バルセロナ、2度の女子バロンドール受賞のプテジャスと2年の契約延長! 歴代最多得点に最多タイトル保持者

2024.05.22 15:36 Wed
2年契約にサインしたバルサの象徴プテジャス
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2年契約にサインしたバルサの象徴プテジャス
バルセロナは21日、スペイン女子代表MFアレクシア・プテジャス(30)との契約を2026年6月30日まで延長したことを発表した。また、今回の契約には1年の延長オプションも付帯している。

エスパニョール、レバンテを経て2012年にバルセロナ・フェメニに加入したプテジャス。以降はクラブ歴代3位となる公式戦424試合に出場し、歴代最多189ゴールを記録。
個人として2度の女子バロンドールに輝いたカピタンは、先日のコパ・デ・ラ・レイナ優勝によってメラニー・セラーノが持っていた個人での最多獲得タイトル(28)を更新する、通算29個目のチームタイトルを獲得。さらに、今週末に控えるUEFA女子チャンピオンズリーグ決勝でリヨンを破った場合、「30」の大台に乗せることになる。

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女子サッカー界特有の問題に新プロジェクト発足…男子よりも頻発するヒザの前十字じん帯問題にイングランドで動き

女子サッカー界で長らく大きな問題となっており、原因が解明されていないヒザの前十字じん帯(ACL)の問題。イングランドでは、予防を研究するための新たなプロジェクトがスタートするという。 サッカー界においてはケガというのはつきもの。小さなものから大きなものまで、接触プレーやハードなトレーニング、試合を行えば、少なからず発生してしまう。 男女共にケガはつきものだが、女子サッカー界だけで見られる異常な事態がある。それがACLの負傷だ。 その7割は非接触で発生すると言われているが、女子サッカー界ではこの負傷が頻発。とある研究では、男子の2〜6倍のリスクが女子にはあるとされている。 WEリーグでも多くの選手がこの負傷で離脱。昨年の皇后杯では、三菱重工浦和レッズレディースのなでしこジャパンMF猶本光、MF安藤梢が同じ試合で2人ともACLを損傷し、今季絶望という状態となっている。 また、世界に目を向けても多くの選手がACLの問題を抱え、ワールドクラスの選手も多数が離脱。イングランド女子代表キャプテンのリア・ウィリアムソンは2023年の女子ワールドカップを欠場、かつてバロンドールも受賞したスペイン女子代表MFアレクシア・プテジャスはユーロ2022を欠場。大きな大会の出場を逃す選手も珍しくない。 あまりの頻発具合に、「ACL Women Football Club」というX(旧ツイッター/@aclwfc)もあるほど。世界中のACLの負傷の情報を共有しようというアカウントであり、それほどまでに女子サッカー界では大きな問題となっている。 そんな中、イングランドではプロサッカー選手協会(PFA)、FIFPro(国際プロサッカー選手会)、そしてスポーツブランドの「ナイキ」、リーズ・ベケット大学が協力し、ACL損傷の予防を研究する新たな3年間のプロジェクトに資金提供をすることとなった。 このプロジェクトにはFA女子スーパーリーグ(FAWSL)の半数以上のクラブが同意しており、施設やチームの規模に応じたスタッフの数、トレーニング施設へのアクセス頻度、移動やプレーのスケジュールなど多くの要素に基づいて評価していくというもの。女子サッカー選手のACL損傷のリスクを高める環境要因に焦点を当てていくという。 FIFProの女子サッカー戦略・研究責任者であるアレックス・カルビン博士は、「プロジェクトACL」が最終的には世界中のプロリーグに拡大されることを期待している。 「これまでのところ非常に前向きな反応が得られている。シーズン終了時にはさらに多くのWSLクラブが参加することが期待される」 「クラブの賛同は必要ないが、クラブの賛同は本当に望んでいルコと。これは、クラブが女子プロサッカーのより良い未来に貢献する機会だ」 これまでは女性特有の問題と考えられており、月経の周期やスパイクの問題、体の構造など生理学的な要因に焦点が当てられ研究されてきた。 しかし、そこに目を向けていることが誤解を招く可能性もあると考えられ、より体系的に研究していくことにするとのこと。また、選手たちの意見をしっかりと吸い上げて、本人たちが感じていながらも見逃されている問題にもフォーカスしていくことになるという。 2024.05.01 14:35 Wed

バルセロナ女子の主将プテジャスが左ヒザ手術…女子バロンドール2度受賞のスタープレーヤー

バルセロナは26日、スペイン女子代表MFアレクシア・プテジャスが左ヒザの手術を受けることを報告した。 プテジャスは、先月に行われたUEFA女子チャンピオンズリーグ(UWCL)のベンフィカ戦で左ヒザを負傷。その後、この負傷を理由にスペイン女子代表のトレーニングキャンプから離脱し、以降のクラブでの公式戦数試合を欠場していた。 そういったなか、バルセロナは26日、プテジャスが27日に左ヒザの関節鏡視下手術を受けることを報告。また、離脱期間に関しては手術が終了次第、改めて詳細を報告する予定であると説明している。 プテジャスは2度女子バロンドールを受賞しているバルセロナ女子チームのキャプテン。2022年の女子ユーロを左ヒザの前十字じん帯の損傷で欠場したが、今夏は女子ワールドカップ(W杯)で見事優勝に貢献していた。 2023.12.27 06:00 Wed

バルサ女子、マピ・レオンが半月板手術…主軸CB2枚欠場でUWCL敵地でのローゼンゴード戦

バルセロナ女子は13日、スペイン女子代表DFマリア・ピラー・レオンの手術成功を発表した。 "マピ"の愛称で親しまれるレオンは、8日のトレーニング中に負傷。右ヒザ外側半月板損傷と診断された。 13日には手術成功との報がクラブから伝えられ、数日以内にリハビリを開始するとのことだが、長期の離脱を余儀なくされた。 左利きのセンターバックとしてビルドアップ能力や持ち運ぶ能力に長けたレオンは、セットプレーのキッカーしても最強バルサ女子の中で異彩を放つ。 チームは13日にUEFA女子チャンピオンズリーグ(UWCL)の第3節、アウェイでのローゼンゴード戦を控えるが、故障者が増加中。同じくセンターバックのイレーネ・パレデスもスペイン女子代表での活動中に筋肉系のトラブルを発症。開幕前にはフリドリーナ・ロルフォもヒザの手術に踏み切り、ヒザの大ケガから復帰したアレクシア・プテジャスも再びヒザに違和感を覚え、今回のスウェーデン遠征メンバーからも外れた。 特に主力2枚を欠くセンターバックをどうするかに注目が集まり、サイドバックのマルタ・トレホーンやボランチのイングリッド・エンゲンなどが起用されると見込まれている。 <span class="paragraph-title">【動画】寒風吹くスウェーデンに降り立った防寒姿のバルセロナ女子選手たち</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="sv" dir="ltr">Hej, Malmö <a href="https://t.co/8WxUbWCeTh">pic.twitter.com/8WxUbWCeTh</a></p>&mdash; FC Barcelona Femení (@FCBfemeni) <a href="https://twitter.com/FCBfemeni/status/1734637373818847290?ref_src=twsrc%5Etfw">December 12, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.12.13 22:10 Wed

バルサMFプテジャスがヒザの負傷でスペイン女子代表離脱…昨年は前十字じん帯損傷

バルセロナのスペイン女子代表MFアレクシア・プテジャスが再びヒザを負傷してしまったようだ。 2度女子バロンドールを受賞しているプテジャス。UEFA女子ネーションズリーグ(UWNL)に向けたスペイン女子代表に選出されていた。 スペインサッカー連盟(RFEF)によれば、プテジャスはメディカルチームの検査の結果、スペイン女子代表を離れることが決定。治療を終えて、バルセロナに戻るという。 プテジャスは、UEFA女子チャンピオンズリーグ(UWCL)のベンフィカ戦で左ヒザを負傷していた。 プテジャスは2022年の女子ユーロを左ヒザの前十字じん帯の損傷で欠場。そこから復帰し、今夏は女子ワールドカップ(W杯)で見事優勝に貢献していた。 2023.11.28 23:15 Tue

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頭の片隅にはルイス・ディアス売却も? 近年最も重要な夏を迎えたリバプールの指針やいかに

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メンディリバルの言葉に滲む“監督業の苦悩”…スター選手の扱いに苦心したセビージャ時代「私では駄目なんだな…と」

オリンピアコスのホセ・ルイス・メンディリバル監督が、スペイン『Relevo』で今季序盤までのセビージャ指揮官時代を振り返った。 昨季途中就任のセビージャでヨーロッパリーグ(EL)優勝、今季途中就任のオリンピアコスでヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)優勝を成し遂げたメンディリバル監督。 「私の言葉、選手に対するアプローチは簡潔で明確。自分にできない指導はしないし、不得手な戦術を取り入れたりはしない」とさっぱり語るスペイン人指揮官だ。 2季連続で低空飛行のチームにシーズン途中就任からやってきて、欧州タイトルをもたらす…よくよく考えると前人未到の偉業なわけで、昨季のセビージャを振り返ってこう語る。 「セビージャを率いた最大の誇りは『選手たちの変化』だ。就任当初、選手たちの目が明らかによどんでいてね…メンタル的に死んでいたと言っても過言ではないレベルだった」 「それまでの複雑なサッカー、戦術に疲弊していた、と言うべき状況だった。選手に自信を取り戻させ、できるだけ噛み砕いてシンプルにし、チームを変えることができた」 一方で、今季序盤でセビージャを解任されているメンディリバル監督。 解任後はオリンピアコス行きまでセビージャの全試合をリアルタイムで観たほど選手たちを心配していたようだが、1人のベテランに限っては、扱いと関係性に苦心したようだ。 「シーズンの頭からチャンピオンズリーグ(CL)もあるだろう? そんななか、コンディションに問題のないセンターバックが3枚だけ…グデリ、バデ、そしてセルヒオ・ラモスだ」 「状況的にローテーションを敷かざるを得なかったが、ラモスは日曜も水曜も試合に出たがり、私の選択を嫌った。客観的にみて、ラモスの序列は高かったと思う。しかし、それだけでは満足できなかったようだ」 「思ったのは『私では駄目なのだ。私より優れた指揮官でなければ、ラモスほどの選手を満足させられない…』ということ。同時に私の職務も終わりに近づいている気がした。己の基準に従うか否か…コーチは日常的に選択を迫られているんだ」 2024.06.14 11:45 Fri

年俸が9億→33億円に…ナチョがサウジ行き濃厚か、実現ならベンゼマと再会

スペイン代表DFナチョ・フェルナンデス(34)のサウジアラビア行きが濃厚という。 11歳の頃からレアル・マドリーに所属するナチョ。2010-2011シーズンのデビューから、最終ラインの全ポジションをカバーできる万能性選手として地位を築き、数々のチームタイトルとともに通算出場数も364試合を積み上げる。 今やチームのキャプテンを託されるほどの存在だが、今季が契約最終年。今季も公式戦45試合に出場したナチョに対してはレアル・マドリーも慰留に努めているが、スペイン『マルカ』によると、アル・イテハド移籍を決意した模様だ。 アメリカ行きも選択肢に浮かぶなか、契約書へのサインはまだだが、アル・イテハドからはレアル・マドリーで受け取る550万ユーロ(約9億2000万円)の年俸よりもはるかに高額な2000万ユーロ(約33億7000万円)の2年契約で話があるそうだ。 そのアル・イテハドでは先週、スポーツディレクターであるラモン・プラネス氏がマドリードを訪問。昨オフに先んじてアル・イテハド行きを決断した元同僚のカリム・ベンゼマもこの移籍に賛同したとのことだ。 いよいよスペイン代表としてユーロ2024の戦いが始まり、そこでの活躍が期待されるナチョだが、去就の方も注目だ。 2024.06.14 09:20 Fri
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