マッツァーリ解任のカリアリ、後任はプリマヴェーラのアゴスティーニ監督

2022.05.04 00:30 Wed
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カリアリは3日、新指揮官にプリマヴェーラを率いていたアレッサンドロ・アゴスティーニ監督(42)を昇格させたことを発表した。

35試合を消化しているセリエAで6勝10分け19敗の勝ち点28で、残留圏内ぎりぎりの17位に位置しているカリアリでは前日、ワルテル・マッツァーリ監督(60)の解任を発表していた。
直近8試合で7敗と泥沼にハマっているカリアリは、1試合消化の少ない降格圏の18位サレルニターナと勝ち点2差に迫られている。

アゴスティーニ監督は現役時代、カリアリで左サイドバックとして活躍。公式戦298試合に出場していた。現役引退後、2020-21シーズンよりカリアリのU-19監督に就任していた。

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セリエBで低迷するカリアリ、今夏に招へいしたリベラーニ監督を成績不振で解任

セリエBのカリアリは20日、ファビオ・リベラーニ監督(46)を解任した。 昨季のセリエAを18位で終え、7季ぶりのセリエB降格となったカリアリ。昨季終盤にチームを率いたアレッサンドロ・アゴスティーニ暫定監督の後任として、今夏にリベラーニ監督を招へい。 しかし、今季はセリエB18試合終了時点で5勝7分け6敗の14位と低迷。降格プレーオフ圏内の16位ヴェネツィアとの勝ち点差は「3」となっていた。この成績不振を受け、クラブはリベラーニ監督の解任に踏み切った。 なお、現時点で後任監督は未定となっており、20日の練習からテクニカルスタッフのロベルト・ムッツィ氏が暫定監督を務めるとのことだ。 2022.12.21 00:00 Wed

セリエB降格のカリアリ、新監督にファビオ・リベラーニ氏を招へい

セリエBに降格したカリアリは8日、イタリア人指揮官ファビオ・リベラーニ氏(46)を新監督に招へいしたことを発表した。 今季のセリエAを18位で終え、7季ぶりのセリエB降格となったカリアリは、ワルテル・マッツァーリ前監督後任として、5月からチームを率いたアレッサンドロ・アゴスティーニ暫定監督が退任していた。 後任に指名されたリベラーニ氏は、2013年にジェノアで指導者キャリアをスタート。その後、イングランドのレイトン・オリエントやテルナーナ、レッチェなどで監督を歴任。直近では2020年夏にパルマの指揮官に就任したが、2021年1月に成績不振で解任されていた。 2022.06.09 08:00 Thu

直近8戦7敗で降格圏迫るカリアリ、マッツァーリ監督を解任

カリアリは2日、ワルテル・マッツァーリ監督(60)の解任を発表した。 マッツァーリ監督は昨年9月中旬、セリエA開幕3試合を消化して1分2敗のタイミングでレオナルド・センプリチ氏に代わり、指揮官に就任。年明けまでは降格圏での戦いが続いたが、2月に脱出すると、35試合を終えて6勝10分け19敗の勝ち点28で17位に位置している。 しかし、第35節のヴェローナ戦で1-2と敗れると、これで直近8試合で7敗目。残り3試合で1つの未消化試合を残す降格圏のサレルニターナと勝ち点差「2」と、ギリギリまで迫られたことでクラブも監督解任を決意した模様だ。 なお、後任はプリマヴェーラを率いるアレッサンドロ・アゴスティーニ監督(42)の昇格が有力とのこと。残り3試合の相手は降格圏のサレルニターナ、スクデットを争うインテル、そして最下位のヴェネツィアと一筋縄ではいかない相手が待つが、残留の切符を手にできるだろうか。 2022.05.03 11:00 Tue

降格圏と肉薄のカリアリ、マッツァーリ監督解任へ…ここ8試合で7敗

カリアリがワルテル・マッツァーリ監督(60)を解任するようだ。 イタリア『スカイ』などの複数メディアによると、本日に予定したトレーニングがキャンセルされ、マッツァーリ監督も更迭されるという。 マッツァーリ監督は昨年9月中旬、セリエA開幕3試合を消化して1分2敗のタイミングでレオナルド・センプリチ氏に代わり、指揮官に就任した。 2020年2月にトリノの監督を退任して以来の現場復帰となったイタリア人指揮官だが、第35節終了の現時点で6勝10分け19敗の17位に沈む。 降格圏の18位サレルニターナ、19位ジェノアとはわずか3ポイント差。サレルニターナは2つの未消化を残している。 そのなか、30日にホームで行われた第35節のヴェローナ戦も1-2の敗戦。ここ8試合で7つ目の黒星となり、クラブも監督解任を決意した模様だ。 なお、後任はプリマヴェーラを率いるアレッサンドロ・アゴスティーニ監督(42)の昇格が有力とのこと。残り3試合だが、解任ブーストなるか。 2022.05.02 19:15 Mon

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カリアリの指揮官を退任したラニエリ監督、クラブの指揮は終了「他のクラブを指導することはない」

