セリエBで低迷するカリアリ、今夏に招へいしたリベラーニ監督を成績不振で解任

2022.12.21 00:00 Wed
Getty Images
セリエBのカリアリは20日、ファビオ・リベラーニ監督(46)を解任した。

昨季のセリエAを18位で終え、7季ぶりのセリエB降格となったカリアリ。昨季終盤にチームを率いたアレッサンドロ・アゴスティーニ暫定監督の後任として、今夏にリベラーニ監督を招へい。
しかし、今季はセリエB18試合終了時点で5勝7分け6敗の14位と低迷。降格プレーオフ圏内の16位ヴェネツィアとの勝ち点差は「3」となっていた。この成績不振を受け、クラブはリベラーニ監督の解任に踏み切った。

なお、現時点で後任監督は未定となっており、20日の練習からテクニカルスタッフのロベルト・ムッツィ氏が暫定監督を務めるとのことだ。

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最下位サレルニターナのセリエB降格が決定…今季リーグ戦わずか2勝と低迷

サレルニターナは26日に行われたセリエA第34節の結果、セリエB(イタリア2部)への降格が決定した。 2021-22シーズンからセリエAで戦い続けてきたサレルニターナだったが、今シーズンは開幕12試合未勝利に陥るなど低迷。クラブは指揮官交代をカンフル剤にしようと、すでに今シーズンだけでパウロ・ソウザ監督、フィリッポ・インザーギ監督、ファビオ・リベラーニ監督、ステファノ・コラントゥオーノ監督と4人の指揮官が指揮を執るも、ここまでわずか2勝と不振から脱却できず、第10節以降は一度も最下位を抜け出せない状態が続いていた。 そんな中で26日に迎えたセリエA第34節のフロジノーネ戦、勝たなければセリエB降格となる中で残留を争うライバルとの直接対決となったが、力なく0-3で敗北。この結果、17位フロジノーネとの勝ち点差は「16」にまで広がり、4試合を残してのセリエB降格が決定した。 コラントゥオーノ監督は試合後、クラブ公式にて「数字的にも降格は時間の問題だった」とこの結果を覚悟していたことを明かしつつ、「我々にはここから再スタートして、重要な未来を創造する力を持っている」と力説し、クラブの将来性を信じるコメントを残している。 2024.04.27 14:10 Sat

リベリ氏が来季バイエルンのユースコーチ就任か…サレルニターナからのスタッフ入りの要請を拒否

元フランス代表MFフランク・リベリ氏が、来季からバイエルンのユースコーチに就任する可能性があるようだ。イタリア『スカイ』が報じている。 2022年10月に現役を引退したリベリ氏は、すぐに最後の所属クラブとなったサレルニターナのテクニカル・コーチに就任し指導者の道をスタート。これまでパウロ・ソウザ監督、フィリッポ・インザーギ監督、ファビオ・リベラーニ監督の下でコーチを務めてきた。 しかし、今季のサレルニターナは、ここまで2勝8分け19敗で最下位に低迷。19日には、今季3人目の指揮官となったリベラーニ監督の解任と、ステファノ・コラントゥオーノ氏(61)の新監督の就任を発表した。 『スカイ』によれば、古巣であるバイエルンが来季のユースチームのコーチにリベリ氏を招へいする可能性があると報じており、同紙ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏はリベリ氏がサレルニターナからコラントゥオーノ氏のコーチングスタッフ入りの要請を拒否し、現在も家族と共にドイツに滞在していると伝えている。 2024.03.21 00:40 Thu

セリエA最下位サレルニターナ、今季4人目の指揮官としてコラントゥオーノ氏が内部昇格

サレルニターナは19日、ファビオ・リベラーニ監督(47)の解任と、ステファノ・コラントゥオーノ氏(61)を新指揮官に任命したことを発表した。 サレルニターナは今季ここまで2勝8分け19敗で、残留圏内の17位エンポリとは11ポイント差の最下位に低迷。今季3人目の指揮官となったリベラーニ監督は2月にフィリッポ・インザーギ監督の後任として就任していたが、1分け4敗の未勝利と立て直すことはできなかった。 コラントゥオーノ氏は過去にトリノやアタランタ、ウディネーゼ等を率い、現在はサレルニターナの下部組織を統括するマネージャーを務めていた。 サレルニターナの指揮官を務めるのは今回が3度目となるが、奇跡の残留に導けるか。 2024.03.19 23:00 Tue

今季3度目の指揮官解任へ…最下位サレルニターナがリベラーニ体制に見切り、イタリア特有の“呼び戻し”はなし

サレルニターナが今シーズン3度目の指揮官解任へ…。『フットボール・イタリア』が伝えている。 財政規模の小さいプロヴィンチャながらも、MFアントニオ・カンドレーバにワルテル・サバティーニSDと、カルチョを知り尽くした歴戦の雄が在籍するサレルニターナ。1月にはDFコスタス・マノラス、さらにはDFジェローム・ボアテングの獲得で話題を呼んだ。 23年ぶりのセリエA昇格から過去2シーズンはギリギリ残留。しかし今季は序盤戦から低空飛行が続き、昨年12月30日を最後に白星がなく、2024年は0勝2分け9敗…マノラス&ボアテングの大物DF獲得が一切効果を発揮していない。 また、昨季16得点のFWブライエ・ディアは、2日のウディネーゼ戦で途中出場を拒否したことが上層部の逆鱗に触れ、以後出場なし。早い段階から最下位が定位置となっていたチームは、残り8試合で残留圏内17位と勝ち点「11」差をつけられている。 このように今季は踏んだり蹴ったりのサレルニターナ。 その過程で昨年10月にパウロ・ソウザ監督、2月にはフィリッポ・インザーギ監督を解任。現在は今季3人目の指揮官としてファビオ・リベラーニ監督(47)が指揮を執るが、どうやら19日中に解任が発表される見通しだという。 先月解任されたばかりのインザーギ氏はまだ契約が残っており、イタリア特有の“呼び戻し”もあり得ると当初は報じられていたが、このアイデアは上層部にない模様。 過去にトリノやアタランタ、ウディネーゼ等を率い、現在はサレルニターナの下部組織をマネージャーとして統括するステファノ・コラントゥオーノ氏(61)が、後任として内部昇格するとのことだ。 リベラーニ体制5試合では0勝1分け4敗、指揮官更迭の度に成績が悪化するサレルニターナ。もうすぐ今季4人目の指揮官が着任しそうだが、残り8試合で勝ち点「11」差は厳しい…。 2024.03.19 13:35 Tue

まさにドツボ…大物補強効果なしの最下位サレルニターナ、上層部の逆鱗に触れた昨季16得点ディアがチームから除外

サレルニターナがドツボにハマってしまった…。 2021-22シーズンに23年ぶりのセリエA昇格を掴んだサレルニターナ。財政規模の小さいプロヴィンチャだが、過去2年はギリギリ残留、MFアントニオ・カンドレーヴァにワルテル・サバティーニSDとカルチョを知り尽くしたベテラン名戦士も在籍する、どこか勇気を与えてくれるクラブだ。 そんな彼らも今季は最下位が定位置。1月マーケットのDFジェローム・ボアテング獲得で話題を呼んだが、昨年12月30日を最後に白星がなく、失点数はむしろ増加傾向…直近4試合で10失点を喫する。 そしてこの度、低迷に拍車をかけるような事態が発生してしまった。 イタリア『カルチョメルカート』によると、2日に行われた第27節ウディネーゼ戦で、昨季16得点のエース、セネガル代表FWブライエ・ディアが途中出場を拒否。これに上層部が激怒し、以後ディアは全体練習から締め出されたという。 これにより、ディアは第29節カリアリ戦の遠征メンバーからも除外。昨季16得点から一転、今季ここまで4得点のエースは、ファビオ・リベラーニ新監督体制2試合目にしてベンチスタートとなり、3試合目カリアリ戦もスターターを外れたことに不満を抱いていたようだ。 リベラーニ監督もディアの処遇についてコメント。「誰でも間違いを犯す」としつつ、チームからの締め出しがオーナーの決定だったことを明言し、「ディア自身の態度次第でもちろん復帰OKだが、決めるのは私ではない」とドライに説明した。 サレルニターナは残り11試合で残留圏17位と勝ち点「9」差。現実的には、ディアにボールを集めてネットを揺らしてもらうしか大逆転残留への道筋が見えないところだが、果たして…。 2024.03.09 21:25 Sat

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カリアリの指揮官を退任したラニエリ監督、クラブの指揮は終了「他のクラブを指導することはない」

カリアリの指揮をとるクラウディオ・ラニエリ監督(72)。今シーズン限りでの退任がすでに発表されている中、クラブを指揮することはもうないようだ。 カリアリを指揮するのは指導者キャリアで2度目。1988年7月から1991年6月まで指揮すると、その後はナポリ、フィオレンティーナ、バレンシア、アトレティコ・アドリー、チェルシー、パルマ、ユベントス、ローマ、インテル、モナコ、ギリシャ代表、レスター・シティ、ナント、フルアム、サンプドリア、ワトフォードと数多くのチームを指揮した。 レスターでは元日本代表FW岡崎慎司らを擁して、2015-16シーズンに奇跡のプレミアリーグ優勝に導くと、バレンシアではコパ・デル・レイ、フィオレンティーナではコッパ・イタリアを制するなどしてきた。 カリアリでは過去にセリエC1からセリエAまで昇格させると、今回はセリエBからセリエAへと昇格させ、チームを残留に導いていた。 カリアリは23日に行われた最終節のフィオレンティーナ戦でシーズンが終了。ラニエリ監督の指揮も終了した。 そんな中、試合前にイタリア『スカイ・スポーツ』でジョルジョ・ポッラ氏の独占インタビューに応じていたラニエリ監督。もうクラブで監督を務めることはないと語っていた。 「カリアリに加入したとき、私はここでクラブ監督としてのキャリアを終えるつもりだと言った」 「もし明日、イタリアとは限らない代表チームが来て私を刺激したら、イエスと言うだろう。だが、他のクラブを指導することはないだろう」 クラブの監督キャリアは今シーズンのカリアリで終了。監督業からの引退はしないが、代表チームに限るという。 2024.05.24 22:40 Fri

カリアリ退団のナンデス、ローマ行き噂もサウジアラビア移籍が決定

ウルグアイ代表MFナイタン・ナンデス(28)のサウジアラビア行きが決定した。 アル・カーディシーヤFCは24日、ナンデスがフリートランスファーで加入することを発表した。 2019年夏からカリアリで活躍し、これまでインテル、ナポリ、ユベントスへのステップアップも取り沙汰されたウルグアイ代表MF。 今シーズン限りでカリアリとの契約が満了し、今夏フリートランスファーとなる実力者に対しては、現役時代にボカ・ジュニアーズで共にプレーしたダニエレ・デ・ロッシ監督が率いるローマへの移籍が取り沙汰されていた。 しかし、その新天地はサウジアラビアのアル・カーディシーヤとなった。 移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によると、レアル・マドリーのレジェンドであるミチェル監督が指揮し、元アルゼンチン代表FWルシアーノ・ビエット、ペルー代表FWアンドレ・カリージョ、元マルセイユのスペイン人DFアルバロ・ゴンサレスらを擁するクラブは、年俸1000万ユーロ(約17億円)の3年契約という好条件のオファーで実力者の獲得に成功したとのことだ。 2024.05.24 19:35 Fri

ローマが今夏フリーのナンデス獲得に動く…デ・ロッシ監督たっての希望

ローマが、カリアリのウルグアイ代表MFナイタン・ナンデス(28)の獲得に向けて交渉を進めているようだ。 元ポルトガル代表MFレナト・サンチェスのパリ・サンジェルマンへのローンバックが既定路線のローマは、同選手に代わるボックス・トゥ・ボックスMFの獲得を優先事項としている。 そういったなか、2019年夏からカリアリで活躍し、これまでインテル、ナポリ、ユベントスへのステップアップも取り沙汰されたウルグアイ代表MF獲得への動きを本格化させている。 ナンデスは今シーズン限りでカリアリとの契約が満了し、今夏フリートランスファーとなる。イタリア『Leggo』によると、ローマは同選手に対して年俸200万ユーロ(約3億4000万円)程度の3年契約をオファーしているという。 また、ナンデス獲得はダニエレ・デ・ロッシ監督の特別なリクエストだという。デ・ロッシ監督と同選手はボカ・ジュニアーズ時代に短期間ながらチームメイトとしてプレーしており、青年指揮官は元同僚の実力や人となりを把握した上で、クラブに対して獲得を求めているようだ。 なお、ローマは同選手がコパ・アメリカへ参戦する前に交渉を完了させたい考えだ。 2024.05.22 16:30 Wed

カリアリを残留に導いたラニエリ監督が辞任、監督業からの引退は未定

カリアリは21日、クラウディオ・ラニエリ監督(72)が今季をもって辞任することを発表した。2025年6月まで残していた契約を双方合意の下で解除している。 カリアリは19日に行われたセリエA第37節サッスオーロ戦で2-0の勝利。15位に浮上し、最終節を前に残留を確定させていた。 1988~1991年にカリアリをセリエCからAに引き上げて監督キャリアの礎を築いたラニエリ監督は、その後ナポリやバレンシア、アトレティコ・マドリー、チェルシー、ユベントス、ローマ、インテルと各国のビッグクラブの指揮官を歴任。レスター・シティでは2015-16シーズンにプレミアリーグ優勝の偉業を成し遂げた。 そして2022年12月、セリエBで14位と低迷していたカリアリの指揮官に復任。5位へと押し上げ昇格プレーオフの末、昨季セリエA復帰に導いた。今季は苦戦したもののセリエA残留を果たし、カリアリの救世主として役割を全うした。 なお72歳と高齢のラニエリ監督だが、ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によれば監督業から引退するかは未定とのことだ。 2024.05.22 06:30 Wed

ミランが今季最多5ゴールで5試合ぶり勝利【セリエA】

ミランは11日、セリエA第36節でカリアリをホームに迎え、5-1で圧勝した。 前節ジェノア戦を3-3の引き分けに持ち込まれたものの来季のチャンピオンズリーグ出場を確定させた2位ミラン(勝ち点71)は、レオンやテオ・エルナンデス、トモリら一部主力をベンチスタートとした。 残留争い中の15位カリアリ(勝ち点33)に対し、ジルー、プリシック、チュクウェゼの3トップで臨んだミランがボールを持つ展開で推移した中、11分にフロレンツィのボレーでGKを強襲。 その後、ルブンボのロングカウンターで何度か牽制されたミランは、カリアリの守備ブロックを崩せない状況が続く。 それでも36分に先制する。チュクウェゼのシュートのルーズボールをベナセルが押し込んだ。 ミランが1点をリードして迎えた後半、レオン、トモリ、オカフォーを投入した中、開始4分に追加点のチャンス。プリシックの右クロスに合わせたレオンのボレーがバーに直撃した。 それでも59分に追加点を奪いきる。ロングカウンターの流れからレオンのスルーパスを受けたプシリックがGKとの一対一を制した。 その後、63分にナンデスに1点差とされるゴールを許したミランはテオ・エルナンデスを投入した中、74分に勝負を決める3点目。中央からラインデルスの強烈なミドルシュートが決まった。 80分にCKの流れからショムロドフのシュートがバーに直撃するピンチがあったものの、83分にレオン、87分にプリシックがドッピエッタとなる5点目を決めたミランが今季最多ゴールでの勝利。5試合ぶりの白星を飾っている。 2024.05.12 05:38 Sun

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WG補強目指すローマ、今季ブンデスで8G13Aのアタッカーに関心

ローマが、ハイデンハイムに所属するドイツ代表FWヤン=ニクラス・ベステ(25)の獲得に動いているようだ。 新シーズンに向けてウイングポジションの補強を狙うジャッロロッシ。これまではトップターゲットと目されるユベントスFWフェデリコ・キエーザ、ナポリFWマッテオ・ポリターノ、サッスオーロFWアルマン・ロリエンテのセリエA勢、リールFWエドン・シェグロヴァ、ニースFWジェレミー・ボガらリーグ・アンでプレーする選手が獲得候補として名を連ねる。 そのリストに新たに加わったのが、ブンデスリーガで活躍する左サイドのスペシャリストだ。 ドルトムントの下部組織出身でブレーメンにも在籍したベステは、ドイツの年代別代表の常連ではあったものの、なかなかトップカテゴリーでは芽が出ず。オランダのFCエメン、ドイツ3部のヤーン・レーゲンスブルクへの武者修行を経て2022年夏に当時2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のハイデンハイムに完全移籍した。 すると、加入1年目で主力としてブンデスリーガ昇格に貢献すると、1部デビューを果たした今シーズンは31試合8ゴール13アシストと圧巻の活躍。下馬評では残留争いが見込まれたチームの8位躍進の立役者となった。この活躍によって今年3月にはドイツ代表に初招集されていた。 キャリア初期のサイドバックからサイドハーフを経て、現在は左ウイングを主戦場としており、順足のウイングとして鋭い縦への仕掛けや高精度の左足のキックを武器にチャンスメーク、フィニッシャーとして存在感を示している。 なお、イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、ローマはベステに確かな興味を示しており、今夏のサプライズ補強となる可能性があると報じている。 移籍金に関しては約1000万ユーロ(約16億8000万円)程度が見込まれており、ローマにとって十分に支払える金額だとしている。 2024.06.11 20:37 Tue

イタリア復帰熱望のザニオーロ、ユベントスも獲得を真剣に検討か

ガラタサライに所属するイタリア代表MFニコロ・ザニオーロ(24)に対して、ユベントスが関心を示しているようだ。 昨夏、ガラタサライから買い取りオプション付きのレンタル移籍でアストン・ビラに加入したザニオーロ。即戦力として大きな期待が寄せられていたが、ウナイ・エメリ監督の下で躍進を遂げたチームで思うような出場機会を確保できず、公式戦39試合出場で2ゴールの成績を残すも、プレミアリーグでの先発は9試合にとどまった。 ビラは買い取りオプションを行使せず、今夏に2027年夏まで契約を残すガラタサライへ戻ることが決定したザニオーロ。ただし、今夏の移籍は濃厚とされており、ビジャレアルやアタランタ、フィオレンティーナが関心を示していた。 そんな中で、イタリア『カルチョメルカート』によると、ユベントスもザニオーロの獲得を検討している模様。スポーツ・ディレクター(SD)のクリスティアーノ・ジュントーリ氏は同選手を評価しており、具体的なオファーに発展する可能性もあるようだ。 ザニオーロもまた、イタリア復帰を熱望。ユベントスはまずアタランタのオランダ代表MFトゥン・コープマイネルス(26)、ボローニャのイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリ(22)の契約を優先する予定ではあるが、その後にザニオーロの交渉が開始されるかが注目される。 2024.06.11 16:10 Tue

