レバークーゼンが前半戦無敗で首位ターン! 敵地で苦戦も後半ATのパラシオス劇的弾で勝ち切る【ブンデスリーガ】
2024.01.14 01:46 Sun
ブンデスリーガ第17節、アウグスブルクvsレバークーゼンが13日にインパルス・アレーナで行われ、アウェイのレバークーゼンが0-1で勝利した。
ここまで13勝3分けの無敗と圧巻の強さを見せ、ヘルプストマイスターに輝いたレバークーゼン。前日に2位のバイエルンが勝利したなか、新年初戦で首位ターンを目指すシャビ・アロンソのチームは、11位のアウグスブルクとのアウェイゲームに臨んだ。
負傷のボニフェイスやアフリカ・ネーションズカップ参戦による主力の不在で普段と異なるメンバー構成で臨んだアウェイチーム。立ち上がりからボールを握る一方、アウグスブルクのメリハリの利いた守備、シンプルに2トップが背後を狙う攻撃に手を焼く。
ジャカやパラシオス、ホフマンといった中央の選手をなかなか効果的に使えないものの、時間の経過とともに2トップをシンプルに遣ったカウンター、フリンポンとグリマルドの両ウイングバックを起点としたサイドアタックでチャンスの糸口を見いだそうとする。
そして、前半半ばを過ぎた辺りから攻勢を強めると、27分にはペナルティアーク付近でフリンポンの横パスを受けたグリマルドがドライブ回転をかけた左足ダイレクトシュートでゴールに迫るが、これは惜しくもクロスバーを叩く。さらに、ジャカのミドルシュート、シックのゴール前でのヘディングシュートで際どいシーンを作り出す。
幾つかチャンスは作りながらも、やや停滞感漂うなかで前半をゴールレスで終えたレバークーゼンは後半も同じメンバーで臨む。引き続き押し込む展開を作り出すと、セットプレーとクロスからジャカ、シックのヘディングシュートで際どいシーンを創出する。
時間の経過とともに再び攻撃が手詰まりになると、スペイン人指揮官は60分過ぎにフロジェクを下げて切り札のヴィルツをピッチに送り込む。すると、投入直後から積極的にボールを受けて散らしてリズムを作る背番号10はボックス内に抜け出して際どいシュートを放つなど早速攻撃を活性化させる。
切り札投入でリズムは生まれたものの、最後のところで仕留め切れないレバークーゼン。徐々に焦りから不用意な形でボールを失う場面が増えると、相手が狙う背後への長いボールから際どいシーンを作られるが、ここはオフサイド判定などに救われて事なきを得る。
その後、0-0のスコアのまま試合は最終盤に突入。88分のホフマンの枠の左隅を捉えたミドルシュートもGKダーメンのファインセーブに阻まれるなどゴールが遠いアウェイチーム。それでも、タフなヘルプストマイスターは土壇場で底力を示した。
5分が加えられた後半アディショナルタイムの94分、ボックス付近で細かく繋いでヴィルツから左のグリマルドにボールが渡ると、スペイン人DFが鋭い折り返しを供給。ボックス中央で見事な右足のファーストタッチで収めたパラシオスがすかさず左足シュートをゴールネットに突き刺した。
そして、善戦アウグスブルクに苦戦しながらも劇的勝利を収めたレバークーゼンが、前半戦を無敗での首位ターンを決めた。
ここまで13勝3分けの無敗と圧巻の強さを見せ、ヘルプストマイスターに輝いたレバークーゼン。前日に2位のバイエルンが勝利したなか、新年初戦で首位ターンを目指すシャビ・アロンソのチームは、11位のアウグスブルクとのアウェイゲームに臨んだ。
ジャカやパラシオス、ホフマンといった中央の選手をなかなか効果的に使えないものの、時間の経過とともに2トップをシンプルに遣ったカウンター、フリンポンとグリマルドの両ウイングバックを起点としたサイドアタックでチャンスの糸口を見いだそうとする。
そして、前半半ばを過ぎた辺りから攻勢を強めると、27分にはペナルティアーク付近でフリンポンの横パスを受けたグリマルドがドライブ回転をかけた左足ダイレクトシュートでゴールに迫るが、これは惜しくもクロスバーを叩く。さらに、ジャカのミドルシュート、シックのゴール前でのヘディングシュートで際どいシーンを作り出す。
徐々にゴールの匂いをさせ始めるなか、37分にはセットプレーからグリマルドのクロスをファーのアンドリヒが頭で合わせるが、ゴール至近距離からのシュートはGKダーメンの好守に阻まれた。
幾つかチャンスは作りながらも、やや停滞感漂うなかで前半をゴールレスで終えたレバークーゼンは後半も同じメンバーで臨む。引き続き押し込む展開を作り出すと、セットプレーとクロスからジャカ、シックのヘディングシュートで際どいシーンを創出する。
時間の経過とともに再び攻撃が手詰まりになると、スペイン人指揮官は60分過ぎにフロジェクを下げて切り札のヴィルツをピッチに送り込む。すると、投入直後から積極的にボールを受けて散らしてリズムを作る背番号10はボックス内に抜け出して際どいシュートを放つなど早速攻撃を活性化させる。
切り札投入でリズムは生まれたものの、最後のところで仕留め切れないレバークーゼン。徐々に焦りから不用意な形でボールを失う場面が増えると、相手が狙う背後への長いボールから際どいシーンを作られるが、ここはオフサイド判定などに救われて事なきを得る。
その後、0-0のスコアのまま試合は最終盤に突入。88分のホフマンの枠の左隅を捉えたミドルシュートもGKダーメンのファインセーブに阻まれるなどゴールが遠いアウェイチーム。それでも、タフなヘルプストマイスターは土壇場で底力を示した。
5分が加えられた後半アディショナルタイムの94分、ボックス付近で細かく繋いでヴィルツから左のグリマルドにボールが渡ると、スペイン人DFが鋭い折り返しを供給。ボックス中央で見事な右足のファーストタッチで収めたパラシオスがすかさず左足シュートをゴールネットに突き刺した。
そして、善戦アウグスブルクに苦戦しながらも劇的勝利を収めたレバークーゼンが、前半戦を無敗での首位ターンを決めた。
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レバークーゼンは19日、U-21ベルギー代表MFノア・エンバンバ(19)をデュッセルドルフにレンタルすることを発表した。 2023年1月にクラブ・ブルージュから2028年6月までの契約でレバークーゼンに加入したセントラルMFのエンバンバ。2023-24シーズンはブンデスリーガ3試合、DFBポカール1試合、ヨーロッパリーグ2試合の出場に留まり、ブンデスリーガ初優勝、DFBポカール優勝を成し遂げたレバークーゼンにおいて出番に恵まれていなかった。 一方、MF田中碧が所属するデュッセルドルフはボーフムとの残留・昇格プレーオフに惜しくも敗れ、来季も2部で戦うことが決まっている。 2024.06.20 07:30 Thu3
バルサ行き浮上のフリンポン、「単なる噂」と一蹴
レバークーゼンのオランダ代表DFジェレミー・フリンポン(23)が去就に関する噂に反応した。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。 2021年1月にセルティックからレバークーゼンへ移籍し、今シーズンはチームのブンデスリーガ無敗優勝などに大きく貢献したフリンポン。攻撃的な右ウイングバックとして公式戦47試合で14ゴール12アシストの成績を残した。 レバークーゼンとの契約は2028年6月まで残すが、今夏のステップアップが噂に。クラブは残留を望む一方、有効期限は不明瞭なものの、4000万ユーロ(約67億5000万円)の契約解除条項が存在するともいわれている。 プレミアリーグをはじめ、数々のビッグクラブからの関心が取り沙汰されるなか、バルセロナが獲得に動いているとの報道も。しかし、フリンポンはこの話題を自らの言葉で一蹴した。 「バルサからの関心? それらは単なる噂だ…噂(の記事)なんて読まない!」 「噂は噂でしかないし、誰でも何とでも言える」 オランダ代表の一員としてユーロ2024の初戦を間近に控えるフリンポンは、6日に行われたカナダ代表との国際親善試合でウイングとしてプレーし、1ゴール1アシストを記録。ユーロ本番でも活躍が期待される。 2024.06.15 13:52 Sat4
ドイツ新王者レバークーゼン、今夏に2人のCB獲得に動くか?
ブンデスリーガ王者のレバークーゼンが、来シーズンに向けてセンターバック2枚の補強を目指しているようだ。ドイツ『シュポルト・ビルト』が報じている。 シャビ・アロンソ体制2年目で盟主・バイエルンを抑えて見事にブンデスリーガ初優勝を果たしたレバークーゼン。来シーズンは続投が決定したスペイン人指揮官の下、リーグ連覇に加え、新フォーマット移行のチャンピオンズリーグ(CL)での成功を目指す。 ただ、今夏の移籍市場においてはバイエルンへのローンバックが濃厚なクロアチア代表DFヨシプ・スタニシッチに加え、ビッグクラブの関心を集めるドイツ代表DFヨナタン・ター、エクアドル代表DFピエロ・ヒンカピエ、ブルキナファソ代表DFエドモン・タプソバの主力3選手の去就が不透明な状況。 そのため、クラブはその穴埋めを含めたセンターバックの補強に着手しているようだ。 報道によると、現在クラブはレアル・マドリーからアラベスにレンタル中のU-21スペイン代表DFラファ・マリン(21)に関心を示しているという。 セビージャ出身のマリンは、2016年にマドリーのカンテラに加入。エル・ブランコの世代別チームで主力を担ってきた191cmのセンターバックは、今シーズン武者修行に出されたアラベスで主力として活躍。フィジカル能力の高さに、左右のサイドバックでもプレー可能な起用さも併せ持つ。 なお、マドリーは今夏の呼び戻しの可能性も検討しており、完全移籍での獲得は難しいが、過去にスペイン代表DFダニエル・カルバハルを獲得した際と同じレンタルあるいは買い戻し条項を含めた形での獲得の可能性は十分にありそうだ。 マリンと同様に候補に挙がるもう1人はボローニャのU-21イタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリ(21)だ。 イタリア屈指の育成組織を誇るローマ育ちの188cmの左利きDFは、ジェノアやバーゼルで研鑽を積んだのち、今シーズンに完全移籍で加入したボローニャで完全にブレイクした。 智将チアゴ・モッタの下でセンターバックと左サイドバックの主軸を担い、持ち味のフィジカル能力や高精度の左足のキックに加えて、戦術眼にも磨きをかけ、より多才なDFとして評価を高める。 ただ、2000万~3000万ユーロ(約33億2000万~49億8000万円)と評価される逸材に対してはユベントスが強い関心を示しており、争奪戦を制する必要がある。 2024.04.25 09:00 Thu5