ベネヴェントがナポリMFインシーニェをレンタルで獲得…昨季はパルマの昇格に貢献

2018.07.23 12:30 Mon
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▽セリエBのベネヴェントは21日、ナポリからMFロベルト・インシーニェ(24)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。

▽インシーニェは、ナポリの下部組織出身で、ペルージャやレッジーナ、アヴェッリーノ、ラティーナ・カルチョへとレンタル移籍を繰り返し、2017-18シーズんはパルマへとレンタル移籍。セリエBで31試合に出場し5ゴール4アシストを記録すると、チームのセリエA昇格に貢献していた。
▽ナポリのイタリア代表FWロレンツォ・インシーニェの実の弟であるロベルト。武者修行はまだまだ続くようだ。

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フロジノーネが4季ぶりのセリエA復帰! F・グロッソ率いる若きスカッドが3節残してセリエB2位以内確定

フロジノーネが2018-19シーズン以来のセリエA昇格を決めた。 今シーズンのセリエBで首位に立っていたフロジノーネ(勝ち点71)は、1日に行われた第35節でレッジーナに3-1で勝利。この結果、3位のバーリ(勝ち点61)との勝ち点差が「10」となり、3試合を残してセリエA昇格が決定した。 2018-19シーズンのセリエAを19位で終えて降格となった同クラブは、以降3シーズンは8~10位の昇格プレーオフ圏外でシーズンを終えていた。 しかし、2021年3月から就任していたファビオ・グロッソ監督の下で今シーズンは開幕数試合こそ取りこぼす試合もあったものの、第10節から常に首位をキープ。21勝8分け6敗の安定した戦績で4シーズンぶりのセリエA復帰を果たした。 インシーニェ兄弟の弟として知られるFWロベルト・インシーニェやユベントスが保有するDFジャンルカ・フラボッタらは在籍するものの、ほぼ有名選手不在の若手中心のスカッドだが、ここまでリーグ最多の54得点、最少タイの21失点と安定した数字を残し、昇格に相応しい戦いぶりを見せていた。 なお、残りの自動昇格争いは2位のジェノア(勝ち点67)と、前述のバーリの一騎打ちとなっている。 2023.05.02 22:37 Tue

インシーニェ兄弟がゴール共演を語る、兄「僕の左足の方が優れている」、弟「初ゴールが兄との対戦で残念」

ナポリは25日、セリエA第5節でベネヴェントと対戦。兄弟対決が実現した。 対戦相手のベネヴェントには、弟のロベルト・インシーニェが在籍。互いに先発でピッチに立つと、30分に弟のロベルトが先制ゴールを記録した。 <div id="cws_ad">◆試合後に談笑するインシーニェ兄弟<br/><script src="//player.daznservices.com/player.js#44a12140e3dda008f998a5a1a9.1tybkqliqmgvi1ndbmyxnzxqc3$videoid=czo2i6i75j4kz1rbfwi94rfo" async></script></div> 1-0で迎えた後半には、60分に兄のロレンツォが同点ゴールを記録。67分にはアンドレア・ペターニャがゴールを決めてナポリが勝利した。 試合後、ロレンツォ・インシーニェが試合を振り返り「素晴らしい試合であり、タフな試合だった」とコメント。勝利を喜んだ。 また、敵味方でありながら兄弟でのゴール共演を喜んだロレンツォ。弟の利き足である左足でのゴールを喜んだ。 「結果には満足している。そして、弟が良いパフォーマンスを見せていたので、彼を称賛したよ」 「僕は彼に君の利き足(左足)でゴールを決めたと言ったよ。僕の左足の方が優れているとね」 「今日は家族にとってエキサイティングな日だったので、僕たちもハグをした。僕はゴールに満足しているし、弟も祝福している」 一方で、ベネヴェントのロベルト・インシーニェもコメント。自身のセリエA初ゴールが兄と古巣ナポリ相手だったことが残念だと語った。 「とても嬉しいよ。でも、セリエA初ゴールが兄との対戦だったことは少し残念だ」 「兄と僕の街であるナポリと対戦するのは素晴らしい気分だ。でも、僕たちはみんなその結果に少し悲しんでいる」 現在はベネヴェントでプレーする弟のロベルトだが、兄と同じナポリのアカデミー出身。ファーストチームに昇格するも、ペルージャやレッジーナ、アヴェッリーノ、パルマなどへのレンタル移籍を繰り返し、ナポリでは2試合の出場に留まることに。昨シーズンからベネヴェントへ完全移籍していた。 2020.10.26 14:25 Mon

