【J1ピックアッププレビュー】唯一日曜開催で重要度高まる残留争いの直接対決!《湘南vsG大阪》

2019.11.03 08:00 Sun
©︎J.LEAGUE
湘南ベルマーレ(勝ち点31/16位)がガンバ大阪(同35/11位)をホームのShonan BMW スタジアム平塚に迎え撃つ明治安田生命J1リーグ第30節。3日にJ1唯一の開催となる両雄が残留争いからの脱却を目指してぶつかり合う。

◆敗戦のなかにポジティブな要素〜湘南ベルマーレ〜
浮嶋敏監督体制を発足して、立て直しを図る湘南。その初戦の横浜FM戦も1-3で敗れ、ここ7試合勝利なしの4連敗となり、ついにJ2勢とのプレーオフに回る16位に転落した。ただ、横浜FM戦の内容面に触れると、ひとつの“らしさ”であるボールを奪ってからの波状攻撃だけでなく、3試合ぶりの得点を挙げるなど、今後に繋がり得るポジティブな面も少なくなかった。そうしたなかで迎える今節の相手は勝ち点4差のG大阪。再び一点に集中しつつあるチームのマインドを維持したまま、8試合ぶりの勝ち点3に対する執念を示せるか。

◆繋げたい前節の価値ある1pt〜ガンバ大阪〜
対するG大阪はここ4試合を2勝1分け1敗。ここ2試合負けがない。上位に位置する川崎Fとの前節はルヴァンカップ準決勝敗退のショックが懸念されたが、2-2のドロー。宇佐美貴史とアデミウソンも不在だったが、Jリーグ2連覇中の相手から残留争いからの脱出に向けて大きな価値を持つ1ポイントをもぎ取った。だが、ここから第31節の大分戦を除いて、残留を争う湘南、仙台、松本、浦和との連戦が続くスケジュール。残留切符を掴み取るためにも、J1復帰後7試合でわずか1敗(5勝1分け)の好相性を誇る湘南戦を白星で切り抜けたい。

【予想スタメン&フォーメーション】
◆湘南ベルマーレ[3-4-3]
(C)CWS Brains, LTD.
GK:秋元陽太
DF:岡本拓也、坂圭祐、大野和成
MF:古林将太、松田天馬、金子大毅、杉岡大暉
FW:菊地俊介、山﨑凌吾、梅崎司
監督:浮嶋敏
前節、[4-4-2]の布陣を用いたように、相手を見極めた上で戦い方を変えつつ、自分たちの良さも引き出すというのが現体制。今節の相手チームを考えると、従来の3バックに戻してくるかもしれない。また、金子大毅が出場停止処分から復帰。齊藤未月も全体練習に合流しており、選択肢という面で前節より幅を持って今節に挑める状況だ。

◆ガンバ大阪[3-1-4-2]
(C)CWS Brains, LTD.
GK:東口順昭
DF:高尾瑠、三浦弦太、キム・ヨングォン
MF:小野瀬康介、井手口陽介、遠藤保仁、矢島慎也、福田湧矢
FW:渡邉千真、宇佐美貴史
監督:宮本恒靖
注目は脳しんとうと左頬骨骨折のケガを負った倉田秋の代役を誰を担うのか。遠藤保仁や高江麗央がその候補に挙がり、前者を選ぶなら、矢島慎也をインサイドハーフに上げる布陣も考えられるが、小野瀬康介やマルケル・スサエタ、福田湧矢も選択肢に。そのなかで、宇佐美とアデミウソンもケガから合流しており、様々なオプションを持って敵地に乗り込めそうだ。

【注目選手】
◆梅崎司(湘南ベルマーレ)
(C)J.LEAGUE
湘南の注目選手はクラブにおけるフィールドプレーヤー最年長の梅崎司だ。前節の新体制初陣を含めて、ここ2試合はベンチスタート。今節も1.5列目に関して、山田直輝や山口和樹、野田隆之介らも考えられ、誰が起用されるのか流動的だが、苦境に立つチームにとって、心強いものになるに違いない。どんな形であれ、ピッチに立った際はベテランとしての立ち振る舞いに期待だ。

◆井手口陽介(ガンバ大阪)
(C)J.LEAGUE
G大阪の注目選手は井手口陽介だ。今節はチームトップタイの7得点を挙げ、献身性を武器に唯一無比の存在として攻守にエネルギッシュな働きが際立つ倉田の欠場が濃厚。それだけに、今節は攻守にわたり、これまで以上のタスクと活躍が求められる。ときおり、食いつきにいっても剥がされる場面も見受けられるが、加入当時と比べると、状態は上がり調子。本来の輝きを期待したい。

◆唯一の日曜開催で残留争い占う注目のカード
両者の今節は唯一の日曜開催ということもあり、残留争いを占う注目のカードとなる。この直接対決を白星で飾れば、逆転自動残留圏内の14位まで浮上できる湘南だが、対するG大阪もより危険水域から脱することができる。

そこで、両者のポイントを1つずつ挙げるとすれば、湘南は4連敗中に計16失点を喫した守備の改善、G大阪は倉田に代わる代役の機能性だ。そうした不安をどう見せることなく、戦い抜くかが今カードの勝負の行方を左右しそうだ。

