サンビ・ロコンガのバーンリー移籍に障害あり? レンタル移籍が解決策か

2023.07.02 16:17 Sun
Getty Images
アーセナルからバーンリーへの移籍が噂されているベルギー代表MFアルベール・サンビ・ロコンガ(23)だが、完全移籍ではなくレンタル移籍となる可能性もあるようだ。イギリス『サン』が報じている。

2021年夏にアンデルレヒトからアーセナルへと移籍したサンビ・ロコンガ。1シーズン半にわたってアーセナルでプレーしたが、主力の座を掴むことはできず。1月の移籍市場でクリスタル・パレスへとレンタル移籍していた。
そんなサンビ・ロンガに対し、チャンピオンシップ(イングランド2部)降格から1年でのプレミアリーグ復帰を決めたバーンリーが関心を示していた。サンビ・ロコンガはアンデルレヒト時代、現バーンリー指揮官のヴァンサン・コンパニ監督のもとでプレーし、自らの評価を高めた。

ところが、コンパニ監督はサンビ・ロコンガの獲得が簡単ではないと感じているという。詳細は不明だが、世間的にあまり知られていないルールが移籍を阻む可能性がある模様。アーセナルからバーンリーへの移籍が成立するとすれば、レンタル移籍が解決策となるかもしれないようだ。

アーセナルはウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライスの獲得に近づいており、もしサンビ・ロコンガがアーセナルに残留すれば、その状況はますます厳しいものとなる。恩師のもとでプレーできるバーンリー移籍はサンビ・ロコンガ本人にとっても好ましい選択肢のはずだが、無事移籍は成立するのか。

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アーセナルのベルギー代表MFサンビ・ロコンガが昇格組ルートンへレンタル移籍

ルートン・タウンは1日、アーセナルのベルギー代表MFアルベール・サンビ・ロコンガ(23)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。 アンデルレヒトの下部組織出身のサンビ・ロコンガは、2021年7月にアーセナルへと完全移籍で加入する。 若き才能として期待を集める中、公式戦39試合に出場。しかし、中盤での守備強度の問題などもあり、2022-23シーズンは1月からクリスタル・パレスへとレンタル移籍。当初は出番をもらっていたが、シーズン終盤はほとんどプレーせず、プレミアリーグ9試合の出場に終わっていた。 プレミア初昇格のルートンにとっては今夏12人目の補強。ヨーロッパリーグ(EL)の経験もある若き才能は、開幕3連敗のチームの力になれるか注目だ。 2023.09.02 07:26 Sat

アーセナルDFホールディングが昇格組ルートンへレンタルか? アルテタ監督も移籍許可、ウルブスやパレスも狙う

プレミアリーグに初昇格したルートン・タウンがアーセナルDFロブ・ホールディング(27)を獲得する可能性があるようだ。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えた。 クラブ史上初のプレミアリーグ挑戦となっているルートン。開幕3試合を終え、ホームゲームが開催できないことから2試合を消化。ブライトン&ホーヴ・アルビオン、チェルシーを相手に連敗スタートとなっている。 特に守備陣は厳しさを感じており、2試合で7失点。その中で獲得に関心を持っているのがホールディングだという。 アーセナルで8シーズン目を迎えているホールディング。レギュラーポジションをなかなか奪えないキャリアになっているが、バックアッパーとして信頼は厚く、昨シーズンはクローザーとして主に起用されプレミアリーグで14試合に出場した。 アーセナルでは公式戦162試合に出場。しかし、近年はディフェンスラインの補強が進み、今季はまだ試合に出場できていない。 ミケル・アルテタ監督もホールディングの移籍を許可。スペインからの関心やウォルバーハンプトン、クリスタル・パレスも関心を寄せる中、ルートンがレンタル移籍での獲得を目指しているという。 今夏はイングランド代表MFデクラン・ライス、ドイツ代表FWカイ・ハヴァーツ、オランダ代表DFユリエン・ティンバー、スペイン代表GKダビド・ラヤを補強。一方で、人員整理も行う必要があり、ホールディングもその1人となっている。 なお、MFアルベール・サンビ・ロコンガ、DFセドリック・ソアレス、DFヌーノ・タヴァレス、FWニコラ・ペペが放出対象。また、アメリカ代表FWフォラリン・バログンもモナコ移籍が迫っている。 2023.08.30 14:20 Wed

