セリエA残留が濃厚のカリアリがマラン監督と2022年まで契約延長

2019.05.03 01:01 Fri
Getty Images
カリアリは2日、ロランド・マラン監督(55)との契約を2022年まで延長したことを発表した。

昨シーズン途中にキエーボの指揮官を解任されたマラン監督は、セリエA通算200試合以上を指揮した実績を買われ、昨年夏にカリアリの指揮官に就任。イタリア代表FWレオナルド・パヴォレッティを中心に今シーズンはここまで10勝10分け14敗の11位に位置。
降格圏の18位エンポリとは、現時点で勝ち点差が「11」離れており、3年連続のセリエA残留をほぼ手中に収めている。

なお、残り4節となったセリエAでカリアリは、ナポリ、ラツィオ、ジェノア、ウディネーゼとの対戦を残している。

ロランド・マランの関連記事

ジェノア、マルセイユからMFストロートマンをレンタル! ローマ時代以来2年半ぶりのセリエA復帰

ジェノアは14日、マルセイユからオランダ代表MFケビン・ストロートマン(30)を今シーズン終了までのレンタル移籍で獲得したことを発表した。 なお、イタリア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』によると、今回の契約には買い取りオプションは付かず、給与の一部をマルセイユが支払うという。 ストロートマンは2018年夏にローマから推定2500万ユーロ(約31億5000万円)の移籍金でマルセイユに移籍。以降2シーズンは主力としてプレーしていたが、今季はここまで公式戦13試合の出場で、先発はリーグ開幕戦の1試合のみとなっていた。 一方、現在セリエAで17位に低迷するジェノアは、昨年末にロランド・マラン前監督を解任し、ダビデ・バッラルディーニ氏を招へい。また、戦力外となっていた元デンマーク代表MFラッセ・シェーネと双方合意の下で契約解除していた。 ローマ時代にはセリエA通算100試合以上に出場した経験豊富なオランダ代表MFは、2年半ぶりのイタリアでジェノアを残留に導く働きが期待される。 2021.01.15 01:39 Fri

マラン監督解任のジェノア、バッラルディーニ氏を4度目招へい

ジェノアは21日、新指揮官にダビデ・バッラルディーニ氏(56)を招へいしたことを発表した。 ジェノアでは同日、今季1勝で19位と低迷する成績不振よりロランド・マラン前監督(57)を解任していた。 バッラルディーニ氏はこれまで3度ジェノアの監督に就任しており、今回が4度目となる。ジェノアでは通算77試合の指揮を執り、29勝21分け27敗の戦績を残し、セリエA残留に導く実績を挙げているものの、過去3度はいずれも解任されている。 2020.12.22 00:40 Tue

わずか1勝のジェノア、今夏就任のロランド・マラン監督を解任

ジェノアは21日、ロランド・マラン監督(57)を解任したことを発表した。 カターニャやキエーボ、カリアリなど、母国イタリアのクラブの監督を歴任してきたマラン氏は、今年8月に2年契約でジェノアの招へいを受けた。 それまでセリエAでは通算264試合を指揮した実績のあるベテラン監督だったが、ジェノアでは開幕節のクロトーネ戦での白星を最後に第13節まで未勝利。第12節では首位のミランと引き分けを演じていたが、直近のベネヴェント戦の敗戦を引き金に解任が決まった。 イタリア『スカイ』によると、後任はジェノアを3度率いた経歴を持つダビデ・バッラルディーニ氏(56)が有力となっているようだ。 2020.12.21 19:43 Mon

マラン監督解任のカリアリ、ゼンガ氏を招へい

カリアリは3日、ワルテル・ゼンガ氏(59)を新指揮官に招へいしたことを発表した。契約期間は2021年までとなっている。 カリアリでは同日、11試合勝利から遠ざかっていたロランド・マラン前監督(56)を成績不振により解任していた。 現役時代にイタリア代表やインテル、サンプドリアの正守護神として活躍したゼンガ氏は、引退後にステアウア・ブカレストやツルヴェナ・ズヴェズダ、カターニャ、パレルモ、サンプドリア、ウォルバーハンプトン、クロトーネなどを指揮。カターニャ時代には元日本代表FW森本貴幸を指導していたことでも知られている。直近ではセリエCに在籍していたベネチアを指揮していたが、昨年3月に解任されていた。 2020.03.04 03:30 Wed