打ち合い制して白星発進のナポリ、指揮官とカピターノは守備面の課題を口に

ナポリは24日、2019-20シーズンのセリエA開幕節でフィオレンティーナと対戦し、4-3で勝利した。同試合後、カルロ・アンチェロッティ監督と殊勲の2ゴールを決めたFWロベルト・インシーニェがド派手な打ち合いを振り返った。イタリア『スカイ・スポルト』が伝えている。 アンチェロッティ体制2季目の昨季2位ナポリは、今シーズンからアメリカ人新オーナーを迎えたフィオレンティーナとのアウェイゲームで新シーズンをスタートした。 今夏、ローマからセリエA屈指のセンターバックであるDFコスタス・マノラスを獲得したことで、この開幕戦でもDFカリドゥ・クリバリとのソリッドな守備が期待されたナポリだが、思わぬ打ち合いを演じることに。 開始早々にビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入によってMFピオトロ・ジエリンスキのハンドからPKを与えて先制を許すも、前半終了間際にFWドリエス・メルテンスの見事なミドルシュートと、同じくVARで得たPKをインシーニェが決めて前半のうちに逆転に成功。だが、後半はセットプレーで早々に追いつかれると、直後にFWホセ・カジェホンのゴールで勝ち越すも、ヴィオラの新戦力のMFケビン=プリンス・ボアテングに三度ゴールネットを揺らされて3-3のイーブンに持ち込まれる。 それでも、68分にはカジェホンの絶妙なラインブレイクからのプレゼントパスをインシーニェが冷静に決めてドッピエッタを達成し、最終的に4-3のスコアで開幕戦白星スタートを飾った。 同試合後、アンチェロッティ監督は勝利という結果に安堵しながらも守備面の課題を口にした。 「相手はライン間でボールを受けていた。これに対して我々の選手たちは何人かカードをもらっていた影響もあって、球際で強く行き切れず、後ろに押し下げられてしまった。今日の試合で守備がうまくいかなかったことは明白だ」 「プレッシングのスピード、セカンドボールへの反応、いずれもスローだった。ただ、フィオレンティーナがテンポを落とした時間帯には自分たちでボールをコントロールすることはできていた」 「今日起こったすべての事象に関して考慮すべきだ。確かに3つのゴールを許したが、我々は敵地で4つのゴールを奪った。それ自体は悪くないと思っている」 一方、見事なドッピエッタの活躍で勝利に貢献した小さなカピターノは勝利が最も重要だったと主張しつつ、チーム全体のミスの多さに苦言を呈している。 「個人的に2ゴールを決められたことに満足しているよ。ただ、重要なことはチームが勝利したということだ。今日は本当に苦しめられたよ。個人的にミスがあまりに多かったと感じているし、監督を交えて今後ミスに関する分析をしたいと思っている」 また、今シーズンも引き続きスクデット争いの有力候補に挙がるナポリは次節、早くも8連覇中の絶対王者ユベントスと対戦する。このビッグマッチに向けてアンチェロッティ監督は意気込みを語っている。 「ユーベは監督交代を行ったが、我々は熱意と集中力を持って素晴らしいゲームをしたいと思っている。第2節での対戦だとしても、これが最も複雑な試合になると考えている。最後にこの場を借りて(肺炎で療養中の)マウリツィオの一刻も早い回復を祈っているというメッセージを伝えたい」 2019.08.25 17:28 Sun

インシーニェ弟がベネヴェントに完全移籍 7月のフレンドリーマッチで兄弟対決実現か

セリエBのベネヴェントは19日、イタリア人MFロベルト・インシーニェ(25)をナポリから完全移籍で獲得したことを発表した。 アズーリのメンバーでもあるナポリのFWロレンツォ・インシーニェを兄に持つロベルトは今シーズンはベネヴェントにレンタル移籍。セリエBで25試合7ゴール11アシストという成績を残し、ベネヴェントが買取オプションを行使するに至った。 ナポリの下部組織出身のロベルトはこれまでにもペルージャやレッジーナ、アヴェッリーノなど様々なクラブをレンタルで転々。ナポリのファーストチームでの出場は2試合しかなかったが、この度2年契約を交わし、ようやく地に足着けてサッカーをすることが出来ることになった。 ベネヴェントは今シーズンのセリエBで3位に入り、昇格を懸けてプレーオフを戦ったが、チッタデッラに敗れ昇格の夢は来期以降に持ち越された。なお、7月にナポリとベネヴェントによるフレンドリーマッチが開催される予定だ。 2019.06.22 15:18 Sat

セリエB昇格パルマがインシーニェ弟のロベルトをレンタルで獲得

▽パルマは24日、ナポリのイタリア人FWロベルト・インシーニェ(23)を1年間のレンタルで獲得したことを発表した。 ▽イタリア代表FWロレンツォ・インシーニェの実弟であるロベルトは兄同様ウイングやセカンドストライカーを本職とするアタッカー。ただ、ナポリでは出場機会に恵まれず、これまでペルージャやレッジーナ、アヴェッリーノへレンタルに出されていた。そして、2016-17シーズン後半戦はセリエBのラティーナにレンタル移籍し、19試合に出場して1ゴール4アシストを記録していた。 ▽また、パルマは併せてナポリからセントラルMFを本職とするイタリア人FWヤコポ・ジェツィ(25)を完全移籍で獲得したことも発表している。ジェツィは昨季ペルージャにレンタル移籍し、クラブをセリエA昇格プレーオフに導いていた。 2017.07.24 23:57 Mon

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セリエBのベネヴェントがカンナバーロ監督を解任、母国での初指揮は半年で幕切れ

セリエBのベネヴェントは4日、ファビオ・カンナバーロ監督(49)の解任を発表した。 現役時代はナポリや、パルマ、インテル、ユベントス、レアル・マドリーなどでプレーしたカンナバーロ監督。 イタリア代表ではキャプテンも務め、2006年にはドイツ・ワールドカップで見事に優勝すると、同年のバロンドールも受賞していた。 引退後はキャリア終盤に所属したUAEのアル・アハリで指導者キャリアをスタート。中国スーパーリーグの広州恒大(現:広州FC)では初めて監督を務め、アル・ナスル、天津権健といったクラブを率いた後、今夏からベネヴェントの監督に就任しており、これが母国イタリアでの初の指揮となっていた。 昨季は7位フィニッシュとなり、昇格プレーオフ進出も果たしていたベネヴェントだったが、カンナバーロ体制を発足した今季は第23節終了時点で降格圏の19位に低迷。4日に行われたヴェネツィア戦に敗れたことでリーグ3連敗となり、同日中に更迭された。 なお、アシスタントコーチを務めており、カンナバーロ監督の弟でもあるパオロ・カンナバーロ氏(39)と、スポーツ・ディレクターであるパスクアーレ・フォッジャ氏(39)の解任も併せて発表されており、クラブは大幅な体制変更に踏み切るようだ。 2023.02.05 17:50 Sun

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