366億円の支出がほぼ確定のアーセナル、ジャカら多数売却で資金捻出へ

積極的に補強を進めているアーセナルはここから選手の売却にも力を入れていくようだ。イギリス『テレグラフ』が伝えている。 すでにチェルシーからドイツ代表MFカイ・ハヴァーツ(24)を獲得しているアーセナルは、ウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライス(24)やアヤックスのオランダ代表DFユリエン・ティンバー(22)の獲得も目前。ハヴァーツの移籍金が6500万ポンド(約118億8000万円)、ライスが1億ポンド+500万ポンド(約182億8000万+9億1000万円)、ティンバーが3500万+500万ポンド(約63億9000万+9億1000万円)のため、今夏の支出はこの時点で2億ポンド(365億9000万円)を超える。 その一方で、スイス代表MFグラニト・ジャカ(30)のレバークーゼン移籍も間近。実現すれば、2000万ポンド(約36億6000万円)以上の移籍金が得られる。アーセナルはこれを皮切りに、選手の売却で資金を生み出していくつもりのようだ。 すでにスペイン人DFパブロ・マリ(29)はイタリアのモンツァに約600万ポンド(約11億円)で売却済み。他にも、FWニコラ・ぺぺ(28)、FWフォラリン・バログン(22)、MFトーマス・パルティ(30)、DFキーラン・ティアニー(26)、MFアルベール・サンビ・ロコンガ(23)、DFロブ・ホールディング(27)、MFチャーリー・パティーノ(19)、DFヌーノ・タヴァレス(23)、DFオースティン・トラスティ(24)、FWマルキーニョス(20)、DFセドリック・ソアレス(31)といった選手たちに退団の可能性があるという。 なお、2019年12月のミケル・アルテタ監督就任以降でアーセナルが得た売却額は約7000万ポンド(約128億円)とのこと。ここにまずはジャカの移籍金の2000万ポンド以上が加わるはずだが、今夏はこの数字をどこまで伸ばすことができるのだろうか。 2023.07.06 16:27 Thu

四面楚歌のサンビ・ロコンガ、恩師率いるバーンリーが受け皿に?

バーンリーがアーセナルからベルギー代表MFアルベール・サンビ・ロコンガ(23)の獲得を目指しているようだ。イギリス『サン』が伝えている。 サンビ・ロコンガは2021年7月にアンデルレヒトからアーセナルへ移籍。加入1年目の昨シーズンは開幕当初こそスタメン出場を続けたが、次第に力不足が指摘されるようになり、ピッチ脇のベンチが定位置となっていった。 迎えた今シーズンもプレータイムを伸ばせず、1月の移籍市場最終日にクリスタル・パレスへの半年レンタルが決定。停滞するキャリアの挽回を図りたいところだったが、C・パレスでもスタメンからベンチ要員へ、という流れを辿っている。 アーセナルが今夏の売却を躊躇する理由はもはや見当たらず、C・パレスにも買い取る意向はなし。一方で、バーンリーを率いるアンデルレヒト時代の恩師、ヴァンサン・コンパニ監督が救いの手を差し伸べているという。 今シーズンのチャンピオンシップ(イングランド2部)を制し、1年でのプレミアリーグ復帰が決定しているバーンリー。コンパニ監督は若手の1人にすぎなかったアンデルレヒト時代のサンビ・ロコンガをチームの主軸に登用した張本人であり、その能力を名手ヤヤ・トゥーレ氏と比較するほど高く評価している。アーセナルのミケル・アルテタ監督にサンビ・ロコンガを推薦したのも何を隠そうコンパニ監督だ。 今夏のアーセナル退団が濃厚とされるサンビ・ロコンガ。自身をよく知るコンパニ監督の元へ向かうなら、停滞するキャリアも挽回を図れそうだ。 2023.05.17 16:17 Wed

来季のアーセナル中盤、ライスが獲得本命? 地元紙がオプションを展望

ミケル・アルテタ監督率いるアーセナルの中盤は今夏を経て厚みを増すかもしれない。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。 19年ぶりのプレミアリーグ制覇に前進するアーセナル。2位マンチェスター・シティより1試合消化が多いとはいえ、実に8ポイントの差があり、残り10試合でなんとかこの差をキープしたいところだ。 そんなアーセナルだが、今夏の中盤の補強戦略に目を向けると、ウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライス(24)を本命ターゲットとしていることが広く知られる。 ライスの獲得が実現した場合、それぞれサウサンプトンとクリスタル・パレスに貸し出し中のイングランド人MFエインズリー・メイトランド=ナイルズ(25)、元ベルギー代表MFアルベール・サンビ・ロコンガ(23)は売却する可能性があるという。 また、今冬に続いてブライトン&ホーヴ・アルビオンのエクアドル代表MFモイセス・カイセド(21)獲得を目指しており、サウサンプトンのベルギー代表MFロメオ・ラヴィア(19)にも注目。だが、本命はあくまでライスのため、既存の主力MFが退団しない限り、この2人を引き込む可能性は低いとされる。 気になる存在は、武者修行先のブラックプールでチャンピオンシップ(イングランド2部)27試合2得点4アシストを記録しているU-20イングランド代表MFチャーリー・パティーノ(19)。来季の構想に含めるかどうかは今夏判断されるとのことだ。 来季の中盤構成も予想されている。[4-3-3]の中盤3枚はアンカーをMFトーマス・パルティ、インサイドハーフ右をMFマルティン・ウーデゴール、そして左をアンカーの印象が強いライスが担う可能性があるとしている。 2023.03.28 18:25 Tue

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ミランがザークツィー争奪戦を一歩リード? アーセナル&ユナイテッドの関心よそに個人合意か

ミランがボローニャのオランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)の獲得を進めているようだ。 フランス代表FWオリヴィエ・ジルーが退団し、ストライカーの獲得を目指しているミラン。今シーズン躍進を遂げたボローニャで、公式戦37試合12ゴール7アシストと本格開花の兆しを見せたザークツィーが有力候補となっている。 7月から有効の契約解除金4000万ユーロ(約67億6000万円)を支払う準備もあるとされるミランは、ザークツィー側との交渉も推進。イタリア『カルチョメルカート』によると、ボーナス込みの年俸400万ユーロ(約6億8000万円)、5年契約の条件で合意に達したという。 一方、ネックとなっているのが代理人に支払う手数料で、当初は1500万ユーロ(約25億3000万円)の大金を要求されたとのこと。しかし、ミラン首脳陣はこの引き下げに取り組んでおり、前向きな感触が得られているようだ。 なお、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、アーセナルとマンチェスター・ユナイテッドもこのストライカーの動向を注視。関心が噂されていたユベントスは、現在、他の選手に目を向けているとのことだ。 2024.06.10 13:48 Mon

カソルラがアーセナル帰還か? 現在オビエドでプレーも同胞アルテタのスタッフ入りの可能性

元スペイン代表MFサンティ・カソルラ(39)は、今シーズン終了後にアーセナル帰還を検討しているようだ。 アーセナル時代はピッチ上で魔法のようなプレーで輝きを放った一方、アキレス腱のケガと患部の感染症による長期離脱も経験したカソルラ。しかし、クラブとしては依然として良好な関係を築いている。 そのベテランMFは昨夏、古巣であるレアル・オビエドに1年契約で加入。過去のケガや39歳という年齢もあり、フル稼働には至っていないが、セグンダ・ディビジョン(スペイン2部)で24試合に出場。レギュラーシーズンをプリメーラ昇格プレーオフ圏内の6位フィニッシュしたチームは、3位のエイバルとのプレーオフ準決勝1stレグを0-0のドローで終え、昇格への望みを繋いでいる。 筋肉系の問題でエイバル戦を欠場したものの、愛するクラブのプリメーラ昇格に全力を注いでいる元スペイン代表MFだが、クラブの昇格、2部残留に関わらず、今夏に現役続行あるいは引退という重大な決断を下す可能性が高いという。 そして、スペイン『マルカ』によれば、スパイクを脱ぐ決断を下した場合、カソルラがミケル・アルテタ監督率いるアーセナルのコーチングスタッフ入りする可能性が高いという。 アルテタ監督は以前から同胞MFのスタッフ入りを希望していることを明言しており、カソルラ自身も同紙のインタビューでその可能性を認めている。 「僕は幸運にもミケル・アルテタと同じロッカールームにいた。そして今、彼は監督だ。僕らは彼のコーチングスタッフに加わる可能性について話し合っていた」 「だけど、今はこのクラブ、オビエドに貢献すること。そして、プレーヤーとしてフットボールを楽しみ続けること以外には何も考えていないんだ。その後、自分の将来がどうなるかがわかる。ただ、アーセナルは、僕が復帰するための扉を常に開いてくれたクラブであることは明らかだよ」 右足切断の可能性もあった大ケガを乗り越えたカソルラが、できるだけ長くピッチで活躍する姿を見たいと思う一方、その優れた戦術眼を指導者として発揮する姿を見たいという気持ちもある中、39歳の決断はいかに…。 2024.06.09 22:00 Sun

