元ブラジル代表MFエルナネスがイタリアのアマチュアリーグで現役復帰! 昨年5月に引退を発表

2023.10.14 23:46 Sat
“預言者”の愛称で知られる名司令塔のエルナネスが現役復帰
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“預言者”の愛称で知られる名司令塔のエルナネスが現役復帰
元ブラジル代表MFエルナネス(38)が現役に復帰することになった。イタリア『トゥットスポルト』が伝えている。

ブラジル代表として通算27キャップを誇る司令塔MFは、昨年に母国で現役を引退。現在はトリノのアスティ地区でレストランとワイナリーを経営している。
悠々自適なセカンドキャリアを謳歌する38歳だが、フットボールへの情熱は未だ失っておらず、このたびピエモンテ州のアマチュアリーグに属するASDセールで現役に復帰することになった。

エルナネスは以前からASDセールと縁があり、昨年にはクラブの親善試合でもプレー。そして、それから約1年後となった14日、クラブは公式インスタグラムのストーリーを通じて、同選手が契約書にサインする様子を映した動画を投稿し、大物の加入を認めた。

なお、現時点でエルナネスにプロフットボーラーに戻る意思はなく、あくまでアマチュアプレーヤーとしてプレーを楽しむことになるという。
母国の名門サンパウロでプロキャリアをスタートした“預言者”の愛称で知られるエルナネスは、ラツィオ、インテル、ユベントス、河北華夏(現・河北足球倶楽部)と国外でのプレーを経て、2017年夏にサンパウロへ復帰。その後、スポルチ・レシフェでプレーし、昨年5月に現役を引退していた。

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頭を冷やそうとクーラーボックスをひっくり返した元ブラジル代表MF、監督に叱られ警告を受ける

元ブラジル代表MFエルナネス(36)が突飛な行動に出た。 ラツィオ、インテル、ユベントスとセリエAでもプレーしたエルナネスは、河北華夏(現・河北FC)を経て母国へ復帰。今年8月からはスポルチ・レシフェでプレーしている。 新天地で主力として計算されているエルナネスは、7日に行われたカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA第24節のジュベントゥージ戦にも先発出場を果たし、81分までプレーした。 ベンチに下がったエルナネスだったが、何を思ったのかタッチライン際のクーラーボックスをもぞもぞすると、次の瞬間に頭の上でそれをひっくり返し、ボックスの中身を浴びながらぶちまけたのだ。 ブラジル『グローボ』は、エルナネスは「審判へ抗議する新たな方法を見つけ、クーラーボックスをひっくり返して頭を冷やそうとした」と伝えている。この試合ではなかったものの、エルナネスは移籍後の7試合でイエローカードを3枚も貰っており、いずれのシーンでも審判へ強く抗議していたという。 “頭を冷やす”を物理的に行ったエルナネスだったが、この行為はグスタボ・フロレンティン監督から咎められてしまい、イエローカードも出されるという結果に。見事に逆効果となってしまった。 <span class="paragraph-title">【動画】エルナネスがいきなり頭上からクーラーボックスをぶちまける</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="pt" dir="ltr">O profeta Hernanes esfriando a cabeça! <a href="https://t.co/dI06fHiQu2">pic.twitter.com/dI06fHiQu2</a></p>&mdash; Victor Pozella (@pozella) <a href="https://twitter.com/pozella/status/1445899994066677764?ref_src=twsrc%5Etfw">October 6, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.10.07 22:05 Thu

元浦和FWレオナルド所属の河北FCも破綻危機…不動産開発業者「華夏幸福基業」が母体、中国不動産バブルの煽りか

中国サッカー界を揺るがしている財政難問題。No,1クラブに君臨していた広州FCが不動産大手「恒大集団」の経営破綻により、消滅の可能性が報じられている。 そんな中、新たに危機が報じられたクラブが河北FCだ。かつては河北華夏として活動していたクラブ。例に漏れず“爆買い”の波に乗っていたクラブであり、2016年にはコートジボワール代表FWジェルビーニョやアルゼンチン代表FWエセキエル・ラベッシ、カメルーン代表MFステファン・エムビアを獲得していた。 さらに現在は中国代表を率いる李鉄監督を解任し、レアル・マドリーやマンチェスター・シティを率いたこともあるマヌエル・ペジェグリーニ監督(現レアル・ベティス監督)も招へいしていた。 その後も、ユベントスやインテルでプレーしたブラジル代表MFエルナネスやバルセロナでプレーしていたアルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノらを獲得するなど、ヨーロッパでプレーしていた選手たちを次々と引き込んでいた。 しかし、この河北FCもとても深刻な財政危機に陥っているとのこと。選手への給与未払いが続いている状態であり、それを理由に外国籍選手がプレーを拒否する事態となっている。 なお、浦和レッズでプレーしていたブラジル人FWレオナルド、ノルウェー代表DFオレ・セルネス、元ボスニア・ヘルツェゴビナ代表DFサミル・メミシェヴィッチ、ポルトガル人FWジョアン・シルバの4名が所属している。 河北FCを保有するのは大手不動産開発業者である「華夏幸福基業」。「恒大集団」と同じ中国不動産業を支える企業だが、不動産バブル崩壊のあおりを完全に受けている状況となる。 「華夏幸福基業」の経営不振は今に始まったことではなく、今年2月の時点で資金不足により52億6000万元(約906億円)の融資が延滞されているとされていた。 河北省と廊坊市は、クラブ経営に参加する国有資本の導入を促進しているものの、クラブ運営の現状を改善することは困難に。クラブとして成り立たない状況になってきている河北FCに関しては、河北サッカー協会の指導の下、廊坊スポーツ局が主導権を握り、廊坊サッカー協会と河北FCが改革計画を提出して承認されたようだ。 チームは若手を中心として再編成されているものの、チーム改革と賃金未払いの問題は別問題とされ、改革は簡単に行かないと見られている。 広州FCとともに、一時期の中国スーパーリーグを牽引し話題をさらった河北FC。中国不動産界で起きている問題は、深刻な影響を与えそうだ。 2021.09.28 12:40 Tue

エルナネスが3度目のサンパウロを退団…通算在籍7年半で230試合出場

サンパウロは17日、元ブラジル代表MFエルナネス(36)の退団を発表した。 2001年にサンパウロのユースチームに所属し、2005年にトップチームデビューも果たしたエルナネスは、翌シーズンにサント・アンドレへレンタル移籍したが、復帰後は主力として活躍した。 その後、ラツィオ、インテル、ユベントス、河北華夏(現・河北足球倶楽部)と国外でのプレーを経て、2017年の夏にサンパウロへレンタルで加入すると、翌年の冬には完全移籍した。 サンパウロ復帰後は、スタメン出場こそ少なくなったが準主力としてプレー。通算在籍7年半で、公式戦230試合33ゴール30アシストの数字を残した。 契約を半年残していた中での退団となったエルナネスは、クラブの公式チャンネルで感謝を述べた。 「サンパウロファンの皆様。その瞬間がやってきた。これは私のキャリアの中で最も困難な瞬間である、お別れの時がやってきました。1つのサイクルを終わらせて次のサイクルを始める必要があります。私は愛を信じているし、あなたへの愛は永遠だと思っています これがサンパウロだから」 なお、エルナネスはフリーとなったが引退を考えておらず、適切なオファーを待っているとのことだ。 2021.07.18 06:30 Sun

インテルやユーベでも活躍したMFエルナネスがサンパウロで決めた美しいミドルシュート【インクレディブル・ゴールズ】

サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。 今回はサンパウロの元ブラジル代表MFエルナネスが決めたゴールだ。 <div id="cws_ad">◆エルナネスが決めた美しいミドルシュート<br/><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJrM3YxYXNMQiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 2005年にサンパウロでプロキャリアをスタートしたエルナネスは、2010年にラツィオに完全移籍。以降、インテルとユベントスでプレーを続け、2017年2月からは河北華夏に活躍の場を移し、現在は古巣のサンパウロでプレーを続けている。 高い守備力と攻撃力を併せ持ったMFとして活躍するエルナネスだが、2020年12月10日に行われたカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)第18節のボタフォゴ戦では、見事なゴールを決めている。 3-0とサンパウロの大量リードで迎えた90分、ボックスの前、ゴール正面でエルナネスがボールを持つと、そのまま左足でシュート。カーブのかかったシュートは美しい軌道を描きながらゴール右上に決まり、ダメ押しとなる4点目となった。 この完璧なコースのシュートに相手GKは一歩も動けず。試合はそのままサンパウロが4-0で勝利している。 2021.01.09 14:00 Sat

両利きのブラジル人MFエルナネスが左足で古巣相手に決めた一撃【ビューティフル・フリーキック】

サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。 この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。 今回は、サンパウロに所属する元ブラジル代表MFのエルナネスがインテル時代に決めたフリーキックだ。 <div id="cws_ad">◆両利きエルナネスが左足で決める<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiI5ZnhYUHYyNSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> 2005年にサンパウロでプロキャリアをスタートしたエルナネスは、2010年にラツィオに完全移籍。以降、インテルとユベントスでプレーを続け、2017年2月からは河北華夏に活躍の場を移し、現在は古巣のサンパウロでプレーを続けている。 左右どちらの足も苦にしない両利きとしても知られるエルナネスは、インテル時代の2015年5月10日に行われたセリエA第35節のラツィオ戦で古巣相手に左足で直接FKを沈めている。 3位のラツィオに8位のインテルが先制を許す展開となったこの試合だが、22分にペナルティーアーク内の好位置でFKを獲得する。MFフレディ・グアリンとともにボールをセットしたエルナネスは、左足で構える。 エルナネスは巻いて落とすシュートではなく、GKが構えている方のサイドに低い弾道のシュートを放つ。インテルのMFガリー・メデルがGKの視界を遮ったようにも見えたが、見事ゴールとなり、同点に追いついた。 エルナネスは84分にも決勝点となる2点目を記録。古巣相手に強烈な恩返し弾をお見舞いした。 2020.08.24 09:00 Mon

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