11戦未勝利のカリアリがマラン監督の解任を発表…現在3連敗中

カリアリは3日、ロランド・マラン監督(56)の解任を発表した。また、クリスティアン・マラネル助監督とアナリストのジャンルカ・マラン氏もクラブを去ることとなる。 マラン氏は、ビレシアやバーリ、ヴィチェンツァ、カターニャ、キエーボなどで指揮を執っており、2018年7月からカリアリの監督に就任。2018-19シーズンは、セリエAで15位と低迷。しかし、今シーズンはここまで8勝8分け9敗の11位に位置している。 しかし、昨年12月2日の第14節サンプドリア戦の勝利を最後に、11試合勝利から遠ざかり、その間の成績は4分け7敗と全く結果を残せていなかった。 2020.03.03 21:57 Tue

カリアリの関連記事

カリアリの指揮官を退任したラニエリ監督、クラブの指揮は終了「他のクラブを指導することはない」

カリアリの指揮をとるクラウディオ・ラニエリ監督(72)。今シーズン限りでの退任がすでに発表されている中、クラブを指揮することはもうないようだ。 カリアリを指揮するのは指導者キャリアで2度目。1988年7月から1991年6月まで指揮すると、その後はナポリ、フィオレンティーナ、バレンシア、アトレティコ・アドリー、チェルシー、パルマ、ユベントス、ローマ、インテル、モナコ、ギリシャ代表、レスター・シティ、ナント、フルアム、サンプドリア、ワトフォードと数多くのチームを指揮した。 レスターでは元日本代表FW岡崎慎司らを擁して、2015-16シーズンに奇跡のプレミアリーグ優勝に導くと、バレンシアではコパ・デル・レイ、フィオレンティーナではコッパ・イタリアを制するなどしてきた。 カリアリでは過去にセリエC1からセリエAまで昇格させると、今回はセリエBからセリエAへと昇格させ、チームを残留に導いていた。 カリアリは23日に行われた最終節のフィオレンティーナ戦でシーズンが終了。ラニエリ監督の指揮も終了した。 そんな中、試合前にイタリア『スカイ・スポーツ』でジョルジョ・ポッラ氏の独占インタビューに応じていたラニエリ監督。もうクラブで監督を務めることはないと語っていた。 「カリアリに加入したとき、私はここでクラブ監督としてのキャリアを終えるつもりだと言った」 「もし明日、イタリアとは限らない代表チームが来て私を刺激したら、イエスと言うだろう。だが、他のクラブを指導することはないだろう」 クラブの監督キャリアは今シーズンのカリアリで終了。監督業からの引退はしないが、代表チームに限るという。 2024.05.24 22:40 Fri

カリアリ退団のナンデス、ローマ行き噂もサウジアラビア移籍が決定

ウルグアイ代表MFナイタン・ナンデス(28)のサウジアラビア行きが決定した。 アル・カーディシーヤFCは24日、ナンデスがフリートランスファーで加入することを発表した。 2019年夏からカリアリで活躍し、これまでインテル、ナポリ、ユベントスへのステップアップも取り沙汰されたウルグアイ代表MF。 今シーズン限りでカリアリとの契約が満了し、今夏フリートランスファーとなる実力者に対しては、現役時代にボカ・ジュニアーズで共にプレーしたダニエレ・デ・ロッシ監督が率いるローマへの移籍が取り沙汰されていた。 しかし、その新天地はサウジアラビアのアル・カーディシーヤとなった。 移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によると、レアル・マドリーのレジェンドであるミチェル監督が指揮し、元アルゼンチン代表FWルシアーノ・ビエット、ペルー代表FWアンドレ・カリージョ、元マルセイユのスペイン人DFアルバロ・ゴンサレスらを擁するクラブは、年俸1000万ユーロ(約17億円)の3年契約という好条件のオファーで実力者の獲得に成功したとのことだ。 2024.05.24 19:35 Fri

ローマが今夏フリーのナンデス獲得に動く…デ・ロッシ監督たっての希望

ローマが、カリアリのウルグアイ代表MFナイタン・ナンデス(28)の獲得に向けて交渉を進めているようだ。 元ポルトガル代表MFレナト・サンチェスのパリ・サンジェルマンへのローンバックが既定路線のローマは、同選手に代わるボックス・トゥ・ボックスMFの獲得を優先事項としている。 そういったなか、2019年夏からカリアリで活躍し、これまでインテル、ナポリ、ユベントスへのステップアップも取り沙汰されたウルグアイ代表MF獲得への動きを本格化させている。 ナンデスは今シーズン限りでカリアリとの契約が満了し、今夏フリートランスファーとなる。イタリア『Leggo』によると、ローマは同選手に対して年俸200万ユーロ(約3億4000万円)程度の3年契約をオファーしているという。 また、ナンデス獲得はダニエレ・デ・ロッシ監督の特別なリクエストだという。デ・ロッシ監督と同選手はボカ・ジュニアーズ時代に短期間ながらチームメイトとしてプレーしており、青年指揮官は元同僚の実力や人となりを把握した上で、クラブに対して獲得を求めているようだ。 なお、ローマは同選手がコパ・アメリカへ参戦する前に交渉を完了させたい考えだ。 2024.05.22 16:30 Wed

カリアリを残留に導いたラニエリ監督が辞任、監督業からの引退は未定

カリアリは21日、クラウディオ・ラニエリ監督(72)が今季をもって辞任することを発表した。2025年6月まで残していた契約を双方合意の下で解除している。 カリアリは19日に行われたセリエA第37節サッスオーロ戦で2-0の勝利。15位に浮上し、最終節を前に残留を確定させていた。 1988~1991年にカリアリをセリエCからAに引き上げて監督キャリアの礎を築いたラニエリ監督は、その後ナポリやバレンシア、アトレティコ・マドリー、チェルシー、ユベントス、ローマ、インテルと各国のビッグクラブの指揮官を歴任。レスター・シティでは2015-16シーズンにプレミアリーグ優勝の偉業を成し遂げた。 そして2022年12月、セリエBで14位と低迷していたカリアリの指揮官に復任。5位へと押し上げ昇格プレーオフの末、昨季セリエA復帰に導いた。今季は苦戦したもののセリエA残留を果たし、カリアリの救世主として役割を全うした。 なお72歳と高齢のラニエリ監督だが、ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によれば監督業から引退するかは未定とのことだ。 2024.05.22 06:30 Wed

ミランが今季最多5ゴールで5試合ぶり勝利【セリエA】

ミランは11日、セリエA第36節でカリアリをホームに迎え、5-1で圧勝した。 前節ジェノア戦を3-3の引き分けに持ち込まれたものの来季のチャンピオンズリーグ出場を確定させた2位ミラン(勝ち点71)は、レオンやテオ・エルナンデス、トモリら一部主力をベンチスタートとした。 残留争い中の15位カリアリ(勝ち点33)に対し、ジルー、プリシック、チュクウェゼの3トップで臨んだミランがボールを持つ展開で推移した中、11分にフロレンツィのボレーでGKを強襲。 その後、ルブンボのロングカウンターで何度か牽制されたミランは、カリアリの守備ブロックを崩せない状況が続く。 それでも36分に先制する。チュクウェゼのシュートのルーズボールをベナセルが押し込んだ。 ミランが1点をリードして迎えた後半、レオン、トモリ、オカフォーを投入した中、開始4分に追加点のチャンス。プリシックの右クロスに合わせたレオンのボレーがバーに直撃した。 それでも59分に追加点を奪いきる。ロングカウンターの流れからレオンのスルーパスを受けたプシリックがGKとの一対一を制した。 その後、63分にナンデスに1点差とされるゴールを許したミランはテオ・エルナンデスを投入した中、74分に勝負を決める3点目。中央からラインデルスの強烈なミドルシュートが決まった。 80分にCKの流れからショムロドフのシュートがバーに直撃するピンチがあったものの、83分にレオン、87分にプリシックがドッピエッタとなる5点目を決めたミランが今季最多ゴールでの勝利。5試合ぶりの白星を飾っている。 2024.05.12 05:38 Sun

記事をさがす

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly