オサスナ主砲ブディミルに悲劇…痛恨PK失敗のバレンシア戦で肋骨を骨折…

2024.04.17 08:00 Wed
バレンシア戦でPK失敗のブディミル
Getty Images
バレンシア戦でPK失敗のブディミル
オサスナのクロアチア代表FWアンテ・ブディミルが肋骨を骨折したことが判明した。

ブディミルは15日に行われたラ・リーガ第31節のバレンシア戦にフル出場。だが、試合終了間際に自ら得たPKの場面では助走の場面で相手GKと駆け引きを試みたが、肝心のシュートの際に自らバランスを崩すと、当たり損ねの弱いシュートをGKにキャッチされる痛恨のミス。これにより、チームはホームで0-1の敗戦を喫した。
同試合後、ハゴバ・アラサテ監督は「彼は私に3度謝罪してきたが、許しを求める必要はない」と、擁護する発言をしていたが、試合後の同選手は明らかに大きなショックを受けていた。

さらに、クラブの発表によると、ブディミルは同試合で胸部3カ所に肋骨骨折を伴う胸部外傷を負っていることが判明。そして、経過観察と鎮痛治療のためにナバーラ大学病院に入院することになったという。

現時点で離脱期間は不明だが、今季ここまでのラ・リーガで16ゴールを挙げていた32歳は、17ゴールで得点ランキングトップのジローナFWアルテム・ドフビクに次ぐ2位タイに位置しており、このケガによってピチーチのチャンスを逃すことになりそうだ。

アンテ・ブディミルの関連記事

ヴァトレニの英雄は有終の美飾れるか/ルカ・モドリッチ(クロアチア代表)【ユーロ2024】

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■クロアチア代表</span> 出場回数:6大会連続8回目 最高成績:ベスト8(1996、2008) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:グループD・2位 監督:ズラトコ・ダリッチ <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> MFルカ・モドリッチ(レアル・マドリー) 1985年9月9日(38歳) 今大会を最後に代表引退が見込まれるヴァトレニの英雄。マンチェスター・シティ加入1年目で存在感を示したヨシュコ・グヴァルディオル、レバークーゼンのブンデスリーガ無敗優勝に貢献したヨシプ・スタニシッチら若手の台頭もあるが、今大会でもクロアチアの主軸を担うのはモドリッチ、イバン・ペリシッチ、ドマゴイ・ヴィダら重鎮3人を中心とする、“オーバー30”のベテラン選手たちだ。 その中でも38歳という年齢を鑑みれば、今度こそ代表引退の可能性が濃厚となるマエストロの一挙手一投足に大きな注目が集まる。歴代最多175キャップを刻む代表チームでは依然として絶対的な主力に君臨し続けるモドリッチだが、所属クラブのレアル・マドリーでは世代交代の波にあらがえず、今季の公式戦46試合出場の大半は途中出場となった。現状ではエル・ブランコとの1年契約にサインする見込みだが、キャリア終焉が近づいていることは間違いない。 個人として通算5度目の出場となるユーロだが、準優勝や3位入賞を果たしたワールドカップやネーションズリーグに比べて苦手としており、ベスト8が最高成績。今大会もグループステージ最激戦区のひとつであるイタリア、スペインとタフな相手との対戦となるが、大舞台でこそ輝くヴァトレニの司令塔の傑出したゲームメーク能力、勝負強さに期待したい。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月15日(土) 《25:00》 【B】スペイン代表 vs クロアチア代表 ▽6月19日(水) 《22:00》 【B】クロアチア代表 vs アルバニア代表 ▽6月24日(月) 《25:00》 【B】クロアチア代表 vs イタリア代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.ドミニク・リヴァコビッチ(フェネルバフチェ/トルコ) 12.ネディリコ・ラブロビッチ(リエカ) 23.イビツァ・イヴシッチ(パフォス/キプロス) DF 2.ヨシプ・スタニシッチ(レバークーゼン/ドイツ) 3.マリン・ポングラチッチ(レッチェ/イタリア) 4.ヨシュコ・グヴァルディオル(マンチェスター・シティ/イングランド) 5.マルティン・エルリッチ(サッスオーロ/イタリア) 6.ヨシプ・シュタロ(アヤックス/オランダ) 19.ボルナ・ソサ(アヤックス/オランダ) 21.ドマゴイ・ヴィダ(AEKアテネ/ギリシャ) 22.ヨシプ・ユラノビッチ(ウニオン・ベルリン/ドイツ) MF 7.ロヴロ・マイェル(ヴォルフスブルク/ドイツ) 8.マテオ・コバチッチ(マンチェスター・シティ/イングランド) 10.ルカ・モドリッチ(レアル・マドリー/スペイン) 11.マルセロ・ブロゾビッチ(アル・ナスル/サウジアラビア) 13.ニコラ・ヴラシッチ(トリノ/イタリア) 15.マリオ・パシャリッチ(アタランタ/イタリア) 18.ルカ・イバンシッツ(フェイエノールト/オランダ) 25.ルカ・スチッチ(レッドブル・ザルツブルク/オーストリア) 26.マルティン・バトゥリナ(ディナモ・ザグレブ) FW 9.アンドレイ・クラマリッチ(ホッフェンハイム/ドイツ) 14.イバン・ペリシッチ(ハイドゥク・スプリト) 16.アンテ・ブディミル(オサスナ/スペイン) 17.ブルーノ・ペトコビッチ(ディナモ・ザグレブ) 20.マルコ・ピアツァ(リエカ) 24.マルコ・パシャリッチ(リエカ) <span class="paragraph-title">【動画】エレガントの塊、クロアチアを導くNo.10モドリッチ</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="CQp2lPusQt8";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.15 19:30 Sat

クロアチア代表は暫定メンバーから変更なし! ドイツ行きの26名&背番号が決定【ユーロ2024】

クロアチアサッカー連盟(HNS)は20日、ユーロ2024に臨む最終メンバーを発表した。 6大会連続の本大会行きとなるクロアチア。先月20日の段階で暫定の26名にプラスして予備の9名を公表済みのなか、確定の最終メンバーとともに、背番号を発表した。 事前発表の26名と同じ顔ぶれでのドイツ行きを決めたズラトコ・ダリッチ監督は「まずはグループ突破が目標で、それからさらに高みを目指していく」と述べた。 ユーロに限ればベスト8が過去最高位のクロアチアは今大会のグループBに入り、イタリア代表、スペイン代表、アルバニア代表と同居。15日のスペイン戦が初戦となる。 ◆メンバー一覧 GK 1.ドミニク・リヴァコビッチ(フェネルバフチェ/トルコ) 12.ネディリコ・ラブロビッチ(リエカ) 23.イビツァ・イヴシッチ(パフォス/キプロス) DF 2.ヨシプ・スタニシッチ(レバークーゼン/ドイツ) 3.マリン・ポングラチッチ(レッチェ/イタリア) 4.ヨシュコ・グヴァルディオル(マンチェスター・シティ/イングランド) 5.マルティン・エルリッチ(サッスオーロ/イタリア) 6.ヨシプ・シュタロ(アヤックス/オランダ) 19.ボルナ・ソサ(アヤックス/オランダ) 21.ドマゴイ・ヴィダ(AEKアテネ/ギリシャ) 22.ヨシプ・ユラノビッチ(ウニオン・ベルリン/ドイツ) MF 7.ロヴロ・マイェル(ヴォルフスブルク/ドイツ) 8.マテオ・コバチッチ(マンチェスター・シティ/イングランド) 10.ルカ・モドリッチ(レアル・マドリー/スペイン) 11.マルセロ・ブロゾビッチ(アル・ナスル/サウジアラビア) 13.ニコラ・ヴラシッチ(トリノ/イタリア) 15.マリオ・パシャリッチ(アタランタ/イタリア) 18.ルカ・イバンシッツ(フェイエノールト/オランダ) 25.ルカ・スチッチ(レッドブル・ザルツブルク/オーストリア) 26.マルティン・バトゥリナ(ディナモ・ザグレブ) FW 9.アンドレイ・クラマリッチ(ホッフェンハイム/ドイツ) 14.イバン・ペリシッチ(ハイドゥク・スプリト) 16.アンテ・ブディミル(オサスナ/スペイン) 17.ブルーノ・ペトコビッチ(ディナモ・ザグレブ) 20.マルコ・ピアツァ(リエカ) 24.マルコ・パシャリッチ(リエカ) 2024.06.08 10:10 Sat