前回対戦はホームのG大阪が相性の良さを見せつけて、今夏に欧州挑戦を果たした食野亮太郎の後半アディショナルタイム弾で1-0の勝利。4ポイント差にひしめく両者の直接対決の行方はいかに。その一戦は16時キックオフだ。

浮嶋敏の関連記事

湘南、G大阪MF小野瀬が完全移籍加入 山口監督との共闘再び

湘南ベルマーレは25日、ガンバ大阪からMF小野瀬康介(29)を完全移籍で獲得したことを発表した。 横浜FCの育成組織出身の小野瀬は2011年に2種登録選手としてJ2デビュー。翌年から正式にトップチームへと昇格した。 2017年にレノファ山口へ加入すると、2年目はさらに調子を上げて前半戦だけで二桁ゴールをマーク。夏にガンバ大阪へと引き抜かれ、自身初となるJ1への挑戦権を手にしていた。 当時のG大阪には現:湘南指揮官の山口智監督もコーチとして在籍。また、2019年には横浜FC時代の恩師、浮嶋敏氏が指揮する湘南を相手にゴールを奪うなど、不思議な縁もある。 小野瀬は湘南への加入に際し、クラブへ意気込みや師との再会を喜ぶコメントを充てている。 「湘南ベルマーレに加入することになりました、小野瀬康介です。ガンバ大阪時代もお世話になった山口智監督のもと、湘南のために全力で戦います。新しい環境でプレーすることに非常にワクワクしていますし、ファン、サポーターの皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!」 <span class="paragraph-title">【動画】2019年に小野瀬が湘南相手に奪ったゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="uDvXIC6ZQ2k";var video_start = 40;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.11.25 13:45 Fri

残留争い中の湘南が電撃監督交代、浮嶋敏監督が退任し山口智コーチが後任に

湘南ベルマーレは1日、浮嶋敏監督(54)の退任を発表した。8月31日付で退任となる。 なお、後任はコーチを務めていた山口智氏(43)が就任する。 2011年にトップチームコーチとして湘南の招へいを受けた浮嶋監督は、昨年10月にパワーハラスメントが判明し辞任した曺貴裁前監督の後任として指揮官に就任した。 明治安田生命J1リーグを16位で終えた2019シーズンは、徳島ヴォルティスとのJ1参入プレーオフ決勝を1-1のドローで終え、土壇場でJ1残留。そんな中迎えた2020シーズンのJ1リーグは、6勝9分け19敗で最下位となっていた。 4チームが自動降格となる今シーズンもここまで27試合を戦い勝ち点26で15位。降格圏とは勝ち点差3と残留争いをしていた。 新任の山口監督は、現役時代はジェフユナイテッド千葉やガンバ大阪、京都サンガF.C.でプレー。引退後は、G大阪のコーチなどを務めていた。 浮嶋監督、山口新監督、そしてクラブとして今回の件についてコメントしている。 ◆浮嶋敏監督 「8月31日を以って、監督を退任することになりました。今シーズン、クラブの目標である勝ち点50を目指す中、勝ちきれない試合が続いたことは、すべて監督である私の責任であります」 「常にベストを尽くして共に戦ってくれた選手、日夜チームのために尽くしてくれたチームスタッフ、フロントスタッフ、アカデミースタッフ、そして、どんな時も熱く強く支えてくださったサポーター、スポンサーの皆様方、本当にありがとうございました」 「シーズンはまだ続きます。このクラブにふさわしいのはJ1の舞台です。そのためにチームは一丸となって残りの11試合を戦っていきます。皆様には、より一層の応援をいただきますよう、心よりお願い申し上げます」 ◆眞壁潔 代表取締役会長/水谷尚人 代表取締役社長 「いつも熱い温かいご支援、応援をいただき、ありがとうございます。この度、浮嶋敏氏が監督を退任することを発表いたします」 「浮嶋氏には、2019年秋の大変に厳しい状況の中、我々からの強い要請を受け入れてくれ、苦しみながらもJ1残留に導いてもらいました。そして、昨年から世界中でまん延しているコロナ禍での難しい環境下で、今日までチームを率いてもらいました。浮嶋氏のクラブ愛と指揮官としての日々に心から感謝をしています」 ◆山口智 新監督 「急なことではありますが、監督のオファーをいただき、いま自分にできることを考えた時にやるという決断に至りました」 「半年前に湘南に呼んでもらい、恩がありますし、今の選手・スタッフに対しても思い入れがある中でこの大役を引き受けることとなりました」 「チーム、クラブ全体が前向きにサッカーと向き合い、今以上に楽しめるようなチーム作りをしていきたいと思います」 「湘南というチームを今まで以上にカラーのある、魅力のあるチームにしていくことができるように、今いる選手・スタッフと共に前に進んでいきたいと思います」 ◆眞壁潔 代表取締役会長/水谷尚人 代表取締役社長 「この度、監督に山口智が就任することを発表いたします。4チームが降格する今シーズンも残り11試合となり、一試合一試合、厳しさが増すことが想定される中、ギリギリの戦いを乗り越えるために、変化が必要と捉え、クラブとして大きな覚悟をもって、山口智に監督を委ねる決断をしました」 「あらためて“One Bellmare”で、11試合に挑んでまいります。引き続きのご支援、応援をよろしくお願い申し上げます」 2021.09.01 12:39 Wed

