宿敵ドイツに勝利のイングランド、サウスゲイト監督はチームを絶賛「恐れを知らずにプレーできている」
2021.06.30 11:54 Wed
イングランド代表のガレス・サウスゲイト監督が、ユーロ2020でのベスト8進出を喜んだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
イングランドは29日に行われたユーロ2020ラウンド16で、ドイツ代表と対戦。試合は拮抗した展開となったが、75分にFWラヒーム・スターリングのゴールで先制に成功する。その後ピンチをしのいだチームはFWハリー・ケインに待望の今大会初ゴールが生まれリードを広げると、そのまま2-0で勝利した。
この結果、イングランドのベスト8進出が決定。3日に行われる準々決勝で、ウクライナ代表と対戦する。
試合後の会見に臨んだサウスゲイト監督は、今大会を最後に退任するヨアヒム・レーブ監督に賛辞を送りつつ、集中したパフォーマンスを見せた自チームを称賛。かつて自身が出場したユーロ1996ではドイツに敗れ決勝進出を逃したが、今回は違う姿を見せられたことを喜んだ。
「チームのパフォーマンスは本当に重要だった。我々が対戦した相手は、ワールドカップ(W杯)優勝を経験した4選手と、素晴らしいキャリアを積んできた監督のいるチームだ。彼(レーブ)の功績には大きな敬意を表しているよ。そして、こうした経験豊富なドイツが、試合のある部分で支配してくることも分かっていた」
「今日勝ったからと言って、1996年の大会で一緒にプレーした仲間が決勝戦に出られなかった事実は変えられない。そのことは、ずっと心に残っている」
「彼らは新しい世代にたくさんの楽しい思い出を与えてくれただけでなく、少しの歴史も作ってくれた。今の選手たちは過去の重荷を感じる必要はなく、恐れを知らずにプレーできている。恐怖ではなく、挑戦するという心構えで臨めている」
また、サウスゲイト監督はウェンブリー・スタジアムに集ったファンの声援が、チームの力になったことにも言及。同時に、チームがここで満足しているわけではないことも強調している。
「満員の観客がいた時でも、今日のようなレベルの応援は聞いたことがない。スタジアムのエネルギーはすごかったね。母国で厳しい1年を過ごした人々にとって、今日のような楽しみを与えられたことは、とても特別だ」
「私が言うまでもなく、ドレッシングルームに入ったときには皆がすでに土曜日の準々決勝について話していた。今日は素晴らしいパフォーマンスを見せたが、精神的にも肉体的にも消耗したと思う。しっかりと回復させなければならない」
「我々にとっては危険な時期だ。ここから先は、非常に大きな挑戦となるだろう。選手たちは地に足をつけており、これまでのプレーから自信を持っているはずだ。とはいえ、我々の目標はまだ達成されていない」
「2点目が入った時は本当に特別な瞬間だった。しかし、我々にはまだ達成すべきことがある。将来的に今日のような日を振り返ることはできるが、今は集中力を高めて土曜日に臨みたい」
イングランドは29日に行われたユーロ2020ラウンド16で、ドイツ代表と対戦。試合は拮抗した展開となったが、75分にFWラヒーム・スターリングのゴールで先制に成功する。その後ピンチをしのいだチームはFWハリー・ケインに待望の今大会初ゴールが生まれリードを広げると、そのまま2-0で勝利した。
試合後の会見に臨んだサウスゲイト監督は、今大会を最後に退任するヨアヒム・レーブ監督に賛辞を送りつつ、集中したパフォーマンスを見せた自チームを称賛。かつて自身が出場したユーロ1996ではドイツに敗れ決勝進出を逃したが、今回は違う姿を見せられたことを喜んだ。
「チームのパフォーマンスは本当に重要だった。我々が対戦した相手は、ワールドカップ(W杯)優勝を経験した4選手と、素晴らしいキャリアを積んできた監督のいるチームだ。彼(レーブ)の功績には大きな敬意を表しているよ。そして、こうした経験豊富なドイツが、試合のある部分で支配してくることも分かっていた」
「我々は常に情熱とハートを持っているが、今回は同時に頭脳も備えていたね。タイミング良くプレスをかけ、フォワードは適切な瞬間を選び、ボールを持って勇敢に行動し、自陣でボールを保持すること、そして素早くカウンターを仕掛ける適切なバランスをとることもできていた。これは我々にとって、本当の意味での前進だろう」
「今日勝ったからと言って、1996年の大会で一緒にプレーした仲間が決勝戦に出られなかった事実は変えられない。そのことは、ずっと心に残っている」
「彼らは新しい世代にたくさんの楽しい思い出を与えてくれただけでなく、少しの歴史も作ってくれた。今の選手たちは過去の重荷を感じる必要はなく、恐れを知らずにプレーできている。恐怖ではなく、挑戦するという心構えで臨めている」
また、サウスゲイト監督はウェンブリー・スタジアムに集ったファンの声援が、チームの力になったことにも言及。同時に、チームがここで満足しているわけではないことも強調している。
「満員の観客がいた時でも、今日のようなレベルの応援は聞いたことがない。スタジアムのエネルギーはすごかったね。母国で厳しい1年を過ごした人々にとって、今日のような楽しみを与えられたことは、とても特別だ」
「私が言うまでもなく、ドレッシングルームに入ったときには皆がすでに土曜日の準々決勝について話していた。今日は素晴らしいパフォーマンスを見せたが、精神的にも肉体的にも消耗したと思う。しっかりと回復させなければならない」
「我々にとっては危険な時期だ。ここから先は、非常に大きな挑戦となるだろう。選手たちは地に足をつけており、これまでのプレーから自信を持っているはずだ。とはいえ、我々の目標はまだ達成されていない」
「2点目が入った時は本当に特別な瞬間だった。しかし、我々にはまだ達成すべきことがある。将来的に今日のような日を振り返ることはできるが、今は集中力を高めて土曜日に臨みたい」
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