ユナイテッド&アーセナルがJ・ネヴェス獲得へ約102億円提示か…ベンフィカはオファー拒否も選手売却の必要性

ベンフィカがポルトガル代表MFジョアン・ネヴェス(19)の引き留めに苦心しているようだ。ポルトガル『A Bola』が報じた。 ベンフィカの下部組織出身で、2022年12月にファーストチームデビューを飾ったボランチを主戦場とする万能型MFのネヴェス。そのままロジャー・シュミット監督の信頼を掴んだ昨シーズンはプリメイラ・リーガ制覇に貢献し、今シーズンは中心選手として公式戦55試合を戦った。 2023年10月にはポルトガルA代表デビューを果たし、まもなく開幕のユーロ2024メンバーにも選出。そんな19歳の逸材には多くのビッグクラブが目を向けている。 すでにイングランドの2クラブは獲得に動いているようで、マンチェスター・ユナイテッドとアーセナルが6000万ユーロ(約101億6000万円)での獲得の意向を示しているとのこと。しかし、ベンフィカとネヴェスの契約には1億2000万ユーロ(約202億9000万円)の契約解除条項が存在し、ここ数年でメガクラブに売却した若き逸材同様に、その条項を下回る交渉は受け付けないベンフィカは、前述のオファーを拒否したという。 ネヴェスの残留を望むと同時に、契約解除金を1億5000万ユーロ(約253億6000万円)まで引き上げたいベンフィカは、年俸の増額を伴う新契約締結に動いていた模様。ただ、こちらは合意に至っておらず、現時点では再交渉の可能性も低いようで、ネヴェスはその貢献度に見合わない年俸50万ユーロ(約8500万円)の状況が続く。 また、ベンフィカのルイ・マヌエル・セーザル・コスタ(ルイ・コスタ)会長は選手売却による資金調達の必要性を認めているものの、ビッグディールが期待されるポルトガル代表DFアントニオ・シウバ(20)は市場価値が予想より上がっていない模様。ネヴェスとは2028年6月まで契約を残すが、高年俸も得られるプレミアリーグへの挑戦を本人が望めば、一気に移籍へ傾く可能性もある。 そういった事情に加え、現状で契約解除条項を満額支払うクラブが現れないことを理解しているベンフィカは、諸々の状況を見守りつつ、契約解除条項以下の金額での売却を視野に入れるというスタンスを貫く形となりそうだ。 2024.06.09 13:50 Sun

過去2年の実績に基づくサリバの自信…「プレミアのDFでトップ3に入る」

アーセナルのフランス代表DFウィリアム・サリバは、ここ2シーズンでの自身の成長に大きな自信を得ている。 サンテチェンヌ時代から将来を嘱望される存在だったサリバは、2019年7月に世界屈指の名門アーセナルに引き抜かれた。その後、3年間はサンテチェンヌへのローンバックにニース、マルセイユへの武者修行に出されたが、2022年夏に満を持してノースロンドンに帰還した。 昨シーズンは終盤戦で負傷離脱するまでソリッドなパフォーマンスを披露し、母国での活躍がフロックではないことを見せつけると、今シーズンはプレミアリーグ全試合に出場。リーグ最少失点の堅守の立役者となり、相棒のブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイス、リバプールのオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクらと共にリーグ最高のセンターバックの一人という評価を確立した。 その活躍も評価されてユーロ2024に向けたフランス代表入りも果たしたサリバは、フランス『レキップ』のインタビューでここ2年での自身の成長に言及。現時点でプレミアリーグのトップ3に入ると、揺るぎない自信を語った。 「僕はリーグのディフェンダーの中でトップ3に入ると思う。最高のディフェンスで試合を終えられた。個人的にたくさんの試合を見ているし、とても謙虚な人間だと思っているけど、昨シーズンも今シーズンも、このリーグのディフェンダーの中でトップ3に入ると思っているよ」 「さらに上を目指すために努力を続ける必要があるけど、集中力の面では、かなり良くなった。以前はトップクラスの試合をプレーできたけど、プレーのひとつの局面で少し眠ってしまうこともあった。今はもうそんなことはないし、常に警戒しているんだ」 また、2シーズン連続の僅差でマンチェスター・シティに屈したリーグタイトルに向けては「(今シーズン)彼らと3回対戦し、苦戦もさせた。彼らも僕らも、自分たちが彼らに近づいていると感じていると思う。来年はもっといい戦いになるはずさ」と、来シーズンこそ優勝を果たしたいと決意を語った。 2024.06.08 20:20 Sat

“レンタル移籍ならあり得る?” 消えぬティアニーのセルティック復帰説に同胞識者「彼の心のクラブだからね」

セルティックはスコットランド代表DFキーラン・ティアニー(27)を呼び戻せるのか。イギリス『フットボール・インサイダー』が伝える。 セルティックのアカデミーが輩出したティアニー。移籍先のプレミアリーグ・アーセナルで主力に君臨も、オレクサンドル・ジンチェンコ加入で控えに回り、今季1年レアル・ソシエダへのドライローンへと旅立った。 この1年の推移をまとめると、ティアニーはスペイン生活を満喫してアーセナル復帰には態度を明確にせず。ソシエダの買い取りはなし。アーセナルは同選手の復帰後、他クラブからのオファーを聞く構え…といったところ。 いずれにせよ、今夏アーセナル帰還で放出候補として扱われるのは間違いなし。そんななか、セルティックへの復帰もあり得なくはない話として浮上し、クラブとティアニー、双方がこの案に関心を持っていることも判明している。 元スコットランド代表DFにしてプレミア経験も豊富な識者、アラン・ハットン氏はこのような見解を披露する。 「セルティックが完全移籍でティアニーを連れ戻すのは高額すぎて無理だろうが、復帰できないわけじゃない。言うまでもなく、ティアニーの“心のクラブ”はセルティックだ」 「もっとプレミアで出来ると思うが、ケガのせいでそうはなっていない。とはいえ、あらゆる資質を兼ね備えた選手なのだ。1vs1のディフェンス、素早さ、推進力、チャレンジ精神…アシストを重ねることもできる」 「詰まるところ、ローン移籍が選択肢だ。セルティック復帰をティアニー自身が『後退』と捉えるか捉えないかはさておき、戻れば間違いなくピッチ上で“素晴らしい存在”となる」 「いま彼の心を揺さぶっているのは、キャリア全体を考えたときの後退か否かではなく、こういった部分だよ。私が知る限り、ティアニーはセルティック復帰を望んでいる」 2024.06.08 16:40 Sat

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ウサイン・ボルト氏がデフォー氏との対峙で悲劇…チャリティーマッチでアキレス腱を断裂

元陸上選手のウサイン・ボルト氏がイングランドで参加したフットボールのチャリティーマッチで悲劇に見舞われてしまった。 かつて世界最速のスプリンターとして名を馳せ、引退後はフットボール好きが高じてプロ選手にも挑戦したボルト氏。9日にロンドンのスタンフォード・ブリッジで毎年恒例のチャリティーマッチ『サッカーエイド』に参加し、マウリシオ・ポチェッティーノ氏が監督を務めるワールドイレブンのキャプテンとして出場した。 だが、イングランドが3-2でリードする63分、右センターバックでプレーするボルト氏は対峙したジャーメイン・デフォー氏の仕掛けに対応しようとしたところ、右足が芝に引っかかったか、その足首を手で押さえてピッチに倒れ込む事態に。以降は動けず、66分にそのまま担架に乗せられ、ピッチの外に運ばれていった。 そんなボルト氏は試合後、自身のSNSに右足を固定しての松葉杖姿をアップ。さらに「アキレス腱を断裂してしまったが、俺らは戦士だ」と綴り、重傷を明らかにした。 ボルト氏は2017年に現役を引退し、今年8月に38歳。チームは3-6で敗れ、自身も大ケガを負ってしまったが、ワールドイレブンでチームメイトだったアレッサンドロ・デルピエロ氏のゴールをアシストするなどで試合を盛り上げていた。 <span class="paragraph-title">【動画】チャリティーマッチ出場のボルト氏に悲劇</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="rEJz00Jutps";var video_start = 329;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.10 19:15 Mon

「一部は僕で、一部はメディカルスタッフのせい」 ユーロ行きに滑り込みのショー、今季のケガを語る

イングランド代表DFルーク・ショーがマンチェスター・ユナイテッドでのケガを振り返った。 2014年夏のユナイテッド入りからケガに苦しみながらも左サイドバックの一番手をほしいがままとするショー。昨季もユナイテッドでの自己ベストに並ぶ公式戦47試合に出場したが、今季は筋肉系の故障を繰り返し、トータルでも15試合のプレーに終わった。 痛かったのは2月中旬に行われたプレミアリーグ第24節のアストン・ビラ戦でアクシデント交代したにもかかわらず、翌節のルートン・タウン戦も先発したこと。結果、ルートン戦では前半終了間際に交代し、その試合を最後に筋肉系の故障で全休を強いられた。 28歳DFはその長引いた離脱に自身だけでなく、周囲にも非があると感じているようだ。 「アストン・ビラ戦で違和感があってハーフタイムに交代したけど、それはみんなの責任だ。一部は僕で、一部はメディカルスタッフのね。彼らの誰もがそう認めると思う」 「検査では大したことじゃなかったけど、丸1週間にわたって練習しなかった。で、試合前日にトレーニングをしたんだ。監督にプレーを求められたら、絶対に断らない」 「でも、プレーすべきじゃなかった」 だが、来る夏のユーロ2024メンバーに何とか滑り込み、驚きの声も。「何人かに『ユナイテッドで間に合わず、イングランドで間に合うなんてどういうことだ』と聞かれたりもした」とし、周囲の反応に理解を示すが、全力を尽くした結果だと述べた。 また、「何があったのか公表した方がいい。どうして僕がここにいて、ユナイテッドでいなかったのか、多くの疑問があると思うから。そのことが頭から離れないし、そんなことをしていると思われたくない」とも語っている。 ガレス・サウスゲイト監督からはグループステージ第2戦からの出場見込みが語られるが、「初戦に出たい。そこに嘘なんてない。でも、チャンスは現実的に1回しかないし、あまり急ぎたくない。違和感があればそこで終わり。そんなの起きてほしくない」と話した。 2024.06.10 16:35 Mon

バイエルンが1年越しに獲得目指す、フルアムMFパリーニャに60億円のオファー

中盤の補強を目指すバイエルンが2年連続でフルアムのポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ(28)の獲得にオファーを出したという。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。 トーマス・トゥヘル監督が退任し、ヴァンサン・コンパニ監督が新たに就任したバイエルン。選手補強に動く中、1年越しにパリーニャの獲得に動いているという。 昨夏はメディカルチェックまで済ませていたパリーニャ。個人間合意に至っていた中、フルアムが後釜を見つけられないという理由から移籍を拒否していた。 7500万ポンド(約149億7000万円)の値札をつけていたフルアムに対し、バイエルンは6000万ポンド(約120億円)で獲得に近づいていたが、今夏は3000万ポンド(約60億円)のオファーからスタートしたという。 パリーニャは2022年7月にスポルティングCPからフルアムに加入。2022-23シーズンはプレミアリーグで35試合に出場し3ゴールを記録。FAカップでも5試合で1ゴールを記録ていた。 2023-24シーズンは、プレミアリーグで33試合に出場し4ゴールを記録。2シーズンで公式戦79試合に出場し8ゴールを記録していた。 バイエルンは結果として無冠に終わり、中盤の負傷者に悩まされただけに、パリーニャが獲得できていればという思いも少なからずあるところ。本人も移籍を希望しており、交渉を早くまとめたいところだ。 2024.06.10 11:25 Mon

トゥへル氏が休養へ…ユナイテッドと面談も

次はどのクラブを率いるのか注目されるトーマス・トゥヘル氏(50)だが、休養の意向を示すようだ。 今季限りでバイエルンの監督を辞したトゥヘル監督。シーズン途中の退任内定からまもなくして、エリク・テン・ハグ監督の解任話が浮かぶマンチェスター・ユナイテッドと紐付き、後任候補の1人に目される。 トゥヘル氏もプレミアリーグ復帰に前向きとされたが、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、今夏はどのクラブの指揮も執らずに休みをとりたく、ユナイテッド行きの意向なしだという。 ここ数週間にわたり、ユナイテッドと面談の場を設けたというドイツ人指揮官だが、その話し合いも打ち切った模様だ。 また、イギリス『BBC』によれば、その会談はジム・ラトクリフ共同オーナーも同席してフランスで行われたそうだ。 テン・ハグ監督の進退を巡る結論はこれからとされ、ほかにもイングランド代表のガレス・サウスゲイト監督らを候補とするユナイテッドだが、トゥヘル氏を招へいする選択肢がなくなった。 2024.06.10 09:55 Mon

ユナイテッドは来季監督が誰だろうとサンチョ売却方針か…売値を80億円に設定

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