“ダブル”ウェリントンなど9名補強で最下位から巻き返し狙う湘南が選手背番号発表! ウェリントンは前回と同じ「9」

湘南ベルマーレは13日、2021シーズンの選手背番号を発表した。 2020シーズンは最下位でリーグ戦を終えていた湘南。このオフには積極的な補強を見せ、2021シーズンの巻き返しへ準備を進めていた。 かつて所属したFWウェリントンをボタフォゴSPから獲得した他、ポルティモネンセからFWウェリントン・ジュニオールを獲得。また、鹿島アントラーズからDF山本脩斗を完全移籍で、MF名古新太郎を期限付き移籍で獲得した。その他、モンテディオ山形のMF中村駿、福島ユナイテッドFCのFW池田昌生、ギラヴァンツ北九州のFW町野修斗、松本山雅FCのMF高橋諒、AC長野パルセイロのGK立川小太郎を補強した。 また、2種登録でプレーしていたMF田中聡が正式に昇格。その他、立正大学のMF平松昇、履正社高校のMF平岡大陽が新加入となった。 選手の背番号も変更され、ガンバ大阪からの期限付き移籍が延長となったGK谷晃生が「25」から「1」に、それに伴いGK富居大樹が「1」から「23」に変更。また、シャドーのポジションでプレーしたMF茨田陽生が「23」から「14」、左ウイングバックやセンターバックでプレーしたDF石原広教が「38」から「3」、シーズン終盤に出場機会を得た、DF舘幸希が「19」から「4」に変更となった。なお、ルビン・カザンへ移籍したMF齊藤未月がつけていた「16」は鹿島から加入した山本がつける。 その他、福島ユナイテッドFCへ期限付き移籍中のFWトカチ、GKキム・ミンジュンについては交渉中とのことだ。 ◆湘南ベルマーレ登録選手一覧 GK 1.谷晃生←ガンバ大阪/期限付き延長※背番号変更「25」 21.堀田大暉※背番号変更「31」 23.富居大樹※背番号変更「1」 31.立川小太郎←AC長野パルセイロ/完全移籍 DF 3.石原広教※背番号変更「38」 4.舘幸希※背番号変更「19」 6.岡本拓也 8.大野和成 16.山本脩斗←鹿島アントラーズ/完全移籍 19.毛利駿也※背番号変更「44」 22.大岩一貴 26.畑大雅 MF 5.古林将太 7.梅崎司 10.山田直輝 14.茨田陽生※背番号変更「23」 18.平松昇←立正大学/新加入 20.名古新太郎←鹿島アントラーズ/期限付き移籍 25.中村駿←モンテディオ山形/完全移籍 28.平岡大陽←履正社高校/新加入 29.三幸秀稔 30.柴田壮介 32.田中聡←湘南ベルマーレU-18/昇格 40.オリベイラ 42.高橋諒←松本山雅FC/完全移籍 FW 9.ウェリントン←ボタフォゴSP(ブラジル)/完全移籍 11.タリク 13.石原直樹 17.大橋祐紀 27.池田昌生←福島ユナイテッドFC/完全移籍 33.町野修斗←ギラヴァンツ北九州/完全移籍 39.ウェリントン・ジュニオール←ポルティモネンセSC(ポルトガル)/完全移籍 監督 浮嶋敏 2021.01.13 14:01 Wed

湘南が浮嶋敏監督の来季続投を発表「今季の年間18位という結果を重く受け止めています」

湘南ベルマーレは20日、浮嶋敏監督(53)が2021シーズンもチームの指揮を執ることを発表した。 2011年にトップチームコーチとして湘南の招へいを受けた浮嶋監督は、昨年10月にパワーハラスメントが判明し辞任した曺貴裁前監督の後任として指揮官に就任した。明治安田生命J1リーグを16位で終えた昨シーズンは、徳島ヴォルティスとのJ1参入プレーオフ決勝を1-1のドローで終え、土壇場でJ1残留。そんな中迎えた今シーズンのJ1リーグは、6勝9分け19敗で最下位となっていた。 それでも来シーズンの続投が決定した浮嶋監督は、クラブ公式サイトを通じて来季に向けた意気込みを語っている。 「2021シーズンも引き続き湘南ベルマーレの監督を務めさせていただくこととなりました。今季の年間18位という結果を重く受け止めています。この経験を糧にして、来季に挑んでいきたいと思います」 「選手の成長がチームの勝利につながることを信じて、チームのスタイルであるボールを奪う、スピーディーでダイナミックな攻撃を進化させ、戦っていきます。サポーター・ファンの方々、スポンサー企業の皆様、来シーズンも変わらぬ応援をよろしくお願いいたします」 2020.12.20 20:00 Sun

