元イングランド代表DFジャギエルカが41歳で現役引退…エバートンやシェフィールド・Uで活躍

2023.11.28 22:34 Tue
23年の現役生活に別れ告げたジャギエルカ
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23年の現役生活に別れ告げたジャギエルカ
エバートンシェフィールド・ユナイテッドで活躍した元イングランド代表DFフィル・ジャギエルカ(41)が現役引退を発表した。

昨シーズン限りでチャンピオンシップ(イングランド2部)のストーク・シティを退団し、以降フリーの状況が続いていた41歳DFは、イギリス『スカイ・スポーツ』でスパイクを脱ぐ決断を下したことを明かした。
「自分のキャリアについて、あまり不満はないと思うよ」

「タイミングを見ればわかるように、誰かが私に契約の機会を与えてくれないかどうかを確認するために、もう少し自分自身をそこに置こうとしていたけど、彼らはそうしなかったし、僕はそれを理解している」

「40歳でもプレーできたことをとても誇りに思うよ」
「15歳か16歳のころ、実力が足りないと言われた自分を座らせて、40歳で得点を決め、40歳でプレーし、今のようなキャリアを歩んできたと早送りで振り返れば、あまり不満はないと思うよ」

ジャギエルカはシェフィールド・ユナイテッドでプロキャリアをスタートし、2006年にはプレミアリーグ昇格に貢献。その後、2007年にエバートンへ完全移籍で加入し、12年間に渡ってプレー。2013年からクラブのキャプテンも務めた。

2019年夏にエバートンとの契約が満了した後、プレミアリーグへ昇格した古巣ブレイズに復帰。古巣での2年間のプレー後はウェイン・ルーニー監督率いるダービー・カウンティと短期契約し、その後はストークで1年半プレー。23年間のクラブキャリア通算では750試合以上に出場している。

また、2008年にデビューを飾ったイングランド代表では通算40試合に出場。ユーロ2012と2014年のブラジル・ワールドカップという大舞台も経験した。

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39歳ジャギエルカ、新天地は元チームメイトのルーニー率いるダービーに!

元イングランド代表DFフィル・ジャギエルカ(39)が、ダービー・カウンティ加入で合意した。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。 スリーライオンズで40キャップを誇るジャギエルカは、2007年から2019年にかけてエバートンで活躍したセンターバック。同クラブでは公式戦385試合に出場しており、その後、12年ぶりに復帰した古巣のシェフィールド・ユナイテッド時代も含めて、プレミアリーグで通算376試合に出場するなど、長らく第一線に立っていた。 だが、昨季はプレミアリーグ10試合の出場にとどまり、シェフィールド・ユナイテッドも最下位でチャンピオンシップへ降格。今夏でフリーとなっていた。 加入が正式に決まれば、ダービーを率いるウェイン・ルーニー監督とは、エバートンで共闘した2017-18シーズン以来の再会に。今度は3歳年下のルーニーが監督という奇妙な立場となる。 なお、ジャギエルカがチャンピオンシップでプレーするのは、シェフィールド・ユナイテッドに在籍していた05-06シーズン以来、16年ぶりとなる。 2021.08.17 14:51 Tue

選手はたった9人、2週間後に開幕迎えるダービーのルーニー監督が続投を宣言「これは私にとって挑戦」

ダービー・カウンティ(イングランド2部)のウェイン・ルーニー監督が、困難な状況下でも監督続投を表明した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 8月7日にチャンピオンシップの開幕戦を控えているダービー。しかし、現在トップチームに登録されている選手は9名。そのうち2名はGKであり、主に守備的MFを務める元ポーランド代表クリスティアン・ビエリクはヒザのケガにより復帰時期が不明となっている。 加えて、ダービーはチームの財政を報告する書面を提出できず、イングリッシュ・フットボールリーグ(EFL)から移籍禁止措置を受けており、他のクラブから完全移籍での契約を禁止されている。しかし、EFLが昨シーズンの新型コロナウイルスの影響による「例外的な状況」を理由にルールを変更。「プロとしての立場」にある選手が23名以下の場合は、フリーエージェントの選手との1年契約か6カ月間のレンタル契約であれば補強が可能となった。 開幕を2週間後に控えた中での有り得ない状況に立たされているダービー。しかし、このような状況下でもルーニー監督は続投する意思を見せており、開幕前に契約を行うよう責任者に要求。『スカイ・スポーツ』のインタビューにて、ダービーのためにベストを尽くすことを誓った。 「私が手出しできない他の人たちが、僕よりも大きな決断をしなくてはいけない。私にできることは、このクラブに尊厳と誇りを取り戻すことだ。ここ数年でそれがなくなったことは明らかで、それを取り戻すの僕の仕事だ。他の人にも自分の役割を果たしてもらいたい」 「理想的ではないが、リーグ戦が始まる2週間後に自分のチームがどうなっているかわからないのはとても辛い。何とかしてこの問題を解決しなくてはならない」 「正直なことを言うと、私のような状況の監督が辞めるのは簡単なことだ。だが、これは私にとって挑戦であり、私は戦士だ。この機会をくれたダービーに感謝しているし、クラブがこの状況を乗り切れるように全力を尽くす」 「この2週間で選手を連れてこれなかった場合、シーズンをスタートするチームがどう戦うのか分からない」 「センターバックの選手は1人もいない。U-23とU-18には2人のとても若い選手がいる。チームを編成することは不可能だ」 また、18日に行われたマンチェスター・ユナイテッドとのプレシーズンマッチや24日のサルフォード・シティとのプレシーズンには、現在フリーの元イングランド代表DFフィル・ジャギエルカなど数名のフリー選手が出場しており、チームに加わる可能性があると見られている。 2021.07.26 15:30 Mon

元イングランド代表DFジャギエルカの兄・スティーブが43歳で他界、シェフィールド・ユナイテッドで共にプレー

元イングランド代表DFフィル・ジャギエルカの実兄であるスティーブ・ジャギエルカ氏が他界した。43歳だった。 ストーク・シティのユース出身のジャギエルカ氏は、ストークの他、シュルーズベリーやシェフィールド・ユナイテッドなど、イングランドの下部リーグで長年プレーしていた。 シュルーズベリーでは、176試合に出場し18ゴールを記録。その後のシェフィールド・ユナイテッドでは、弟のフィルとチームメイトとしてプレーしていた。 プロデビューを果たしたシュルーズベリーは公式ツイッターで「シュルーズベリー・タウン・フットボールクラブは、スティーブ・ジャギエルカが43歳で亡くなったというニュースを受け取って深く悲しんでいます」とツイート。「我々の気持ちは、この悲劇的な時を迎えた彼の家族や友人と一緒です」と哀悼の言葉を残した。 また、弟のフィルがプレーしていたエバートンは「43歳で元キャプテンのフィル・ジャギエルカの兄弟であるスティーブが亡くなったことを聞き、深く悲しんでいます。我々の気持ちは、この非常に悲しい時期にフィルと他のジャギエルカ一家とともにあります」と追悼している。 さらに、現在は弟のフィルが所属し、かつては兄弟揃ってプレーしていたシェフィールド・ユナイテッドも追悼。「シェフィールド・ユナイテッドは、43歳で元選手のスティーブ・ジャギエルカ(現在のディフェンダーのフィルの兄弟)が亡くなったことを聞いて深く悲しんでいます。ブレイズの全ての人の哀悼の意は、この困難な時期にフィルとジャギエルカ家族の残りの人たちと共にあります」とツイートした。 2021.03.18 11:42 Thu

エバートンで385試合出場のジャギエルカの息子がリバプールに加入

エバートンで公式戦385試合の出場を数える元イングランド代表DFフィル・ジャギエルカの息子がリバプールに入団したようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 2019年夏からシェフィールド・ユナイテッドに所属するジャギエルカは、2007年夏にそのシェフィールド・Uからエバートンに加入。12年の在籍でクラブ歴代5位となる、公式戦385試合に出場した。 ジャギエルカはエバートンのレジェンドと言っても過言ではないが、その息子のザック君にとっては預かり知るところではないようだ。 情報によると、13歳のザック君はこの度リバプールのアカデミーに入団。多才なアタッカーで、サッカーの他にもゴルフの才能もあるという。 父親としては子供の選択を尊重したいところだが、それがリバプールとなると複雑な心境だろう。しかし、屈指のビッグクラブであるリバプールが認めたというのであれば、その秘めた才能は凄まじいものなのかもしれない。 2021.02.20 19:37 Sat

元イングランド代表DFジャギエルカ&MFロドウェルがシェフィールド・ユナイテッドと1年契約

シェフィールド・ユナイテッドは23日、元イングランド代表DFフィル・ジャギエルカ(38)と元イングランド代表MFジャック・ロドウェル(29)との新契約締結を発表した。 ともに1年間の契約を結んだとのことだ。 ジャギエルカはシェフィールド・ユナイテッドの下部組織出身で、2007年7月にエバートンへと完全移籍。長年エバートンの最終ラインを支えた中、2019年7月に古巣へと復帰していた。 2019-20シーズンはプレミアリーグで6試合に出場。FAカップで2試合、EFLカップで2試合に出場していた。 ロドウェルはエバートンの下部組織出身で、大きな期待を寄せられた若手選手だったが、2012年8月にマンチェスター・シティへ移籍して以降は輝きを失った。その後はサンダーランドやブラックバーンなど下部リーグでプレー。2019年7月に無所属となると、半年間のフリー状態を経て今年1月にシェフィールド・ユナイテッドに加入。プレミアリーグで1試合、FAカップで1試合の出場に終わった。 クラブを率いるクリス・ワイルダー監督は両選手についてコメントしている。 「フィル(・ジャギエルカ)はチームの中で貴重な存在であり、リスペクトされている選手だ。来シーズンのため、彼を留められて嬉しい」 「同じことはジャック(・ロドウェル)にも当てはまる。ジャックは我々に多様性をもたらせ、グループ内でオプションを提供してくれた」 2020.08.23 22:47 Sun

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アーセナルやエバートンで活躍したケビン・キャンベル氏が54歳で逝去…

15日、アーセナルやエバートンはOBの元イングランド人FWケビン・キャンベル氏が54歳で亡くなったと発表した。 ジャマカにルーツを持つキャンベル氏は、アーセナル下部組織出身のストライカーで、18歳時の1988年にファーストチームデビュー。レンタル移籍も経験しながら1995年まで在籍し、クラブ通算228試合に出場し59ゴールを記録した。 その後はノッティンガム・フォレスト、トラブゾンスポルと渡り歩き、1999年にエバートンへレンタル移籍。完全移籍に切り替わると、黒人選手としてクラブ史上初のキャプテンも務めた。 エバートンでは2005年までプレーし、通算164試合51ゴールを記録。ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)、カーディフ・シティでキャリア晩年を過ごし、2007年に現役を引退した。 引退後はメディア上で解説者としても活躍。なお、息子のタイリース・キャンベルもプロサッカー選手で、チャンピオンシップ(イングランド2部)のストーク・シティに在籍している。 エバートンは5月に、キャンベル氏が大病を患い、入院していることを報告。「非常に体調が悪い」と発表していた。また、アーセナルは「元ストライカーのケビン・キャンベルが短い闘病の末に亡くなったと知り、大きな悲しみに暮れている」としており、病に臥したことを伝えている。 2024.06.15 22:04 Sat

エバートンのクラブ買収話が決着か…フリードキン・グループとの基本合意報道

エバートンのクラブ売却話がフリードキン・グループで収まるかもしれない。 ファルハド・モシリ氏がオーナーを務めるエバートンだが、近年の財政難により、クラブ売却の動きが噂に。セビージャなども保有する777パートナーズが買収に動いたが、期限までに書類が揃わず、破談した。 そこでエバートンに救いの手を差し伸ばしたのがローマも保有するフリードキン・グループ。イギリス『BBC』によると、他にも4つの入札者がいたが、エバートンと買収の話を進める方向で基本合意に至ったという。 そんなフリードキン・グループは今週末までにもファルハド・モシリ氏から株式94%を買い取るか否かを近く決断しうるといい、取引の具体的な構造についても柔軟に対応していくスタンスとのことだ。 サウジアラビア王族を含むコンソーシアムらを退け、エバートン買収に近づくというフリードキン・グループはダン・フリードキン氏がトップに立ち、純資産は48億ポンド(約9579億8000万円)にのぼるとされる。 今季のプレミアリーグでリーグが定める収益と持続可能性のルール(PSR)に引っかかり、勝ち点剥奪処分を受けるなど、厳しい財政事情が表面化するエバートンだが、このままフリードキン・グループ入りとなるか。 2024.06.15 15:45 Sat

ユナイテッドがブランスウェイト獲得に1stオファー…これにエバートンは?

マンチェスター・ユナイテッドがイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(21)を巡り、エバートンにオファーを出したようだ。 今季を通じてやりくりに苦労したセンターバック陣の補強に乗り出すユナイテッド。エリク・テン・ハグ監督の進退が続投でようやく決着してから、補強の話が盛んになるなか、その初手としてブランスウェイト獲りの動きが取り沙汰される。 イギリス『The Athletic』によると、ユナイテッドはさっそく3500万ポンド(約69億8000万円)の1stオファーを提示。このオファーは800万ポンド(約15億9000万円)のアドオンも含むものだが、エバートンは受け入れず、突っぱねると推察されるという。 エバートンはかつてのハリー・マグワイアらに並ぶ価値を見込むといい、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者いわく、少なくとも6500万〜7000万ポンド(約129億7000万〜139億7000万円)のオファーでなければ応じない模様だ。 ブランスウェイトは195cmのサイズながら、スピードにも定評がある若きセンターバックで、左利きという部分にも希少価値あり。プレミアリーグが定める収益性と持続可能性のルール(PSR)と睨み合いながらの今夏となる両クラブは今後も綱引きが続きそうだ。 2024.06.15 12:15 Sat

エバートン史上最多PL出場の主将DFコールマンが1年契約延長「貢献できると感じていなかったらサインしなかった」

エバートンは14日、アイルランド代表DFシェイマス・コールマン(35)との契約延長を発表した。 契約期間は2025年6月までの1年間。エバートンで16シーズン目を迎える。 コールマンは2009年1月に母国アイルランドのスライゴ・ローヴァーズから6万ポンド(約1200万円)でエバートンに加入。公式戦通算422試合で28ゴール29アシストを記録しており、プレミアリーグ通算364試合出場はクラブ史上最多記録となっている。 エバートンの象徴とも言える右サイドバックは、2019年からキャプテンも担当。2023年5月に負ったヒザの大ケガからの復帰を目指して始まった今シーズンは、公式戦15試合でプレーした。 ショーン・ダイチ監督の下でもう1年戦うことを決意したコールマンは、クラブメディアの『エバートンTV』でその喜びを語っている。 「エバートンが僕にとって何を意味するかは誰もが知っている。新しい契約にサインし、世界最高のリーグで戦うこの特別なクラブでプレーし続けられることがとても誇らしいし、光栄に思う」 「僕はこのサッカークラブのために全力を尽くす。ここでの時間を延長できることを本当に嬉しく思っている。全ての瞬間を大切にし、楽しんでいくつもりだ」 「僕にとって、そして全てのエバートンファンにとっての特別な場所であるグディソンでの最後のシーズン(2024-25シーズン限りで移転)になるなんて信じ難いことだ。もちろん僕はその一員でありたい」 「僕はまだピッチ内外でこのサッカークラブのために仕事ができると感じている。グディソンでの最後のシーズンとなれば良い形でシーズンに臨めると思うけど、チームに貢献できると感じていなかったら、契約にはサインしなかっただろう」 「母国のために2試合プレーしたばかりだ。調子は良いし、ピッチ上で選手たちを助けたい。まだ楽しんでいるし、それなら愛するクラブでプレーするのが一番だろう?」 「昨シーズンは監督が僕らのパフォーマンスと共にチームを大いに安定させたと思う。僕はその一員でありたいし、これからもこのサッカークラブの一員であり続けたい」 2024.06.14 20:31 Fri