ドウグラス・ルイス獲得へ向かうユベントス、マッケニーにイリング・ジュニアもアストン・ビラ行きか

ユベントスがブラジル代表MFドウグラス・ルイス(26)の獲得に向け、アストン・ビラとの交渉を進めているようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が報じた。 監督就任発表が間近とみられるチアゴ・モッタ氏との来シーズンに向け、中盤の補強に動くユベントス。ドウグラス・ルイスの獲得を目指しており、アメリカ代表MFウェストン・マッケニー(25)が取引に含まれると報じられていた。 両クラブは移籍成立に向け、頻繁に連絡を取り合っているようで、交渉は順調に進んでいるとのこと。ビラは現在、マッケニーに加え、U-21イングランド代表MFサミュエル・イリング・ジュニア(20)も要求しているという。 また、この2選手に加え、約2000万ユーロ(約33億9000万円)の金銭も望んでいる模様。ユベントスはこの額の引き下げに取り組んでいるようだ。 ドウグラス・ルイスはプレミアリーグで4位フィニッシュし、チャンピオンズリーグ(CL)出場も決めたアストン・ビラの主力。しかし、前年度に多額の損失を計上しているクラブは、プレミアリーグの利益と持続可能性に関する規則(PSR)に抵触する恐れがあり、このブラジル人MFが売却候補の1人に挙がっていた。 一方、マッケニーはユベントスにレンタルバックして今シーズンに臨み、マッシミリアーノ・アッレグリ元監督に重宝されたものの、現行契約が残り1年。クラブは契約更新へ向かったものの、給与面で折り合いがつかず、延長交渉はストップしたとみられている。 また、途中出場をメインとしながら公式戦27試合に出場したイリング・ジュニアも、契約期間が残り1年を切ろうとしている状況。売却やむなしと考えられ、1月にも補強資金に繋げるための移籍の可能性があった。 2024.06.11 15:10 Tue

キエーザ獲得目指すローマが代理人と接触予定も…選手側はユーロ終了後まで態度保留か

ローマがユベントスのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(26)の獲得を熱望しているようだ。 2020年夏にフィオレンティーナから加入して以来、大ケガに見舞われながらもチームの主力として活躍してきたキエーザ。今シーズンも公式戦37試合10ゴール3アシストを記録した一方で、クラブとの契約は残り1年を切ろうとしている。 しかし、ユベントスとキエーザの契約交渉は金銭面で折り合いがつかず停滞中。加えて、チームへの就任が確実視されるチアゴ・モッタ監督はキエーザを構想に含めていないとも報じられており、今夏売却の可能性が高まっている。 そんな中で、イタリア『スカイ・スポーツ』によると、獲得を熱望するローマがキエーザの代理人と会談する予定とのこと。ただし、選手側はすぐさま去就について決断を下すつもりはないようだ。 キエーザは今月から開催されるユーロ2024にて、自身の価値を高めたい模様。これにより、モッタ監督からの評価に変化が生じることを期待しているほか、より多くのクラブから関心を集めたい考えだという。 ローマとしては、それでも粘り強くキエーザ獲得の可能性を探る意向であり、今後の動きが注目されている。 2024.06.11 12:40 Tue

ユナイテッドが新契約打診も…アカデミー出身フォーソンがモンツァにフリー加入へ

マンチェスター・ユナイテッドのU-20イングランド代表FWオマリ・フォーソン(19)がイタリアに渡るようだ。 ユナイテッドアカデミー産のウインガーは今年1月のFAカップでシニアデビューしてから、2月のプレミアリーグでも初出場。その試合で決勝アシストをマークしたりと爪痕も残し、最終的にトータルで7試合に出場した。 ウィリー・カンブワラとともに今後が楽しみな才能の1人だが、今季が契約最終年。ユナイテッドからは先日に新契約を打診した旨が明らかにされ、動向が注目されたが、フリーでの新天地行きを決断した模様だ。 移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍先はモンツァで、2028年夏までの契約に合意。来季からセリエA挑戦を果たすという。 なお、アドリアーノ・ガッリアーニ氏が最高経営責任者(CEO)を務めるモンツァは今季のセリエAを12位でフィニッシュ。初昇格から2年連続の残留に成功している。 2024.06.11 10:15 Tue

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