【Jリーグ移籍情報/12月14日】湘南、J1残留に導いた浮嶋敏監督の来季続投を発表! FW石原直樹が仙台を契約満了で退団

Jリーグ移籍情報まとめ。12月14日付けのJリーグ各クラブにおける移籍動向を一挙にお届け。 【J1】 ◆ベガルタ仙台 《契約満了》 FW石原直樹(35) ◆鹿島アントラーズ 《契約満了》 GK川俣慎一郎(30) ◆湘南ベルマーレ 《続投》 浮嶋敏監督(52) ◆清水エスパルス 《退任》 篠田善之監督(48) 《就任》 ピーター・クラモフスキー(41) ◆大分トリニータ 《復帰》 FW馬場賢治(34)←FC岐阜 《契約満了》 FW馬場賢治(34) FW吉平翼(21) 【J2】 ◆モンテディオ山形 《就任》 石丸清隆(46) 《契約満了》 DF加賀健一(36) ◆FC町田ゼルビア 《期限付き満了》 DF志村謄(26)→FKスパルタク・スボティツァ(セルビア) ◆アルビレックス新潟 《完全移籍》 DF広瀬健太(27)→AC長野パルセイロ ◆FC岐阜 《復帰》 DF青木翼(26)←ザスパクサツ群馬 《契約満了》 DF青木翼(26) 《期限付き満了》 FW馬場賢治(34)→大分トリニータ ◆ファジアーノ岡山 《契約更新》 FW赤嶺真吾(36) ◆鹿児島ユナイテッドFC 《契約更新》 DF平出涼(28) 【J3】 ◆福島ユナイテッドFC 《続投》 松田岳夫監督(58) ◆ザスパクサツ群馬 《期限付き満了》 DF青木翼(26)←FC岐阜 ◆AC長野パルセイロ 《完全移籍》 DF広瀬健太(27)←アルビレックス新潟 ◆カターレ富山 《契約更新》 MF花井聖(30) FW大谷駿斗(22) ◆藤枝MYFC 《契約満了》 FW安東大介(28) ◆ギラヴァンツ北九州 《続投》 小林伸二監督(59) 《契約満了》 MF川島大地(33) 2019.12.15 06:30 Sun

湘南ベルマーレの関連記事

G大阪が4度目の正直で今季初の3連勝! 湘南攻勢も宇佐美貴史2発で逃げ切る【明治安田J1第17節】

明治安田J1リーグ第17節の1試合が1日にレモンガススタジアム平塚で行われ、アウェイのガンバ大阪が湘南ベルマーレを2-1で下した。 18位湘南は前節から4選手が入れ替わり、今季初先発の鈴木淳之介が古巣戦の鈴木雄斗や、大野和成とともに3バックの一角に。対する4位G大阪の方は先発の顔ぶれに変わりなしで、前節勝利の立役者である山田康太は引き続きベンチからスタートした。 今節を迎えるにあたり、キム・ミンテと畑大雅が離脱してしまった湘南だが、矢印前向きで立ち上がり、先にペースを掴む。だが、最少失点のG大阪もその堅守で我慢し、少しずつ攻め返す。 半ばを迎えても湘南の時間で進み、16分のFKから鈴木章斗が惜しいヘッドで迫るシーンもあったが、29分にGKソク・ボムグンのパスが敵陣中央で鈴木徳真をカットし、G大阪にチャンスが巡る。 鈴木徳真のダイレクトパスをバイタルエリア右の山下諒也がさらに右足ダイレクトで叩くと、ボックス中央の宇佐美貴史がこれもまた右足ダイレクトでゴール左下に流し込み、G大阪が先手を奪う。 1つの乱れから失点の湘南は43分にも宇佐美の際どい右足ミドルであわや失点の場面があったが、ボールをうまく動かしながら攻めに。ただ、なかなかゴールに繋げられず、0-1で折り返す。 その後半も湘南が前重心で立ち上がり、G大阪が受ける流れに。ボールを握りながら、背後の意識も高めた攻撃で相手ボックスに攻め入るシーンを作り出していくが、G大阪も引き続き要所で粘る。 56分に倉田秋を送り出した後も守りに走らされるG大阪だが、63分にロングボールのこぼれ球を拾った宇佐美が背後にパスを出すと、山下が反応。ボックス右で杉岡大暉に倒され、PKを獲得する。 これを宇佐美がゴール右に右足で蹴り込み、G大阪は突き放しに成功。悪くない戦いをするなか、次のゴールも許した湘南は直後にルキアンと古巣戦の阿部浩之を送り込み、改めて攻めに転じる。 77分にも茨田陽生を投入した湘南の反撃が続くと、その1分後の左CKからニアでコースが変わったボールにルキアンが頭で合わせ、ついに一森純を攻略。湘南が1点差に詰め寄り、さらに攻める。 79分から84分にかけて、イッサム・ジェバリや、山田康太、ネタ・ラヴィ、松田陸を送り出しても守勢が続いたG大阪だが、タフなゲームをモノにし、4度目の正直で今季初の3連勝かつ6戦無敗に。湘南は2連敗となった。 湘南ベルマーレ 1-2 ガンバ大阪 【湘南】 ルキアン(後33) 【G大阪】 宇佐美貴史(前29、後20) <span class="paragraph-title">【動画】G大阪がダイレクトプレー3連発から宇佐美貴史の先制点!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>苦しい時にチームを救うキャプテン<br>\<br><br>相手のパスミスを逃さず<br>鈴木→山下と繋ぎ<br>最後はキャプテン・宇佐美が決めた!<br><br>キャプテンの重苦しい空気を払拭するゴールで<br>アウェイ・G大阪が先制!<br><br>明治安田J1第17節<br>湘南×G大阪<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%B9%98%E5%8D%97G%E5%A4%A7%E9%98%AA?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#湘南G大阪</a> <a href="https://t.co/lVLQQenetY">pic.twitter.com/lVLQQenetY</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1796795017027006723?ref_src=twsrc%5Etfw">June 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.01 17:03 Sat

【J1注目プレビュー|第17節:湘南vsG大阪】苦境を乗り越えたい湘南、G大阪は4度目の3連勝チャレンジに挑む

【明治安田J1リーグ第17節】 2024年6月1日(土) 15:00キックオフ 湘南ベルマーレ(18位/14pt) vs ガンバ大阪(4位/28pt) [レモンガススタジアム平塚] <span class="paragraph-subtitle">◆失意の逆転負けを払拭できるか【湘南ベルマーレ】</span> 前節はアウェイでジュビロ磐田と対戦し、3-2で敗戦。前半で2点を先行しながらも終盤の連続失点で逆転負けを喫した。 ショッキングな敗戦と言ってもいい中で、さらにキム・ミンテ、畑大雅が負傷離脱と苦しい状況に。追い打ちをかけられている中でも、しっかりと勝ち点を積み上げていきたい。 試合中に良い部分はある中で、最終的な結果が掴めていない湘南。今シーズンは3チームが自動降格という状況の中、離されていない今のうちに降格圏を離れたい。 フィニッシュを含めた両ゴール前での精度を上げなければ、守ってきたJ1から去ることになる可能性もある状況。今一度、結果を残すこととしっかり向き合って戦いたいところだ。 ★予想スタメン[3-3-2-2] GK:ソン・ボムグン DF:髙橋直也、大岩一貴、大野和成 MF:鈴木雄斗、田中聡、杉岡大暉 MF:池田昌生、平岡大陽 FW:福田翔生、ルキアン 監督:山口智 <span class="paragraph-subtitle">◆“鬼門”突破で、目指すは頂点【ガンバ大阪】</span> 前節はアウェイでのFC東京戦で勝利。“鬼門”と言われ続けた場所で、大きな1勝を手にすることができた。 その試合を決めたのは今季から加入した山田康太。ケガで離脱していた男が決めた移籍後初ゴールが大きな勝ち点3を掴むことに。チームも上昇気流に乗っている。 5戦無敗と勝ち点を積み上げているG大阪にとっては、この一戦は分岐点になる可能性が。今季4度目の3連勝チャレンジを迎えることとなる。ここで勝利できれば、上位が見えてくる状況だ。 堅守に加えてチャンスをしっかり生かす攻撃陣が機能すれば自ずと勝ち点はついてくる。残り3試合の前半戦、どこまで首位に近づけるのか注目だ。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:一森純 DF:半田陸、福岡将太、中谷進之介、黒川圭介 MF:ダワン、鈴木徳真 MF:山下諒也、坂本一彩、ウェルトン FW:宇佐美貴史 監督:ダニエル・ポヤトス 2024.06.01 12:30 Sat

J1で18位と苦しむ湘南にさらなる打撃…DFキム・ミンテ、DF畑大雅が負傷離脱に

湘南ベルマーレは28日、DFキム・ミンテ及びDF畑大雅の負傷を報告した。 チームのキャプテンを務め、今シーズン公式戦16試合に出場するキム・ミンテは、トレーニング中に負傷。検査の結果、右第4足趾、基節骨骨折と診断されたとのことだ。 また、こちらも今季公式戦16試合に出場する畑は、25日に行われた明治安田J1リーグ第16節のジュビロ磐田戦で負傷。検査の結果、左足関節、前距腓靭帯損傷の診断が下されたと報告している。 なお、両選手とも全治については明らかにされず。現在J1リーグで降格圏の18位に沈む湘南は、守備陣に負傷者が続出する事態となっている。 2024.05.28 15:15 Tue