CB補強に動くユナイテッド、ブランスウェイトと個人合意? エバートンは160億円求む

マンチェスター・ユナイテッドがイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(21)を巡り、エバートンとの交渉に入るようだ。 イギリス『BBC』が報じたところによると、ユナイテッドは選手の代理人と個人条件ですでに合意しているといい、14日イングランドの今夏移籍ウィンドーが開いてから、エバートンとの話し合う見込みだ。 ただ、エバートンは将来の代表でもレギュラーになるとの期待をかけるブランスウェイトを手放したくなく、移籍金もかつてのハリー・マグワイアやヨシュコ・グヴァルディオルと同じレベルを求めるという。 その額は最低でも8000万ポンド(約160億3000万円)。エバートンは今月末までにプレミアリーグが定める収益性と持続可能性のルール(PSR)をクリアするために選手売却を迫られているとも報じられている。 ユナイテッドの方ではケガ人の多さが主因だが、今季を通じてやりくりに苦労したセンターバック陣を補強ポイントの1つに。すでにラファエル・ヴァランの退団が決まっている。 2024.06.14 10:15 Fri

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今季18試合32得点がバイエルンを魅了...アーセナルが16歳チド・オビの流出を阻止すべく必死

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マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督(54)が来季の続投見通しを認め、その経緯を語った。 ユナイテッドを率いて2年が過ぎ、初年度のカラバオカップに続いて、今季もFAカップのタイトルに導いたテン・ハグ監督。最終的に来季のヨーロッパリーグ(EL)出場権を手にしたが、プレミアリーグに目を向ければクラブワーストの8位で終戦したほか、チャンピオンズリーグ(CL)でもグループステージ最下位に終わった。 ケガ人の多さも大きく影響した1年ではあったが、ユナイテッド内では共同オーナーに就任したジム・ラトクリフ氏のもとで新組織となり、テン・ハグ監督の進退も不透明に。そのなかで、解任されるのではとの見方が強く、後任探しの動きも取り沙汰されたが、最近では今季総括を経て、留任の見通しと報じられる。 イギリス『BBC』によると、渦中のオランダ人指揮官は母国のテレビ局『NOS』でその件にこう述べたという。 「私がイビサ島で休暇を過ごしていると、クラブの経営陣はその私のところまで来た。突然のことだったが、私の目の前に現れ、彼らから続投させたいと言われたんだ」 「マンチェスター・ユナイテッドは(後任候補の1人に浮上したトーマス・)トゥヘルと話をしたと言ったが、最終的にもうベストな監督がいるとの結論に達したと説明した」 「『INEOS』は時間をかけているが、新しくフットボール界に参入したばかりで、シーズンを振り返るのもごく普通のこと。複数の後任候補と話をしたのは周知の事実だ」 そう明かしたテン・ハグ監督は続投に伴ってクラブと来季までの契約を巡り、延長交渉も噂に。その件にも口を開いた。 「マンチェスター・ユナイテッドと私は新契約に関してまだ合意していない。簡単にいくものでもないし、まだ話し合わないといけない」 2024.06.17 12:55 Mon

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アーセナルのポーランド代表DFヤクブ・キヴィオル(24)はやはりイタリア方面から人気が根強い。 アーセナル最終ラインのバックアッパー、キヴィオル。初めてプレミアリーグをフルシーズン戦った今季は2月〜3月にかけて先発フル出場が続くも、やはり位置付けはサブ。周りの選手が万全なら、キヴィオルの序列は高くない。 そんなポーランド代表DFに対しては、前所属がセリエA時代のスペツィアとあってか、イタリア国内で今も評価が高く、ここ半年以上、移籍先としてミランがよく上がる。 イタリア各紙はミランがキヴィオル獲得を目指し続けていると紹介するなか、『カルチョメルカート』によると、どうやらユベントスも参戦。本腰を入れるかは不透明だが、16日に入ってこの動きが確認されたという。 ミランについては、今日現在ポーランド代表一行がユーロ2024で滞在しているドイツ・ハンブルクへリクルート班を向かわせており、16日のポーランドvsオランダをキヴィオル目的で視察するとのこと。 ユベントスは、守備陣補強としてボローニャのイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリを狙いつつ、キヴィオルもマーク。スペツィア時代のキヴィオルを育てたのは、21-22シーズンに同クラブを率いたチアゴ・モッタ監督だ。 キヴィオル本人はというと、ユーロ2024終了後の移籍を決意済みとも。同選手を2500万ユーロ(約42.2億円)と評価するアーセナルも、1800万〜2000万ユーロ(約30億〜33.7億円)のオファーが来れば妥協すると伝えられている。 2024.06.16 21:45 Sun

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