「シーズンに12人というのは酷い」相次ぐ監督解任…明日は我が身? クロップ監督が見解「物事は間違った方向に進む可能性がある」
2023.04.03 22:15 Mon
リバプールのユルゲン・クロップ監督が、相次ぐ監督の解任についてコメントした。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えた。
ポッター監督は、日本代表MF三笘薫が所属するブライトン&ホーヴ・アルビオンを率いていたが、2022年9月にトーマス・トゥヘル監督が解任されたことで引き抜かれ、チェルシーの指揮官となった。
就任後、チームは連勝を収めるなどしたが、なかなか立て直すことができず。中断期間を挟み、冬の移籍市場で総額3億2300万ポンド(約521億9000万円)を投じる大型補強を敢行するも、その効果は全く出ていないと言える状況だった。
そして1日に行われたプレミアリーグ第29節でアストン・ビラに2-0で敗戦。11位に転落すると、突如ポッター監督を解任した。
「それについて私が言えることはあるだろうか。触れてはいけないタブーだろうが、あなたから見て、なぜ私がこの狂った世界でまだここに座っているんだ、ということだ。最後の1人が立っている」
「両クラブは、彼が期待している位置にはいないと思う。それについては、これ以上多くを語ることはできない」
「私はポッターやロジャーズを良く知っている。私は彼らをとても尊敬している。彼ら2人とも大好きだ」
「彼らに会った時、本当に良い人たちで、両名共に素晴らしい監督だ。それでも物事は間違った方向に進む可能性があり、それは意思決定者が変わらなければいけないと考えてしまう。我々は皆、それをビジネスの一部として受け入れ、それがほとんどだ」
現在の状況を理解し、自身もいつ解任されてもおかしくないほど、今季のリバプールは調子が上がらない。これまでの功績は関係なく、予想を大きく下回る結果を残せば仕方がないという世界だ。
しかし、ここに来て監督の解任が続出。ポッター監督はもちろんのこと、2日にはレスター・シティのブレンダン・ロジャーズ監督も解任。先週はトッテナムのアントニオ・コンテ監督が解任されると、ドイツではバイエルンのユリアン・ナーゲルスマン監督も解任され、多くのクラブで解任が相次いでいる。
また、プレミアリーグは今シーズンが史上最多となる13度の監督交代が発生。ポッター監督は2度含まれることになるが、実に12名がチームを去り、昨夏就任したマンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督は、指揮期間で9位にランクインする異常事態だ。
明日は我が身の可能性もあるクロップ監督だが、奇妙な時期だとコメント。ただ、こういうことが起こるということは多くのクラブが成績不振であるとし、クラブが決断するのも理解はできるとした。
「奇妙な週だ。コンテは先週末に去った。ナーゲルスマン、そして今2人。シーズンは決定的な時期に入り、皆、目標を達成できないのではないかと恐れている」
「私にはわからない。4人は、サッカー監督としての未来は明るいし、災難というわけでもない。恐らく、好ましくない状況に過ぎないということだろう」
「今は12人、プレミアリーグで1シーズンに12人というのは酷い数字だが、現状はそうなのだ」
「それが他の年よりも頻繁に起こる年がある時、我々は常にその可能性を持っていると思う。いくつかのクラブは今年成績不振に陥っている。我々もそうだし、他のクラブもだ」
「特に残留を争っている時、クラブにとって財政的な観点からどれだけ意味があるかは誰もが知るところだ。チャンピオンズリーグに出場することについても同様のことが言えるだろう。これらの類のこと、期待はそこにあり、届かないのであれば、決定を受け入れなければならない」
PR
2日、チェルシーはグレアム・ポッター監督を電撃解任することを発表。サッカー界を大きく揺るがす驚きの発表となった。就任後、チームは連勝を収めるなどしたが、なかなか立て直すことができず。中断期間を挟み、冬の移籍市場で総額3億2300万ポンド(約521億9000万円)を投じる大型補強を敢行するも、その効果は全く出ていないと言える状況だった。
そして1日に行われたプレミアリーグ第29節でアストン・ビラに2-0で敗戦。11位に転落すると、突如ポッター監督を解任した。
5日にチェルシーとの延期試合を控えているリバプール。クロップ監督は試合に向けた会見で、ポッター監督について言及。自身が率いるリバプールも似た状況にあることを揶揄され、答えた。
「それについて私が言えることはあるだろうか。触れてはいけないタブーだろうが、あなたから見て、なぜ私がこの狂った世界でまだここに座っているんだ、ということだ。最後の1人が立っている」
「両クラブは、彼が期待している位置にはいないと思う。それについては、これ以上多くを語ることはできない」
「私はポッターやロジャーズを良く知っている。私は彼らをとても尊敬している。彼ら2人とも大好きだ」
「彼らに会った時、本当に良い人たちで、両名共に素晴らしい監督だ。それでも物事は間違った方向に進む可能性があり、それは意思決定者が変わらなければいけないと考えてしまう。我々は皆、それをビジネスの一部として受け入れ、それがほとんどだ」
現在の状況を理解し、自身もいつ解任されてもおかしくないほど、今季のリバプールは調子が上がらない。これまでの功績は関係なく、予想を大きく下回る結果を残せば仕方がないという世界だ。
しかし、ここに来て監督の解任が続出。ポッター監督はもちろんのこと、2日にはレスター・シティのブレンダン・ロジャーズ監督も解任。先週はトッテナムのアントニオ・コンテ監督が解任されると、ドイツではバイエルンのユリアン・ナーゲルスマン監督も解任され、多くのクラブで解任が相次いでいる。
また、プレミアリーグは今シーズンが史上最多となる13度の監督交代が発生。ポッター監督は2度含まれることになるが、実に12名がチームを去り、昨夏就任したマンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督は、指揮期間で9位にランクインする異常事態だ。
明日は我が身の可能性もあるクロップ監督だが、奇妙な時期だとコメント。ただ、こういうことが起こるということは多くのクラブが成績不振であるとし、クラブが決断するのも理解はできるとした。
「奇妙な週だ。コンテは先週末に去った。ナーゲルスマン、そして今2人。シーズンは決定的な時期に入り、皆、目標を達成できないのではないかと恐れている」
「私にはわからない。4人は、サッカー監督としての未来は明るいし、災難というわけでもない。恐らく、好ましくない状況に過ぎないということだろう」
「今は12人、プレミアリーグで1シーズンに12人というのは酷い数字だが、現状はそうなのだ」
「それが他の年よりも頻繁に起こる年がある時、我々は常にその可能性を持っていると思う。いくつかのクラブは今年成績不振に陥っている。我々もそうだし、他のクラブもだ」
「特に残留を争っている時、クラブにとって財政的な観点からどれだけ意味があるかは誰もが知るところだ。チャンピオンズリーグに出場することについても同様のことが言えるだろう。これらの類のこと、期待はそこにあり、届かないのであれば、決定を受け入れなければならない」
PR
|
関連ニュース