優勝直後に複数ファンが相手選手に暴行…シティは「特定次第無期限の入場禁止に」

2022.05.23 14:05 Mon
Getty Images
マンチェスター・シティのプレミアリーグ優勝に水を差す出来事があった。シティは22日、プレミアリーグ最終節でアストン・ビラとホームで対戦。勝利すれば2年連続8度目の優勝となる状況でキックオフを迎えたものの、試合はビラに2点を先行される苦しい展開に。それでも76分からの5分間で一挙に3ゴールを奪い、逆転で優勝を掴み取った。
試合直後には歓喜に沸くサポーターたちがエティハド・スタジアムになだれ込む事態となり、そこで事件が発生する。

ビラのGKロビン・オルセンが警備員に付き添われながらピッチを出ようとするも、興奮状態の一部サポーターが走り際にオルセンの頭部を殴打。さらに後ろから突き飛ばすなど、複数名が暴行を加えた。

この件について、シティは声明を発表。謝罪している。
「マンチェスター・シティは、本日の試合終了の後にピッチに侵入したファンに暴行を受けたアストン・ビラのGKロビン・オルセンに心より謝罪します」

「クラブは直ちに調査を開始し、当事者が判明次第、無期限のスタジアム入場禁止処分を科す予定です」

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「選手が刺されたらどうなる?」相次ぐサポーターのピッチ乱入に現役FWが警鐘「簡単に殺されてしまうかもしれない」

かつてプレミアリーグでもプレーしたバーミンガム・シティのFWトロイ・ディーニーが、サポーターによるピッチへの侵入に警鐘を鳴らした。 今シーズンのプレミアリーグも終了。最終節では優勝争い、4位争い、残留争いと各地で熱戦が繰り広げられた。 特に優勝争いは白熱しており、勝ち点差「1」でマンチェスター・シティとリバプールが争う状況に。相手に2点のリードを許しながらも、シティが逆転勝利を収めて連覇を達成した。 しかし、試合後にはシティのサポーターが劇的展開に沸いてピッチに乱入。その中で、対戦相手のアストン・ビラのGKロビン・オルセンに対し、シティのサポーターが頭部を殴り、後ろから突き飛ばすという愚行。シティの劇的優勝に水を差すとともに。永久追放の処分を科すとシティも発表していた。 サポーターのピッチ乱入はこの試合に限ったことではない。17日にはチャンピオンシップ(イングランド2部)のプレーオフ、ノッティンガム・フォレストvsシェフィールド・ユナイテッドの試合では、試合後にピッチサイドにいたシェフィールド・ユナイテッドのビリー・シャープがファンに激突され吹っ飛ぶ事態に。唇を4針縫うケガをし、犯人は24週間の禁錮刑&10年間のサッカー活動禁止の処分が降った。 また、クリスタル・パレスのパトリック・ヴィエラ監督は、劇的な残留を決めたエバートンのサポーターにピッチ上で罵られ、ローキックをかます事態に。その他にも、イングランドのみならず、興奮したサポーターが大量にピッチに侵入する事件が相次いでいる。 ディーニーはイギリス『サン』のコラムでこのサポーターの行動に言及。さらに事態が悪化する前に手を打つべきだとした。 「スチュワード(警備員)が危険に晒されることは望ましくないが、ピッチに侵入したければ今はできてしまう」 「それが変わるには何が必要か?選手が反撃して、サポーターが深刻なケガを負うのか?」 「そうしたら、選手は最終的にペナルティを受け、おそらく懲役刑に処されるだろう。人々は目を覚まし、選手の世話をすることについて話し始めるだろう」 「逆に言えば、選手が簡単に殺されてしまうかもしれない」 「選手が刺されたらどうなる?その場合はどうする?」 「それでも選手のせいというのか?それが起きた時、“もっと知っておくべきだった”なんて言わないでほしい」 興奮状態のサポーターが喜びをあらわにして盛り上がるだけでなく、対戦相手への攻撃が相次いで起きているだけに、深刻な事件が起こる前にこの事態を見直す必要はありそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】優勝に喜ぶシティサポーターが相手GKの頭部を殴打</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="TvN8EykhcAc";var video_start = 42;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.05.25 10:22 Wed

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