クロアチア代表の暫定メンバーが発表! 最後のユーロを戦うモドリッチら26名に予備メンバー9名【ユーロ2024】

クロアチアサッカー連盟(HNS)は20日、ユーロ2024に臨むクロアチア代表暫定メンバーを発表した。 今大会のユーロは26名の選手が登録可能。ズラトコ・ダリッチ監督は、26名に加え、予備メンバー9名の35名を招集した。 招集メンバーには、MFルカ・モドリッチ(レアル・マドリー)やMFマテオ・コバチッチ(マンチェスター・シティ)、DFヨシュコ・グヴァルディオル(マンチェスター・シティ)、MFマルセロ・ブロゾビッチ(アル・ナスル)、GKドミニク・リヴァコビッチ(フェネルバフチェ)などを招集した。 クロアチアはグループBに入っており、スペイン代表、イタリア代表、アルバニア代表と強豪が揃うグループを戦うこととなる。 今回発表されたクロアチ代表メンバー26名と予備メンバー9名は以下の通り。 ◆クロアチア代表メンバー26名 GK イビツァ・イブシッチ(パフォス/キプロス) ドミニク・リヴァコビッチ(フェネルバフチェ/トルコ) ネディリコ・ラブロビッチ(リエカ) DF ドマゴイ・ヴィダ(AEKアテネ/ギリシャ) ヨシプ・シュタロ(アヤックス/オランダ) ボルナ・ソサ(アヤックス/オランダ) マリン・ポングラチッチ(レッチェ/イタリア) マルティン・エルリッチ(サッスオーロ/イタリア) ヨシプ・ユラノビッチ(ウニオン・ベルリン/ドイツ) ヨシプ・スタニシッチ(レバークーゼン/ドイツ) ヨシュコ・グヴァルディオル(マンチェスター・シティ/イングランド) MF マルティン・バトゥリナ(ディナモ・ザグレブ) マルセロ・ブロゾビッチ(アル・ナスル/サウジアラビア) ルカ・スチッチ(ザルツブルク/オーストリア) ルカ・イバンシッツ(フェイエノールト/オランダ) ロヴロ・マイェル(ヴォルフスブルク/ドイツ) マリオ・パシャリッチ(アタランタ/イタリア) ニコラ・ヴラシッチ(トリノ/イタリア) マテオ・コバチッチ(マンチェスター・シティ/イングランド) ルカ・モドリッチ(レアル・マドリー/スペイン) FW アンドレイ・クラマリッチ(ホッフェンハイム/ドイツ) アンテ・ブディミル(オサスナ/スペイン) イバン・ペリシッチ(ハイドゥク・スプリト) ブルーノ・ペトコビッチ(ディナモ・ザグレブ) マルコ・ピアツァ(リエカ) マルコ・パシャリッチ(リエカ) ◆予備メンバー9名 GK ドミニク・コタルスキ(PAOKテッサロニキ/ギリシャ) DF ニコ・シグル(ハイドゥク・スプリト) ドゥイエ・チャレタ=ツァル(リヨン/フランス) ボルナ・バリシッチ(レンジャーズ/スコットランド) MF トニ・フルク(リエカ) ペタル・スチッチ(ディナモ・ザグレブ) クリスティヤン・ヤキッチ(アウグスブルク/ドイツ) FW イゴール・マタノビッチ(カールスルーエ/ドイツ) マリン・リュビチッチ(LASKリンツ/オーストリア) 2024.05.20 23:40 Mon

オサスナがクロアチア代表FWブディミルと契約延長、2027年夏まで滞在

オサスナは9日、クロアチア代表FWアンテ・ブディミル(32)との契約延長を発表した。 新契約は2027年6月30日までとなり、2シーズン延長されることに。契約解除金は2000万ユーロ(約31億4000万円)と変わらずに設定されている。 ブディミルは、NKラドニク・ヴェリカ・ゴリツァでプロキャリアをスタート。これまでLASKリンツやNKロコモティヴァ、ザンクト・パウリ、クロトーネ、サンプドリア、マジョルカなどでプレー。2020年10月にマジョルカからレンタル移籍で加わると、2021年7月には完全移籍に切り替わっていた。 オサスナではレンタル期間も含めて4シーズン目のプレーに。これまで公式戦110試合で32ゴールを記録。今シーズンもラ・リーガで9試合2ゴール、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ予選で1ゴールを記録していた。 クロアチア代表としても17試合に出場し1ゴールを記録。ユーロ2020やカタール・ワールドカップにも出場していた。 2023.10.10 09:54 Tue

PK3本セーブ、日本代表の前に立ちはだかったクロアチアGKにチームメイトから称賛の嵐…モドリッチ「最後の試合になるとは考えなかった」

日本代表を苦しめたクロアチア代表GKドミニク・リヴァコビッチに対し、チームメイトが称賛の声を並べている。 5日、カタール・ワールドカップ(W杯)ラウンド16で日本とクロアチアが対戦した。 史上初のベスト8を目指す日本と、前回大会準優勝で悲願の優勝を目指すクロアチアの一戦となった。 試合は日本が前半アディショナルタイムに前田大然のゴールで先制。一方のクロアチアは後半早々にイバン・ペリシッチが決めて同点とする。 その後は互いにゴールに迫るシーンがある中、延長戦でもゴールが生まれずにPK戦で決着をつけることとなった。 そのPK戦で大活躍したのがリヴァコビッチ。日本の1人目である南野拓実のシュートをセーブすると、2人目の三笘薫のシュートもセーブ。3人目の浅野拓磨には決められたが、4人目の吉田麻也のシュートもセーブし、3本のPKストップでチームをベスト8に導いた。 W杯のPK戦で最初の2人をセーブしたのは史上初とのこと。プレーヤー・オブ・ザ・マッチにも選ばれたリヴァコチッビは、試合中も好セーブでピンチを凌ぐことに。チームを勝利に導いた守護神には、チームメイトからも称賛の声が相次いだ。 チームのキャプテンを務めるMFルカ・モドリッチは「多くのチームがPK戦でW杯を制しており、試合の一部でもある。今夜はリヴァコビッチが印象的なセーブを3本も記録した」とコメントした。 すでにベンチに下がっていたモドリッチだが、「PK戦になった時、リヴァコビッチが守ってくれるとみんなに言った。これがクロアチア代表で最後の試合になるとは考えてもいなかった」とコメント。守護神の活躍を信じていたと明かした。 また、この試合でゴールを決めていたペリシッチは「素晴らしいGKがいれば、全てが簡単になる。彼を本当に誇りに思う」とコメント。「彼は勤勉な男だ。だからこの結果に値するし、継続できることを願う」と、この先の活躍にも期待を寄せた。 FWアンテ・ブディミルは「ドミニクは信じられない活躍だ。彼のセーブのおかげで、僕たちは正常な精神状態になり、自分たちのPKに対してより冷静になることができた」とコメント。MFニコラ・ヴラシッチは、「彼は素晴らしかった。あの3つのセーブは、僕たちを大いに助けてくれた」と称賛。「GKが3度PKをセーブした時は僕たちは勝たなければいけない」と、活躍に応える必要があったとした。 チームメイトからの絶対的な信頼を得ているリヴァコビッチ。クロアチアはどこまで勝ち上がるだろうか。 2022.12.06 22:40 Tue

オサスナの関連記事

マジョルカ新監督にアラサテ氏…直近6年はオサスナを率いてリーガ定着に導く

マジョルカは10日、ハゴバ・アラサテ氏(46)の監督就任を発表した。契約は2027年夏までの3年となる。 マジョルカでは2022年3月から指揮し、かつての日本代表指揮官でもあるハビエル・アギーレ監督(65)が今季限りで退任。後任として浮かぶのがオサスナを6シーズンにわたって率いるなかで、ラ・リーガ定着に導き、今季限りで退任のアラサテ氏だった。 オサスナで指導者としての評判を高めるなか、マジョルカ行きのアラサテ氏は「マジョルカは新興クラブだと思う。ここ数年がそれを示す」とし、「すでに強くなり、良い集団に仕上がるチームをより高いレベルに引き上げたい」などと述べている。 そんなアラサテ氏はオサスナを率いるまでレアル・ソシエダや、ヌマンシアなどの監督も歴任。オサスナでは2018年夏から指揮を執った。 2024.06.11 11:45 Tue

マドリー加入1年目のベリンガムがラ・リーガMVPに輝く!

レアル・マドリーのイングランド代表MFジュード・ベリンガム(20)が2023-24シーズンのラ・リーガ最優秀選手に選出された。 カルロ・アンチェロッティ第二次政権3年目となったマドリーは、第6節のアトレティコ・マドリー戦で初黒星を喫したが、以降は優勝を争うジローナ、バルセロナにいずれもシーズンダブルを達成するなど、24勝8分けの32戦無敗を継続。ライバルが勝ち点を取りこぼす中で独走態勢を築き、4節を残して2年ぶり36度目のラ・リーガ優勝を決めた。 昨夏にドルトムントからマドリーへ加入したベリンガムは、驚異的な得点力と勝負強さで開幕4試合で5ゴールと得点を量産すると、すぐさま主軸に定着。[4-3-1-2]のダイヤモンド頂点を主戦場に、センターフォワード顔負けの決定力を見せつけ、ラ・リーガ28試合でチーム最多の19ゴール6アシストを記録した。 また、最優秀監督賞には今季誰もが予想し得なかった優勝争いを演じ、ジローナ史上最高の3位でシーズンを終えたミチェル監督(48)を選出。そのほか、最優秀若手選手賞にバルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマル(16)、最優秀ゴール賞にはオサスナのDFヘスス・アレソが選出された。 2024.05.29 06:30 Wed

オサスナがビセンテ・モレノ氏を新監督に招へい…今季はアルメリアを指揮も開幕7戦未勝利で解任

オサスナは27日、新指揮官にビセンテ・モレノ氏(49)を招へいすることを発表した。 今シーズンのオサスナはラ・リーガを11位でフィニッシュ。2018年7月から指揮を執るハゴバ・アラサテ監督(46)が契約満了で退任することが決定していた。 新任のモレノ氏は、シェレスやヒムナスティック・タラゴナ、マジョルカ、エスパニョール、アル・シャバブなどで指揮を執っていた。 今シーズンはアルメリアの監督に就任したが、開幕7試合で2分け5敗で未勝利。そのまま解任されると、チームは第29節まで未勝利が続く大不振に陥り、19位で2部に降格していた。 2024.05.27 21:20 Mon

オサスナ、主力WGルベン・ガルシアと2026年まで契約延長

オサスナは23日、スペイン人FWルベン・ガルシア(30)と2026年6月まで契約延長したことを発表した。今季で切れる契約を2年更新した格好だ。 左右のウインガーを主戦場とするルベン・ガルシアは、2019年夏にレバンテより加入。オサスナでは公式戦218試合25ゴール27アシストを記録している。今季も主力としてプレーし、ラ・リーガ30試合出場3ゴール1アシストを記録した。 チームは最終節を前に11位と余裕を持った残留を果たし、最終節ビジャレアル戦でトップハーフ入りを目指している。 2024.05.24 07:30 Fri

下位相手に苦戦もアスレティックが劇的弾でドローに持ち込む【ラ・リーガ】

アスレティック・ビルバオは11日、ラ・リーガ第35節でオサスナと対戦し2-2の引き分けに終わった。 前節のヘタフェ戦でリーグ戦5試合ぶりの白星を飾った5位アスレティック(勝ち点61)は、その試合からスタメンを4人変更。最前線にイニャキ・ウィリアムズ、2列目にベレンゲル、ムニアイン、ニコ・ウィリアムズを並べた[4-2-3-1]で試合に臨んだ。 試合前、今季限りで現役引退を表明しているFWラウール・ガルシアの引退セレモニーが行われた一戦。残留争い中の15位セルタ(勝ち点34)に対し、アスレティックは開始早々の6分に最初のチャンスを創出する。 ユーリのロングパスでDFの裏に抜け出したイニャキ・ウィリアムズがボックス左から侵入し、ゴール右隅にシュートを流し込んだが、これはオフサイドの判定でゴールは認められず。 その後はボールの主導権を握るアスレティックが攻勢を続けるが、要所で集中した守りを見せるオサスナ守備陣を攻略できず、なかなか決定機まで至らない状況が続く。 それでもアスレティックは38分、ニコ・ウィリアムズのパスでボックス左深くまで侵入したベレンゲルがライン際でボールを残すと、折り返しをゴール前に走り込んだムニアインが流し込んだが、VARの末にニコ・ウィリアムズのパスに反応したベレンゲルのオフサイドを取られ、ゴールは取り消された。 ゴールレスで再開された中、直後にアスレティックは失点を許す。40分、ボックス右手前で受けたルベン・ガルシアがミドルシュートを放つと、相手選手のブロックで浮いたボールをボックス内のベスガがボックス左へ展開。これをモヒカがダイレクトで折り返すと、最後はゴール前のラウール・ガルシアがゴールに流し込んだ。 1点ビハインドで前半を終えたアスレティックは、ハーフタイムにベレンゲルを下げてビジャリブレを投入。しかし、再びスコアを動かしたのはオサスナだった。 47分、ヘスス・アレソのロングフィードに反応したルベン・ガルシアが中盤から一気にドリブルで中央を持ち上がると、そのままボックス内まで切り込みシュートをゴールに突き刺した。 2点を追う展開となったアスレティックは、58分に1点を返す。相手ボックス付近でモヒカのパスをエレーラがブロックすると、このこぼれ球に反応したイニャキ・ウィリアムズがボックス右から強烈なシュートをゴール左隅に突き刺した。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、アスレティックは83分にバイタルエリア左でボールを受けたユーリの浮かせたパスからゴール前に抜け出したデ・マルコスが決定機を迎えたが、ハーフボレーで合わせたシュートは枠の上に外れた。 このままタイムアップかと思われたが、ドラマは試合終了間際に生まれる。96分、右サイド深くまで切り込んだデ・マルコスのクロスをGKセルヒオ・エレーラがファンブル。こぼれ球をビジャリブレが左足で流し込んだ。 結局、試合はそのまま2-2でタイムアップ。ビジャリブレの劇的弾で追いついたアスレティックがホームでなんとか勝ち点1を挙げた。 2024.05.12 06:10 Sun

ラ・リーガの関連記事

ホームで先勝のオビエドが23年ぶり1部昇格へ王手! エスパニョールホームの第2戦は23日に【ラ・リーガ昇格PO】

ラ・リーガ昇格プレーオフ決勝1stレグのレアル・オビエドvsエスパニョールがエスタディオ・カルロス・タルティエレで行われ、ホームのオビエドが1-0で先勝した。 2000-01シーズン以来のプリメーラ昇格を目指すオビエドは、今季のセグンダ・ディビシオンを6位フィニッシュ。昇格プレーオフ準決勝では3位のエイバルを2戦合計2-0で撃破し、決勝の舞台に到達。 一方、1年でのプリメーラ復帰を目指すエスパニョールは4位でレギュラーシーズンを終えると、昇格プレーオフ準決勝では5位のスポルティング・ヒホンを2戦合計1-0で退けた。 プリメーラ昇格を懸けた運命の初戦。開始2分にエスパニョールのカレーラス、15分にオビエドのアレモンとボックス内で決定的なシュートを放っていくが、以降は中盤でのバトルがメインとなる堅い展開に。 互いに後方から丁寧に動かしながら前進を試みていくが、リスクを冒し切れない攻撃は相手守備に簡単に撥ね返される場面が多く、序盤以降は決定機はおろか、なかなかフィニッシュまで持ち込めないクローズな状況のままハーフタイムを迎えた。 後半も試合に大きな変化は起こらず。これを受け、両ベンチは60分過ぎに動きを見せる。 すると、この交代をキッカケに流れを引き寄せたホームチームは66分、カウンターからマスカの鋭い左足のミドルシュートでGKジョアン・ガルシアにファインセーブを強いると、この数分後に意外な形から先制ゴールが生まれる。 72分、相手陣内左サイドで得たFKの場面でキッカーのセオアネが意表を突いてゴールへ向かう無回転気味のキックを選択すると、パンチングではなくキャッチを試みたGKジョアン・ガルシアがバックステップでゴールラインを割ることを危惧したか、ボールを急遽リリース。ゴール前の混戦を制したアレモンが冷静に右足シュートを左隅へ蹴り込んだ。 この先制ゴールで勢いづくオビエドは畳みかける攻めで80分にもゴールネットを揺らす。カウンターから中央のコロンバットを起点にボックス左に走り込んだドゥバシンが正確なクロスを供給。これをマスカが側頭部で巧みに合わせたヘディングシュートを突き刺す。だが、追加点かに思われたこのゴールはVARの結果、マスカのオフサイドで取り消しとなった。 その後も攻勢を仕掛けたオビエドは追加点こそ奪えなかったものの、危なげないゲームクローズでエスパニョールに決定機を許さず。ホームでの初戦をウノセロで勝利し、23年ぶりのプリメーラ昇格に王手をかけた。 なお、エスパニョールのホームで行われる2ndレグは23日に開催される。 レアル・オビエド 1-0 エスパニョール 【オビエド】 アレモン(後27) 2024.06.17 03:36 Mon

レンタル先で活躍の20歳FWオモロディオン、関心多数もアトレティコ残留へ

U-21スペイン代表FWサム・オモロディオン(20)はアトレティコ・マドリー残留へと向かっているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。 昨夏グラナダからアトレティコへ移籍した大型ストライカーのオモロディオン。加入1年目の今シーズンはアラベスへレンタル移籍し、ラ・リーガ初挑戦ながら公式戦36試合で9ゴール1アシストの結果を残した。 そんなオモロディオンはプレミアリーグへの移籍の噂もあったが、つい先日、考えに「大きな相違があった」という理由で代理人を変更。本人はアトレティコでの成功のみを望んでいるという。 また、アトレティコにはここ数週間でイングランドやイタリア方面から多数の問い合わせがあったというが、クラブは近い将来のチームの柱の1人として期待しており、売却する意向もないとのこと。9000万ユーロ(約151億9000万円)の契約解除金も設定されているようだ。 しかし、アトレティコに残って来シーズンを戦うか、再びレンタル移籍するかどうかはプレシーズンのパフォーマンス次第。オモロディオンは7月から8月にかけて開催のパリ・オリンピックに参加する見込みのため、ディエゴ・シメオネ監督に見極める時間があまりないことが懸念材料となる。 オモロディオンの現行契約は2028年6月まで。ここからさらに経験を積み、アトレティコの得点源となる日がいずれやってくるのだろうか。 2024.06.16 22:09 Sun

今季ヘタフェでプレーのグリーンウッドはスペイン残留希望か…バレンシアがユナイテッドにオファー

マンチェスター・ユナイテッド保有の元イングランド代表FWメイソン・グリーンウッド(22)は来シーズンもスペインでのプレーを望んでいるようだ。イギリス『ミラー』が報じた。 強姦未遂などの容疑による活動停止、訴訟の取り下げを経て、今シーズンはヘタフェへのレンタル移籍で再起を図ったグリーンウッド。レギュラーとして活躍し、公式戦36試合で10ゴール6アシストの結果を残した。 今夏の去就が注目されるなか、ユベントスなどが獲得に関心。移籍金はボーナスも含めて最大4000万ポンド(約80億2000万円)程度と考えられている。 一方、スペインのクラブが獲得に動き出しているようで、バレンシアが2500万ポンド(約50億1000万円)のオファーをユナイテッドに提示。これを受け、グリーンウッドはスペインへの完全移籍を優先しているという。 スペインではバルセロナとアトレティコ・マドリーも関心を示しており、イタリアではラツィオとナポリもグリーウンドに注目。ナポリはすでにユナイテッドと交渉を行ったとみられている。 ユナイテッドとは2025年6月までの契約を結んでいるが、すでに1年の契約延長オプションが行使され、2026年6月まで契約期間が伸びたという見方も。ヘタフェも引き続きのレンタル、もしくは完全移籍を望んでいるが、来シーズンはどのクラブでプレーすることになるのだろうか。 2024.06.16 15:20 Sun

バルサ行き浮上のフリンポン、「単なる噂」と一蹴

レバークーゼンのオランダ代表DFジェレミー・フリンポン(23)が去就に関する噂に反応した。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。 2021年1月にセルティックからレバークーゼンへ移籍し、今シーズンはチームのブンデスリーガ無敗優勝などに大きく貢献したフリンポン。攻撃的な右ウイングバックとして公式戦47試合で14ゴール12アシストの成績を残した。 レバークーゼンとの契約は2028年6月まで残すが、今夏のステップアップが噂に。クラブは残留を望む一方、有効期限は不明瞭なものの、4000万ユーロ(約67億5000万円)の契約解除条項が存在するともいわれている。 プレミアリーグをはじめ、数々のビッグクラブからの関心が取り沙汰されるなか、バルセロナが獲得に動いているとの報道も。しかし、フリンポンはこの話題を自らの言葉で一蹴した。 「バルサからの関心? それらは単なる噂だ…噂(の記事)なんて読まない!」 「噂は噂でしかないし、誰でも何とでも言える」 オランダ代表の一員としてユーロ2024の初戦を間近に控えるフリンポンは、6日に行われたカナダ代表との国際親善試合でウイングとしてプレーし、1ゴール1アシストを記録。ユーロ本番でも活躍が期待される。 2024.06.15 13:52 Sat

CL控えるジローナ、チェコ代表CBクレイチを獲得

ジローナは14日、スパルタ・プラハのチェコ代表DFラディスラフ・クレイチ(25)の獲得を発表した。契約期間は2029年6月までの5年間。移籍金はスペイン『アス』によると1200万ユーロ(約20億2000万円)でジローナ史上最高額になるという。 チェコ代表として10キャップを刻む左利きセンターバックのクレイチは2019年夏からスパルタ・プラハでプレー。これまで公式戦148試合に出場し44ゴール12アシストを記録している。 2022-23シーズンより主将を務め、今季は公式戦39試合出場で11得点7アシストとFW顔負けの貢献を披露し、チームをチェコ1部優勝に導いていた。 ジローナでは新シーズン、クラブ史上初のチャンピオンズリーグに臨むにあたって戦力の拡充が最優先となっている。 2024.06.15 07:30 Sat

記事をさがす


NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly