バレンシア、第2GKの33歳ジャウメと2025年まで契約延長

2024.04.18 07:30 Thu
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バレンシアは17日、スペイン人GKジャウメ・ドメネク(33)と2025年6月まで契約延長したことを発表した。

2015年からバレンシアに在籍するジャウメはこれまで公式戦120試合に出場。2020-21シーズンにラ・リーガ28試合に出場することはあったものの、基本的に控えGKの立ち位置でこれまでのキャリアを歩んできた。
今季も守護神ギオルギ・ママルダシュヴィリの控えでコパ・デル・レイ4試合の出場に留まっていたが、副キャプテンを任されていることが示す通り、ピッチ外におけるチーム内での役割をバレンシアは高く評価。来季で在籍10年目を迎えることになる。

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現状プレシーズン“GKゼロ”のバレンシア…ラージョから今季クリーンシート13回のディミトリエフスキを確保済みか

バレンシアが、ラージョ・バジェカーノから北マケドニア代表GKストレ・ディミトリエフスキ(30)をフリー獲得することになるようだ。 ディミトリエフスキは北マケドニア代表通算67キャップの同国No.1守護神。2018年夏からラージョ所属で、今季はここまでの全37試合出場で13回ものクリーンシートを誇る。 スペイン『Relevo』によると、来月で契約満了となるラージョに残る選択肢はなく、昨年1月から密かにバレンシアと協議。サウジアラビアの強豪からも接触があるようだが、国籍も保有するスペインでのキャリア続行を望み、バレンシアとの2年契約+延長オプション2年を水面下で勝ち取ったとみられている。 一方でバレンシア。 こちらは正守護神のジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリ(23)がラ・リーガNo.1守護神との評価を得るが、今夏ユーロ2024で一定期間離脱するのがほぼ確実。 また控えのGKクリスティアン・リベロ(26)が今夏で契約満了、GKジャウメ・ドメネク(35)もケガで長期離脱に入る見通しで、現状プレシーズンでトップチーム登録のGKが不在という状況になる。 なお、ディミトリエフスキ獲得は、ある程度ママルダシュヴィリの売却を見据えたものでもあるとのこと。決して売却ありきではないものの、ジョージア代表GKはニューカッスルが獲得に向けて力を入れていると伝えられている。 2024.05.21 21:05 Tue

バレンシア、戦線離脱中のGKジャウメ・ドメネクと契約更新!

バレンシアは19日、スペイン人GKジャウメ・ドメネク(32)と2024年6月まで契約を延長したことを発表した。 元ビジャレアルGKの同選手はスペインの下位リーグのクラブを経て2013年夏にバレンシアのリザーブチームに加入。2015-16シーズンにトップチームデビューを果たしたが、万年セカンドGKの立場から昇格できず、今季もギオルギ・ママルダシュヴィリの後塵を拝している。 そんな中、9月上旬にトレーニングで右ヒザの前十字靭帯断裂という大ケガに見舞われ、現在も戦線離脱中。クラブは代わりにイアゴ・エレリンを1年契約で獲得しているが、来季に向けてはジャウメ・ドメネクがチームに残ることになったようだ。 2022.12.20 15:35 Tue

バレンシア、オランダ代表GKシレッセンが右足手術…3~4カ月の離脱へ

バレンシアは12日、オランダ代表GKイェスパー・シレッセンが右足の手術を受けたことを発表した。 シレッセンは今月6日に行われたトレーニング中に負傷。その後、右足の大腿四頭筋と前腹直筋の筋断裂が確認され、12日に同箇所の手術に踏み切った。 バレンシアは離脱期間に関して明かしていないものの、スペイン『ElDesmarque』などによると、少なくとも3~4カ月の離脱となる見込みだという。 昨夏にバルセロナから加入したシレッセンは加入1年目は正GKとしてプレーしていたが、今季はスペイン人GKジャウメ・ドメネクとのポジション争いに敗れ、セカンドGKを務めている。 2020.11.13 14:00 Fri

バレンシア、頼れるセカンドGKジャウメと2023年までの新契約締結!

バレンシアは14日、スペイン人GKジャウメ・ドメネク(29)と2023年6月30日までの新契約を締結したことを発表した。 なお、2022年までとなっていた現行契約を1年延長する形となったジャウメには5000万ユーロ(約59億7000万円)の契約解除金が設定されている。 ビジャレアルの下部組織出身のジャウメは、2013年にバレンシアのリザーブチームであるバレンシアBに加入。2015-16シーズンにトップチーム昇格を果たした同選手は、GKジエゴ・アウベス、GKマシュー・ライアンに次ぐ第3GKの立場も、両選手の負傷を受けて2015年9月のスポルティング・ヒホン戦でトップチームデビューを果たした。 そのデビューシーズンに公式戦24試合に出場したジャウメだが、以降はGKネト、GKヤスパー・シレッセンと新加入のライバルのバックアップを担い、ここまで公式戦60試合に出場。今季はラ・リーガ2試合に出場している。 2019.11.14 20:43 Thu

バレンシアを救った守護神ジャウメ...リーガ屈指の“PKストッパー”ジエゴ・アウベスの後継者に

バレンシアGKジャウメ・ドメネクが、重要な場面でチームを救う活躍を見せた。<br><br>バレンシアはコパ・デル・レイ準々決勝でアラベスと対戦した。第1戦(2-1)・第2戦(1-2)をタイスコアで終えた試合は、PK戦に突入。ジャウメが2本のPKを止め、アラベスMFルベン・ソブリーノが外したところで、PK戦3-2でバレンシアの勝利とベスト4進出が確定している。<br><br>バレンシアは昨夏、GKジエゴ・アウベスが退団した。ジエゴ・アウベスはリーガエスパニョーラ屈指の&ldquo;PKストッパー&rdquo;として知られる。2011年から2017年までバレンシアに在籍したジエゴ・アウベスは24本のPKをセーブ。相手選手が枠外にシュートを外した2本を加えると、50本中26本PKの場面で失点を防いだ。<br><br>ジャウメはアラベス戦で2本のPKを止め、ジエゴ・アウベス顔負けのセービングを見せた。試合後、GKコーチであるホセ・マヌエル・オチョトレナの助言が大きかったと明かしている。<br><br>「オチョトのアドバイスをよく聞いたんだ。アウベスの何人かの選手については、蹴り方の癖なんかを研究していた。ただ、最後は自分の直感に従ったよ」<br><br><br>提供:goal.com 2018.01.25 23:10 Thu

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バレンシアがラージョ退団のGKストレ・ディミトリエフスキを獲得!今季はラ・リーガで37試合に出場

バレンシアは12日、ラージョ・バジェカーノに所属した北マケドニア代表GKストレ・ディミトリエフスキ(30)が加入すると発表した。契約は2026年6月30日までとなる。 母国クラブのFKラボトニツキでプロデビューを飾ったディミトリエフスキ。これまでグラナダ、カディス、ジムナスティック・タラゴナとわたり歩き、2018年夏にラージョへ期限付き移籍の形で加入した。 翌年に完全移籍へと切り替わると守護神としての地位を築き、ここまでラージョで公式戦通算191試合に出場。今シーズンもラ・リーガで37試合に出場しており、13個のクリーンシートを達成した。 そんなディミトリエフスキとラージョの契約は、2024年6月まで。去就が注目されていたが、ラージョを契約満了により退団し、フリーでバレンシアに加入することとなった。 2024.06.13 13:30 Thu

人種差別行為のバレンシアサポーター数名に有罪判決…被害のヴィニシウスがSNSに心境綴る

レアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールに対する人種差別行為で、バレンシアのサポーター3名に有罪判決が下った。 アウェイのバレンシア戦だった昨年5月21日のラ・リーガ第35節に先発したヴィニシウスはキックオフから71分頃に相手ゴール裏の一部サポーターから人種差別的なチャントを浴びせられ、試合も一時中断に。この出来事にブラジル政府が反応するなど、外交問題にまで発展した。 マドリーの発表によると、地元バレンシアの裁判所は10日、人種差別的なチャントやジェスチャーで起訴された3名を禁錮8カ月に処すとともに、2年間のスタジアム入場禁止に。3名は刑事責任を認め、ヴィニシウスとマドリー、そして不快な思いをした者に謝罪文も出したようだ。 クラブは「こうした人種差別行為に裁判所や法廷が有罪判決を下したのは今回が初。この手続きでヴィニシウス・ジュニオールとともに訴追したレアル・マドリーは今後もクラブの価値観を守り、フットボールとスポーツの世界における人種差別的行為の根絶に努める」とした。 また、ヴィニシウス・ジュニオール本人も自身のSNSでこの件に言及。この判決を受けた思いを発信した。 「多くの人から無視するよう言われ、その戦いが無駄だから、『フットボールだけをしろ』と言う人もいた」 「でも、いつも言うように、僕は人種差別の被害者というわけじゃない。僕は人種差別主義者を懲らしめる者だ」 「スペイン史上初の有罪判決は僕のためのものじゃない。すべての黒人のためのもの。ほかの人種差別主義者たちは恐れ、恥じ、物陰に隠れるがいい」 「そうでないなら、僕はまた来る。この歴史的な判決に支援してくれたラ・リーガとレアル・マドリーに感謝する」 2024.06.11 12:45 Tue

コンテ新監督たっての希望? ケフラン・テュラム獲得へナポリが本腰か

ナポリがU-23フランス代表MFケフラン・テュラム(23)の獲得へ本腰か。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 偉大なるリリアン・テュラム氏の次男、ケフラン・テュラム。今季は兄マルクスが若い日の父も躍動したイタリアでセリエA優勝を成し遂げ、ケフランもこれに続けと言わんばかりにビッグクラブ移籍の噂が存在する。 昨年父と兄に続いてA代表デビューを飾ったなか、現在はパリ五輪を控えたU-23代表候補に選出され、順当に行けば本大会行き当確か。 その最中、自身の生まれ故郷でもあるイタリアでは、アントニオ・コンテ新監督を迎えたナポリがケフランに対する関心を強めているといい、これは指揮官たっての希望だという。 現ナポリの中盤を支える1人はスロバキア代表MFスタニスラブ・ロボツカだが、どうやらコンテ新監督が自らのサッカーに合致しないタイプだと捉えた模様。若くてフィジカル能力に長けたケフランをご所望のようだ。 ケフランと現所属ニースの契約は25年6月までとなっており、5年間所属する選手側に延長の意志なし。本来、今夏望んでいたのはパリ五輪よりもユーロ2024…ステップアップの意向が強まっているとされる。 なお、イタリアではケフランに関心を寄せるクラブが多数。兄が所属するインテル、父の古巣ユベントス、そしてミラン…ただ、いずれも代替案としてのケフランで、最も関心度合いが高いのがナポリとされている。 また、ナポリはケフランの代替案として、バレンシアのU-21スペイン代表MFハビ・ゲラ(21)をリストアップしているとのことだ。 2024.06.05 20:35 Wed

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“ジョージアの壁” 23歳GKママルダシュヴィリ獲得へニューカッスルが本腰か

ジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリ(23)を巡る状況が、夏が近づくにつれて混沌としてきた。 今夏ユーロ初出場・ジョージア代表の絶対的守護神、ママルダシュヴィリ。21-22シーズンにディナモ・トビリシからラ・リーガはバレンシアへ加入し、すぐに定位置を掴んだ23歳だ。 その実力はラ・リーガファンを中心に、すでに多くの人が知るところ。今季のリーグ戦では、近年下降線を辿っていたバレンシアで、出場停止1試合を除き全て出場…クラブが古豪の体裁を保つに相応しいパフォーマンスを披露する。 それに伴い、ヤン・オブラクの売却を念頭におくアトレティコ・マドリー、ニック・ポープに競争力を持たせたいニューカッスルなど、トップクラブからの関心が明るみに。 スペイン『Relevo』によると、ニューカッスルはママルダシュヴィリ獲得を現実味のある強化プランとして持っており、ここ1カ月は本人とも頻繁に連絡を取り合っているという。 バレンシアの要求額は4000万ユーロ(約67億8000万円)で、ニューカッスルの初期提案は2500万ユーロ(約42億4000万円)。諸々含めると3000万ユーロ(約50億9000万円)を超えるが、バレンシアの要求には届いていない。 ママルダシュヴィリ本人はというと、19日に行われた今季ホーム最終戦・ジローナ戦後、ファンに対して別れを告げるかのようなジェスチャーをしたとのこと。 いかんせんバレンシアの選手であるため、去就の鍵を握るは悪名高きオーナー、ピーター・リム氏の意向か。ユーロ2024で市場価値が変動する可能性もあり、4000万ユーロの要求をどのタイミングまで維持するかもポイントとなるだろう。 2024.05.21 19:35 Tue

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