カリアリの指揮をとるクラウディオ・ラニエリ監督(72)。今シーズン限りでの退任がすでに発表されている中、クラブを指揮することはもうないようだ。 カリアリを指揮するのは指導者キャリアで2度目。1988年7月から1991年6月まで指揮すると、その後はナポリ、フィオレンティーナ、バレンシア、アトレティコ・アドリー、チェルシー、パルマ、ユベントス、ローマ、インテル、モナコ、ギリシャ代表、レスター・シティ、ナント、フルアム、サンプドリア、ワトフォードと数多くのチームを指揮した。 レスターでは元日本代表FW岡崎慎司らを擁して、2015-16シーズンに奇跡のプレミアリーグ優勝に導くと、バレンシアではコパ・デル・レイ、フィオレンティーナではコッパ・イタリアを制するなどしてきた。 カリアリでは過去にセリエC1からセリエAまで昇格させると、今回はセリエBからセリエAへと昇格させ、チームを残留に導いていた。 カリアリは23日に行われた最終節のフィオレンティーナ戦でシーズンが終了。ラニエリ監督の指揮も終了した。 そんな中、試合前にイタリア『スカイ・スポーツ』でジョルジョ・ポッラ氏の独占インタビューに応じていたラニエリ監督。もうクラブで監督を務めることはないと語っていた。 「カリアリに加入したとき、私はここでクラブ監督としてのキャリアを終えるつもりだと言った」 「もし明日、イタリアとは限らない代表チームが来て私を刺激したら、イエスと言うだろう。だが、他のクラブを指導することはないだろう」 クラブの監督キャリアは今シーズンのカリアリで終了。監督業からの引退はしないが、代表チームに限るという。 2024.05.24 22:40 Fri

カリアリ退団のナンデス、ローマ行き噂もサウジアラビア移籍が決定

ウルグアイ代表MFナイタン・ナンデス(28)のサウジアラビア行きが決定した。 アル・カーディシーヤFCは24日、ナンデスがフリートランスファーで加入することを発表した。 2019年夏からカリアリで活躍し、これまでインテル、ナポリ、ユベントスへのステップアップも取り沙汰されたウルグアイ代表MF。 今シーズン限りでカリアリとの契約が満了し、今夏フリートランスファーとなる実力者に対しては、現役時代にボカ・ジュニアーズで共にプレーしたダニエレ・デ・ロッシ監督が率いるローマへの移籍が取り沙汰されていた。 しかし、その新天地はサウジアラビアのアル・カーディシーヤとなった。 移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によると、レアル・マドリーのレジェンドであるミチェル監督が指揮し、元アルゼンチン代表FWルシアーノ・ビエット、ペルー代表FWアンドレ・カリージョ、元マルセイユのスペイン人DFアルバロ・ゴンサレスらを擁するクラブは、年俸1000万ユーロ(約17億円)の3年契約という好条件のオファーで実力者の獲得に成功したとのことだ。 2024.05.24 19:35 Fri

ローマが今夏フリーのナンデス獲得に動く…デ・ロッシ監督たっての希望

ローマが、カリアリのウルグアイ代表MFナイタン・ナンデス(28)の獲得に向けて交渉を進めているようだ。 元ポルトガル代表MFレナト・サンチェスのパリ・サンジェルマンへのローンバックが既定路線のローマは、同選手に代わるボックス・トゥ・ボックスMFの獲得を優先事項としている。 そういったなか、2019年夏からカリアリで活躍し、これまでインテル、ナポリ、ユベントスへのステップアップも取り沙汰されたウルグアイ代表MF獲得への動きを本格化させている。 ナンデスは今シーズン限りでカリアリとの契約が満了し、今夏フリートランスファーとなる。イタリア『Leggo』によると、ローマは同選手に対して年俸200万ユーロ(約3億4000万円)程度の3年契約をオファーしているという。 また、ナンデス獲得はダニエレ・デ・ロッシ監督の特別なリクエストだという。デ・ロッシ監督と同選手はボカ・ジュニアーズ時代に短期間ながらチームメイトとしてプレーしており、青年指揮官は元同僚の実力や人となりを把握した上で、クラブに対して獲得を求めているようだ。 なお、ローマは同選手がコパ・アメリカへ参戦する前に交渉を完了させたい考えだ。 2024.05.22 16:30 Wed

カリアリを残留に導いたラニエリ監督が辞任、監督業からの引退は未定

カリアリは21日、クラウディオ・ラニエリ監督(72)が今季をもって辞任することを発表した。2025年6月まで残していた契約を双方合意の下で解除している。 カリアリは19日に行われたセリエA第37節サッスオーロ戦で2-0の勝利。15位に浮上し、最終節を前に残留を確定させていた。 1988~1991年にカリアリをセリエCからAに引き上げて監督キャリアの礎を築いたラニエリ監督は、その後ナポリやバレンシア、アトレティコ・マドリー、チェルシー、ユベントス、ローマ、インテルと各国のビッグクラブの指揮官を歴任。レスター・シティでは2015-16シーズンにプレミアリーグ優勝の偉業を成し遂げた。 そして2022年12月、セリエBで14位と低迷していたカリアリの指揮官に復任。5位へと押し上げ昇格プレーオフの末、昨季セリエA復帰に導いた。今季は苦戦したもののセリエA残留を果たし、カリアリの救世主として役割を全うした。 なお72歳と高齢のラニエリ監督だが、ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によれば監督業から引退するかは未定とのことだ。 2024.05.22 06:30 Wed

ミランが今季最多5ゴールで5試合ぶり勝利【セリエA】

ミランは11日、セリエA第36節でカリアリをホームに迎え、5-1で圧勝した。 前節ジェノア戦を3-3の引き分けに持ち込まれたものの来季のチャンピオンズリーグ出場を確定させた2位ミラン(勝ち点71)は、レオンやテオ・エルナンデス、トモリら一部主力をベンチスタートとした。 残留争い中の15位カリアリ(勝ち点33)に対し、ジルー、プリシック、チュクウェゼの3トップで臨んだミランがボールを持つ展開で推移した中、11分にフロレンツィのボレーでGKを強襲。 その後、ルブンボのロングカウンターで何度か牽制されたミランは、カリアリの守備ブロックを崩せない状況が続く。 それでも36分に先制する。チュクウェゼのシュートのルーズボールをベナセルが押し込んだ。 ミランが1点をリードして迎えた後半、レオン、トモリ、オカフォーを投入した中、開始4分に追加点のチャンス。プリシックの右クロスに合わせたレオンのボレーがバーに直撃した。 それでも59分に追加点を奪いきる。ロングカウンターの流れからレオンのスルーパスを受けたプシリックがGKとの一対一を制した。 その後、63分にナンデスに1点差とされるゴールを許したミランはテオ・エルナンデスを投入した中、74分に勝負を決める3点目。中央からラインデルスの強烈なミドルシュートが決まった。 80分にCKの流れからショムロドフのシュートがバーに直撃するピンチがあったものの、83分にレオン、87分にプリシックがドッピエッタとなる5点目を決めたミランが今季最多ゴールでの勝利。5試合ぶりの白星を飾っている。 2024.05.12 05:38 Sun

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ユナイテッドが新契約打診も…アカデミー出身フォーソンがモンツァにフリー加入へ

マンチェスター・ユナイテッドのU-20イングランド代表FWオマリ・フォーソン(19)がイタリアに渡るようだ。 ユナイテッドアカデミー産のウインガーは今年1月のFAカップでシニアデビューしてから、2月のプレミアリーグでも初出場。その試合で決勝アシストをマークしたりと爪痕も残し、最終的にトータルで7試合に出場した。 ウィリー・カンブワラとともに今後が楽しみな才能の1人だが、今季が契約最終年。ユナイテッドからは先日に新契約を打診した旨が明らかにされ、動向が注目されたが、フリーでの新天地行きを決断した模様だ。 移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍先はモンツァで、2028年夏までの契約に合意。来季からセリエA挑戦を果たすという。 なお、アドリアーノ・ガッリアーニ氏が最高経営責任者(CEO)を務めるモンツァは今季のセリエAを12位でフィニッシュ。初昇格から2年連続の残留に成功している。 2024.06.11 10:15 Tue

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エラス・ヴェローナは10日、マルコ・バローニ監督(60)の退任を発表した。 ベネヴェントやフロジノーネ、レッジーナなど多くの国内クラブで指揮を執り、2021年夏から2年間のレッチェ指揮を経て、昨夏にヴェローナの監督に就任したバローニ監督。 2023-24シーズンは開幕連勝を飾るなど好スタートを切ったが、第3節のサッスオーロ戦で初黒星を喫すると、以降の14試合は5分け9敗と大不振に陥り、降格圏の19位と低迷。 さらに今冬の移籍市場では、チームトップの6ゴールを挙げていたFWシリル・ウンゴニエ(→ナポリ)やMFフィリッポ・テラッチアーノ(→ミラン)、DFイサク・ヒエン(→アタランタ)らを引き抜かれたが、シーズン後半戦では6勝を挙げるなど巻き返しに成功。最終的に9勝11分け18敗の13位でシーズンを終え、チームをセリエA残留に導いた。 なお、後半戦の手腕が評価されたバローニ監督には、イゴール・トゥドール監督が辞任したラツィオが接触しており、同クラブのクラウディオ・ロティート会長は『Il Messeggero』のインタビューで「バローニがラツィオの新監督になる」と明言していた。 2024.06.11 07:00 Tue

ミリクが左ヒザ半月板の手術を実施、最低1カ月アウトか

ユベントスは10日、ポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリクが左ヒザの手術を受けたことを発表した。 ミリクは7日に行われたウクライナ代表との国際親善試合に先発出場したが、キックオフ直後にボールホルダーのルスラン・マリノフスキーにチェイスした場面で左ヒザを負傷。プレー続行が不可能となり、メディカルスタッフの肩を借りてピッチを後にしていた。 クラブの発表によれば、左ヒザ半月板の損傷と診断されたミリクは10日の午前中にユントスの医療施設Jメディカルで同箇所の手術を実施したとのことだ。 なお、離脱期間については明かされていないが、イタリア『スカイ』は最低でも1カ月の離脱になると報じている。 2024.06.11 00:45 Tue

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