町田で活躍するFWオ・セフンが韓国代表初招集! 名古屋DFハ・チャンレも29歳で初招集【2026W杯アジア2次予選】

大韓サッカー協会(KFA)は27日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選に臨む韓国代表メンバー23名を発表した。 アジアカップではベスト4入りを果たすも、チーム内に内紛があったこともあり、マネジメントに疑問を投げかけられたユルゲン・クリンスマン監督が退任。3月は後任監督が決まらず、U-23韓国代表のファン・ソンホン監督が指揮を執っていた中、今回も新監督が決まらず、キム・ドフン暫定監督が指揮を執る。 韓国はグループCに入っており、すでに2次予選突破を決定済み。6日に4位のシンガポール代表と、11日に2位の中国代表と対戦し、両者の命運を握る存在となる。 この2試合に向けては主軸であるFWソン・フンミン(トッテナム)やMFイ・ガンイン(パリ・サンジェルマン)、MFイ・ジェソン(マインツ)、FWファン・ヒチャン(ウォルバーハンプトン)らが順当に選出された。元ヴィッセル神戸のMFチョン・ウヨン(アル・ハリージュ)も久々の復帰を果たした。 一方で、DFキム・ミンジェ(バイエルン)は足首の負傷により招集外。FWチョ・ギュソン(ミッティラン)も右ヒザの手術をこのオフに行うこととなり、招集されなかった。 また、7名が韓国代表に初招集。FC町田ゼルビアでプレーするFWオ・セフンや名古屋グランパスのDFハ・チャンレらが初招集。Jリーグ組からはGKソン・ボムグン(湘南ベルマーレ)も招集されている。 今回発表された韓国代表メンバーは以下の通り。 ◆韓国代表メンバー23名 GK チョ・ヒョヌ(蔚山HD FC) ソン・ボムグン(湘南ベルマーレ/日本) ファン・インジェ(浦項スティーラース) DF クォン・ギョンウォン(水原FC) パク・スンウク(金泉尚武FC) チョ・ユミン(シャールジャFC/UAE) ハ・チャンレ(名古屋グランパス/日本) キム・ジンス(全北現代モータース) イ・ミョンジェ(蔚山HD FC) ファン・ジェウォン(大邱FC) チェ・ジュン(FCソウル) MF パク・ヨンウ(アル・アイン/UAE) チョン・ウヨン(アル・ハリージュ/サウジアラビア) ファン・インボム(ツルヴェナ・ズヴェズダ/セルビア) ホン・ヒョンソク(ヘント/ベルギー) ペ・ジュノ(ストーク・シティ/イングランド) イ・ジェソン(マインツ/ドイツ) ソン・フンミン(トッテナム/イングランド) ファン・ヒチャン(ウォルバーハンプトン/イングランド) オム・ウォンサン(蔚山HD FC) イ・ガンイン(パリ・サンジェルマン/フランス) FW チュ・ミンギュ(蔚山HD FC) オ・セフン(FC町田ゼルビア/日本) 2024.05.27 13:05 Mon

磐田が3発逆転! レオ・ゴメスの決勝弾で下位同士のシックスポインター制す【明治安田J1第16節】

25日、明治安田J1リーグ第16節のジュビロ磐田vs湘南ベルマーレがヤマハスタジアムで行われ、ホームの磐田が3-2で勝利した。 前節の浦和レッズ戦を1-1のドローで終え、連敗を「3」で止めた16位磐田。ジャーメイン良の不在が響くなか、6試合ぶりの白星を目指して、残留を争う湘南とのシックスポインターに臨んだ。浦和戦からはスタメン変更なしとなった。 対するは、磐田を勝ち点「1」差で追う18位湘南。前節のアルビレックス新潟戦はルキアンの2ゴールで逆転し、3試合ぶりの勝利を収めていた。今シーズン初の連勝が懸かる今節は、キム・ミンテがメンバー外となったほか、阿部浩之と大野和成がベンチスタートに。出場停止明けの福田翔生が先発し、杉岡大暉と高橋直也が最終ラインに入った。 キックオフ直後、いきなり試合が動く。湘南が右サイドから攻め込むと、池田昌生のクロスに頭で合わせたのは古巣対戦のルキアン。ゴール左隅に流し込み、2試合連続得点を記録した。 その後も主導権を握るのはアウェイチーム。25分にはボックス内で仕掛けた福田が倒されてPKを獲得。福田自らキッカーを務めると、一度はGK川島永嗣の横っ飛びセーブに防がれたが、川島がゴールラインを踏んでいなかったとしてやり直しに。今度は福田が右隅に決め、湘南がリードを広げた。 一方の磐田は前半のうちにまず1点を返すべく、徐々に前に出始める。36分には松原后が左サイドからクロスを上げ、競り合いのこぼれ球に平川怜が反応。ハーフボレーが枠を捉えたが、ゴール前の湘南DFにブロックされた。 0-2のままハーフタイム突入かに思われたが、前半アディショナルタイムに磐田が反撃に成功する。右ポケットで細かく繋ぐと、最後はワンツーを受けた山田大記が左足を一閃。ニアサイドを射抜き、1点差で試合を折り返した。 後半は両チーム共にゴールに迫りながら、なかなか決定機を作れず。先に動いたのは磐田ベンチで、前節途中出場から同点ゴールを決めた金子翔太、古川陽介を61分にピッチに送り出す。 するとその4分後、右からの松本昌也のクロスに古川が頭から飛び込んだが、GKソン・ボムグンがファインセーブ。同点ゴールにあと一歩まで迫る。 湘南も交代カードを切りながら追加点を狙うなか、82分には磐田にチャンス。右ポケットで落としを受けた上原力也が左足でカーブシュートを狙うも、これはわずかにゴール左に外れてしまう。 しかし、直後に磐田が同点ゴールを奪う。速攻から金子が中央をドリブルで仕掛けると、相手を引きつけてから左ポケットのマテウス・ペイショットにスルーパス。落ち着いて右足で流し込み、2-2のイーブンに戻した。 勢いに乗るホームチームは86分に逆転。畳み掛けるなか、レオ・ゴメスが敵陣中央付近でクリアボールを拾うと、胸トラップから思い切ってミドルシュート。これがディフレクトしてゴールに吸い込まれ、磐田が2点差をひっくり返した。 後半アディショナルタイム直前には古川も決定機を迎えたが、追加点はGKソン・ボムグンが許さない。守護神の頑張りに応えたい湘南だったが、結局追いつくことはできないまま試合終了。ホームの磐田が6試合ぶりの勝利を掴んだ。 ジュビロ磐田 3-2 湘南ベルマーレ 【磐田】 山田大記(前45+5) マテウス・ペイショット(後37) レオ・ゴメス(後41) 【湘南】 ルキアン(前1) 福田翔生(前29) <span class="paragraph-title">【動画】レオ・ゴメスの強烈ミドルが逆転弾に</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>ヤマハスタジアムが沸いた<br>\<br><br>2点差を追いついたジュビロが<br>ついにレオ・ゴメスのゴールで逆転!<br><br>明治安田J1第16節<br>磐田×湘南<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%A3%90%E7%94%B0%E6%B9%98%E5%8D%97?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#磐田湘南</a> <a href="https://t.co/Qxe9YRSIan">pic.twitter.com/Qxe9YRSIan</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1794262238468919325?ref_src=twsrc%5Etfw">May 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.25 16:22 Sat

J1の関連記事

日本のS級ライセンスで欧州の監督ができるかも/六川亨の日本サッカー見聞録

日本時間の12日朝9時から、U-23日本対U-23アメリカの親善試合をテレビで観戦した。日本は藤尾翔太のPKと細谷真大の追加点で2-0の勝利を収めたが、意外だったのは、あまりに低調なアメリカの試合ぶりだった。 プレスはその場しのぎで連動性はなく、間延びした陣形に、日本は左MFの斉藤光毅が得意のドリブルで対戦相手を翻弄した。アメリカはOA枠の選手も加わっていたものの、意図的に手の内を見せないよう“手抜き“をしているのではないかと疑ったほど酷い試合内容だった。 それでも2度ほどカウンターからチャンスをつかみかけた。相手はかなりの俊足だったのか、それとも日本のCB西尾隆矢と高井幸大はあまり足が速くないのか。本大会に向けて後者でないことを祈るばかりだ。 そしてこのピンチを救ったのがGK小久保怜央ブライアンだった。迷うことなく果敢にペナルティーエリアを飛び出すと、最初は左足で相手のドリブルをストップ、次は相手より先にボールに到達してクリアした。ミャンマー戦とシリア戦に招集されたGK3人は現状横並びの状態だろうが、U-23日本代表は小久保怜央ブライアンが正GKにふさわしい活躍をU-23アジアカップから見せていると言っても過言ではないだろう。 さて13日はJFAの技術委員会が開催され、終了後に影山雅永技術委員長がメディアブリーフィングを実施した。そこで影山技術委員長は、「早ければ来年にも」日本のS級ライセンスでヨーロッパ5大リーグの監督が務められるようになる「可能性がある」と明かした。 これまでヨーロッパの5大リーグで監督を務めた日本人は、84-85シーズンに当時西ドイツのブンデスリーガ1部、アルメニア・ビーレフェルトを率いた鈴木良平氏しかいなかった。鈴木氏は73年に東海大学を卒業後、元三菱と日本代表監督の二宮寛氏の勧めもありボルシア・メンヘングラッドバッハにコーチとして留学。現地ではヘネス・バイスバイラー監督(後にバルセロナや1FCケルンの監督を歴任)の薫陶を受け、ドイツのS級ライセンスを日本人として初めて取得。一度は帰国したものの、ビーレフェルトからの要請があり、ブンデスリーガの監督となった。 しかし近年では多くの日本人選手がヨーロッパに渡り、5大リーグでレギュラーとして活躍している選手も増えてきた。そこで「指導者養成をどうするか」(影山技術委員長)というのが次のテーマになったという。そして「近年はUEFAとAFCの互換性が認められつつある」として、AFCでプロライセンス制度を導入しているのは47協会中16協会しかなく、その16協会すべてをUEFAは認めないだろうが、AFCより先にプロのライセンス制度をスタートさせた日本協会のS級ライセンスはUEFAにも認可される可能性が高いという。 実際、アンジェ・ポステコグルーはオーストラリア人として初めてプレミアリーグの監督になったが、彼の場合はUEFAの面談を受け、英語でスムーズにコミュニケーションが取れるとしてスパーズの監督に就任することができた。影山技術委員長は「日本でS級を取れば、アジアのどの国でも監督はできる」と現状を解説しつつ、5大リーグのクラブから「オファーがなければ監督にはなれない」と厳しい現実も説明した。 その上で、「風穴を開けるのに、最初に頑張ってくれる人がいたらいいなあ」と正直な感想を漏らしていた。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.06.14 11:30 Fri

「何もできなくて悔しい」筑波大学戦で脛骨骨折の町田MF安井拓也が心境綴る「今出来ることをやります」

FC町田ゼルビアのMF安井拓也が、負傷した心境を綴った。 安井は12日に行われた第104回天皇杯2回戦の筑波大学戦に出場。負傷交代していた。 町田は13日、安井について負傷状況を報告。右脛骨骨幹部骨折と診断され、全治は明かされていなかった。 安井は自身のX(旧ツイッター/@ta1121kuya)を通じて、現在の心境を綴っている。 ーーーーー 自分自身の今の立場、コンディション含めて絶対に結果を出そうと思ってました 怪我した今、何もできなくて悔しいです 余裕があればこうなってないかもしれないと思うと、まだまだ強くなれるなと感じます 大好きなサッカーを1日でも早く出来るように、今出来ることをやります ーーーーー 今シーズンの安井は、明治安田J1リーグで8試合、YBCルヴァンカップデ2試合1得点、天皇杯は筑波大学戦で先制ゴールを記録していたが、その直後に交代していた。 これにはクラブOBの鄭大世氏も「脛骨骨折はえぐい!」とコメント。ファンは「早く回復をお祈りします」と、復帰を願う声を寄せていた。 <span class="paragraph-title">【SNS】安井拓也がケガをした今の心境を綴る</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">自分自身の今の立場、コンディション含めて絶対に結果を出そうと思ってました<br><br>怪我した今、何もできなくて悔しいです<br>余裕があればこうなってないかもしれないと思うと、まだまだ強くなれるなと感じます<br><br>大好きなサッカーを1日でも早く出来るように、今出来ることをやります <a href="https://t.co/Z6iE5FODDW">https://t.co/Z6iE5FODDW</a></p>&mdash; 安井 拓也 (@ta1121kuya) <a href="https://twitter.com/ta1121kuya/status/1801071222551376104?ref_src=twsrc%5Etfw">June 13, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.13 20:55 Thu

町田にさらなる負傷者…FWナ・サンホがじん帯損傷、FWデュークが肉離れと診断、天皇杯・筑波大学戦で4名が負傷離脱

FC町田ゼルビアは13日、FWナ・サンホ、オーストラリア代表FWミッチェル・デュークの負傷を発表した。 共に12日に行われた第104回天皇杯2回戦の筑波大学戦で負傷したとのことだ。 ナ・サンホは、左足関節じん帯損傷、前距腓じん帯損傷、三角じん帯損傷と診断されたとのこと。デュークは、左大腿二頭筋肉離れと診断された。 ナ・サンホは、今シーズンの明治安田J1リーグで12試合に出場し2得点、デュークは15試合に途中出場し2得点を記録していた。 筑波大学戦では、試合後に黒田剛監督が相手のラフプレーに対して苦言を呈していた中、MF安井拓也が右脛骨骨幹部骨折、DFチャン・ミンギュが左鎖骨骨折と診断されており、合わせて4名の選手の負傷離脱が発表されることとなった。 2024.06.13 18:55 Thu

浦和がファン・サポーターにお願い…遠征時のファン対応に「ご遠慮くださいますようお願い申し上げます」、今季は複数クラブが禁止の声明

浦和レッズは13日、「チームの遠征時に関するお願い」としてファン・サポーターへ呼びかけを行った。 今シーズンは、横浜F・マリノス、ブラウブリッツ秋田、サンフレッチェ広島、FC東京などがすでに声明を発表している通り、移動時や滞在先のホテルなどでの執拗なつきまとい行為に対して注意喚起がなされ、公共施設でのファン対応を行わないとしてきた。 そんな中、浦和も同様の事象について声明を発表。遠征時には声掛けなどをしないようにお願いした。 「選手およびチームスタッフが遠征を行う際の、ファン・サポーターのみなさまとのコミュニケーションについてお願いがございます」 「遠征時に利用する、公共交通機関(駅、空港等)やホテル等の公共施設、およびその周辺において、選手やスタッフがサインや写真撮影を求められる場面が見受けられます」 「みなさまご承知の通り、公共交通機関や公共施設は他のお客様もご利用になられており、そうした行為は他の利用者の方々や従業員のみなさまへのご迷惑に繋がる可能性があるほか、選手、スタッフ、およびファン・サポーターのみなさまの安全面への懸念もございますため、今後はご遠慮くださいますようお願い申し上げます」 「なお、大原サッカー場でのファンサービスの実施につきましては、引き続き弊クラブ内にて検討を行ってまいります」 「本発信以前より、選手、チームスタッフ、そして公共交通機関や公共施設のご利用者様等へのご配慮から、サインや写真撮影を自重してくださっていたファン・サポーターのみなさまには、この場をお借りしまして心より感謝を申し上げます」 「またこれまで、遠征時に選手やチームスタッフにサインや写真撮影を求められていたみなさまにおかれましては、そうした行為が悪意に基づくものでは無いことを私どもも重々承知いたしておりますが、上記理由をご勘案の上、何卒ご理解とご協力の程、よろしくお願い申し上げます」 禁止とは発表せず、ファン・サポーターの配慮に任せる形となった浦和。クラブのことを思っての普段のサポートなのであれば、しっかりと耳を傾けてくれるはずだろう。 2024.06.13 18:45 Thu

鳥栖のベテランGK岡本昌弘が左下腿三頭筋肉離れ…全治8週間

サガン鳥栖は13日、GK岡本昌弘の負傷を報告した。 岡本は5日に行われたトレーニング中に負傷。検査の結果、左下腿三頭筋肉離れと診断されたとのことだ。全治は8週間の見込みとなっている。 41歳のベテランGKである岡本は、ジェフユナイテッド千葉や愛媛FCでのプレーを経て2022年に鳥栖へ完全移籍。今シーズンは明治安田J1リーグで5試合にベンチ入りするも、公式戦出場はない状況だった。 2024.06.13 17:00 Thu

記事をさがす

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly