「オレの名を口にするな!」、オシムヘンがクワラツヘリア代理人の無礼発言に激怒

2024.01.11 00:11 Thu
代理人の無礼発言で関係が懸念されるナポリのデュオ
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代理人の無礼発言で関係が懸念されるナポリのデュオ
昨シーズンのスクデット獲得に貢献したナポリのアタッキングユニットの間に不穏な空気が流れている。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。

今冬の移籍の可能性が取り沙汰されたナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンだが、先日にナポリとの契約を2026年まで更新。これにより、来夏に有効となるイタリア国外のクラブに対する契約解除条項は1億2000~3000万ユーロ(約188億4500万~204億1500万円)に設定され、メガクラブとしても易々と手を出せない状況となった。
この契約によって長らく続いた去就問題に一区切りを付けた形のオシムヘンだったが、ピッチ上で良好な関係を築くジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリアの代理人の無礼なコメントによって、いらぬ混乱に巻き込まれることになった。

クワラツヘリアの代理人であるマムカ・ジュゲリ氏は直近のジョージアメディアでのインタビューを通じて、先日に契約延長にサインしたオシムヘンが来夏により多くの稼ぎを求めてサウジアラビアに移籍すると根拠のない噂を口にした。

さらに、同氏は自身の顧客はより多くのお金を稼ぐことだけを目的としたリーグには目もくれず、ヨーロッパのメガクラブへのステップアップだけを意識しているとのコメントもしていた。
「クヴィチャはたとえ10億でも同様の移籍は受け入れないだろう」

「例えば、彼はレアル・マドリー、バイエルン、バルセロナ、あるいはマンチェスター・シティでプレーしたいと考えている。クワラツヘリアには(オシムヘンと)異なる目的や好みがある」

この無礼な発言を伝え聞いたオシムヘンはすぐさま自身のインスタグラムのストーリーを通じて、ジュゲリ氏の発言が根拠のないものだと完全に否定すると共に強い言葉で憤りを示した。

「親愛なるマムカ・ジュゲリ、あんたは汚物であり、恥ずべき存在だ」

「あんたの推理力は恥ずべきものだ。大バカ野郎! オレの名を口にするな!!!」

さらに、オシムヘンの代理人であるロベルト・カレンダ氏も顧客の怒りのコメントに追従する形でジュゲリ氏を糾弾した。

「誰もが自分の家を見つめ、他人の仕事に敬意を払わなければならない。他のプレーヤーの将来について話すのは正しくない」

「これは誤解や問題を引き起こし、さらには残念な予測も生み出す」

「エージェントであるマムカ・ジュゲリ氏の発言とされる言葉は悪く、表面的で、容認できない」

「これらの言葉は、理由も現実もなく、私の顧客ビクター・オシムヘンとナポリファンの間で問題を引き起こしている」

「我々は契約更新にサインしたばかりだが、アフリカ・ネーションズカップに加えてビクターの唯一の願いはナポリを助けることだ。それ以外は全部ゴミだ」

今回の問題の非はすべてジュゲリ氏にあるが、巻き込まれる形となったクワラツヘリアとしては問題解決のため、自身主導で空気の読めない代理人の尻ぬぐいを行う必要がありそうだ。

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チェルシーがシェシュコ争奪戦の対抗馬に…本命アーセナルを上回るべく契約解除金110億円を用意か

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獲得模索のビッグクラブ多数…人気銘柄シェシュコの代理人がオールド・トラッフォードを訪問

RBライプツィヒからの移籍が浮上しているスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコ(20)。代理人の姿がイングランドで確認された。イギリス『90min』が伝えている。 シェシュコは今季オーストリア1部のザルツブルクから、姉妹クラブのライプツィヒへ加入。若きスロベニア代表エースは初の欧州5大リーグで公式戦ここまで17得点…リーグ戦は6試合連発中だ。 常に移籍の噂が絶えない20歳ストライカー。 ライプツィヒ加入内定から昨夏合流までの1年間も、マンチェスター・ユナイテッドやバイエルンなどが、“内定”を覆そうとビッグオファーを画策。いざライプツィヒ加入後もビッグクラブの熱視線を浴び続け、今日に至る。 現時点でもミランやユナイテッド、アーセナル、チェルシー、パリ・サンジェルマン(PSG)などがシェシュコ獲得を模索。そんななか、代理人も忙しくしているようだ。 代理人のエルビス・バサノビッチ氏は12日、イングランドにてプレミアリーグ第37節のユナイテッドvsアーセナルをオールド・トラッフォードで観戦。氏は先月4日もチェルシーvsユナイテッドをスタンフォード・ブリッジで観戦していたことが明らかになっている。 ただ、今回のオールド・トラッフォード訪問をユナイテッドもしくはアーセナルへの移籍と紐付けるには確たる情報がないとのことだ。 契約に分割払いも可能な5000万ユーロ(約84億3000万円)のリリース条項があるシェシュコ本人の意向はというと、今夏の新たな冒険にいたって前向き。 ナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(ナポリ)やスウェーデン代表FWヴィクトル・ギョケレシュ(スポルティングCP)よりは安価、とされるシェシュコだが、果たして。 2024.05.14 13:00 Tue

今夏の去就注目のルカク、チェルシーは移籍金を約66億円に設定か

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オシムヘンは今夏のステップアップ希望も…有力候補チェルシーへの移籍はルカクの去就が影響

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ミランとフェイエノールトがコンタクト…前者はヴァイファーに熱視線、後者は19歳シミッチがお気に入り

ミランとフェイエノールトがコンタクトを取っているそうだ。 イタリア『カルチョメルカート』によると、ミランはフェイエノールトのオランダ代表MFマッツ・ヴァイファー(24)獲得へ本腰を入れる可能性が。”背番号9”問題が解決次第、こちらの協議を本格化させ、本腰を入れるか否か判断するという。 ヴァイファーは上田綺世が所属するフェイエノールトの主軸ボランチ。残念ながらケガでユーロ2024行きを逃すも、3月の代表ウィークまではオランダ代表に定着する実力者だ。 フェイエノールトはヴァイファーに関するミランの照会依頼に応じ、評価額を2500万ユーロ(約42.2億円)に設定。同時に、ミランのセルビア代表DFジャン=カルロ・シミッチ(18)を気に入っており、同選手が今後の交渉に含まれる可能性も排除できないとされる。 シミッチは昨年末のトップチームデビュー戦でいきなりゴールを決めたセンターバック。来季までとなっているミランとの契約の延長交渉が進行中だが、その裏では4月、フルアムとボーンマスからの接触も報じられている。 2024.06.14 12:55 Fri

鈴木彩艶がセリエA挑戦? 正GKにインテル接近のジェノアが後釜としてリストアップ

シント=トロイデンの日本代表GK鈴木彩艶(21)にセリエA挑戦の可能性だ。 今回の代表ウィークではパリ・オリンピックが迫るU-23日本代表の活動に参加したが、フル代表にも絡む存在となる鈴木。昨夏に浦和レッズからシント=トロイデンにレンタル移籍し、公式戦32試合でゴールマウスを守った。 ベルギーを舞台に初の海外挑戦でまとまった出番を掴み、今年2月に浦和からの完全移籍に移行したばかりの鈴木だが、イタリア『スカイ』によると、ジェノアがリストアップしているようだ。 ジェノアでは今季も正GKを務めた元スペイン代表GKホセフ・マルティネス(26)にインテル行きの可能性。クラブ間で最初の交渉が行われ、ジェノアは並行して後釜探しに着手するという。 そこでレアル・オビエドのスペイン人GKレオ・ロマン(23)とともにリスト入りしたのが鈴木とのこと。これからこの話が進展していくのか注目だ。 2024.06.14 12:40 Fri

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