36歳マスチェラーノが現役引退を表明 「キャリアを終えるときが来た」

2020.11.16 09:35 Mon
Getty Images
エストゥディアンテスの元アルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノ(36)が現役引退を表明した。クラブが発表している。マスチェラーノはリーベル・プレートでプロデビュー後、コリンチャンスを経て、2006年夏のウェストハム移籍を機に欧州進出。リバプールで元イングランド代表MFのスティーブン・ジェラード氏らとともに中盤の軸を担い、2010年夏からバルセロナに活躍の場を移した。
◆マスチェラーノ、バルサでの栄光の瞬間

そのバルセロナで本職のボランチとしてでなく、センターバックとして地位を築き、4度のラ・リーガ制覇や2度のチャンピオンズリーグ(CL)優勝に貢献するなどして、2018年1月に河北華夏入り。2019年12月からエストゥディアンテスに加わり、母国復帰を果たした。

また、アルゼンチン代表としても通算147キャップを記録。2006年のドイツから4大会連続でワールドカップ(W杯)メンバーに選ばれ、全7試合にフル出場した2014年のブラジル大会で準優勝に貢献した。

マスチェラーノは15日に行われたスーペルリーガ・アルヘンティーナ第3節のアルヘンティノス・ジュニアーズ戦後、現役引退の意向を明らかにした。
「僕は100%の力で自分のキャリアを生き抜いてきた。アルゼンチンに戻る決断を信じてくれたエストゥディアンテスやチームメイト、そしてこの仕事への信頼を失いたくなかったんだ。僕のキャリアを終えるときが来たのさ。ここ数カ月の出来事をずっと考え続けきたが、最も正しいのは今、キャリアを終えることだった」

「クラブの状況や結果とは関係なく、ここ数年に感じていたのはサッカー選手であるという幻想が薄れ始めているということだ。パンデミックが終われば元に戻るだろうと思っていたが、そう感じられなかった。すべての人に敬意を払って、身を引き、このキャリアを終わらせるときが来た。このタイミングを逃したくなかったんだ」

ハビエル・マスチェラーノの関連記事

36歳メッシ、16年前に金メダルを獲得したマスチェラーノとのパリ五輪での共闘はなし「全てに出場できる年齢ではない」

インテル・マイアミのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、パリ・オリンピック出場について言及した。 今シーズンはメジャーリーグ・サッカー(MLS)で12試合12ゴール9アシストと驚異的な数字を残しているメッシ。現在はコパ・アメリカに参加するためチームを離れ、アルゼンチン代表として連覇を目指す戦いに挑む。 一方で、7月からはパリ・オリンピックが開幕。アルゼンチンも出場し、2008年の北京オリンピック以来の金メダルを目指して戦うことになる。 指揮を執るのはバルセロナやアルゼンチン代表でチームメイトだったハビエル・マスチェラーノ監督。よく知る間柄だけに、メッシのパリ・オリンピック出場にも期待がかかったが、アルゼンチン『ESPN』でのインタビューで、出場はないとコメント。マスチェラーノ監督も理解していたと明かした。 「マスチェラーノと話したが、実際のところ、お互いに理解していたんだ」 「今はコパ・アメリカに出場するし、(オリンピックを考えるのは)難しい。2、3カ月続けてクラブにいないことになるし、何よりも僕は全てに出場できる年齢ではない。慎重に選ぶ必要があるし、2つの大会を続けてプレーするのは無理がある」 36歳のメッシにとって、国を代表して2つの大会を続けて出場するのはフィジカル面を考えても難しいはずだ。 マスチェラーノ監督は、2004年のアテネ・オリンピックで金メダルを獲得。2008年の北京オリンピックにはオーバーエイジ(OA)としてメッシやセルヒオ・アグエロらと共に金メダルを獲得した。 メッシにとっては非常に良い思い出になっているようで、オリンピックの特別な位置付けについても語った。 「オリンピックに出場し、マスチェと一緒に優勝できたことは幸運だった。サッカーのレベルで素晴らしい経験だった。オリンピック、U-20と忘れられない思い出だよ」 「幸運にも、あれだけの経験を積むことができたのは素晴らしいことだ。オリンピックは特別なもので、参加する選手たちが僕と同じように楽しんでくれることを願っている。オリンピックは特別なもので、他の何とも違うんだ」 2024.06.13 11:30 Thu

パリ五輪に向けたU-23アルゼンチン代表候補が発表…バレラやアルマダ、G・シメオネらが招集

アルゼンチンサッカー協会(AFA)は3日、パリ・オリンピックに向けたU-23アルゼンチン代表候補メンバー23名を発表した。 ハビエル・マスチェラーノ監督の下、2008年北京オリンピック以来、通算3度目の金メダル獲得を目指すアルゼンチン。今回はU-23パラグアイ代表との親善試合を含め本大会に向けた候補メンバーが発表された。 同世代の目玉選手であるMFエンソ・フェルナンデス(チェルシー)と、FWアレハンドロ・ガルナチョ(マンチェスター・ユナイテッド)はコパ・アメリカ参戦もあり、今回のタイミングではメンバーに名を連ねず。 また、最大3名のオーバーエイジではGKエミリアーノ・マルティネス(アストン・ビラ)、DFニコラス・オタメンディ(ベンフィカ)、FWフリアン・アルバレス(マンチェスター・シティ)が有力視されているが、今回は招集されていない。 そういった中、今回のメンバーではアラン・バレラ、ティアゴ・アルマダ、クラウディオ・エチェベリ、ルーカス・ベルトラン、ジュリアーノ・シメオネらが中心を担うことになる。 なお、パリ五輪でグループBに入ったアルゼンチンはモロッコ、ウクライナ、イラクと対戦する。 ◆U-23アルゼンチン代表候補メンバー GK レアンドロ・ブレイ(ボカ・ジュニアーズ) ファブリシオ・イアコビッチ(エストゥディアンテス) DF マルコ・ディ・チェーザレ(ラシン) ブルーノ・アミオネ(サントス・ラグナ/メキシコ) ルーカス・エスキベル(アトレチコ・パラナエンセ/ブラジル) ゴンサロ・ルハン(サン・ロレンソ) ケビン・ロモナコ(ティグレ/メキシコ) ホアキン・ガルシア(ベレス・サルスフィエルド) ティアゴ・フェルナンデス(ベレス・サルスフィエルド) ダミアン・フェルナンデス(ベレス・サルスフィエルド) MF ケビン・セノン(ボカ・ジュニアーズ) エセキエル・フェルナンデス(ボカ・ジュニアーズ) クリスティアン・メディーナ(ボカ・ジュニアーズ) フアン・ナルドーニ(ラシン) アラン・バレラ(ポルト/ポルトガル) サンティアゴ・エッセ(オリンピアコス/ギリシャ) ティアゴ・アルマダ(アトランタ・ユナイテッド/アメリカ) FW パブロ・ソラーリ(リーベル・プレート) クラウディオ・エチェベリ(リーベル・プレート) ルチアーノ・ゴンドウ(アルヘンティノス・ジュニアーズ) ルーカス・ベルトラン(フィオレンティーナ/イタリア) サンティアゴ・カストロ(ボローニャ/イタリア) ジュリアーノ・シメオネ(アラベス/スペイン) 2024.06.04 14:05 Tue

鼠蹊部手術でコパ・アメリカに照準のエンソ・フェルナンデス…パリ五輪も?「ぜひ行きたい」

チェルシーのアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスがケガについて語った。 鼠蹊部の負傷で4月後半から離脱、シーズンアウトのエンソ。コパ・アメリカ2024へ出場するために手術を選んだなか、アルゼンチン『DSPORTS』のインタビューで痛みに悩まされてきたこれまでを振り返った。 「だいたい8カ月くらい、痛みで注射を打ちながらプレーしてきた。手術を受ける決断が最善だったと信じたい。チームに害を与えていたからね…。そんな自分はもう嫌だった」 「大丈夫だよ。今はリラックスしてる。日に日に良くなっていて、コパ・アメリカが待ち遠しい。すでに身体を動かしているし、回復も至って順調さ。コパ・アメリカは初めての大会だから、とっても楽しみだ」 今夏は6月中旬〜7月中旬に欧州でユーロ2024、南米でコパ・アメリカ2024が開催される一方、7月末からパリ五輪も。U-23アルゼンチン代表も順当にパリ行きを決めており、2001年生まれで23歳のエンソも出場可能。 「チェルシー次第だし、まだ話してもない。でも僕が五輪へ行く可能性はあるらしい。ぜひ行きたい。マスチェラーノについて行きたい」 『DSPORTS』によると、U-23アルゼンチン代表のハビエル・マスチェラーノ監督が、“ボランチの後輩”でもあるエンソを高く評価し、本大会招集を検討中。水面下でチェルシー側に打診する可能性が高いとみられている。 2024.05.15 13:30 Wed

パリ五輪出場のアルゼンチン、OA枠にメッシ&ディ・マリアを招へいか…マスチェラーノ監督「彼らを招待する権利がある」

U-23アルゼンチン代表を率いるハビエル・マスチェラーノ監督が、今夏に行われるパリ・オリンピック(五輪)のオーバーエイジ枠にビッグネームの招へいを考えているようだ。フランス『フットメルカート』が報じた。 アルゼンチン代表は11日に行われたパリ・オリンピック南米予選決勝リーグ第3節でU-23ブラジル代表に1-0で勝利し、3大会連続10度目の本大会行きの切符を掴み取った。 そのアルゼンチンは4大会ぶりを優勝を目指すなかでオーバーエイジ枠を利用して、2008年の北京大会で金メダル獲得に貢献したインテル・マイアミのFWリオネル・メッシとベンフィカのMFアンヘル・ディ・マリアを招集しようとしているようだ。 同メディアによれば、以前からマスチェラーノ監督はメッシとディ・マリアの招へいを希望しており、出場権を獲得したブラジル戦のインタビューで「彼らがどうするかは、彼らに決める権利がある。私には彼らを招待する権利がある。しかし、彼らを招へいできるかどうかは、まだわからないね」とコメントしていた。 なお、今夏にはコパ・アメリカも行われるが、開催期間は7月14日までとなっており、7月24日から始まるパリ・オリンピックのサッカー競技とは被っていないが、果たしてどうなるだろうか。 2024.02.13 00:01 Tue

五輪3連覇目指したブラジルがまさかの予選敗退! アルゼンチンに屈して出場を逃す…南米はパラグアイとアルゼンチンが出場【パリ五輪2024】

11日、パリ・オリンピックの南米予選に当たるCONMEBOLプレオリンピックトーナメントの最終戦が行われた。 グループステージを突破した4カ国が出場枠の2枠を争って総当たりのリーグ戦で戦う状況。2試合を終えて、パラグアイ代表(勝ち点4)、ブラジル代表(勝ち点3)、アルゼンチン代表(勝ち点2)、ベネズエラ代表(勝ち点1)という状況で最終節を迎えた。 最終節は首位のパラグアイと最下位のベネズエラ、2位のブラジルと3位のアルゼンチンの対戦となり、どのチームにも出場権獲得の可能性が残っている状況だった。 ◆順位表(第2節終了時点) 1位 パラグアイ 勝ち点4/+1 2位 ブラジル 勝ち点3/±0 —本大会出場ライン— 3位 アルゼンチン 勝ち点2/±0 4位 ベネズエラ 勝ち点1/-1 2位のブラジルと3位のアルゼンチンの対決。どちらかは確実に予選敗退となる一戦。五輪連覇中のブラジルとしては、ここで負けるわけにはいかない一戦となった。 来季からレアル・マドリー入りが決まっているFWエンドリッキらが先発したブラジルは引き分けでも2位通過の可能性。3位のアルゼンチンはブライトン&ホーヴ・アルビオンのDFバレンティン・バルコらが先発し、勝利しなければいけない状況だった。 試合は最初にアルゼンチンがチャンス。16分、ボックス手前でFKを獲得すると、チアゴ・アルマダが直接狙うも、右ポストを直撃。ゴールとはならない。 ブラジルは19分に、ボックス手前からアレシャンデルが左足ミドル。しかり、これはゴール左にわずかに外れていく。 互いに一進一退の攻防が続く中、前半はアルゼンチンが押し込む展開で終了。後半に入っても積極的にシュートを放っていくのはアルゼンチン。ブラジルはカウンターから61分にビッグチャンス。ゴール前で混戦となるが、ガブリエウ・ペックがボックス内中央からシュートを放つが、これはGKがしっかりとセーブしてゴールを許さない。 ブラジルが押し込む時間帯でゴールを奪えないでいると、再びアルゼンチンのペースに。すると迎えた78分、左サイドからのバレンティン・バルコのクロスをボックス内でルシアーノ・ゴンドウが豪快ヘッド。これがネットを揺らし、アルゼンチンが待望の先制点を奪う。 このまま終了すればアルゼンチンはパリ五輪出場決定。一方で、五輪3連覇を目指しながらも予選敗退の危機となるブラジルは猛攻を仕掛けるが、アルゼンチンは最後まで攻撃を仕掛けていきブラジルに主導権を渡さず。ハビエル・マスチェラーノ監督率いるアルゼンチンが逆転でのパリ五輪出場を決定。対するブラジルは、3連覇を目指した中、出場すら叶わない状況に終わった。 また、もう1試合のパラグアイvsベネズエラは、2-0でパラグアイが勝利。これにより、パラグアイは5大会ぶり3回目、アルゼンチンは3大会連続10回目の五輪出場が決定した。 ブラジル代表 0-1 アルゼンチン代表 【得点者】 0-1:78分 ルシアーノ・ゴンドウ(アルゼンチン) パラグアイ代表 2-0 ベネズエラ代表 【得点者】 1-0:48分 ディエゴ・ゴメス(パラグアイ)[PK] 2-0:75分 マルセロ・ペレス(パラグアイ) ◆順位表(最終結果) 1位 パラグアイ 勝ち点7/+3 2位 アルゼンチン 勝ち点5/+1 —本大会出場ライン— 3位 ブラジル 勝ち点3/-1 4位 ベネズエラ 勝ち点1/-3 <span class="paragraph-title">【動画】アルゼンチンがブラジルを撃破する値千金の豪快ヘッド!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="szTBquox8Bg";var video_start = 433;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.02.12 13:47 Mon

U-24アルゼンチン代表の関連記事

アルゼンチン代表が候補メンバー発表!ディバラ、オカンポスらが招集外に【コパ・アメリカ2024】

アルゼンチンサッカー協会(AFA)は20日、コパ・アメリカに臨むアルゼンチン代表候補メンバー29人を発表した。 大会連覇を目指すリオネル・スカローニ監督は、今大会にFWリオネル・メッシやFWラウタロ・マルティネス、MFアンヘル・ディ・マリア、MFエンソ・フェルナンデス、DFニコラス・オタメンディ、GKエミリアーノ・マルティネスら主力を順当に選出。 一方、FWパウロ・ディバラやFWルーカス・オカンポス、FWジョバンニ・シメオネらがメンバー外となった。 アルゼンチンはグループAに入り、ペルー代表、チリ代表、カナダ代表と同居。初戦は6月20日にカナダと対戦する。 今回発表されたアルゼンチン代表メンバーは以下の通り。 ◆アルゼンチン代表メンバー29名 GK エミリアーノ・マルティネス(アストン・ビラ/イングランド) ヘロニモ・ルジ(アヤックス/オランダ) フランコ・アルマーニ(リバープレート) DF ニコラス・オタメンディ(ベンフィカ/ポルトガル) レオナルド・バレルディ(マルセイユ/フランス) ニコラス・タグリアフィコ(リヨン/フランス) ルーカス・マルティネス・クアルタ(フィオレンティーナ/イタリア) バレンティン・バルコ(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) ゴンサロ・モンティエル(ノッティンガム・フォレスト/イングランド) クリスティアン・ロメロ(トッテナム/イングランド) リサンドロ・マルティネス(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) マルコス・アクーニャ(セビージャ/スペイン) ヘルマン・ペッセージャ(レアル・ベティス/スペイン) ナウエル・モリーナ(アトレティコ・マドリー/スペイン) MF エセキエル・パラシオス(レバークーゼン/ドイツ) ジオバニ・ロ・チェルソ(トッテナム/イングランド) アレクシス・マク・アリスター(リバプール/イングランド) エンソ・フェルナンデス(チェルシー/イングランド) グイド・ロドリゲス(レアル・ベティス/スペイン) ロドリゴ・デ・パウル(アトレティコ・マドリー/スペイン) ヴァレンティン・カルボーニ(モンツァ/イタリア) レアンドロ・パレデス(ローマ/イタリア) アンヘル・ディ・マリア(ベンフィカ/ポルトガル) FW リオネル・メッシ(インテル・マイアミ/アメリカ) ラウタロ・マルティネス(インテル/イタリア) ニコラス・ゴンサレス(フィオレンティーナ/イタリア) フリアン・アルバレス(マンチェスター・シティ/イングランド) アレハンドロ・ガルナチョ(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) アンヘル・コレア(アトレティコ・マドリー/スペイン) 2024.05.21 07:00 Tue

鼠蹊部手術でコパ・アメリカに照準のエンソ・フェルナンデス…パリ五輪も?「ぜひ行きたい」

チェルシーのアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスがケガについて語った。 鼠蹊部の負傷で4月後半から離脱、シーズンアウトのエンソ。コパ・アメリカ2024へ出場するために手術を選んだなか、アルゼンチン『DSPORTS』のインタビューで痛みに悩まされてきたこれまでを振り返った。 「だいたい8カ月くらい、痛みで注射を打ちながらプレーしてきた。手術を受ける決断が最善だったと信じたい。チームに害を与えていたからね…。そんな自分はもう嫌だった」 「大丈夫だよ。今はリラックスしてる。日に日に良くなっていて、コパ・アメリカが待ち遠しい。すでに身体を動かしているし、回復も至って順調さ。コパ・アメリカは初めての大会だから、とっても楽しみだ」 今夏は6月中旬〜7月中旬に欧州でユーロ2024、南米でコパ・アメリカ2024が開催される一方、7月末からパリ五輪も。U-23アルゼンチン代表も順当にパリ行きを決めており、2001年生まれで23歳のエンソも出場可能。 「チェルシー次第だし、まだ話してもない。でも僕が五輪へ行く可能性はあるらしい。ぜひ行きたい。マスチェラーノについて行きたい」 『DSPORTS』によると、U-23アルゼンチン代表のハビエル・マスチェラーノ監督が、“ボランチの後輩”でもあるエンソを高く評価し、本大会招集を検討中。水面下でチェルシー側に打診する可能性が高いとみられている。 2024.05.15 13:30 Wed

アル・イテハドのガジャルド監督が成績不振で契約解除へ…今後はアルゼンチンで政界進出か

アル・イテハドのマルセロ・ガジャルド監督(48)が契約解除となるようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 アルゼンチン人指揮官のガジャルド監督は、現役時代の古巣リーベル・プレートで2014年から8年半におよぶ長期政権を敷き、2度の南米制覇という大きな功績。勇退後の昨年11月、中東サウジはアル・イテハドへやってきた。 ただ、就任早々から苦難続き。昨夏の加入後すぐにモチベーションを失ったとされるカリム・ベンゼマとの確執に始まり、なんと言ってもリーグ戦の成績がイマイチ…優勝を決めたアル・ヒラルとは勝ち点「39」差の5位だ。 今季も残り3試合。次回のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得することも難しくなっており、ベンゼマにエンゴロ・カンテ、ファビーニョなどを買い漁ったアル・イテハドの今季が失敗だったことは想像に難くない。 そして何より、直近のアル・イテファク戦(11日)はホームで0-5と大惨敗。これでリーグ戦3連敗となり、クラブとガジャルド監督は双方合意のもとで契約を解除することが決まりかけているようだ。 もうすぐフリーとなる見通しのガジャルド監督。『カルチョメルカート』によると、代理店を通じ、ミランにガジャルド監督が売り込まれているとのことで、ナポリも同監督招へいをアイデアの1つとして残しているという。 ただ、母国アルゼンチンでは、監督業を続けるなら現在マルティン・デミチェリス監督が率いるリーベルの指揮官に復帰一択、との見立てが強い。現実的にガジャルド監督は監督業引退と政界進出が濃厚か。将来的な大統領選出馬も視野に入れているそうだ。 2024.05.14 17:30 Tue

盗まれた? マラドーナのゴールデンボールがオークションに出品…“神の手”“5人抜き”が生まれた1986年のメキシコW杯で受賞

アルゼンチンの英雄であり、2020年に他界したディエゴ・マラドーナ氏。盗まれたとも言われるゴールデンボールのトロフィーがオークションに出されることとなった。 7日、オークションを行う「Aguttes」は、マラドーナ氏が1986年のメキシコ・ワールドカップ(W杯)で最優秀選手に選ばれ、その際に受賞したアディダス・ゴールデンボール・トロフィーを出品すると発表した。 マラドーナが中心となったアルゼンチン代表は、メキシコW杯で優勝。チームを牽引したマラドーナに送られたものだったが、どうやらこれは盗まれていたという。 イギリス『BBC』は「Aguttes」のスポーツ専門家のフランソワ・ティエリ氏のコメントを伝え「マフィアが金を作るために盗んだなど、多くの物語や伝説がある」、「我々は必要な検査を全て行い、この件を警察に通報した」と語っているという。 偽物という見方もできるものだが、ティエリ氏は多くの検査を行ったとした。 「ボールを手にしてから1年ほど経つ。メーカーのコメントもたくさんあり、大丈夫なボールだといえるまで、たくさん研究した」 このゴールデンボール・トロフィーは、2016年にフランスのオークションで匿名の販売者が購入。しかし、本人は何を買ったのかは知らなかったという。 ティエリ氏は「彼は他の多くの者と一緒に購入したが、最初はそれが重要なものであるとは知らなかった」と伝え、「彼が買ったケースにはたくさんのトロフィーが入っていた。その後、インターネットで検索したところ、それがゴールデン・ボールかもしれないことがわかった。彼はマラドーナやFIFAに連絡しようとしたが、うまくいかなかった」という逸話を明かした。 1986年のメキシコ大会は、準々決勝のイングランド代表戦で“神の手”や“5人抜き”が誕生した試合。その試合で着用したユニフォームは過去に900万ポンド(約17億4500万円)で落札。試合球は200万ポンド(約3億9000万円)で落札されていた。 ティエリ氏は「トロフィーは彼のキャリアの頂点を象徴しており、世紀の選手だ」とコメント。過去の落札価格から見て「我々は数百万ポンドになると予想している」と、ゴールデンボール・トロフィーについての見解を示した。 なお、オークションは6月6日の15時からスタートする。 <span class="paragraph-title">【動画】オークションに出されるマラドーナのゴールデンボール・トロフィー</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="sketchfab-embed-wrapper" style="max-width:100%"> <iframe title="The Adidas Golden Ball Trophy Diego Maradona" frameborder="0" allowfullscreen mozallowfullscreen="true" webkitallowfullscreen="true" allow="autoplay; fullscreen; xr-spatial-tracking" xr-spatial-tracking execution-while-out-of-viewport execution-while-not-rendered web-share width="360" height="270" src="https://sketchfab.com/models/c51bf9bfa7e24407bc1b2d94f2e9dc4c/embed?ui_infos=0"> </iframe> </div> 2024.05.08 14:45 Wed

元アルゼンチン代表指揮官メノッティが85歳で他界 78年W杯で初優勝に導く

元アルゼンチン代表監督のセサール・ルイス・メノッティ氏が亡くなった。享年85歳だった。アルゼンチンサッカー協会(AFA)が5日に明らかにしている。 自身も現役時代にアルゼンチン代表の選手として活躍したメノッティ氏は引退後、母国クラブのニューウェルズ・オールドボーイズで指導者に。その後にアルゼンチンを率い、自国開催だった1978年のワールドカップ(W杯)で初優勝に導いた。 また、1979年に日本で行われたFIFAワールドユース選手権では若き日のディエゴ・マラドーナ氏を擁して、U-20アルゼンチン代表を優勝に先導。スペイン大会の1982年W杯でもアルゼンチンを指揮して、以降はバルセロナなどのクラブも率いた。 2019年からはメキシコ代表の監督も歴任した指導者キャリアに区切りをつけ、AFAで代表チームのゼネラルディレクターに。アルゼンチンのフットボール界からは悲しみの声が上がる。 インテル・マイアミでプレーするアルゼンチン代表FWリオネル・メッシも自身インスタグラムのストーリーで「僕らのフットボールにおける偉大な模範の1人が旅立った。彼の家族と愛する人に哀悼の意を表す。安らかに」と綴った。 2024.05.06 11:45 Mon

記事をさがす

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly