。経験を積むべくチェルシーからやってきた将来性豊かなカサデイだが、レスターの中盤で定位置を築くことは難しかったようだ。 何はともあれチェルシーへと帰還したカサデイ。チェルシー側はプレミアよりもフィジカルコンタクトが激しい2部で逞しく奮闘する21歳を高く評価しているようで、20日からマウリシオ・ポチェッティーノ監督率いる“1軍”で練習中…トップチームデビューはそう遠くはなさそうだ。 2024.01.21 14:28 Sun

ポステコグルー監督、ケインの“バイエルンユニ”持参で会見出席のドイツ人記者に不快感

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、バイエルン行きが取り沙汰されるエースに関するドイツ人記者の無礼な質問に憤りを示した。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。 今月からトッテナムでの新たな挑戦をスタートしたポステコグルー監督。先日に母国オーストラリアで行われたウェストハムとの初陣では2-3の敗戦を喫したものの、短い準備期間の戦術の落とし込みや志向する攻撃的なフットボールの一端を垣間見せる上々の自己紹介となった。 そして、現在はオーストラリアからタイに移動し、23日にはイングランド代表MFジェームズ・マディソンと、元イングランド代表MFハリー・ウィンクスの古巣対決にも注目集まるレスター・シティ戦が控えている。 そのレスター戦前日となった22日には現地で記者会見が実施されたが、その会見の場ではバイエルン行きが取り沙汰されるイングランド代表FWハリー・ケインに関する新たな情報を求めたドイツ人記者の無礼な振る舞いが会見場に緊張をもたらすことになった。 ドイツ『ビルト』で働くジャーナリストのマックス・シュレーダー氏は、今回の会見にケインのネームと9番の番号が入ったバイエルンのレプリカユニフォームを持参。 そして、自身が質問者となったタイミングでそのユニフォームをポステコグルー監督に向けて掲げると、「なかなか良さそうじゃないですか?」と挑発的な質問を投げかけた。 これに対して、オーストラリア人指揮官は「何のことを言っているのか分からない」と、不快感を隠さず。 さらに、「笑いは取れたかい? 取りにきたものは手に入れられたか? たぶん? それは良かった。このためだけに遠路はるばる来てくれたんだね、ありがとう」と、皮肉を交えながらも最終的には大人な対応でいらぬ混乱を避けた。 今回の同記者の行動はあくまで個人の判断で行ったものと見られるが、トッテナムの徹底抗戦によって新エースストライカー獲得が難航するバイエルン陣営では、先日にウリ・ヘーネス名誉会長がケインがミュンヘン行きを熱望していると発言したことが物議を醸している。 そういった事情もあってポステコグルー監督やダニエル・レヴィ会長は、より態度を硬化。バイエルンの首脳陣としてはヘーネス名誉会長に続く“部外者”の不要な振る舞いに対して、トッテナム陣営以上にフラストレーションを溜めているかもしれない。 <span class="paragraph-title">【写真】ケインのレプリカユニ持参の記者がスパーズ指揮官を怒らせる</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">The reporter who brought the Kane Bayern shirt to Postecoglou&#39;s press conference was BILD&#39;s Max Schrader. Postecoglou was angry when he saw the shirt and said: &quot;What can I say about that? Nothing!&quot; - Spurs press officer then wanted to intervene, but the coach continued [<a href="https://twitter.com/BILD?ref_src=twsrc%5Etfw">@BILD</a>] <a href="https://t.co/rrVWt505ch">pic.twitter.com/rrVWt505ch</a></p>&mdash; Bayern &amp; Germany (@iMiaSanMia) <a href="https://twitter.com/iMiaSanMia/status/1682719427861569538?ref_src=twsrc%5Etfw">July 22, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2023.07.22 22:24 Sat

スパーズ生え抜きのウィンクスがレスターに完全移籍

レスター・シティは1日、トッテナムから元イングランド代表MFハリー・ウィンクス(27)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2027年6月30日までの3年となる。 なお、現地報道では移籍金は1000万ポンド(約18億2000万円)程度になったという。 レスターへの完全移籍が決定したスパーズの生え抜きMFは、新たな挑戦への思いを語った。 「喜んでいるよ。これからの挑戦に本当に興奮しているんだ。素晴らしい歴史を持つ素晴らしいクラブで、設備も素晴らしい。ここに来られて本当に嬉しいし、前に進む準備はできているよ」 「チームとともに良いプレシーズンを過ごし、来たる試合に備えてスタートを切るのを楽しみにしているよ。全員が準備を整え、自分自身の体調を整えるのに重要な数週間になるはずだ」 「新たな挑戦と自分自身への挑戦を楽しみにしている。レスターのようなクラブに来ることは、それを実現する絶好のチャンスだ」 幼少期からトッテナムのアカデミーに在籍するウィンクスは2014年にファーストチームデビューを果たすと、ここまで公式戦203試合に出場。マウリシオ・ポチェッティーノ体制では中盤のバランサーとして主力を担った。 しかし、以降は細かい負傷離脱やパフォーマンスの問題もあり、序列が低下。昨シーズン途中に就任したアントニオ・コンテ監督の下ではMFロドリゴ・ベンタンクール加入後に出場機会が激減。さらに、昨夏クラブがMFイヴ・ビスマを獲得したことで、完全に構想外となった。 そして、2022-23シーズンはサンプドリアに1年間のドライローンで初の移籍を経験。足首のケガによってシーズン前半戦をほぼ棒に振ったが、年明け以降は完全に主力に定着し、セリエA20試合に出場した。 今回の移籍によってスパーズに完全な別れを告げたウィンクスは、ベルギー代表MFユーリ・ティーレマンスら中盤の数選手が去ったフォクシーズで1年でのプレミアリーグ復帰を目指す。 2023.07.01 21:29 Sat

スパーズのウィンクスがレスターへ? マディソンとは別の取引で完全移籍濃厚に

トッテナムの元イングランド代表MFハリー・ウィンクス(27)が、レスター・シティに完全移籍する見込みだ。イギリス『ロンドン・イブニング・スタンダード』が報じている。 トッテナムとレスターではイングランド代表MFジェームズ・マディソン(26)を巡る交渉が行われ、フォクシーズの背番号10のノースロンドン行きはほぼ確実な情勢だ。 また、今回の報道によると、両クラブはマディソンとの交渉とは別にウィンクスの完全移籍に関する話し合いが行われており、細かい条件に関しては言及されていないが、移籍の可能性は非常に高いという。 幼少期からトッテナムのアカデミーに在籍するウィンクスは2014年にファーストチームデビューを果たすと、ここまで公式戦203試合に出場。マウリシオ・ポチェッティーノ体制では中盤のバランサーとして主力を担った。 しかし、以降は細かい負傷離脱やパフォーマンスの問題もあり、序列が低下。昨シーズン途中に就任したアントニオ・コンテ監督の下ではMFロドリゴ・ベンタンクール加入後に出場機会が激減。さらに、昨夏クラブがMFイヴ・ビスマを獲得したことで、完全に構想外となった。 そして、今シーズンはサンプドリアに1年間のドライローンで加わり、足首のケガによってシーズン前半戦をほぼ棒に振ったが、年明け以降は完全に主力に定着し、セリエA20試合に出場した。 トッテナム生え抜きのウィンクスだが、長らくプレーしたクラブを完全に離れて、自身初となるチャンピオンシップ(イングランド2部)の戦いに臨むことになるのか…。 2023.06.28 18:45 Wed

ウィンクスがサンプドリア愛を強調、去就について「トッテナムは誰も連絡してこない」

トッテナムからサンプドリアにレンタル中のイングランド代表MFハリー・ウィンクス(27)が去就に言及した。 トッテナムの下部組織出身であるウィンクスは、2016年7月にファーストチームへ昇格すると、チームの主軸に定着して公式戦203試合に出場。しかし、昨シーズンはアントニオ・コンテ監督の下で出番が減少し、昨夏に出場機会を求めてサンプドリアにレンタル加入した。 サンプドリアでは足首のケガの影響で大きく出遅れたものの、1月16日に行われたセリエA第18節のエンポリ戦でようやくデビュー。そこからはリーグ最下位と苦しむチームで8試合連続フル出場を果たしており、ファンやメディアからも高い評価を得ている。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じたウィンクスはイタリアでの充実ぶりを強調。負傷で出遅れたことを悔やみつつ、クラブのサポートへの感謝を口にした。 「ケガをせず最初からプレーしていたら、チームを助けるためできることすべてをやったと思う。ただ、僕の存在がそこまで重要だったとは思いたくない。このチームは、今起きていることにかかわらず素晴らしいチームで、僕はそれを構成する要素の一つに過ぎないさ。そのことを忘れてはいけない」 「クラブは常に僕の味方として、ピッチ内外でサポートし続けてくれた。僕の足首の問題を解決するため、重要な存在であってくれたんだ。もちろん、ファンもそうだった。ここには素晴らしい人たちがいて、強い忠誠心がある。クラブには感謝しかないね。9月から今日まで、チームには多くの変化があったけど、サポートが欠けていると思ったことは一度もない」 また、ウィンクスは自身の去就に言及。トッテナムとはまったく連絡をとっていないと明かし、サンプドリア次第で来季以降も残留する可能性があることを示唆した。 「6月まではレンタル契約がある。僕はこの経験に満足しているよ。6月以降の自分の未来についてはわからないし、今は何も考えてもいない。次の試合だけを楽しみにしている。昨年にこの選択をして良かったし、誇らしい気持ちだ」 「トッテナムからはアントニオ・コンテ監督も含め、これまで誰も僕に連絡してこなかった。僕はずっとサンプドリアに完全に集中していたし、今もそうだよ」 2023.03.16 16:00 Thu

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若手CBを探すリバプール、今なおコルウィルを注視か

リバプールがチェルシーのイングランド代表DFレヴィ・コルウィル(20)を密かにリストアップし続けているという。 チェルシーアカデミーが育んだ左利きセンターバック・コルウィル。ブライトン&ホーヴ・アルビオンへの武者修行が成功して昨夏帰還した20歳の若武者は、チームの戦績が上向かないなかでもゲーム主将を任される試合があり、ここまで公式戦27試合中26試合でプレーしている。 すなわちチェルシーにとって明るい未来への希望を灯す存在なわけだが、コルウィルとリバプールの紐付けは昨夏も。ブライトンへのレンタル期間終了に前後して獲得を目指しているとの報道があったなか、最終的にはすんなりチェルシーへと帰還し、2029年6月までの長期契約も結んだ。 しかし、イギリス『90min』によると、リバプール経営陣は今なおコルウィルを注視。早急な獲得プランこそないものの、チェルシー退団の可能性が浮上した場合に備えている状況だといい、同選手がブライトンへの武者修行以前、2部ハダースフィールドでプレーしていた時期から追いかけ続けているという。 その一方でチェルシーはというと、同じくアカデミー出身のイングランド代表MFコナー・ギャラガー(23)を売却する計画がある一方、コルウィルに関しては“値段”を評価することはおろか、将来の正キャプテン候補であり、完全なる非売品とみなしているとのことだ。 この点についてはリバプールも重々承知なようで、将来に向けてコルウィル以外にも複数の若手センターバックをリストアップ。 ユベントスからサンプドリアへレンタル移籍中のウルグアイ代表DFファクンド・ゴンサレス(20)、アルゼンチン1部タジェレスのU-20コロンビア代表DFケビン・マンティージャ(20)らについて「2025年夏」の獲得を念頭に置いているとみられている。 2024.01.17 16:45 Wed

セリエA復帰を目指すサンプドリアに痛手…ボリーニが左ヒザ手術で2カ月の離脱に

サンプドリアの元イタリア代表FWファビオ・ボリーニが長期離脱となったようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。 今夏の移籍市場で2年半ぶりにイタリアの地に帰還したボリーニは、25日に行われたセリエB第14節のスペツィア戦に先発出場したが、74分に左足を負傷しそのままピッチを去っていた。 報道によれば、精密検査を受けたボリーニは左太モモの長内転筋腱の損傷と診断されたとのこと。なお、治療には手術を必要とし、全治は約2カ月とのことだ。 長期離脱を強いられることになったボリーニは、自身のインスタグラムでチームメイトに対し、以下のようなメッセージを送っている。 「チームメイト、そしてサンプドリアのみんなと、目標に向かって一緒に進むことができないのは寂しい。僕らは正しい道を歩んでいるし、僕らを止められる嵐はない!」 今夏にアンドレア・ピルロ氏を新監督を迎えたサンプドリア。1年でのセリエA復帰が目標となる中、シーズン序盤は降格圏に沈むなど苦戦を強いられたが、直近6試合では4勝2分け1敗と復調の兆しを見せていただけに、今季5ゴールを挙げているベテランストライカーの離脱は大きな痛手となる。 2023.11.28 23:50 Tue

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元イタリア代表FWファビオ・クアリアレッラ(40)が現役引退の意向を表明したようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 トリノでプロデビューを飾り、その後はウディネーゼやナポリ、ユベントスなど国内のクラブを渡り歩いたクアリアレッラ。2016年2月からは在籍2度目のサンプドリアでプレーし、2022-23シーズンにはフィールドプレーヤーとしてセリエA史上5人目の通算550試合出場の偉業を達成したが、シーズンを終えると契約満了によりセリエBへ降格したチームから退団していた。 以来フリーの状況が続いていたクアリアレッラは、イベントに出席した際に『スカイ・スポーツ』にコメント。もうプレーできる状態にないと明かした。 「もう辞めたのか? 必然的にそうならざるを得なくなってしまった。僕はフリーだが、ピッチに立つことができないほどのフィジカルコンディションなんだ」 「確かに常に夢がある。1つはサッカー界にとどまり、自分に合った役割を理解することだ。どの道を進むべきか考えるための時間はたっぷりある」 昨シーズンのクアリアレッラはケガによる欠場もありながら公式戦25試合で1ゴール1アシストを記録。キャリア通算ではクラブレベルで717試合238ゴールを記録していた。 2023.11.19 20:20 Sun

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アンドレア・ピルロ氏は指揮官として選手の喫煙を許可しているという。イギリス『サン』が伝えている。 現役時代にイタリア代表としてドイツ・ワールドカップ(W杯)を制し、ミランではチャンピオンズリーグ(CL)を2度制覇したピルロ氏。ユベントスでもセリエA9連覇時代の礎を築くなど、栄光に満ちた選手キャリアを送った。 しかし、監督キャリアでは失敗続き。予期せぬ古巣ユベントスの指揮官就任が歯車を狂わせた感は拭えないが、選手として導いたセリエA9連覇時代を指揮官の立場で終わらせることとなり、昨シーズンはトルコのファティ・カラギュムリュクへ向かうも1年足らずで退任し、今季はサンプドリアでセリエB開幕9試合を戦い1勝3分け5敗と無惨な成績だ。 そんなピルロ氏がファティ・カラギュムリュクを率いていた昨季、選手として所属した元トルコ代表FWコリン・カジム=リチャーズがイギリス『Filthy Fells』のYouTubeチャンネルに出演。ピルロ氏は選手の喫煙を許可し、自らも選手に隠れることなく堂々と喫煙していたという。 「タバコを吸うイタリア人はたくさんいるだろ? それはトルコでも同じなのさ」 「選手としてはもちろん監督次第なわけだけど、ピルロのもとでは許可されていたよ。ピルロを含めた何人かが試合前にノンストップでタバコを吸い、ピルロはハーフタイムも座って一服。話しながらでも咥えているよ」 「これは文化の違いってやつさ。僕はショックを受けたわけじゃないし、決して批判するつもりもない。むしろ正当なことだと思う」 イタリア人と喫煙と言えばラツィオを率いるマウリツィオ・サッリ監督がヘビースモーカーとして知られ、64歳の現在も1日60本の煙草を吸うと言われている。かつてインテルなどを指揮したアルゼンチン人指揮官のエクトル・クーペル氏も煙草を吸いながらセリエAで指揮したことも有名だが、ピルロ氏もかなりのヘビースモーカーだったようだ。 2023.10.12 21:35 Thu

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ミリクが左ヒザ半月板の手術を実施、最低1カ月アウトか

ユベントスは10日、ポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリクが左ヒザの手術を受けたことを発表した。 ミリクは7日に行われたウクライナ代表との国際親善試合に先発出場したが、キックオフ直後にボールホルダーのルスラン・マリノフスキーにチェイスした場面で左ヒザを負傷。プレー続行が不可能となり、メディカルスタッフの肩を借りてピッチを後にしていた。 クラブの発表によれば、左ヒザ半月板の損傷と診断されたミリクは10日の午前中にユントスの医療施設Jメディカルで同箇所の手術を実施したとのことだ。 なお、離脱期間については明かされていないが、イタリア『スカイ』は最低でも1カ月の離脱になると報じている。 2024.06.11 00:45 Tue

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